JP4671086B2 - パネル体を備えた電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作面又は表示面を有する脱着可能なパネル部を備えた電子機器において、パネルの取り外しを容易に行えるようにするための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の操作キーを配置した操作面や、複数の表示素子を配置した表示面が、パネル体(操作パネル)に設けられた電子機器が知られており、例えば、カセットプレーヤ、光学式ディスクプレーヤ、ラジオ受信用チューナー等の音響装置が挙げられる。
【0003】
そして、操作面や表示面をもったパネル部が脱着可能な状態でパネル体に取り付けられるように構成したものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の装置においてパネル部の取り外しに対する充分な配慮がなされていないために、パネル体からパネル部を取り出し難いといった問題がある。
【0005】
特に、車載用機器(音響機器等)のように、狭い場所で取り外しの作業を行う必要があったり、あるいは急いでいるとき等において当該作業を簡単に行えないのは面倒であり、装置の使い勝手が良くない。また、パネル部の取出方向に障害物が存在しないことが必要であり、機器の設置場所が制約を受けるといった不都合が生じる。
【0006】
そこで、本発明は、パネル部の取り外しを容易にかつ手早くに行えるようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した課題を解決するために、操作面又は表示面を有する一方のパネル部と、当該一方のパネル部が取り外し可能な状態で支持部に取り付けられることで構成されるパネル体を備えており、支持部の姿勢を変化させるための駆動機構を設けるとともに、一方のパネル部の取り外し位置で支持部が機器の手前側に傾いた状態に規定され、支持部が操作面又は表示面を有する他方のパネル部になっているものである。
【0008】
従って、本発明によれば、一方のパネル部を取り外す際に、その支持部(他方のパネル部)の姿勢が機器の手前側に傾いた状態となるので、一方のパネル部を支持部(他方のパネル部)から容易かつ迅速に取り外すことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明は、パネル体を備えた電子機器に関するものであり、操作面又は表示面を有するパネル部と、当該パネル部が取り外し可能な状態で支持部(支持フレームあるいはベース部)に取り付けられることで構成されるパネル体を備えている。
【0010】
図1乃至図18は、本発明を、車載用音響機器(光学式ディスクプレーヤ等)に適用した例を示しているが、これに限らず、各種の装置に広く適用することができる。また、図示する適用例では、パネル体の表裏両面に、操作又は表示面を有するパネル部がそれぞれ設けられている(2つのパネル部を有する。)。
【0011】
図1は電子機器1の正面図であり、本体部2とパネル体3とを備えている。尚、本図では、パネル体に設けられた2つのパネル部3A、3Bのうち、その一方3Bが前方に呈示された状態を示している。
【0012】
本体部2の前面2aには、ディスク状記録媒体に対する挿脱口4が設けられるとともに、遠隔操作装置(所謂リモートコマンダ)の受信部等が設けられている。
【0013】
パネル部3Bの表面のうち、操作面5には多数の操作釦が配置されている。即ち、操作面5の長手方向における左右両端寄りの位置には操作部6、7がそれぞれ配置されており、図の左側に位置された操作部6は多数の操作釦6a、6a、…から構成されている。同様に、図の右側に位置された操作部7は多数の操作釦7a、7a、…から構成されている。
【0014】
操作部6と7の間には表示面8が位置しており、液晶式表示装置(LCD)等が用いられ、例えば、時計表示、音量表示、曲目や周波数等の各種表示を行う。
【0015】
また、表示面8の下方には、操作釦9a、9a、…が横一例に配置されて成る操作部9が設けられている。
【0016】
尚、操作部6の左脇に配置された操作釦10は、「クローズ」用釦である(その役割については後述する。)。
