JP2001069358A - 画像処理装置およびその方法、並びに、記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置およびその方法、並びに、記憶媒体

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JP2001069358A JP24171899A JP24171899A JP2001069358A JP 2001069358 A JP2001069358 A JP 2001069358A JP 24171899 A JP24171899 A JP 24171899A JP 24171899 A JP24171899 A JP 24171899A JP 2001069358 A JP2001069358 A JP 2001069358A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ転送における単位データ長の都合で、
4ビットで五階調を表すような冗長度の高い情報をプリ
ンタへ転送したのでは、はなはだ効率が悪い。 【解決手段】 量子化部201は、多値の画像データを五
値に量子化して、五値を表現可能な4ビットのコードと
して出力する。データ圧縮部202は、4ビットのコードを
三画素分集めて、8ビットのコードに変換する。パッキ
ング部203は、8ビットのデータを16ビット単位のデータ
にまとめてプリンタへ転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置および
その方法、並びに、記憶媒体に関し、例えば、画像デー
タを量子化する画像処理装置およびその方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタのような、出力
可能な階調数が極めて限定されるプリンタを用いる場
合、ホストコンピュータ上のプリンタドライバによる量
子化処理によって、画像データの階調数をプリンタが表
現可能な階調数に低下させた後、ホストコンピュータか
らプリンタへ画像データを転送する。
【0003】プリンタが高解像度になるにつれて、転送
すべき画像データの量も増大し、ホストコンピュータか
らプリンタへ画像データを転送するのに必要な時間が増
え、ひいては印刷スループットの低下につながってい
る。このような場合、濃度パターン法を利用して、プリ
ンタドライバはその濃度パターンの階調情報のみをプリ
ンタへ送り、プリンタ側で、受信した階調情報を基にド
ットに変換する方法がある。この場合、二値データをそ
のままホストコンピュータからプリンタへ転送するより
もデータ量が少なく済む。例えば、プリンタの解像度が
600dpiで、プリンタが出力するドットを縦横2ドットず
つ計4ドット集めて単位濃度パターンにすると、この単
位濃度パターンにより、図1に示すように、五階調を表
現することができる。つまり、プリンタドライバは、30
0dpiの画素情報に対して、五値の量子化処理を行い、そ
の階調情報のみをプリンタに送ることで、擬似的に連続
階調の画像をプリンタに出力させることが可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した方法で、ホス
トコンピュータからプリンタへ画像データを転送する場
合は、例えば前述した五値の量子化データを所定ビット
長の量子化コードで表現し、さらにその量子化コードを
パックしてデータ転送する。このパッキング処理の関係
上(データ転送が8ビットや16ビット単位だから)、量
子化コードのビット長は2ビット、4ビットまたは8ビッ
トになり、五値の量子化データの場合は4ビットの量子
化コードが利用される。従って、4ビットで表現可能な
階調数16に対して、五値分の階調情報しかもたないた
め、非常に冗長度の高い情報になる。
【0005】4ビットで五階調を表すような冗長度の高
い情報でも、データ転送速度や、プリンタのメモリ容量
などに余裕がある内はよいが、プリンタが高解像度かつ
高速化されると、データ転送速度や、プリンタが保持可
能なデータ量が問題になる。つまり、4ビットで五階調
を表すような冗長度の高い情報をプリンタへ転送したの
では、はなはだ効率が悪いことになる。
【0006】単位濃度パターンは変えずに、この問題を
回避するためには、階調数を五値から四値に落せば、量
子化コードは2ビットで済む。しかし、階調数を落とす
ことによって、階調の飛び、疑似輪郭の発生、粒状感の
増加などが発生して出力画像の画質を低下させることに
なり、好ましくない。
【0007】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、画質を劣化させることなく画像データを量子
化して、冗長度の低い量子化データを生成することがで
きる画像処理装置およびその方法、並びに、そのような
画像処理方法のプログラムコードが記録された記憶媒体
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0009】本発明にかかる画像処理装置は、多値の画
像データをN値に量子化し、前記N値を表現可能なKビッ
トのコードとして出力する量子化手段と、前記Kビット
