JP2002271626A - 画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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- JP2002271626A JP2002271626A JP2001069733A JP2001069733A JP2002271626A JP 2002271626 A JP2002271626 A JP 2002271626A JP 2001069733 A JP2001069733 A JP 2001069733A JP 2001069733 A JP2001069733 A JP 2001069733A JP 2002271626 A JP2002271626 A JP 2002271626A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バスのバンド幅を小さく保ったまま、画像出
力手段で色補正を行った場合でも画質の劣化を防ぐこ
と。 【解決手段】 本発明は、閾値マトリクスを用いてm値
(m>2)からn値(2≦n<m)に変換された画像デ
ータを印刷手段へ送る画像処理装置、画像処理プログラ
ムおよび画像処理プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体であって、画像データをn値に変
換する前もしくは後で、当該閾値マトリクスに対応する
ブロック内の画素を、画素再配置部5によって閾値の降
順または昇順に並び替え、この並び替えられた画像デー
タをデータ圧縮部7で圧縮してエンジン・コントローラ
ECへ送信する。
力手段で色補正を行った場合でも画質の劣化を防ぐこ
と。 【解決手段】 本発明は、閾値マトリクスを用いてm値
(m>2)からn値(2≦n<m)に変換された画像デ
ータを印刷手段へ送る画像処理装置、画像処理プログラ
ムおよび画像処理プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体であって、画像データをn値に変
換する前もしくは後で、当該閾値マトリクスに対応する
ブロック内の画素を、画素再配置部5によって閾値の降
順または昇順に並び替え、この並び替えられた画像デー
タをデータ圧縮部7で圧縮してエンジン・コントローラ
ECへ送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタやデジタ
ル複写機などにおいて、スクリーン処理された画像を、
印刷手段に転送し、印刷手段の特性に応じて色補正する
画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に関する。
ル複写機などにおいて、スクリーン処理された画像を、
印刷手段に転送し、印刷手段の特性に応じて色補正する
画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタやデジタル複写機で用いられる
印刷装置、中でも電子写真方式によるものでは、周辺の
環境変化によって再現できる画像濃度が変動する。特
に、フルカラープリンタおよび複写機においてはその変
化が、印刷物に与える影響が大きい。そのため、印刷装
置内部の印刷手段の色再現特性をセンサにて検出し、デ
バイス・パラメータを変更したり、より精細な色補正の
ため、補正用のルックアップテーブルを作成し、印刷装
置に送られた画像データを補正する方法が採られる。
印刷装置、中でも電子写真方式によるものでは、周辺の
環境変化によって再現できる画像濃度が変動する。特
に、フルカラープリンタおよび複写機においてはその変
化が、印刷物に与える影響が大きい。そのため、印刷装
置内部の印刷手段の色再現特性をセンサにて検出し、デ
バイス・パラメータを変更したり、より精細な色補正の
ため、補正用のルックアップテーブルを作成し、印刷装
置に送られた画像データを補正する方法が採られる。
【0003】補正用のルックアップテーブルを作成して
画像データを補正する方法では、印刷装置に多値の画像
信号が送られ、印刷装置内部でスクリーン処理が行われ
る場合には、良好な補正が行われる。しかし、この場
合、ラスタ画像生成の行われるプリンタ・コントローラ
や複写機における入力画像処理部から印刷装置まで伝送
する画像信号量が大きなものとなり、バスのバンド幅を
大きくする必要がある。
画像データを補正する方法では、印刷装置に多値の画像
信号が送られ、印刷装置内部でスクリーン処理が行われ
る場合には、良好な補正が行われる。しかし、この場
合、ラスタ画像生成の行われるプリンタ・コントローラ
や複写機における入力画像処理部から印刷装置まで伝送
する画像信号量が大きなものとなり、バスのバンド幅を
大きくする必要がある。
【0004】一方、プリンタ・コントローラや入力画像
処理部においてスクリーン処理を行った場合、各画素の
階調数が減り、画像データ量を2〜8分の1程度にでき
る。これにより、印刷装置への伝送に用いるバスのバン
ド幅を狭くでき、コストを押さえることが可能となる。
処理部においてスクリーン処理を行った場合、各画素の
階調数が減り、画像データ量を2〜8分の1程度にでき
る。これにより、印刷装置への伝送に用いるバスのバン
ド幅を狭くでき、コストを押さえることが可能となる。
【0005】しかし、例えばカラープリンタで、CMY
K各色2値のスクリーン処理を行った場合、処理後の各
版の画素値は0,1の2値となるため、印刷装置側で階
調補正することが困難となる。
K各色2値のスクリーン処理を行った場合、処理後の各
