JP2001068596A - 誘電体回路基板およびそれを含むミリ波半導体装置 - Google Patents
誘電体回路基板およびそれを含むミリ波半導体装置Info
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Abstract
幅、伝播によって高周波特性が悪影響を受けない誘電体
回路基板、およびこれを用いたミリ波半導体装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 誘電体回路基板において、電磁波を遮蔽
するためのビアホール6を、各辺において一直線上に載
らないようにまたは不等間隔に配列する。その結果、各
部分ごとに共振周波数が異なることとなり、共振の増幅
や伝播は抑えられる。また、好ましくは、互いに隣接し
て配列されたビアホール6同士の距離L1を、実効波長
の1/2未満の距離となるように配列することによって
電磁的遮断を強化する。
Description
をフェースダウンの形態で実装するための誘電体回路基
板、および、これにミリ波半導体素子を実装して形成さ
れるミリ波半導体装置に関するものである。
の向上や、画像処理装置の高解像度化などに伴い、30
〜300GHzのミリ波帯での大容量超高速無線通信が
注目されている。ミリ波帯用無線通信機器を構成するた
めには、高性能なミリ波半導体装置が不可欠であるが、
ミリ波半導体装置は、表面に回路パターンを形成した誘
電体回路基板にミリ波半導体素子を搭載することにより
得られる。
基板に対して電気的に接続する際に、従来から半導体装
置の実装で広く用いられているワイヤボンド法によった
場合、信号端子と回路基板端子とを結ぶ金属ワイヤのイ
ンダクタンスなどの影響で信号の減衰が大きくなり、所
望の特性が得られないという問題がある。そこで、ミリ
波半導体素子の実装方法としては、突起電極を用いたフ
リップチップボンディング方法などのように、素子面を
誘電体回路基板側に向ける形態、いわゆるフェースダウ
ンにしてインダクタンスの低減を図る方法が用いられる
ことが多い。
方法では、ミリ波半導体素子に対向する誘電体回路基板
の表面を基本的に導電体とした場合、その距離は一般に
数μmから数十μmであり、インピーダンスの低減のた
めには、この実装の際の距離制御が高精度で要求され、
困難なものとなる。
電体回路基板の表面に設ける導電体は、必要最小限の導
電体のみとし、所定厚さの誘電体層を隔てて接地導電体
を置くことにより、インピーダンスのずれに対して実装
マージンを大きくとることができる。なお、この接地導
電体は、誘電体基板が両面板ならば裏面、誘電体基板が
多層基板ならば内層または裏面に置かれることになる。
この接地導電体を以下、「裏面接地導電体」という。
られた接地導電体は、例えば突起電極を経て誘電体基板
の表面に設けられた接地導電体に電気的に接続され、こ
の表面の接地導電体は、導電体を内部に充填したビアホ
ールを経て裏面接地導電体に接続される。ミリ波半導体
素子からの経路長さがある程度以上長くなると、裏面接
地導電体は、高周波におけるミリ波半導体素子の接地導
電体としての機能が低下することになる。そこでこの機
能低下を避けるために、ビアホールは、ミリ波半導体素
子搭載部に配置される。特に、経路長さ低減のため、突
起電極の直下に置かれることが多い。このため、一般的
に、ビアホールの配置は、ミリ波半導体素子の周辺部に
配置される突起電極の配置に倣うこととなり、ミリ波半
導体素子の形状にほぼ沿った矩形状となっている。
〜14を参照して、フリップチップボンディング方法を
用いた従来のミリ波半導体装置の一例について説明す
る。
チップボンディング方法により搭載するための回路パタ
ーン4が形成された誘電体回路基板2を示す平面図であ
る。ただし、図12では誘電体回路基板2のうち誘電体
部分20(図14参照)を省略している。セラミックな
どの誘電体材料からなる誘電体回路基板2の主面、すな
わち、ミリ波半導体素子搭載面には、導電性材料からな
る回路パターン4が形成され、その表面には高周波信号
伝送特性の向上を目的として、金メッキなどが施されて
いる。図12に示す例では、回路パターン4としては、
信号入出力用端子4aと接地電位パターン4bが形成さ
れている。ミリ波半導体素子搭載部7は、ミリ波半導体
素子3が搭載される領域である。ビアホール6は、その
配置は搭載されるミリ波半導体素子3の形状に倣って矩
