JP2001063825A - バルクデパレタイザのセパレートシート除去装置 - Google Patents

バルクデパレタイザのセパレートシート除去装置

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JP2001063825A
JP2001063825A JP23568299A JP23568299A JP2001063825A JP 2001063825 A JP2001063825 A JP 2001063825A JP 23568299 A JP23568299 A JP 23568299A JP 23568299 A JP23568299 A JP 23568299A JP 2001063825 A JP2001063825 A JP 2001063825A
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Yoshio Urano
吉男 浦野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パレット8上にセパレートシート4を間に挟ん
で複数段の容器2が積み重ねられ、最上部のセパレート
シート4(4A)の上には、梱包時の補強用のトップフ
レーム6が載せられている。これらセパレートシートと
トップフレームを同時に排出し、かつ、トップフレーム
がずれないようにする。 【解決手段】昇降可能な吸着ヘッド部26に、複数個の
バキュームパッド66が設けられており、トップフレー
ム6に形成されている空間6a内を通ってその下のセパ
レートシート4(4A)を吸着する。前記吸着ヘッド部
には、トップフレームの空間以外の部分に押し付けられ
るトップフレーム押さえパッド68が設けられている。
この押さえパッドは、圧縮スプリング70によってトッ
プフレームに押し付けられる。バキュームパッドがセパ
レートシートを吸着すると、押さえパッドがトップフレ
ーム上に押し付けられ、トップフレームをセパレートシ
ートとの間に挟持した状態になり強固に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はバルクデパレタイザ
に係り、特に、パレット上に複数段積み重ねられた物品
の各段間に挿入されているセパレートシート、および最
上段の物品上に載置されたセパレートシートを吸着して
除去するセパレートシート除去装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】びんやペットボトル等の飲料用の容器等
の物品は、輸送用のパレット上にセパレートシートを介
して複数段積み重ねられ、さらに、最上部のセパレート
シート上にはトップフレームが載せられ、周囲にバンド
を掛け回して結束した状態で輸送される。なお、前記セ
パレートシートは厚紙から成っており、トップフレーム
は、包装時に強度を持たせるために樹脂製である。
【0003】パレット上に梱包された物品は、バルクデ
パレタイザで各段毎に荷降ろしされる。バルクデパレタ
イザは、セパレートシート除去装置や物品の押し出し装
置等を備えており、先ず、最上部のトップフレームとセ
パレートシートを取り除いた後、第1段目の物品をパレ
ット上から押し出して搬送コンベヤにより搬出し、続い
て、次のセパレートシートを取り除いた後、第2段目の
物品を同様にして搬出する。このようにセパレートシー
トと物品をパレット上から交互に除去、搬出し、全ての
物品の荷降ろしが終了した後、空のパレットを荷降ろし
位置から移動させてパレットコンベヤで搬出する。
【0004】前記セパレートシートおよびトップフレー
ムを除去する装置として従来から種々の構成のものが知
られている。例えば、特開平6−9057号公報に記載
された装置は、パレットを搬入する搬入コンベヤの上方
にトップフレーム除去装置を配設し、その下流側の荷降
ろし位置の上方には、セパレートシート除去装置を配設
してあり、トップフレームとセパレートシートとを別々
に除去するようにしている。
【0005】また、実公昭58−23786号公報に記
載された装置は、複数の弾性吸着頭(バキュームパッ
ド)を枠型のトップボード(トップフレーム)に形成さ
れた間隙部を通して、その下方の仕切板(セパレートシ
ート)を吸着させ、トップフレームをセパレートシート
上に載せた状態でセパレートシートを引き上げることに
より、セパレートシートとトップフレームとを同時に物
品上から除去するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記第1の公報(特開
平6−9057号)に記載された装置では、トップフレ