版の画素値は0,1の2値となるため、印刷装置側で階
調補正することが困難となる。
【0006】さらに、プリンタ・コントローラや入力画
像処理部に、印刷装置側の色再現特性情報を送り、スク
リーン処理前の画像データに色補正を加えたのち、スク
リーン処理する方法が採られることもある。
像処理部に、印刷装置側の色再現特性情報を送り、スク
リーン処理前の画像データに色補正を加えたのち、スク
リーン処理する方法が採られることもある。
【0007】この場合、スクリーン処理された画像デー
タが印刷装置に送られるまでに不特定の時間差を生じる
ことがあり、印刷装置から送られた色再現特性情報と、
印刷時の色再現特性に大きな乖離を生じることがある。
タが印刷装置に送られるまでに不特定の時間差を生じる
ことがあり、印刷装置から送られた色再現特性情報と、
印刷時の色再現特性に大きな乖離を生じることがある。
【0008】例えば、複写機リンク機能を合わせた複合
機などでは、プリンタ動作より複写機動作を優先させる
ことが多く、プリンタ・コントローラで処理済みの画像
データが、複写機動作のために一時的に送信を中断され
る。中断される時間が長く、その間の印刷量が増える
と、前述のように、スクリーン処理済みの画像データが
印刷装置の色再現特性を反映しないことになる。必要な
色再現特性を反映するためには、再度スクリーン処理前
の画像データに色補正を行い、スクリーン処理を行う必
要があり、処理時間を要する。
機などでは、プリンタ動作より複写機動作を優先させる
ことが多く、プリンタ・コントローラで処理済みの画像
データが、複写機動作のために一時的に送信を中断され
る。中断される時間が長く、その間の印刷量が増える
と、前述のように、スクリーン処理済みの画像データが
印刷装置の色再現特性を反映しないことになる。必要な
色再現特性を反映するためには、再度スクリーン処理前
の画像データに色補正を行い、スクリーン処理を行う必
要があり、処理時間を要する。
【0009】このように、印刷装置内部で色補正を行う
方法に比較し、色補正の精度の低下を許容するか、もし
くはスクリーン処理等を複数回行うなど、無駄な処理を
許容する必要がある。
方法に比較し、色補正の精度の低下を許容するか、もし
くはスクリーン処理等を複数回行うなど、無駄な処理を
許容する必要がある。
【0010】また、再度のスクリーン処理を行うには、
処理前の画像データを記憶する記憶装置が必要となる
が、印刷装置側で色補正ができれば、こうした記憶装置
をスクリーン処理後の画像の蓄積に利用でき、複写機動
作時の時間をスクリーン処理をとして有効に利用でき
る。
処理前の画像データを記憶する記憶装置が必要となる
が、印刷装置側で色補正ができれば、こうした記憶装置
をスクリーン処理後の画像の蓄積に利用でき、複写機動
作時の時間をスクリーン処理をとして有効に利用でき
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
通り、バスのバンド幅を大きくせず、かつ、印刷手段側
での濃度補正手段を確保する事は難しく、例えば、特開
2000−69290号公報に開示されるような2値画
像での色補正技術が必要となる。
通り、バスのバンド幅を大きくせず、かつ、印刷手段側
での濃度補正手段を確保する事は難しく、例えば、特開
2000−69290号公報に開示されるような2値画
像での色補正技術が必要となる。
【0012】この技術によれば、画像出力手段に送られ
た2値画像に対して単位領域毎に画素値を変更する方法
を採っており、特に元の2値画像の特性を考慮していな
いため、伝送に必要なデータ量が減り、コスト的に有利
になるものの、2値化におけるスクリーンマトリクスと
の干渉から、階調跳びや粒状感の点で画質が大きく劣化
する可能性がある。本発明では、バスのバンド幅を小さ
く保ったまま、画像出力手段で色補正を行った場合でも
画質の劣化を防ぐ事ができるようにすることを目的とす
る。
た2値画像に対して単位領域毎に画素値を変更する方法
を採っており、特に元の2値画像の特性を考慮していな
いため、伝送に必要なデータ量が減り、コスト的に有利
になるものの、2値化におけるスクリーンマトリクスと
の干渉から、階調跳びや粒状感の点で画質が大きく劣化
する可能性がある。本発明では、バスのバンド幅を小さ
く保ったまま、画像出力手段で色補正を行った場合でも
画質の劣化を防ぐ事ができるようにすることを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために成されたものである。すなわち、本
発明は、閾値マトリクスを用いてm値(m>2)からn
値(2≦n<m)に変換された画像データを印刷手段へ
送る画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であって、画像データをn値に変換する前もしくは
後で、当該閾値マトリクスに対応するブロック内の画素
を、閾値の降順または昇順に並び替え、この並び替えら
れた画像データを圧縮して印刷手段へ送信する。
的を達成するために成されたものである。すなわち、本
発明は、閾値マトリクスを用いてm値(m>2)からn
値(2≦n<m)に変換された画像データを印刷手段へ
送る画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であって、画像データをn値に変換する前もしくは
後で、当該閾値マトリクスに対応するブロック内の画素
を、閾値の降順または昇順に並び替え、この並び替えら
れた画像データを圧縮して印刷手段へ送信する。
【0014】このような本発明では、閾値マトリクスを