【0017】
図2は、本体部2とパネル体3を側面からみた様子を示しており、本体部2に対してパネル体3が閉じられた状態となっている。
【0018】
本例では、パネル部3Aだけが取り外し可能な状態でパネル体3に取り付けられる構成となっているので、パネル部3Aに対してパネル部3Bが支持部(あるいはベース部)の役割を果たす。
【0019】
図2の矢印Bに示す方向から見た場合に、パネル部3Bを示したものが図3であり、パネル体3が閉じられた状態でパネル部3Bを本体部2の側から見ているため、図1に示したパネル部とは上下及び左右が反対の状態となっている。尚、操作面についてはシルバー等のメタリック色とされている。
【0020】
図2の矢印Aに示す方向から見た場合に、パネル部3Aを示したものが図4である。尚、本例では、上記表示面8と同様の内容を表示するための表示面11と、その両脇にそれそれ設けられた表示部12、12(例えば、イコライザー表示用のインジケータ等)が設けられている。尚、表示面11には液晶表示装置(LCD)が用いられており、この表示面11については、ユーザーが視認し易いように、その大きさが上記表示面8に比して大きくされている。また、パネル部3Aについてはブラックのパネルが使用され、電源の供給時において表示素子の光輝により表示がなされ、電源供給がなされていない時や、パネル部3Aが取り外された状態では黒くて何も見えない状態とされる。
【0021】
パネル部3Aの左上の位置に設けられた操作釦13は、「オープン」用釦である(その役割については後述する。)。
【0022】
以上のように、2つのパネル部3A、3Bは、それぞれに操作面と表示面をもっており、各々が独立したパネルとしての機能(つまり、操作釦の操作や表示)を有している。
【0023】
尚、これらのパネル部については、操作面又は表示面の一方だけをもった構成とすることも勿論可能である。また、パネル部3Aを取り外した場合における当該パネル部の機能については、これを遠隔操作装置として使用できるようにしたり、あるいは、パネル部を操作のための鍵部材として使用する(つまり、パネル部3Aを装置から取り外した場合には、本体部に対する操作を行えないようにする等。)といった、各種の実施形態が可能である。
【0024】
図5及び図6は、パネル部3Aの取り付けについて説明するためのものであり、図5はパネル部3Bの裏面を示しており、図6はこれに対応するパネル部3A側の面を透視図(パネル部3Aの裏面を表面側から透視して示す図)として示したものである。尚、これらの図において、「Y」軸がパネル部3Aの脱着方向を示しており、これに直交して各パネル部の長手方向に延びる軸が「X」軸とされ、Y軸及びX軸に直交して紙面に垂直に延びる軸が「Z」軸とされる。また、パネル部3Aをパネル部3Bから取り外した状態では、装置の外観に関して、図5に示すように、操作面や表示面が全く欠落した状態となり、一見して何の装置であるかが分からなくなるので、パネル部3Aを脱着自在な構成にすることは、防犯の観点からも有効である。
【0025】
図7及び図8は、パネル部3Bに対してパネル部3Aが取り付けられる様子を概略的に示しており、図7は取り付け直前の状態を示し、図7は取り付け後の状態を示している。尚、これらの図における上記X、Y、Z軸の設定については、Z軸が各パネル部の厚み方向に延び、これに直交するX軸が各パネル部の長手方向に延びており、Y軸は紙面に垂直に延びる軸とされる。
【0026】
図5に示すように、パネル部3Bの長手方向における両端部には、板バネ等の弾性体で形成されたフック14、14がそれぞれ設けられており、互いに内側を向いた状態でパネル部3Bの裏面に取り付けられている。これらのフックの形状については、図7、図8に示すように、パネル部3Bの表示面11等の側に折り曲げられた部分14a、14aと、当該部分から山形に屈曲されて「レ」字状をなした係合部(先端部)14b、14bとを有している。
【0027】
パネル部3Bの裏面の中央よりやや左方に寄った場所には、コネクタのソケット15が設けられている。当該ソケット15は、後述するパネル部3Aに設けられたプラグ(19)に結合されるようになっている。
【0028】
