JP2001063065A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2001063065A
JP2001063065A JP24232099A JP24232099A JP2001063065A JP 2001063065 A JP2001063065 A JP 2001063065A JP 24232099 A JP24232099 A JP 24232099A JP 24232099 A JP24232099 A JP 24232099A JP 2001063065 A JP2001063065 A JP 2001063065A
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Hideyuki Suzuki
秀行 鈴木
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Keyence Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数行にわたる印写パターン列の各行におけ
る印写パターンの傾きの向きを一定にすることができる
インクジェット記録装置の提供。 【解決手段】 CPU61,RAM62,ROM63等
を備える制御部6によって、印写ヘッドをX軸方向、Y
軸方向に移動させるモータMX ,MY を駆動し、これと
同時に、前記印写ヘッドをX軸方向の正負何れの方向に
移動させたかによって被印写物AのY軸方向の正又は負
の何れの方向に順次ドットを印写してドット列を形成す
るかを決定する。決定した順序で帯電電極3に帯電電圧
を印加し、噴射ノズル1から噴射されたインク粒を前記
帯電電圧に応じた帯電量で帯電させ、偏向電極4によっ
て前記帯電量に応じて偏向させ、噴射孔11から噴射さ
せて印写を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、噴射ノズルから噴
射されるインク粒を偏向させて送り出し、被印写物に印
写することによって、文字、図形等の所要の印写パター
ンを形成することができるコンティニュアス形のインク
ジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の工業製品に、文字、図形等の種々
の印写パターンを形成するための記録装置として、従来
から、コンティニュアス形のインクジェット記録装置が
広く用いられている。図9は、コンティニュアス形のイ
ンクジェット記録装置に備えられた印写ヘッドの構成を
示す模式図である。図9に示すとおり、印写ヘッドは、
噴射ノズル1、ガター2、帯電電極3及び偏向電極4
を、箱形をなすハウジング5の内部に備えている。
【0003】噴射ノズル1には、インクの供給路として
のインクチューブ10が接続され、所定の圧力に加圧さ
れたインクが供給されており、このインクは、噴射ノズ
ル1の一側の端壁に貫通形成された小径の噴射孔11を
経て、噴射ノズル1の外部へ噴射される。また噴射ノズ
ル1には、ピエゾ振動子のようなパルス状の電圧の印加
により励振される圧電振動子12が、その振動片の先端
を噴射孔11に臨ませて取り付けてあり、この圧電振動
子12を前述したインクの噴射中に振動させたとき、噴
射ノズル1から噴射されるインクは、前記噴射経路の中
途にて相互に分離し、前記パルスの周波数に対応する所
定の間隔毎に並ぶインク粒となって進行する。
【0004】ガター2は、前述した噴射の方向に略正対
して配され、回収チューブ20に接続されており、噴射
ノズル1から噴射されて直進するインク粒は、ガター2
に到着して捕捉され、回収チューブ20を経て回収され
る。
【0005】帯電電極3及び偏向電極4は、前述したイ
ンク粒を偏向させる偏向手段として作用するものであ
り、帯電電極3は前記インク粒への分離位置に配され、
また偏向電極4は前記分離位置の直後に配される。な
お、帯電電極3及び偏向電極4は、噴射ノズル1からガ
ター2に至るインク粒の進行経路に沿って並設されてい
る。帯電電極3には、前記インク粒への分離が生じるタ
イミングに合わせて帯電電圧が印加され、分離された各
インク粒は、帯電電極3の印加電圧に応じて各別に異な
る帯電量を有して帯電され、偏向電極4の配設位置を通
過する。偏向電極4には、高圧の直流電圧が印加されて
おり、該偏向電極4の配設位置を通過するインク粒は、
前記電圧印加により形成された所定強度の電界の作用に