のコードをM画素分集めて、L(M×K>L)ビットのコー
ドに変換する変換手段と、前記変換手段から出力される
データを所定ビット単位のデータにまとめて出力する出
力手段とを有することを特徴とする。
【0010】好ましくは、前記所定ビット単位は前記L
ビットの自然数倍であり、前記所定ビット単位のデータ
は画像形成装置へ転送されることを特徴とする。
【0011】本発明にかかる画像処理方法は、多値の画
像データをN値に量子化して、前記N値を表現可能なKビ
ットのコードとして出力し、前記KビットのコードをM画
素分集めて、L(M×K>L)ビットのコードに変換し、前
記変換手段から出力されるデータを所定ビット単位のデ
ータにまとめて出力することを特徴とする。
【0012】本発明にかかる記録媒体は、画像処理のプ
ログラムコードが記録された記憶媒体であって、前記プ
ログラムコードは少なくとも、多値の画像データをN値
に量子化して、前記N値を表現可能なKビットのコードと
して出力するステップのコードと、前記Kビットのコー
ドをM画素分集めて、L(M×K>L)ビットのコードに変
換するステップのコードと、前記変換手段から出力され
るデータを所定ビット単位のデータにまとめて出力する
ステップのコードとを有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像処理装置を図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
【第1実施形態】[構成]図2は本実施形態の画像処理シ
ステムの構成例を示すブロック図である。
【0015】ホストコンピュータ101上で稼働する画像
を作成および編集するアプリケーションソフトウェア10
2は、作成および/または編集された画像の画像データを
画像処理部103へ出力する。アプリケーションソフトウ
ェア102が出力する画像データは、画像が連続階調であ
れば例えばRGBまたはCMYK各色8ビットの多値データにな
る。
【0016】ホストコンピュータ101上で稼働する例え
ばプリンタドライバのような画像処理部103は、入力さ
れる画像データに量子化処理や圧縮処理などを施して、
例えばインクジェットプリンタのようなプリンタ104に
転送すべき画像データを生成する。
【0017】プリンタ104へ入力された画像データはRAM
105に格納される。RAM105に格納された画像データは画
像処理部103により圧縮されているため、復号部106によ
り印刷すべき画像データに伸長される。伸長された画像
データはエンジン部107に送られ、画像データに基づく
画像が形成され出力される。
【0018】[画像処理部]図3は画像処理部103の構成
例を示すブロック図である。
【0019】量子化部201は、入力される多値(例えば
各色8ビット、256階調)の画像データをCMYまたはCMYK
各色N値の画像データに変換する。なお、本実施形態に
おいてはN=5、つまり五値の量子化が行われる場合を説
明する。また、量子化を行う際に発生する量子化誤差を
補正するために疑似中間調処理を行うので、最終的に出
力される画像は連続階調を有する。疑似中間調処理に
は、公知の誤差拡散処理やディザ処理などが利用され
る。
【0020】データ圧縮部202は、量子化された画像デ
ータを画素単位に入力する。本実施形態では五値に量子
化されているため、量子化データは一画素当たり4ビッ
トである。この4ビット/画素のデータは、データ圧縮部
202の後述する圧縮処理によって、三画素当たり8ビット
のデータに圧縮されてパッキング部203へ送られる。
【0021】パッキング部203は、データ圧縮部202から
入力される圧縮データを、ホストコンピュータ101から
プリンタ102への転送単位にパッキング処理する。例え
ば、ホストコンピュータ101からプリンタ102へのデータ
転送が16ビット単位の場合、8ビットの圧縮データが二
つまとめられて、16ビットのデータにパックされる。
【0022】[データ圧縮部]図4はデータ圧縮部202の
処理構成を説明するブロック図である。
【0023】スイッチ301は、五値に量子化された4ビッ
トの画素データを、図5に示すように、画素単位に入力
し、入力される画素データを3n、3n+1および3n+2の三画
素周期に分けて出力する。図5の例では、画素aおよびd
は3n番目、画素bおよびeは3n+1番目、画素cおよびfは3n
+2番目の画素として振り分けられて出力される。なお、
画素データはそれぞれ4ビットであるが、五値を表現す
るには例えば‘0000’‘0001’‘0010’‘0011’および
‘0100’で表現できるから、上位1ビットは不要であ
る。そのため、スイッチ301から出力すべきビットは3ビ
ットでよい。
【0024】次に、この三画素周期に振り分けられた画
素データの3n番目および3n+1番目をルックアップテーブ
ル(LUT)302に入力して、図6に示すテーブル例に従い、5
ビットのデータに変換させる。これによりデータが1ビ
ット削減されることになるが情報の欠落はない。何故か
というと、一画素分の3ビットデータは五値分の情報し
かもたないため、二画素分のデータを集めても5×5=25
通りの情報しか存在しない。従って、5ビットで二画素