用いてm値(m>2)からn値(2≦n<m)に変換す
るスクリーン処理の前もしくは後で、閾値マトリクスに
対応するブロック内の画素を、閾値の降順または昇順に
並び替えているため、例えば、昇順に並び替えた場合、
セル内の元画像の画素値が一定であれば、スクリーン処
理後は画素値1(ON)の画素が前方に、0(OFF)
の画像が後方に並ぶとともに、複数のセルに渡って元画
素値が一定となり、画像情報内に同一パターンの信号が
並ぶようになる。このため、画像圧縮を行う際の圧縮率
を大きくできるようになる。
用いてm値(m>2)からn値(2≦n<m)に変換す
るスクリーン処理の前もしくは後で、閾値マトリクスに
対応するブロック内の画素を、閾値の降順または昇順に
並び替えているため、例えば、昇順に並び替えた場合、
セル内の元画像の画素値が一定であれば、スクリーン処
理後は画素値1(ON)の画素が前方に、0(OFF)
の画像が後方に並ぶとともに、複数のセルに渡って元画
素値が一定となり、画像情報内に同一パターンの信号が
並ぶようになる。このため、画像圧縮を行う際の圧縮率
を大きくできるようになる。
【0015】また、本発明は、閾値マトリクスを用いて
m値(m>2)からn値(2≦n<m)に変換された画
像データを、印刷手段から取得した当該印刷手段の色再
現特性を用いて補正する画像処理装置、画像処理プログ
ラムおよび画像処理プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、前記補正において、
閾値マトリクスにより定まるスクリーンの成長順に応じ
て、画素の濃度または画素そのものを増減するものであ
る。
m値(m>2)からn値(2≦n<m)に変換された画
像データを、印刷手段から取得した当該印刷手段の色再
現特性を用いて補正する画像処理装置、画像処理プログ
ラムおよび画像処理プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、前記補正において、
閾値マトリクスにより定まるスクリーンの成長順に応じ
て、画素の濃度または画素そのものを増減するものであ
る。
【0016】このような本発明では、閾値マトリクスを
用いてm値(m>2)からn値(2≦n<m)に変換す
るスクリーン処理を前提とし、画像信号の伝送におい
て、スクリーン処理された画像データを、印刷手段の色
再現特性に応じて補正するに当たり、閾値マトリクスに
より定まるスクリーンの成長順に応じて、画素の濃度ま
たは画素そのものを増減することから、この補正でスク
リーン構造が乱れるのを防ぐことができる。
用いてm値(m>2)からn値(2≦n<m)に変換す
るスクリーン処理を前提とし、画像信号の伝送におい
て、スクリーン処理された画像データを、印刷手段の色
再現特性に応じて補正するに当たり、閾値マトリクスに
より定まるスクリーンの成長順に応じて、画素の濃度ま
たは画素そのものを増減することから、この補正でスク
リーン構造が乱れるのを防ぐことができる。
【0017】また、本発明は、閾値マトリクスを用いて
m値(m>2)からn値(2≦n<m)に変換された画
像データを印刷手段へ送信するとともに、この印刷手段
において受信した画像データを、その印刷手段の色再現
特性を用いて色補正する画像処理装置、画像処理プログ
ラムおよび画像処理プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、画像データをn値に
変換する前もしくは後で、閾値マトリクスに対応するブ
ロック内の画素を、閾値の降順または昇順に並び替え、
この並び替えられた画像データを圧縮して印刷手段へ送
信し、印刷手段において受信した画像データを伸張し、
この伸張された画像データを、閾値マトリクスにより定
まるスクリーンの成長順に応じて、画素の濃度または画
素そのものを増減することにより、印刷手段の色再現特
性に応じた補正を施す。
m値(m>2)からn値(2≦n<m)に変換された画
像データを印刷手段へ送信するとともに、この印刷手段
において受信した画像データを、その印刷手段の色再現
特性を用いて色補正する画像処理装置、画像処理プログ
ラムおよび画像処理プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であって、画像データをn値に
変換する前もしくは後で、閾値マトリクスに対応するブ
ロック内の画素を、閾値の降順または昇順に並び替え、
この並び替えられた画像データを圧縮して印刷手段へ送
信し、印刷手段において受信した画像データを伸張し、
この伸張された画像データを、閾値マトリクスにより定
まるスクリーンの成長順に応じて、画素の濃度または画
素そのものを増減することにより、印刷手段の色再現特
性に応じた補正を施す。
【0018】このような本発明では、画像データを送信
する際、閾値マトリクスに対応するブロック内の画素
を、閾値の降順または昇順に並び替えて圧縮しているこ
とから、同じ画素値が連続しやすくなり、圧縮効率を高
めることができる。また、n値に変換された画像データ
を印刷手段の色再現特性に応じて補正するに当たり、閾
値マトリクスにより定まるスクリーンの成長順に応じ
て、画素の濃度または画素そのものを増減することか
ら、この補正でスクリーン構造が乱れるのを防ぐことが
できる。
する際、閾値マトリクスに対応するブロック内の画素
を、閾値の降順または昇順に並び替えて圧縮しているこ
とから、同じ画素値が連続しやすくなり、圧縮効率を高
めることができる。また、n値に変換された画像データ
を印刷手段の色再現特性に応じて補正するに当たり、閾
値マトリクスにより定まるスクリーンの成長順に応じ
