JP2001064174A - 免疫賦活効果を相乗的に増強した製剤 - Google Patents

免疫賦活効果を相乗的に増強した製剤

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JP2001064174A JP23543199A JP23543199A JP2001064174A JP 2001064174 A JP2001064174 A JP 2001064174A JP 23543199 A JP23543199 A JP 23543199A JP 23543199 A JP23543199 A JP 23543199A JP 2001064174 A JP2001064174 A JP 2001064174A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 免疫賦活効果に優れた医薬、食品、化粧料等
の提供。 【解決手段】 アスコルビン酸と、他の免疫賦活物質を
併用することにより、免疫賦活効果を相乗的に増強した
医薬品、医薬部外品、食品、飼料または化粧料用の製
剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、免疫賦活効果を相
乗的に増強した製剤、さらに詳しくは、相乗的に増強し
た免疫賦活作用により、優れた免疫増強、生体機能の調
節、保健強壮効果を発揮する医薬品、医薬部外品、食
品、飼料、化粧料として有用な製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、免疫賦活作用を有する物質が
種々知られており、アスコルビン酸も免疫賦活作用を有
することが知られている(Int. J. Vitam. Nutr. Res.
Suppl., 1982, 23:49-52;Am. J. Clin. Nutr., 1976,
29(7), 762-765等)。また、乳酸菌や、ニゲロオリゴ糖
も、免疫賦活作用を有することが知られている(Can.
J. Microbiol., 1992, 38:774-778; J. Allergy Clin.
Immunol., 1998, 102:57-64; Biosci. Biotechnol. Bio
chem., 1999, 63:373-378等)。一方、これらの免疫賦
活作用を有する物質を有効成分とする医薬品、食品等と
して有用な免疫増強剤や、生体機能調節剤が提案されて
いる(特開平3−22958号、特開平9−30981
号、特開平9−52834号、特開平10−16797
2号等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、より優れた
免疫賦活作用を発揮する免疫増強剤や生体機能調節剤を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決する手段】本発明者らは、免疫賦活物質に
ついて種々研究した結果、アスコルビン酸と、他の免疫
賦活物質、特に、乳酸菌やニゲロオリゴ糖を併用した場
合、免疫賦活効果が相乗的に増強されることを見出し
た。アスコルビン酸とこれらを組み合わせた場合、免疫
賦活効果が相乗的に増強されることは、未だ、報告され
ていない。本発明は、このような本発明者らの新規な知
見に基づいて完成されたものであって、
【0005】アスコルビン酸および他の免疫賦活物質を
含有してなることを特徴とする医薬品、医薬部外品、食
品、飼料または化粧料用製剤、特に、他の免疫賦活物質
が、乳酸菌、とりわけ、ラクトバチルス(Lactobacillu
s)属に属する菌、それらの処理物、および3−O−α
−D−グルコピラノシル−D−グルコースを構成単位と
して含有する糖類からなる群から選択される1種以上の
免疫賦活物質である製剤を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明において用いるアスコルビ
ン酸は、遊離のアスコルビン酸のみならず、例えば、そ
のナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム等
のアルカリ金属およびアルカリ土類金属塩、L−アスコ
ルビン酸−2−リン酸エステルのような誘導体の1種ま
たは2種以上が使用できる。その製剤への配合量は、所
望の免疫賦活作用により適宜選択できるが、経口剤の場
合、吸収率を考慮して、遊離のアスコルビン酸として、
成人1日当り、10mg〜10g、好ましくは、50m
g〜5g、さらに好ましくは、200mg〜2g摂取さ
れるよう設定するのが望ましい。すなわち、通常、その
製剤への配合量は、1日摂取量の目安が4gの錠剤の場
合、製剤に対して遊離のアスコルビン酸として、0.2
5〜95重量%、好ましくは、1.25〜95重量%、
さらに好ましくは、5〜50重量%であり、50ml程
度のドリンク剤の場合、製剤に対して遊離のアスコルビ
ン酸として、0.02〜20重量%、好ましくは、0.
