JP2001068212A - コネクタ結合構造 - Google Patents

コネクタ結合構造

Info

Publication number
JP2001068212A
JP2001068212A JP23923099A JP23923099A JP2001068212A JP 2001068212 A JP2001068212 A JP 2001068212A JP 23923099 A JP23923099 A JP 23923099A JP 23923099 A JP23923099 A JP 23923099A JP 2001068212 A JP2001068212 A JP 2001068212A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
connector
fitting
lever
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP23923099A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Sawayanagi
昌広 沢柳
Toshiaki Okabe
敏明 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP23923099A priority Critical patent/JP2001068212A/ja
Priority to US09/643,951 priority patent/US6254414B1/en
Publication of JP2001068212A publication Critical patent/JP2001068212A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62905Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member
    • H01R13/62922Pair of camming plates
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever
    • H01R13/62966Comprising two pivoting levers

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の削減、一方及び他方のコネクタの
小型化、及び嵌合時における摩擦抵抗の減少を達成す
る。 【解決手段】 コネクタ結合構造が、支持体2に形成さ
れた取付穴11と、取付穴内から延びた電線束に設けら
れた第一コネクタ3と、装着体4に直付けされた第二コ
ネクタ5と、第一及び第二コネクタのいずれか一方のコ
ネクタに回動自在に軸支され、カム機構によって両コネ
クタを嵌合すると共に、梃子機構によって嵌合方向と交
差する方向へスライドされて取付穴に挿入された嵌合操
作用カム部材とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ同士を結
合するために利用されるコネクタ結合構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、図22のような低挿入力コネクタ
ハウジング90が提案されている。この低挿入力コネク
タハウジング90は、第一コネクタハウジング91と、
第一コネクタハウジング91を収容するフード93を備
えた第二コネクタハウジング92と、角筒状のホルダ9
4と、ホルダ94内に移動自在に挿入された二つのスラ
イダ95,95とから構成されている。
【0003】一方のコネクタハウジング91の上部及び
下部には従動ボス91aが設けれている。フード93に
は上部及び下部にそれぞれボス溝93aが形成されてい
る。スライダ95の一方の面にはボス溝93aを移動す
る駆動ボス95aが設けられ、他方の面には従動ボス9
1aを導入するカム溝95bが形成されている。ホルダ
94の上部及び下部には駆動ボス95aを案内する導入
溝94aが設けられている。
【0004】フード93にスライダ95を横方向へ移動
自在に挿着すると共に、ボス溝93aからスライダ95
の駆動ボス95aを突出させる。駆動ボス95aをホル
ダ94の導入溝94aに導入しながら、フード93をホ
ルダ94の一方側に挿入する。ホルダ94の他方側に一
方のコネクタハウジング91を挿入しながら、従動ボス
91aをスライダ95のカム溝95bに導入する。
【0005】図23に示す如くに、他方のコネクタハウ
ジング92を一方のコネクタハウジング91側へ押し込
むことにより、駆動ボス95aが導入溝94a及びボス
溝93a内に導入される。それに追随して、スライダ9
5が移動するので、従動ボス91aがカム溝93a内に
挿入される。こうして、駆動ボス95aを導入溝94a
の終端に到達するまで他方のコネクタハウジング92を
ホルダ94に押し込むことにより、一方のコネクタハウ
ジング91と他方のコネクタハウジング92とが相互に
低挿入力で嵌合される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一方の
コネクタハウジング91と他方のコネクタハウジング9
2とを嵌合するのに、ホルダ94と二つのスライダ9
5,95とが必要であった。そのため、部品点数が増加
し、それに伴って製造コストの上昇を招いた。また、ホ
ルダ94内ではスライダ95を移動するためのストロー
ク(移動距離の確保)が必要になった。それにより、一
方及び他方のコネクタハウジング91,92が大型化す
る問題点があった。更に、スライダ95の駆動ボス95
aがフード93のボス溝93a内を、及び一方のコネク
タハウジング91の従動ボス91aがスライダ95のカ
ム溝93a内をそれぞれ摺動するので、嵌合時における
摩擦抵抗が大きくなった。それによって、一方及び他方
のコネクタハウジング91,92を低挿入力で嵌合でき
ない欠点があった。即ち、低挿入力の効果があまり得ら
れなかった。
【0007】本発明は上記した点に鑑み、部品点数の削
減、一方及び他方のコネクタの小型化、及び嵌合時にお
ける摩擦抵抗の減少を達成したコネクタ結合構造を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、支持体に形成された取付穴
と、該取付穴内から延びた電線束に設けられた第一コネ
クタと、装着体に直付けされた第二コネクタと、前記第
一コネクタ及び第二コネクタのうちいずれか一方のコネ
クタに回動自在に軸支され、カム機構によって両コネク