て、画素の濃度または画素そのものを増減することか
ら、この補正でスクリーン構造が乱れるのを防ぐことが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。なお、本実施形態では、電子写真方
式のカラープリンタへの適用例を説明する。図1は、シ
ステムの構成例を示すブロック図である。
基づいて説明する。なお、本実施形態では、電子写真方
式のカラープリンタへの適用例を説明する。図1は、シ
ステムの構成例を示すブロック図である。
【0020】ホストコンピュータHは、アプリケーショ
ンソフトウェアで作成された画像情報を、プリンタドラ
イバを介してプリンタ装置Pへ送信する。文字・図形情
報や色情報などの印刷データは、ページ記述言語(PD
L)の形でプリンタ装置に送られる。
ンソフトウェアで作成された画像情報を、プリンタドラ
イバを介してプリンタ装置Pへ送信する。文字・図形情
報や色情報などの印刷データは、ページ記述言語(PD
L)の形でプリンタ装置に送られる。
【0021】プリンタ装置Pは、プリンタエンジンPE
とそれを制御するエンジン・コントローラECから成る
画像形成部Gと、プリンタ・コントローラPCの2つの
部分から構成される。なお、物理的には、プリンタ・コ
ントローラPCとエンジン・コントローラECとは、そ
れぞれ1枚のプリント基板上に実装されるものとする。
とそれを制御するエンジン・コントローラECから成る
画像形成部Gと、プリンタ・コントローラPCの2つの
部分から構成される。なお、物理的には、プリンタ・コ
ントローラPCとエンジン・コントローラECとは、そ
れぞれ1枚のプリント基板上に実装されるものとする。
【0022】ホストコンピュータHから送られた印刷デ
ータは、プリンタ・コントローラPCのプリンタI/F
(インターフェイス)1を経由し、受信バッファ2に一
時的に保持される。
ータは、プリンタ・コントローラPCのプリンタI/F
(インターフェイス)1を経由し、受信バッファ2に一
時的に保持される。
【0023】次に、文法解釈・中間データ生成部3を経
て、印刷データのPDLからページ毎に、より低水準の
中間言語で記述された中間データヘと変換される。
て、印刷データのPDLからページ毎に、より低水準の
中間言語で記述された中間データヘと変換される。
【0024】次に、レンダリング部4で、中間データか
らラスタ状のデータヘの変換が行われる。この際、PD
Lの色空間(例えば、RGB色空間)から、プリンタの
CMYKの色空間への変換や、プリンタの色再現域を考
慮した色補正が行われる。
らラスタ状のデータヘの変換が行われる。この際、PD
Lの色空間(例えば、RGB色空間)から、プリンタの
CMYKの色空間への変換や、プリンタの色再現域を考
慮した色補正が行われる。
【0025】ラスタ状の印刷データは、プリンタ固有、
もしくはPDLに含まれる情報から生成されたスクリー
ンの閾値マトリクスに対応するよう、再配置処理を画素
再配置部5で行い、スクリーン処理部6でスクリーン処
理を行う。
もしくはPDLに含まれる情報から生成されたスクリー
ンの閾値マトリクスに対応するよう、再配置処理を画素
再配置部5で行い、スクリーン処理部6でスクリーン処
理を行う。
【0026】図2に示す閾値マトリクスを使用した場合
の、具体的な再配置およびスクリーン処理の例を図3に
示す。閾値マトリクスから求めた再配置順序をもとに、
閾値マトリクスに対応するブロック毎に再配置を行う。
の、具体的な再配置およびスクリーン処理の例を図3に
示す。閾値マトリクスから求めた再配置順序をもとに、
閾値マトリクスに対応するブロック毎に再配置を行う。
【0027】ブロック内の画素毎に、同じように再配置
した閾値マトリクスの対応する画素の閾値と比較するこ
とで、各画素毎に1(ON)と0(OFF)の信号列に
変換する。この図では、CMYK4色のうち一色の処理
についてのみの記述であるが、実際は印刷装置の構成に
より4色同時または逐次的に処理することになる。
した閾値マトリクスの対応する画素の閾値と比較するこ
とで、各画素毎に1(ON)と0(OFF)の信号列に
変換する。この図では、CMYK4色のうち一色の処理
についてのみの記述であるが、実際は印刷装置の構成に
より4色同時または逐次的に処理することになる。
【0028】このようにして得られたバイナリデータ
は、各色毎、データ圧縮部7において、MH/MMRや
ハフマン符号化など既存の圧縮アルゴリズムなどにより
圧縮処理(符号化)が行われる。
は、各色毎、データ圧縮部7において、MH/MMRや
ハフマン符号化など既存の圧縮アルゴリズムなどにより
圧縮処理(符号化)が行われる。
【0029】図3で示す印刷データは、斜め方向のグラ
デーション画像であったため、同様のビット列が並び、
大きな圧縮率を得ることができる。ただし、元の画像が
写真など、いわゆる自然画像のように高周波成分の多い
画像の場合は、非可逆圧縮では圧縮効果をほとんど得る
ことが出来ない場合もあるため、データ圧縮部7および
後述のデータ伸張部9を削除した構成や、画像の特性に
応じて圧縮の有無や圧縮アルゴリズムを変更することも
可能である。
デーション画像であったため、同様のビット列が並び、
大きな圧縮率を得ることができる。ただし、元の画像が
写真など、いわゆる自然画像のように高周波成分の多い
画像の場合は、非可逆圧縮では圧縮効果をほとんど得る
ことが出来ない場合もあるため、データ圧縮部7および
後述のデータ伸張部9を削除した構成や、画像の特性に
応じて圧縮の有無や圧縮アルゴリズムを変更することも
可能である。
【0030】以上の結果得られた印刷データは、エンジ
