JP2001063413A - 車両用シート - Google Patents

車両用シート

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JP2001063413A
JP2001063413A JP24717099A JP24717099A JP2001063413A JP 2001063413 A JP2001063413 A JP 2001063413A JP 24717099 A JP24717099 A JP 24717099A JP 24717099 A JP24717099 A JP 24717099A JP 2001063413 A JP2001063413 A JP 2001063413A
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Isao Takeda
勲 竹田
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Ikeda Bussan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】シートコーナ部の表皮部に不規則なしわが発生
するのを防止し、高級感を生成する。 【解決手段】 シートバック部2がシートクッション部
1に対して前後方向に回動されて角度調整されると共
に、シートバック部及びシートクッション部が間のシー
トコーナ部3を含めて、外観的に一体に連続形成された
表皮9により被覆されている車両用シートであって、表
皮のうち、シートコーナ部を形成している表皮部9C
は、裏面に添設された弾性帯部材14により、シート幅
方向へ延び、かつシートバック部及びシートクッション
部を形成している各表皮部9A,9Bの間に複数の波状
部分15を形成しており、シートバック部が起立位置か
ら後方位置へ回動される過程で、波状部分を弾性帯部材
の弾性力に抗し広げるよう変形可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用シートに関
し、特にシートバック部とシートクッション部とを間の
シートコーナ部を含めて一体感を持たせるようにした車
両用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は自動車に装備されるシート構造例
を示している。同図の車両用シートは、シートクッショ
ン部31に対しシートバック部32がリクライニングデ
バイス33を介して連設され、リクライニングデバイス
33の操作ノブ34を介してシートバック部32の角度
を任意の傾きに調整することができる。このようなシー
ト構造では、シートクッション部31及びシートバック
部32が単独で形成されたクッションパッド部36とバ
ックパッド部37を、専用の表皮40,41にてそれぞ
れ個別的に被覆した後、クッションフレーム38やバッ
クフレーム39に保持されるよう組み付けられる。そし
て、シートクッション部31は車体パネル側に対し一対
のスライドレース35等を介して配設され、シートバッ
ク部31と共に車室内の前後に位置調整される。符号3
6a,36bはクッションフレーム38とパックフレー
ム39に設けられたSばねである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したシート構造に
あっては、クッションパッド部36とバックパッド部3
37とが独立しており、各フレーム38,39及びデバ
イス33の回動アーム等を介在して一体ものに組み付け
られる。この組み付けでは、シートバック部32の下端
部32aとシートクッション部31の後端部31aに隙
間を設定し、シートバック部32が角度調整時にシート
クッション部31に当たって、回動が損なわれないよう
にしている。このため、従来構造では、シートバック部
31とシートクッション部32が外観的に独立した構成
であり、これを多少なりとも改善して一体感を付与した
いという要望等に応えることができない。
【0004】そこで、本出願人らは、シート外観的に一
体感等を付与する構成として、バックパッド部とクッシ
ョンパッド部とを間のコーナパッド部(ヒンジパッド
部)を介在して一体的に接続した構成を先に開発した