形状であり、通常、等間隔で一定線上に整然と配置され
ている。
波半導体素子3を示す平面図である。ただし、下面を下
方からではなく上方から透視して見た平面図である。G
aAsなどの材料からなるミリ波半導体素子3はウエハ
プロセス技術によって回路形成面にミリ波デバイスの回
路(図示省略)が形成されており、さらに信号入出力端
子12として、ボンディングパッド9が設けられ、さら
にボンディングパッド9には、金などからなる突起電極
10が形成されている。
13のミリ波半導体素子3をフリップチップボンディン
グ方法により搭載した状態のミリ波半導体装置1を示す
II−II線における矢視断面図である。誘電体回路基
板2の裏面には、基本的に全面に接地用の電位パターン
(以下、「裏面接地電位パターン」という。)5が形成
されている。表面の接地電位パターン4bと裏面接地電
位パターン5とは、導電体が内部に充填されたビアホー
ル6によって接続されている。
リ波半導体素子の回路形成面と、誘電体回路基板の回路
パターン4とが対向するようにして、熱圧着により突起
電極10は、回路パターン4の表面のミリ波半導体素子
搭載部7に接合される。この後、外部環境保護のために
ミリ波半導体装置1は気密封止され、さらに必要に応じ
てミリ波信号送受信用アンテナが形成される。
ダウンでミリ波半導体素子3を誘電体回路基板2に実装
したミリ波半導体装置1においては、上述のように、ビ
アホール6の配列はミリ波半導体素子3の外形に倣って
矩形状であり、その位置関係については、通常、等間隔
で一定線上に整然と配置されているため、ビアホール6
の配列の各部分におけるビアホール同士の距離、方向な
どの位置関係が同じとなる。その結果、各部分の共振周
波数はほぼ同一となる。したがって、その位置関係に依
存する共振が起こると、同様の位置関係の繰返しがこの
共振を、より大きく増幅させ、より遠くへ伝播させてい
た。その結果、使用周波数や回路パターンの設計によっ
ては、共振により使用周波数帯域に著しいレベル変動の
分布が発生し、ミリ波半導体装置1の特性に悪影響を与
えることがあった。
導体装置1の高周波特性の一例を示す概略図である。構
軸に周波数、縦軸に高周波特性を取っており、斜線で示
したF1からF2までが使用周波数帯であり、使用可能
な高周波特性の最低レベル(以下、「使用可能最低レベ
ル」という。)T1が設定されている。使用周波数帯域
でこの使用可能最低レベルT1より高周波特性が良けれ
ば問題がない。
性には、周波数が高くなるにつれ徐々に劣化する傾向が
見られる。また、周波数F3、F4、F5で局所的に鋭
いピークを持つ劣化が見られる。これらF3、F4、F
5などのように局所的に高周波特性が劣化する周波数
を、以下、「局所劣化周波数」という。局所劣化周波数
のうち、F4は使用周波数帯内にあり、使用可能最低レ
ベルT1を下回るため、ミリ波半導体装置1の使用に悪
影響を与える。
るためになされたもので、ミリ波半導体装置を構成した
ときに共振の増幅、伝播によって高周波特性が悪影響を
受けない誘電体回路基板、およびこれを用いたミリ波半
導体装置を提供することを目的とする。
め、本発明に基づく誘電体回路基板の1つの局面におい
ては、ミリ波半導体素子を実装することによってミリ波
半導体装置を形成可能な誘電体回路基板であって、電磁
波を遮蔽するために、ミリ波半導体素子の実装領域の各
辺に対応して配列されたビアホール列を有し、上記ビア
ホール列は、接地された導電体を内部に含むビアホール
が、一直線上に載らないように配列されたものである。
あるいは他の局面においては、ミリ波半導体素子を実装
することによってミリ波半導体装置を形成可能な誘電体
回路基板であって、電磁波を遮蔽するために、ミリ波半
導体素子の実装領域の各辺に対応して配列されたビアホ
ール列を有し、上記ビアホール列は、接地された導電体
を内部に含むビアホールが、互いに隣接するビアホール
間の距離が一定とならないように配列されたものであ
る。
ル6同士の位置関係には乱雑さが加わり、多様化し、各
部分ごとに共振周波数が異なることとなる。その結果、
ある周波数の共振に呼応して他の多くの箇所が共振し、
増幅され伝播するといった現象は起こりにくくなる。
に隣接して配列された任意の2つの上記ビアホール同士
の間隔が基板表面における実効波長の1/2未満であ
る。
接して配列されたビアホール同士の距離が、実効波長の