ン・コントローラECのエンジンI/F8ヘと送られ
る。
ン・コントローラECのエンジンI/F8ヘと送られ
る。
【0031】エンジン・コントローラEC側での処理は
以下のようになる。先ず、送られたデータは、データ伸
張部9において、圧縮アルゴリズムに対応する伸張処理
(復号化)が行われる。また、プリンタエンジンPE内
部に置かれた各種センサから得られた情報から、エンジ
ン・コントローラECは、プリンタエンジンPEの各種
パラメータを調整するとともに、補正しきれない部分は
印刷データを色補正部10で補正することにより対処す
る。
以下のようになる。先ず、送られたデータは、データ伸
張部9において、圧縮アルゴリズムに対応する伸張処理
(復号化)が行われる。また、プリンタエンジンPE内
部に置かれた各種センサから得られた情報から、エンジ
ン・コントローラECは、プリンタエンジンPEの各種
パラメータを調整するとともに、補正しきれない部分は
印刷データを色補正部10で補正することにより対処す
る。
【0032】図4は、補正方法を説明する模式図であ
る。CMYK各色毎の入力信号値と濃度レベルの関係
が、プリンタエンジン内の濃度センサから得られたデー
タから直接または間接的に、図4(a)に示すような形
で得られる。これより、入力信号値と濃度レベルの関係
が理想の状態に近づけるために行うべき信号レベルの変
換が図4(b)に示すような形で計算でき、最終的に補
正量として、図4(c)に示す形で得られる。
る。CMYK各色毎の入力信号値と濃度レベルの関係
が、プリンタエンジン内の濃度センサから得られたデー
タから直接または間接的に、図4(a)に示すような形
で得られる。これより、入力信号値と濃度レベルの関係
が理想の状態に近づけるために行うべき信号レベルの変
換が図4(b)に示すような形で計算でき、最終的に補
正量として、図4(c)に示す形で得られる。
【0033】図4(d)は、Cyanの印刷データの中
から、図2や図3に示した閾値マトリクスに対応する1
ブロックに対応する部分を抜き出した、”110100
1000010000”という信号列の補正の手順であ
る。この信号列の信号レベルは画素数16に対して、1
(ON)の画素が6ということから、信号レベルは5/
16となる。
から、図2や図3に示した閾値マトリクスに対応する1
ブロックに対応する部分を抜き出した、”110100
1000010000”という信号列の補正の手順であ
る。この信号列の信号レベルは画素数16に対して、1
(ON)の画素が6ということから、信号レベルは5/
16となる。
【0034】図4(c)より、入力信号レベル5/16
の補正量は+2/16であることから、0(OFF)の
画素2つを1(ON)に変更する。その際、閾値マトリ
クスの閾値の低い部分の画素を優先するため、先頭から
2つの0をスキャンし、1に置き換え、”111110
1000010000”と補正する。逆に、例えば補正
量が一2/16であった場合は、後方から2つの1をス
キャンし、0に置き換え、”110000000000
0000”と補正する。
の補正量は+2/16であることから、0(OFF)の
画素2つを1(ON)に変更する。その際、閾値マトリ
クスの閾値の低い部分の画素を優先するため、先頭から
2つの0をスキャンし、1に置き換え、”111110
1000010000”と補正する。逆に、例えば補正
量が一2/16であった場合は、後方から2つの1をス
キャンし、0に置き換え、”110000000000
0000”と補正する。
【0035】なお、図3および図4(d)においては、
閾値マトリクスの閾値の低いほうから順(昇順)に画像
を再配置/復元する例を示しているが、逆に閾値の高い
ほうから順(降順)に並べ替える例も可能であり、この
場合色補正は、正値の補正の場合は後方の0から順に1
に変更することになり、負値の補正の場合は前方の1か
ら順に0に変更することになる。
閾値マトリクスの閾値の低いほうから順(昇順)に画像
を再配置/復元する例を示しているが、逆に閾値の高い
ほうから順(降順)に並べ替える例も可能であり、この
場合色補正は、正値の補正の場合は後方の0から順に1
に変更することになり、負値の補正の場合は前方の1か
ら順に0に変更することになる。
【0036】以上の補正方法に補正された印刷データ
は、図1に示すエンジン・コントローラEC内の画素再
配置部11で、図3に示した方法の逆変換を行うことに
より、もとの座標系へと変換される。
は、図1に示すエンジン・コントローラEC内の画素再
配置部11で、図3に示した方法の逆変換を行うことに
より、もとの座標系へと変換される。
【0037】なお、画素再配置部11で、データの再配
置を行うにあたり、スクリーン処理をした閾値マトリク
スの情報をプリンタ・コントローラPC側から受ける必
要がある。ここで、図2に示すような単純ディザによる
場合であれば、閾値マトリクスの縦、横サイズと閾値の
小さい方向からの順位数の情報を受け、図5に示すよう
な閾値マトリクスのシフトを伴う場合には、閾値マトリ
クスの縦、横サイズ、閾値の小さい方向からの順位数の
情報に加え、シフト量の情報を追加することになる。
置を行うにあたり、スクリーン処理をした閾値マトリク
スの情報をプリンタ・コントローラPC側から受ける必
要がある。ここで、図2に示すような単純ディザによる
場合であれば、閾値マトリクスの縦、横サイズと閾値の
小さい方向からの順位数の情報を受け、図5に示すよう
な閾値マトリクスのシフトを伴う場合には、閾値マトリ
クスの縦、横サイズ、閾値の小さい方向からの順位数の
情報に加え、シフト量の情報を追加することになる。