タを嵌合すると共に、梃子機構によって嵌合方向と交差
する方向へスライドされて前記取付穴に挿入された嵌合
操作用カム部材とから構成されるコネクタ結合構造を特
徴とする。本発明の請求項2は、前記嵌合操作用カム部
材が、第一操作レバーと、該第一操作レバーに回動自在
に軸支され、且つ合体された第二操作レバーとから成
り、前記第一及び第二操作レバーの一端部には前記取付
穴の内壁に回動且つスライド自在に係合された従動ピン
と、他端部には前記一方のコネクタの係合ピンを移動自
在に枢着したカム回動用長穴、及び他方のコネクタのカ
ムピンを導入したカム溝とを有するコネクタ結合構造を
特徴とする。本発明の請求項3は、前記取付穴の内壁に
は前記第一及び第二操作レバーの従動ピンにそれぞれ係
合される一対のカム案内用長穴が嵌合方向と交差する方
向へ穿設され、嵌合開始時にガタ付いた前記嵌合操作用
カム部材のガタ付きを吸収するため、前記従動ピンが位
置する前記カム案内用長穴の場所付近には装着体方向へ
向くガタ吸収用溝が形成されると共に、ガタ付いた前記
一方のコネクタを調芯するため、前記他方のコネクタの
ハウジング本体には前記一方のコネクタを押圧する姿勢
矯正用傾斜面が設けられたコネクタ結合構造を特徴とす
る。本発明の請求項4は、前記カムピンとカム溝のカム
導入溝とを相対向した状態で前記第一及び第二操作レバ
ーを仮係止するため、合体された前記第一及び第二操作
レバーのうち外側のレバーには弾性アームが一体的に設
けられると共に、該弾性アームの先端には係止突起が設
けられ、内側のレバーには前記係止突起に対する被係止
突起が連成されたコネクタ結合構造を特徴とする。本発
明の請求項5は、前記カムピンが前記カム導入溝に導入
された時に、前記係止突起と被係止突起との仮係止状態
を解除する係止解除板が前記他方のコネクタのハウジン
グ本体内に嵌合方向へ延設されたコネクタ結合構造を特
徴とする。本発明の請求項6は、嵌合終了後に前記嵌合
操作用カム部材を固定するため、前記第一及び第二操作
レバーの他端部の周縁には係合突出壁が設けられると共
に、前記他方のコネクタのハウジング本体には、前記カ
ムピンが前記カム溝の終端部に到達した時に、前記係合
突出壁に係合されるレバー係止用長穴が形成されたコネ
クタ結合構造を特徴とする。
【0009】請求項1によれば、嵌合操作用カム部材
が、第一コネクタと第二コネクタとのうち一方に回動自
在に軸支されていると共に、嵌合方向と直交する方向へ
スライド自在である。そのため、嵌合操作用カム部材を
操作すると、嵌合操作用カム部材が梃子機構によって嵌
合方向と直交する方向へスライドしながら、第一及び第
二コネクタがカム機構によって相互に嵌合される。
【0010】請求項2によれば、嵌合操作用カム部材が
第一操作レバーと第二操作レバーとから成る。第一及び
第二操作レバーが一端部に従動ピンと、他端部にカム回
動用長穴及びカム溝とをそれぞれ有する。第一操作レバ
ーには第二操作レバーが回動自在に軸支され、且つ合体
されているので、軸支された場所を支点として第一及び
第二操作レバーが相互に回転する。取付穴の内壁には従
動ピンが回動自在且つスライド自在に係合されるから、
取付穴内を回転しながらスライドする。カム回動用長穴
には一方のコネクタの係合ピンが移動自在に枢着される
ので、係合ピンの移動に同期して一方のコネクタが嵌合
方向へ移動する。カム溝にはカムピンが導入されるか
ら、カム溝内への導入に同期して一方及び他方のコネク
タが低挿入力で嵌合される。
【0011】請求項3によれば、第一及び第二操作レバ
ーの従動ピンにそれぞれ係合される一対のカム案内用長
穴が、取付穴の内壁に嵌合方向と交差する方向へ穿設さ
れている。嵌合開始時に係合ピンが位置するカム案内用
長穴の場所付近には装着体方向を向くようにガタ吸収用
溝が形成されている。それと共に、他方のコネクタのハ
ウジング本体にはガタ付いた一方のコネクタを押圧して
姿勢を矯正する姿勢矯正用傾斜面が設けられている。そ
のため、嵌合開始時に、嵌合操作用カム部材のガタ付き
に伴ってガタ付いた一方のコネクタが姿勢矯正用傾斜面
によって押圧され、嵌合操作用カム部材のガタ付きがガ
タ吸収用溝に吸収される。これにより、一方のコネクタ
が調芯される。
【0012】請求項4によれば、合体された第一及び第
二操作レバーのうち外側のレバーには先端に係止突起を
有する弾性アームが一体的に形成されている。内側のレ
バーには係止突起に対する被係止突起が連成されてい
る。そのため、カム溝のカム導入溝とカムピンとを相対
向させた状態で、第一及び第二操作レバーが相互に仮係
止される。これにより、嵌合開始時には第一及び第二操
作レバーが静止状態に維持される。
【0013】請求項5によれば、係止解除板が他方のコ
ネクタのハウジング本体内に嵌合方向へ延設されてい
る。そのため、カムピンがカム導入溝内に導入された時
に、係止解除板が仮係止された係止突起に突き当たり、
係止突起と被係止突起との仮係止状態を解除する。これ
により、カムピンがカム導入溝内に導入された時に、第
一及び第二操作レバーが回動可能となる。
【0014】請求項6によれば、係合突出壁が第一及び
第二操作レバーの他端部の周縁に設けられていると共
に、係合突出壁に係合されるレバー係止用長穴が形成さ
れている。そのため、カムピンがカム溝の終端部に到達
した時に、嵌合操作用カム部材が他方のコネクタに固定
される。これにより、嵌合終了後に、嵌合操作用カム部
材が回転不可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態の具体例を説明する。図1〜図21は本
発明に係るコネクタ結合構造の一実施形態を示すもので
ある。なお、請求項の支持体が車両ボディ、装着体が機
器、第一コネクタが雄型の車両側コネクタ、及び第二コ
ネクタが雌型の機器側コネクタである場合を説明する。
また、図面中では車両側コネクタ及び機器側コネクタ内
に挿着された端子を省略する。
【0016】図1に示すように、このコネクタ結合構造
1は、車両ボディ2から延びる電線束(図示せず)に設
けられた車両側コネクタ3、機器4に直付けされた機器
側コネクタ5、及び車両側コネクタ3と機器側コネクタ
5とを低挿入力で嵌合する嵌合操作用カム部材6とから
構成されている。なお、車両側コネクタ3、機器側コネ
クタ5、及び嵌合操作用カム部材6は絶縁樹脂製であ
る。
【0017】図1及び図2のように、車両ボディ2のパ
ネル面2aには取付穴11が穿設されている。取付穴1
1から外方へ電線束が延ばされ、電線束の端末部には車
両側コネクタ3が設けられている。取付穴11の相対向