(特開平11−32860号)。ところが、この構造で
は、例えば、シートバック部が後方から前方へ回動され
たとき、表皮のうち、コーナパッド部を覆っている表皮
部に生じるたるみに起因し、しわ目が一箇所に集中され
る傾向になるという問題がある。このように集中したし
わ目が一旦形成されると、そのしわ目が次第に大きくな
って、外観を損なうばかりでなく、当該表皮部に設定さ
れた縫製ライン等による意匠感や表皮が皮革から形成さ
れる場合の自然なしわによる意匠感等も損なわれて、一
体感を付与したにもかかわらず品質的な問題に発展する
ことになる。
【0005】本発明は以上の問題を解消するものであ
る。その目的は、比較的簡単な構造で、表皮がシートの
一体感を有するよう形成される場合にも、シートコーナ
部の表皮部に集中したしわの発生を阻止可能にした車両
用シートを実現することにある。他の目的は、自然に生
じる小じわに代わる波状部分を当初から構造上作ること
によって、シート外観により高級な見栄えを付与するこ
とにある。更に他の目的は以下に説明する内容の中で順
次明らかにして行く。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、図1から図4に例示される如くシートバック
部2がシートクッション部1に対して前後方向に回動さ
れて角度調整されると共に、前記シートバック部2と前
記シートクッション部1とが間のシートコーナ部3を含
めて外観的に一体に連続形成された表皮9により被覆さ
れている車両用シートであって、前記表皮9のうち、シ
ートコーナ部3を形成している表皮部9Cは、裏面に添
設された弾性帯部材14により、シート幅方向へ延び、
かつ前記シートバック部2と前記シートクッション部1
を形成している各表皮部9A,9Bの間に複数の波状部
分15を形成しており、前記シートバック部2が起立位
置から後方位置へ回動される過程で、前記波状部分15
を前記弾性帯部材14の弾性力に抗し広げるよう変形可
能にした構成である。
【0007】以上の構造において、弾性帯部材14は、
シートコーナ部3の表皮部9Cに対し、表皮部9Cの裏
面のほぼ前面に添設される態様(以下、一枚態様とい
う)と、図2に例示される如く複数の細いものを用いて
複数箇所に添設する態様(以下、複数態様という)とが
ある。なお、この種の表皮部9Cは、実施形態に挙げた
ように表皮部9Cが上面を形成している上面部分及び側
面を形成している側面部分とを一体に形成する(つまり
各部を極力縫製せず、一枚物、又は、シートコーナ部3
の背面側を含めた2枚物で形成されている)場合と、実
施形態に挙げないが各部分を縫製により一体物に形成さ
れる場合がある。前者の場合は、表皮部9Cが最終的に
シートコーナ部3の形状に沿って折り曲げなければなら
ないことから、当該弾性帯部材14の存在により形状変
位が損なわれないようにしなければならない。このた
め、弾性帯部材14としては、一枚態様の場合には特に
弾性又は折り曲げし易い材質を選択し、複数態様の場合
には図2に例示される如く折り曲げられるコーナ部分を
避けてその両側に添設することが好ましいことになる。
【0008】また、弾性帯部材14は、表皮部9Cを、
シート幅方向、つまり横方向に延びた波状部分15を形
成するものである。そして、この波状部分15は、例え
ば、シートバック部2を後方から起立方向へ回動すると
きに正規の形態に近づき、逆に、シートバック部2を前
方から後方へ回動するときにシートバック部2の表皮部
9B側へのテンションを受け、弾性帯部材14の弾性力
に抗して広がるよう変形する。これにより、本発明は、
従来の如くしわ目が一箇所に集中する虞を防ぐと共に、
波状部分15が皮革の表皮部9Cの場合等、シートコー
ナ部3の外観に期待される自然の小じわ(折り曲げによ
って生じる多数の小さなしわ目)に代わるものとして、
高級感を付与可能にする。
【0009】ここで、波状部分15の設計では、各種の
試作評価から、シートバック部2の標準使用状態で、弾
性帯部材14との間に最大5〜15mmの範囲で浮き上
がっていることを目標とすることが好ましい。これは、
標準的なシート設計において、シートバック部2が最終
段階まで後方へ回動されたときに、表皮部9Cがテンシ
ョンを受けて弾性帯部材14で規制された波状部分15