【0038】最終的に得られた印刷データはプリンタエ
ンジンPEに送られ、印刷が行われる。本実施形態で
は、プリンタ・コントローラPCにおいてレンダリング
処理からスクリーン処理、データ圧縮を行う例を示した
が、プリンタによっては、こうした処理をホスト側で行
う「ダム・プリンタ」と呼ばれる構成のものがあり、こ
の場合は、図1のプリンタI/F1や受信バッファ2が
エンジン・コントローラECのエンジンI/F8に組み
込まれた形となり、プリンタ・コントローラPCでの処
理をホストコンピュータH行うことになる。
ンジンPEに送られ、印刷が行われる。本実施形態で
は、プリンタ・コントローラPCにおいてレンダリング
処理からスクリーン処理、データ圧縮を行う例を示した
が、プリンタによっては、こうした処理をホスト側で行
う「ダム・プリンタ」と呼ばれる構成のものがあり、こ
の場合は、図1のプリンタI/F1や受信バッファ2が
エンジン・コントローラECのエンジンI/F8に組み
込まれた形となり、プリンタ・コントローラPCでの処
理をホストコンピュータH行うことになる。
【0039】同様に、複写機の場合は、図1のホストコ
ンピュータHが原稿画像入力装置、プリンタ・コントロ
ーラPCが入力画像処理装置に対応し、入力処理装置内
部の閾値マトリクスを用いて画像再配置、スクリーン処
理、データ圧縮を行い、エンジンI/Fに印刷データと
閾値マトリクス情報を送ることになる。
ンピュータHが原稿画像入力装置、プリンタ・コントロ
ーラPCが入力画像処理装置に対応し、入力処理装置内
部の閾値マトリクスを用いて画像再配置、スクリーン処
理、データ圧縮を行い、エンジンI/Fに印刷データと
閾値マトリクス情報を送ることになる。
【0040】また、本発明は、上記実施形態に示した2
値画像のスクリーンに限ったものではなく、印刷手段に
おいて各画素が複数(n個)の要素に分割してON/O
FFが可能な場合においても同様の処理が可能である。
値画像のスクリーンに限ったものではなく、印刷手段に
おいて各画素が複数(n個)の要素に分割してON/O
FFが可能な場合においても同様の処理が可能である。
【0041】この場合、分割要素ごとに閾値を設定して
スクリーン処理を行うため、実際の処理は、画素を画素
分割要素に置き換えたものに等しく、図3や図4(d)
において、単に画素が主走査方向に1/n倍の大きさ、
閾値マトリクスの列数がn倍になったものとみなせる。
スクリーン処理を行うため、実際の処理は、画素を画素
分割要素に置き換えたものに等しく、図3や図4(d)
において、単に画素が主走査方向に1/n倍の大きさ、
閾値マトリクスの列数がn倍になったものとみなせる。
【0042】図6〜図8は、n=2の場合の例で、図3
と異なりスクリーン処理後に再配置処理を行う形の実施
例となっている。すなわち、図6においては、印刷デー
タを閾値マトリクスによってスクリーン処理した後、再
配置順序(閾値マトリクスの昇順)に従い並び替え(再
配置)を行っている。
と異なりスクリーン処理後に再配置処理を行う形の実施
例となっている。すなわち、図6においては、印刷デー
タを閾値マトリクスによってスクリーン処理した後、再
配置順序(閾値マトリクスの昇順)に従い並び替え(再
配置)を行っている。
【0043】また、図7においては、プリンタエンジン
の濃度特性に基づく補正値の計算を行い、再配置した印
刷データから補正する画素分割要素を決定し、補正を行
っている。
の濃度特性に基づく補正値の計算を行い、再配置した印
刷データから補正する画素分割要素を決定し、補正を行
っている。
【0044】そして、図8においては、補正後の印刷デ
ータを、再配置順序に基づき再びマトリクス状に並べ替
えている。印刷手段においては、画素毎に多値(p値)
の出力が可能な場合、上記分割要素数nが、n=p−1
である場合と同様の処理を行い、色補正後に各画素毎、
画素分割要素のONの数を出力画素値とすることで実現
可能である。
ータを、再配置順序に基づき再びマトリクス状に並べ替
えている。印刷手段においては、画素毎に多値(p値)
の出力が可能な場合、上記分割要素数nが、n=p−1
である場合と同様の処理を行い、色補正後に各画素毎、
画素分割要素のONの数を出力画素値とすることで実現
可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。すなわち、バスのバンド幅を小さ
く保ったまま、画像出力手段で色補正を行った場合もス
クリーン処理後の画像情報に同一パターンが並びやすく
なり、圧縮率を大きくできるようになる。また、スクリ
ーンの成長順に応じて画素の濃度の増減を行い補正する
ため、画像補正によるスクリーン構造の乱れを防止で
き、モアレ等の発生を抑制した良好な画質を得ることが
可能となる。
のような効果がある。すなわち、バスのバンド幅を小さ
く保ったまま、画像出力手段で色補正を行った場合もス
クリーン処理後の画像情報に同一パターンが並びやすく
なり、圧縮率を大きくできるようになる。また、スクリ
ーンの成長順に応じて画素の濃度の増減を行い補正する
ため、画像補正によるスクリーン構造の乱れを防止で
き、モアレ等の発生を抑制した良好な画質を得ることが
可能となる。
【図1】 システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】 閾値マトリクスの例を示す図である。
【図3】 再配置およびスクリーン処理の例を説明する
模式図である。
模式図である。
【図4】 補正方法を説明する模式図である。
【図5】 シフトを伴う閾値マトリクスの例を示す図で
ある。
ある。
【図6】 画素が要素分割される場合の処理を説明する
