JP3442652B2 - レバー嵌合式コネクタ - Google Patents
レバー嵌合式コネクタInfo
- Publication number
- JP3442652B2 JP3442652B2 JP10298498A JP10298498A JP3442652B2 JP 3442652 B2 JP3442652 B2 JP 3442652B2 JP 10298498 A JP10298498 A JP 10298498A JP 10298498 A JP10298498 A JP 10298498A JP 3442652 B2 JP3442652 B2 JP 3442652B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- connector
- guide slope
- boss portion
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62933—Comprising exclusively pivoting lever
- H01R13/62955—Pivoting lever comprising supplementary/additional locking means
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、レバーを回動させ
ることによりコネクタを相手コネクタに嵌合させるレバ
ー嵌合式コネクタに関する。
ることによりコネクタを相手コネクタに嵌合させるレバ
ー嵌合式コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】図６は従来のレバー嵌合式コネクタを示
し、コネクタ１にレバー２が回動自在に取り付けられる
構造となっている。コネクタ１は端子を収容するコネク
タハウジング３の左右の側壁３ａにボス部４が突設され
ている。レバー２は操作部５及び操作部５の両端部から
コネクタ１側に延びるレバー壁６を有しており、レバー
壁６に回転孔７が形成され、この回転孔７にコネクタ１
のボス部４が挿入することによりレバー２がコネクタ１
に回動自在に支持される。レバー壁６にはカム溝８が形
成されており、このカム溝８に相手コネクタ（図示省
略）のピンが係合した状態でレバー２が回動することに
より相手コネクタをコネクタ１に引き込んで嵌合させる
ことができる。
し、コネクタ１にレバー２が回動自在に取り付けられる
構造となっている。コネクタ１は端子を収容するコネク
タハウジング３の左右の側壁３ａにボス部４が突設され
ている。レバー２は操作部５及び操作部５の両端部から
コネクタ１側に延びるレバー壁６を有しており、レバー
壁６に回転孔７が形成され、この回転孔７にコネクタ１
のボス部４が挿入することによりレバー２がコネクタ１
に回動自在に支持される。レバー壁６にはカム溝８が形
成されており、このカム溝８に相手コネクタ（図示省
略）のピンが係合した状態でレバー２が回動することに
より相手コネクタをコネクタ１に引き込んで嵌合させる
ことができる。
【０００３】コネクタ１へのレバー２に取り付けは、図
７に示すように指９でレバー壁６を外側に広げ、この状
態でコネクタハウジング３を挟んで回転孔７とボス部４
とを位置合わせしてボス部４を回転孔７に挿入すること
により行われる。これにより、図８に示すように、回転
孔７にボス部４が貫通した組み付け状態とすることがで
きる。
７に示すように指９でレバー壁６を外側に広げ、この状
態でコネクタハウジング３を挟んで回転孔７とボス部４
とを位置合わせしてボス部４を回転孔７に挿入すること
により行われる。これにより、図８に示すように、回転
孔７にボス部４が貫通した組み付け状態とすることがで
きる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の構
造では、レバー２をコネクタ１に組み付ける際にレバー
壁６を広げる必要があり、面倒な作業となっていると共
に、強い力を必要としている。又、必要以上に広げた場
合にはレバー２が折れるため、力を調整しなければなら
ない作業となっている。
造では、レバー２をコネクタ１に組み付ける際にレバー
壁６を広げる必要があり、面倒な作業となっていると共