する対向壁11a,11aにはそれぞれ一対ずつのカム
案内用長穴12が嵌合方向(X方向)と直交する方向
(Y方向)へ略一直線上に配置されている。カム案内用
長穴12は嵌合操作用カム部材6の従動ピン35(4
3)の径と略同一である。そして、各一対のカム案内用
長穴12,12はそれぞれ始端部12aと、終端部12
bとを有する。始端部12aは一対のカム案内用長穴1
2の対向側、及び終端部12bは各カム案内用長穴12
内で始端部12aと反対側の場所である。
【0018】各カム案内用長穴12の始端部12aに
は、カム案内用長穴12に面する内壁12cから機器4
へ向けて略湾曲状のガタ吸収用溝13が形成されてい
る。ガタ吸収用溝13の深さ(深度)は従動ピン35,
43の径よりも小さい。カム案内用長穴12内ではガタ
吸収用溝13が従動ピン35,43に対して遊びの役目
(機能)を果たす。そのため、嵌合開始時に、ガタ吸収
用溝13が嵌合操作用カム部材6のガタ付きを吸収する
ので、嵌合操作用カム部材6を組み付けた車両側コネク
タ3のガタ付きも吸収できる。これにより、車両側コネ
クタ3の調芯を行うことができる。調芯とは、車両側コ
ネクタ3の中心線(軸線)を嵌合方向(X方向)と平行
にすることである。
【0019】図1及び図3の如くに、車両側コネクタ3
は、ハウジング本体15と、ハウジング本体15の上壁
16及び下壁17にそれぞれ形成された段部上壁16a
及び段部下壁17aと、各上壁16,16a及び下壁1
7,17aにそれぞれ突設された一対ずつの係合ピン1
8,18aとから成る。ハウジング本体15には複数の
端子収容室19が貫通されている。各端子収容室19内
には不図示の雌端子を係止する手段が設けられている。
各上壁16,16a及び下壁17,17aの一対ずつの
係合ピン18,18aはそれぞれ嵌合方向と直交する方
向へ略一直線上に並んでいる。各係合ピン18,18a
の突出長さ(距離)は略等しい。左側の係合ピン18a
の突出距離と段部上壁16a(又は段部下壁17a)の
段差とは略等しいので、左側の係合ピン18aの先端面
は上壁16又は下壁17の平面内に位置している。
【0020】図1、図4及び図5に示すように、機器側
コネクタ5は、フード21を有するハウジング本体20
と、ハウジング本体20に延設された取付板22と、フ
ード21の内側に突設されたカムピン23,23aとか
ら成る。ハウジング本体20には複数の端子収容室24
が貫通され、各端子収容室24内には不図示の雄端子を
挿着するための係止手段が設けられている。車両側コネ
クタ3の端子収容室19と機器側コネクタ5の端子収容
室24とは一対一に対応している。
【0021】カムピン23,23aはフード21の上壁
21a及び下壁21bにそれぞれ一対ずつ配置されてい
る。各壁21a,21bの左側のカムピン23aは同一
形状であり、且つ各壁21a,21bの右側のカムピン
23も同一形状である。左側のカムピン23aの突出距
離は右側のカムピン23と略同じである。取付板22は
ハウジング本体20の後端の周縁から拡径方向へ設けら
れている。取付板22の位置はハウジング本体20の左
側及び右側である。各取付板22には固定孔22aが穿
設されている。
【0022】フード21の上壁21a及び下壁21bに
は略中央部に回動軸収容溝24が形成され、回動軸収容
溝24を外方から覆うようにフード21の外面には套体
壁25が一体的に設けられている。回動軸収容溝24は
端子挿入方向へ配置されている。回動軸収容溝24の対
向する溝壁面24a,24aには前端側に回動軸導入斜
面24b,24bが形成されている。回動軸収容溝24
内には嵌合操作用カム部材6の回動軸44が導入され
る。回動軸収容溝24の両側にはカムピン23,23a
が配置されている。
【0023】フードの21左壁21c及び右壁21dに
はそれぞれ一対のレバー係止用長孔26,26が上下に
並んで穿設されている。各レバー係止用長孔26は同一
形状である。左壁21c及び右壁21dの上部に位置す
る各レバー係止用長孔26がフード21内を介して一直
線上に配列され、且つ当該一直線上に上壁側のカムピン
23,23aが配置されている。同様に、左壁21c及
び右壁21dの下部に位置する各レバー係止用長孔26
がフード21内を介して一直線上に配列され、且つ同じ
一直線上に下壁21b側のカムピン23が配置されてい
る。
【0024】図1,図5及び図6のように、回動軸収容
溝24内にはハウジング本体20の前端面20aから端
子挿入方向へ係止解除板27が延設されている。係止解
除板27は回動軸収容溝24の右側壁24aに添わされ
ている。係止解除板27の先端と回動軸導入斜面24b
の後端とは同一面上に位置する。係止解除板27の先端
部には傾斜状の係止解除面27aが右肩上がりに形成さ
れている。フード21の左壁21c及び右壁21dの前
端部には姿勢矯正用傾斜面28がそれぞれ形成されてい
る。そのため、車両側コネクタ3が機器側コネクタ5に
対して不正位置(ガタ付いた)状態であったも、姿勢矯
正用傾斜面28によって車両側コネクタ5の姿勢が不正
位置から正規位置へ矯正される。
【0025】図1の如くに、嵌合操作用カム部材6は、
第一操作レバー31と、第一操作レバー31に回動自在
に軸支され、且つ第一操作レバー31に合体された第二
操作レバー32とから成る。図1、図7及び図8に示す
ように、第一操作レバー31は、足裏状に形成された一
対の第一操作板33,33と、一対の第一操作板33,
33の間に架設された連結支持板34とを有する。各第
一操作板33の一端部には従動ピン35が外方へ突設さ
れ、中間部には軸孔36が穿設され、そして他端部には
カム溝37が形成されている。カム溝37の付近にはカ
ム回動用長孔38が配置されている。第一操作板33の
周縁には係合突出壁39が設けられ、係合突出壁39に
は機器側コネクタ5のレバー係止用長孔26が係合され
る。
【0026】カム溝37は、カムピン23,23aを導
入するカム導入溝37aと、カム導入溝37aに結合さ
れたカム案内溝37bと、カム案内溝37bよりも奥に
位置する終端部37cとを有する。カム導入溝37a
は、第一及び第二操作レバー31,32が相互に仮係止
されている時、端子挿入方向と平行である。カムピン2
3,23aが、第一操作レバー31の回転によってカム
案内溝37bの導入用摺動面37b′を摺動する。図
1、図9及び図10のように、第二操作レバー32は第
一操作レバー31よりも一回り小さい。そして、第二操
作レバー32は足裏状に形成された一対の第二操作板4
1,41と、一対の第二操作板41,41の間に架設さ
れた連結支持板42とを有する。