ームとセパレートシートとを別々に除去するので、除去
作業に時間がかかり高速化が困難であるという問題があ
った。また、第2の公報(実公昭58−23786号)
に記載された装置は、トップフレームと最上部のセパレ
ートシートとを同時に除去するようにしているが、バキ
ュームパッドによって吸着したセパレートシートの上に
トップフレームを載せているだけなので、パレット上か
ら移動させる際にトップフレームがセパレートシートか
らずれてしまうおそれがあった。特に、トップフレーム
とセパレートシートの方向を変換して排出する構成の場
合や高速化しようとした場合には、両者がずれやすいと
いう問題があった。
【0007】本発明は、前記課題を解決するためになさ
れたもので、トップフレームをセパレートシートとを同
時に除去することが出来、しかも、トップフレームとセ
パレートシートとがずれてしまうおそれのないバルクデ
パレタイザのセパレートシート除去装置を提供すること
を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るバルクデパ
レタイザのセパレートシート除去装置は、昇降可能な複
数個の吸着手段を備え、パレット上に複数段積み重ねら
れた物品の各段間に挿入されたセパレートシート、およ
び最上段の物品の上面に載置されたセパレートシートを
吸着して除去するものであって、さらに、最上段のセパ
レートシート上に載せられたトップフレームを保持可能
な保持手段を設け、前記吸着手段をトップフレームに形
成された開口部内に位置させるとともに、保持手段をト
ップフレーム上に位置するように配置し、これら吸着手
段と保持手段とにより、セパレートシートとトップフレ
ームとを同時に保持して物品上から除去するようにした
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
るセパレートシート除去装置を備えたバルクデパレタイ
ザの全体の構成を示す正面図、図2はその平面図、図3
は右側面図である。複数段の容器等の物品2がセパレー
トシート4を介して積み上げられ、最上部のセパレート
シート4(4A)の上方にトップフレーム6が載せられ
たパレット(実パレット)8が、図2の矢印S方向から
パレットコンベヤ10上のパレット供給位置Aに供給さ
れ、このパレットコンベヤ10によって荷降ろし位置B
に搬入される。
【0010】この荷降ろし位置Bの下方には、パレット
昇降装置12が設けられており、トップフレーム6、セ
パレートシート4および容器2が上方から順次取り出さ
れるに従って、容器2の高さ一段分ずつパレット8を上
昇させる。また、荷降ろし位置Bの側部(図2の下方側
の側部)には容器押し出し装置14が設けられており、
上方のセパレートシート4が取り除かれた容器2を一段
分ずつ水平方向に押し出して、逆の側部(図2の上方側
の側部)に設けられた容器排出位置Cに移動させる。
【0011】容器排出位置Cには、容器落下ガイド16
が設けられており、前記容器押し出し装置14によって
荷降ろし位置Bから押し出されてきた容器2が、この容
器落下ガイド16に沿って下方に設けられた容器排出コ
ンベヤ18上に落下し、一列で図2の矢印T方向に排出
される。
【0012】前記荷降ろし位置Bの下流側(図1および
図2の右側)の上部には、セパレートシート4およびト
ップフレーム6の排出位置D(以下、セパレートシート
排出位置と呼ぶ)が、そして、その下方には、空パレッ
ト8の排出位置Eが設けられている。このセパレートシ
ート排出位置Dと、前記荷降ろし位置Bとの上方に亘っ
て、セパレートシート除去装置20が設けられている。
【0013】荷降ろし位置Bで、パレット8の最も上方
のセパレートシート4(4A)とトップフレーム6を、
このセパレートシート除去装置20によって取り上げ
て、セパレートシート排出位置Dに移動して排出し、ま
た、前記パレット昇降装置12によって上昇されたパレ
ット8の容器2上のセパレートシート4を、このセパレ
ートシート除去装置20によって取り上げて排出し積み
上げるようになっている。これらセパレートシート4お
よびトップフレーム6が所定の枚数になると、図2の矢
印U方向に排出される。また、セパレートシート4と容
器2が順次取り出されて空になったパレット8は、下方
のパレット排出位置Eに積み上げられる。そして、所定
の枚数になると、同様に、図2の矢印U方向に搬出され
る。
【0014】次に、図4ないし図8により前記セパレー
トシート除去装置20について説明する。荷降ろし位置
Bとセパレートシート排出位置Dとの間に亘って、二本
の平行なレール22,23が支柱24上に固定されてい