1/2未満の距離であるため、ビアホールで囲まれた部
分とその外側との電磁的な遮断が有効に行われる。
意の1つの上記ビアホールから、その両隣に隣接する2
つの上記ビアホールのうちの一方までの距離と他方まで
の距離とが互いに異なるように配列されている。この構
成により、共振周波数が異なる確率が高くなり、そのた
め、増幅や伝播が抑えられやすくなる。
記ビアホールのうちから任意に選ばれた1つのビアホー
ルである中心ビアホールから基板表面における実効波長
の1/2以下の距離の範囲内において、上記中心ビアホ
ールからの距離が互いにほぼ等しい他の上記ビアホール
の数が3以下である。この構成により、その距離に起因
する共振の増幅および伝播は抑えられる。
記ビアホールのうちから任意に選ばれた互いに隣接する
2つの上記ビアホールの中心同士を結んでできる線分の
中点から、基板表面における実効波長の1/2以下の距
離の範囲内において、上記線分を延長してできる直線に
交わる、他の上記ビアホールの数が2以下である。
傾向のある共振の伝播に対して、直進する方向へのビア
ホールの配置が少なくなっているため、伝播を抑えるこ
とができる。
においては、ミリ波半導体素子を実装することによって
ミリ波半導体装置を形成可能な誘電体回路基板であっ
て、電磁波を遮蔽するために配列されたビアホール列を
有し、上記ビアホール列は、接地された導電体を内部に
含むビアホールが配列されたものであり、上記ビアホー
ル列が、略弧状に並ぶ4以上の上記ビアホールからなる
略弧状部分を含み、各上記略弧状部分の弧の長径が基板
表面における実効波長の1/2未満である。
部分に発生する共振の周波数を相対的に高くすることが
できる。その結果、高周波特性が使用周波数帯において
使用可能レベルを下回ることは回避できる。
の局面においては、ミリ波半導体素子を実装することに
よってミリ波半導体装置を形成可能な誘電体回路基板で
あって、電磁波を遮蔽するために配列されたビアホール
列を有し、上記ビアホール列は、接地された導電体を内
部に含むビアホールが配列されたものであり、上記ビア
ホール列が、略矩形状に並ぶ4以上の上記ビアホールか
らなる略矩形状部分を含み、各上記矩形状部分の矩形長
辺の長さが基板表面における実効波長の1/2未満であ
る。
状部分に発生する共振の周波数を相対的に高くすること
ができる。その結果、高周波特性が使用周波数帯におい
て使用可能レベルを下回ることは回避できる。
の局面においては、上記ビアホール列が、複数本の互い
に略平行な直線に沿う並列ビアホール配列を含み、この
並列ビアホール配列の各上記直線に沿って並ぶ上記ビア
ホールが不等間隔で配列されている。
周波数を、相対的に高くすることができる。その結果、
高周波特性が使用周波数帯において使用可能レベルを下
回ることは回避できる。
局面においては、ミリ波半導体素子を実装した、上記誘
電体回路基板を含む。この構成により、高周波特性が使
用周波数帯で使用可能最低レベルを下回らないミリ波半
導体装置を提供することができる。
面においては、直線状に配列された複数の突起電極列に
より外縁部を取り囲まれたミリ波半導体素子を誘電体回
路基板上に実装したミリ波半導体装置であって、前記誘
電体回路基板は、各前記突起電極列の近傍に、電磁波を
遮蔽するためのビアホール列を有し、前記ビアホール列
は、接地された導電体を内部に含むビアホールが、対応
する前記突起電極列に平行な直線上に載らないように配
列されている。
帯で使用可能最低レベルを下回らないミリ波半導体装置
を提供することができる。
誘電体回路基板2を実装したミリ波半導体装置1の構造
を説明する。本実施の形態における誘電体回路基板2の
誘電体部分20としては、材質はセラミックス、板厚が
150μmであり、比誘電率は約9のものを用いた。
す。ただし、図1では誘電体回路基板2のうち誘電体部
分20を省略している。誘電体回路基板2の主面である
一方の面には、ミリ波半導体素子搭載用の回路パターン
4が形成されている。この回路パターン4は、信号入出
力パターン4aと接地電位パターン4bとからなる。回
路パターン4は、電磁波を遮蔽するためのビアホール6
の配列であるビアホール列60がミリ波半導体素子の実
装領域としてのミリ波半導体素子搭載部7をおおよそ取
囲むように各辺に対応して配置されている。ビアホール
列60において互いに隣接して配列されたビアホール6
同士の距離L1が、実効波長の1/2未満である。ここ