より、夫々の帯電量に応じた偏向量で偏向される。
【0006】このように偏向されたインク粒は、ハウジ
ング5に形成された送出口50を経て送出され、該送出
口50に対向する被印写物Aに印写されて、該被印写物
Aの表面にドットを形成する。このように偏向されるイ
ンク粒(印写粒)の印写位置は、前記帯電電極3の印加
電圧を制御し、各インク粒の帯電量を変えて前記電界の
作用による偏向量を増減することにより変更される。
【0007】また噴射ノズル1から噴射されるインク粒
の一部は、帯電電極3の通過時に帯電させず、前記電界
の作用により偏向されることなく直進させ、ガター2に
捕捉して回収チューブに回収する。これらのインク粒
は、前記被印写物Aの表面に空白を形成するための空白
粒とされ、この空白粒と前記印写粒との組合わせにより
被印写物Aの表面に所要の印写パターンが形成される。
【0008】図10は、前述した印写パターンを形成す
る様子を示す説明図である。図10に示すとおり、8つ
のインク粒I1〜I8が帯電電極3を通過するとき、例
えば3つのインク粒I1,I3,I6を、前記帯電電極
3の通過順に高くなる帯電量を有するように帯電させて
印写粒とする一方、残りの5つのインク粒I2,I4,
I5,I7,I8を帯電させずに空白粒とすると、印写
粒とされたインク粒I1,I3,I6は、偏向電極4の
通過時に夫々の帯電量に応じて偏向される結果、図中に
一点鎖線により示す進行経路から外れ、夫々に対応する
矢符により示す偏向後の経路に沿って進行し、送出口5
0を経て送出されて、該送出口50に対向する被印写物
Aの表面に達し、夫々の到達位置に印写され、ドットD
1,D3,D6を形成する。
【0009】一方、空白粒とされたインク粒I2,I
4,I5,I7,I8は、帯電量を有しないことから、
偏向電極4による電界の作用を受けずに直進してガター
2に捕捉される。この結果、被印写物Aの表面には、空
白粒とされたインク粒I2,I4,I5,I7,I8の
対応位置、即ち、これらの夫々が印写粒とされたインク
粒I1,I3,I6と同様に帯電せしめられたとき前記
表面に到達する位置に空白B2,B4,B5,B7,B
8が形成される。その結果、前記表面には、前記偏向の
方向に一列に並ぶドットD1,D3,D6と空白B2,
B4,B5,B7,B8とからなるドット列が形成され
る。
【0010】以上のようなドット列の形成を、印写粒と
空白粒との組み合わせを変え、前記偏向の方向と略直交
する方向に前記被印写物Aを移動させつつ繰り返して行
うと、各移動位置での前述したドット列の集合体とし
て、文字、図形等、適宜の印写パターンを形成すること
ができる。図11には、この種の印写パターンの一例と
して、32×24ドットにて作成されたアルファベット
の「T」が示されている。また、ドットの横並びをドッ
ト行とし、文字、記号等のキャラクタの横並びのキャラ
クタ行と区別することとする。
【0011】なお図10では、前記通過順に高くなる帯
電量を有するようにインク粒を帯電させて印写粒として
いるが、これとは反対に、前記通過順に低くなる帯電量
を有するようにインク粒を帯電させて印写粒とすること
も可能である。以下、前者の場合を昇順帯電と、また後
者の場合を降順帯電とする。図12は、降順帯電の場合
のドット列の形成の様子を示す説明図である。図10に
示すとおり、昇順帯電の場合、印写粒とされたインク粒
I1,I3,I6の偏向量は前記通過順に増大するの
で、これらのインク粒I1,I3,I6が夫々印写され
ることによって、ドットD1,D3,D6は被印写物A
の表面において下から順次的に形成される。一方降順帯
電の場合、印写粒とされたインク粒I1,I3,I6の
偏向量は前記通過順に減少するので、図12に示すとお
り、これらのインク粒I1,I3,I6が夫々印写され
ることによって、ドットD1,D3,D6は被印写物A
の表面において上から順次的に形成される。
【0012】また、このようなインクジェット記録装置
では、前記偏向の方向をY軸方向、これと直交する方向
をX軸方向としたとき、被印写物A、印写ヘッド、又は
その両方を、前記X軸方向の正の方向、又は負の方向に
移動させながら印写する場合がある。
【0013】前述したようにドットD1,D3,D6は
下から又は上から順次的に形成され、このドットの形成
の際においても被印写物Aと印写ヘッドとは相対移動し
ているため、各ドットによって構成されるドット列には
傾きが生じることになる。図13,図14は、このよう