1〜10重量%、さらに好ましくは、0.4〜4重量%
であり、500ml程度の飲料の場合、製剤に対して遊
離のアスコルビン酸として、0.002〜2重量%、好
ましくは、0.01〜1重量%、さらに好ましくは、
0.04〜0.4重量%である。また、注射剤、輸液剤
の場合は遊離のアスコルビン酸として、成人1日当り、
5mg〜5g、好ましくは、25mg〜2.5g、さら
に好ましくは、100mg〜1g投与されるよう設定す
るのが望ましい。すなわち、通常、5ml程度の注射剤
の場合、製剤に対して遊離のアスコルビン酸として、
0.1〜10重量%、好ましくは、0.5〜10重量
%、さらに好ましくは2〜10重量%であり、500m
l程度の輸液剤の場合、製剤に対して遊離のアスコルビ
ン酸として、0.001〜1重量%、好ましくは、0.
005〜0.5重量%、さらに好ましくは、0.02〜
0.2重量%である。
【0007】他の免疫賦活物質としては、乳酸菌、その
処理物および3−O−α−D−グルコピラノシル−D−
グルコースを構成単位として含有する糖類からなる群か
ら選択される1種以上の免疫賦活物質である。乳酸菌と
しては、とりわけ、ラクトバチルス(Lactobacillus)
属に属する菌、例えば、ラクトバチルス・プランタラム
(Lactobacillus plantarum)があげられ、具体的に
は、ラクトバチルス・プランタラムL−137株(Lact
obacillus plantarum L-137)(平成7年11月30日
より、受託番号FERM P−15317の下、工業技
術院生命工学工業技術研究所に寄託してある)が好適に
使用できる。乳酸菌の処理物としては、本発明において
用いる菌により食品を発酵させてなる、菌体を含んだ発
酵物をそのまま用いてもよいし、発酵物から菌体を採取
し、生菌のまま、または、例えば、加熱、紫外線照射等
により不活性化し、ペースト状態あるいは乾燥して用い
ることもできる。分離した生菌体、死菌体をさらに摩
砕、破砕、酵素分解、抽出処理をし、得られた処理物を
必要により加熱滅菌、乾燥して用いることもできる。こ
れらの配合量も適宜選択できるが、経口剤の場合、吸収
率を考慮して、成人1日当り、乾燥菌体として0.2m
g〜1g、好ましくは、1mg〜500mg、さらに好
ましくは、5mg〜200mg摂取されるよう設定する
のが望ましい。すなわち、通常、その製剤への配合量
は、1日摂取量の目安が4gの錠剤の場合、製剤に対し
て乾燥菌体として、0.005〜25重量%、好ましく
は、0.025〜12.5重量%、さらに好ましくは、
0.125〜5重量%であり、50ml程度のドリンク
剤の場合、製剤に対して乾燥菌体として、0.0004
〜2重量%、好ましくは、0.002〜1重量%、さら
に好ましくは、0.01〜0.4重量%であり、500
ml程度の飲料の場合、製剤に対して乾燥菌体として、
0.00004〜0.2重量%、好ましくは、0.00
02〜0.1重量%、さらに好ましくは、0.001〜
0.04重量%である。また、注射剤、輸液剤の場合
は、乾燥菌体として、成人1日当り、0.004mg〜
50mg、好ましくは、0.02mg〜25mg、さら
に好ましくは、0.1mg〜10mg投与されるよう設
定するのが望ましい。すなわち、通常、5ml程度の注
射剤の場合、製剤に対して乾燥菌体として、0.000
08〜1重量%、好ましくは、0.0004〜0.5重
量%、さらに好ましくは、0.002〜0.2重量%で
あり、500ml程度の輸液剤の場合、製剤に対して乾
燥菌体として、0.0000008〜0.01重量%、
好ましくは、0.000004〜0.005重量%、さ
らに好ましくは、0.00002〜0.002重量%で
ある。
