JP2001068862A - 車載用電子機器 - Google Patents

車載用電子機器

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JP2001068862A
JP2001068862A JP24092699A JP24092699A JP2001068862A JP 2001068862 A JP2001068862 A JP 2001068862A JP 24092699 A JP24092699 A JP 24092699A JP 24092699 A JP24092699 A JP 24092699A JP 2001068862 A JP2001068862 A JP 2001068862A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作パネルを外す動作が簡単であり、また、操
作パネルを外し忘れることを防止できる車載用電子機器
を提供する。 【解決手段】パネル基台26に嵌着させた操作パネル2
7を使用状態では操作パネル27の通常使用される操作
面が前面となる第1の位置(a)とし、駆動機構により
パネル基台26を操作パネル27が電子機器の前面を開
く前面解放位置となる第2の位置(b)となるように移
動させる車載用電子機器において、イグニッションキー
をオフとすると、駆動機構がパネル基台27を第2の位
置に移動させた後、操作パネル27をパネル基台26か
ら取り外すために必要な時間停止させ、その後パネル基
台を第1の位置に戻すように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は操作パネルを駆動
する車載用電子機器に係わり、特に、使用者が車から離
れるときに車載用電子機器を隠して盗難を防止するのに
便利な車載用電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】使用者が車から離れるときに、車載用電
子機器を隠して盗難を防止するための装置が知られてい
る。特願平8−287531号(特開平10−1142
47)に本願の出願人が提案した車載用音響機器の盗難
防止装置の例を図3〜図9に示す。図3は前記車載用音
響機器の要部を示す分解斜視図である。図における1は
車載用音響機器の駆動機構シャーシであり、図3〜図9
に示す操作パネル5の駆動機構を支えている。駆動機構
シャーシ1は図4〜9に示す固定シャーシ20に水平方
向移動自在に支持されている。駆動機構シャーシ1の支
持機構は後に説明する。固定シャーシ20は車の音響機
器設置用空所に配置される。なお、駆動機構シャーシ1
に固定され駆動機構を支える部材も駆動機構シャーシ1
と称している。
【0003】駆動機構シャーシ1に立設された軸1aは
第1のレバー2を回動自在に支持している。また、駆動
機構シャーシ1に立設された軸1bは第3のギヤ6を回
転自在に支持している。また、第1のレバー2の縁近傍
に回動軸を中心とする円弧状のガイド溝2eが形成さ
れ、このガイド溝2eは軸1bと係合し第1のレバー2
の回動を安定させる。駆動機構シャーシ1はモータ9か
ら第3のギヤ6に至る歯車列を回転自在に支持してい
る。
【0004】第1のレバー2に立設された軸2bは第2
のレバー3とカムプレート4を回動自在に支持してい
る。そして、第1のレバー2に立設された軸2dは第2
のレバー3に設けられたガイド溝3cと係合し第2のレ
バー3の回動を安定させる。また、第1のレバー2に立
設された軸2cは第2のギヤ7を回転自在に支持してい
る。さらに、第1のレバーの縁に軸2bを中心とする第
6のギヤ2aが形成されている。
【0005】第2のレバー3は穴3dと操作パネル5に
立設された軸5aとの嵌合により操作パネル5を回動自
在に支持している。操作パネル5には軸5aを中心とす
るように第4のギヤ5bが固着されている。図5にも示
すように、第2のレバー3に立設された軸3bに回転自
在に支持された第5のギヤ8は第4のギヤ5bと第6の
ギヤ2aと噛み合っている。軸5aに嵌装されたねじり
コイルばね17は操作パネル5を付勢してギヤのバック
ラッシによるガタを除いている。
【0006】さらに、第2のレバー3に回動軸を中心と
するように形成された内歯ギヤ3aは第2のギヤ7と噛
み合っている。第1のレバー2は捩りコイルばね18に
より図5における反時計方向に付勢されている。従って
各ギヤ間のバックラッシュによるガタが除かれている。
また、第1のレバー2に固定されたマイクロスイッチ1
5は第2のレバー3に臨んでおり、第2のレバー3の回
動位置を検出する。
【0007】カムプレート4は図3において裏返した状
