JPH115331A - カラー記録装置の制御方法とカラー記録装置 - Google Patents

カラー記録装置の制御方法とカラー記録装置

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JPH115331A
JPH115331A JP9177667A JP17766797A JPH115331A JP H115331 A JPH115331 A JP H115331A JP 9177667 A JP9177667 A JP 9177667A JP 17766797 A JP17766797 A JP 17766797A JP H115331 A JPH115331 A JP H115331A
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JP9177667A
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Yuuji Watabe
友師 渡部
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 記録画像に大きな影響を与えない色の画
像データは、階調変換テーブル22Yを用いて、例えば
8ビットのデータから4ビットのデータに圧縮される。
また、圧縮した画像データは単位量ずつまとめられ、各
データの対応するビットをスライスして送り出す。 【効果】 圧縮によりメモリ格納の際のデータ量を減少
させると共に、単位量ずつビットスライスして転送すれ
ば、圧縮後のデータも無駄なく記録ヘッド等に転送でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像を記録
するための各色ドットをそれぞれ多階調表現する画像デ
ータを受け入れて、記録ヘッドに供給するカラー記録装
置の制御方法とカラー記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像を多階調で表現する記録装置は、記
録すべき画像の画素に相当する領域に複数のドットを配
置し、印字をしたドットの合計面積を増減させることに
よって、用紙等に記録した後の画素の濃度を変化させる
ようにしている。これを面積階調方式と呼んでいるが、
多階調で記録を行うような場合にも、同様の方法が採用
される。
【0003】例えば、1画素を表現するための階調数が
256階調であるような場合、1画素は8ビットで表現
される。インクを用いてカラー画像を記録する場合、通
常、シアンC、マゼンタM、イエローYの3色を混合し
て任意の色を表現する。こうした3色の色ドット毎に8
ビットの階調表現をしようとすれば、1画素を8×3即
ち24ビット分の情報量で表現することになる。これに
よって、2の24乗種のカラーを表現できる。
【0004】コンピュータシステム等において、ブラウ
ン管ディスプレイに画像を表示するための信号には、レ
ッドR、グリーンG、ブルーBの3原色を使用する。こ
の場合にも1画素あたり24ビットのデータ形式が基本
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には次のような解決すべき課題があった。
カラー画像を印刷するための記録ヘッドは、微細加工技
術及び高密度実装技術の進歩によって、ますます精密化
している。実際にインクのような記録剤を紙のような記
録媒体に付着させるために、多数のドットを同時に記録
できるようなものの設計が可能になっている。
【0006】このように、1回の走査により記録される
ドットの数が増大し、短時間で印刷される画素数が急激
に増大すると、記録ヘッドに対する画像データの供給能
力も向上させる必要がある。即ち、記録ヘッドの能力を
十分活用するため、印刷装置内で保持すべき画像データ
の量を増やしかつデータの処理時間を短縮させて、記録
ヘッドが要求する画像データの量に相当する画像データ
を短時間に記録ヘッドに供給する必要が生じている。
【0007】しかしながら、大量の画像データを保持す
るための記憶素子を増設したり、処理能力の高いプロセ
ッサを使用すると、装置のコスト増大を招き、価格低減
という要求を満たすことができない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉カラー画像を記録するための各色ドットを、
それぞれ多階調表現する画像データを受け入れて、記録
ヘッドに供給する場合に、特定の色ドットを記録するた
めの画像データを、よりビット数の少ない多階調表現に
圧縮変換して、残りの色ドットを記録するための画像デ
ータとともに上記記録ヘッドに供給することを特徴とす
るカラー記録装置の制御方法。
【0009】〈構成2〉構成1において、特定の色ドッ
トを記録するための画像データを、よりビット数の少な
い多階調表現に圧縮変換する際に、その色ドットの階調
値の所定範囲と他の範囲の圧縮変換率を相違させること
を特徴とするカラー記録装置の制御方法。
【0010】〈構成3〉構成1または2において、圧縮
変換後記録ヘッドに供給するための画像データを、転送
単位数ずつビットごとにスライスして、スライスした転
送単位ごとに転送をすることを特徴とするカラー記録装
置の制御方法。
【0011】〈構成4〉カラー画像を記録するための各
色ドットを、それぞれ多階調表現する画像データを受け