にして生じた印写パターンを示す説明図である。
【0014】図13は、昇順帯電の場合であって被印写
物が印写ヘッドに対して、前記X軸方向の負の方向に相
対移動するとき、又は降順帯電の場合であって被印写物
が印写ヘッドに対して前記X軸方向の正の方向に相対移
動するときに印写される印写パターンとして、7×5ド
ットのアルファベットの「T」の印写パターンを例示し
ている。
【0015】昇順帯電の場合、各ドット列は下部から上
部に向かって形成される。1つのドットが形成されてか
ら次のドットが形成されるまでの間に被印写物の印写ヘ
ッドに対する相対位置が前記相対移動の速度に応じて変
化するため、ドット列の上側がX軸方向の正の方向側に
傾いた印写パターンとなる。
【0016】一方、図14は、昇順帯電の場合であって
被印写物が印写ヘッドに対して前記X軸方向の正の方向
に相対移動するとき、又は降順帯電の場合であって被印
写物が印写ヘッドに対して前記X軸方向の負の方向に相
対移動するときに印写される印写パターンとして、7×
5ドットのアルファベットの「T」の印写パターンを例
示している。
【0017】このときも、図13のときと同じ原理によ
って、ドット列の上側がX軸方向の負の方向側に傾いた
印写パターンとなる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなコンティニュアス形のインクジェット記録装置で
は、複数のキャラクタ行にわたる印写パターンを印写す
るために、印写ヘッドを往復移動させながら印写する場
合がある。図15は、このような場合の印写ヘッドの移
動の様子を示す説明図である。図15では例として、3
つのキャラクタ行にわたる印写パターンを印写する場合
の印写ヘッドの移動を矢符により示している。このよう
な場合であって昇順帯電を行うとき、図に示すように、
1行目及び3行目のキャラクタ行を構成する印写パター
ンはすべてX軸方向の正の方向に傾いた印写パターンと
なり、また2行目のキャラクタ行を構成する印写パター
ンはすべてX軸方向の負の方向に傾いた印写パターンと
なる。一方降順帯電を行うときは、1行目及び3行目の
キャラクタ行を構成する印写パターンはすべてX軸方向
の負の方向に傾いた印写パターンとなり、また2行目の
キャラクタ行を構成する印写パターンはすべてX軸方向
の正の方向に傾いた印写パターンとなる。このように各
キャラクタ行によって構成する印写パターンの傾きの向
きが異なるため、全体としてバランスの悪い印写パター
ンとなる。
【0019】そこで印写パターンの傾斜を補正するため
に、昇順帯電及び降順帯電を採用せずに、以下に説明す
る飛越し帯電を用いることが通常であった。図16は、
飛越し帯電を用いたときの印写パターンを示す説明図で
ある。昇順帯電によって帯電したときのドット列を
(a)に、飛越し帯電によって帯電したときのドット列
を(b)に示している。図16(a)において、I11
〜I18は、I11,I12,…,I18の順で送出さ
れる印写粒であり、図16(b)において、I21〜I
28は、I21,I22,…,I28の順で送出される
印写粒である。矢符で示す方向に被印写物が印写ヘッド
に対して相対移動しているとき、昇順帯電による場合で
は、印写粒I11が送出されてから印写粒I18が送出
されるまでの間に被印写物が印写ヘッドに対して相対移
動しているため、印写粒I11と印写粒I18とによっ
て形成された2つのドットは、水平方向に前記相対移動
の速度に応じた距離L1が隔てられる。これに対して飛
越し帯電による場合では、帯電量が順次高くなるように
帯電した4つの印写粒I21〜I24を、I21をI1
1と同じだけ偏向するようにし、同様にI22をI13
と、I23をI15と、I24をI17と夫々同じだけ
偏向するようにして夫々送出し、更に、印写粒I12と
同じだけ偏向するように印写粒I25を送出し、同様
に、印写粒I14,I16,I18と夫々同じだけ偏向
するように印写粒I26,I27,I28を順次送出し
てドット列が形成される。
【0020】従って、飛越し帯電によって形成されるド
ット列は、I21〜I24による1列とI25〜I28
による1列との2列によって構成されている。I21が
送出されてからI24が送出されるまでに経過する時間
は、I11が送出されてからI18が送出されるまでに
経過する時間の半分であるため、被印写物の印写ヘッド
に対する相対移動量も半分となり、このため印写粒I2
1と印写粒I24とによって形成された2つのドット
