JPH09107480A - 画像符号化方法 - Google Patents

画像符号化方法

Info

Publication number
JPH09107480A
JPH09107480A JP8204374A JP20437496A JPH09107480A JP H09107480 A JPH09107480 A JP H09107480A JP 8204374 A JP8204374 A JP 8204374A JP 20437496 A JP20437496 A JP 20437496A JP H09107480 A JPH09107480 A JP H09107480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
pixels
partial
sub
memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8204374A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3744610B2 (ja
Inventor
Richard W Bunce
リチャード・ダブリュー・バンス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hewlett Packard Co filed Critical Hewlett Packard Co
Publication of JPH09107480A publication Critical patent/JPH09107480A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3744610B2 publication Critical patent/JP3744610B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/41Bandwidth or redundancy reduction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/41Bandwidth or redundancy reduction
    • H04N1/411Bandwidth or redundancy reduction for the transmission or storage or reproduction of two-tone pictures, e.g. black and white pictures
    • H04N1/413Systems or arrangements allowing the picture to be reproduced without loss or modification of picture-information
    • H04N1/415Systems or arrangements allowing the picture to be reproduced without loss or modification of picture-information in which the picture-elements are subdivided or grouped into fixed one-dimensional or two-dimensional blocks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/41Bandwidth or redundancy reduction
    • H04N1/4105Bandwidth or redundancy reduction for halftone screened pictures

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】拡張解像度ハーフトーン画像の符号化および復
号方法を提供する。 【解決手段】画像は、複数のサブピクセルを含む複数の
ピクセルによって表現される。符号化プロセスにおい
て、先ず、複数ピクセルから1つのピクセル集合を選択
し、該集合内の多くとも1つのピクセルが特定の値にセ
ットされたサブピクセル部分集合を有するように上記ピ
クセル集合を統合する。該集合の完全オンおよび完全オ
フのピクセルがビットマップに記憶される。サブピクセ
ルの半分を越えるサブピクセルがオンにセットされてい
る場合対応するビットをビットマップに記憶する。次
に、部分ピクセルの位置がメモリに記憶される。最後
に、上記対応するビットとの組み合わせで、上記多くと
も1つのピクセル内で上記特定の値にセットされている
サブピクセルの数を示す識別子を上記メモリに記憶す
る。復号は符号化の逆動作で実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続階調グレイス
ケール画像のデジタル・ハーフトーン化および印刷に関
するもので、特に、ハーフトーン化された画像を表すデ
ジタル情報を効率的に符号化し記憶する方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】連続階調グレイスケール画像のデジタル
・ハーフトーン化および印刷のプロセスにおいて、ハー
フトーン解像度と生成される階調数の間でトレードオフ
が一般的に存在する。より大きな辺細部を達成するため
解像度を増大すれば、使用可能な階調度数は減少し、輪
郭の深みおよび円滑性がそれに応じて劣化する。例え
ば、600dpi印刷装置について、1インチ当たり7
0行(@45度)の古典的スクリーンから1インチ当た
り106行スクリーンへ変更すれば、非ゼロの階調度数
は72から32へ減少する。ハーフトーン化技術に関す
る詳細情報は、 R.Ulichney氏著"Digital halftoning"
(ISBN 0-262-21009-6)に記載されている。
【0003】最も直接的な解決方法は、印刷装置の解像
度を増加させることである。例えば、600dpiから
1200dpiの印刷装置へ変更することによって、使
用可能階調度数は4倍となる。しかしながら、より高い
解像度のための印刷メカニズムのコスト増および4倍に
増加したビットマップのためのメモリ容量の増加という
問題が派生する。
【0004】インクジェットおよびレーザ印刷装置のよ
うなハードコピー・ラスタ出力装置は、プリント・ヘッ
ドまたはレーザ走査方向の装置解像度を拡張することに
よって階調度の増加を達成することがきる。この拡張解
像度方式におけるハーフトーン化された画像の品質は最
高である。しかし、その結果のハーフトーンは、メモリ
および記憶のための圧縮動作を相応に必要とする。60
0×2400dpi装置として使用されるレーザ印刷装
置は、所与のハーフトーン画面について4倍の階調度数
を印刷することができる。しかし、ビットマップのメモ
リ要求容量は、1200dpiに関する場合と同様に4
倍増大する。
【0005】拡張解像度を使用するためのビットマップ
・メモリ増大を回避するため、画像をリアルタイムでハ
ーフトーン化し、ビットマップ・メモリでの中間記憶を
省略して印刷装置へ直接送ることができる。しかし、テ