入れて、記録ヘッドに供給する場合に、特定の色ドット
を記録するための画像データを、転送単位数ずつビット
ごとにスライスして、その上位ビットから、スライスし
た転送単位ごとに転送するとともに、所定数の下位ビッ
ト部分の転送を省略して圧縮変換処理し、残りの色ドッ
トを記録するための画像データとともに上記記録ヘッド
に供給することを特徴とするカラー記録装置の制御方
法。
【0012】〈構成5〉構成4において、スライスした
転送単位ごとに画像データを転送する場合に、さらにそ
の画像データを同一内容のデータの連続性に着目して圧
縮して転送することを特徴とするカラー記録装置の制御
方法。
【0013】〈構成6〉カラー画像を記録するための各
色ドットを、それぞれ多階調表現する画像データを受け
入れて、記録ヘッドに供給するものにおいて、特定の色
ドットを記録するための画像データを、よりビット数の
少ない多階調表現に圧縮変換する階調変換部と、圧縮変
換後記録ヘッドに供給するための画像データを、転送単
位数ずつビットごとにスライスして、スライスした転送
単位ごとに転送をするビットスライス回路部を備えたこ
とを特徴とするカラー記録装置。
【0014】〈構成7〉カラー画像を記録するための各
色ドットを、それぞれ多階調表現する画像データを受け
入れて、記録ヘッドに供給するものにおいて、特定の色
ドットを記録するための画像データを、転送単位数ずつ
ビットごとにスライスして、その上位ビットから、スラ
イスした転送単位ごとに転送するとともに、所定数の下
位ビット部分の転送を省略して圧縮変換処理するビット
スライス回路部を備えたことを特徴とするカラー記録装
置。
【0015】〈構成8〉構成7において、ビットスライ
ス回路部の出力した画像データを、同一内容のデータの
連続性に着目して圧縮して転送することを特徴とするカ
ラー記録装置。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例〉図1は、本発明によるカラー記録装置のブロ
ック図である。図の装置は、上位装置1から画像データ
の転送を受けて、外部インタフェース制御部2からその
画像データを取り込み、処理する構成となっている。こ
の装置の制御のために、プロセッサ3が設けられてい
る。このプロセッサ3は、プログラムメモリ4に記憶さ
れているマイクロコードをフェッチし、マイクロコード
によるプログラムを実行することで各部の制御を行う。
画像メモリ5は、この装置で処理した後、記録ヘッドに
転送するための画像データを一時記憶しておくためのメ
モリである。
【0017】ヘッドインタフェース制御部6には、記録
ヘッド7が接続されており、このヘッドインタフェース
制御部6を介して記録ヘッド7に対し画像データが転送
される。プロセッサ3は、これらの各機能ブロックをア
ドレスバス11、データバス12あるいはその他のコン
トロールバスを通じて制御する。本発明によるカラー記
録制御のために、この図に示すように、書き込み制御回
路14、シフト制御回路15、読み出し制御回路16が
設けられている。また、各色ドットを記録するための画
像データをそれぞれの色毎に受け入れるラッチ部21
Y、21M及び21Cが設けられている。
【0018】ラッチ部21Yの出力側には階調変換テー
ブル22Y、ラッチ部21Mの出力側には階調変換テー
ブル22M、ラッチ部21Cの出力側には階調変換テー
ブル22Cが設けられている。各階調変換テーブル22
Y、22M、22Cの出力側には、それぞれビットスラ
イス回路部23Y、23M、23Cが設けられている。
そして、これらのビットスライス回路部23Y、23
M、23Cの出力をビット毎に選択して出力するために
セレクタ24Y、24M、24Cが設けられている。
【0019】上記プロセッサ3は、アドレスバス11で
アクセス対象デバイスを指定する。各デバイスはリード
動作によってデータバス12を通じてデータの転送を受
け、ライト動作によってデータバス12を通じてデータ
を書き込まれる。
【0020】階調変換テーブル22Y、22M、22C
は、それぞれラッチ部21Y、21M、21Cにプロセ
ッサ3から転送されたデータをアドレスに受け入れ、該
当するアドレスに記憶されているデータを変換後のデー
タとして出力するルック・アップ・テーブルにより構成
されている。
【0021】例えば、階調変換テーブル22Yは、8ビ
ットで表現されるイエローYの画像データをアドレスに
受け入れて、4ビットのデータに変換して出力する。階
調変換テーブル22Yの出力側に設けられたビットスラ
イス回路部23Yには、4ビットの出力データを受け入
れる4個のシフトレジスタSR1、SR2、SR4が設
けられている。各シフトレジスタSR1、SR2、SR
4は、例えば8ビット分のデータをシリアルに受け入れ
た後、これをセレクタ24Yを介して出力するよう構成
されている。
【0022】階調変換テーブル22Yは、8ビットの画
像データを4ビットのデータに圧縮する機能を持つ。な
お、この例では、他の色についての階調変換テーブル2
2M、22Cは、いずれも圧縮変換を行わない構成とし
ている。即ち、この例では、出力画像に大きな影響を与
えないイエローの画像データについて圧縮変換処理を行
い、他のマゼンタMあるいはシアンCの画像データにつ
いては元の8ビットの階調そのままで処理を行うように
している。従って、ビットスライス回路部23Mにはビ