で、「実効波長」というのは、誘電体基板表面における
実効波長を意味し、実効波長は、誘電体基板やこれに接
する空気や樹脂などといった物質の誘電率、回路パター
ンの形状や材質などから定まる値である。以下の記載に
おいても「実効波長」といった場合には同様である。
ール6の配列は、上面から見たときに各辺において一直
線上に載らない形状(非直線凹凸状)に配列されてい
る。
ン4aを挟むビアホール6同士の距離は他の箇所に比べ
て長くなっており、実効波長の1/2以下とは限らない
が、この箇所では、ビアホール列60が途切れているた
め、これらのビアホール6は、「ビアホール列60にお
いて互いに隣接して配列されたビアホール6」には該当
しないものとする。
図を示す。ただし、下面を下方からではなく上方から透
視して見た平面図である。回路形成面のボンディングパ
ッド9上に、金からなる突起電極10が形成されてい
る。なお、図2に示す例では、ミリ波半導体素子3の回
路として、いわゆるスルーの伝送線路11と入出力端子
12の組合せとなっているが、フィルタ、放射素子や各
種のゲインを持つ素子や、その複合回路であってもよ
い。
ミリ波半導体素子3(図2参照)をフリップチップボン
ディング方法により熱圧着した状態の、I−I線におけ
る矢視断面図を示す。誘電体回路基板2の主面と反対側
の面には、全面に渡って裏面接地電位パターン5が形成
されている。接地電位パターン4bと裏面接地電位パタ
ーン5とは、導電体としてタングステンペーストが充填
されたビアホール6によって、電気的に接続されてい
る。ビアホール6の配列は、上述のように一直線上に載
らない配列であるため、図3においては、ビアホール6
の断面形状は、それぞれ異なったものとなっている。
けるミリ波半導体装置1の高周波特性を示した概略図で
ある。本実施の形態におけるミリ波半導体装置1におい
ても、従来のミリ波半導体装置1と同様、周波数が高く
なるにつれて徐々に劣化する傾向が見られる。しかし、
局所劣化周波数の現われ方については、従来と大きく異
なる。すなわち、局所劣化周波数の数は図4に示すよう
にF6からF13までの8つに増えているが、各々の劣
化の程度はいずれも小さくなっている。その結果、使用
周波数帯域において使用可能最低レベルT1を下回る局
所劣化周波数は、従来では、図15に示すように1つで
あったのに対し、本実施の形態では、図4に示すように
存在しない。
波半導体装置1においては、ビアホール列60において
互いに隣接して配列されたビアホール6同士の距離L1
が、実効波長の1/2未満の距離であるため、ビアホー
ル6で囲まれた部分とその外側との電磁的な遮断が有効
に行われる。
においては、ビアホール6の配列が、上述のように各辺
において一直線上に載らないものであるため、ビアホー
ル6同士の位置関係には乱雑さが加わり、多様化してい
る。したがって、各部分ごとに共振周波数が異なること
となる。各部分ごとに異なる共振周波数を有することに
よって、共振の起こる確率は増し、局所劣化周波数の数
は増える傾向にあるが、従来のビアホール6が等間隔で
整然と配列されたミリ波半導体装置1のように、ある周
波数の共振に呼応して他の多くの箇所が共振し、増幅さ
れ伝播するといった現象は起こりにくくなる。その結
果、それぞれの局所劣化周波数における劣化の程度は小
さくなり、使用周波数帯内で使用可能最低レベルT1を
下回ることはなくなる。
各辺において一直線上に載らないものとしたが、各辺ご
とに直線状である場合であっても、不等間隔の配置とす
ることで、同様の効果が得られる。
ための他の手段と組合せて使用することによって電磁的
遮断を実現することも一応可能であるが、ビアホール列
60を、実質的に閉じられた領域を構成するように配置
することとすれば、ビアホール列60自体によって、上
記領域の内部と外部との間の電磁的遮断をほぼ完全なも
のとすることができる。
アホール列60において互いに隣接して配列されたビア
ホール6同士の距離L2は、実効波長の3/8以下とな
っている。誘電体回路基板2およびミリ波半導体装置1
としての他の部分の構成は実施の形態1におけるものと
同じである。
互いに隣接して配列されたビアホール6同士の距離L2
が、実効波長の3/8以下の距離であるため、ビアホー
ル6で囲まれた部分とその外側との電磁的な遮断がさら
に強化され有効に行われる。
したが、3/8以下のときに特に有効な効果が得られる
ことがわかった。