キストや図形のような非画像エレメントが印刷ページに
含まれていることがある。それらのエレメントは、ハー
フトーン画像に上重ねされたり、マスクしたり、または
ハーフトーン画像に論理的動作を行ってハーフトーンン
画像と共にメモリに記憶されている場合がある。データ
圧縮が、ハーフトーン画像に適用され、必要なビットマ
ップ・メモリ容量を減らし、リアルタイムで伸張された
出力が印刷装置へ送られる。しかし、非画像ページ・エ
レメントに関する動作が、頻繁な伸張、修正および再圧
縮を必要として、このため処理性能が顕著に劣化する。
加えて、両面ページ印刷は、ビットマップを逆順にアク
セスすることが多いのでほとんどの伸張方式を使用でき
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、必要メモリ容
量の増加に比較してハーフトーン画像の階調度数が飛躍
的に拡大する効率的画像符号化方法および装置が必要と
される。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像を符号化
する方法である。画像は、複数のピクセルによって表現
され、各ピクセルは多数のサブピクセルを含む。最初
に、複数ピクセルから1つのピクセル集合が定義され
る。該集合の中の多くとも1つのピクセルが第1の値に
設定された複数のサブピクセル部分集合を持つように、
該ピクセル集合は統合される。(このように第1の値に
設定された複数のサブピクセルを持つピクセルを本明細
書では部分集合と呼ぶ)。上記第1の値に設定されたサ
ブピクセルのすべてを持つ該集合中の部分ピクセル、お
よび、上記第1の値に設定されてないサブピクセルのす
べてを持つ該集合中のピクセルが、メモリ上のビットマ
ップに記憶される。最後に、部分ピクセルがメモリ上で
符号化される。
【0008】符号化プロセスを実行するため、第1に、
部分ピクセルが、設定されたサブピクセルの半分以上を
持つ場合、ビットマップの対応するビットがオンに設定
され、当該部分ピクセルが、設定されたサブピクセルの
半分以上を持っていない場合には、ビットマップの対応
するビットはゼロにされる。次に、部分ピクセルの位置
がメモリに記憶される。最後に、識別子がメモリに記憶
される。この識別子は、対応するビットとの組み合わせ
で、当該部分ピクセル中のオンにセットされたサブピク
セルの数を記述する。
【0009】発明の課題を解決する手段として、本発明
は、複数のサブピクセルを各々が含む複数のピクセルに
よって表現される画像を符号化するため、上記複数のピ
クセルから1つのピクセル集合を定義し、当該ピクセル
集合の中の多くとも1つのピクセルが第1の値にセット
されたサブピクセルの部分集合を有するように、上記ピ
クセル集合を統合し、上記第1の値にセットされたすべ
てのサブピクセルを持つピクセルを第1の識別子によっ
てメモリ上で表し、第2の値にセットされたすべてのサ
ブピクセルを持つピクセルを第2の識別子によって表
し、上記多くとも1つのピクセルが存在すればそのピク
セルを符号化する画像符号化方法を含む。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、拡張解像度を使用し
て、所与のハーフトーン・スクリーンに関して、通常使
用可能なものより7倍の階調度を提供することによっ
て、ハーフトーン化された画像品質を劇的に改善する。
しかも、本発明は、圧縮を行わずに通常の場合に比較し
てわずかに2倍のビットマップ・メモリを必要とするに
すぎない。また、本発明は、テキストおよび図形のよう
な非画像エレメントに対して完全な互換性を持つ。
【0011】本発明の核心は、以下に記述するように、
通常のビットマップ・メモリと同サイズの2次メモリに
ある。通常のビットマップ・メモリは、テキストと図形
のような非画像エレメントと共に、通常解像度のハーフ
トーン画像を含む。2次メモリは、通常解像度のハーフ
トーン画像とその対応する拡張解像度のハーフトーン画
像の間の差分の情報を含む。印刷時に、この情報を使用
して通常の解像度画像を補正することによって、画像が
印刷される場合、拡張解像度が復元される。
【0012】本発明の好ましい実施形態に関する以下の
記述において、「部分ピクセル符号化」方法は、通常の
600dpiビットマップ・メモリおよび600×42
00dpi拡張解像度ハーフトーン画像を記憶する2次
メモリを使用する。
【0013】部分ピクセル符号化の基本が図1に示され
ている。拡張解像度(600×4200dpi)ドット
群の高解像度情報は、その辺における部分ピクセルに含
まれ、その他のピクセルは、粗めの解像度で表される。
部分ピクセル符号化は、ハーフトーン画像を2つのコン
ポーネントに分割する。第1は、通常の出力装置解像度
(600dpi)の画像の粗め表示、すなわち図1の
(B)である。該ページの非画像エレメントとともにそれ
は通常のビットマップ・メモリに収納される。第2のコ
ンポーネントは、粗め表示と拡張解像度画像の間の部分
ピクセル差、すなわち図1の(C)であり、これは2次メ
モリ内に符号化される。
【0014】部分ピクセル符号化は、1次元(行)プロ
セスであり、1度に600dpiピクセルの連続する4
個の位置(本明細書でこれを1つの集合と呼ぶ)に対し
て作用する。2次元の適用も可能であるが、(ハーフト
ーン化を含む)ほとんどの画像処理および記憶は行単位
で行われる。図2は、図1の(A)のドット群の最上行
を符号化する場合の最初のステップを示す。完全オン
(7/7)および完全オフ(0/7)ピクセルが通常ビ
ットマップ・ニブルに記憶され、正確に表現される。
(注:以下の記述において、上記完全オンおよび完全オ
フのピクセルを完全ピクセル、その両者の間(1/7−
6/7)のハーフトーン・ピクセルを部分ピクセルと呼
称する)。
【0015】図3は、部分ピクセル符号化を示す。各ピ
クセルは、7つのサブピクセルに分割されるので、12
8種類の組み合わせが可能である。しかし、部分ピクセ
ルは、1/7から6/7の範囲の総体的平均階調度とし
て解釈される。従って、部分ピクセル符号化は6段階だ
けの符号化を必要とする。符号化は、先ず、サブピクセ
ル・セットの数に基づいて対応する粗めのピクセルを設
定する。サブピクセル・セットの数が3を超えていれ
ば、通常のビットマップ・ニブルの中の対応する粗めピ
クセルはオン(すなわち1)にセットされる。反対に、
サブピクセル・セットの数が3以下であれば、通常のビ
ットマップ・ニブルの中の対応する粗めピクセルはリセ
ットされる(すなわち0にセットされる)。図3の場合
ピクセル300はサブピクセルを3個有している。部分
ピクセル300のサブピクセルは4未満であるので、対
応する粗めピクセル303はリセットされる(すなわち
ゼロとされる)。
【0016】次に、粗めピクセルと部分ピクセルの間の
誤差が、符号化されたニブルにおける誤差ビット・ペア
によって表現され、符号化される。部分ピクセル300
とピクセル303の間の誤差は、(粗めピクセル)−(部
分ピクセル)=0−3=−3のように定義される。次の
表1は、上記誤差値を誤差ビット・ペアに符号化する際
に使用される参照テーブルである。
【0017】