【0027】図7の第一操作レバー33と同様に、図9
及び図10の如くに、各第二操作板41の一端部には外
方へ突設された従動ピン43、中間部には外方へ突設さ
れた回動軸44、及び他端部に形成されたカム溝45を
有する。カム溝45の付近にはカム回動用長孔46が穿
設されている。カム回動用長穴46の近傍には、嵌合終
了後に、第二操作レバー32に対する第一操作レバー3
1の過度の回転を防止するため、リブ状のストッパ47
が外面に突設されている。第二操作板41のカム回動用
長穴46側には周縁に係合突出壁48が設けられてい
る。カム溝46の構成は第一操作板33(図7参照)と
同様であるので、説明を省略する。符号45aはカム導
入溝、45bはカム案内溝、45cは終端部、及び45
b′は導入用摺動面である。
【0028】図1に示すように、第一操作レバー31の
軸孔36には第二操作レバー32の回動軸44が回動自
在に軸支される。これにより、回動軸44を支点として
第一操作レバー31と第二操作レバー32とをそれぞれ
独立で回動可能である。カムピン23,23aとカム導
入溝37a,45aとをそれぞれ相対向させた状態の
時、第一操作板33と第二操作板41との重なり合う部
分には仮係止手段50が設けられている。
【0029】図1、図7及び図9のように、仮係止手段
50は、第一操作板33に一体的に設けられた弾性アー
ム51と、第二操作板41の外面に連成された被係止突
起52とから成る。弾性アーム51は、第一操作板33
のカム溝37に対してカム回動用長孔38と反対側にス
リット51′を入れることによって弾性(可撓)自在に
形成されている。弾性アーム51の先端には係止突起5
1aが一体的に設けられている。係止突起51aの下半
分には第一操作板33の板厚に略等しい挿入切欠51b
が形成されている。
【0030】被係止突起52は第二操作板41の外面に
一体的に設けられている。被係止突起52には離脱用傾
斜面52aと、アーム案内用傾斜面52bとが形成され
ている。離脱用傾斜面52aは車両側コネクタ3と機器
側コネクタ5との嵌合状態を解除する側に配置されてい
る。アーム案内用傾斜面52bはカム溝45と反対側に
設けられている。そのため、仮係止の解除後に、被係止
突起52を乗り越えた弾性アーム51がスムーズに第二
操作板41の外面に案内される。また逆に、第一操作レ
バー31と第二操作レバー32とを再び仮係止状態へ移
行する際に、アーム案内用傾斜面52bによって弾性ア
ーム51を容易に被係止突起52に乗り越えさせ、弾性
アーム51と被係止突起52とを仮係止できる。
【0031】また、被係止突起52に対して略直交する
ように係合リブ53が突設されている。係合リブ53と
被係止突起52とは連結されている。係合リブ53の
(外面からの)突出距離は係止突起51aの(内面から
の)突出距離と略等しい。係合リブ53のリブ先端53
aが弾性アーム51の係止突起51aに係合される。
【0032】次に、図1の如くに、車両側コネクタ3と
機器側コネクタ5とを結合(嵌合)する方法について説
明する。なお、各コネクタ3,5内の雌端子及び雄端子
は省略する。図1に示すように、車両側コネクタ3が車
両ボディ2の取付穴11から延びる電線束の端末部に設
けられ、また機器側コネクタ5が機器4の壁面4aに直
付けされている場合を説明するが、その他の場合にも利
用可能である。
【0033】第二操作レバー32の回動軸44を第一操
作レバー33の軸孔36に回動自在に軸支することによ
り、嵌合操作用カム部材6を形成する。この時、一対の
第一操作板33,33の内面が、一対の第二操作板4
1,41の外面にそれぞれ接触している。嵌合操作用カ
ム部材6の各従動ピン35,43をカム案内用長孔1
2,12にスライド自在に挿着すると共に、車両側コネ
クタ3の係合ピン18,18aを嵌合操作用カム部材6
のカム回動用長孔38,46に回動自在に軸支する。
【0034】これによって、従動ピン18,18aとカ
ムピン23,23aとによって、嵌合操作用カム部材6
の嵌合方向(Y方向)、及び嵌合方向と直交する方向
(X方向)の動きがそれぞれ拘束(規制)される。ま
た、嵌合操作用カム部材6のX方向の動きと、Y方向の
動きとは同期している。カム機構は係合ピン18,18
a及びカム回動用長穴38,46と、カムピン23,2
3a及びカム溝37,45とから、そして梃子機構は従
動ピン35,43及びカム案内用長穴12,12からそ
れぞれ構成されている。
【0035】図1、図11及び図12のように、従動ピ
ン35,43をカム案内用長穴12,12の始端部12
a,12aへスライドさせ、又は(及び)係合ピン1
8,18aをカム回動用長穴38,46内で回動させ
る。第一操作板33の内面が第二操作板41の外面を摺
動する。第一操作レバー31の弾性アーム51が第二操
作レバー32の被係止突起52に、且つ弾性アーム51
の係止突起51aが係合リブ53のリブ先端53aにそ
れぞれ仮係止される。即ち、第一操作板33と第二操作
板41とをそれぞれ仮係止できる。この時、係止突起5
1aが第一操作板33の外面よりも突出した状態で被係
止突起52に仮係止されている。これにより、カム導入
溝37a,45aとカムピン23,23aとを容易に相
対向させることができる。
【0036】嵌合操作用カム部材6が仮係止された状態
で、機器側コネクタ3を車両側コネクタ5へ向けて移動
する。図13のように、カム導入溝37a,45aとカ
ムピン23,23aとが相対向した状態の場合には、機
器側コネクタ3が車両側コネクタ5に押し込まれるにつ
れ、カムピン23,23aが自動的にカム導入溝37
a,45a内へ挿入される。
【0037】又は、図14の如くに、嵌合操作用カム部
材6が位置ズレによってガタ付いた場合には、同側のう
ち一方の従動ピン35がカム案内用長穴12の始端部1
2aに、且つ他方の従動ピン43がガタ吸収用溝13内
にそれぞれ配置される。即ち、カム導入溝37a,45
aとカムピン23,23aとが対向しなくなる。その場
合でも、図15に示すように、機器側コネクタ3を車両
側コネクタ5へ向けて押し込むと、機器側コネクタ5の
フード21に形成された姿勢矯正用傾斜面28が車両側
コネクタ3の前端周縁15aに突き当たる。機器側コネ
クタ5が押し込まれるにつれ、姿勢矯正用傾斜面28に
よって他方の従動ピン43がガタ吸収用溝13内からカ
ム案内用長穴12内へ移動される。これにより、他方の
従動ピン43もカム案内用長穴12の始端部12aに配
置できる。即ち、カム導入溝37a,45aとカムピン
23,23aとを相対向させることができる。つまり、
機器側コネクタ5に対して嵌合操作用カム部材6と車両