の変形を伴って容易に吸収できるようにするためであ
る。この値は、表皮部9C自体の材質的な弾性度や表皮
部9Cに波状部分15をいくつ形成するかにより異なる
が、表皮部9Cの大きさがほぼ共通していること、波状
部分15の大きさが外観的な観点からほぼ決まること等
の背景があり、それらを考慮した値である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。この形態例は、本発明の好
適な具体例であり技術的に好ましい種々の限定が付され
ているが、本発明の技術的範囲を制約するものではな
い。
【0011】図1は本発明を適用した車両用シートを示
す概略半断面した構成図、図2と図3は本発明の表皮の
要部構成を示す模式図であり、図2(a)はシートコー
ナ部の表皮部の概略外観図、図2(b)は同(a)のA
部を拡大した断面図、図3は波状部分の作成要領を説明
するための参考図である。図1及び図3の車両用シート
において、シートクッション部1に対してシートバック
部2がリクライニングデバイス4を介して連設されてお
り、リクライニングデバイス4の操作ノブ5を操作して
シートバック部2の傾き角度を任意に調整可能になって
いる構成、シートクッション部1が車床側に対し互いに
嵌合しているアッパーレール及びロアレールを有するス
ライドレール7及びレッグブラケット6を介して配設さ
れ、シートバック部2と共に前後方向へ位置調整可能に
なっている構成、等は従来と同じくしている。主な改良
点は、シートクッション部1とシートバック部2との間
のシートコーナ部3の構造にある。次にこの主要部につ
いて詳述する。
【0012】緩衝用パッドは、水平座部を形成している
クッションパッド部11と、クッションパッド部11の
後側に起立された背もたれ部としてのバックパッド部1
2と、両パッド部11,12の間に設けられているコー
ナパッド部13とからなり、これらが発泡ウレタン等に
より一体物として形成されている。また、コーナパッド
部13は、クッションパッド部11及びバックパッド部
12よりも薄く設計されており、シートクッション部2
に対しシートバック部3が回動される際にその回動を損
なわず、かつ外観の一体感と共にシートクッション部1
及びシートバック部2と連続した保持特性も得られるよ
うになっている。なお、コーナパッド部13の変形例と
しては、例えば、両パッド部11,12よりも柔らかく
形成されたり、中間部を開口することにより、シートバ
ック部2の回動時に受ける負荷やストレスを緩和するよ
う構成されることもある。また、パッド構成としては、
各クッションパッド部11,バックパッド部12,コー
ナパッド部13を分離形成して、一体的に組み付けるよ
うにしてもよい。
【0013】外装用の表皮9は、表皮部9A及び表皮部
9Bが表皮部9Cを間に介在した状態に一体的に形成さ
れている。表皮部9Aはクッションパッド部11を上側
から覆うことができる下開口した袋状に形成され、表皮
部9Bはバックパッド部12を覆うことができる背面側
の一部を開口した袋状に形成されている。そして、表皮
部9Cは、コーナパッド部13を上から覆う大きさであ
り、表皮部9Aの後端部と、表皮部9Bの対応下開口縁
との間に表皮部9Cの各対応部を縫製等により接続した
構成となっている。この表皮9の材質は皮革(図面では
省略しているが、裏打ち材が付設されている)である
が、布材や樹脂材が用いられることもある。また、各表
皮部9A,9B,9Cは、例えば、皮革が部分的に用い
られたり、外観的に一体感が得られれば異材質であって
もよい。更に、表皮部9A及び表皮部9Bには縫製加工
により複数の縫製ラインが形成されると共に、表皮部9
Cには本発明の弾性帯部材14により、左右方向(シー
ト幅方向と同じ)にわたって、かつ、これがシート前後
ないしは斜め上方向に複数の波状部分15が規則正しく
形成されている。
【0014】すなわち、以上の表皮部9Cには、図2に
示される如く弾性帯部材14が縦方向に点在した状態で
添設されて、波状部分15がその弾性帯部材14により
形成されている。弾性帯部材14は、自在に伸び縮みす
るゴムバンドであり、図2((a)に示される如く各コ
ーナ部9dを避け、該コーナ部9d(詳細には上面部分
9eと、側面部分9fとの間のコーナ部9d)に接近し
