JP2001069618A - 屋外用ボックスの水切りパッキン - Google Patents

屋外用ボックスの水切りパッキン

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JP2001069618A
JP2001069618A JP24352699A JP24352699A JP2001069618A JP 2001069618 A JP2001069618 A JP 2001069618A JP 24352699 A JP24352699 A JP 24352699A JP 24352699 A JP24352699 A JP 24352699A JP 2001069618 A JP2001069618 A JP 2001069618A
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JP
Japan
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lid
box
piece
packing
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JP24352699A
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English (en)
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Atsushi Nakamoto
篤志 中本
Akinori Uchimura
昭紀 内村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性力を強くすることができ、もって雨水が
浸入しにくくなる屋外用ボックスの水切りパッキンを提
供することにある。 【解決手段】 箱体 1の開口面に取着される蓋体 2を閉
じた状態で蓋体の裏面に密着するとともに蓋体を開いた
状態で箱体外側方向に湾曲した状態を維持する断面空洞
のシール片10に、空洞を前片4dからの距離が異なる位置
として二分割する分割壁12を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋外用ボックスの
開口口縁に取着されて内部に雨水が侵入するのを防止す
る屋外用ボックスの水切りパッキンに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の水切りパッキンとして、特開平
10-108307号に示すものが開示されている。
【0003】この水切りパッキンは、箱体の前片を両側
から挟持する2つの挟持片を有して前片に取着される取
着部と、この取着部に基端が連設され、蓋体を閉じた状
態で蓋体の裏面に密着するとともに蓋体を開いた状態で
箱体外側方向に湾曲した状態を維持する断面空洞のシー
ル片とを有しており、蓋体を閉じた状態で蓋体と箱体と
の隙間に溜まった水が、蓋体を開いた瞬間に箱体内に流
れ込みにくいものとなる。
【0004】シール片は、内部空洞の輪状に形成されて
おり、蓋体を閉じた状態で取着部に連設された基端から
弾性変形して蓋体の裏面に密着するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した屋外用ボック
スの水切りパッキンにあっては、シール片を内部空洞の
輪状に形成しているので、シール片が蓋体の裏面に当接
したときの密着性は良いものの、シール片が蓋体の裏面
に当接したときに直ぐに凹む方向に変形してしまい、弾
性力が弱く、雨水が浸入し易いという問題があった。
【0006】本発明は、かかる事由に鑑みて成されたも
のであり、その目的とするところは、弾性力を強くする
ことができ、もって雨水が浸入しにくくなる屋外用ボッ
クスの水切りパッキンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の屋外用ボックスの水切りパッキ
ンは、一面に開口を有する箱体の開口面に形成した前片
に内側及び外側から挟持する2つの挟持片を嵌め込んで
取着される取着部と、この取着部に基端が連設され、箱
体の開口面に取着される蓋体を閉じた状態で蓋体の裏面
に密着するとともに蓋体を開いた状態で箱体外側方向に
湾曲した状態を維持する断面空洞のシール片と、を備え
た屋外用ボックスの水切りパッキンにおいて、前記シー
ル片に、空洞を前片からの距離が異なる位置として複数
に分割する分割壁を形成した構成としてある。
【0008】請求項2記載の屋外用ボックスの水切りパ
ッキンは、請求項1のもののシール片は、内部空洞で分
割壁を形成したシール片本体と、このシール片本体に連
設されて蓋体の裏面に密着する密着部とを備え、前記密
着部をシール片本体よりも細く形成した構成としてあ
る。
【0009】請求項3記載の屋外用ボックスの水切りパ
ッキンは、請求項2のものの密着部に、その先端からの
距離が異なった位置で蓋体の裏面に密着する複数の突起