側コネクタ3との調芯を行うことができる。
【0038】図16及び図17のように、機器側コネク
タ5が更に押し込まれると、カムピン23,23aがカ
ム導入溝37a,45aの入口からカム案内溝37b、
45b内へ挿入される。カムピン23,23aがカム案
内溝37b、45b内に挿入されると直ぐに、機器側コ
ネクタ5の係止解除板27が係止解除面27aから係止
突起51aの下方に位置する挿入切欠51bに押し込ま
れる。係止解除板27により、係止突起51aが上方へ
持ち上げられるのに伴って弾性アーム51も持ち上げら
れる。図17及び図18の如くに、係止突起51aが被
係止突起52を乗り越えることにより、第一及び第二操
作レバー31,32の仮係止状態が解除される。なお、
係止解除板27は一対の第一操作板33,33の外面上
を摺動する。第一及び第二操作レバー31,32の仮係
止が解除されると、一対の第二操作板41,41に形成
された被係止突起52及び係合リブ53が第一操作板3
3の外面と接触しなくなる。
【0039】図18に示すように、仮係止状態を解除し
た後、機器側コネクタ5が車両側コネクタ3に押し込ま
れるにるつれ、従動ピン35,43がカム案内用長穴1
2,12を始端部12aから終端部12bへ、及び係合
ピン18,18aがカム回動用長穴38,46の始端部
38a,46aから終端部38b,46bへそれぞれス
ライド(移動)される。即ち、第一及び第二操作レバー
31,32が取付穴11内へ収容され始め、且つカムピ
ン23,23aがカム案内溝37b,45b内へ導入さ
れ始める。
【0040】図19のように、カムピン23,23aが
カム溝37,46の終端部37c,46cに到達する直
前に、車両側コネクタ3と機器側コネクタ5とが嵌合操
作用カム部材6によって低挿入力で相互に嵌合される。
図20の如くに、車両側コネクタ3と機器側コネクタ5
とが嵌合された後に、カムピン23,23aがカム溝3
7,45の終端に到達すると共に、第一及び第二操作レ
バー31,32の各係合突出壁39,48が機器側コネ
クタ5内のレバー係止用長孔26,26に係止される。
第一及び第二操作レバー31,32の各一端部が取付穴
11内に完全に収容される。この時、図21に示すよう
に、係合ピン18,18aがカム案内用長孔38,46
の終端部38b,46bに到達している場合もあれば、
そうでない場合もある。
【0041】また、結合された車両側コネクタ3と機器
側コネクタ5との嵌合状態を離脱(解除)するために
は、機器側コネクタ5を嵌合方向と反対方向へ引き抜
く。嵌合操作用カム部材6の従動ピン35,43がカム
案内用長孔12,12内を始端部12a,12aへ向け
て移動し、且つカムピン23,23aがカム回動用長孔
38,46内を終端部38b,46bから始端部38
a,46aへ移動する。それに伴って、係合突出壁3
9,48とレバー係止用長孔26,26との係止状態が
解除される。
【0042】機器側コネクタ5を更に引き抜くと、第一
操作板33の弾性アーム51が被係止突起52の離脱用
傾斜面52aに添ってアーム案内用傾斜面52bから被
係止突起52を乗り越える。弾性アーム51が被係止突
起52に、及び係止突起51aが係合リブ53のリブ先
端53aにそれぞれ仮係止される。カムピン23,23
aとカム導入溝37,45とが相対向しているので、真
っ直ぐに機器側コネクタ5を引っ張ると、嵌合操作用カ
ム部材6から機器側コネクタ5が抜脱(離脱)される。
【0043】以上のように、機器側コネクタ5と車両側
コネクタ3とをカム機構によって低挿入力で相互に嵌合
できると共に、梃子機構によって機器側コネクタ5の移
動ストロークを短く(短縮)できる。機器側コネクタの
移動ストロークを短くできるので、両コネクタ自身のサ
イズ(大きさ)を小型化できる。そして、従来と比較
し、全体の部品点数を減少できる。これにより、構造の
簡素化と、倍力効果の向上とを達成できる。
【0044】
【発明の効果】以上の如くに、請求項1の発明によれ
ば、嵌合操作用カム部材を第一コネクタと第二コネクタ
のうち一方のコネクタに回動自在に軸支することによっ
て、カム機構で第一コネクタと第二コネクタとを嵌合で
きる。それと共に、嵌合操作用カム部材を嵌合方向と直
交する方向へスライドさせることによって、梃子機構で
第一コネクタと第二コネクタとの嵌合方向の移動ストロ
ークを短くできる。即ち、カム機構及び梃子機構を同時
に併用することにより、従来と比較し、嵌合時における
第一及び第二コネクタの移動ストロークを減少(短く)
できる。また、部品点数の削減と、それに伴って第一及
び第二コネクタの小型化とを達成できる。更に、第一及
び第二コネクタの移動ストロークが短くなるので、嵌合
時における摩擦抵抗を減少できる。
【0045】請求項2の発明によれば、第二操作レバー
が軸支された場所を支点として第一及び第二操作レバー
が相互に回転でき、第一及び第二操作レバーの各従動ピ
ンが取付穴の内壁を回転しながらスライドし、一方のコ
ネクタの係合ピンがカム回動用長穴内を移動する。その
ため、第一及び第二操作レバーを嵌合方向へそれぞれ回
転すると、回転に同期して従動ピンを取付穴内にスライ
ドでき、且つ係合ピンをカム回動用長穴内に移動でき
る。これにより、従来よりも弱い力(低挿入力)で他方
のコネクタのカムピンをカム溝内へ導入できる。即ち、
一方及び他方のコネクタの嵌合を一層低挿入力で行うこ
とができる。
【0046】請求項3の発明によれば、ガタ吸収用溝が
カム案内用長穴に形成され、且つ姿勢矯正用傾斜面が他
方のコネクタのハウジング本体に設けられたので、一方
のコネクタのガタ付きがガタ吸収用溝によって吸収さ
れ、且つ一方のコネクタの姿勢が矯正される。即ち、一
方のコネクタの調芯を行うことができる。
【0047】請求項4の発明によれば、嵌合開始時に、
第一操作レバーと第二操作レバーとを相互に仮係止でき
る。そのため、相互に仮係止することによって、カム導
入溝とカムピンとを容易に位置合わせできる。即ち、カ
ム導入溝とカムピンとを相対向させるのが簡単にでき
る。これにより、カム導入溝へカムピンを確実に導入で
きる。
【0048】請求項5の発明によれば、係止解除板を他
方のコネクタのハウジング本体内に延設したので、カム
ピンをカム導入溝内に導入した時に、第一及び第二操作
レバーの仮係止状態を簡単に解除できる。即ち、第一及
び第二操作レバーが回転可能となる。
【0049】請求項6の発明によれば、嵌合終了後に、
カムピンがカム溝の終端部に到達され、嵌合操作用カム
部材が他方のコネクタに係合されるので、嵌合操作用カ
ム部材の回転が不可能にされる。そのため、もし嵌合が