た両側と、幅方向の中間部(詳細には上面部分9eの中
間部)と、合計5本を組として用いられている。但し、
弾性帯部材14は、何本で構成するか、何処に添設する
か、等は任意に設計される。要は、波状部分15の具体
的な波形状を得る上で色々な工夫と選択がなされること
になる。なお、図2(a)の符号10は、コーナパッド
部13の背面側を覆う部材である。この部材10は、表
皮部9Cと同じ場合と、例えば、弾性に富む異材質のサ
ポータの場合と、省略される場合とがある。前2者の態
様では、部材10が表皮部9Cに対応縁部が適宜な方法
で接続されて、外観的に筒状として形成される。後者の
態様は、例えば、シートバック部2の背面側を装飾処理
用のバックガーニッシュ等によりほぼ全体を覆うような
ケースである。
【0015】図3は前記弾性帯部材14により表皮部9
Cに波状部分15を形成する際の要領を示している。ま
ず、各弾性帯部材14が表皮部9Cに対し位置決め配置
される。その後、同(a)の如く弾性帯部材14が縫製
加工により表皮部9Cに接続される。符号16aは最初
である第1縫製部である。次に、表皮部9Cが弾性帯部
材14に対し第1縫製部16aの方向に所定量移動して
波状部分15を形成し、その状態で同(b)の如く前記
したように縫製加工する。符号16bはその第2縫製部
である。更に、同(c)の如く表皮部9Cが弾性帯部材
14に対し第2縫製部16bの方向に所定量移動して次
の波状部分15を形成し、その状態で前記したように縫
製加工する。符号16cはその第3縫製部である。これ
を必要とする回数を繰り返すことにより、表皮部9Cに
はその回数に応じた数だけ波状部分15が形成されるこ
とになる。なお、この例はあくまでも波状部分15の作
成原理である。実際は縫製時に専用の治具等を用いて効
率よく行われることになる。
【0016】これに対し、シートフレームは、クッショ
ンフレーム21とバックフレーム22とをリクライニン
グデバイス4のベース4a及び回動アーム4b等を介し
て連結している。リクライニングデバイス4は、回動ア
ーム4bがバックフレーム22の対応部に固定されたア
ーム23に連結されていて、図示せぬ調整機構部を操作
レバー5により操作してシートバック部2を角度調整す
るものである。クッションフレーム21は、金属製の容
器状からなり、複数本のSバネ24aを張設していると
共に、両側後部にリンクイニングデバイス4のベース4
aが取り付けられている。バックフレーム22は、金属
製のパイプを折り曲げた略コ形又は枠状をなし、複数本
のSバネ24bを張設した状態でバックフレーム22の
内側に付設された補助フレーム22aと、上部側に取り
付けられて不図示のヘッドレストを保持するステーホル
ダー25等を有している。そして、このバックフレーム
22は、クッションフレーム21に対しリクライニング
デバイス4の回動アーム4b等を介し回動可能に連結さ
れている。
【0017】そして、以上のシート構造において、組み
立て要領は各パッド部11,12,13が対応する表皮
部9A,9B,9Cに被覆されると共に各フレーム2
1,22上に載せられた後、表皮9の各表皮端末部分が
フレーム21,22の対応部にホックリング等で係止処
理されるが、その際には図2(a)の部材10を有する
場合は表皮部9Cの両側縁部がその部材10の対応縁部
に対し連結されることになる。なお、図面上は省略して
いるが、バックフレーム22の背面側には上記したバッ
クガーニッシュ等が取り付けられ、内部が見えなくなる
よう処理される。
【0018】図4(a),(b)は以上の如く構成され
た車両用シートの動作を説明するための模式図である。
そこで、次に、シートバック部2が前後に回動されると
きの、表皮部9Cにおける波状部分15の変形動作を説
明する。まず、車両用シートにおいて、シートバック部
2を前又は後方向へ回動させると、シートクッション部
1とシートバック部2との間に介在されたコーナパッド
部13が、シートバック部2の回動に連動して弾性変形
されて、そのシートバック部2の回動を許容する。そし
て、図4(a)に示す如くシートバック部2が後方へ回
動されると、コーナパッド部13の表皮部9Cがシート
バック部2側からテンションを受けながらシートバック
部2の下端側に引かれる。このときは、表皮部9Cの波