分の情報を欠落なく表現することができる。さらに、こ
の5ビットのデータと、3n+2番目の画素データである3ビ
ットとがひとまとめにされて、8ビットの情報としてデ
ータ圧縮部202から出力される。
【0025】また、データ圧縮部202としては、図4の構
成に限らず、図7に示す構成も可能である。つまり、三
画素各4ビットの画素データをすべてLUT601に入力し
て、8ビットに変換させることも可能である。ただし、
プリンタドライバのようなソフトウェアで処理を行う場
合は、図6に示す構成の方が処理負荷が軽く済むという
利点がある。
【0026】[復号部]上記のようにして圧縮された画
像データは、プリンタ104へ転送され、RAM105に格納さ
れる。復号部106は、エンジン部107の画像形成タイミン
グに合わせて、RAM105に格納された画像データを復号
(伸長)する。
【0027】図8は復号部106の構成例を示すブロック図
である。
【0028】復号部106は、基本的に、図4に示したデー
タ圧縮部202と逆の処理を行うものである。つまり、入
力した8ビットから切り出した5ビットを、データ圧縮部
202のLUT302と逆の変換を行うLUT701に入力し、二画素
分の各3ビットの画素データに変換させる。そして、LUT
701から出力される二画素分の画素データと、8ビットの
残り3ビットの画素データとを合わせてスイッチ702に入
力して、連続する三画素分の画素データを復元する。そ
して、最終的に、量子化された画素データを基に、図1
に示した五通りのドットパターンを生成するために、ス
イッチ702から出力される画素データをパターンテーブ
ル703に供給する。
【0029】このように、本実施形態によれば、一画素
当たり4ビットの情報を三画素当たり8ビットに圧縮して
プリンタ104へ送り、RAM105へ格納させることができ
る。従って、転送およびRAM105へ格納される画像データ
は、一画素当たり8/3=2.67ビットになり、効率のよいデ
ータ転送および格納が可能になる。また、本実施形態の
圧縮方法によれば、画像データは可逆圧縮され、JPEGな
どの不可逆圧縮を行う場合につきものの圧縮に伴う情報
の欠落もなく、圧縮による画質劣化が発生しない。
【0030】
【第2実施形態】以下、本発明にかかる第2実施形態の画
像処理装置を説明する。なお、本実施形態において、第
1実施形態と略同様の構成については、同一符号を付し
て、その詳細説明を省略する。
【0031】第2実施形態は、第1実施形態で説明したデ
ータ圧縮部102による圧縮処理を、画像データによりオ
ンオフ制御するものである。図9は第2実施形態の画像処
理部103の構成例を示すブロック図で、図3に示した第1
実施形態の構成にデータ圧縮制御部204が追加されてい
る。データ圧縮制御部204は、例えば画像処理部103に入
力される画像データのサイズを基に処理に必要なメモリ
量、つまり画像処理部103が必要とするメモリ量を算出
する。そして、必要なメモリ量に比べて、画像処理部10
3が利用可能なメモリ量が不足する場合は、圧縮処理を
行わないように、データ圧縮部202が画像データをスル
ーパスするように制御する。
【0032】図10は画像データサイズ、必要なメモリ
量、利用可能なメモリ量および圧縮処理のオンオフの関
係を説明する図である。なお、圧縮処理オンオフのボー
ダラインは、画像処理部103が利用可能なメモリ量に応
じて固定的であってもよいし、動的に変化するようにし
てもよい。
【0033】このような処理を必要とする理由を簡単に
説明する。インクジェットプリンタなどのシリアルプリ
ンタにおいては、画像データサイズによって印刷スピー
ドが大きく変わり、ホストコンピュータ101に要求され
る処理スピードも変化する。従って、画像データサイズ
に無関係に圧縮処理をオンにしておくと、画像データサ
イズが小さい場合は、圧縮処理の負荷が大きく、プリン
タ104の印刷スピードに対して、ホストコンピュータ101
のデータ転送が問に合わなくなる可能性がある。元々画
像データサイズが小さければ、プリンタ104のRAM105の
メモリ量を考慮して圧縮する必要もないので、画像処理
部103の処理負荷を上げないために、データ圧縮部202に
よる圧縮処理をオフにするのが好ましい。
【0034】このように、本実施形態によれば、画像処
理部103の圧縮処理を画像データサイズによってオンオ
フ制御するため、比較的大きなデータサイズの場合は効
率のよいデータ転送および格納が可能になり、比較的小
さなデータサイズの場合は圧縮処理による処理負荷の増
大を抑えること可能になる。
【0035】
【第3実施形態】以下、本発明にかかる第3実施形態の画
像処理装置を説明する。なお、本実施形態において、第
1実施形態と略同様の構成については、同一符号を付し
て、その詳細説明を省略する。
【0036】第1実施形態におけるデータ圧縮処理はホ
ストコンピュータ101側で行われる。これに対して、第3
実施形態におけるデータ圧縮処理は、プリンタ104側で
行われる。図11は第3実施形態の画像処理システムの構
成例を示すブロック図である。
【0037】本実施形態では、ホストコンピュータ101
側で圧縮処理を行わないため、量子化処理された画像デ
ータがそのまま、画像処理部103からプリンタ104へ転送