態でも示されている。カムプレート4は裏返した状態か
ら矢印で示すように姿勢が変えられて装置に装着され
る。カムプレート4には回動軸を中心とする第1のギヤ
4cおよび円弧状のガイド溝4dが形成されている。ま
た、楕円ギヤ4aとカム溝4bが形成されている。カム
溝4bは楕円ギヤ4aの外周に沿って形成されており、
楕円ギヤ4aとカム溝4bの回動軸からの放射線上のピ
ッチ点間の距離は一定である。
【0008】図5にも示すように、カムプレート4のガ
イド溝4dは軸2cと係合しカムプレート4の回動を安
定させている。また、カムプレート4の楕円ギヤ4aは
第3のギヤ6と噛み合いカム溝4bは軸1bと係合して
いる。また、カムプレート4に形成された第1のギヤ4
cは第2のギヤ7と噛み合っている。先に説明したよう
に、第2のギヤ7は第2のレバー3に形成された内歯ギ
ヤ3aとも噛み合っている。すなわち、第2のギヤ7の
歯幅厚さは第1のギヤ4cや内歯ギヤ3aの厚さより広
くなっている。
【0009】モータ9から第3のギヤ6に至る歯車列は
図4にも示されている。モータ9の回転軸に固着された
ウォーム9aは2段ギヤ10のはすば歯車と噛み合って
いる。2段ギヤ10の小歯車は2段ギヤ11の大歯車と
噛み合っている。2段ギヤ11の小歯車は2段ギヤ12
の大歯車と噛み合っている。2段ギヤ12の小歯車はギ
ヤ13と噛み合っている。
【0010】ギヤ13はギヤ14aと噛み合っている。
ギヤ14aは駆動機構シャーシ1の両側で回転自在に支
持された軸14に固着されている。軸14の両端にはギ
ヤ14bおよびギヤ14cが固着されている。ギヤ14
bは第3のギヤ6と噛み合っている。先に説明したよう
に、第3のギヤ6は楕円ギヤ4aとも噛み合っている。
すなわち、第3のギヤ6の厚さはギヤ14bや楕円ギヤ
4aの厚さより広くなっている。
【0011】軸14に固着されたギヤ14cはモータ9
と反対側の駆動機構シャーシ1に配置された操作パネル
の駆動機構を駆動する。すなわち、図9に示すように、
第1のレバー2等の部材は駆動機構シャーシ1の両側に
対称形状のものが配置されており、ギヤ14cはモータ
9と反対側の駆動機構シャーシ1に配置された第3のギ
ヤと噛み合っている。
【0012】図3に示すように、駆動機構シャーシ1に
立設された軸1aおよび1bにはローラ22が装着され
ている。また、操作パネル5に立設された軸5aにもロ
ーラ22が装着されている。図3は駆動機構シャーシ1
の右側の部分しか示していないが左側の部分にも同様に
ローラ22、22…が装着されている。
【0013】図6〜8に示すように、軸1aおよび1b
のローラ22、22は固定シャーシ1の水平ガイド溝2
0a、20aに挿通し、軸5aのローラ22は固定シャ
ーシ1の垂直ガイド溝20bに挿通している。すなわ
ち、駆動機構シャーシ1は固定シャーシ20の水平ガイ
ド溝20a、20aに水平方向移動自在に支持され、操
作パネル5の回動軸5aの位置に応じて水平方向に移動
する。駆動機構シャーシ1の位置を検出するマイクロス
イッチ16は固定シャーシ20に固定されたプリント基
板25に取付けられている。固定シャーシ20の前方に
はエスカッション21が固定されている。
【0014】次に、上記のように構成された操作パネル
の駆動機構の動作を説明する。図4、図5および図6は
車載用音響機器の通常の使用状態を示しており、この状
態では操作パネル5の操作面が音響機器の前方に位置し
ている。キー操作により操作パネル5は図6に示す状態
から図7に示す状態を経由して図8に示す状態に移動さ
れる。
【0015】キー操作によっては図7に示す位置に操作
パネル5を停止させることができる。なお、図6、図7
および図8に示す夫々の状態はマイクロスイロッチ15
および16で検出される。図6に示す状態はマイクロス
イッチ15がオンの状態において、マイクロスイッチ1
6がオンとなることにより検出される。図7に示す状態
はマイクロスイッチ16がオフの状態において、マイク
ロスイッチ15がオンとなることにより検出される。図
8に示す状態はマイクロスイッチ15がオフの状態にお
いて、マイクロスイッチ16がオンとなることにより検
出される。このように操作パネルの3位置を2つのマイ
クロスイッチで検出することができる。
【0016】図7に示す状態では操作パネル5が略水平
となっており、このとき軸5aは下方に位置しており、
車載用音響機器の前方が大きく開かれ操作パネル5の後
方に配置されたカセットテープ等の記録媒体挿入口から
記録媒体を挿入することができる。操作パネル5の自転
軸である軸5aは垂直ガイド溝20bに案内されるの
で、水平方向には移動しない。従って、固定シャーシ2
0に設けられるディスク挿入口を操作パネル5に近付く