状部分15が弾性帯部材14の延び伴って正規の波形か
ら押し広げられた状態となっており、同図上側の円内に
図示したように押し広げ量に応じて偏平な波形となって
いる。そして、シートバック部2が後方から起立方向へ
回動される過程においては、通常使用位置で、波状部分
15が正規の波形となり、更に図4(b)の如く前方へ
回動されるに伴って、各波状部分15が次第に密接し、
上から見ると密に連続した波形状となる。したがって、
この表皮部9Cの波状部分15は、シートバック部2の
通常使用位置で、正規の波形となり、シートバック部2
が後方へ回動さけると、その回動に伴うテンションを受
けて偏平な波形となる。また、シートバック部2が通常
使用位置から更に前方へ回動されると、密に連続した波
形となる結果、従来の如くしわが一箇所に集中されると
いうような虞がなく、それに起因する不具合を一掃可能
にすると共に、自然に生じる小じわに近い、又は斬新な
外観を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用シ
ートにあっては、シートバック部とシートクッション部
とが少なくとも外観的に一体に連続形成された表皮によ
り被覆されていることから一体感が確保される。そし
て、このように、車両用シートは一体感を有する場合に
も、シートバック部が後方又は前方へ回動される過程
で、表皮部が弾性帯部材を用いた複数の波状部分を形成
しており、それら波状部分を自在に変形する結果、従来
の如くしわ目が一箇所に集中するという不具合が解消さ
れるだけではなく、外観をより良好かつ斬新に形成する
ことができる、等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両用シートの概略半
断面構成図である。
【図2】本発明の主要部の表皮部分を示す模式構成図で
ある。
【図3】上記表皮部分の作成要領を示す模式図である。
【図4】上記車両用シートの主要部の作動を示す模式断
面図である。
【図5】従来のシート構造の問題点を説明するための図
である。
【符号の説明】
1はシートクッション部、2はシートバック部 3はシートコーナ部、4はリクライニングデバイス 9は表皮(9A,9B,9Cは符号1,2,3に対応し
た表皮部) 9dはコーナ部、9eは上面部分、9fは側面部分 11,12,13は符号1,2,3に対応したパッド部 14,14aは弾性帯部材 15は表皮部9Cに形成された波状部分 16a,16b,16cは縫製部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバック部がシートクッション部に
    対して前後方向に回動されて角度調整されると共に、前
    記シートバック部と前記シートクッション部とが間のシ
    ートコーナ部を含めて外観的に一体に連続形成された表
    皮により被覆されている車両用シートであって、 前記表皮のうち、シートコーナ部を形成している表皮部
    は、裏面に添設された弾性帯部材により、シート幅方向
    へ延び、かつ前記シートバック部と前記シートクッショ
    ン部を形成している各表皮部の間に複数の波状部分を形
    成しており、 前記シートバック部が起立位置から後方位置へ回動され
    る過程で、前記波状部分を前記弾性帯部材の弾性力に抗
    し広げるよう変形可能にした、ことを特徴とする車両用
    シート。
  2. 【請求項2】 前記シートコーナ部の表皮部が、上面を
    形成している上面部分及び側面を形成している側面部分
    を折り曲げて一体に形成している場合、前記弾性帯部材
    が前記上面部分と側面部分との間の角部を避けた両側に
    配置されている請求項1に記載の車両用シート。
  3. 【請求項3】 前記波状部分が、前記シートバック部の
    標準使用状態で、前記弾性帯部材との間に最大5〜15
    mmの範囲で浮き上がっている請求項1又は2に記載の
    車両用シート。
  4. 【請求項4】 前記表皮のうち、少なくとも前記シート
    コーナ部の表皮部が皮革からなっている請求項1から3
    の何れかに記載の車両用シート。
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