【0008】3−O−α−D−グルコピラノシル−D−
グルコースを構成単位として含有する糖類としては、例
えば、ニゲロース、ニゲロシルグルコース、ニゲロシル
マルトースおよびこれらのニゲロオリゴ糖の混合物が挙
げられる。これらの配合量も適宜選択できるが、経口剤
の場合、吸収率を考慮して、ニゲロース、ニゲロシルグ
ルコース、ニゲロシルマルトースからなるニゲロオリゴ
糖混合物として、成人1日当り、4mg〜40g、好ま
しくは、10mg〜10g、さらに好ましくは、50m
g〜5g摂取されるよう設定するのが望ましい。すなわ
ち、通常、その製剤への配合量は、1日摂取量の目安が
4gの錠剤の場合、製剤に対してニゲロース、ニゲロシ
ルグルコース、ニゲロシルマルトースからなるニゲロオ
リゴ糖混合物として、0.1〜95重量%、好ましく
は、0.25〜95重量%、さらに好ましくは、1.2
5〜95重量%であり、50ml程度のドリンク剤の場
合、製剤に対してニゲロース、ニゲロシルグルコース、
ニゲロシルマルトースからなるニゲロオリゴ糖混合物と
して、0.008〜40重量%、好ましくは、0.02
〜20重量%、さらに好ましくは、0.1〜10重量%
であり、500ml程度の飲料の場合、製剤に対してニ
ゲロース、ニゲロシルグルコース、ニゲロシルマルトー
スからなるニゲロオリゴ糖混合物として、0.0008
〜8重量%、好ましくは、0.002〜2重量%、さら
に好ましくは、0.01〜1重量%である。また、注射
剤、輸液剤の場合はニゲロース、ニゲロシルグルコー
ス、ニゲロシルマルトースからなるニゲロオリゴ糖混合
物として、成人1日当り、0.4mg〜4g、好ましく
は、1mg〜1g、さらに好ましくは、5mg〜500
mg投与されるよう設定するのが望ましい。すなわち、
通常、5ml程度の注射剤の場合、製剤に対してニゲロ
ース、ニゲロシルグルコース、ニゲロシルマルトースか
らなるニゲロオリゴ糖混合物として、0.008〜20
重量%、好ましくは、0.02〜20重量%、さらに好
ましくは、0.1〜10重量%であり、500ml程度
の輸液剤の場合、製剤に対してニゲロース、ニゲロシル
グルコース、ニゲロシルマルトースからなるニゲロオリ
ゴ糖混合物として、0.00008〜0.8重量%、好
ましくは、0.0002〜0.2重量%、さらに好まし
くは、0.001〜0.1重量%である。本発明におい
ては、アスコルビン酸と上記の乳酸菌および3−O−α
−D−グルコピラノシル−D−グルコースを構成単位と
して含有する糖類とを併用してもよく、その場合の配合
量も適宜選択することができるが、通常、1日摂取量の
目安が4gの錠剤の場合、製剤に対して遊離のアスコル
ビン酸として、0.125〜50重量%、好ましくは、
0.675〜50重量%、さらに好ましくは、2.5〜
25重量%であり、乳酸菌の乾燥菌体として、0.00
25〜12.5重量%、好ましくは、0.0125〜
6.75重量%、さらに好ましくは、0.0675〜
2.5重量%であり、ニゲロース、ニゲロシルグルコー
ス、ニゲロシルマルトースからなるニゲロオリゴ糖混合
物として、0.05〜50重量%、好ましくは、0.1
25〜50重量%、さらに好ましくは、0.675〜5
0重量%である。50ml程度のドリンク剤の場合、製
剤に対して遊離のアスコルビン酸として、0.01〜1
0重量%、好ましくは、0.05〜5重量%、さらに好
ましくは、0.2〜2重量%であり、乳酸菌の乾燥菌体
として、0.0002〜1重量%、好ましくは、0.0
01〜0.5重量%、さらに好ましくは、0.005〜
0.2重量%であり、ニゲロース、ニゲロシルグルコー
ス、ニゲロシルマルトースからなるニゲロオリゴ糖混合
物として、0.004〜20重量%、好ましくは、0.