ソケット15の右上には係合軸16が裏面からZ軸方向に突設されており、これは後述するパネル部3Aに設けられたフック部材(20)に係合されるものである。
【0029】
パネル部3Bの裏面における中程には、結合検出用スイッチ17が設けられており、当該スイッチによってパネル部3Aがパネル部3Bに装着されたか否かの検出が行われる。
【0030】
パネル部3Aについては、図6に示すように、長手方向における両端部に上記したフック14、14に対応してガイド18、18がそれぞれ形成されている。これらのガイドについては、図7、図8に示すように、パネル部3Aのうち、パネル部3Bへの取り付け面となる部分の側面に溝18a、18aが形成されており、図8に示す状態では、これらの溝に上記フック14、14の係合部14b、14bがそれぞれ係合される。
【0031】
図6に示すパネル部3Aの裏面において、上記ソケット15に対応する位置にはプラグ19が設けられており、当該プラグはソケット15とともにコネクタ(脱着可能な電気的接点を有するデタッチコネクタ)を構成しており、当該コネクタを介して両パネル部の間でデータ通信が行われるようになっている。
【0032】
また、図6においてプラグ19の右上であって、上記係合軸16にほぼ対応した位置にはフック部材20が設けられており、X軸方向に沿って移動可能な状態でパネル部3Aに取り付けられている。
【0033】
図9は、係合軸16とフック部材20との係合関係について要部を示したものである。尚、本図におけるX、Y、Z軸については図5、図6の設定と同じである。
【0034】
フック部材20については、X軸に沿う▲1▼の方向に移動可能とされていて、弾性部材(引張コイルバネ)21に力によってX軸に沿う▲2▼の方向(▲1▼に示す方向とは反対の方向)に付勢されたスライド板20aと、これに一体に形成されたフック部20bを備えており、本図では、フック部20bが係合軸16に係止された状態となっている。尚、フック部20bのうち係合軸16に係止される部分にはX軸方向に対して傾斜した斜面20cが形成されている。
【0035】
パネル部3Aをパネル部3Bに対して結合させる場合には、先ず、図7に矢印Pで示すように、パネル部3Aをパネル部3Bに対して押し込んでいくと、ガイド18、18がフック14、14の係合部14b、14bに当接してこれらを押し退けようとするため、矢印Q、Qに示すように、フック14、14はその弾性によって撓んだ状態となる。
【0036】
そして、さらにパネル部3Aを押し込んで完全に装着した状態では、フック14、14の係合部14b、14bがガイド18、18の溝18a、18aにそれぞれ係合された状態となり、これによって、パネル部3AはZ軸方向及びX軸方向への動きが規制される。
【0037】
よって、パネル部3AについてはY軸方向への移動の可能性が残されるが、図9に示すように、フック部材20のフック部20bが係合軸16に係止された状態となるため、Y軸方向への移動が規制されてしまう。これにより、図8の状態でパネル部3Aは各軸方向ともに身動きのとれない状態で保持されることになる。
【0038】
尚、パネル部3Aをパネル部3Bから取り外す際には、図9において、パネル部3Aを矢印「Py」方向に引き抜く。Y軸方向(取出方向)への荷重がある一定の大きさになったときに、フック部材20の斜面20cと係合軸16との接触部における反力Fの分力「Fx」によって、フック部材20は、弾性部材21の力に逆らって▲1▼の方向に動いていく。そして、係合軸16に対するフック部20bの係止状態が解除されると、パネル部3Aに対するY軸方向への移動規制が解かれるため、当該パネル部3Aをパネル部3Bから容易に取り外すことができる。
【0039】
上記のように、フック14の係合部14bとガイド18の溝18aとの係合によって上記したZ軸方向及びX軸方向におけるパネル部3Aの動きを規制するとともに、フック部材20のフック部20bと係合軸16の係止によってY軸方向におけるパネル部3Aの動きを規制するという、比較的簡単な機構を使ってパネル部3Aをパネル部3Bに結合させ、あるいはパネル部3Aをパネル部3Bから取り外すことができるので、使い勝手が良く、しかも部品点数が比較的少ないので、コスト面で有利である。
【0040】