不完全である場合には、嵌合操作用カム部材を他方のコ
ネクタに係合できないので、一方と他方のコネクタとの
嵌合状態を検知することも可能である。これにより、回
転が不可能である限り、一方及び他方のコネクタの嵌合
状態を確実に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタ結合構造の一実施形態を
示す分解図である。
【図2】図1における取付孔の拡大斜視図である。
【図3】図1における第一コネクタのハウジング本体を
示し、(A)は正面図であり、(B)は(A)の矢視P
方向から見た図であり、(C)は(A)の矢視Q方向か
ら見た図である。
【図4】図1における第二コネクタのハウジング本体を
示し、(A)は上面図であり、(B)は(A)の矢視R
方向から見た図であり、(C)は(A)の矢視S方向か
ら見た図であり、(D)は(A)の矢視T方向から見た
図である。
【図5】図4(A)のU−U線の断面図である。
【図6】図4(A)のV−V線の断面図である。
【図7】図1における第一操作レバーを示し、(A)は
正面図であり、(B)は(A)の矢視B方向から見た図
であり、(C)は(B)の矢視C方向から見た図であ
り、(D)は(B)の矢視D方向から見た図である。
【図8】図7(A)のE−E線の断面図である。
【図9】図1における第二操作レバーを示し、(A)は
正面図であり、(B)は(A)の矢視F方向から見た図
であり、(C)は(B)の矢視G方向から見た図であ
り、(D)は矢視H方向から見た図である。
【図10】図9(A)のJ−J線の断面図である。
【図11】図1における第一操作レバーと第二操作レバ
ーとの仮係止状態を説明する図である。
【図12】図11の断面を示し、(A)は図11のK−
K線の断面図であり、(B)は図11のL−L線の断面
図である。
【図13】図1において第一操作レバーと第二操作レバ
ーとの仮係止状態で、カム導入溝にカムピンが導入され
た状態を示す説明図である。
【図14】図1において相互に仮係止された第一操作レ
バー及び第二操作レバーがガタ付いたために、第二コネ
クタに対して第一コネクタがガタ付いて傾斜した状態を
示す説明図である。
【図15】図14において第一コネクタの姿勢が第二コ
ネクタによって矯正される途中状態を示す説明図であ
る。
【図16】図13において第二コネクタを第一コネクタ
へ押し込むことにより、第一操作レバーと第二操作レバ
ーとの仮係止状態が解除されると共に、カムピンがカム
案内溝内へ挿入された状態を示す説明図である。
【図17】図16において、第二コネクタを第一コネク
タへ押し込むことにより、第二コネクタの係止解除板が
第一操作レバーの係止突起を持ち上げている状態を示す
拡大した説明図である。
【図18】図17の係止突起が被係止突起を乗り越えて
いる状態を示す説明図である。
【図19】図18の係止突起が被係止突起を完全に乗り
越えて第一コネクタと第二コネクタとが嵌合した状態を
示す説明図である。
【図20】図20の嵌合状態から更に第二コネクタを第
一コネクタに押し込んで、第一操作レバー及び第二操作
レバーの各係合突出壁がレバー係止用長穴に係合すると
共に、カムピンがカム溝の略終端部に到達した状態を示
す説明図である。
【図21】第二コネクタが第一コネクタに対して右側に
僅かにずれた状態で嵌合されると共に、各操作レバーの
係合突出壁がレバー係止用長穴に係合された状態を示す
説明図である。
【図22】従来例を示し、第一コネクタハウジングと第
二コネクタハウジングとが相互に嵌合する前の状態を示
す説明図である。
【図23】図22における第一コネクタハウジングと第
二コネクタハウジングとが相互に嵌合した状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 コネクタ結合構造 2 支持体(車両ボディ) 3 車両側コネクタ(第一コネクタ) 4 装着体(機器) 5 機器側コネクタ(第二コネクタ) 6 嵌合操作用カム部材 11 取付穴 12 カム案内用長穴 13 ガタ吸収用溝 18,18a 係合ピン 20 ハウジング本体 23,23a カムピン 26 レバー係止用長穴 27 係止解除板 28 姿勢矯正用傾斜面 31 第一操作レバー 32 第二操作レバー 35,43 従動ピン 37 カム溝 37a カム導入溝 37c 終端部 38,46 カム回動用長穴 39,48 係合突出壁 51 弾性アーム 51a 係止突起 52 被係止突起
フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FB09 FB14 FB20 FC25 FC31 FC32 FC40 HA01 HA10 HB03 HB04 HB05 HC11 HC31 5E023 AA04 AA13 BB02 BB03 BB28 DD02 DD05 DD13 DD18 GG02 GG10 HH01 HH02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体に形成された取付穴と、該取付穴
    内から延びた電線束に設けられた第一コネクタと、装着
    体に直付けされた第二コネクタと、前記第一コネクタ及
    び第二コネクタのうちいずれか一方のコネクタに回動自
    在に軸支され、カム機構によって両コネクタを嵌合する
    と共に、梃子機構によって嵌合方向と交差する方向へス
    ライドされて前記取付穴に挿入された嵌合操作用カム部
    材とから構成されることを特徴とするコネクタ結合構
    造。
  2. 【請求項2】 前記嵌合操作用カム部材が、第一操作レ
    バーと、該第一操作レバーに回動自在に軸支され、且つ
    合体された第二操作レバーとから成り、 前記第一及び第二操作レバーの一端部には前記取付穴の
    内壁に回動且つスライド自在に係合された従動ピンと、
    他端部には前記一方のコネクタの係合ピンを移動自在に
    枢着したカム回動用長穴、及び他方のコネクタのカムピ
    ンを導入したカム溝とを有することを特徴とする請求項
    1記載のコネクタ結合構造。
  3. 【請求項3】 前記取付穴の内壁には前記第一及び第二
    操作レバーの従動ピンにそれぞれ係合される一対のカム
    案内用長穴が嵌合方向と交差する方向へ穿設され、嵌合
    開始時にガタ付いた前記嵌合操作用カム部材のガタ付き
    を吸収するため、前記従動ピンが位置する前記カム案内
    用長穴の場所付近には装着体方向へ向くガタ吸収用溝が
    形成されると共に、ガタ付いた前記一方のコネクタを調
    芯するため、前記他方のコネクタのハウジング本体には