ように前方に配置できるので、ディスクの出し入れが容
易となる。また、音響機器の前後方向の寸法を短くする
ことができる。図8に示す状態では操作パネル5の裏面
が前面となっており、音響機器が隠されており、使用者
が車を離れても盗難が防止される。
【0017】操作パネル5の移動動作を説明すると、図
5に示す状態で第3のギヤ6が反時計方向に駆動される
と、カムプレート4は時計方向に回動する。すると、第
1のギヤ4c、第2のギヤ7および内歯ギヤ3aの噛み
合いにより第2のレバー3は反時計方向に回動する。第
1のレバー2は軸1bとカム溝4bで案内されて一旦反
時計方向に回動された後時計方向に回動される。
【0018】図6に示す位置から図7に示す位置に操作
パネル5が移動する間は第1のレバー2と第2のレバー
3が共に反時計方向に回動され軸5aは下限の位置まで
移動される。このとき軸5aは駆動機構シャーシ1に立
設された軸1a(第1のレバー2の回動中心)と反対方
向に相対的に移動するが軸5aの固定シャーシ1に対す
る水平方向移動が規制されているので駆動機構シャーシ
1が後退することになる。
【0019】図7に示す位置から図8に示す位置に操作
パネル5が移動する間は第1のレバー2は時計方向に回
動され第2のレバー3は反時計方向に回動され軸5aは
略下限の位置に止まっている。このとき軸5aは駆動機
構シャーシ1に立設された軸1a(第1のレバー2の回
動中心)の方向に相対的に移動するが軸5aの固定シャ
ーシ1に対する水平方向移動が規制されているので駆動
機構シャーシ1が前進することになる。
【0020】図6に示す状態から図8に示す状態となる
間に操作パネル5は第4のギヤ5b、第5のギヤ8およ
び第6のギヤ2aの噛み合いにより180°時計方向に
回動される。モータ9を逆転させることにより操作パネ
ル5は上記と逆に図8に示す位置から図7に示す位置を
経由して図6に示す位置まで駆動される。
【0021】なお、操作パネル5の移動径路は、軸2b
の第1のレバー2の回動中心からの距離、第2のレバー
3の回動中心と穴3dとの距離、楕円ギヤ4aおよびカ
ム溝4bの形状、第1のギヤ4c、第2のギヤ7、内歯
ギヤ3a、第6のギヤ2a、第5のギヤ8および第4の
ギヤ5bのピッチ円直径を設定することにより最適状態
とすることができる。
【0022】上記した従来の車載用音響機器は操作パネ
ル5の裏面で音響機器を隠すことにより、一応盗難防止
の効果が果たされるが、操作パネルが音響機器に付いた
ままとなっているため、この音響機器を車から取り外す
とそのまま使用でき、操作パネルの裏面で音響機器が隠
されていることを知っている者に対する盗難防止効果は
なかった。
【0023】そこで、操作パネルをパネル基台に嵌着
し、パネル基台を上述の駆動機構により駆動し、パネル
基台が図7に示す位置(操作パネルとパネル基台が図7
に示す操作パネル5の姿勢となる位置)で操作パネルを
パネル基台からスライドさせて外す音響機器もあった。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の操作パ
ネルをパネル基台からスライドさせて外す音響機器で
は、操作パネルを外して車を離れるときには、イグニッ
ションキーをオフとする前に、先ず、操作パネルを外せ
る状態に操作し、操作パネルを外してからパネル基台を
基に戻し、それからイグニッションキーをオフとする動
作が必要であり、車を離れる前の動作が面倒であった。
【0025】また、これらの動作をすることなく、イグ
ニッションキーをオフとすると、操作パネルを外せなく
なる。そして、操作パネルを外す動作を忘れてしまうこ
ともあった。
【0026】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、操作パネルを外
す動作が簡単であり、また、操作パネルを外し忘れるこ
とを防止できる車載用電子機器を提供することである。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明の車載用電子機
器は、パネル基台に嵌着させた操作パネルを使用状態で
は操作パネルの通常使用される操作面が前面となる第1
の位置とし、駆動機構により前記パネル基台を前記操作
パネルが電子機器の前面を開く前面解放位置となる第2
の位置となるように移動させる車載用電子機器におい
て、イグニッションキーをオフとすると、前記駆動機構
がパネル基台を前記第2の位置に移動させた後、操作パ
ネルをパネル基台から取り外すために必要な時間停止さ
せ、その後パネル基台を前記第1の位置に戻すように構
成したものである。
【0028】さらに、この発明の車載用電子機器は、パ
ネル基台に嵌着させた操作パネルを通常使用される操作