は、水平方向に前記距離L1の半分の距離L2が隔てら
れる。従って、昇順帯電によって形成されたドット列と
比べ、偏向方向に対する傾斜角度が略半分となる。
【0021】このため、複数のキャラクタ行にわたって
印写ヘッドを往復移動させながら印写する場合、飛越し
帯電を用いることによって、昇順帯電を用いた場合と比
べてキャラクタ行の奇数行と偶数行とのドット列の傾斜
方向の相違が緩和される。
【0022】しかし、飛越し帯電を用いることによって
も、前記奇数行と偶数行とのドット列の傾斜方向の相違
が無くなることはなかった。
【0023】また、飛越し帯電によって形成されたドッ
ト列は、I21〜I24によって形成される1列目と、
I25〜I28によって形成される2列目とが夫々形成
される時間差によって、これらの位置にも差が生じ、形
成されたドット列は昇順帯電によって形成されたドット
列と比べて太いものとなっている。また、隣接するドッ
トの間隔が大きくなるため、飛越し帯電によって形成さ
れた印写パターンは、バランスの悪いものとなるという
問題があった。
【0024】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、昇順帯電及び降順帯電を自動的又は任意に選択
することによって、複数のキャラクタ行にわたる印写パ
ターンを印写する場合であっても、各キャラクタ行によ
って印写パターンの傾斜方向を一定にすることができる
インクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【0025】また、本発明の他の目的は、昇順帯電又は
降順帯電を用いて、一方向に順にドットを印写すること
によって1つのドット列を形成するため、自然なバラン
スの印写パターンを形成することができるインクジェッ
ト記録装置を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るインクジ
ェット記録装置は、印写ヘッドから噴射されるインク粒
の進行経路に帯電手段及び偏向手段を備え、前記帯電手
段に高から低、又は低から高の印加順序で順次印加され
る帯電電圧により各別にインク粒を帯電させ、前記偏向
手段により前記インク粒を夫々の帯電量に応じて偏向し
て送出し、該偏向の方向と交叉する方向に前記印写ヘッ
ドに対し相対移動している被印写物に前記偏向の方向に
ドット列を形成するインクジェット記録装置において、
前記印加順序を設定する設定手段を具備することを特徴
とする。
【0027】第1発明に係るインクジェット記録装置に
よる場合は、設定手段によって帯電手段の印加順序を設
定することができるため、被印写物の印写ヘッドに対す
る相対移動方向に応じて作業者が前記印加順序を設定す
ることにより、ドット列の傾斜方向を選択することが可
能となる。
【0028】第2発明に係るインクジェット記録装置
は、第1発明に係るインクジェット記録装置において、
前記相対移動の方向を検出する検出手段を備え、該検出
手段によって検出された相対移動の方向に応じて、前記
設定手段が前記印加順序を設定すべくなしてあることを
特徴とする。
【0029】第2発明に係るインクジェット記録装置に
よる場合は、被印写物の印写ヘッドに対する相対移動方
向を検出し、例えば、検出した相対移動方向が予め定め
られたX軸方向の正の方向である場合には帯電手段の印
加順序を高から低とし、前記相対移動方向が前記X軸方
向の負の方向である場合には前記印加順序を低から高と
するように、相対移動方向に対応させて印加順序を設定
するため、印写されたドット列は、キャラクタ行に拘ら
ず常に同じ方向に傾斜させることが可能となる。
【0030】また、帯電手段に高から低、又は低から高
の印加順序で帯電電圧を印加するため、ドット列はドッ
トが1列に並んだ状態で形成され、ドット列が太くなる
こと及び隣接するドット間の間隔が大きくなることを防
止し、自然なバランスの印写パターンを形成することが
可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態を示す
図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係るインクジ
ェット記録装置の印写ヘッドの要部の構成を示すブロッ
ク図である。
【0032】本発明に係る印写ヘッドの構成は、図9に
示す印写ヘッドと同様であり、噴射ノズル1、ガター
2、帯電電極3及び偏向電極4を、箱形をなすハウジン