01〜10重量%、さらに好ましくは、0.05〜5重
量%である。500ml程度の飲料の場合、製剤に対し
て遊離のアスコルビン酸として、0.001〜1重量
%、好ましくは、0.005〜0.5重量%、さらに好
ましくは、0.02〜0.2重量%であり、乳酸菌の乾
燥菌体として、0.00002〜0.1重量%、好まし
くは、0.0001〜0.05重量%、さらに好ましく
は、0.0005〜0.02重量%であり、ニゲロー
ス、ニゲロシルグルコース、ニゲロシルマルトースから
なるニゲロオリゴ糖混合物として、0.0004〜4重
量%、好ましくは、0.001〜1重量%、さらに好ま
しくは、0.005〜0.5重量%である。5ml程度
の注射剤の場合、製剤に対して遊離のアスコルビン酸と
して、0.05〜5重量%、好ましくは、0.25〜5
重量%、さらに好ましくは、1〜5重量%であり、乳酸
菌の乾燥菌体として0.00004〜0.5重量%、好
ましくは、0.0002〜0.25重量%、さらに好ま
しくは、0.001〜0.1重量%であり、ニゲロー
ス、ニゲロシルグルコース、ニゲロシルマルトースから
なるニゲロオリゴ糖混合物として、0.004〜10重
量%、好ましくは、0.01〜10重量%、さらに好ま
しくは、0.05〜5重量%である。500ml程度の
輸液剤の場合、製剤に対して遊離のアスコルビン酸とし
て、0.0005〜0.5重量%、好ましくは、0.0
025〜0.25重量%、さらに好ましくは、0.01
〜0.1重量%であり、乳酸菌の乾燥菌体として、0.
0000004〜0.005重量%、好ましくは、0.
000002〜0.0025重量%、さらに好ましくは
0.00001〜0.001重量%であり、ニゲロー
ス、ニゲロシルグルコース、ニゲロシルマルトースから
なるニゲロオリゴ糖混合物として0.00004〜0.
4重量%、好ましくは、0.0001〜0.1重量%、
さらに好ましくは、0.0005〜0.05重量%であ
る。
【0009】本発明の製剤は、公知の賦形剤ないしは担
体を用い、自体公知の方法に従い、例えば、経口、非経
口、外用等の経路で適用できる、例えば、錠剤、顆粒、
カプセル入り、粉末、クリーム、ペーストのような固体
または溶液、シロップ、乳液、懸濁液のような液体の剤
形の医薬品、医薬部外品、食品または化粧料用製剤とす
ることができる。用いる賦形剤ないしは担体としては、
例えば、デキストリン、コーンスターチ、乳糖、セルロ
ース、メチルセルロースのような固体賦形剤、水、生理
食塩水、プロピレングリコール、エタノールのような液
体賦形剤が挙げられる。
【0010】本発明の製剤は、経口、非経口、外用等で
適用することにより、相乗的に増強された免疫賦活作用
から、ウイルス、バクテリア等の微生物による感染症、
例えば、経口感染によるコレラ菌、毒素原性大腸菌、赤
痢菌、サルモネラ菌、ウイルス等の感染性腸炎や、気道
感染によるインフルエンザ、かぜ症候群等や、口腔内感
染による口内炎、歯周疾患等、また、各種悪性腫瘍、例
えば、消化管や呼吸器粘膜、肝・腎等の実質臓器に発生
する上皮性悪性腫瘍や、運動器や軟部組織等に発生する
非上皮性悪性腫瘍の予防や治療に有効である。また、本
発明の製剤はIL−12および/またはIFN−γ産生
誘導作用を有し、Tヘルパー機能をTh1型に傾けるた
めに、腫瘍により誘導される免疫抑制状態や抗癌剤治療
により誘導される免疫機能低下からの回復に適してお
り、後天性免疫不全症候群(AIDS)の発症予防にも
有効であり、リステリア菌、サルモネラ菌、結核菌、癩
菌等の細胞内寄生性細菌に対しても有効であり、I型ア
レルギーの予防や治療に有効であり、ストレスに起因す
るTh1型免疫機能低下の改善に有効であり、加齢に伴
う免疫機能低下の抑制等にも適しており、また、細胞内
寄生性細菌のクラミジア菌に対する感染防御作用によ
り、クラミジア菌感染との関わりが強く示唆されている
動脈硬化発症に対しても予防的にはたらくなど、種々の