また、図8に示す状態では、パネル部3Aのプラグ19がパネル部3Bのソケット15に結合された状態となっており、両者を含むデタッチコネクタの結合により表示データ等が両パネル部に亘って行われるが、プラグ19を鍵に見立て、ソケット15をそれに対応した鍵穴に見立て、両者が一対一の関係となるように規定すると、パネル部3Aを一種の鍵(キー部材)として用い、これをパネル体あるいはパネル部3Bに取り付けた場合にのみ、装置の操作(動作)を行うことができるように構成することができる。即ち、本体部内の図示しない制御部が、プラグ19とソケット15との接続(電気的接点の接続)を検知した場合に、装着されたパネル部の認証を行って、当該パネル部が果たして正規に使用して良いものかどうかを判断する。そして、正規のパネル部であることの認証手続が済んだ場合に、制御部が装置の操作を正式に許可すれば良い(マイクロコンピュータを用いたソフトウェア処理によって容易に実現できる。)。
【0041】
即ち、電子機器1内に設けられたマイクロコンピュータの不揮発性ROMには、予め、暗証番号(認識コード)が記憶されていて、本来、この電子機器1と対応するパネル部3Aであるならば、当該電子機器1の暗証番号と一対一で対応する(一致する)暗証番号がこのパネル部3A内のメモリに書き込まれている。従って、電子機器1、即ち、パネル部3Bのソケット15にパネル部3Aのプラグ19を差し込んだときに、ソケット15とプラグ19が接続され、電子機器1から電源供給を受けてパネル部3Aの暗証番号が電子機器1の暗証番号と一致しているか否かが検出される。そして、両者が一致していればパネル部3Aにて電子機器1を操作できるが、両者が一致していなければ、電子機器1と対応していないパネル部であることが判明し、当該電子機器を操作できないようにガードされる。尚、パネル部が取り外されている状態では、装置の操作が不可能となるので、盗難防止としてセキュリティ面でも安全である。
【0042】
ところで、図2に示す状態では、パネル体が閉じられた状態になっており、よって、パネル部3Aの操作面や表示面だけが外観に現出される(パネル部3Bの操作面や表示面は隠されている)。
【0043】
パネル部3Bを使用するには、パネル体を図2の状態から前方に開いた状態にして、その操作面や表示面を露呈させる必要がある、つまり、パネル部3Aを取り付けた状態では、パネル体3において、2つのパネル部3Aと3Bとが背中合わせになっているので、パネル体3の姿勢を変化させるための駆動機構を設け、第1の状態ではパネル部3Aがパネル体を代表して、操作及び表示の主体となり、また、第2の状態では、パネル部3Bがパネル体を代表して、操作及び表示の主体となるように構成すれば良い。
【0044】
図10乃至図16は、パネル体やその支持部の姿勢を変化させるための駆動機構についての要部を示すものであり、駆動カムと2つのアーム部材(透視した状態で示す。)を用いた構成例を示している。
【0045】
図10に示すように、円盤状をした駆動カム22は、その中心22aの回りに回転されるようになっており、例えば、モータを駆動源とし、ウォーム及びウォームホイールを使った既知の機構によって制御される。
【0046】
駆動カム22には、C字状をした2つのカム23、24が形成されていて、一方のカム23が回転中心22aに近い内側に配置され、その外側にカム24が配置されている。
【0047】
そして、駆動カム22の外周面については、回転中心22aを基準として半径が大きくされた周面部25と、当該周面部25より半径が小さくされた周面部26とがそれぞれ所定の角度範囲をもって形成されている。
【0048】
駆動カム22に対して設けられた検出手段(検出スイッチ)27、28のうち、一方の検出手段27は本体部2に対するパネル体3の開閉状態を検出するものであり、また、他方の検出手段28は、パネル部3Aの取り外しを容易に行える取り外し位置(あるいは取り出し位置)を検出するものである。尚、検出手段27については、その検出子27aに係る3状態の検出によってオープン位置、中立位置、クローズ位置に応じた検出信号が得られるようになっている(図には、2点鎖線で示す中立位置に対して、検出子27aが駆動カム22の周面部25に当接されて左方に回動された状態になっている。)。また、検出手段28についてはポジション検出用とされ、その検出子28aに係る2状態の検出によって、パネル体3が取り外し位置に来たか否かを示す検出信号が得られるようになっている(図には、2点鎖線で示す検出子28aの突出位置に対して、当該検出子が駆動カム22の周面部25に当接されて引っ込んだ状態になっている。