に、強い力を必要としている。又、必要以上に広げた場
合にはレバー２が折れるため、力を調整しなければなら
ない作業となっている。
【０００５】そこで本発明は、レバーを広げることなく
小さな力で簡単にレバーをコネクタに組み付けることが
可能な構造としたレバー嵌合式コネクタを提供すること
を目的とする。
小さな力で簡単にレバーをコネクタに組み付けることが
可能な構造としたレバー嵌合式コネクタを提供すること
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１の発明は、ボス部が突設され相手コネクタ
に嵌合するコネクタと、前記ボス部が挿入される回転孔
が形成され、ボス部を中心に回転することによりコネク
タを相手コネクタに嵌合させるレバーとを備えたレバー
嵌合式コネクタであって、前記コネクタに前記相手コネ
クタとの嵌合方向に延びる長孔を形成する一方、前記レ
バーに、前記長孔に係合して回転孔に挿入する際のレバ
ー組み付け用の回動支点となる突起部と、前記ボス部を
回転孔に導く誘導斜面とを形成すると共に、前記ボス
部、回転孔及び誘導斜面を前記突起部の回動支点を中心
とした回動軌跡上に設けたことを特徴とする。
め、請求項１の発明は、ボス部が突設され相手コネクタ
に嵌合するコネクタと、前記ボス部が挿入される回転孔
が形成され、ボス部を中心に回転することによりコネク
タを相手コネクタに嵌合させるレバーとを備えたレバー
嵌合式コネクタであって、前記コネクタに前記相手コネ
クタとの嵌合方向に延びる長孔を形成する一方、前記レ
バーに、前記長孔に係合して回転孔に挿入する際のレバ
ー組み付け用の回動支点となる突起部と、前記ボス部を
回転孔に導く誘導斜面とを形成すると共に、前記ボス
部、回転孔及び誘導斜面を前記突起部の回動支点を中心
とした回動軌跡上に設けたことを特徴とする。
【０００７】この発明では、レバーの突起部をコネクタ
の長孔に係合させることにより回動支点とし、この回動
支点を中心にレバーを回動させる。この回動によって回
動軌跡上に設けた誘導斜面にコネクタのボス部が乗り上
げるため、レバーが自動的に広がり、その後、回動軌跡
上に設けた回転孔がボス部に達する。このためボス部が
回転孔に挿入される。
の長孔に係合させることにより回動支点とし、この回動
支点を中心にレバーを回動させる。この回動によって回
動軌跡上に設けた誘導斜面にコネクタのボス部が乗り上
げるため、レバーが自動的に広がり、その後、回動軌跡
上に設けた回転孔がボス部に達する。このためボス部が
回転孔に挿入される。
【０００８】このような構造では、レバーを回動支点を
中心に回動させることによりコネクタに組み付けるた
め、小さな力でしかもレバーを広げる必要のない簡単な
作業とすることができる。又、レバーが必要以上に広が
らないため、レバーが折れることもなくなる。
中心に回動させることによりコネクタに組み付けるた
め、小さな力でしかもレバーを広げる必要のない簡単な
作業とすることができる。又、レバーが必要以上に広が
らないため、レバーが折れることもなくなる。
【０００９】請求項２の発明は、請求項１記載の発明で
あって、前記レバーを前記コネクタの両側壁に回転自在
に支持される一対のレバー壁と、このレバー壁の基端側
を連結する操作部とにより形成し、前記誘導斜面をレバ
ー壁のコネクタ側の端部に形成したことを特徴とする。
あって、前記レバーを前記コネクタの両側壁に回転自在
に支持される一対のレバー壁と、このレバー壁の基端側
を連結する操作部とにより形成し、前記誘導斜面をレバ
ー壁のコネクタ側の端部に形成したことを特徴とする。
【００１０】この発明では、一対のレバー壁を操作部が
連結しており、操作部を押すことにより一対のレバー壁
をコネクタに同時に回転自在に組み付けることができ
る。このとき、誘導斜面をレバー壁の端部に設けている
ため、操作部を押すと同時にレバー壁が広がり、組み付
けを迅速に行うことができる。
連結しており、操作部を押すことにより一対のレバー壁
をコネクタに同時に回転自在に組み付けることができ
る。このとき、誘導斜面をレバー壁の端部に設けている
ため、操作部を押すと同時にレバー壁が広がり、組み付
けを迅速に行うことができる。
【００１１】請求項３の発明は、請求項２記載の発明で