る。これらレール22,23は断面がコ字状をしてお
り、その開口が互いに向かい合っている(図7参照)。
セパレートシート除去装置20の吸着ヘッド部26(図
6参照)がこれらレール22,23に支持されて、荷降
ろし位置Bとセパレートシート排出位置Dとの間を進退
動する。
【0015】吸着ヘッド部26は、前記両レール22,
23の間に支持されて進退動する支持体28の下方に取
り付けられている。支持体28は、その前後の水平な回
転軸30の両端に設けられた4個の車輪32を有してお
り、これら車輪32が前記両レール22,23の底板2
2a,23a上に支持されて走行する。さらに、支持体
28の、これら走行車輪32の前後には、水平面内で回
転する4個のガイド輪34が設けられており、前記支持
体28が走行する際に、これらガイド輪34が両側のレ
ール22,23の側板22b,23bによって案内され
る。また、支持体28の両側面には、浮き上がり防止部
材36が設けられており(図7参照)、これら浮き上が
り防止部材36が両レール22,23の天面22c,2
3cに当たって、支持体28の浮き上がりを防止する。
【0016】前記二本のレール22,23の荷降ろし位
置B側の端部(図4および図5の左端)と、セパレート
シート排出位置D側の端部(同図の右端)寄りにそれぞ
れ回転軸38,39が支持され、これら両回転軸38,
39にそれぞれホイール40,41が取り付けられてお
り、これら両ホイール40,41にベルト42が掛け回
されている。このベルト42が前記吸着ヘッド部26の
支持体28に連結されている。さらに、一方のレール2
3(図5の下側)の側面に減速機44付きモータ46が
固定されており、このモータ46によって一方(図5の
右側)の回転軸39を正逆回転させることにより、支持
体28および吸着ヘッド部26をレール22,23に沿
って進退動させることができる。
【0017】前記レール22,23の荷降ろし位置B側
とセパレートシート排出位置D側にそれぞれ一組のセン
サ48,49,50および52,53,54が設けられ
ており、これらセンサ48,49,50,52,53,
54の検出信号により減速機44付きモータ46の運転
を制御する。これら二組のセンサ48,49,50およ
び52,53,54のうち最も内側のセンサ48,52
が減速開始位置を検出するセンサ、中間のセンサ49,
53が停止位置を検出するセンサ、最も外側のセンサ5
0,54がオーバーラン検知用のセンサである。
【0018】支持体28には昇降用シリンダ56が設け
られており、この昇降用シリンダ56のロッド56aの
下端に取付プレート58が固定されている。取付プレー
ト58の下面側に垂直な支持軸60が固定され、その周
囲に、ベアリング62を介してパッド取付枠64が回転
自在に支持されている。このパッド取付枠64の四隅
に、それぞれバキュームパッド66が取り付けられてい
る。これらバキュームパッド66は、図示しないバキュ
ーム源に接続されており、吸着面にバキュームを作用さ
せ、また遮断することができる。一個所のバキュームパ
ッド66に隣接してシート検出スイッチ67が設けられ
ており(図6および図7参照)、吸着ヘッド部26の下
降時にセパレートシート4を検出して、バキュームパッ
ド66にバキュームを作用させる。
【0019】また、パッド取付枠64の中央部(両側の
バキュ−ムパッド66の中間)に二個のトップフレーム
押さえパッド68が設けられている。これらトップフレ
ーム押さえパッド68は、図8に示すように、圧縮スプ
リング70によって常時下方へ付勢されており、バキュ
ームパッド66が最上部のセパレートシート4(4A)
を吸着したときには、トップフレーム6の上面に圧接さ
れるようになっている。トップフレーム押さえパッド6
8のトップフレーム6への当接面は摩擦抵抗の大きい素
材を使用している。なお、トップフレーム押さえパッド
68は、図6および図8に示すように2個設けている
が、それ以上の個数であっても良い。
【0020】取付プレート58の下面側に水平方向に伸
縮するシリンダ72が固定されており、このシリンダ7
2のロッド72aの先端が前記パッド取付枠64に連結
されている。水平シリンダ72の作動により、バキュー
ムパッド66およびトップフレーム押さえパッド68が
取り付けられているパッド取付枠64が90度回転する
(図6中に二点鎖線で示すバキュームパッド66の位置
参照)。この実施の形態では、荷降ろし位置Bでセパレ
ートシート4およびトップフレーム6を取り出したバキ
ュームヘッド66が90度回転して方向を変換した後、
セパレートシート66等をセパレートシート排出位置D
に排出するようになっている