【0049】
図11はパネル体の駆動部について構成例を示したものである。
【0050】
パネル体3の支持部であるパネル部3Bは、支持アーム、即ち、第1のアーム29及び第2のアーム30によって支持されるとともに、その姿勢が制御される。尚、各駆動アームの一端部が本体部2から外に突出されてパネル部3Bを側面で支持している。
【0051】
第1のアーム29については、その回動支点29aが本体部2の側面に取り付けられており、当該アームの一端部に設けられた係合部29bが上記したカム23の凹部に係合され、駆動カム22の回転に伴って、回動支点29aを中心とする矢印R1に示すように回動されるようになっている。アーム29のうちほぼV字状をした一端(係合部29bが形成されていない方の端部)からハの字状に連続して延びる部分の先端には係合突部29cが形成されており、これはパネル部3Bの長手方向における端部(上記したフック14が取り付けられた部分)に形成されたスライド溝31(上記Y軸方向に沿って延びている。)に係合されている。よって、係合部29bがカム23に係合されて駆動されるとき、当該係合部が力点とされ、係合突部29cが作用点とされる。
【0052】
第2のアーム30については、その回動支点30aが本体部2の側面に取り付けられており、当該アームの一端部に設けられた係合部30bが上記したカム24の凹部に係合され、駆動カム22の回転に伴って、回動支点30aを中心とする矢印R2に示すように回動されるようになっている。そして、アーム30のうち、係合部30bが形成されている方とは反対側に位置する部分がクランク状に屈曲されていて、その先端部が、回動支持部30cとして、パネル部3Bの長手方向における端部(上記スライド溝31からやや離れた位置)に取り付けられている。つまり、パネル部3Bは回動支持部30cを支点として回動し得る状態でアーム30に支持されている。尚、係合部30bがカム24に係合されて駆動されるとき、当該係合部が力点とされ、回動支持部30cが作用点とされる。
【0053】
尚、図にはパネル体について一方の側面だけを示すが、他方の側面も同様のアームによって支持されている。
【0054】
以上のように、駆動カム22やアーム29、30、検出手段27、28を用いてパネル部の駆動機構(図示しないモータや動力伝達機構等を含む。)が構成されている。
【0055】
図10に示す駆動カム22に形成されたそれぞれのカム23、24の凹部に対して、上記アーム29、30の係合部29b、30bを係合させた状態で示したものが図12であり、本体部2に対してパネル体3が閉じられた状態、あるいは、パネル体3に取り付けられたパネル3Aを使って操作や表示を行う状態(前記した第1の状態)を示している。
【0056】
図示するように、カム23について二点鎖線で示す軌跡Mは、当該カム内におけるアーム29の係合部29bの位置に対応するものであり、図では、当該係合部がカム23の一方の端(左端)に来ている。そして、アーム29の係合突部29cについてはスライド溝31における一方の端寄りの位置(図では上端寄りの位置)にある。
【0057】
また、カム24について、一点鎖線で示す軌跡Nは、当該カム内におけるアーム30の係合部30bの位置に対応するものであり、図では、当該係合部がカム24の一方の端(右端)に来た状態となっている。
【0058】
検出手段27の検出子27aは、駆動カム22の周面部25によって図の左方に押されて回動された状態となっており、これによってパネル体3が閉まった状態(クローズ位置)であることが検知される。また、検出手段28の検出子28aについては、駆動カム22の周面部25によって引っ込んだ状態とされる。
【0059】
尚、図中に丸印で示す「PM」は、駆動カム22の位相を分かり易く示すための目印(ポジジョンマーク)である。図12では、検出手段28に対応する位置よりもやや時計回り方向に回った位置に来ている。
【0060】