グ5の内部に備えた構成となっている。
【0033】また、該ハウジング5にはインク粒を送出
するための送出口50が設けられており、該送出口に対
向する位置に被印写物Aが配置されている。該被印写物
Aは架台上に固定されて不動とされており、前記印写ヘ
ッドは2つのモータMX ,M Y によって直交する2方向
のX軸方向及びY軸方向に移動可能とされている。
【0034】また、前記印写ヘッド及びモータMX ,M
Y を制御するための制御部6が、CPU61、RAM6
2、ROM63、モータ駆動回路64,64、帯電電極
駆動回路65等から構成されている。モータ駆動回路6
4,64は、CPU61によって制御され、モータ
X ,MY を所要の方向に所要の速度で駆動すべく、モ
ータMX ,MY に電力を供給するようになっている。帯
電電極駆動回路65は、帯電電極3に所要の電圧を印加
すべく設けられており、CPU61によって制御され
る。
【0035】また、制御部6には、形成すべき印写パタ
ーンの指定のために、液晶のタッチパネルによる操作盤
7が接続されている。
【0036】前記噴射ノズル1には、インクの供給路と
してのインクチューブ10が接続され、所定の圧力に加
圧されたインクが供給されており、このインクは、噴射
ノズル1の一側の端壁に貫通形成された小径の噴射孔1
1を経て、噴射ノズル1の外部へ噴射されるようになっ
ている。また噴射ノズル1には、ピエゾ振動子のような
パルス状の電圧の印加により励振される圧電振動子12
が、その振動片の先端を噴射孔11に臨ませて取り付け
てあり、この圧電振動子12を前述したインクの噴射中
に振動させたとき、噴射ノズル1から噴射されるインク
は、前記噴射経路の中途にて相互に分離し、前記振動の
周波数に対応する所定の間隔毎に並ぶインク粒となって
進行する。
【0037】ガター2は、前述した噴射の方向に略正対
して配され、回収チューブ20に接続されており、噴射
ノズル1から噴射されて直進するインク粒は、ガター2
に到着して捕捉され、回収チューブ20を経て回収され
る。
【0038】帯電電極3及び偏向電極4は、前述したイ
ンク粒を偏向させる偏向手段として作用するものであ
り、帯電電極3は前記インク粒への分離位置に配され、
また偏向電極4は前記分離位置の直後に配される。な
お、帯電電極3及び偏向電極4は、噴射ノズル1からガ
ター2に至るインク粒の進行経路に沿って並設されてい
る。帯電電極3には、前記インク粒への分離が生じるタ
イミングに合わせて前記帯電電極駆動回路65より所要
の帯電電圧が印加され、分離された各インク粒は、帯電
電極3の印加電圧に応じて各別に異なる帯電量を有して
帯電され、偏向電極4の配設位置を通過する。偏向電極
4には、高圧の直流電圧が印加されており、該偏向電極
4の配設位置を通過するインク粒は、前記電圧印加によ
り形成された所定強度の電界の作用により、夫々の帯電
量に応じた偏向量で偏向される。
【0039】偏向されたインク粒は、送出口50から送
出され、被印写物Aの表面に印写される。これらのイン
ク粒は、前記被印写物Aの表面にドットを形成するため
の印写粒とされる。
【0040】また噴射ノズル1から噴射されるインク粒
の一部は、帯電電極3の通過時に帯電させず、前記電界
の作用により偏向されることなく直進させ、ガター2に
捕捉して回収チューブ20に回収する。これらのインク
粒は、前記被印写物Aの表面に空白を形成するための空
白粒とされる。
【0041】このとき前記被印写物Aには、印写粒によ
り形成されるドットと、空白粒の対応位置に形成される
空白との組合せにより、前記偏向の方向に一列に並ぶド
ット列が形成され、このようなドット列を、被印写物A
を前記偏向の方向と略直交する方向に移動させつつ、ド
ットと空白との組合せを種々に変えて形成することによ
り、前記被印写物Aの表面には、各移動位置にて得られ
たドット列の集合体として、7×5ドットのキャラクタ
から構成される所要の印写パターンが形成される。
【0042】このようなドット列は、噴射ノズル1から
噴射される連続する7つのインク粒を、被印写物Aの表
面の下部から上部へ、又は上部から下部へ印写されるよ
う偏向量を変えて送出することによって形成される。
【0043】前述した昇順帯電とは、被印写物Aの下部
から上部へ向かってドット列の印写が行われるように、
印加電圧が順次高くなるように帯電電極3を帯電するこ
とであり、降順帯電とは、被印写物Aの上部から下部へ
向かってドット列の印写が行われるように、印加電圧が