ットスライス回路部23Yの2倍の8個のシフトレジス
タが設けられる。また、ビットスライス回路部23Cに
も同様の8個のシフトレジスタが設けられる。
【0023】また、ビットスライス回路部23Y、23
M、23Cに設けた各シフトレジスタは、いずれも単位
量即ちここでは8個分の画像データの対応するビットを
受け入れて、これを一括して転送する。通常、出力側の
バスや画像メモリ5あるいは記録ヘッド7は、データを
単位量ずつ受け入れ、単位量ずつ記憶したり処理をす
る。従って、例えば入力する画像データが8ビットのと
き、これを圧縮して4ビットにすると、そのままパラレ
ルに出力した場合、有効な部分は4ビットで残りの部分
に無駄な4ビットを付加した状態でデータを転送処理す
ることになる。こうした無駄を避けるためにこのような
ビットスライス回路部23Yを設けた。
【0024】上記の書き込み制御回路14は、プロセッ
サ3から出力されるアドレス及びライト信号及び同期ク
ロック信号を受け入れて、プロセッサのライト動作によ
りラッチ部21Y、21M、21Cに画像データラッチ
タイミング信号を出力し、同時にラッチ部から階調変換
テーブル22Y、22M、22Cに画像データを出力す
る。また、書き込み制御回路14は、シフト制御回路1
5に対しシフトタイミング信号を出力し、階調変換テー
ブル22Y、22M、22Cにデータを入力した後、こ
のデータが変換処理されたとき、シフトレジスタSR1
〜SR4をシフトさせて変換後のデータをシフトレジス
タに読み込ませる。
【0025】読み出し制御回路16は、プロセッサ3か
ら出力されるアドレス及びリード信号を受け入れて、プ
ロセッサのリード動作によって選択信号をセレクタ24
Y、24M、24Cに出力する。これによって、その指
定したシフトレジスタに格納された単位量のデータを一
括してデータバス12に出力させる。これらの信号をど
のような順番に出力し転送するかは、プロセッサ3によ
り制御される。なお、こうした回路をハードウェアで構
成した場合には、この図に示すように、それぞれの色毎
にラッチ部、階調変換テーブル、ビットスライス回路部
といった回路ブロックを設ける。しかしながら、処理対
象の画像データをメモリに格納しておき、ソフトウェア
によって同等の制御を行うことも可能である。
【0026】次に、図1の装置の動作を順に説明する。
まず、画像データは、上位装置1の内部でシアン、マゼ
ンタ、イエローの3つの一次色データに変換される。各
色の濃度を示す階調データは、それぞれ8ビット256
階調が割り当てられる。従って、1画素あたり8ビット
×3色即ち24ビットで構成された画像データが上位装
置1に記憶されている。この画像データを上位装置1か
ら印刷装置に転送する場合、各一次色毎に画像データを
分割し、色毎に第1番目の画素から順番に転送する。
【0027】即ち、まずイエローの画像データを1番目
の画素から全ての画素について転送し、その後、マゼン
タ、シアンの順に3画面分を転送することになる。この
具体例では、n画素で構成される画像データの転送順序
として、始めに第1画素から第n画素のイエローの階調
データを順次転送する。次に、第1画素から第n画素の
マゼンタの階調データを順次転送し、更に最後にシアン
の階調データを同様に転送して、1画面分の画像転送を
終了する。
【0028】なお、こうしたデータの転送順について
は、例えば第1画素のイエロー、マゼンタ、シアンにつ
いての階調データを順に転送した後、第2画素以降を同
様にして、イエロー、マゼンタ、シアンの順で転送して
いく方法もある。また、画素番号や色の転送順序を必要
に応じて入れ替えることも考えられる。これらいずれの
場合においても、印刷装置の内部でデータ処理の順序が
変わるだけで、本発明による効果は実質的には変わらな
い。
【0029】第1画素のイエローの階調データ即ち8ビ
ットの画像データが上位装置1から転送されると、外部
インタフェース制御部2が転送されたデータを一旦保持
する。そして、プロセッサ3に対して割り込み信号を出
力する。割り込み信号を受信したプロセッサ3は、外部
インタフェース制御部2の内部に保持された階調データ
をリード動作により内部レジスタに取り込む。続いて、
プロセッサ3は、読み込んだ階調データをイエローの階
調変換テーブル22Yに書き込むための処理を行う。
【0030】プロセッサ3は、イエロー用の階調変換テ
ーブル22Yに対応するアドレスとライト信号を出力
し、階調データのライト動作を行う。書き込み制御回路
14は、イエロー用の階調変換テーブル22Yに接続さ
れたラッチ部21Yにラッチパルスを出力する。プロセ
ッサ3によって書き込まれた階調データは、階調変換テ
ーブル22Yに接続されたラッチ部21Yに保持され、
次の書き込み動作が行われるまでデータがそのまま保持
される。
【0031】階調変換テーブル22Yに入力された階調
データをテーブルアドレスとして変換した階調データが
この階調変換テーブル22Yから出力される。書き込み
制御回路14は階調変換テーブル22Yにデータを書き
込むライト信号をトリガとして、階調変換テーブル22
Yが階調データを入力されてから変換された階調データ
を出力するに要する時間分の遅延時間を求める。この遅
延時間後にイエロー用のビットスライス回路部23Yに
シフトパルスを1パルス出力する。このシフトパルスに
より階調変換テーブル22Yから出力された変換階調デ