【表1】サブピクセル 粗めピクセル 誤差 誤差ビット・ペア 0/0 白 0 00 1/7 白 −1 01 2/7 白 −2 10 3/7 白 −3 11 4/7 黒 +3 11 5/7 黒 +2 10 6/7 黒 +1 01 7/7 黒 0 00
【0018】表1を参照すると、誤差−3はビット・ペ
ア"11"で表される。この符号化されたビット・ペア
が、図3の誤差ビット・ペア307および308に記憶
される。
【0019】最後に、部分ピクセルの位置が符号化ニブ
ルに記憶される。最左端ピクセル位置を0、最右端位置
を3と仮定して、ピクセル位置は2ビットの2進数で表
すことができ、その2ビットを符号化ニブルの最初の2
ビットに記憶する。図3の例を完成させるには、ビット
・ペアに符号化された部分ピクセルの元は、ピクセル位
置2から出たものであるので、2進数"2"(すなわち1
0)が、位置305および306に符号化される。
【0020】符号化ニブルの値がゼロであればそれは誤
差ゼロすなわち部分ピクセルが存在しないことを示すこ
とに注意する必要がある。従って、テキストのような非
画像エレメントは(符号化ニブルがゼロに初期化されて
いると仮定して)符号化を必要とせず、通常ビットマッ
プで正確に表現される。
【0021】図4および5は、復号プロセスを示す。復
号プロセスの間、通常ビットマップは無修正で渡され
る。従って、テキストのような非画像エレメントは、正
確に通常ビットマップで表されているので、復号を必要
としない。非ゼロに符号化されたニブルについて、部分
ピクセルのピクセル位置が、左側ビット・ペアによって
示される。その他の3つのピクセルは、定義によって完
全ピクセルであって、図4に示されるように無修正のま
ま渡される。
【0022】図5は、部分ピクセル復号化を示す。部分
ピクセルのサブピクセルの数が、通常ビットマップ・ニ
ブルの粗めピクセルおよび符号化ニブルの誤差ビット・
ペアを基に決定される(すなわち上述の符号化の際の対
応付けの逆操作である)。部分ピクセルの原形に関連す
る失われた情報が復元された点に注意する必要がある。
部分ピクセルは、ドット群の仮定に基づいて、この情報
を取り戻すことを試行する。復号器は、ビットマップ・
ニブル中の隣接する完全ピクセルの状態に基づいて、サ
ブピクセルを左また右側に配列して、粗め画像の辺を拡
張する。隣接する粗め画像の辺が検出されない場合は、
デフォルトの配列が使用される。
【0023】上記の部分ピクセル符号化方法は、対象と
なる4つの連続するピクセル部分においてただ1つの部
分ピクセルの発生しかサポートしない点は当業者に理解
されるであろう。しかし、4つのピクセル区間における
複数の部分ピクセル発生は、拡張解像度ハーフトーン方
式で処理することができる。複数部分ピクセル発生は、
(1)ハーフトーンしきい値(ディザ)アレイの設計、(2)連
続階調ソース画像における強度勾配という2つの理由を
持つ。
【0024】図6の(A)および(B)は、互換性のあるし
きい値アレイおよびそれらの部分ピクセル・コンポーネ
ントによってそれぞれ生成されるドット群を示し、一
方、図6の(C)および(D)は、互換性のないしきい値ア
レイおよびそれらの部分ピクセル・コンポーネントによ
って生成されるドット群を示す。
【0025】部分ピクセル符号化と互換性のあるハーフ
トーンしきい値アレイを設計することができる。唯一の
制約は、任意の一定の階調度に関して、結果として生ず
るハーフトーン・ドット群の部分ピクセルは、処理する
(行)でそれらを分離する少くとも3つの完全ピクセル
を持つ点である。このような制約があっても、(600
dpiの通常の解像度を仮定して)@45度の1インチ
当たり212行までの中間調スクリーン頻度のための互
換しきい値アレイを生成することができる。
【0026】互換しきい値アレイを用いても、なお、ソ
ース画像の強度勾配によって複数の部分ピクセルが発生
することがある。解決策は、符号化の前の部分ピクセル
統合フィルタの使用である。複数の部分ピクセルが存在
する場合、フィルタは、最隣接の部分ピクセルを犠牲に
して最大部分ピクセルを「成長」させ、その最大ピクセ
ルが全体ピクセルまたは唯一の残存ピクセルのいずれか
になるまで続ける。フィルタ処理は、1つ以上の部分ピ
クセルが残っていない状態になるまで繰り返される。
【0027】部分ピクセル統合は、許容できぬほどハー
フトーン画像品質を劣化させない。複数部分ピクセルを
発生させる程に大きい強度勾配に関しては、強度は、し
きい値アレイの区間にわたって大幅にに変化し、従っ
て、どのようにしても正確に表現することはできないの
で、部分ピクセル統合が付加する影響は無視できるほど
のものである。
【0028】4つのピクセルすべてを統合することは可
能であるが、本発明の好ましい実施形態は、1度に2つ
のピクセルに作用する。このようなアプローチは、2つ
の部分ピクセルは、より大きい部分ピクセルをそれが完
全オンになるまで増加させ、一方、より小さい部分ピク
セルをそれが完全オフになるまで減少させることによっ
て、1つに「凝縮する」ことができるという理解に基づ
いている。統合の詳細が図11に示されている。統合動
作に使用される凝縮サブルーチンが図12に示されてい
る。部分ピクセルが等しい場合、デフォルトとして、b
が大きい方として選択される。また、いずれのピクセル
も部分ピクセルでなければ凝縮動作は作用しない。
【0029】統合フィルタは、左側ピクセル・ペアおよ
び右側ピクセル・ペアを凝縮して、2つの部分ピクセル
を生成する。2つの部分ピクセルが残っているならば、
フィルタはそれらを凝縮して1つの部分ピクセルを生成
するかまたは部分ピクセルをなくす。その時点で、統合
は完了し、符号化が実行される。逐次的処理として記述
しているが、統合フィルタは、組み合わせ論理回路、ハ
ードウェアROMまたはソフトウェア照合テーブルを用
いる単一パスで実行することができる。
【0030】改めて図11を参照して説明すれば、最初
に、左のピクセル・ペア(位置0、位置1)が凝縮され
る(ステップ1202)。次に、右のピクセル・ペア
(位置2、位置3)が凝縮される(ステップ120
3)。これら2つの初期ピクセル・ペアが凝縮された
後、残る部分ピクセルは多くとも2つである。1つ以上
の部分ピクセルが残っているか否かを判断するため、位
置0が部分ピクセルであるか否かを判断するため、位置
0が調べられる(ステップ1204)。ピクセル0が部
分ピクセルであると仮定して、それは残りの部分的ピク
セルと凝縮される。先ず、位置2が部分ピクセルである
か否かを判断するため、位置2が調べられる(ステップ
1205)。ピクセル2が部分ピクセルでなければ、ピ
クセル0がピクセル3と凝縮される(ステップ120
6)。ステップ1205でピクセル2が部分ピクセルで
あれば、ピクセル0とピクセル2が凝縮される(ステッ
プ1207)。ステップ1204でピクセル0が部分ピ
クセルでなかった場合、ピクセル1は部分ピクセルと仮
定され、位置2が部分ピクセルであるか否かを判断する
ため、位置2が調べられる(ステップ1205)。ピク
セル2が部分ピクセルでないとすれば、ピクセル1がピ
クセル3と凝縮される(ステップ1210)。ステップ
1208でピクセル2が部分ピクセルであると判断され
れば、ピクセル1とピクセル2が凝縮される(ステップ
1209)。
【0031】このように、本発明の好ましい実施形態に