順次低くなるように帯電電極3を帯電することである。
【0044】そして、前記制御部6により、印写ヘッド
の移動方向をX軸方向の正の方向又は負の方向に決定さ
れ、決定された結果を受けて、移動方向が前記X軸方向
の正の方向の場合には、帯電電極3の帯電が前記昇順帯
電に設定され、移動方向が前記X軸方向の負の方向の場
合には、帯電電極3の帯電が前記降順帯電に設定される
ようになっている。
【0045】図2,図3は、制御部6の処理の手順を示
すフローチャートであり、図4は、本発明に係るインク
ジェット記録装置によって印写された印写パターンを示
す説明図である。図4では例として、3行のキャラクタ
行にわたる印写パターンを示している。以下に制御部6
の処理手順を図2,3,及び4を用いて説明する。
【0046】作業者は前記操作盤7を操作することによ
り、印写するキャラクタの組合せを選択する。そして、
選択したキャラクタの組合せを制御部6のRAM62に
記憶させる。この状態から作業者が操作盤7の運転開始
スイッチをオンにすることにより、インクジェット記録
装置の運転を開始する(ステップS1)。まず、行数を
表すレジスタLをL=0とする(ステップS2)。Lが
偶数(0も含む)か否かを判定し(ステップS3)、偶
数であった場合、印写ヘッドをX軸方向の正の方向へ移
動開始させる(ステップS4)。図4の最上段のキャラ
クタ行から下に向かって順に印写するとき、印写するキ
ャラクタ行の最初に印写するキャラクタであるAを選択
し(ステップS5)、選択したキャラクタのキャラクタ
データに対応する昇順帯電用の印写データをROM63
より取得し、後に詳述する印写処理を行う(ステップS
6)。次に、印写すべきキャラクタがこのキャラクタ行
に残っているか否かを判定し(ステップS7)、残って
いるときは、前記キャラクタのX軸方向の正の方向側に
隣接するキャラクタを選択し(ステップS8)、ステッ
プS6以降の処理を繰り返す。
【0047】ステップS7において、印写すべきキャラ
クタが残っていないと判定された場合には、印写ヘッド
の移動を停止し(ステップS9)、印写すべきキャラク
タ行が残っているか否かを判定する(ステップS1
0)。印写すべきキャラクタ行が残っている場合には、
Y軸方向の負の方向へ印写ヘッドを適宜距離移動し(ス
テップS11)、Lをインクリメントし(ステップS1
2)、ステップS3以降の処理を繰り返す。
【0048】ステップS3において、Lが奇数であると
判定された場合には、印写ヘッドをX軸方向の負の方向
へ移動開始させ(ステップS13)、印写するキャラク
タ行の最初に印写するキャラクタを選択し(ステップS
14)、選択したキャラクタのキャラクタデータに対応
する降順帯電用の印写データをROM63より取得し、
後に詳述する印写処理を行う(ステップS15)。次
に、印写すべきキャラクタがこのキャラクタ行に残って
いるか否かを判定し(ステップS16)、残っていると
きは、前記キャラクタのX軸方向の負の方向側に隣接す
るキャラクタを選択し(ステップS17)、ステップS
15以降の処理を繰り返す。
【0049】ステップS16において、印写すべきキャ
ラクタが残っていないと判定された場合には、ステップ
S9へ処理を移す。
【0050】ステップS10において、印写すべきキャ
ラクタ行が残っていないと判定された場合には、印写ヘ
ッドを印写を開始したときの位置(初期位置)まで移動
し(ステップS18)、処理を終了する。
【0051】図5は、印写処理の手順を示すフローチャ
ートである。ステップS6及びステップS15の印写処
理は以下に示す手順で行われる。即ち、ドット列を表す
レジスタRをR=0とし(ステップS21)、Lは偶数
(0も含む)であるか否かを判定し(ステップS2
2)、Lが偶数であった場合には、ROM63内の印写
すべきキャラクタの昇順帯電用の印写データから、最初
に印写すべきドット列の昇順帯電用の印写データをRA
M62内に設けられたバッファに取り込む(ステップS
23)。図6は、7行5列のキャラクタ「A」の印写パ
ターンを示す模式図であり、図7は、昇順帯電用の印写
データの説明図である。図6に示すように、「A」に含
まれる1つのドット列R0は、ドットD0,D1,D
2,…,D6によって構成されている。ドットD0〜D
6の内、D5,D6は空白粒であるため帯電量を0と
し、他のドットD0,D1,D2,D3,D4は、その
位置に応じた帯電量とする。従って、図7に示すよう