ータがビットスライス回路部23Yのシフトレジスタに
取り込まれる。
【0032】イエロー用の階調変換テーブル22Yの出
力は4ビットのデータである。各ビット毎に設けられて
いるシフトレジスタSR1、SR2、SR3、SR4に
対して共通のシフトパルスが入力され、4ビット分のシ
フトレジスタが同時にシフト動作を行う。
【0033】上位装置1からのデータ受信からシフトパ
ルス出力までの一連の動作により、第1画素のイエロー
の階調データの階調を変換したデータが、ビットスライ
ス回路部23YのシフトレジスタSR1〜SR4に書き
込まれて保持される。プロセッサ3は、第2画素のイエ
ローの階調データを上位装置から受信し、第1画素の場
合と同様にして転送する。階調データはプロセッサ3か
らイエロー用の階調変換テーブル22Yに書き込まれ、
テーブルで変換されたデータが再びビットスライス回路
部23YのシフトレジスタSR1〜SR4に書き込まれ
る。以上の動作を第8画素まで実行すると、各シフトレ
ジスタSR1〜SR4には第1画素〜第8画素のイエロ
ーの変換階調データが保持されることになる。
【0034】ここで、シフトレジスタSR1には、変換
後の階調データの第1ビット目のビットデータ、即ち最
上位のビットデータが第1画素〜第8画素分保持され
る。2番目のシフトレジスタSR2には、変換階調デー
タの最上位から2ビット目のビットデータが第1画素〜
第8画素分保持される。以下、シフトレジスタSR3、
SR4には、それぞれ変換階調データの第3番目、第4
番目のビットのデータが保持される。
【0035】その後、プロセッサ3は、シフトレジスタ
SR1に対応するアドレスを出力し、リード動作を行
い、シフトレジスタSR1内の8ビット分のデータを読
み出して、プロセッサ3の内部レジスタに取り込む。そ
して、続いて画像メモリ5へライト動作を行い、内部レ
ジスタに読み込んでいたデータを画像メモリ5に記憶さ
せる。同様にして、2番目〜4番目のシフトレジスタS
R2〜SR4に保持されたデータも8ビットずつ順番に
読み出し画像メモリ5に記憶する。このような転送を行
うのは、画像メモリ5にデータを転送し記憶させる単位
が8ビット単位だからである。8ビット単位で記憶をさ
せようとする場合、階調変換テーブル22Yのパラレル
出力をそのまま利用すると4ビットずつになり、残り4
ビットが空白データとなる。
【0036】ところが、このように一旦シフトレジスタ
SR1〜SR4に丁度その転送単位数のビットだけデー
タを格納し、ビットスライスをしながら転送すれば、無
駄なく8ビットずつの転送を行うことができる。
【0037】全てのシフトレジスタの内部のデータを画
像メモリ5に転送し終えると、プロセッサ3は第9番目
の画素から第16番目の画素のイエローの階調データに
対して上位装置1からのデータ受信を再開する。そし
て、そのデータの階調変換と転送、画像メモリ5への格
納処理を続け、以後、順次イエローの階調データ転送が
終了するまで、n回同様の処理を繰り返していく。
【0038】なお、画像メモリ5への記憶は8画素単位
で行っているが、nが8の倍数以外の値であった場合、
最終の第n画素の変換階調データをシフトレジスタに取
り込んだ時点では、各シフトレジスタ内のデータが8ビ
ット分に不足する。この場合、足りない分のシフトを行
わせるために、階調変換テーブル22Yへダミーのデー
タのライト動作を行う。このダミーのデータのライト動
作によって、第n番目の画素のデータの後に無効データ
ビットが付加される。これで、最後のデータについて
は、こうした無効ビットを含めたデータ転送が行われ
る。
【0039】画像メモリ5に変換処理後の画像データを
書き込む場合、同一のシフトレジスタから読み出したデ
ータの記憶アドレスは、連続アドレスになるように記憶
を行っている。これは、階調データをビットスライスし
たことが明確になるようにした一例である。画像メモリ
5へ書き込むための記憶方法は、この他様々な方法が可
能である。また、画像メモリ5上のデータの記憶領域配
置については、記録ヘッドのオリフィス数やオリフィス
の配列、データの走査方向に応じ適切なデータ形式を選
択することができる。
【0040】全ての画素についてイエローの画像データ
処理が終了した後、マゼンタ及びシアンのデータについ
ても同様の処理を行う。この場合にも、階調変換テーブ
ルを使用したデータの変換とビットスライス回路部23
M、23Cを使用したビットスライスを実行する。な
お、この例では、マゼンタやシアンのデータ処理を行う
場合、それぞれ階調変換テーブル22M、22Cを用意
し、更にビットスライス回路部23M、23Cを用意し
た。
【0041】ここで、各色の階調変換テーブル22Y、
22M、22Cは、それぞれ必ずしも同一である必要は
ない。ここでは、階調変換テーブル22M、22Cは、
出力データのビット数をそれぞれ8ビットとして、階調
変換テーブル22Yと異なる構成にしている。このた
め、ビットスライス回路部23M、23Cには、それぞ
れ8組ずつのシフトレジスタが設けられることになる。
なお、これらのシフトレジスタは図示していない。
【0042】また、この図に示すような回路では、色毎
に同時並行処理が可能であるが、処理速度が十分に速
く、またソフトウェアにより処理が可能な場合には、必
要に応じて各部の回路を共通化し、あるいはメモリ上に
展開したプログラムによって代替することが可能であ
る。