おいて、4つのピクセルは先ず2つのグループに分割さ
れる。各グループは以下に述べる凝縮サブルチーンに渡
される。凝縮サブルチーンは、多くとも1つの部分ピク
セルを戻す。最初の2つのピクセル・ペアを凝縮した
後、部分ピクセルであるか否かを判断するため各ピクセ
ルが調べられる。いずれの部分ピクセルも再び凝縮サブ
ルーチンへ渡され、残りの部分ピクセルが凝縮される。
【0032】図12を参照して説明すれば、先ず、凝縮
プロシージャの結果、1つの完全ピクセルが生成される
かまたは1つの空のピクセルが生成されるか判断される
(ステップ1102)。7個を越えるサブピクセルが存
在するので1つの完全ピクセルが生成されたと仮定し
て、次にどちらのピクセルのサブピクセルの数が多いか
が判断される(ステップ1103)。
【0033】ピクセルaがピクセルbよりサブピクセル
を多数持っているとすれば、b=(a+b)−7のサブピ
クセルとされ(ステップ1104)、aは完全オンとさ
れる(ステップ1105)。要約すれば、ピクセルaを
完全ピクセルにする十分なサブピクセルがピクセルbか
らピクセルaへ移される。同様の方法で、ステップ11
03で、ピクセルbのサブピクセルがサブピクセルaよ
り多いと判断されると、ピクセルbを完全ピクセルにす
る十分なサブピクセルがピクセルaからピクセルbへ移
される。
【0034】最初のステップ1102が少くとも1つの
空のピクセルが生成されたと判断すると、どちらのピク
セルのサブピクセルの数が多いかが判断される(ステッ
プ1108)。ピクセルaがサブピクセルを多数有して
いると判断されると、bのサブピクセルのすべてがピク
セルaへ移され(ステップ1109)、bのサブピクセ
ルのすべては削除される(ステップ1110)。ステッ
プ1108でピクセルbがサブピクセルを多数有してい
ると判断されると、aのサブピクセルのすべてがピクセ
ルbへ移され(ステップ1111)、aのサブピクセル
のすべては削除される(ステップ1112)。
【0035】図7を使用して、本発明の統合手順の1例
を示す。図7に示されるように、ピクセル位置701は
空であり、位置702は5個のサブピクセルを持ち、位
置703は7個のサブピクセルを持ち、ピクセル704
は3個のサブピクセルを持つ。本発明がこのグループを
符号化することを試みる場合、ピクセル703は完全に
占められるているので、ビットマップで完全に表現され
る。しかし、2つの部分ピクセル(702、704)が
残る。図6に関連して上述したように、本発明は、1グ
ループにつき2つ以上の部分ピクセルを符号化すること
ができない。従って、図7のグループは統合されなけれ
ばならない。
【0036】図11の統合プロセスを図7の(A)に適
用すれば、最初に、ピクセル701および702が、凝
縮サブルーチン1202へ渡される。図12に示されて
いるように、ピクセル701および702が7個未満の
サブピクセルを有しているかが先ず判断される(ステッ
プ1102)。持っていないので、次にどちらのピクセ
ルのサブピクセルが多いかが判断される(ステップ11
08)。ここで、ピクセル702は5つのサブピクセル
を有しているので、b(702)はa(701)よりサ
ブピクセルの数が多い。ステップ1111でピクセル7
01および702の内容が結合されピクセルbに記憶さ
れる。また、ピクセルa(702)はゼロにセットされ
る(ステップ1112)。サブルチーンからの戻りに際
して、ピクセル701および702のサブピクセルの内
容は不変である点は当業者に理解されるであろう。次
に、ピクセル703および704が凝縮サブルーチン1
203に渡される。図12の凝縮サブルチーンの論理に
従って、ピクセル701および702のサブピクセルの
内容もまた不変である点は当業者に理解されるであろ
う。
【0037】次に図11に戻って、位置0が部分ピクセ
ルであるか否かを判断するためテストされる。本例にお
いては、位置0(701)は、サブピクセルを全く有して
いないので、ステップ1204の判断は偽(すなわちN
O)である。次に、ステップ1208で、位置2(70
3)が部分ピクセルであるか否かを判断するためテスト
される。ここではピクセル2は完全ピクセルであるの
で、ピクセル1(702)およびピクセル3(704)が凝
縮サブルーチンへ渡される(ステップ1210)。図12
の凝縮サブルーチンにおいて、渡された2つのピクセル
のサブピクセルの和が7個より大であるか否かが先ず判
断される(ステップ1102)。次に、どちらのピクセル
のサブピクセル数が多いかが判断される(ステップ11
03)。この例では、ピクセルa(702)のサブピクセ
ルの数がピクセルbより多いので、ピクセルbはステッ
プ1104の方程式に従って埋められ、ピクセルaは7
個のサブピクセルで完全に埋められる。図7の(B)は、
図11の統合プロセスの終了結果を示す。
【0038】図7に示されている統合プロセスはかなり
単純な構成を表す。図8に示されるような一層複雑な構
成も処理可能である。図8の(A)に示されるように、
ピクセル801が2つのサブピクセルを含み、ピクセル
802が1つのサブピクセルを含み、ピクセル803が
4つのサブピクセルを含み、ピクセル804が3つのサ
ブピクセルを含む。図11の処理プロセスに従えば、ピ
クセル801および802が先ず凝縮サブルーチン12
02へ渡される。サブルーチンから戻されると、ピクセ
ル801は3つのサブピクセルを含みピクセル802は
空となる。次に、ピクセル803および804がステッ
プ1203で凝縮される。その結果、ピクセル803は
完全オンを形成する7つのサブピクセルを含み、ピクセ
ル804は空となる。凝縮ルーチンから戻された後、図
8のピクセル803が完全オンとなっているが更に処理
が必要か否かを判断するチェックは、図11の実施形態
では行われていない。
【0039】そのようなチェックを行うように図11の
実施形態を修正することは当業者によって容易に実施す
ることができよう。図11の実施形態の処理を継続すれ
ば、位置2(803)が7つのサブピクセルを含むので、
位置0(801)および位置3(804)が凝縮サブルーチ
ン1206へ渡される。位置3は空であるので変更は行
われず、かくしてピクセル集合は図8の(B)に示され
るように完全に統合される。
【0040】上記の処理を逐次的に記述したが、上記フ
ィルタ・プロセスを組み合わせ論理回路またはソフトウ
ェア照合テーブルを用いて1回パスで実施することは可
能である。部分ピクセル統合および後続の符号化は、そ
の入力オペランドとして4つのピクセルの総和階調度
(すなわち0/7ないし7/7)を使用する。従って、
上記2つの機能を1回パスで実施する場合、12ビット
入力照合テーブルまたは組合せ論理回路が使用されるで
あろう。部分ピクセル復号機能は、その入力オペランド
のため2つのニブルを持っているので、8ビット入力照
合テーブルまたは組合せ論理回路で実施することができ
る。
【0041】図9には、本発明を実現する典型的ハード
ウェア実施形態が示されている。7つのサブピクセルを
含むピクセルの各々が加算器902−905に提示され
る。7ビット数は通常128の可能な組合せを表現する
ことができるが、図9に示される実施形態では、各ピク