するミリ波半導体素子3を用いる必要がある場合にも、
電磁的な遮断を十分に行なえる。
一連の検討結果から、ビアホール6同士の位置関係に乱
雑さを加えるための配列は、実施の形態1および2の例
に限られず、幾何学的要因がいくつか存在することが明
らかになった。すなわち、比較的近い距離にあるビアホ
ールについて、また、いくつかのビアホールで形成され
る形状について、有効な構造が明らかになった。
電体回路基板2のビアホール列60の一部分の概略を示
す。ビアホール6(6a〜6e)が、一直線上に載らな
いように配列されているが、任意の1つのビアホール6
から、その両隣に隣接する2つのビアホール6のうちの
一方までの距離と他方までの距離が異なるように配列さ
れている。
ビアホール6bまでの距離はL3であり、ビアホール6
dまでの距離はL4であって、L3とL4はいずれも実
効波長の1/2未満であって、L3とL4は異なる距離
となっている。
体装置1としての他の部分の構成は実施の形態1におけ
るものと同じである。
ビアホール6c,6d間とで距離が異なっているため、
ビアホール6b,6c間における共振周波数とビアホー
ル6c,6d間における共振周波数とは異なる確率が高
くなり、そのため、増幅や伝播が抑えられやすくなる。
これは隣接する2つのビアホール6の間に限ったことで
はなく、1つ、2つまたはそれ以上のビアホール6を介
在して隔てた2つのビアホール6についても同様であ
る。しかし、実用的には、あるビアホール6から、その
両隣に隣接する2つのビアホール6のうちの一方までの
距離と他方までの距離が異なる配列となる条件が任意の
ビアホール6に成り立つようにすれば、共振の発生の程
度は十分に小さく抑えることができる。
2のビアホール列60の一部分の概略を示す。ビアホー
ル6(6f〜6s)が、一直線上に載らないように配列
されている。これらのビアホール6のうちから任意に選
ばれた1つのビアホール6を、説明の便宜上、「中心ビ
アホール」とすると、中心ビアホールから実効波長の1
/2以下の距離の範囲内において、中心ビアホールから
の距離が互いにほぼ等しい他のビアホール6の数が3以
下となるように配列されている。
を中心ビアホールと考えると、ビアホール6lの中心を
中心として実効波長の1/2に当たるR1を半径とする
円の内部に存在するビアホール6g〜6s(6lを除
く。)が問題となる。それぞれのビアホール6g〜6s
(6lを除く。)からビアホール6lまでの各距離を考
えると、互いにほぼ等しい距離となる組み合わせとして
は、たとえば、ビアホール6s,6rがいずれも距離が
R1で等しく、ビアホール6i,6o,6pがいずれも
距離がR2で等しい。他に同じ距離で4個以上のビアホ
ール6が配列されている例は見当たらない。したがっ
て、中心ビアホールであるビアホール6lから実効波長
の1/2以下の距離の範囲内において、中心ビアホール
からの距離が互いにほぼ等しい他のビアホール6の数の
最大値は、距離R2におけるビアホール6i,6o,6
pの個数、すなわち3である。
体装置1としての他の部分の構成は実施の形態1におけ
るものと同じである。
ほぼ等距離の他のビアホール6の数が3以下であるとい
う条件が、いずれのビアホール6を中心ビアホールとし
たときにも成立することとなり、その距離に起因する共
振の増幅および伝播は抑えられる。
する代りに「2以下」、「1以下」などのように最大値
をより小さくした方が共振の発生を低減できる。しか
し、実用的には、3以下とすれば、共振の発生の程度は
十分に小さく抑えることができる。
のビアホールの数を少なくすることによる、共振の発生
程度の抑制への影響は、中心ビアホールの距離があまり
に長くなると、低下する。したがって、実用的には、中
心ビアホールから概ね半径が実効波長の1/2以下の範
囲内について考えれば十分である。
2のビアホール列60の一部分の概略を示す。ビアホー
ル6(6t〜6z)が、一直線上に載らないように配列
されているが、任意に選ばれた互いに隣接する2つのビ
アホール6の中心同士を結んでできる線分の中点から、
実効波長の1/2以下の距離の範囲内において、この線
分を延長してできる直線に交わる、他のビアホール6の
数が2以下となるように配列されている。
2つのビアホール6として、ビアホール6v,6wに注
目すると、ビアホール6v,6wの中心同士を結んでで
きる線分の中点を中心として実効波長の1/2に当たる