    前記一方のコネクタを押圧する姿勢矯正用傾斜面が設け
    られたことを特徴とする請求項2記載のコネクタ結合構
    造。
  4. 【請求項4】 前記カムピンとカム溝のカム導入溝とを
    相対向した状態で前記第一及び第二操作レバーを仮係止
    するため、合体された前記第一及び第二操作レバーのう
    ち外側のレバーには弾性アームが一体的に設けられると
    共に、該弾性アームの先端には係止突起が設けられ、内
    側のレバーには前記係止突起に対する被係止突起が連成
    されたことを特徴とする請求項2又は3記載のコネクタ
    結合構造。
  5. 【請求項5】 前記カムピンが前記カム導入溝に導入さ
    れた時に、前記係止突起と被係止突起との仮係止状態を
    解除する係止解除板が前記他方のコネクタのハウジング
    本体内に嵌合方向へ延設されたことを特徴とする請求項
    4記載のコネクタ結合構造。
  6. 【請求項6】 嵌合終了後に前記嵌合操作用カム部材を
    固定するため、前記第一及び第二操作レバーの他端部の
    周縁には係合突出壁が設けられると共に、前記他方のコ
    ネクタのハウジング本体には、前記カムピンが前記カム
    溝の終端部に到達した時に、前記係合突出壁に係合され
    るレバー係止用長穴が形成されたことを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれか記載のコネクタ結合構造。
JP23923099A 1999-08-26 1999-08-26 コネクタ結合構造 Abandoned JP2001068212A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23923099A JP2001068212A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 コネクタ結合構造
US09/643,951 US6254414B1 (en) 1999-08-26 2000-08-23 Coupling structure of structures

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23923099A JP2001068212A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 コネクタ結合構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001068212A true JP2001068212A (ja) 2001-03-16

Family

ID=17041693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23923099A Abandoned JP2001068212A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 コネクタ結合構造

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6254414B1 (ja)
JP (1) JP2001068212A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011070657A1 (ja) * 2009-12-09 2011-06-16 富士通株式会社 コネクタ及びコネクタの接続方法
JP2011258365A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
DE102013216829A1 (de) * 2013-08-23 2015-02-26 Tyco Electronics Amp Gmbh Anordnung zur erleichterten Verbindung oder Trennung eines Steckers und eines Gegensteckers
WO2023054169A1 (ja) 2021-09-30 2023-04-06 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ、及びコネクタアセンブリ
JP7490794B2 (ja) 2020-03-05 2024-05-27 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 差込みコネクタおよび差込みコネクタユニット

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004214106A (ja) * 2003-01-07 2004-07-29 Sumitomo Wiring Syst Ltd レバー式コネクタ
KR101174933B1 (ko) * 2004-08-13 2012-08-17 제이에스티 코포레이션 레버 동작에 의한 기계적 보조를 받는 커넥터
US7094081B1 (en) * 2005-03-24 2006-08-22 Delphi Technologies, Inc. Electrical connector assembly
US7066763B1 (en) * 2005-05-17 2006-06-27 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Junction box assembly with cam levers
US7241154B1 (en) 2006-05-02 2007-07-10 Sumitomo Electrical Wiring Systems - Detroit Technical Center, Inc. Junction block assembly with cam levers
US7329132B1 (en) * 2006-07-31 2008-02-12 Yazaki North America, Inc. Low-insertion force-lever connector for blind mating
US7393220B1 (en) * 2007-04-18 2008-07-01 Yazaki North America, Inc. Electrical connector assembly connected upon rotation about a bracket