セルが順次成長するので各ピクセルは8つの可能な組合
せだけを持つ。例えば、加算器902は、7個の到来ビ
ットをサブピクセル・セットの数を表現する2進数に変
換する。従って、加算器902は、セットされた3つの
サブピクセルがあるので、2進数3を出力する。同じよ
うに、加算器903は2進数7を、加算器904は2進
数4を、加算器905は2進数2をそれぞれ出力する。
【0042】加算された出力の各々が3ビットの2進数
で8個の可能な入力を正確に表現することができること
は当業者に理解されることであろう。このようにして、
加算器902−905が結合されると、合計12ビット
が生成される。次に、この12ビット数、ROM906
におけるアドレスとして使用される。ピクセル集合90
1のデータを使用すると、加算器905が下位有効ビッ
トを出力すると仮定すれば、この12ビット数は、(1
6進数表記で)07E2である。最後に、ROM906
は、2個のニブルを含む1バイトを出力する。第1のニ
ブルは通常のビットマップ情報を含み、第2のニブル
は、前述のように、対応する符号化情報を含む。上記の
例は最終的に、ROM906の位置07E2は、6(す
なわち011Oビット)が通常のビットマップで、2
(すなわち001Oビット)が部分ピクセル符号化であ
る16進数62を含む。図10は、最初に集合901の
統合、次に部分ピクセル情報の符号化という離散的ステ
ップを示す。
【0043】図14は、本発明を実行するために使用さ
れる論理ステップを示す。特定のピクセル集合が与えら
れ(ステップ1401)、この集合が上述のように統合
される(ステップ1402)。次に、完全ピクセルがビ
ットマップ・メモリに無修正で記憶される(ステップ1
403)。最後に、残りの部分ピクセルが符号化され、
メモリ1404に記憶される。
【0044】部分ピクセルの復号化はそのオペランドの
ため2つのニブルを使用するので、符号化に用いられた
ものと同じ8ビット入力照合テーブルまたは組合せ論理
回路で実施することができる。2ビットを追加して、復
号される4個のピクセルの個々のピクセルにアクセスす
るように構成することも可能である。図13は、復号器
のための1つの可能な実施形態である。データ・メモリ
1301が、最初のニブルにビットマップ(0100)
を、第2ニブルにサブピクセル符号化(1011)を含む
8ビット数を出力する。1024×7のマトリックスと
して示されているROM1302は256×28とする
こともできるが、アプリケーションによっては、個々の
ピクセルへのアクセスを一層制御された形態で行うこと
を必要とする。従って、図13の実施形態は、個々のピ
クセルの内容にアクセスできるように2ビットを追加使
用する。01001011ビットの入力を所与とすれ
ば、各ピクセルの内容は図13の1303−1306に
示される通りである。
【0045】本明細書に例示していないが、図9および
図13のハードウェアと同等に動作するソフトウェア・
プログラムを当業者が生成することができるであろう。
また、そのようなプログラムを使用して、4096の可
能な統合/符号化入力の組み合わせおよび256の可能
な復号入力の組み合わせに対処できる照合テーブルを作
成することも可能である点は明らかであろう。そのよう
な照合テーブルは、ハードウェア実施形態の場合はRO
Mに、あるいは、ソフトウェア実施形態の場合はプログ
ラムの一部として、記憶されることができる。
【0046】画像品質の点である程度の妥協を許容する
ことによって、当業者が本発明の統合プロセスを修正し
て単純化することは可能であろう。例えば、最大値に関
する誤差および位置情報だけを符号化し、最大値以外の
情報を破棄することによって、ある1つの集合の中の複
数の部分ピクセルを処理することもできるであろう。ま
た別の例として、ある1つの集合内に複数の部分ピクセ
ルがある場合すべての部分ピクセル情報を破棄すること
もできよう。
【0047】更に、ピクセルのより大きい集合のサブセ
ットである複数の部分ピクセルを符号化することも可能
であろう。例えば、12ビット(各4ビットで2つの位
置を符号化し、2つの誤差ビット・ペアの計12ビッ
ト)を使用して、16個のピクセルからなる集合が2つ
の部分ピクセルを含むこともできる。2つ以上の部分ピ
クセルが残っていない場合対応する部分ピクセル統合プ
ロセスは終了する。そのような修正の1例が図15に示
されている。オリジナルの16個のピクセル1501
が、ビットマップ1502に先ず符号化される。位置1
にある最初の部分ピクセルの位置が、4ビット(150
4)に記憶される。第2の部分ピクセルの位置(7)は4
ビット(1503)に記憶される。各部分ピクセルに関す
る2つの誤差ビット・ペアが1505および1506に
記憶される。
【0048】本発明の特定の実施形態を以上記述した
が、本発明の精神を逸脱することなく上記実施形態に種
々の変更を行うことができる点は当業者に明らかであろ
う。
【0049】本発明には、例として次のような実施様態
が含まれる。 (1)複数のサブピクセルを各々が含む複数のピクセル
によって表現される画像を符号化する方法であって、上
記複数のピクセルから1つのピクセル集合を定義するス
テップと、当該ピクセル集合の中の多くとも1つのピク
セルが第1の値にセットされたサブピクセルの部分集合
を有するように、上記ピクセル集合を統合するステップ
と、上記第1の値にセットされたすべてのサブピクセル
を持つピクセルを第1の識別子によってメモリ上で表
し、第2の値にセットされたすべてのサブピクセルを持
つピクセルを第2の識別子によって表すステップと、上
記多くとも1つのピクセルが存在すればそのピクセルを
符号化するステップと、を含む画像符号化方法。 (2)上記メモリに記憶されている上記多くとも1つの
ピクセルを復号し、上記1つのピクセル集合を取り出す
ステップを含む、上記(1)に記載の画像符号化方法。 (3)上記ピクセルを識別子によって表すステップが上
記集合のビットマップ値をメモリに記憶することを含
み、上記ピクセルを符号化するステップが、上記部分集
合が上記複数のサブピクセルの半数と等しい場合、上記
ビットマップの対応するビットを上記第1の値にセット
し、上記部分集合が上記複数のサブピクセルの半数を越
えている場合、上記ビットマップの対応するビットを上
記第1の値にセットし、上記部分集合が上記複数のサブ
ピクセルの半数未満の場合、上記ビットマップの対応す
るビットを上記第2の値にセットするステップと、上記
メモリに上記集合の上記多くとも1つのピクセルの位置
を記憶するステップと、上記対応するビットとの組み合
わせで、上記多くとも1つのピクセル内で上記第1の値
にセットされているサブピクセルの数を示す第3の識別
子を上記メモリに記憶するステップと、を更に含む、上
記(1)に記載の画像符号化方法。 (4)上記ピクセルを識別子によって表すステップが上
記集合のビットマップ値をメモリに記憶することを含
み、上記ピクセルを符号化するステップが、上記部分集
合が上記複数のサブピクセルの半数を越えている場合、
上記ビットマップの対応するビットを上記第1の値にセ
ットし、上記部分集合が上記複数のサブピクセルの半数
と等しい場合、上記ビットマップの対応するビットを上
記第2の値にセットし、上記部分集合が上記複数のサブ