生体機能調節、各種疾患に対する抵抗性の向上、日常の
保健強壮の促進に有効である。
【0011】
【実施例】以下に試験例および実施例を挙げて、本発明
をさらに詳しく説明するが、本発明はこれらに限定され
るものではない。 試験例1 本試験例では、ラクトバチルス・プランタラムL−13
7乾燥死菌体とアスコルビン酸を用いて、マウス脾臓細
胞のインターロイキン12およびインターフェロンγ産
生誘導に対するラクトバチルス・プランタラムL−13
7乾燥死菌体とアスコルビン酸の相乗効果を検証した。
マウス(BALB/c、雌、22週齡)から脾臓を摘出
し、RPMI1640培地中で押し潰し、♯200メッ
シュに通し脾臓細胞浮遊液を得た。脾臓細胞浮遊液の細
胞数を自動血球計測装置で測定した後、細胞数を5×1
6/mlの濃度にRPMI1640培地で調製し、9
6穴組織培養プレートに1穴あたり100μlを播種し
た。これにラクトバチルス・プランタラムL−137乾
燥死菌体を0.4μg/mlの濃度でRPMI1640
培地に分散させた液またはRPMI1640培地をそれ
ぞれ1穴あたり50μl加えた。さらに、RPMI16
40培地(対照)またはアスコルビン酸を20、40ま
たは80μg/ml濃度でRPMI1640培地に溶解
した液をそれぞれ1穴あたり50μl加え、37℃の5
%炭酸ガス培養器内で7日間培養し、培養後の培養上清
のインターロイキン12およびインターフェロンγをエ
ンザイムイムノアッセイで測定した。エンザイムイムノ
アッセイは、ラット抗マウスインターロイキン12Ig
G2a抗体(Genzyme社製)またはハムスター抗マウス
インターフェロンγ抗体(Genzyme社製)をホウ酸緩衝
液で2μg/mlに調製した溶液を、96穴組織培養プ
レート1穴あたり100μl加え37℃で1夜放置しラ
ット抗マウスインターロイキン12IgG2a抗体また
はハムスター抗マウスインターフェロンγ抗体を各穴に
付着させたプレートを用いて行った。培養上清を1穴あ
たり50μl加え室温で90分間放置し、培養上清のイ
ンターロイキン12またはインターフェロンγをプレー
トに付着したラット抗マウスインターロイキン12Ig
G2a抗体またはハムスター抗マウスインターフェロン
γ抗体と結合させた。洗浄後、ラット抗マウスインター
ロイキン12IgG1抗体(Genzyme社製)またはラッ
ト抗マウスインターフェロンγIgG1抗体(Upstate
Biotechnology社製)を加え、プレートに結合させたイ
ンターロイキン12またはインターフェロンγに結合さ
せた。洗浄後ペルオキシダーゼで標識した抗ラットIg
G1抗体を加え、プレートに結合させたラット抗マウス
インターロイキン12IgG1抗体またはラット抗マウ
スインターフェロンγIgG1抗体に結合させた。洗浄
後、過酸化水素0.006%とオルトフェニレンジアミ
ン0.1%を含有するリン酸緩衝液を1穴あたり100
μl加え、室温で40分間反応させ、反応を1.5N硫
酸で停止し、マイクロプレートリーダーで吸光度492
nmを測定し、リコンビナントマウスインターロイキン
12またはインターフェロンγで作成した標準曲線か
ら、培養上清中のインターロイキン12またはインター
フェロンγの濃度を求めた。表1にその結果を示す。
【0012】
【表1】
【0013】表1から明らかなごとく、アスコルビン酸
単独ではインターロイキン12並びにインターフェロン
γの産生を誘導しなかったが、ラクトバチルス・プラン
タラムL−137乾燥死菌体で誘導されたインターロイ
キン12およびインターフェロンγの産生をアスコルビ
ン酸は有意に上昇させた。インターロイキン12および
インターフェロンγ産生誘導におけるラクトバチルス・
プランタラムL−137乾燥死菌体とアスコルビン酸の
相乗効果が検証された。
【0014】試験例2 本試験例では、ラクトバチルス・プランタラムL−13