R3を半径とする円の内部に存在するビアホール6t〜
6y(6v,6wを除く。)が問題となる。このうち、
ビアホール6v,6wの中心同士を結んでできる線分を
延長してできる直線III−IIIに交わる他のビアホ
ール6としては、ビアホール6t,6yの2個が存在す
る。
体装置1としての他の部分の構成は実施の形態1におけ
るものと同じである。
振の伝播は直進する傾向がある。したがって、ビアホー
ル6v,6wが関係する共振は、ビアホール6v,6w
の中心同士を通る直線III−III上への他のビアホ
ール6の配置を少なくすることで、伝播を抑えることが
できる。
ホール6の配置の数は少なくするほど、また、広い範囲
についてこの条件を遵守するほど、伝播の抑制には効果
的である。しかし、実用的には、任意に選ばれた互いに
隣接する2つのビアホール6については、これらの中心
同士を結んでできる線分の中点から、実効波長の1/2
以下の距離の範囲内において、この線分を延長してでき
る直線に交わる、他のビアホール6の数が2以下となる
ように配列すれば、共振の発生の程度は十分抑制するこ
とができる。
2を示す平面図である。ただし、図9では誘電体回路基
板2のうち誘電体部分20を省略している。ビアホール
列60を構成するビアホール6は、各辺において一直線
上に載らないように配列されており、ビアホール列60
は、略弧状に並ぶ4以上のビアホール6からなる略弧状
部分13を含んでいる。さらに、各略弧状部分13の弧
の長径が実効波長の1/2未満となっている。たとえ
ば、図9において長径R4は、実効波長の1/2未満と
なっている。
体装置1としての他の部分の構成は実施の形態1におけ
るものと同じである。
径が実効波長の1/2未満となっているため、各略弧状
部分13に発生する共振の周波数を相対的に高くするこ
とができる。したがって、仮に共振によって高周波特性
が劣化したとしても、その共振周波数は、図4に示すF
2よりも高い周波数とすることができ、使用周波数帯に
おいて使用可能レベルを下回ることは回避できる。
板2を示す平面図である。ただし、図10では誘電体回
路基板2のうち誘電体部分20を省略している。ビアホ
ール列60を構成するビアホール6は、各辺において一
直線上に載らないように配列されており、ビアホール列
60は、略矩形状に並ぶ4以上のビアホール6からなる
略矩形状部分14を含んでいる。さらに、各略矩形状部
分14の矩形長辺の長さが実効波長の1/2未満となっ
ている。たとえば、図10において長径R5は、実効波
長の1/2未満となっている。
体装置1としての他の部分の構成は実施の形態1におけ
るものと同じである。
長辺の長さが実効波長の1/2未満となっているため、
各略矩形状部分14に発生する共振の周波数を相対的に
高くすることができる。したがって、仮に共振によって
高周波特性が劣化したとしても、その共振周波数は、図
4に示すF2よりも高い周波数とすることができ、使用
周波数帯において使用可能レベルを下回ることは回避で
きる。
板2に含まれる並列ビアホール配列62の一部分の概略
を示す。「並列ビアホール配列62」とは、ビアホール
列60が複数本の互いに略平行な直線に沿ったものであ
る。本実施の形態における並列ビアホール配列62にお
いては、ビアホール6は、それぞれ直線に沿って不等間
隔で配列されている。
体装置1としての他の部分の構成は実施の形態1におけ
るものと同じである。
により、共振する周波数を、相対的に高くすることがで
きる。したがって、仮に共振によって高周波特性が劣化
したとしても、その共振周波数は、図4に示すF2より
も高い周波数とすることができ、使用周波数帯において
使用可能レベルを下回ることは回避できる。
ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の
範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって
示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での
すべての変更を含むものである。
電磁波を遮蔽するために配列されたビアホールが、各辺
において直線上に載らないようにまたは不等間隔に配列
されたものであるから、ビアホール同士の位置関係には
乱雑さが加わり、多様化し、各部分ごとに共振周波数が
異なることとなる。その結果、ある周波数の共振に呼応