面が前面となる第1の位置と操作パネルの前記操作面以
外の面が前面となる第3の位置との間を操作パネルが電
子機器の前面を開く前面解放位置となる第2の位置を経
由して移動させるように駆動する車載用電子機器におい
て、イグニッションキーをオフとすると、前記駆動機構
がパネル基台を前記第2の位置に移動させた後、所定期
間停止させ、その後操作パネルがパネル基台から取り外
された場合はパネル基台を前記第1の位置に移動させ、
操作パネルがパネル基台から取り外されなかった場合は
パネル基台を前記第3の位置に移動させるように構成し
たものである。
【0029】また、前記各車載用電子機器において、前
記操作パネルが前記第2の位置にあるときに操作パネル
を取り外すことを促す音を発する又はパネルに表示する
ように構成したものである。
【0030】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を図面に基いて
説明する。図1はこの発明の第1の実施例である車載用
音響機器の動作を示す概略側面図である。この例では図
3〜9で説明した従来の車載用音響機器の操作パネル5
がパネル基台26とそれに嵌着された操作パネル27で
置き換えられている。そして、パネル基台26はその軸
26aと軸26aに固着された図示していないギヤを介
して駆動機構により駆動される。
【0031】操作パネル27はスライドさせてパネル基
台26から取り外せるようになっており、操作パネル2
7の着脱は図示していないスイッチにより検出され、こ
のスイッチからの信号が駆動機構を制御する制御回路に
入力される。制御回路にはイグニッションキーのオンオ
フの信号も入力される。制御回路はタイマーによりイグ
ニッションキーのオフから所定期間バッテリから電力を
供給するスイッチを有している。
【0032】図1(a)は車載用音響機器を通常に使用
している状態を示しており、このときイグニッションキ
ーはオンとなっている。図1(a)に示す状態でイグニ
ッションキーをオフとすると、駆動機構はパネル基台2
6および操作パネル27を図1(b)に示す位置まで駆
動し、数秒間停止し、操作パネル27を取り外すことを
促すビープ音を発する。
【0033】図1(b)に示す状態で操作パネル27が
図1(c)に示すように取り外されると、駆動機構はパ
ネル基台26を図1(d)に示すように元の位置に戻
し、その後タイマーにより電源がオフとされる。
【0034】図1(b)に示す状態で操作パネル27が
図1(e)に示すように取り外されないと、駆動機構は
パネル基台26を図1(f)に示すように反転した位置
に移動させ、その後タイマーにより電源がオフとされ
る。
【0035】このような構成により、長時間車から離れ
る場合は操作パネル27を取り外すことにより盗難防止
の効果を高めることができ、短時間車を離れる場合に操
作パネル27の取り外し取付けの手間を省くことができ
る。
【0036】図2はこの発明の第2の実施例である車載
用音響機器の動作を示す概略側面図である。この例では
操作パネル5がパネル基台26とそれに嵌着された操作
パネル27で置き換えられ、駆動機構により駆動される
ことは第1の実施例と同様である。
【0037】また、操作パネル27はスライドさせてパ
ネル基台26から取り外せるようになっており、操作パ
ネル27の着脱は図示していないスイッチにより検出さ
れ、このスイッチからの信号およびイグニッションキー
のオンオフの信号が駆動機構を制御する制御回路に入力
され、制御回路はタイマーによりイグニッションキーの
オフから所定期間バッテリから電力を供給するスイッチ
を有していることも第1の実施例と同様である。
【0038】図2(a)は車載用音響機器を通常に使用
している状態を示しており、このときイグニッションキ
ーはオンとなっている。図2(a)に示す状態でイグニ
ッションキーをオフとすると、駆動機構はパネル基台2
6および操作パネル27を図2(b)に示す位置まで駆
動し、数秒間停止し、操作パネル27を取り外すことを
促すビープ音を発する。
【0039】図2(b)に示す状態で操作パネル27が
図2(c)に示すように取り外されると、駆動機構はパ
ネル基台26を図1(d)に示すように元の位置に戻
し、その後タイマーにより電源がオフとされる。
【0040】図2(b)に示す状態で操作パネル27が
図2(e)に示すように取り外され場合も駆動機構はパ
ネル基台26を図2(f)に示すように元の位置に戻
し、その後タイマーにより電源がオフとされる。
【0041】このような構成により、長時間車から離れ
る場合は操作パネル27を取り外すことにより盗難防止
の効果を高めることができ、短時間車を離れる場合に操