片を設けた構成としてある。
【0010】請求項4記載の屋外用ボックスの水切りパ
ッキンは、請求項1乃至請求項3のもののシール片を軟
質材にて形成するとともに前記取着部を硬質材にて形成
した構成としてある。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の実施形態
1の屋外用ボックスの水切りパッキンを図1乃至図3に
基づいて説明する。この水切りパッキンが取着される屋
外用ボックスは、図1に示すように、一面に開口を有す
る箱体 1と、この箱体 1の開口を塞ぐ蓋体 2とにより構
成されている。
【0012】箱体 1は、積算電力量計や開閉器等の電気
機器(図示せず)を取着する底板 3及びこの底板 3の四
周から立設する四周側板 4により一面に開口を有する形
状に形成されている。四周側板 4は、基端が底板 3に連
設された四周側板本体4aと、この四周側板本体4aに対し
て各々内方へ折曲形成されて蓋体 2の裏面に対向する対
向片4bと、この対向片4bに連設されて蓋体 2方向に延出
した立上片4cと、この立上片4cに対して各々外方へ折曲
形成されて蓋体 2の裏面に対向する前片4dとから構成さ
れている。
【0013】蓋体 2は、図1に示すように、丸みを有す
る蓋本体2aとこの蓋本体2aの四周から箱体 1の対向片4b
近傍で対向片4bに対して平行に箱体内部方向に延出した
内向片2bとを有し、内向片2bが立上片4cよりも外側から
延出形成されている。この蓋体 2は、一端側に箱体 1に
回動自在に支持される蝶番 5を有するとともに他端側に
箱体 1の開口を閉じた状態で保持する施錠部 6を有し、
施錠部 6を操作することにより蝶番 5を中心として箱体
1の開口を閉じたり開いたりすることができるようにな
っている。
【0014】次に、この屋外用ボックスの前片4dに取着
される水切りパッキンについて説明すると、水切りパッ
キンは、ゴム等の弾性を有する合成樹脂で全体を一体の
紐状に形成し、前片4dを箱体 1内側(図2において上
側)及び箱体 1外側(図2において下側)から挟持する
2つの挟持片 8,9を有して前片4dに取着される取着部 7
と、この取着部 7に基端が連設され、蓋体 2を閉じた状
態で蓋体 2の裏面に密着するとともに、図2及び図3に
示すように、蓋体 2を開いた状態で箱体 1外側方向に湾
曲した状態を維持する断面空洞のシール片10とを備えて
いる。
【0015】取着部 7は硬質材の合成樹脂で形成され、
上述したように前片4dを両側から挟持する2つの挟持片
8,9を有している。これら2つの挟持片 8.9の各々の内
面には、前片4dに直接当接する突条11が形成されてお
り、前片4dとの密着性をより強固なものとしている。
【0016】シール片10は、軟質材の合成樹脂で分割壁
12により略8字状の断面空洞に形成され、図1及び図2
に示すように、蓋体 2を閉めた状態のときには、蓋体 2
の裏面に密着するとともに、図3に示すように、蓋体 2
を開いた状態のときには、箱体 1外側方向に湾曲した状
態を維持する。これにより、図1及び図2に示す蓋体2
を閉じた状態で蓋体 2と箱体 1との隙間(蓋体 2の内向
片2b及び箱体 1の対向片4b間)から雨水が浸入した場合
には、シール片10が蓋体 2の裏面に密着するとともに外
側方向に湾曲しているので、図2の矢印Xで示すよう
に、雨水がシール片10の先端ではね返ることになって、
箱体 1内部に浸入しにくくなっている。
【0017】このシール片10は、図3に示すように、空
洞を前片4dから異なる位置として二分割する分割壁12が
形成され、図2に示すように、シール片10が蓋体 2の裏
面に当接してシール片10の空洞部分が凹むのを防止し易
くなり、もってシール片10の弾性力を強くすることがで
き、更に雨水が浸入しにくくなっている。また、シール
片10は、 内部空洞で分割壁12を形成したシール片本体 1
0aと、このシール片本体 10aに連設されて蓋体 2の裏面
に密着する密着部 10bとを備えている。
【0018】この密着部 10bは、シール片本体 10aより
も細く形成されており、シール片10が蓋体 2の裏面に当
接したときに密着部 10bが曲がり易くなり、蓋体 2を閉
じる作業が容易となるようになっている。また、密着部
10bの先端側には、その先端からの距離が異なった位置
で蓋体 2の裏面に密着する2つの突起片 10c,10cが設け
られており、万が一、外側の突起片 10cで防ぎきれなか
った雨水の浸入を次の内側の突起片 10cで防ぐことがで
き、更に雨水が浸入しにくくなっている。
【0019】なお、本実施形態によれば、分割壁を一つ
とし、空洞部分を二分割に形成しているが、分割壁を二
つ以上形成すれば、更にシール片の弾性力を強くするこ
とができる。また、密着部の突起片は二つ形成している
が、三つ以上形成すれば、更に雨水の浸入を防止するこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の屋外用ボックスの水切り