される。従って、第1実施形態で説明した例では、五値
に量子化された4ビットの画像データがそのままプリン
タ104へ転送される。プリンタ104へ入力された画像デー
タは、圧縮部108において第1実施形態で説明したのと同
じ方法で圧縮されて、RAM105に格納される。
【0038】本実施形態によれば、画像データの圧縮お
よび伸長処理はともにプリンタ104側で行われるので、
画像処理部103が必要とする圧縮処理およびその際のデ
ータ格納に必要なメモリ量を削減することができる。従
って、ホストコンピュータ101における圧縮処理によっ
て処理負荷が増大し、その結果、印刷スループットが低
下する問題を回避することができる。
【0039】
【第4実施形態】以下、本発明にかかる第4実施形態の画
像処理装置を説明する。なお、本実施形態において、第
1実施形態と略同様の構成については、同一符号を付し
て、その詳細説明を省略する。
【0040】第4実施形態は、とくにカラー画像を出力
する場合に、量子化誤差が目立ち難い色に対しては量子
化を粗くしてデータ量の削減を行い、量子化誤差が目立
ち易い色に対してはデータ圧縮によるデータ量の削減を
行うものである。
【0041】インクジェットプリンタに代表される画像
出力装置によってカラー画像を形成する場合、例えばシ
アン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)お
よびブラック(Black)の異なる四色のインクを混合して
カラー画像を形成する。このため、画像処理における色
変換処理において、各インクの使用率を入力画像データ
に合わせて決定し、さらに、色ごとに画像データを量子
化する。
【0042】図12は第4実施形態の画像処理部の構成例
を示すブロック図である。アプリケーションソフトウェ
ア102から出力される例えばRGB24ビットのカラー画像デ
ータは、色処理部205に入力されてCyan、Magenta、Yell
owおよびBlack(以下ではC、M、YおよびKと略す)の四
色の多値(例えば8ビット)データに色分解される。そ
して、各色のデータは、対応する量子化部201C、201M、
201Kまたは201Yに入力され、それぞれ独立に量子化され
る。
【0043】CMYK四色においては、Y色のドットが人間
の目には極めてみにくい。従って、Y色の画像データの
量子化が粗くても、その分、形成されるY色成分画像の
量子化誤差は目立ち難い。そこで、この性質を利用し
て、図13に示すように、CMKの三色については2×2ドッ
トで表現される五階調を用い、Y色については一階調減
らして四階調で表現することにする。従って、C、Mおよ
びK色の画像データは、量子化部201C、201Mおよび201K
により五階調に量子化され、データ圧縮部202C、202Mお
よび202Kにより第1実施形態と同様のデータ圧縮処理が
施されてパッキング部203へ入力される。一方、Y色の画
像データは、量子化部201Yにより四階調に量子化され
る。四階調は2ビットで表現することが可能であるか
ら、Y色の画像データは圧縮せずに、パッキング部203へ
送られる。
【0044】本実施形態によれば、色成分ごとに量子化
誤差が画質に与える影響が異なる性質を利用して、デー
タ圧縮を行う色成分と行わない色成分に分けて処理を行
う。従って、画像処理全体の処理負荷を下げることがで
き、画質への影響も最小限に抑えることが可能になる。
【0045】なお、第4実施形態は、第1実施形態の構成
に組み込まれるだけでなく、第2実施形態の構成に組み
込み得ることは言うまでもない。
【0046】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0047】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることはいうまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることはいうまでもない。
【0048】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることはいうまでもない。
【0049】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した図3、図9および/または
図12に示す機能構成に対応するプログラムコードが格納
されることになる。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、画
質を劣化させることなく画像データを量子化して、冗長
度の低い量子化データを生成する画像処理装置およびそ
の方法、並びに、そのような画像処理方法のプログラム
コードが記録された記憶媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】濃度パターンの一例を示す図、
【図2】第1実施形態の画像処理システムの構成例を示
すブロック図、
【図3】図1に示す画像処理部の構成例を示すブロック
図、
【図4】図3に示すデータ圧縮部の処理構成を説明する
ブロック図、
【図5】データ圧縮部の処理を説明するための図、