7乾燥死菌体とニゲロオリゴ糖とアスコルビン酸を用い
て、マウス脾臓細胞のインターロイキン12およびイン
ターフェロンγ産生誘導に対するラクトバチルス・プラ
ンタラムL−137乾燥死菌体とニゲロオリゴ糖(ニゲ
ロース、ニゲロシルグルコース、ニゲロシルマルトース
からなるニゲロオリゴ糖の混合物)とアスコルビン酸の
相乗効果を検証した。マウス(BALB/c、雌、22
週齡)から脾臓を摘出し、RPMI1640培地中で押
し潰し、♯200メッシュに通し脾臓細胞浮遊液を得
た。脾臓細胞浮遊液の細胞数を自動血球計測装置で測定
した後、細胞数を10×106/mlの濃度にRPMI
1640培地で調製し、96穴組織培養プレートに1穴
あたり50μlを播種した。これにラクトバチルス・プ
ランタラムL−137乾燥死菌体を0.4μg/mlの
濃度で分散させ、ニゲロオリゴ糖を4μg/ml濃度で
溶解したRPMI1640培地をそれぞれ1穴あたり5
0μl加えた。さらに、RPMI1640培地(対照)
またはアスコルビン酸を20、40、80または160
μg/ml濃度でRPMI1640培地に溶解した液を
それぞれ1穴あたり50μl加え、37℃の5%炭酸ガ
ス培養器内で7日間培養し、培養後の培養上清のインタ
ーロイキン12およびインターフェロンγをエンザイム
イムノアッセイで測定した。表2にその結果を示す。
【0015】
【表2】
【0016】表2から明らかなごとくラクトバチルス・
プランタラムL−137乾燥死菌体とニゲロオリゴ糖か
らなる組成物で誘導されたインターロイキン12および
インターフェロンγの産生をアスコルビン酸は有意に上
昇させた。インターロイキン12およびインターフェロ
ンγ産生誘導におけるラクトバチルス・プランタラムL
−137乾燥死菌体とニゲロオリゴ糖とアスコルビン酸
の相乗効果が検証された。
【0017】実施例1 アスコルビン酸、ニゲロースおよび乳酸菌配合の清涼飲
料水 下記配合に従い、ニゲロース、ラクトバチルス・プラン
タラムL−137乾燥菌体、レモン果汁、グラニュー
糖、果糖ブドウ糖液糖、精製ハチミツ、アスコルビン
酸、クエン酸、レモンフレーバーに純水を500ml加
え攪拌後、10分間超音波処理し懸濁溶解させ、100
0mlに調整した後、65℃で10分間殺菌して清涼飲
料水を得た。得られた清涼飲料水はニゲロースを約1.
5%、アスコルビン酸を1%、ラクトバチルス・プラン
タラムL−137菌体を約0.02%含有する。 成 分 量 ニゲロース 15.0g アスコルビン酸 10.0g ラクトバチルス・プランタラムL−137乾燥菌体 0.2g レモン果汁 9.4g グラニュー糖 15.4g 果糖ブドウ糖液糖 74.0g 精製ハチミツ 22.2g クエン酸 1.5g レモンフレーバー 1.6g
【0018】実施例2 アスコルビン酸および乳酸菌配合の顆粒剤 下記配合に従い、各成分を均一に混合し、造粒破砕後、
乾燥して顆粒剤とした。 成 分 量 アスコルビン酸 60g ラクトバチルス・プランタラムL−137乾燥菌体 1g 乳糖 150g 結晶セルロース 15g ブドウ糖 71g
【0019】実施例3 アスコルビン酸および乳酸菌配合の錠剤 実施例2で得られた顆粒剤99gにステアリン酸カルシ
ウム1gを混合し、打錠機で圧縮整形して900mgの
錠剤を得た。得られた錠剤は一錠あたり、アスコルビン
酸を約180mg、ラクトバチルス・プランタラムL−
137菌体を約3mg含有する。
【0020】実施例4 アスコルビン酸、乳酸菌およびニゲロオリゴ糖配合の注
射剤 アスコルビン酸10g、ニゲロオリゴ糖(ニゲロース、
ニゲロシルグルコース、ニゲロシルマルトースからなる
ニゲロオリゴ糖の混合物)2g、ラクトバチルス・プラ
ンタラムL−137乾燥菌体0.05gを精製水100
0mlに懸濁させ、超音波処理した後、凍結乾燥した。
この凍結乾燥物を500本のバイアル瓶に分注して注射
剤を得た。この注射剤1バイアルには凍結乾燥物24.