ピクセルの半数未満の場合、上記ビットマップの対応す
るビットを上記第2の値にセットするステップと、上記
メモリに上記集合の上記多くとも1つのピクセルの位置
を記憶するステップと、上記対応するビットとの組み合
わせで、上記多くとも1つのピクセル内で上記第1の値
にセットされているサブピクセルの数を示す第3の識別
子を上記メモリに記憶するステップと、を更に含む、上
記(1)に記載の画像符号化方法。
【0050】(5)複数のサブピクセルを各々が含む複
数のピクセルによって表現される画像を符号化および復
号化する方法であって、上記複数のピクセルから1つの
ピクセル集合を選択するステップと、第1の値にセット
されたすべてのサブピクセルを持つ上記集合内のピクセ
ルをメモリ上で第1の識別子によって表し、第2の値に
セットされたすべてのサブピクセルを持つ上記集合内の
ピクセルを第2の識別子によって表すステップと、上記
第1の値にセットされた上記複数のサブピクセルの部分
集合を持つ部分ピクセルが存在する場合その部分ピクセ
ルについて上記第1の値にセットされたサブピクセルの
位置および数を符号化して上記メモリに記憶するステッ
プと、上記メモリに記憶されている上記部分ピクセルを
復号するステップと、ピクセルの上記集合を取り出すス
テップと、を含む画像符号復号方法。 (6)上記ピクセル集合がM個のピクセルを含み、 上
記画像符号復号方法が、NがMより小であるとして、多
くともN個のピクセルが残るように上記ピクセル集合を
統合するステップを更に含み、上記符号化ステップが上
記N個の部分ピクセルのみを符号化することを含む、上
記(5)に記載の画像符号復号方法。 (7)上記画像符号復号方法が、1個の部分ピクセルが
残るように上記ピクセル集合を統合するステップを更に
含み、上記符号化ステップが上記1個の部分ピクセルの
みを符号化することを含む、上記(5)に記載の画像符
号復号方法。 (8)上記符号化ステップが、上記集合内の上記部分ピ
クセルの位置および上記第1の値にセットされた上記サ
ブピクセル数を上記メモリに記憶するステップと、を含
む上記(7)に記載の画像符号復号方法。
【0051】(9)上記ピクセルを識別子によって表す
ステップが上記集合のビットマップ値をメモリに記憶す
ることを含み、上記ピクセルを符号化するステップが、
上記部分集合が上記複数のサブピクセルの半数を越えて
いる場合、上記ビットマップの対応するビットを上記第
1の値にセットし、上記部分集合が上記複数のサブピク
セルの半数未満である場合、上記ビットマップの対応す
るビットを上記第2の値にセットし、上記メモリに上記
集合の上記部分ピクセルの位置を記憶するステップと、
上記対応するビットとの組み合わせで、上記部分ピクセ
ル内で上記第1の値にセットされているサブピクセルの
数を示す第3の識別子を上記メモリに記憶するステップ
と、を更に含む、上記(7)に記載の画像符号復号方
法。
【0052】(10)上記ピクセルを識別子によって表
すステップが上記集合のビットマップ値をメモリに記憶
することを含み、上記ピクセルを符号化するステップ
が、N個の部分ピクセルの各々毎に、上記部分集合が上
記複数のサブピクセルの半数を越えている場合、上記ビ
ットマップの対応するビットを上記第1の値にセット
し、上記部分集合が上記複数のサブピクセルの半数未満
である場合、上記ビットマップの対応するビットを上記
第2の値にセットし、上記メモリに上記集合の上記N個
の部分ピクセルの位置を記憶するステップと、上記対応
するビットとの組み合わせで、上記N個の部分ピクセル
の各々において上記第1の値にセットされているサブピ
クセルの数を示す第3の識別子を上記メモリに記憶する
ステップと、を更に含む、上記(6)に記載の画像符号
復号方法。
【0053】
【発明の効果】本発明は、拡張解像度を使用して、所与
のハーフトーン画像に関して、通常使用可能なものより
7倍の階調度を提供することによって、ハーフトーン化
された画像品質を大幅に改善し、しかも、通常の場合に
比較してわずかに2倍のビットマップ・メモリを必要と
するにすぎないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】拡張解像度ハーフトーンのドットの処理様態を
示す図式である。
【図2】完全ピクセルの情報の記憶形態を示す図式であ
る。
【図3】ビットマップ・ニブル、サブピクセル誤差およ
び部分ピクセル位置を含む部分ピクセル符号化を示す図
式である。
【図4】復号プロセスにおける無修正の完全ピクセルの
処理を示す図式である。
【図5】部分ピクセル情報が復号される形態を示す図式
である。
【図6】互換性のある拡張解像度ドットの処理様態を示
す図式である。
【図7】単純な部分ピクセル統合を示す図式である。
【図8】複雑な部分ピクセル統合を示す図式である。
【図9】本発明の実施形態の符号化部分を実行するハー
ドウェア実施形態のブロック図である。
【図10】統合および符号化プロセスとその結果の値が
ROMに記憶される形態を示す図式である。
【図11】統合プロセスに関する実施形態を示す流れ図
である。
【図12】図11の実施形態によって使用されるサブル
ーチンの流れ図である。
【図13】本発明の復号化部分を実行するハードウェア
実施形態のブロック図である。
【図14】本発明に従う好ましい実施形態を示す流れ図
である。
【図15】代替実施形態のための、ビットマップ・ニブ
ル、サブピクセル誤差および部分ピクセル位置を含む部
分ピクセル符号化を示す図式である。
【符号の説明】
300、702、704、801、802、803、8
04 部分ピクセル 301、302、304、701、703 完全ピクセ
ル 303 粗めピクセル 305、306、1503、1504 部分ピクセル位
置 307、308、1505、1506 誤差ビット・ペ
ア 901、1501 ピクセル集合 902、903、904、905 加算器 906、1302 ROM 1301 データ・メモリ 1502 ビットマップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のサブピクセルを各々が含む複数のピ
    クセルによって表現される画像を符号化する方法であっ
    て、 上記複数のピクセルから1つのピクセル集合を定義する
    ステップと、 当該ピクセル集合の中の多くとも1つのピクセルが第1
    の値にセットされたサブピクセルの部分集合を有するよ
    うに、上記ピクセル集合を統合するステップと、 上記第1の値にセットされたすべてのサブピクセルを持
    つピクセルを第1の識別子によってメモリ上で表し、第
    2の値にセットされたすべてのサブピクセルを持つピク
    セルを第2の識別子によって表すステップと、 上記多くとも1つのピクセルが存在すればそのピクセル
    を符号化するステップと、 を含む画像符号化方法。
JP20437496A 1995-08-31 1996-08-02 画像符号化方法 Expired - Fee Related JP3744610B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US521,682 1995-08-31