【0021】以上の構成に係るバルクデパレタイザのセ
パレートシート除去装置20の作動について説明する。
セパレートシート4を間に挟んで容器2が複数段積み重
ねられ、最上部のセパレートシート4Aの上にトップフ
レーム6が載せられたパレット8が、図2の矢印S方向
からパレットコンベヤ10上のパレット供給位置Aに供
給される。パレットコンベヤ10が走行して前記実パレ
ット8を荷降ろし位置Bに搬入する。
【0022】荷降ろし位置Bにパレット8が停止する
と、その上方に移動している吸着ヘッド部26が、支持
体28に設けられた昇降シリンダ56の作動により下降
する。図8に示すように、トップフレーム6は田の字型
の枠状をしており、4個所の空間6aが形成されてい
る。下降した吸着ヘッド26の4個のバキュームパッド
66は、それぞれ前記4個所の空間6a内に位置してお
り、トップフレーム6を通過してセパレートシート4
(4A)を吸着する。一方、バキュームパッド66の中
間に設けられているトップフレーム押さえパッド68
は、トップフレーム6の枠状の部分に位置しており、圧
縮スプリング70を撓めてトップフレーム6に押し付け
られる。
【0023】前記のように4個のバキュームパッド66
によって最上段のセパレートシート4(4A)を吸着
し、トップフレーム押さえパッド68がトップフレーム
6を押さえつけた状態で、昇降シリンダ56により吸着
ヘッド部26を上昇させる。セパレートシート4はバキ
ュームパッド66によって吸着されて引き上げられ、ト
ップフレーム6は、このセパレートシート4(4A)に
押しつけられ、これら両者4(4A),6は安定した状
態で一体的に保持される。
【0024】その後、モータ46の運転により、支持体
28および吸着ヘッド部26を、荷降ろし位置Bからセ
パレートシート排出位置Dに移動させる。その移動の途
中で、前記水平シリンダ72を作動させて吸着ヘッド部
26のパッド取付枠64を90度回転させる。支持体2
8が前記センサ53からの信号により停止すると、バキ
ュームパッド66のバキュームを開放してトップフレー
ム6およびセパレートシート4(4A)を離して排出す
る。
【0025】トップフレーム6は、トップフレーム押さ
えパッド68と、バキュームパッド66に吸着されたセ
パレートシート4(4A)との間に挟持されて確実に保
持されており、しかも、トップフレーム押さえパッド6
8の当接面は摩擦抵抗が大きいので、セパレートシート
排出位置Dへの移動中や、さらに移動中に回転させた場
合にもセパレートシート4(4A)からずれてしまうお
それがない。なお、この実施の形態では、吸着ヘッド部
26を90度回転させてトップフレーム6とセパレート
シート4(4A)を方向変換した後排出するようにして
いるが、必ずしも方向変換する構成に限定されるもので
はない。
【0026】トップフレーム6とセパレートシート4
(4A)を解放した吸着ヘッド部26は、水平シリンダ
72の作動により前記と逆に90度回転し元の状態に戻
るとともに、昇降シリンダ56の作動により上昇する。
かつ、モータ46の運転により荷降ろし位置Bに移動す
る。
【0027】荷降ろし位置Bの側部には、容器押し出し
装置14が設けられており、前記吸着ヘッド部26がト
ップフレーム6およびセパレートシート4(4A)を保
持して上昇した後、この押し出し装置14が作動し、パ
レット10上を横断して第1段目の容器2を容器排出位
置Cに押し出す。押し出された容器2は、容器落下ガイ
ド16に案内されて下方の排出コンベヤ18上に落下
し、一列の状態で図2の矢印T方向に排出される。荷降
ろし位置Bの下方には、パレット昇降装置12が設けら
れており、一段目の容器2を押し出した押し出し装置1
2が荷降ろし装置Bの後方へ後退した後、このパレット
昇降装置12によってパレット10が容器2一段分上昇
され、容器排出位置Bの搬送面と次のセパレートシート
4の高さとを一致させる。
【0028】前記と同様に、セパレートシート除去装置
20の作動により次のセパレートシート4を排出した
後、容器押し出し装置14により第2段目の容器2を押
し出して排出する。以上の作動を繰り返してパレット8
上の全ての容器2およびセパレートシート4を排出す
る。その後、パレット昇降装置12によって空のパレッ
ト8を下降させてパレット排出位置Eに排出する。上方
のセパレートシート4およびトップフレーム6と、下方
の空パレット8は、それぞれ所定の枚数積み重ねられる
と、図2のU方向に取り出されて排出される。
【0029】なお、前記実施の形態では、トップフレー
ム押さえパッド68を、圧縮スプリング70によってト
ップフレーム6の上面に押し付ける構成としたが、セパ