1mgが含まれており、2mlの生理食塩水に容易に懸
濁溶解した。
【0021】実施例5 アスコルビン酸、乳酸菌およびニゲロオリゴ糖配合のカ
プセル剤 下記の配合に従い、各成分を均一に混合し、ゼラチンカ
プセルに充填し、カプセル1個あたり、ニゲロオリゴ糖
を100mg、アスコルビン酸50mg、ラクトバチル
ス・プランタラムL−137菌体を3mg含有するカプ
セル剤を得た。 成 分 量 ニゲロオリゴ糖 100mg アスコルビン酸 50mg ラクトバチルス・プランタラムL−137乾燥菌体 3mg コーンスターチ 30mg ステアリン酸マグネシウム 10mg
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 37/02 A61P 37/02 37/04 37/04 // C07H 3/04 C07H 3/04 3/06 3/06 (72)発明者 山本 佳弘 兵庫県伊丹市荻野8丁目21番地の2−203 号 Fターム(参考) 4C057 BB03 BB04 4C084 AA19 CA04 MA52 NA05 ZB011 ZB031 ZB091 ZC211 ZC611 ZC751 4C086 AA01 AA02 BA18 EA01 GA17 MA02 MA04 MA52 NA05 ZB01 ZB03 ZB09 ZC21 ZC61 ZC75 4C087 AA01 AA02 BC56 MA02 MA52 NA05 ZB01 ZB03 ZB09 ZC21 ZC41 ZC61 ZC75

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アスコルビン酸および他の免疫賦活物質
    を含有してなることを特徴とする医薬品、医薬部外品、
    食品、飼料または化粧料用製剤。
  2. 【請求項2】 他の免疫賦活物質が、乳酸菌またはその
    処理物である請求項1記載の製剤。
  3. 【請求項3】 乳酸菌が、ラクトバチルス(Lactobacil
    lus)属に属する菌である請求項2記載の製剤。
  4. 【請求項4】 他の免疫賦活物質が、3−O−α−D−
    グルコピラノシル−D−グルコースを構成単位として含
    有する糖類である請求項1記載の製剤。
  5. 【請求項5】 他の免疫賦活物質が、乳酸菌またはその
    処理物と、3−O−α−D−グルコピラノシル−D−グ
    ルコースを構成単位として含有する糖類である請求項1
    記載の製剤。
  6. 【請求項6】 乳酸菌が、ラクトバチルス(Lactobacil
    lus)属に属する菌である請求項5記載の製剤。
  7. 【請求項7】 糖類がニゲロース、ニゲロシルグルコー
    ス、ニゲロシルマルトースからなるニゲロオリゴ糖の混
    合物である請求項4〜6いずれか1項記載の製剤。
  8. 【請求項8】 ラクトバチルス属に属する菌が、ラクト
    バチルス・プランタラム(Lactobacillus plantarum)
    である請求項2〜7いずれか1項記載の製剤。
  9. 【請求項9】 ラクトバチルス属に属する菌が、ラクト
    バチルス・プランタラムL−137株(Lactobacillus
    plantarum L-137)である請求項8記載の製剤。
  10. 【請求項10】 免疫増強用である請求項1〜9のいず
    れか1項記載の製剤。
  11. 【請求項11】 IL−12および/またはIFN−γ
    産生誘導作用である請求項10記載の製剤。
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