あって、前記誘導斜面は一対のレバー壁の外側から内側
に向かって傾斜していることを特徴とする。
あって、前記誘導斜面は一対のレバー壁の外側から内側
に向かって傾斜していることを特徴とする。
【００１２】この発明では、誘導斜面がレバー壁の外側
から内側に向かって傾斜しているため、誘導斜面をボス
部が摺動すると、ボス部がレバー壁を押し広げる。この
ため、ボス部を回転孔に円滑に挿入することができる。
から内側に向かって傾斜しているため、誘導斜面をボス
部が摺動すると、ボス部がレバー壁を押し広げる。この
ため、ボス部を回転孔に円滑に挿入することができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１〜図５は本発明の一実施形態
のレバー嵌合式コネクタを示す。このレバー嵌合式コネ
クタ１は図１に示すように、コネクタ１１及びコネクタ
１１に組み付けられるレバー１２を備えている。
のレバー嵌合式コネクタを示す。このレバー嵌合式コネ
クタ１は図１に示すように、コネクタ１１及びコネクタ
１１に組み付けられるレバー１２を備えている。
【００１４】コネクタ１１は底壁１３ａに端子挿入孔１
４を複数形成したコネクタ本体１３を有している。コネ
クタ本体１３の内部には端子を収容する複数の端子収容
室（図示省略）が形成されており、各端子収容室が端子
挿入孔１４に連通している。このコネクタ１１はコネク
タ本体１３が相手コネクタ（図示省略）に嵌合すること
により、相手コネクタの相手端子とコネクタ本体１３内
の端子とが導通接触して接続される。
４を複数形成したコネクタ本体１３を有している。コネ
クタ本体１３の内部には端子を収容する複数の端子収容
室（図示省略）が形成されており、各端子収容室が端子
挿入孔１４に連通している。このコネクタ１１はコネク
タ本体１３が相手コネクタ（図示省略）に嵌合すること
により、相手コネクタの相手端子とコネクタ本体１３内
の端子とが導通接触して接続される。
【００１５】コネクタ本体１３の両側壁１３ｂには円柱
状のボス部１５及び係止突起１６が突設している。ボス
部１５は後述するようにレバー１２を回動自在に支持す
るものである。係止突起１６はレバー１２の後述する係
止片２０が係止することによりレバー１２の不必要な回
動を防止する。
状のボス部１５及び係止突起１６が突設している。ボス
部１５は後述するようにレバー１２を回動自在に支持す
るものである。係止突起１６はレバー１２の後述する係
止片２０が係止することによりレバー１２の不必要な回
動を防止する。
【００１６】又、コネクタ本体１３の一方の側壁にはリ
ブ１７が形成されている。リブ１７はコネクタ本体１３
の両側壁１３ｂよりもさらに外側に延びており、両側壁
１３ｂよりも延びた部分には一対の長孔１８が形成され
ている。この長孔１８はコネクタ１１が相手コネクタに
嵌合する方向に延びており、後述するレバー１２の突起
部２１が係合する。なお、このリブ１７は、相手コネク
タ（不図示）のフード部に設けたガイド溝内に挿入する
ことにより、フード部内へのコネクタ本体の挿入を案内
する。
ブ１７が形成されている。リブ１７はコネクタ本体１３
の両側壁１３ｂよりもさらに外側に延びており、両側壁
１３ｂよりも延びた部分には一対の長孔１８が形成され
ている。この長孔１８はコネクタ１１が相手コネクタに
嵌合する方向に延びており、後述するレバー１２の突起
部２１が係合する。なお、このリブ１７は、相手コネク
タ（不図示）のフード部に設けたガイド溝内に挿入する
ことにより、フード部内へのコネクタ本体の挿入を案内
する。
【００１７】リブ１７が設けられている側壁と反対側の
側壁には、係合片１９が外側に突設している。この係合
片１９は相手コネクタに設けられている係合溝に係合す
ることにより、コネクタ１１の嵌合状態を保持するもの
である。
側壁には、係合片１９が外側に突設している。この係合
片１９は相手コネクタに設けられている係合溝に係合す
ることにより、コネクタ１１の嵌合状態を保持するもの
である。
【００１８】レバー１２は左右一対のレバー壁２２及び
レバー壁２２を連結する操作部２３を有している。一対
のレバー壁２２はコネクタ本体１３の両側壁１３ｂに沿
って回動するものであり、一側の端部には突起部２１が
それぞれ形成されている。この突起部２１はコネクタ本
体１３の長孔１８にそれぞれ挿入されることにより長孔
１８と係合し、後述するように回動支点２４となる。
レバー壁２２を連結する操作部２３を有している。一対
のレバー壁２２はコネクタ本体１３の両側壁１３ｂに沿
って回動するものであり、一側の端部には突起部２１が
それぞれ形成されている。この突起部２１はコネクタ本
体１３の長孔１８にそれぞれ挿入されることにより長孔
１８と係合し、後述するように回動支点２４となる。
【００１９】操作部２４は突起部２１が形成された端部
と反対側のレバー壁２２の端部を連結するものである。
この操作部２４が設けられているレバー壁２２の端部に
は、コネクタ本体１３の係止突起１６に係止する係止片
２０が形成されている。
と反対側のレバー壁２２の端部を連結するものである。
この操作部２４が設けられているレバー壁２２の端部に
は、コネクタ本体１３の係止突起１６に係止する係止片
２０が形成されている。
【００２０】さらに、一対のレバー壁２２には、回転孔
２５及び誘導斜面２６が形成されている。回転孔２５は
コネクタ本体１３のボス部１５が挿入し、この挿入によ
ってレバー１２がコネクタ１１に回動自在に支持され
る。
２５及び誘導斜面２６が形成されている。回転孔２５は
コネクタ本体１３のボス部１５が挿入し、この挿入によ
ってレバー１２がコネクタ１１に回動自在に支持され
る。
【００２１】誘導斜面２６は一対のレバー壁２２におけ
る対向面（内面）２２ａに形成されている。この誘導斜
面２６は各レバー壁２２の外側から内側に向かって傾斜
した状態で、一対のレバー壁２２の下端からレバー壁２
２の高さ方向の中間部分にまで形成されている。誘導斜
面２６はコネクタ本体１３のボス部１５を回転孔２５に
導くものであり、ボス部１５が摺動可能となっている。
ボス部１５は誘導斜面２６の下端側から上側に向かって
摺動し、この誘導斜面２６への摺動によってレバー壁２
２が押し広げられる。
る対向面（内面）２２ａに形成されている。この誘導斜
面２６は各レバー壁２２の外側から内側に向かって傾斜
した状態で、一対のレバー壁２２の下端からレバー壁２
２の高さ方向の中間部分にまで形成されている。誘導斜
面２６はコネクタ本体１３のボス部１５を回転孔２５に
導くものであり、ボス部１５が摺動可能となっている。
ボス部１５は誘導斜面２６の下端側から上側に向かって
摺動し、この誘導斜面２６への摺動によってレバー壁２
２が押し広げられる。
【００２２】以上のレバー１２側の誘導斜面２６，回転
孔２５及びコネクタ本体１３側のボス部１５は、図３に
示すように、レバー１２の突起部２１がコネクタ本体１
３の長孔１８に係合した回動支点２４を中心としたレバ
ー１２の回動軌跡２７上に配置されるものである。この
ように配置することにより、誘導斜面２６がボス部１５
を円滑に回転孔２５に導くことができる。
孔２５及びコネクタ本体１３側のボス部１５は、図３に
示すように、レバー１２の突起部２１がコネクタ本体１
３の長孔１８に係合した回動支点２４を中心としたレバ
ー１２の回動軌跡２７上に配置されるものである。この
ように配置することにより、誘導斜面２６がボス部１５
を円滑に回転孔２５に導くことができる。
【００２３】次に、この実施形態によってレバー１２を
コネクタ１１に組み付ける操作を説明する。まず、図２
に示すように、レバー１２をコネクタ本体１３に降ろし
てレバー１２の突起部２１を長孔１８に係合させる。こ
の係合によってレバー１２はコネクタ１１に仮組み付け
される。そして、図３に示すように、指２８等によって
操作部２３を押してレバーをコネクタ本体１３への組み
付け方向に移動させる。このとき、突起部２１が長孔１
８に係合している部分が回動支点２４となるためレバー
１２は回動支点２４を中心とした回動軌跡２７に沿って
回動する。又、回動支点２４を支点とし操作部２３を力
点として回動するため、小さな力であっても簡単に回動
させることができる。
コネクタ１１に組み付ける操作を説明する。まず、図２
に示すように、レバー１２をコネクタ本体１３に降ろし
てレバー１２の突起部２１を長孔１８に係合させる。こ
の係合によってレバー１２はコネクタ１１に仮組み付け
される。そして、図３に示すように、指２８等によって
操作部２３を押してレバーをコネクタ本体１３への組み
付け方向に移動させる。このとき、突起部２１が長孔１
８に係合している部分が回動支点２４となるためレバー
１２は回動支点２４を中心とした回動軌跡２７に沿って
回動する。又、回動支点２４を支点とし操作部２３を力
点として回動するため、小さな力であっても簡単に回動
させることができる。
【００２４】かかる回動軌跡２７上には誘導斜面２６，
回転孔２５及びボス部１５が配置されており、ボス部１
５はまず誘導斜面２６の下端からその斜面２６に沿って
上方に摺動する。誘導斜面２６はレバー壁２２の外側か
ら内側に向かって傾斜しているため、ボス部１５の摺動
によって、図４に示すようにレバー壁２２がボス部１５
により外側に押し広げられる。この状態でさらにレバー
１２を回動させると、ボス部１５が回転孔２５に達す
る。このためボス部１５が回転孔２５に円滑に挿入さ
れ、図５に示すようにレバー１２がコネクタ１１に組み
付けられる。
回転孔２５及びボス部１５が配置されており、ボス部１
５はまず誘導斜面２６の下端からその斜面２６に沿って
上方に摺動する。誘導斜面２６はレバー壁２２の外側か
ら内側に向かって傾斜しているため、ボス部１５の摺動
によって、図４に示すようにレバー壁２２がボス部１５
により外側に押し広げられる。この状態でさらにレバー
１２を回動させると、ボス部１５が回転孔２５に達す
る。このためボス部１５が回転孔２５に円滑に挿入さ
れ、図５に示すようにレバー１２がコネクタ１１に組み
付けられる。
【００２５】このような実施形態では、コネクタ１１の
ボス部１５と、このボス部１５が挿入されるレバー１２
の回転孔２５と、ボス部１５を回転孔２５に導くレバー
１２の誘導斜面２６とをレバー１２の突起部２１がコネ
クタ１１の長孔１８と係合した回動支点２４を中心とし
た回動軌跡２７上に配置するため、レバー１２を回動さ
せることにより、ボス部１５が誘導斜面２６を摺動しな
がらレバー１２を押し広げて回転孔２５に確実に挿入さ
れる。このため、コネクタ１１へのレバー１２の組み付
けをレバー１２を広げる必要なく簡単に行うことができ
る。又、レバー１２が必要以上に広がらないため、レバ
ー１２が折れることもなくなる。さらには、回動支点２
４を支点とし、回動支点２４と離れている操作部２３を
力点とするため、てこの作用により小さな力でも簡単に
回動させることができ、作業性が向上する。
ボス部１５と、このボス部１５が挿入されるレバー１２
の回転孔２５と、ボス部１５を回転孔２５に導くレバー
１２の誘導斜面２６とをレバー１２の突起部２１がコネ
クタ１１の長孔１８と係合した回動支点２４を中心とし
た回動軌跡２７上に配置するため、レバー１２を回動さ
せることにより、ボス部１５が誘導斜面２６を摺動しな
がらレバー１２を押し広げて回転孔２５に確実に挿入さ
れる。このため、コネクタ１１へのレバー１２の組み付
けをレバー１２を広げる必要なく簡単に行うことができ
る。又、レバー１２が必要以上に広がらないため、レバ
ー１２が折れることもなくなる。さらには、回動支点２
４を支点とし、回動支点２４と離れている操作部２３を
力点とするため、てこの作用により小さな力でも簡単に
回動させることができ、作業性が向上する。
【００２６】又、誘導斜面２６をレバー壁２２の下側の
端部に設けているため、操作部２３を押すと同時にレバ
ー壁２２が広がる。このため、組み付けを迅速に行うこ
とができる。さらに、誘導斜面２６がレバー壁２２の外
側から内側に向かって傾斜しているため、誘導斜面２６
をボス部１５が摺動することにより、ボス部１５がレバ
ー壁２２を確実に押し広げることができる。
端部に設けているため、操作部２３を押すと同時にレバ
ー壁２２が広がる。このため、組み付けを迅速に行うこ
とができる。さらに、誘導斜面２６がレバー壁２２の外
側から内側に向かって傾斜しているため、誘導斜面２６
をボス部１５が摺動することにより、ボス部１５がレバ
ー壁２２を確実に押し広げることができる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明に
よれば、レバーを回動支点を中心に回動させることによ
りコネクタに組み付けることができるため、小さな力で
しかもレバーを広げる必要のない簡単な作業となると共
に、レバーが折れることもなくなる。
よれば、レバーを回動支点を中心に回動させることによ
りコネクタに組み付けることができるため、小さな力で
しかもレバーを広げる必要のない簡単な作業となると共
に、レバーが折れることもなくなる。
【００２８】請求項２の発明によれば、誘導斜面をレバ
ー壁の端部に設けているため、操作部を押すと同時にレ
バー壁が広がり、組み付けを迅速に行うことができる。
ー壁の端部に設けているため、操作部を押すと同時にレ
バー壁が広がり、組み付けを迅速に行うことができる。
【００２９】請求項３の発明によれば、誘導斜面がレバ
ー壁の外側に内側に向かって傾斜しているため、ボス部
の摺動によってレバー壁を確実に押し広げることがで
き、ボス部を回転孔に円滑に挿入することができる。
ー壁の外側に内側に向かって傾斜しているため、ボス部
の摺動によってレバー壁を確実に押し広げることがで
き、ボス部を回転孔に円滑に挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態のレバー嵌合式コネクタの
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図２】レバーの組み付け当初の側面図である。
【図３】レバーを回動させる状態の側面図である。
【図４】レバーを回動させる状態の底面図である。
【図５】レバーを組み付けた状態の側面図である。
【図６】従来のレバー嵌合式コネクタの分解斜視図であ
る。
る。
【図７】従来の組み立て手順を示す平面図である。
【図８】従来のレバー嵌合式コネクタの組み立て状態の
平面図である。
平面図である。
１１ コネクタ
１２ レバー
１５ ボス部
１８ 長孔
２１ 突起部
２２ レバー壁
２３ 操作部
２４ 回動支点
２５ 回転孔
２６ 回動軌跡
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H01R 13/629
Claims (3)
- 【請求項１】 ボス部が突設され相手コネクタに嵌合す
るコネクタと、前記ボス部が挿入される回転孔が形成さ
れ、ボス部を中心に回転することによりコネクタを相手
コネクタに嵌合させるレバーとを備えたレバー嵌合式コ
ネクタであって、前記コネクタに前記相手コネクタとの
嵌合方向に延びる長孔を形成する一方、前記レバーに、
前記長孔に係合して回転孔に挿入する際のレバー組み付
け用の回動支点となる突起部と、前記ボス部を回転孔に
導く誘導斜面とを形成すると共に、前記ボス部、回転孔
及び誘導斜面を前記突起部の回動支点を中心とした回動
軌跡上に設けたことを特徴とするレバー嵌合式コネク
タ。 - 【請求項２】 請求項１記載の発明であって、前記レバ
ーを前記コネクタの両側壁に回転自在に支持される一対
のレバー壁と、このレバー壁の基端側を連結する操作部
とにより形成し、前記誘導斜面をレバー壁のコネクタ側
の端部に形成したことを特徴とするレバー嵌合式コネク
タ。 - 【請求項３】 請求項２記載の発明であって、前記誘導
斜面は一対のレバー壁の外側から内側に向かって傾斜し
ていることを特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10298498A JP3442652B2 (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | レバー嵌合式コネクタ |
| US09/290,200 US6224403B1 (en) | 1998-04-14 | 1999-04-13 | Lever-fitting type connector |
| DE19916502A DE19916502C2 (de) | 1998-04-14 | 1999-04-13 | Steckverbinder mit einem Befestigungshebel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10298498A JP3442652B2 (ja) | 1998-04-14 | 1998-04-14 | レバー嵌合式コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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