JP2001062791A - 描画用探針及びその製作方法 - Google Patents

描画用探針及びその製作方法

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JP2001062791A JP24133099A JP24133099A JP2001062791A JP 2001062791 A JP2001062791 A JP 2001062791A JP 24133099 A JP24133099 A JP 24133099A JP 24133099 A JP24133099 A JP 24133099A JP 2001062791 A JP2001062791 A JP 2001062791A
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    • H01J2237/3175Lithography
    • H01J2237/31752Lithography using particular beams or near-field effects, e.g. STM-like techniques
    • H01J2237/31759Lithography using particular beams or near-field effects, e.g. STM-like techniques using near-field effects, e.g. STM

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長寿命の走査プローブリソグラフィー用描画
用探針を提供すること。 【解決手段】 探針先端部が導電部と絶縁部からなり、
絶縁部は導電部を覆う構造を持ち、導電部は描画面に対
し水平方向かつ探針走査方向に対し垂直方向の大きさが
一定である形状をもつことを特徴とする描画用探針を使
用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走査プローブリソ
グラフィー用探針及びその製作方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体電子素子の高集積化、記録メディ
アの高密度化に伴い、これら素子作製のため極微細加工
技術が必要とされている。しかし、現在、電子素子の作
製に使用される光リソグラフィーでは、それに使用する
光の波長やレンズ材料により最小加工寸法が100nm
程度に限られ、また、記録メディアの原盤作製に使用さ
れるレーザ加工に関しても200nm程度であり解像度
マージンの減少が予想されている。
【0003】近年、これに代わる技術として、例えば、
エム・エー・マッコード等によるジャーナル・オブ・バ
キューム・サイエンス・テクノロジー、ビー4(198
6年)第86頁から第88頁(M. A. McCord et al.,
J. Vac. Sci. Technol. B4(1986), PP86-88)に示され
るような、走査プローブ顕微鏡を用いた微細加工技術が
注目されている。これは一般に探針と基板間に電圧を印
加して加工を行う方法で、解像度が高く、原理的には原
子レベルの加工も可能である。特にエム・エー・マッコ
ード等によるジャーナル・オブ・バキューム・サイエン
ス・テクノロジー、ビー6(1988年)第293頁か
ら第296頁(M. A. McCord et al.、 J.Vac. Sci. Te
chnol. B6(1988), PP293-296)あるいはエー・マジュン
ダー等によるアプライド・フィジックス・レター、61
(1992年)第2293頁から第2295頁(A. Maj
umdar et al., Appl. Phys. Lett. 61(1992) PP.2293-2
295)で示されるような従来のリソグラフィーと同様に
レジスト膜によりパターンを作製する方法(以後走査プ
ローブリソグラフィーと呼ぶ)は、従来のリソグラフィ
ーで開発されてきたレジストパターンから基板へのパタ
ーン転写方法がそのまま使えるため、将来のリソグラフ
ィー技術として注目されている。特にケー・ワイルダー
等によるジャーナル・オブ・バキューム・サイエンス・
テクノロジー、ビー15(1997年)第1811頁か
ら第1817頁(K. Wilder et al.,J. Vac. Sci. Tech
nol. B15(1997), PP.1811-1817)に記載のような原子間
力顕微鏡用の微小カンチレバー付き探針を用い、照射線
量を定電流となるように電圧を変化させて制御する走査
プローブリソグラフィー技術は作製したパターンの線幅
が均一で制御性、再現性とも高く注目されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の走査プロ