図12に示す状態では、上記操作釦10を押圧することによってパネル体3が閉まった状態とされ、本体部2の挿脱口4等が外観上全く視認できず、また、パネル部3Bが裏側(本体部側)となっているので、パネル部3Aだけがユーザーに対して呈示されたパネルとなる。
【0061】
図13は、上記操作釦13を押圧した後、パネル体3が完全に開き切った状態を示しており、前記した第2の状態に相当する。つまり、駆動カム22を、図12の状態から時計回り方向に回転させていったときに、アーム29、30のそれぞれ係合部29b、30bがカム23、24における反対側の端に来た状態を示している。
【0062】
アーム29の係合部29bがカム23の他端(図12とは反対側の端)に来ており、当該アーム29の係合突部29cについてはスライド溝31の中央よりもやや回動支持部30c側に寄った位置にある。
【0063】
また、アーム30の係合部30bがカム24の他端(図12とは反対側の端)に来た状態となっている。
【0064】
検出手段27の検出子27aは、駆動カム22の周面部25によって図の右方に押されて回動された状態となっており、これによってパネル体が開かれた状態(オープン位置)であることが検知される。また、検出手段28の検出子28aについては、駆動カム22の周面部26の側に突出した状態とされる。
【0065】
尚、目印PMは、検出手段27にほぼ対応する位置に来ている。
【0066】
図13の状態では、パネル部3Bの操作面及び表示面が手前側(ユーザー側)を向いて傾いている。即ち、パネル部3Aが裏側(下側)となっており、パネル部3Bがユーザーに対して呈示されたパネルとなる。
【0067】
図14乃至図16は、パネル部3Aを取り外す場合の各部の状態や動作を示すものである。
【0068】
図14は、パネル部の取り外し位置を示しており、パネル部3Aの支持部(本例ではパネル部3B)が機器の手前側に傾いた状態に規定されている。即ち、図12の状態からパネル体が右側(前側)に傾いた状態になっている。
【0069】
この場合、アーム29の係合部29bはカム23の途中(軌跡Mの中間地点を超えない途中位置)に来ており、当該アーム29の係合突部29cについてはスライド溝31の中央よりも回動支持部30c側に寄った位置にある。
【0070】
また、アーム30の係合部30bは、カム24の途中(軌跡Nの中間地点を超えない途中位置)に来た状態となっており、当該アーム30の回動支持部30cは、上記係合突部29cの左下方に位置している。
【0071】
検出手段27の検出子27aは、駆動カム22の周面部26に接触しておらず、真っ直ぐな状態となっており、中立位置(検出子27aが左右に回動していない位置)を示している。また、検出手段28の検出子28aについては、駆動カム22の周面部25と26との境界付近において突出した状態とされる。即ち、当該検出子28aはそれまで、図12に示すように、駆動カム22の周面部25との当接によって引っ込んだ状態となっていたが、駆動カム22の回転によりその周面部25から周面部26へとに移行する際に突出した状態となる。このときの検出子28aの状態変化が検知されて上記取り外し位置に来たことが分かる。
【0072】
尚、目印PMは、検出手段27とは反対側の位置から時計回り方向にやや回った位置に来ている。
【0073】
図15は、傾動状態のパネル体3から、矢印に示す方向にパネル部3Aを取り出す様子を示しており、各アームとカムとの関係や検出手段については、図14と同じ状態である。尚、パネル部3Aをパネル部3Bから取り外すときの操作や手順については既述の通りである。
【0074】
図16は、パネル部3Aが取り外された後、自動的に復帰して、図12と同じ状態(但し、パネル部3Aが取り外されている。)となった様子を示している。
【0075】
この場合には、駆動カム22が図の反時計回り方向に回転されるため、支持部であるパネル部3Bが後退する。そして、パネル部3Bの姿勢が取り出し前の元の位置に復帰するため、当該パネル部3Bによって本体部2の前面2aが閉じられ、ディスクの挿脱口等が隠された状態となる。パネル部3Aが取り外されているので、装置を正面からみた場合の外観として、パネル部3Bの裏面側(図5参照)が露呈している。
【0076】