に、前記昇順帯電用の印写データは、夫々のドットD0
〜D6の帯電量を表すデータをD0,D1,D2,…,
D6の順序で並べたデータの集合体である。
【0052】また、ステップS22において、Lが奇数
であった場合には、ROM63内の印写すべきキャラク
タの降順帯電用の印写データから、最初に印写すべきド
ット列の降順帯電用の印写データをRAM62内に設け
られたバッファに取り込む(ステップS24)。図8
は、降順帯電用の印写データの説明図である。図に示す
ように、降順帯電用の印写データは、夫々のドットD0
〜D6の帯電量を表すデータをD6,D5,D4,…,
D0の順序で並べたデータの集合体である。
【0053】次に、ドットを表すレジスタDをD=0と
し(ステップS25)、バッファに取り込んだ前記印写
データの印写すべき1つのドット分のデータによって帯
電電極駆動回路65を駆動し(ステップS26)、イン
ク粒を帯電する。D>6であるか否かを判定し(ステッ
プS27)、D≦6である場合は、Dをインクリメント
し(ステップS28)、ステップS26以降の処理を繰
り返す。
【0054】ステップS27において、D>6であると
判定された場合には、R>4であるか否かを判定し(ス
テップS29)、R≦4である場合は、Rをインクリメ
ントして(ステップS30)、ステップS22に戻って
Lが偶数であるか否かを判定し、判定結果に基づいて、
次の印写すべきドット列の昇順帯電用又は降順帯電用の
印写データを前記バッファ内に取り込み、処理を繰り返
す。
【0055】ステップS29において、R>4であると
判定された場合には、処理をステップS7又はステップ
S16に戻す。
【0056】以上の如き構成により、被印写物Aと対向
する開始位置に位置している印写ヘッドが、一方のモー
タMX によってX軸方向の正の方向に移動せしめられ、
同時に制御部6による帯電電極3の印加電圧制御によ
り、被印写物Aの下部から上部へ向かってドット列の印
写が行われる。このようにして複数のドット列が印写さ
れた後に、他方のモータMY によって印写ヘッドが適宜
距離Y軸方向へ移動せしめられ、次いで前記X軸方向の
負の方向へ移動される。印写ヘッドがX軸方向の負の方
向へ移動されると同時に、制御部6による帯電電極3の
印加電圧制御により、被印写物Aの上部から下部へ向か
ってドット列の印写が行われる。そして、複数のドット
列が印写された後に、再度印写ヘッドが適宜距離Y軸方
向へ移動せしめられ、再びX軸方向の正の方向への移動
が開始する。X軸方向の正の方向への移動と同時に、被
印写物Aの下部から上部へ向かってドット列の印写が行
われ、複数のドット列が印写された後に、前記初期位置
へと移動される。
【0057】なお、印写ヘッドが不動で、被印写物Aを
移動する手段、及び被印写物Aの移動方向を検出する検
出手段を備え、該検出手段によって検出した移動方向に
よって帯電電極3の印加順序を設定する構成であっても
よく、印写ヘッド及び被印写物Aが共に移動され、印写
ヘッド及び被印写物Aの夫々の移動方向を検出して相対
移動方向を求め、該相対移動方向によって帯電電極3の
印加順序を設定する構成であってもよい。
【0058】従って、このようにして印写された印写パ
ターンは、全てのドット列が一方向に傾斜したものとな
る。図4に示すように、本発明に係るインクジェット記
録装置による場合では、キャラクタ行の奇数行又は偶数
行に拘らず、全てのドット列がX軸方向の正の方向に傾
いた印写パターンとなっている。
【0059】また、1列に並んだドットによってドット
列が形成されるため、ドット列が従来のように太くなら
ず、また隣接するドット間の間隔も大きくならず、従来
と比して整った形状の印写パターンを得ることができ
る。
【0060】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1発明に係るイン
クジェット記録装置においては、設定手段によって帯電
手段を低から高への印加順序で順次印加する昇順帯電、
又は前記帯電手段を高から低への印加順序で順次印加す
る降順帯電の何れかに設定するから、前記印加順序を被
印写物と印写ヘッドとの相対移動方向に対応させること
によって、印写パターンのドット列の傾斜方向を所要の
方向とすることが可能となる。
【0061】第2発明に係るインクジェット記録装置に
おいては、印写ヘッドと被印写物との相対移動方向を検
出し、該相対移動方向に応じて、前記印加順序を昇順帯