【図6】図4に示すLUTの変換テーブルの一例を示す図、
【図7】図3に示すデータ圧縮部の他の構成例を示すブ
ロック図、
【図8】図2に示す復号部の構成例を示すブロック図、
【図9】第2実施形態の画像処理部の構成例を示すブロ
ック図、
【図10】画像データサイズ、必要なメモリ量、利用可
能なメモリ量および圧縮処理のオンオフの関係を説明す
る図、
【図11】第3実施形態の画像処理システムの構成例を
示すブロック図、
【図12】第4実施形態の画像処理部の構成例を示すブ
ロック図、
【図13】第4実施形態における濃度パターンの一例を
示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田鹿 博司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 藤田 美由紀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 川床 徳宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 枝村 哲也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 前田 哲宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C262 AA02 AA24 AB19 DA17 GA08 GA12 5B021 AA01 BB12 LG07 LG08 5B057 AA11 CA08 CA12 CB08 CB12 CC01 CE11 CH14 DB02 DB09 5C077 LL20 MP01 NP01 PQ30 RR05 RR21 TT02 TT10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値の画像データをN値に量子化し、前
    記N値を表現可能なKビットのコードとして出力する量子
    化手段と、 前記KビットのコードをM画素分集めて、L(M×K>L)ビ
    ットのコードに変換する変換手段と、 前記変換手段から出力されるデータを所定ビット単位の
    データにまとめて出力する出力手段とを有することを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記所定ビット単位は前記Lビットの自
    然数倍であり、前記所定ビット単位のデータは画像形成
    装置へ転送されることを特徴とする請求項1に記載され
    た画像処理装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記変換手段による処理に必要
    なメモリ量を算出して、その結果に応じて前記変換手段
    を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載された画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、算出される必要なメモ
    リ量が、前記変換手段が利用可能なメモリ量より大きい
    場合、前記変換手段をスルーパス状態に制御することを
    特徴とする請求項3に記載された画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記量子化手段および前記変換手段は、
    画像データの色成分に応じた処理を行うことを特徴とす
    る請求項1から請求項4の何れかに記載された画像処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記量子化手段は、量子化誤差が目立ち
    易い色成分の画像データは前記N値で量子化し、量子化
    誤差が目立ち難い色の画像データはN'(<N)値で量子
    化することを特徴とする請求項5に記載された画像処理
    装置。
  7. 【請求項7】 前記変換手段は、前記量子化誤差が目立
    ち難い色成分の画像データには前記変換処理を施さない
    ことを特徴とする請求項6に記載された画像処理装置。
  8. 【請求項8】 多値の画像データをN値に量子化して、
    前記N値を表現可能なKビットのコードとして出力し、 前記KビットのコードをM画素分集めて、L(M×K>L)ビ
    ットのコードに変換し、 前記変換手段から出力されるデータを所定ビット単位の
    データにまとめて出力することを特徴とする画像処理方
    法。
  9. 【請求項9】 画像処理のプログラムコードが記録され
    た記憶媒体であって、前記プログラムコードは少なくと
    も、 多値の画像データをN値に量子化して、前記N値を表現可
    能なKビットのコードとして出力するステップのコード
    と、 前記KビットのコードをM画素分集めて、L(M×K>L)ビ
    ットのコードに変換するステップのコードと、 前記変換手段から出力されるデータを所定ビット単位の
    データにまとめて出力するステップのコードとを有する
    ことを特徴とする記憶媒体。
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