パネル部3Aが取り外されたことは、パネル部3Bに設けられた結合検出用スイッチ17によって検出されるようになっており、その後は、傾斜状態とされていたパネル部3Bの姿勢が、ほぼ垂直な状態となって本体部2の前面を閉じる姿勢へと自動的に駆動されて、最終的に図16の状態になる。尚、各アームとカムとの関係や検出手段の状態等については、図12と同じ状態であるのでそれらの説明を省略する。
【0077】
このように、パネル部3Aを取り外した後は、駆動機構によってパネル部3Bを本体部側に後退させて、当該パネル部を取り外す前の状態に自動復帰させるように構成すると、パネル部3Bが本体部から突出したままの状態で放置されないので当該パネル部3Bが邪魔にならない。また、そのために必要な操作が不要であるので、使い易いものとなる。
【0078】
尚、電子機器1内にはマスタ制御用のマイクロコンピュータが設けられていて、当該コンピュータのCPU(中央処理装置)が実行するプログラムの一部として、例えば、図17、図18に示す処理用のサブルーチンが用意されている。そして、これらの図については、本発明に関係する部分を抜粋して示している。
【0079】
図17は、パネル体を開いてパネル部3Bを使用する手順の流れを示すフローチャート図である。
【0080】
先ず、ステップS1ではパネル体3が閉じた状態になっている(図12参照。
)。
【0081】
次ステップS2でパネル部3Aの操作釦13を押すと、次ステップS3では、モータの正転により駆動カム22が回転する(図12の時計回り方向の矢印を参照。)。
【0082】
そして、ステップS4で、検出手段27によってオープン位置の検出がなされると(図13参照)、モータの電流値についての検出が開始される。ステップS5に進んで、モータ電流値が閾値以上であることが検出されると、次ステップS6ではモータの回転が停止されて、よって駆動カム22の回動が止まる。このときのカム位置(位相)がオープンポジションであり、図13に示すようにパネル体が開いた状態である。
【0083】
尚、パネル体を閉じるときには、パネル部3Bの操作釦10を所定時間(例えば、2秒程度)押し続けると、今度はモータが逆転して、上記の説明とは正反対の過程を辿る。つまり、検出手段27によってクローズ位置の検出がなされ、また、モータ停止時のカム位置(位相)がクローズポジションであって、図12に示すようにパネル体が閉じた状態になる。
【0084】
図18は、パネル体を取り外し位置での姿勢にして、パネル部3Aを取り外す手順の流れを示すフローチャート図である。
【0085】
先ず、ステップS11ではパネル体3が閉じた状態になっている(図12参照。)。
【0086】
次ステップS12でパネル部3Aの操作釦13を、所定時間(例えば、2秒程度)押し続ける。すると、次ステップS13では、モータの正転により駆動カム22が回転する(図12の時計回り方向の矢印を参照。)。
【0087】
そして、ステップS14で検出手段28によりパネル部3Aの取り外し位置が検知され(図14参照。)、これによってステップS15ではモータが停止するので、駆動カム22の回転が止まる。
【0088】
次ステップS16で、パネル部3Aが取り外されたことが結合検出用スイッチ17により検知されると、次ステップS17でモータが逆転するので、駆動カムがそれまでとは逆方向に回転する(図16に示す反時計回り方向の矢印を参照。)。そして、次ステップS18では、検出手段27によりクローズ位置が検知された後、モータが停止する。この時のカム位置(位相)がクローズポジションであって、図16に示すようにパネル体が閉じた状態になる(パネル部3Bの自動復帰)。
【0089】
しかして、上記した構成によれば、下記に示す各種の利点が得られる。
【0090】
・パネル部3Aの取り外し位置においてパネル部3Bが手前に前進して傾いた状態となるので、パネル部3Aを取り出し易い。また、取出後には、パネル部が自動的に元の状態に戻るので使い易く、本体部の前面がパネル部3Bによって閉じられるので、塵埃等の本体部への進入を防止できる。
【0091】