パッキンによれば、一面に開口を有する箱体の開口面に
形成した前片に内側及び外側から挟持する2つの挟持片
を嵌め込んで取着される取着部と、この取着部に基端が
連設され、箱体の開口面に取着される蓋体を閉じた状態
で蓋体の裏面に密着するとともに蓋体を開いた状態で箱
体外側方向に湾曲した状態を維持する断面空洞のシール
片と、を備えた屋外用ボックスの水切りパッキンにおい
て、前記シール片に、空洞を前片からの距離が異なる位
置として複数に分割する分割壁を形成したので、シール
片が蓋体の裏面に当接してシール片の空洞部分が凹むの
を分割壁で防止し易くなり、もってシール片の弾性力を
強くすることができ、雨水が浸入しにくくなる。
【0021】請求項2記載の屋外用ボックスの水切りパ
ッキンによれば、シール片は、内部空洞で分割壁を形成
したシール片本体と、このシール片本体に連設されて蓋
体の裏面に密着する密着部とを備え、前記密着部をシー
ル片本体よりも細く形成したので、シール片が蓋体の裏
面に当接したときに密着部が曲がり易くなり、請求項1
記載の効果に加え、蓋体を閉じる作業が容易となる。
【0022】請求項3記載の屋外用ボックスの水切りパ
ッキンによれば、密着部に、その先端からの距離が異な
った位置で蓋体の裏面に密着する複数の突起片を設けた
ので、外側の突起片で防ぎきれなかった雨水の浸入を次
の内側の突起片で防ぐことができ、請求項2記載の効果
に加え、更に雨水が浸入しにくくなる。
【0023】請求項4記載の屋外用ボックスの水切りパ
ッキンによれば、シール片を軟質材にて形成するととも
に前記取着部を硬質材にて形成したので、蓋体に対する
シール片の密着性が増し、請求項1乃至請求項3記載の
効果に加え、更に雨水が浸入しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示す断面図である。
【図2】同上の要部拡大図である。
【図3】同上の蓋体を外した説明図である。
【図4】同上の水切りパッキンを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 箱体 2 蓋体 4d 前片 7 取着部 8,9 挟持片 10 シール片 12 分割壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AB03 AB12 AB33 AB64 BA06 BA12 BB02 BB14 BB16 BC03 BC05 BD03 CA03 EC11 ED04 ED06 ED13 ED23 FA07 GA06 GA23 GA29 GB99 5G016 AA03 CG24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に開口を有する箱体の開口面に形成
    した前片に内側及び外側から挟持する2つの挟持片を嵌
    め込んで取着される取着部と、この取着部に基端が連設
    され、箱体の開口面に取着される蓋体を閉じた状態で蓋
    体の裏面に密着するとともに蓋体を開いた状態で箱体外
    側方向に湾曲した状態を維持する断面空洞のシール片
    と、を備えた屋外用ボックスの水切りパッキンにおい
    て、 前記シール片に、空洞を前片からの距離が異なる位置と
    して複数に分割する分割壁を形成したことを特徴とする
    屋外用ボックスの水切りパッキン。
  2. 【請求項2】 前記シール片は、内部空洞で分割壁を形
    成したシール片本体と、このシール片本体に連設されて
    蓋体の裏面に密着する密着部とを備え、前記密着部をシ
    ール片本体よりも細く形成したことを特徴とする請求項
    1記載の屋外用ボックスの水切りパッキン。
  3. 【請求項3】 前記密着部に、その先端からの距離が異
    なった位置で蓋体の裏面に密着する複数の突起片を設け
    たことを特徴とする請求項2記載の屋外用ボックスの水
    切りパッキン。
  4. 【請求項4】 前記シール片を軟質材にて形成するとと
    もに前記取着部を硬質材にて形成したことを特徴とする
    請求項1乃至請求項3記載の屋外用ボックスの水切りパ
    ッキン。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234077A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Nok Corp ガスケットによる密封構造
CN1323572C (zh) * 2003-05-30 2007-06-27 株式会社京浜 电路板的容纳盒
JP2009158899A (ja) * 2007-12-28 2009-07-16 Kenwood Corp 防滴パッキング
JP2018129382A (ja) * 2017-02-08 2018-08-16 日東工業株式会社 電気機器収納箱用パッキンとこれを用いた両扉式の電気機器収納用箱

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