レートシート4用のバキュームパッド66と同様の構成
のバキュームパッドによって吸着する構成とすることも
できる。また、トップフレーム押さえパッド68を、圧
縮スプリング70を介して下方へ付勢し、かつ、バキュ
ームによって吸引する構成とするとともに、前記バキュ
ームパッド66とほぼ等しい高さに設置して、セパレー
トシート4のみを除去するときにはセパレートシート4
を吸着するようにしても良い。この場合は、トップフレ
ーム6を除去するときには、その厚さ分だけ上方へ逃げ
ることになり同様の効果が得ることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、昇
降可能な複数個の吸着手段を備え、パレット上に複数段
積み重ねられた物品の各段間に挿入されたセパレートシ
ート、および最上段の物品の上面に載置されたセパレー
トシートを吸着して除去するバルクデパレタイザのセパ
レートシート除去装置において、最上段のセパレートシ
ート上に載せられたトップフレームを保持可能な保持手
段を設け、前記吸着手段がトップフレームに形成された
開口部内に位置するとともに、保持手段がトップフレー
ム上に位置するように配置し、これら吸着手段と保持手
段とにより、セパレートシートとトップフレームとを同
時に保持して物品上から除去するようにしたので、最上
部のセパレートシートとトップフレームとを同時に保持
して除去することが出来、しかも、移動中にトップフレ
ームがセパレートシートからずれてしまうおそれがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るセパレートシート
除去装置を備えたバルクデパレタイザの全体の構成を示
す正面図である。
【図2】前記バルクデパレタイザの平面図である。
【図3】前記バルクデパレタイザの右側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るセパレートシート
除去装置の正面図である。
【図5】前記セパレートシート除去装置の平面図であ
る。
【図6】図4のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図4のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】セパレートシート除去装置によってセパレート
シートとトップフレームとを同時に保持した状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
2 物品(容器) 4 セパレートシート 6 トップフレーム 6a トップフレームの開口部 8 パレット 66 吸着手段(バキュームパッド) 68 保持手段(トップフレーム押さえパッド) 70 付勢手段(圧縮スプリング)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降可能な複数個の吸着手段を備え、パ
    レット上に複数段積み重ねられた物品の各段間に挿入さ
    れたセパレートシート、および最上段の物品の上面に載
    置されたセパレートシートを吸着して除去するバルクデ
    パレタイザのセパレートシート除去装置において、 最上段のセパレートシート上に載せられたトップフレー
    ムを保持可能な保持手段を設け、前記吸着手段をトップ
    フレームに形成された開口部内に位置させるとともに、
    保持手段をトップフレーム上に位置するように配置し、
    これら吸着手段と保持手段とにより、セパレートシート
    とトップフレームとを同時に保持して物品上から除去す
    ることを特徴とするバルクデパレタイザのセパレートシ
    ート除去装置。
  2. 【請求項2】 前記保持手段は、付勢手段によってトッ
    プフレームに押し付けられることにより、吸着手段によ
    って吸着されたセパレートシートとの間にトップフレー
    ムを保持することを特徴とする請求項1に記載のバルク
    デパレタイザのセパレートシート除去装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段は、トップフレームを吸着
    して保持することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載のバルクデパレタイザのセパレートシート除去装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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