・2つのパネル部3A、3Bについて、その一方のパネル部3Aでは操作釦等を極力省いて表示面を主体とし、視認性の良い大きな表示素子や表示装置を組み込むことで主に表示を担当させ、また、他方のパネル部3Bでは、必要最小限の表示素子を用いるとともに、必要な大きさの操作釦を配置することで主に操作を担当させるといった具合に、各パネル部の役割分担を変えたり、あるいはそれぞれのパネル部の特徴を生かしたデザインが可能となるので、設計上の自由度を高めることができる。
【0092】
・表裏のパネル部についての意匠が大幅に相違するように設計して、各パネル部を切り替えることで、1台で2通りのデザインをもった製品を実現することができるので、外観上の顕著な特徴を装置にもたせることにより商品性の向上に役立てることができる。
【0093】
【発明の効果】
以上に記載したところから明らかなように、請求項1に係る発明によれば、一方のパネル部を取り外す際に、その支持部(他方のパネル部)が機器の手前側に傾いた状態となるので、一方のパネル部を支持部(他方のパネル部)から容易にかつ迅速に取り外すことができる。尚、一方のパネル部の取り外しができるように構成することで、設計上の自由度が増すとともに、当該一方のパネル部を外した場合に装置外観上はパネルのない状態として視認されるので、防犯対策として有効である。
【0094】
また、請求項2に係る発明によれば、一方のパネル部が取り外された後に、支持部(他方のパネル部)の姿勢が取出前の元の位置に復帰するので、支持部(他方のパネル部)が突き出たまま状態にならず、また、支持部(他方のパネル部)を閉めるための操作等が不要であるので使い易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子機器の構成例を示す正面図である。
【図2】本体部とパネル体を示す側面図である。
【図3】図4とともにパネル部を示すものであり、本図は一方のパネル部を示す。
【図4】取り外し可能なパネル部を示す図である。
【図5】図6とともにパネル部3Aの取り付けについて説明するための図であり、本図はパネル部3Bの裏面を示す。
【図6】パネル部3Aの裏面を前方から透視して示す図である。
【図7】図8とともに、パネル部3Bに対するパネル部3Aの取り付けについて説明するための図であり、本図は取り付け直前の状態を示す。
【図8】取り付け後の状態を示す図である。
【図9】係合軸とフック部材との係合関係について説明するための図である。
【図10】図11乃至図16とともに、パネル体の駆動機構について説明するための図であり、本図は駆動カムとその検出手段を示す。
【図11】パネル体とその駆動アームを示す図である。
【図12】パネル体が閉じられた状態を示す図である。
【図13】パネル体が開かれた状態を示す図である。
【図14】図15及び図16とともに、パネル部3Aを取り外す場合の動作について説明するための図であり、本図はパネル部が取り外し位置に来ている状態を示す。
【図15】パネル部3Aを取り出す様子を示す図である。
【図16】パネル部3Aの取り外し後にパネル部3Bがクローズ位置に戻った状態を示す図である。
【図17】パネル体を開いてパネル部3Bを使用する手順例を示すフローチャート図である。
【図18】パネル体を取り外し位置での姿勢にして、パネル部3Aを取り外す手順例を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…電子機器、3…パネル体、3A…一方のパネル部、3B…支持部(他方のパネル部)

Claims (2)

  1. 操作面又は表示面を有する一方のパネル部と、当該一方のパネル部が取り外し可能な状態で支持部に取り付けられることで構成されるパネル体を備えた電子機器であって、
    上記支持部の姿勢を変化させるための駆動機構を設けるとともに、上記一方のパネル部の取り外し位置で上記支持部が機器の手前側に傾いた状態に規定され
    上記支持部が操作面又は表示面を有する他方のパネル部になっている
    ことを特徴とするパネル体を備えた電子機器。
  2. 請求項1に記載のパネル体を備えた電子機器において、
    一方のパネル部が取り外された後に、駆動機構により支持部(他方のパネル部)が後退してその姿勢が取り外し前の元の位置に復帰するようにした
    ことを特徴とするパネル体を備えた電子機器。
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