電、又は降順帯電の何れかに設定するから、印写された
印写パターンの各ドット列を、キャラクタ行に拘らず常
に同じ方向に傾斜させることが可能となる。
【0062】また、昇順帯電又は降順帯電の印加順序で
帯電手段に帯電電圧を印加するから、印写パターンの各
ドット列を夫々ドットが1列に並んだ状態で形成し、ド
ット列が太くなること及び隣接するドット間の間隔が大
きくなることを防止し、整った形状の印写パターンを形
成することが可能となる等、本発明は優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るインクジェット記録装置の印写
ヘッドの要部の構成を示すブロック図である。
【図2】 制御部の処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図3】 制御部の処理の手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】 本発明に係るインクジェット記録装置によっ
て印写された印写パターンを示す説明図である。
【図5】 印写処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】 7行5列のキャラクタ「A」の印写パターン
を示す模式図である。
【図7】 昇順帯電用の印写データの説明図である。
【図8】 降順帯電用の印写データの説明図である。
【図9】 コンティニュアス形のインクジェット記録装
置に備えられた印写ヘッドの構成を示す模式図である。
【図10】 昇順帯電により印写パターンを形成する様
子を示す説明図である。
【図11】 32×24ドットにて作成されたアルファ
ベットの「T」の印写パターンを示す図である。
【図12】 降順帯電により印写パターンを形成する様
子を示す説明図である。
【図13】 傾斜した印写パターンの一例を示す図であ
る。
【図14】 傾斜した印写パターンの一例を示す図であ
る。
【図15】 従来のインクジェット記録装置によって印
写された印写パターンを示す説明図である。
【図16】 飛越し帯電を用いたときの印写パターンを
示す説明図である。
【符号の説明】
1 噴射ノズル 2 ガター 3 帯電電極 4 偏向電極 5 ハウジング 6 制御部 61 CPU 62 RAM 63 ROM 64 モータ駆動回路 65 帯電電極駆動回路 A 被印写物 MX ,MY モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印写ヘッドから噴射されるインク粒の進
    行経路に帯電手段及び偏向手段を備え、前記帯電手段に
    高から低、又は低から高の印加順序で順次印加される帯
    電電圧により各別にインク粒を帯電させ、前記偏向手段
    により前記インク粒を夫々の帯電量に応じて偏向して送
    出し、該偏向の方向と交叉する方向に前記印写ヘッドに
    対し相対移動している被印写物に前記偏向の方向にドッ
    ト列を形成するインクジェット記録装置において、前記
    印加順序を設定する設定手段を具備することを特徴とす
    るインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記相対移動の方向を検出する検出手段
    を備え、該検出手段によって検出された相対移動の方向
    に応じて、前記設定手段が前記印加順序を設定すべくな
    してある請求項1記載のインクジェット記録装置。
JP24232099A 1999-08-27 1999-08-27 インクジェット記録装置 Pending JP2001063065A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014119152A1 (ja) * 2013-02-04 2014-08-07 株式会社日立産機システム インクジェット記録装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014119152A1 (ja) * 2013-02-04 2014-08-07 株式会社日立産機システム インクジェット記録装置
JP2014147910A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd インクジェット記録装置

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