US08/521,682 US5734753A (en) 1995-08-31 1995-08-31 Partial pixel encoding and decoding method

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09107480A true JPH09107480A (ja) 1997-04-22
JP3744610B2 JP3744610B2 (ja) 2006-02-15

Family

ID=24077696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20437496A Expired - Fee Related JP3744610B2 (ja) 1995-08-31 1996-08-02 画像符号化方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5734753A (ja)
JP (1) JP3744610B2 (ja)
KR (1) KR100428599B1 (ja)
DE (1) DE19623318C2 (ja)
GB (1) GB2305055B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100440944B1 (ko) * 1997-07-15 2004-09-18 삼성전자주식회사 이진화상의 해상도를 축소시키는 방법 및 장치

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5870105A (en) * 1996-05-31 1999-02-09 Hewlett-Packard Company System and method for local storage of image data during object to image mapping
JP3707761B2 (ja) * 1997-06-20 2005-10-19 キヤノン株式会社 記録装置および記録方法
US6389167B1 (en) 1998-10-30 2002-05-14 Hewlett-Packard Company Multi-level pixel density reduction for printers
US6215903B1 (en) * 1998-12-31 2001-04-10 General Electric Company Compression method and apparatus
US6522784B1 (en) * 2000-04-11 2003-02-18 International Business Machines Corporation Enhanced compression of gray-level images
US6450611B1 (en) 2001-02-14 2002-09-17 Lexmark International, Inc. Ink jet swath prediction method
US7747655B2 (en) 2001-11-19 2010-06-29 Ricoh Co. Ltd. Printable representations for time-based media
US7861169B2 (en) * 2001-11-19 2010-12-28 Ricoh Co. Ltd. Multimedia print driver dialog interfaces
US20070050696A1 (en) * 2003-03-31 2007-03-01 Piersol Kurt W Physical key for accessing a securely stored digital document
US7536638B2 (en) * 2003-03-31 2009-05-19 Ricoh Co., Ltd. Action stickers for identifying and processing stored documents
US7757162B2 (en) * 2003-03-31 2010-07-13 Ricoh Co. Ltd. Document collection manipulation
US7703002B2 (en) * 2003-03-31 2010-04-20 Ricoh Company, Ltd. Method and apparatus for composing multimedia documents
US7739583B2 (en) 2003-03-31 2010-06-15 Ricoh Company, Ltd. Multimedia document sharing method and apparatus
US7509569B2 (en) * 2003-03-31 2009-03-24 Ricoh Co., Ltd. Action stickers for nested collections
US7275159B2 (en) * 2003-08-11 2007-09-25 Ricoh Company, Ltd. Multimedia output device having embedded encryption functionality
JP2005100176A (ja) * 2003-09-25 2005-04-14 Sony Corp 画像処理装置およびその方法
US7333244B2 (en) * 2004-01-16 2008-02-19 International Business Machines Corporation Method and system for embedding an image into two other images
KR101454208B1 (ko) * 2007-12-28 2014-10-24 삼성전자주식회사 하프톤 영상 인코딩 및 디코딩 방법 및 장치
US8848250B2 (en) * 2012-10-23 2014-09-30 Kyocera Document Solutions Inc. Compression of halftoned digital images

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2035747B (en) * 1978-10-05 1983-03-23 Nippon Electric Co Bandwidth compression of a continuous tone facsimile signal
US4532503A (en) * 1982-11-08 1985-07-30 International Business Machines Corporation Sequence controlled pixel configuration
NL8700182A (nl) * 1987-01-27 1988-08-16 Oce Nederland Bv Werkwijze voor het coderen van beeldinformatie.
JPS6427369A (en) * 1987-07-22 1989-01-30 Sharp Kk Picture signal compression device