作パネル27の取り外し取付けの手間を省くことがで
き、しかも何等の操作をすることなくそのまま音響機器
を使用することがてきる。
【0042】実施例は以上のように構成されているが発
明はこれに限られず、例えば、操作パネル27を取り外
すことを促すビープ音の代りに音声合成装置により『操
作パネルを外して下さい』と発音させてもよく、また取
り外すことを促す表示をパネルに行うようにしてもよ
い。なお、音を発したり表示をしたりしなくてもこの発
明の効果は得られる。
【0043】
【発明の効果】この発明の車載用電子機器によれば、イ
グニッションキーをオフした後でも待機時間内に操作パ
ネルを外すことができ、操作パネルを外す操作が簡単と
なる。また、操作パネルの外し忘れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である車載用電子機器
の動作を示す概略側面図である。
【図2】この発明の第2の実施例である車載用電子機器
の動作を示す概略側面図である。
【図3】従来の車載用音響機器の要部を示す分解斜視図
である。
【図4】同車載用音響機器の要部を示す側面図である。
【図5】同車載用音響機器の要部を示す側面図である。
【図6】同車載用音響機器の要部を示す側面図である。
【図7】同車載用音響機器の作用を示す側面図である。
【図8】同車載用音響機器の作用を示す側面図である。
【図9】同車載用音響機器の要部を示す平面図である。
【符号の説明】
1 駆動機構シャーシ、1a、1b 軸、1c ばね掛 2 第1のレバー、2a 第6のギヤ、2b、2c、2
d 軸、2e ガイド溝 3 第2のレバー、3a 内歯ギヤ、3b 軸、3c
ガイド溝、3d 穴 4 カムプレート、4a 楕円ギヤ、4b カム溝、4
c 第1のギヤ、4dガイド溝 5 操作パネル、5a 軸、5b 第4のギヤ 6 第3のギヤ、 7 第2のギヤ 8 第5のギヤ 9 モータ、9a ウオーム 10、11、12 2段ギヤ 13 ギヤ 14 軸、14a、14b、14cギヤ 15、16 マイクロスイッチ 17、18 捩りコイルばね 20 固定シャーシ、20a 水平ガイド溝、20b
垂直ガイド溝 21 エスカッション 22 ローラ 25 プリント基板 26 パネル基台、26a 軸 27 操作パネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル基台に嵌着させた操作パネルを使
    用状態では操作パネルの通常使用される操作面が前面と
    なる第1の位置とし、駆動機構により前記パネル基台を
    前記操作パネルが電子機器の前面を開く前面解放位置と
    なる第2の位置となるように移動させる車載用電子機器
    において、イグニッションキーをオフとすると、前記駆
    動機構がパネル基台を前記第2の位置に移動させた後、
    操作パネルをパネル基台から取り外すために必要な時間
    停止させ、その後パネル基台を前記第1の位置に戻すよ
    うに構成した車載用電子機器。
  2. 【請求項2】 パネル基台に嵌着させた操作パネルを通
    常使用される操作面が前面となる第1の位置と操作パネ
    ルの前記操作面以外の面が前面となる第3の位置との間
    を操作パネルが電子機器の前面を開く前面解放位置とな
    る第2の位置を経由して移動させるように駆動する車載
    用電子機器において、イグニッションキーをオフとする
    と、前記駆動機構がパネル基台を前記第2の位置に移動
    させた後、所定期間停止させ、その後操作パネルがパネ
    ル基台から取り外された場合はパネル基台を前記第1の
    位置に移動させ、操作パネルがパネル基台から取り外さ
    れなかった場合はパネル基台を前記第3の位置に移動さ
    せるように構成した車載用電子機器。
  3. 【請求項3】 前記操作パネルが前記第2の位置にある
    ときに操作パネルを取り外すことを促す音を発する又は
    パネルに表示するように構成した請求項1または2の車
    載用電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002316556A (ja) * 2001-04-20 2002-10-29 Sony Corp パネル体を備えた電子機器

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JP2002316556A (ja) * 2001-04-20 2002-10-29 Sony Corp パネル体を備えた電子機器
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