【0043】図2には、階調変換テーブルとビットスラ
イス回路の動作タイミングチャートを示す。上記の回路
の動作中、階調変換テーブルとビットスライス回路につ
いて、ここで更に詳細な動作説明を行う。なお、このタ
イムチャートでは、動作説明簡略化のため、階調変換テ
ーブル22Yとビットスライス回路部23Yの入出力動
作のみを示している。また、上位装置1からのデータ受
信やメモリへのアクセス動作は省略した。
【0044】図において、(a)はアドレスバスの内
容、(b)はライト信号、(c)はリード信号、(d)
はデータ、(e)はラッチパルス、(f)は階調変換テ
ーブルの出力、(g)は変換データの第1ビット、
(h)は変換データの第2ビット、(i)は変換データ
の第3ビット、(j)は変換データの第4ビット、
(k)はシフトパルスを示している。
【0045】まず、プロセッサ3が階調変換テーブル2
2Yのアドレスを出力し、アドレスバス11を介して階
調データをライト信号に同期して書き込みを行う。これ
により、階調変換テーブル22Yから変換データが出力
される。階調データとしてFFhを入力した場合、その
変換データとしてFH(図の(d)と(f))が出力さ
れる。この変換データの第1ビット(MSB)から第4
ビット(LSB)が、それぞれ1番目のシフトレジスタ
SR1から4番目のシフトレジスタSR4にシフトパル
スに同期して入力する(k)。
【0046】その後、階調データとしてC0H、A0
H、80H、60H、40H、20H、00Hを同様に
順次階調変換テーブルに書き込んでいく。こうして、各
階調データは、CH、AH、8H、6H、4H、2H、
0Hに変換される。変換データの各ビットは順次シフト
レジスタに書き込まれる。シフトレジスタへ8ビット分
のデータが書き込まれた時点で、プロセッサ3がシフト
レジスタSR1から順に、シフトレジスタ内部のデータ
をそのリード信号に同期してパラレルに読み出してい
く。
【0047】シフトレジスタのデータは最初に書き込ま
れたものをMSB、最後に書き込まれたものLSBとし
て、データバス12に出力される。この例の場合、シフ
トレジスタSR1からは0FH、シフトレジスタSR3
〜SR4からはそれぞれAAH、CCH、01Hが出力
される。
【0048】図3には、イエローの階調変換テーブルの
入力と出力の関係を示す。図の(a)は階調変換テーブ
ル22Yの入力端子、出力端子及びそのデータの関係を
示す。また、(b)は、横軸に出力階調、縦軸に入力階
調値を示した。この階調変換テーブルは、上位装置から
転送された画像データの階調値を入力してその値のアド
レスに予め割り付けられている階調データを出力する。
このようなルック・アップ・テーブルの入出力の関係を
表した。
【0049】なお、ここで、階調値の小さいものは低濃
度に対応し、階調値の大きいものは高濃度に対応してい
るものとする。イエローの階調変換テーブル22Yは8
ビットの階調データを入力すると、4ビットの変換階調
データを出力する。入出力の関係はグラフに示すよう
に、入力値0〜255を0〜16の範囲に分割し、分割
した入力値の範囲に1対1で変換階調値を割り当ててい
る。こうして入力した階調値に応じて変換階調データを
決定している。これによって、8ビットの階調が4ビッ
トの変換階調にデータ圧縮される。
【0050】図4には、マゼンタ、シアンの階調変換テ
ーブルの入力−出力の関係説明図を示す。この図の構成
は、図3に示すものと全く同様である。階調変換テーブ
ル22M、22Cは、図の(a)に示すように、8ビッ
トの階調データを入力すると、8ビットの階調データを
出力する構成となっている。なお、この入力と出力の関
係は、図4(b)に示すように、入力値をDin、出力
値をDoutとしたとき、入力値が0〜63の範囲では
Dout=2×Dinが成立する。また、入力値64〜
255の範囲では、Dout=2/3×Din+84が
成立するように規定している。このように、階調値の所
定の範囲と他の範囲との圧縮変換率を相違させるように
したのは、次の理由による。
【0051】即ち、低濃度領域の階調分割を粗くしても
あまり画質に変化は及ばない。一方、高濃度領域につい
ては、階調分割をより細かくなるようにして画質を維持
するようにしている。なお、入力値出力値とも8ビット
であって、階調データの圧縮自体は行われていない。こ
れは印刷の際の印刷色を考慮した補正処理と考えてよ
い。
【0052】図5には、転送画像の階調データを示す。
図5(a)は、転送画像の階調データ(イエロー)であ
る。また(b)は、変換階調データ(イエロー)であ
る。この図において、例えばY12というのは、イエロ
ーの階調データの第1番目の画素の第2番目のビットを
表す。また、Y′12は、イエローの変換階調データの
第1番目の画素の第2番目のビットを表している。この
図に示すように、(a)に図示した第m番目の画素(1
≦m≦n)のイエローの階調データYM1〜YM8はイ
エロー用の階調変換テーブルによってY′M1〜Y′M
4に変換される。こうして変換された階調データはイエ
ロー用のビットスライス回路部によって各画素のビット
毎に第1画素から第8画素までブロック単位にまとめら
れる。
【0053】図6には、こうしてビットスライスされた
変換階調データを示す。図に示すように、第1ビット目
のk番目のブロックは(kは0≦k≦n/8を満たす整
数)は8k+1画素〜8(k+1)画素の第1ビット目
のデータ、Y(8k+1)1、Y(8k+2)1、…、
Y8(k+1)1により構成される。
【0054】図7には、8ビット入力のビットスライス
回路部の例ブロック図を示す。次に、これまでとは異な
る圧縮処理をする例を説明する。この装置は、上位装置
1から入力インタフェース30を介して8ビット3色分
の画像データを受け入れて処理をする構成となってい
る。入力インタフェース30は、実際には図1に示した
通りのデータ転送処理用の各種の回路から構成される。
ラッチ部21Yは、図1を用いて説明した通り、画像デ
ータを1画素分ずつ保持する部分である。
【0055】階調変換テーブル22Yは、ここでは8ビ
ットのデータを受け入れて8ビット分の出力を出す回路
とされる。従って、ビットスライス回路部23Yには8
ビットシフトレジスタが8個設けられている。各シフト
レジスタにはSR1〜SR8というように符号を付し
た。ビットスライス回路部23Yの出力側にはセレクタ
24Yが設けられている。セレクタ24Yはデコーダ3
1を介して制御信号を受け入れてシフトレジスタを選択
制御するよう構成されている。デコーダは、各スイッチ
の制御信号を得るための回路で、必要な圧縮処理に従っ
て順次各スイッチを駆動する構成となっている。ここの
例では、イエローの色に対する回路ブロックを詳細に説
明した。他の色の回路ブロックは、このイエローの回路
と全く同一であるため、図示を簡略した。
【0056】図8には、図7に示した階調変換テーブル
22Yの構成を示す。図8(a)に示すように、入力階
調値は8ビットで256階調、出力階調値も同様に8ビ
ットで256階調とし、この例では入力階調値の0〜6
4までの範囲と65〜255までの範囲とで変換率を相
違させている。これは、既に図4(b)を用いて説明し
たものと同様の趣旨である。
【0057】ここで、図7のセレクタ24Yは、ビット
スライス回路部23Yに8ビット8画素分のデータが保
持されると、これまでの動作と同様にしてビットスライ
スを行いながらデータを転送する。即ち、最初に8ビッ
トシフトレジスタSR1からデータを取り出して、デー
タ転送を行う。次に、8ビットシフトレジスタSR2か
らデータを取り出して転送を行う。全ての8ビットシフ
トレジスタSR1〜SR8までのデータを取り出して転
送した場合には、圧縮は行われない。
【0058】一方、これらの8ビットレジスタの上位ビ
ットに相当する、例えば4ビット分即ち8ビットシフト
レジスタSR1〜SR4までのデータのみを転送するよ
うにすれば、これまでの例と同様にして8ビットのデー
タを4ビット分に圧縮処理することができる。こうして
圧縮処理した結果、図8(b)に示すように、入力階調
値が8ビット、出力階調値が4ビットとなる。
【0059】図9には、具体例2による圧縮処理の説明
図を示す。この具体例の場合、この図に示すように、例
えば8個の画像データD1〜D8が上記シフトレジスタ
に保持されているとすれば、その上位ビットが格納され
たシフトレジスタSR1〜SR4のデータのみが転送さ
れる。従って、下位ビットは、そのまま捨てられる。こ
れによって、ビットスライス回路部を用いた任意のレベ
ルの圧縮処理が可能となる。従って、この場合には、図
7に示した各色毎に回路は全て同一で、セレクタ24
Y、24Mあるいは図示しないセレクタ24Cの制御に
よって各色を任意の圧縮率で取り出すことも可能にな
る。
【0060】従って、イエローのみ16階調に圧縮を行
う場合には、イエローのデータはシフトレジスタSR1
〜SR4のデータのみを画像メモリに転送し、残りの色
については全てのシフトレジスタからデータを転送すれ
ばよい。こうした処理は、全てプロセッサの実行するプ
ログラムに設定しておけばよい。また、ビットスライス
回路部によって画素毎の階調データを常に8ビット即ち
転送単位数ずつ転送することができ、圧縮率を任意に定
めたとしても転送データに多くの無駄なデータを含める
必要がなくなる。また、データの転送処理を一律に行う
ことが可能になる。
【0061】図10には、データ転送量を削減した装置
のブロック図を示す。上記のような回路は印刷装置に設
けるのもよいが、印刷装置の上位装置側に設けることも
できる。ここでは、上位ユニット35と印字ユニット3
6というように装置を分離し、上位ユニット側で上記の
ような処理を行っている。上位装置1、入力インタフェ
ース30、ラッチ部21Y、21M、21C、階調変換
テーブル22Y、22M、22C、ビットスライス回路
部23Y、23M、23C、セレクタ24Y、24M、
24Cは、それぞれこれまで説明したものと全く同様の
構成をしている。
【0062】なお、この例はビットスライス回路部23
Yが8ビットシフトレジスタSR1〜SR4の4ビット
分で構成されたものにしている。また、こうして処理さ
れたデータは圧縮器26Y、26M、26Cによって、
それぞれの色毎にデータ圧縮される。そして、図示しな
いケーブルを介してデータが印字ユニット36に転送さ
れる。印字ユニット36の側には、伸長器27Y、27
M、27Cが設けられ、それぞれ印字ヘッド28Y、2
8M、28Cにデータが転送され印字される構成になっ
ている。
【0063】ここで、上記のようなビットスライス回路
部を設けることによって、本発明では次のような機能を
持たせることができる。即ち、図9に示したように、ビ
ットスライス回路部によって、各画素の上位ビットから
順にビット毎のデータが画像メモリに格納される。ビッ
ト毎のデータを1画面分集合させたものをプレーンと呼
ぶことにすると、例えば1画素8ビットで構成される1
色分の画像データは、8プレーンの画像データ群とな
る。
【0064】この場合、まず印字ユニット側で、必要な
解像度や階調数に応じて、上位ビットに相当するプレー
ンから順に必要なプレーン数だけ転送すれば、適切な印
刷が可能となる。従って、画像メモリ自身には全ての画
像データが格納されたとしても、こうした転送処理によ
って所定の圧縮が可能となる。これは、ビットスライス
回路から画像メモリにセレクタを通して適当なビットだ
けを選択し、結果としてデータ圧縮をしたケースと全く
同様である。
【0065】更に、各プレーンについて見ると、この画
像データは圧縮効率が極めて大きくなるという効果があ
る。即ち、例えばディジタルスチールカメラにより撮影
した人物画像を考えると、人物の背景や着ている洋服、
顔あるいは皮膚の部分は、数十ビット単位で見ると色の
変化はあまり少ない。従って、全てのビットあるいは少
なくとも階調データの上位ビットは同じ値が続く。この
ため、プレーン単位でいわゆる同一内容のデータの連続
性に着目した圧縮処理を行えば、極めて効率の高い圧縮
ができ、これを画像メモリに格納することができる。従
って、データ量自身も十分に削減できる。なお、こうし
た圧縮法は、よく知られたランレングス法等によって実
現ができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次のような効果がある。 1.階調変換テーブルを用いて、画像データをよりビッ
ト数の少ない多階調表現に圧縮変換すると、高い階調数
を必要としない色についてデータ量を圧縮減少させ、装
置のコスト削減が可能となる。
【0067】2.階調変換テーブルあるいはビットスラ
イス回路部等で画像データを圧縮変換する際に、階調変
換テーブル側で任意の色ドットの階調値の所定範囲と他
の範囲の圧縮率を相違させるように処理すれば、その色
に応じて、印字の際、より品質の高い変換処理が可能に
なる。
【0068】3.ビットスライス回路部において、画像
データを転送単位数ずつビット毎にスライスして転送す
るようにすれば、圧縮率に関わらず転送単位でのデータ
転送が可能となり、無駄なデータを含める必要が少な
く、データの処理速度が向上し、メモリへの格納量も少
なくできる。ビットスライス回路部において、画像デー
タを転送単位量ずつビットスライスして転送し、所定数
の下位ビット部分の転送を省略するようにすれば、任意
の範囲で自由にデータの圧縮が可能となる。しかも、こ
の場合に、データ転送単位ずつ転送を行うため、転送処
理の無駄が生じない。
【0069】4.ビットスライスした転送単位毎に画像
データを転送する場合に、更にその画像データを同一内
容のデータの連続性に着目して圧縮して転送したり格納
するようにすれば、画像の性質上、より圧縮率が高ま
り、メモリ容量等の節約が可能となる。
【0070】5.各色毎にビットスライス回路部で任意
の圧縮率で圧縮処理を行うことができれば、例えば複数
の一次色のうち視覚感度特性の高い、光学濃度の高いも
のの階調データのビット数は多くし、逆に視覚感度特性
の低い光学濃度の低いものの階調データのビット数を少
なくするような方法で画像のデータ変換を行うことがで
き、同じ量のデータで各色を一律に圧縮処理するような
場合に比べて、階調数を削減したことによる画像の劣化
を少なく抑えることができるという効果がある。
【0071】6.上記のような圧縮処理を上位装置側で
行って印字ユニット側へ転送するような構成にすれば、
印刷の処理時間としてボトルネックとなりがちなデータ
転送時間を短縮することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置のブロック図である。
【図2】階調変換テーブルとビットスライス回路の動作
タイミングチャートである。
【図3】イエローの階調変換テーブルの入力−出力の関
係説明図である。
【図4】マゼンタ、シアンの階調変換テーブルの入力−
出力の関係説明図である。
【図5】(a)は転送画像の階調データ、(b)は変換
階調データ(イエロー)である。
【図6】ビットスライスされた変換階調データ(イエロ
ー)である。
【図7】8ビット入力のビットスライス回路部の例ブロ
ック図である。
【図8】シフトレジスタのデータ取出しと画像データの
階調の関係説明図である。
【図9】具体例2による圧縮処理の説明図である。
【図10】データ転送量を削減した装置のブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 上位装置 2 外部インタフェース制御部 3 プロセッサ 4 プログラムメモリ 5 画像メモリ 6 ヘッドインタフェース制御部 7 ヘッド 11 アドレスバス 12 データバス 14 書き込み制御回路 15 シフト制御回路 16 読み出し制御回路 21Y、21M、21C ラッチ部 22Y、21M、21C 階調変換テーブル 23Y、23M、23C ビットスライス回路部 24Y、24M、24C セレクタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像を記録するための各色ドット
    を、それぞれ多階調表現する画像データを受け入れて、