US5148287A (en) * 1988-10-20 1992-09-15 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus with good highlight reproduction
US5075780A (en) * 1989-03-29 1991-12-24 Mita Industrial Co., Ltd. Method of reproducing gradations according to a ratio of fine pixels turned on to fine pixels turned off
US5243446A (en) * 1990-02-22 1993-09-07 Pollich Richard E Adaptive clumped dithering with clump plane separation
US5050000A (en) * 1990-05-21 1991-09-17 Eastman Kodak Company Error diffusion of subcells in digital halftoning
EP0496600B1 (en) * 1991-01-25 1997-01-02 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus
US5453843A (en) * 1993-05-25 1995-09-26 National Semiconductor Corporation Method for fast data compression of half tone images with the use of pre-assigned codes
US5410414A (en) * 1993-10-28 1995-04-25 Xerox Corporation Halftoning in a hyperacuity printer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100440944B1 (ko) * 1997-07-15 2004-09-18 삼성전자주식회사 이진화상의 해상도를 축소시키는 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
GB2305055B (en) 2000-04-26
DE19623318C2 (de) 1998-06-10
US5734753A (en) 1998-03-31
GB2305055A (en) 1997-03-26
KR970014106A (ko) 1997-03-29
DE19623318A1 (de) 1997-03-06
JP3744610B2 (ja) 2006-02-15
GB9616871D0 (en) 1996-09-25
KR100428599B1 (ko) 2004-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3744610B2 (ja) 画像符号化方法
JP3400944B2 (ja) 併合データ要素を生成する方法およびその印刷データ処理パイプライン
JP4152724B2 (ja) レート帰還を使用したシングルパスフィット保証データ圧縮方法
US5729625A (en) Image processing method and apparatus which expand a pixel into multiple pixels, with a change in the number of gray levels
US6765695B2 (en) Color processing architecture and algorithms for color laser printers
WO1996024910A1 (en) Enhancement of image resolution and contrast
JP2001069358A (ja) 画像処理装置およびその方法、並びに、記憶媒体
US7768673B2 (en) Generating multi-bit halftone dither patterns with distinct foreground and background gray scale levels
JPH04219073A (ja) 画像記録装置
JPH07322074A (ja) ディザリングされた2レベル・イメージ・ファイルを処理するためのデータ処理装置および方法
AU1108300A (en) Dithered image compression system
US7139442B2 (en) Template matching applied to selector planes for multiple raster content (MRC) representation of documents
US20020164073A1 (en) Method for combining vector-quantization decoding with color transform or halftoning or both
JP2004120133A (ja) 画像処理方法及び画像処理装置
US5374957A (en) Decompression method and apparatus for split level image buffer
JPH04238462A (ja) 画像処理装置
WO2004100529A1 (ja) 階調表現をするための画像処理
US6603573B1 (en) Constrained digital halftoning
JP3743471B2 (ja) 印刷システム、印刷装置及び印刷制御装置
JP3455078B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
GB2342246A (en) A partial pixel encoding and decoding method
JP3192113B2 (ja) 符号化装置
US20020060812A1 (en) Image processing method and image processing apparatus
JP3459723B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP2005065147A (ja) 画像処理装置、画像処理システム、圧縮画像処理用データ生成装置、画像処理方法、圧縮画像処理用データ生成方法および画像処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101202

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202

Year of fee payment: 7

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131202

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees