JP2001065761A - フレキシブルチューブ用ワンタッチ継手 - Google Patents
フレキシブルチューブ用ワンタッチ継手Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L21/00—Joints with sleeve or socket
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Abstract
ューブを接合したときにそのコルゲイト管における振れ
の発生を防止し得る継手を小形に形成できるようにす
る。 【解決手段】 筒状本体11のシール材収容部17の奥
端面41は、筒状本体11の径方向に沿ってシール材2
1よりも内周側まで形成されている。シール21材は、
奥端面41に対応して位置する熱膨張性の耐火部22を
有する。シール材21の内周に圧入されたコルゲイト管
2の先端開口からこのコルゲイト管2の内周に入り込む
環状突部42が、筒状本体11におけるシール材21よ
りも内周側の部分において、奥端面41から筒状本体1
1の開口側の方へ向けて形成されている。
Description
ブ用ワンタッチ継手に関し、特にガス配管などに使用さ
れるコルゲイト管にて構成されたフレキシブルチューブ
のための、フレキシブルチューブ用ワンタッチ継手に関
する。
管にて構成されたフレキシブルチューブを継手に差し込
むだけで、このフレキシブルチューブを継手に接合でき
るようにしたものを意味します。
して、たとえば図4に示すものが、本願の出願時点では
公知となっていない特願平11−78746号において
提案されている。
ーブで、薄肉のステンレス製のコルゲイト管2と、この
コルゲイト管2の外周を覆う樹脂製のチューブ状の被覆
体3とによって構成されている。コルゲイト管2におい
て、4は山部、5は谷部である。このフレキシブルチュ
ーブ1は、コルゲイト管2の先端の数山分につき被覆体
3が取り除かれた状態で継手に接続される。
鍮などの金属によって形成され、その一端に外ねじ部1
2が形成されることで、ガス管などの被接続体に接続す
ることができるように構成されている。13は六角部
で、外ねじ部12のねじ込み操作のために用いられる。
口側から順に、内ねじ部15と、内周面16と、環状の
シール材収容部17と、コルゲイト管収容部18とが設
けられている。シール材収容部17には、環状のゴム製
のシール材21が、ゆるい圧入状態で収容されている。
シール材21は、筒状本体11の奥側に位置する耐火部
22と、この耐火部22よりも筒状本体11の開口側に
位置する一般ゴム部23とが軸心方向に一体化された構
成となっている。耐火部22は、たとえば熱膨張性黒鉛
が混入されたニトリルゴムなどの、耐火性を有する比較
的硬質の材料にて形成されている。一般ゴム部23は、
ニトリルゴムなどの、耐火性は有しないが軟質でシール
性能にすぐれた材料にて形成されている。
状に形成されるとともに、その一端側に、筒状本体11
の内ねじ部15にねじ込み可能な外ねじ部26を有す
る。押輪25の他端側の外周には、外ねじ部26よりも
大径の外周面27が形成されている。
挿通させるための孔部28が貫通状態で形成されてい
る。この孔部28における押輪25の他端側の内周に
は、パッキン29が収容されている。孔部28における
押輪25の一端部の内周には、この押輪25の一端側に
向かって拡径するテーパ面30が形成されている。
にねじ込んだ状態においては、この押輪25の内周のテ
ーパ面30と筒状本体11の内周面16とシール材21
の端面とで囲まれる空間32が形成される。この空間3
2には、環状のリテーナ33が配置されている。このリ
テーナ33は、真鍮などの金属材料により形成され、そ
の一端側すなわち筒状本体11の奥側には、径方向内向
きの突部34が形成されている。この突部34は、コル
ゲイト管2の谷部5に係り合い可能とされている。リテ
ーナ33の外周には、押輪25の内周テーパ面30に接
触可能なテーパ面31が形成されている。
一端側から他端側に向かう軸心方向の切り込みが、周方
向の複数の位置に形成されることで、図示の状態から突
部34が拡径できるように構成されている。リテーナ3
3の一端側の外周には、横断面が矩形状の環状溝35が
形成され、この環状溝35にはリテーナ33の突部34
を図示の縮径状態に付勢するためのリングばね36がは
め込まれている。
場合には、まず筒状本体11の収容部17にシール材2
1をはめこんでおく。そして、環状溝35にリングばね
36をはめ込んだ状態のリテーナ33を押輪25のテー
パ面31の内周側に収容した状態で、この押輪25を筒
状本体11にねじ込む。すると、図示のようにリテーナ
33は空間32に収容される。
ト管2の谷部5で切管されかつコルゲイト管2の先端の
数山分につき被覆体3が取り除かれた状態のフレキシブ
ルチューブ1を、押輪25の端部から孔部28の中に挿
入する。すると、コルゲイト管2の先端の山部4がリテ
ーナ33の突部34を押し広げてこの突部34の位置を
通過し、シール材21の内周に圧入されるとともに、こ
のシール材21の位置を通過して収容部18に収容され
て、接合作業が完了する。図4はこの接合完了状態を示
し、このとき、突部34はばね36により縮径されてコ
ルゲイト管2の外周の谷部5に係り合う。
出し力が作用した場合には、コルゲイト管2の一つの谷
部5に突部34が係り合っているリテーナ33の外周テ
ーパ面31が押輪25のテーパ面30に当たり、リテー
ナ33は押輪25から径方向内向きの反力を受ける。す
ると、リテーナ33の突部34が全周にわたってコルゲ
イト管2の一つの谷部5の外周を押さえ付けることにな
って、これらリテーナ33とコルゲイト管2との係り合
いが確実なものになり、これによって継手からのフレキ
シブルチューブ1の抜け出しが防止されることになる。
キシブルチューブ用ワンタッチ継手においては、火災な
どの際にシール材21の一般ゴム部23が焼失した場合
にも継手のシール機能が損なわれないように、その後も
シール材21の耐火部22によりシール状態が継続され
るように構成されている。しかし、耐火部22といえど
も、火災などによって高温に晒されると脆くなり、その
後にフレキシブルチューブ1に外力が加わってコルゲイ
ト管2の先端部に振れが生じたときには、それによって
崩れなどが生じ、その結果として所要のシール性を維持
できなくなる可能性がある。そこで、図示のようにシー
ル材収容部17よりも筒状本体11の奥側にコルゲイト
管収容部18を形成し、この収容部18にコルゲイト管
2の先端部を収容させて、このコルゲイト管2に振れが
生じないように工夫されている。
奥側にさらにコルゲイト管収容部18を形成すること
で、筒状本体11がその軸心方向に長くなり、継手全体
が大形になるという問題点がある。
して、コルゲイト管における振れの発生を防止し得る継
手を小形に形成できるようにすることを目的とする。
本発明は、コルゲイト管にて構成されたフレキシブルチ
ューブのための継手が、筒状本体と、先端部が筒状本体
の内部にねじ込まれる押輪と、筒状本体の内部における
押輪よりも奥側に配置されるリテーナと、リテーナより
も奥側の筒状本体の内周に配置される環状のシール材と
を具備し、コルゲイト管が、押輪の端部から、この押輪
と前記リテーナと筒状本体との内部に向けて挿通可能
に、かつその先端部がシール材の内周に圧入されるよう
に構成され、リテーナは、その内部に挿通されたコルゲ
イト管と押輪との両者に係り合い可能に構成され、筒状
本体は、シール材収容部と、このシール材収容部の奥端
面とを有して、この奥端面は筒状本体の径方向に沿って
シール材よりも内周側まで形成されており、シール材
は、前記奥端面に対応して位置する熱膨張性の耐火部
と、この耐火部よりも筒状本体の開口側に位置する一般
ゴム部とを有し、シール材の内周に圧入されたコルゲイ
ト管の先端開口からこのコルゲイト管の内周に入り込む
環状突部が、筒状本体におけるシール材よりも内周側の
部分に、前記奥端面から筒状本体の開口側の方へ向けて
形成されているようにしたものである。
ゲイト管の端部の内周に入り込むことによって、このコ
ルゲイト管の先端部に振れが発生することが確実に防止
される。このとき、環状突部はシール材の内周側の部分
に形成されているため、シール材と環状突部とは継手の
軸心方向に沿った同じ位置に形成され、環状突部のため
にシール材とは別の軸心方向のスペースを要することが
なく、したがってその分だけ筒状本体が短く形成され、
継手全体が小形に形成される。
突部が入り込んだ状態で、このコルゲイト管すなわち環
状突部と、シール材収容部と、その奥端面とで囲まれた
狭い空間にシール材の耐火部が配置されることになり、
このため、火災などによって高温に晒された場合には、
この耐火部が膨張して上記の狭い空間を密に埋めるた
め、シール性を確実に維持することができる。
たフレキシブルチューブのための継手が、筒状本体と、
先端部の内周にテーパ面を有するとともにその先端部が
筒状本体の内部にねじ込まれる押輪と、筒状本体の内部
における押輪よりも奥側に配置されるリテーナと、リテ
ーナよりも奥側の筒状本体の内周に設けられたシール材
収容部に収容された環状のシール材とを具備し、コルゲ
イト管が、押輪の端部から、この押輪とリテーナと筒状
本体との内部に向けて挿通可能に、かつコルゲイト管の
先端部が環状のシール材の内周に圧入されるように構成
され、リテーナはその内部に挿通されるコルゲイト管と
押輪のテーパ面との両者に係り合い可能に構成され、シ
ール材収容部において環状のシール材が、その先端と筒
状本体のシール材収容部の奥端を構成する奥端部との間
に、間隙がある状態で収容され、かつ環状のシール材の
後端と押輪でリテーナを芯出し状態で保持し、コルゲイ
ト管が未挿通であるようにしたものである。
テーナが芯出し状態で保持されるため、コルゲイト管の
挿通時に円滑な挿通が行われることになる。
1および図2にもとづき、図4に示した部材と同一の部
材には同一の参照番号を付して、詳細に説明する。
ル材収容部17の奥端面であり、この奥端面41は、径
方向に沿ってシール材21よりも内周側まで形成されて
いる。この奥端面41の内周側の端部に連続して、環状
突部42が形成されている。この環状突部42は、軸心
方向に沿ってシール材収容部17と同じ位置かつシール
材収容部17よりも内周側の位置において、奥端面41
から筒状本体11の開口側の方へ向けて軸心方向に突出
するように形成されて、図1に示すようにコルゲイト管
2がシール材21の内周部分に挿入されたときに、この
コルゲイト管2の内部に大きな隙間なく挿入されるよう
に構成されている。環状突部42の先端部の外周には、
コルゲイト管2の内部への入り込みを容易に行うための
テーパ面43が形成されている。
に、筒状本体11の奥側に位置する耐火部22と、この
耐火部22よりも筒状本体11の開口側に位置する一般
ゴム部23とが軸心方向に一体化された構成となってい
る。
ワッシャ45が介装されている。押輪25におけるテー
パ面30よりも開口側の部分の内周には、内周面46が
形成されている。この内周面46は、押輪25すなわち
継手の軸心方向に形成され、その軸心方向の長さLが、
コルゲイト管2の波形の1ピッチ以上の長さとなるよう
に形成されている。また内周面46は、コルゲイト管2
を挿入したときにこのコルゲイト管2との間に大きな隙
間が生じないように形成されている。
の部分の内周には、この押輪25の開口側から内周面4
6に向かうにつれて徐々に小径となる矯正用テーパ面4
7が形成されている。
際には、まず、押輪が装着されていない状態の筒状本体
11の収容部17にシール材21をはめ込むのである
が、このときに、図2に示すように、シール材21を収
容部17の奥端まで完全に押し込まずに、その端部を収
容部17から軸心方向に突出させた状態で、規定の位置
よりも筒状本体11の開口側に仮に軽く圧入させてお
く。
め込んだ状態のリテーナ33を押輪25のテーパ面30
の内周側に収容した状態で、この押輪25を筒状本体1
1にねじ込む。リテーナ33とシール材21との間には
ワッシャ45を介装しておく。するとリテーナ33は、
図2に示すように、突出したシール材21と押輪25の
テーパ面30との間に挟み込まれ、このテーパ面30の
作用によって芯出し状態で保持される。
とを接合させる際には、図2に示す状態において、図1
に示すようにコルゲイト管2の谷部で切管されかつコル
ゲイト管2の先端から数山分につき被覆体3が取り除か
れた状態のフレキシブルチューブ1を、押輪25の端部
から孔部28の中に挿入する。すると、コルゲイト管2
の先端部分が内周面46の部分を通過する。
場合は、このコルゲイト管2は何ら支障なく押輪25の
内周面46の部分を通過する。しかし、コルゲイト管2
が楕円状である場合は、このコルゲイト管2を押輪25
の孔部28に挿入すると、その楕円の長軸に相当する部
分の山部4が矯正用テーパ面47に当たる。このとき、
さらに力を加えてコルゲイト管2を押輪25の奥側ヘ押
し込むと、その力にもとづくテーパ面47からの反力に
よって、薄肉のコルゲイト管2における楕円の長軸に相
当する部分の山部4に縮径力が付与される。これによ
り、楕円状のコルゲイト管2は、内周面46を通過し得
る程度の真円状に矯正されたうえで、さらに奥側へ挿通
される。なお、テーパ面47にはコルゲイト管2におけ
る楕円の長軸に相当する部分のみ、すなわちコルゲイト
管2の周方向に沿った一部分のみが当たるだけであるた
め、この部分を縮径させて真円状に矯正させるための力
は小さくて済む。
だけ角度がゆるい方が、小さい力で楕円を矯正すること
ができる。しかし、あまり角度をゆるくすると押輪25
が長くなって継手が大形になるので、この角度は45度
程度とするのが好適である。またテーパ面47は、図示
のような広い範囲に形成するほかに、たとえば内周面4
6における押輪25の開口端部側の内周にわずかな面取
りを施した程度で足りる場合もある。なぜなら、図示の
ようにコルゲイト管2自体が湾曲構造を有しており、こ
れによって容易に内周面46の内部へ案内され得るから
である。
46の位置を通過するが、このとき内周面46の長さL
が、コルゲイト管2の波形の1ピッチ以上の長さとなる
ように形成されているため、このコルゲイト管2は押輪
25の軸心方向に対して倒れが生じることなしに、押輪
25の軸心方向に揃えられた状態で挿入され、これによ
って確実に楕円が真円状に矯正されることになる。
管2の波形の1ピッチの長さよりも短いと、このコルゲ
イト管2が内周面の位置を通過するときに倒れが生じる
ことがあり、その場合はコルゲイト管2が楕円状であっ
ても真円への矯正を受けることなしにテーパ面47およ
び内周面46の位置を通過してしまうことがある。
コルゲイト管2の山部4は、次に芯出し状態で保持され
ているリテーナ33の突部34に当たり、このリテーナ
33とワッシャ45とを介して、シール材21を収容部
17に押し込む。
2は、その山部4が突部34に作用し、この突部34の
位置でばね36の力に抗してリテーナ33を押し広げる
ことで、この突部34の位置を通過する。その後は、突
部34はばね36の作用により縮径してコルゲイト管2
の谷部5に係り合う。同様にしてコルゲイト管2の先端
の数山がリテーナ33の突部34を通過すると、このコ
ルゲイト管2の先端の数山は、図1に示すようにシール
材21の内部に入り込む。このとき、シール材21は、
その内周面がコルゲイト管2の山部4に密着すること
で、所要のシール機能を発揮する。
ル材21の内部にはまり込むと、それと同時にコルゲイ
ト管2の先端部はその谷部5が環状突部42の外周には
まり合う。この結果、火災の発生などによってシール材
21の弾性が低下しても、コルゲイト管2の先端部に振
れが発生することを確実に防止できる。
内周側の位置に形成されているため、シール材21と環
状突部42とは継手の軸心方向に沿った同じ位置に形成
され、環状突部42のためにシール材21とは別の軸心
方向のスペースを要することがなく、したがってその分
だけ筒状本体11を短く形成でき、継手全体を小形に形
成することができる。
ルゲイト管2の先端部に振れが発生することが防止さ
れ、また押輪25の内周面46によってこの内周面46
の部分でもコルゲイト管2に振れが発生することが防止
されるため、継手に対してコルゲイト管2に屈曲が発生
せず、したがってシール材21によるシール機能に低下
が生じない状態で、フレキシブルチューブ1を継手に接
合することができる。
述のようにシール材収容部17の奥端面41はシール材
21の厚みを越えてこのシール材21よりも内周側まで
形成されているが、この図3の変形例ではシール材21
における奥側の耐火部22の先端の内周に薄肉のつば部
44が一体に形成されており、このつば部44は、シー
ル材21が収容部17に完全に収容されたときに、この
シール材21よりも内周側における奥端面41の部分に
接するように構成されている。
ーブ1内にガスが通されたときには、このガスの圧力に
よってつば部44が奥端面41に密着する。これによ
り、シール材21の外周と収容部17の内周との間にガ
スが入り込んで外部に漏れるなどの事態の発生を、確実
に防止することができる。
ト管にて構成されたフレキシブルチューブのための継手
が、筒状本体と、先端部が筒状本体の内部にねじ込まれ
る押輪と、筒状本体の内部における押輪よりも奥側に配
置されるリテーナと、リテーナよりも奥側の筒状本体の
内周に配置される環状のシール材とを具備し、コルゲイ
ト管が、押輪の端部から、この押輪と前記リテーナと筒
状本体との内部に向けて挿通可能に、かつその先端部が
シール材の内周に圧入されるように構成され、リテーナ
は、その内部に挿通されたコルゲイト管と押輪との両者
に係り合い可能に構成され、筒状本体は、シール材収容
部と、このシール材収容部の奥端面とを有して、この奥
端面は筒状本体の径方向に沿ってシール材よりも内周側
まで形成されており、シール材は、前記奥端面に対応し
て位置する熱膨張性の耐火部と、この耐火部よりも筒状
本体の開口側に位置する一般ゴム部とを有し、シール材
の内周に圧入されたコルゲイト管の先端開口からこのコ
ルゲイト管の内周に入り込む環状突部が、筒状本体にお
けるシール材よりも内周側の部分に、前記奥端面から筒
状本体の開口側の方へ向けて形成されているようにした
ため、環状突部がコルゲイト管の端部の内周に入り込む
ことによって、このコルゲイト管の先端部に振れが発生
することを確実に防止でき、このとき、環状突部はシー
ル材の内周側の部分に形成されているため、シール材と
環状突部とは継手の軸心方向に沿った同じ位置に形成さ
れ、環状突部のためにシール材とは別の軸心方向のスペ
ースを要することがなく、したがってその分だけ筒状本
体を短く形成でき、継手全体を小形に形成でき、しか
も、コルゲイト管の端部の内周に環状突部が入り込んだ
状態で、このコルゲイト管すなわち環状突部と、シール
材収容部と、その奥端面とで囲まれた狭い空間にシール
材の耐火部が配置されることになり、このため、火災な
どによって高温に晒された場合には、この耐火部が膨張
して上記の狭い空間を密に埋めるため、シール性を確実
に維持することができる。
成されたフレキシブルチューブのための継手が、筒状本
体と、先端部の内周にテーパ面を有するとともにその先
端部が筒状本体の内部にねじ込まれる押輪と、筒状本体
の内部における押輪よりも奥側に配置されるリテーナ
と、リテーナよりも奥側の筒状本体の内周に設けられた
シール材収容部に収容された環状のシール材とを具備
し、コルゲイト管が、押輪の端部から、この押輪とリテ
ーナと筒状本体との内部に向けて挿通可能に、かつコル
ゲイト管の先端部が環状のシール材の内周に圧入される
ように構成され、リテーナはその内部に挿通されるコル
ゲイト管と押輪のテーパ面との両者に係り合い可能に構
成され、シール材収容部において環状のシール材が、そ
の先端と筒状本体のシール材収容部の奥端を構成する奥
端部との間に、間隙がある状態で収容され、かつ環状の
シール材の後端と押輪でリテーナを芯出し状態で保持
し、コルゲイト管が未挿通であるようにしたため、継手
の内部でリテーナが芯出し状態で保持されることで、コ
ルゲイト管の挿通時に円滑な挿通を行うことができる。
ワンタッチ継手の断面図である。
れる前の状態を示す断面図である。
である。
の断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 コルゲイト管にて構成されたフレキシブ
ルチューブのための継手であって、 筒状本体と、先端部が筒状本体の内部にねじ込まれる押
輪と、筒状本体の内部における押輪よりも奥側に配置さ
れるリテーナと、リテーナよりも奥側の筒状本体の内周
に配置される環状のシール材とを具備し、 コルゲイト管が、押輪の端部から、この押輪と前記リテ
ーナと筒状本体との内部に向けて挿通可能に、かつその
先端部がシール材の内周に圧入されるように構成され、 リテーナは、その内部に挿通されたコルゲイト管と押輪
との両者に係り合い可能に構成され、 筒状本体は、シール材収容部と、このシール材収容部の
奥端面とを有して、この奥端面は筒状本体の径方向に沿
ってシール材よりも内周側まで形成されており、 シール材は、前記奥端面に対応して位置する熱膨張性の
耐火部と、この耐火部よりも筒状本体の開口側に位置す
る一般ゴム部とを有し、 シール材の内周に圧入されたコルゲイト管の先端開口か
らこのコルゲイト管の内周に入り込む環状突部が、筒状
本体におけるシール材よりも内周側の部分に、前記奥端
面から筒状本体の開口側の方へ向けて形成されているこ
とを特徴とするフレキシブルチューブ用ワンタッチ継
手。 - 【請求項2】 コルゲイト管にて構成されたフレキシブ
ルチューブのための継手であって、 筒状本体と、先端部の内周にテーパ面を有するとともに
その先端部が筒状本体の内部にねじ込まれる押輪と、筒
状本体の内部における押輪よりも奥側に配置されるリテ
ーナと、リテーナよりも奥側の筒状本体の内周に設けら
れたシール材収容部に収容された環状のシール材とを具
備し、 コルゲイト管が、押輪の端部から、この押輪とリテーナ
と筒状本体との内部に向けて挿通可能に、かつコルゲイ
ト管の先端部が環状のシール材の内周に圧入されるよう
に構成され、 リテーナはその内部に挿通されるコルゲイト管と押輪の
テーパ面との両者に係り合い可能に構成され、 シール材収容部において環状のシール材が、その先端と
筒状本体のシール材収容部の奥端を構成する奥端部との
間に、間隙がある状態で収容され、かつ環状のシール材
の後端と押輪でリテーナを芯出し状態で保持し、コルゲ
イト管が未挿通であることを特徴とするフレキシブルチ
ューブ用ワンタッチ継手。
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JP (1) | JP3570975B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008298216A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Sankoo:Kk | コルゲート管継手 |
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2000
- 2000-07-31 JP JP2000231549A patent/JP3570975B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2008298216A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Sankoo:Kk | コルゲート管継手 |
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JP3570975B2 (ja) | 2004-09-29 |
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