して他の多くの箇所が共振し、増幅され伝播するといっ
た現象は起こりにくくなる。また、互いに隣接して配列
されたビアホール同士の距離を、実効波長の1/2未満
の距離、好ましくは3/8以下の距離とすることで、ビ
アホールで囲まれた部分とその外側との電磁的な遮断が
さらに強化され有効に行われる。
形状部分を含むことによって、共振の周波数を相対的に
高くすることができ、その結果、高周波特性が使用周波
数帯において使用可能レベルを下回ることを回避でき
る。
回路基板の平面図である。
半導体素子の構造を上方から透視して見た平面図であ
る。
半導体装置の、図1および図2のI−I線における矢視
断面図である。
半導体装置の高周波特性を示した概略図である。
回路基板の平面図である。
回路基板のビアホール列の一部分の概略図である。
回路基板のビアホール列の一部分の概略図である。
回路基板のビアホール列の一部分の概略図である。
回路基板の平面図である。
体回路基板の平面図である。
体回路基板の並列ビアホール配列の一部分の概略図であ
る。
である。
平面図である。
す、図12および図13のII−II線における矢視断
面図である。
波特性の一例を示す概略図である。
波半導体素子、4 ミリ波半導体素子搭載用回路パター
ン、4a 信号入出力パターン、4b 接地電位パター
ン、5 裏面接地電位パターン、6,6a,6b,6
c,6d,6e,6f,6g,6h,6i,6j,6
k,6l,6m,6n,6o,6p,6q,6r,6
s,6t,6u,6v,6w,6x,6y,6z ビア
ホール、7 ミリ波半導体素子搭載部、9 ボンディン
グパッド、10 突起電極、11 伝送線路、12 入
出力端子、13 略弧状部分、14 略矩形状部分、2
0 誘電体部分、60 ビアホール列、62 並列ビア
ホール配列。
Claims (11)
- 【請求項1】 ミリ波半導体素子を実装することによっ
てミリ波半導体装置を形成可能な誘電体回路基板であっ
て、 電磁波を遮蔽するために、ミリ波半導体素子の実装領域
の各辺に対応して配列されたビアホール列を有し、 前記ビアホール列は、接地された導電体を内部に含むビ
アホールが、一直線上に載らないように配列されたもの
である、誘電体回路基板。 - 【請求項2】 ミリ波半導体素子を実装することによっ
てミリ波半導体装置を形成可能な誘電体回路基板であっ
て、 電磁波を遮蔽するために、ミリ波半導体素子の実装領域
の各辺に対応して配列されたビアホール列を有し、 前記ビアホール列は、接地された導電体を内部に含むビ
アホールが、互いに隣接するビアホール間の距離が一定
とならないように配列されたものである、誘電体回路基
板。 - 【請求項3】 互いに隣接して配列された任意の2つの
前記ビアホール同士の間隔が基板表面における実効波長
の1/2未満である、請求項1または2に記載の誘電体
回路基板。 - 【請求項4】 任意の1つの前記ビアホールから、その
両隣に隣接する2つの前記ビアホールのうちの一方まで
の距離と他方までの距離とが互いに異なるように配列さ
れた、請求項1から3のいずれかに記載の誘電体回路基
板。 - 【請求項5】 前記ビアホールのうちから任意に選ばれ
た1つのビアホールである中心ビアホールから基板表面
における実効波長の1/2以下の距離の範囲内におい
て、前記中心ビアホールからの距離が互いにほぼ等しい
他の前記ビアホールの数が3以下である、請求項1から
4のいずれかに記載の誘電体回路基板。 - 【請求項6】 前記ビアホールのうちから任意に選ばれ
た互いに隣接する2つの前記ビアホールの中心同士を結
んでできる線分の中点から、基板表面における実効波長
の1/2以下の距離の範囲内において、前記線分を延長
してできる直線に交わる、他の前記ビアホールの数が2
以下である、請求項1から5のいずれかに記載の誘電体
回路基板。 - 【請求項7】 ミリ波半導体素子を実装することによっ
てミリ波半導体装置を形成可能な誘電体回路基板であっ
て、 電磁波を遮蔽するために配列されたビアホール列を有
し、前記ビアホール列は、接地された導電体を内部に含
むビアホールが配列されたものであり、前記ビアホール
列が、略弧状に並ぶ4以上の前記ビアホールからなる略
弧状部分を含み、各前記略弧状部分の弧の長径が基板表
面における実効波長の1/2未満である、誘電体回路基
板。 - 【請求項8】 ミリ波半導体素子を実装することによっ
てミリ波半導体装置を形成可能な誘電体回路基板であっ