模式図(その1)である。
模式図(その1)である。
【図7】 画素が要素分割される場合の処理を説明する
模式図(その2)である。
模式図(その2)である。
【図8】 画素が要素分割される場合の処理を説明する
模式図(その3)である。
模式図(その3)である。
1…プリンタI/F、2…受信バッファ、3…文法解釈
・中間データ生成部、4…レンダリング部、5…画素再
配置部、6…スクリーン処理部、7…データ圧縮部、8
…エンジンI/F、9…データ伸長部、10…色補正
部、11…画素再配置部、EC…エンジン・コントロー
ラ、G…画像形成部、H…ホストコンピュータ、P…プ
リンタ装置、PC…プリンタ・コントローラ、PE…プ
リンタエンジン
・中間データ生成部、4…レンダリング部、5…画素再
配置部、6…スクリーン処理部、7…データ圧縮部、8
…エンジンI/F、9…データ伸長部、10…色補正
部、11…画素再配置部、EC…エンジン・コントロー
ラ、G…画像形成部、H…ホストコンピュータ、P…プ
リンタ装置、PC…プリンタ・コントローラ、PE…プ
リンタエンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/60 H04N 1/40 D 5C077 1/46 1/46 Z 5C079 Fターム(参考) 2C087 AA15 AA16 AB05 AC08 BA01 BA03 BA05 BA07 BA12 BD36 BD40 CA13 2C187 AC07 2C262 AA05 AA24 AA26 AB13 BB03 BB06 BB15 BB20 BB22 BC10 BC13 CA08 DA17 EA12 GA57 5B021 AA01 AA19 CC08 LG07 LG08 5B057 AA11 BA30 CA01 CA08 CA16 CB01 CB08 CB16 CE11 CE17 CG01 CH11 DB09 5C077 LL03 LL19 MP08 NN02 PP15 PP32 PP33 PP37 PP38 PQ22 RR13 RR21 TT02 TT06 5C079 HA01 HB03 LA12 LA26 LA33 LB01 LC11 NA02 PA02 PA03
Claims (10)
- 【請求項1】 閾値マトリクスを用いてm値(m>2)
からn値(2≦n<m)に変換された画像データを印刷
手段へ送る画像処理装置であって、 前記画像データをn値に変換する前もしくは後で、当該
閾値マトリクスに対応するブロック内の画素を、閾値の
降順または昇順に並び替える画素再配置手段と、 前記画素再配置手段で並び替えられた画像データを圧縮
して印刷手段へ送信するデータ圧縮手段とを備えること
を特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 閾値マトリクスを用いてm値(m>2)
からn値(2≦n<m)に変換された画像データを、印
刷手段から取得した当該印刷手段の色再現特性を用いて
補正する色補正手段を備える画像処理装置であって、 前記色補正手段は、前記閾値マトリクスにより定まるス
クリーンの成長順に応じて、画素の濃度または画素その
ものを増減することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】 閾値マトリクスを用いてm値(m>2)
からn値(2≦n<m)に変換された画像データを印刷
手段へ送信するとともに、当該印刷手段において受信し
た画像データを、その印刷手段の色再現特性を用いて色
補正する画像処理装置であって、 前記画像データをn値に変換する前もしくは後で、当該
閾値マトリクスに対応するブロック内の画素を、閾値の
降順または昇順に並び替える画素再配置手段と、 前記画素再配置手段で並び替えられた画像データを圧縮
して印刷手段へ送信するデータ圧縮手段と、 前記印刷手段において受信した画像データを伸張するデ
ータ伸張手段と、 前記データ伸張手段によって伸張された画像データを、
前記閾値マトリクスにより定まるスクリーンの成長順に
応じて、画素の濃度または画素そのものを増減すること
により、前記印刷手段の色再現特性に応じた補正を施す
色補正手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項4】 前記閾値マトリクスの情報としては、閾
値マトリクスの縦横の画素数、マトリクス内の各閾値も
しくは閾値の順位に加え、閾値マトリクス自体のシフト
量を含むことを特徴とする請求項1から3のうちいずれ
か1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 閾値マトリクスを用いてm値(m>2)
からn値(2≦n<m)に変換された画像データを印刷
手段へ送る画像処理プログラムであって、 前記画像データをn値に変換する前もしくは後で、当該
閾値マトリクスに対応するブロック内の画素を、閾値の
降順または昇順に並び替える手順と、 前記手順で並び替えられた画像データを圧縮して印刷手
段へ送信する手順とを備えることを特徴とする画像処理
プログラム。 - 【請求項6】 閾値マトリクスを用いてm値(m>2)
からn値(2≦n<m)に変換された画像データを、印
刷手段から取得した当該印刷手段の色再現特性を用いて
補正する手順を備える画像処理プログラムであって、 前記補正する手順では、前記閾値マトリクスにより定ま
るスクリーンの成長順に応じて、画素の濃度または画素
そのものを増減することを特徴とする画像処理プログラ
ム。 - 【請求項7】 閾値マトリクスを用いてm値(m>2)
からn値(2≦n<m)に変換された画像データを印刷