US9325111B2 (en) 2012-11-30 2016-04-26 Lear Corporation Electrical center and connector assembly system
US9692153B1 (en) * 2016-08-03 2017-06-27 Delphi Technologies, Inc. Connection system having a U-shaped handle with legs slidably or rotatably attached to a cam lever
WO2019057519A1 (de) * 2017-09-07 2019-03-28 Hirschmann Automotive Gmbh Einzugshilfe von elektrischen steckverbindern mit verschieberichtung in steckrichtung

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5035634A (en) * 1990-06-28 1991-07-30 E. I. Du Pont De Nemours And Company Connector inject and eject cam lever assembly
JPH051178A (ja) 1991-06-06 1993-01-08 Erasuto Mitsukusu:Kk ゴム用配合剤組成物
JP2914593B2 (ja) 1991-06-26 1999-07-05 矢崎総業株式会社 操作レバーを利用した低挿入力コネクタ
US5443393A (en) * 1993-01-19 1995-08-22 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Lever type connector
JP3050275B2 (ja) * 1994-11-29 2000-06-12 矢崎総業株式会社 レバー嵌合式コネクタ
JP3341810B2 (ja) * 1997-03-03 2002-11-05 矢崎総業株式会社 Lifコネクタ
JP3244028B2 (ja) * 1997-07-30 2002-01-07 住友電装株式会社 レバー式コネクタ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011070657A1 (ja) * 2009-12-09 2011-06-16 富士通株式会社 コネクタ及びコネクタの接続方法
US8647144B2 (en) 2009-12-09 2014-02-11 Fujitsu Limited Connector having guide member supported by plug and jack when they are connected, and connector connecting method
JP5411293B2 (ja) * 2009-12-09 2014-02-12 富士通株式会社 コネクタ及びコネクタの接続方法
JP2011258365A (ja) * 2010-06-08 2011-12-22 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
DE102013216829A1 (de) * 2013-08-23 2015-02-26 Tyco Electronics Amp Gmbh Anordnung zur erleichterten Verbindung oder Trennung eines Steckers und eines Gegensteckers
JP7490794B2 (ja) 2020-03-05 2024-05-27 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 差込みコネクタおよび差込みコネクタユニット
WO2023054169A1 (ja) 2021-09-30 2023-04-06 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ、及びコネクタアセンブリ

Also Published As

Publication number Publication date
US6254414B1 (en) 2001-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001068212A (ja) コネクタ結合構造
EP2276123B1 (en) Lever type connector
JP3987736B2 (ja) レバー式コネクタ
JP6441866B2 (ja) レバー式コネクタ
JPH09204956A (ja) レバー式コネクタ
JP4558583B2 (ja) コネクタ嵌合構造
JP3987737B2 (ja) レバー式コネクタ
JP3302619B2 (ja) レバー嵌合式コネクタ
JP2008533684A (ja) コネクタ位置保証装置を有するレバー嵌合型コネクタ組立体
JP3449912B2 (ja) コネクタ
JP5007215B2 (ja) レバー式コネクタ
US6428353B2 (en) Connector support mechanism for interconnecting connectors
US6572391B2 (en) Compact connector system with engagement lever having increased rotation
JP2001237026A (ja) レバー付コネクタ
JP2739627B2 (ja) コネクタハウジング結合機構
JP3442661B2 (ja) レバー嵌合式コネクタ
JPH1197106A (ja) コネクタ固定方法及びそれに用いるコネクタ
JP3595195B2 (ja) コネクタ支持機構
JP3442652B2 (ja) レバー嵌合式コネクタ
JP3478995B2 (ja) コネクタ支持機構
JP3457172B2 (ja) コネクタ嵌合構造
JP5299316B2 (ja) レバー式コネクタ
JPH09219246A (ja) 低挿入力コネクタ
JP3449911B2 (ja) コネクタ
JPH0554934A (ja) コネクタの接続方法および接続装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040525

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20040712