て、 電磁波を遮蔽するために配列されたビアホール列を有
し、前記ビアホール列は、接地された導電体を内部に含
むビアホールが配列されたものであり、前記ビアホール
列が、略矩形状に並ぶ4以上の前記ビアホールからなる
略矩形状部分を含み、各前記矩形状部分の矩形長辺の長
さが基板表面における実効波長の1/2未満である、誘
電体回路基板。 - 【請求項9】 前記ビアホール列が、複数本の互いに略
平行な直線に沿う並列ビアホール配列を含み、この並列
ビアホール配列の各前記直線に沿って並ぶ前記ビアホー
ルが不等間隔で配列されている、請求項1または2に記
載の誘電体回路基板。 - 【請求項10】 ミリ波半導体素子を実装した、請求項
1から10のいずれかに記載の誘電体回路基板を含むミ
リ波半導体装置。 - 【請求項11】 直線状に配列された複数の突起電極を
含む突起電極列により外縁部を取り囲まれたミリ波半導
体素子を誘電体回路基板上に実装したミリ波半導体装置
であって、 前記誘電体回路基板は、各前記突起電極列の近傍に、電
磁波を遮蔽するためのビアホール列を有し、 前記ビアホール列は、接地された導電体を内部に含むビ
アホールが、対応する前記突起電極列に平行な直線上に
載らないように配列されている、ミリ波半導体装置。
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JP24083499A JP3451038B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 誘電体回路基板およびそれを含むミリ波半導体装置 |
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JP24083499A JP3451038B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 誘電体回路基板およびそれを含むミリ波半導体装置 |
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JP2001068596A true JP2001068596A (ja) | 2001-03-16 |
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JP24083499A Expired - Fee Related JP3451038B2 (ja) | 1999-08-27 | 1999-08-27 | 誘電体回路基板およびそれを含むミリ波半導体装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004273509A (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-30 | Sharp Corp | 高周波半導体装置の実装構造及びこれを用いた高周波送信装置並びに高周波受信装置 |
US6985056B2 (en) | 2002-12-05 | 2006-01-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High-frequency circuit and high-frequency package |
CN104378912A (zh) * | 2014-12-05 | 2015-02-25 | 浪潮集团有限公司 | 一种pcb阻抗可控的通孔设计方法 |
JP2016500198A (ja) * | 2012-09-25 | 2016-01-07 | ザイリンクス インコーポレイテッドXilinx Incorporated | ノイズ減衰壁 |
JP2020191544A (ja) * | 2019-05-22 | 2020-11-26 | アンリツ株式会社 | 伝送線路回路及び無線測定装置 |
-
1999
- 1999-08-27 JP JP24083499A patent/JP3451038B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPWO2004051746A1 (ja) * | 2002-12-05 | 2006-04-06 | 松下電器産業株式会社 | 高周波回路および高周波パッケージ |
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