手段へ送信するとともに、当該印刷手段において受信し
た画像データを、その印刷手段の色再現特性を用いて色
補正する画像処理プログラムであって、 前記画像データをn値に変換する前もしくは後で、当該
閾値マトリクスに対応するブロック内の画素を、閾値の
降順または昇順に並び替える手順と、 前記手順で並び替えられた画像データを圧縮して印刷手
段へ送信する手順と、 前記印刷手段において受信した画像データを伸張する手
順と、 前記手順で伸張された画像データを、前記閾値マトリク
スにより定まるスクリーンの成長順に応じて、画素の濃
度または画素そのものを増減することにより、前記印刷
手段の色再現特性に応じた補正を施す手順とを備えるこ
とを特徴とする画像処理プログラム。 - 【請求項8】 閾値マトリクスを用いてm値(m>2)
からn値(2≦n<m)に変換された画像データを印刷
手段へ送る手順を記録した媒体であって、 前記画像データをn値に変換する前もしくは後で、当該
閾値マトリクスに対応するブロック内の画素を、閾値の
降順または昇順に並び替える手順と、 前記手順で並び替えられた画像データを圧縮して印刷手
段へ送信する手順とをコンピュータに実行させる画像処
理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体。 - 【請求項9】 閾値マトリクスを用いてm値(m>2)
からn値(2≦n<m)に変換された画像データを、印
刷手段から取得した当該印刷手段の色再現特性を用いて
補正する手順を記録した媒体であって、 前記補正する手順では、前記閾値マトリクスにより定ま
るスクリーンの成長順に応じて、画素の濃度または画素
そのものを増減することを特徴とする画像処理プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項10】 閾値マトリクスを用いてm値(m>
2)からn値(2≦n<m)に変換された画像データを
印刷手段へ送信するとともに、当該印刷手段において受
信した画像データを、その印刷手段の色再現特性を用い
て色補正する処理を記録した媒体であって、 前記画像データをn値に変換する前もしくは後で、当該
閾値マトリクスに対応するブロック内の画素を、閾値の
降順または昇順に並び替える手順と、 前記手順で並び替えられた画像データを圧縮して印刷手
段へ送信する手順と、 前記印刷手段において受信した画像データを伸張する手
順と、 前記手順で伸張された画像データを、前記閾値マトリク
スにより定まるスクリーンの成長順に応じて、画素の濃
度または画素そのものを増減することにより、前記印刷
手段の色再現特性に応じた補正を施す手順とをコンピュ
ータに実行させる画像処理プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001069733A JP2002271626A (ja) | 2001-03-13 | 2001-03-13 | 画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001069733A JP2002271626A (ja) | 2001-03-13 | 2001-03-13 | 画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002271626A true JP2002271626A (ja) | 2002-09-20 |
Family
ID=18927729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001069733A Pending JP2002271626A (ja) | 2001-03-13 | 2001-03-13 | 画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002271626A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005311644A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置、校正方法及びそのプログラム |
EP1732031A2 (en) * | 2005-06-07 | 2006-12-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and image processing method |
-
2001
- 2001-03-13 JP JP2001069733A patent/JP2002271626A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005311644A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置、校正方法及びそのプログラム |
EP1732031A2 (en) * | 2005-06-07 | 2006-12-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and image processing method |
EP1732031A3 (en) * | 2005-06-07 | 2012-02-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and image processing method |
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