    記録ヘッドに供給する場合に、 特定の色ドットを記録するための画像データを、よりビ
    ット数の少ない多階調表現に圧縮変換して、 残りの色ドットを記録するための画像データとともに前
    記記録ヘッドに供給することを特徴とするカラー記録装
    置の制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 特定の色ドットを記録するための画像データを、よりビ
    ット数の少ない多階調表現に圧縮変換する際に、その色
    ドットの階調値の所定範囲と他の範囲の圧縮変換率を相
    違させることを特徴とするカラー記録装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 圧縮変換後記録ヘッドに供給するための画像データを、
    転送単位数ずつビットごとにスライスして、スライスし
    た転送単位ごとに転送をすることを特徴とするカラー記
    録装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 カラー画像を記録するための各色ドット
    を、それぞれ多階調表現する画像データを受け入れて、
    記録ヘッドに供給する場合に、 特定の色ドットを記録するための画像データを、転送単
    位数ずつビットごとにスライスして、その上位ビットか
    ら、スライスした転送単位ごとに転送するとともに、所
    定数の下位ビット部分の転送を省略して圧縮変換処理
    し、 残りの色ドットを記録するための画像データとともに前
    記記録ヘッドに供給することを特徴とするカラー記録装
    置の制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 スライスした転送単位ごとに画像データを転送する場合
    に、さらにその画像データを同一内容のデータの連続性
    に着目して圧縮して転送することを特徴とするカラー記
    録装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 カラー画像を記録するための各色ドット
    を、それぞれ多階調表現する画像データを受け入れて、
    記録ヘッドに供給するものにおいて、 特定の色ドットを記録するための画像データを、よりビ
    ット数の少ない多階調表現に圧縮変換する階調変換部
    と、 圧縮変換後記録ヘッドに供給するための画像データを、
    転送単位数ずつビットごとにスライスして、スライスし
    た転送単位ごとに転送をするビットスライス回路部を備
    えたことを特徴とするカラー記録装置。
  7. 【請求項7】 カラー画像を記録するための各色ドット
    を、それぞれ多階調表現する画像データを受け入れて、
    記録ヘッドに供給するものにおいて、 特定の色ドットを記録するための画像データを、転送単
    位数ずつビットごとにスライスして、その上位ビットか
    ら、スライスした転送単位ごとに転送するとともに、所
    定数の下位ビット部分の転送を省略して圧縮変換処理す
    るビットスライス回路部を備えたことを特徴とするカラ
    ー記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、ビットスライス回路
    部の出力した画像データを、同一内容のデータの連続性
    に着目して圧縮して転送することを特徴とするカラー記
    録装置。
JP9177667A 1997-06-18 1997-06-18 カラー記録装置の制御方法とカラー記録装置 Pending JPH115331A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002207335A (ja) * 2001-01-09 2002-07-26 Kyocera Mita Corp カラー画像形成装置
JP2004015086A (ja) * 2002-06-03 2004-01-15 Canon Inc 画像処理装置及びその制御方法
JP2005085120A (ja) * 2003-09-10 2005-03-31 Seiko Epson Corp 印刷支援システム、印刷支援サーバ、印刷処理装置、印刷支援方法、印刷処理方法、印刷支援プログラムおよび印刷処理プログラム
JP2010162816A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Seiko Epson Corp 画像形成装置
EP1079600B1 (en) * 1999-08-27 2011-03-02 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method, and storage medium
US10516804B2 (en) 2017-07-24 2019-12-24 Seiko Epson Corporation Image processing device, image processing system, and non-transitory computer readable medium

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