ーブリソグラフィー技術では解像度は高いが探針の寿命
が短く、1つの探針で微細なパターンを大量に描画する
ことはできなかった。すなわち、従来の走査プローブリ
ソグラフィー用の探針はエー・マジュンダー等によるア
プライド・フィジックス・レター、61(1992年)
第2293頁から第2295頁(A. Majumdar et al.,
Appl. Phys. Lett. 61(1992) PP.2293-2295)で示され
るような金またはチタンで被覆された原子間力顕微鏡用
の探針であった。そのため、描画の際、摩耗や障害物と
の衝突等により探針先端が変形したり探針先端の被覆さ
れていた金属が剥がれたりするため、大量にパターンを
描画することはできなかった。
【0005】本発明の目的は微細なパターンを大量に描
画することのできる走査プローブリソグラフィー用探針
およびその製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、探針先端部の導電部の一部を絶縁部で
覆う構造として導電部の機械的強度を増加させるととも
に、導電部の走査方向に対しては描画する面に対し垂直
方向の導電部の大きさが微細で、かつ、ほぼ一定である
形状をもつことを特徴とする。これにより、導電部分先
端の形状が微細なため微細なパターンが描画でき、ま
た、微細な導電部分は絶縁部分により囲まれているた
め、導電部分が折れにくい。さらに、レジスト膜との摩
耗により探針先端が摩耗しても、レジスト表面と接触す
る探針の導電部分の形状が変化しないため、パターン幅
はほぼ一定に維持される。これらにより、探針の寿命は
従来の探針と比べはるかに長くなり、1つの探針で大量
のパターンを描画することができるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の描画用探針を図1を用い
て説明する。
【0008】図1(a)は本発明の実施例の描画用探針
を用いた走査プローブリソグラフィーによる描画状態の
概要を説明する断面図を示す。本発明の描画用探針1を
用い、石橋等によるジャパン・ジャーナル・オブ・アプ
ライド・フィジックス、37(1998年)第1565
頁から第1569頁(M.Ishibashi et al., 37(1998)、P
P1565-1569)等に記載された走査プローブリソグラフィ
ー描画装置で、基板6上に塗布されたレジスト膜7にパ
ターンを描画する。描画用探針1は探針先端部2とばね
部3からなる。探針先端部2は導電部4(黒の塗りつぶ
しで示す)と絶縁部5からなり、導電部4の先端部分は
細い棒状であり、レジスト膜7に対し水平方向の断面形
状が一定であり、周りを絶縁部5により覆われている。
すなわち、本実施例では、導電部4は鉛筆の芯のように
長さ方向には同じ太さを保ち、周辺部が軸木により強度
を与えるものとなっている。導電部4の先端の棒状部分
が細いため微細なパターンを描画でき、導電部4は絶縁
部5により覆われているため走査しても折れることなく
描画できる。さらに、パターンを大量に描画して図1
(b)に示すように先端部2が摩耗しても、導電部4の
先端の棒状部分の水平方向の断面形状は摩耗する前と変
わらないため、微細なパターンを描画し続けることがで
きる。
【0009】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳
細に説明する。
【0010】実施例 1 本実施例で説明する描画用探針は通常の原子間力顕微鏡
用探針と同様にばね部と探針先端部からなる構造を持
ち、ばね部にはカンチレバーを使用する。描画用探針を
このような構造にする理由は前記ケー・ワイルダー等に
よるジャーナル・オブ・バキューム・サイエンス・テク
ノロジー、ビー15(1997年)第1811頁から第
1817頁(K. Wilder et al., J.Vac.Sci.Technol. B
15 (1997),PP1811-1817)や石橋等によるジャパン・ジ
ャーナル・オブ・アプライド・フィジックス、37(1
998年)第1565頁から第1569頁(M. Ishibas
hi et al., 37(1998), PP.1565-1569)あるいは特開平
11−73906号公報に記載されている走査プローブ
リソグラフィー用描画装置で使用可能とするためであ
る。
【0011】微小カンチレバーに探針先端部が付いた構
造の原子間力顕微鏡顕微鏡用探針の作成方法はティー・
アール・アルブレクト等によるジャーナル・オブ・バキ
ューム・サイエンス・テクノロジー、エー8(1990
年)第3386頁から第3396頁(T. R. Albrecht e
t al., J.Vac.Sci.Technol.A8(1990), PP.3386-3396)
等に記載されるマイクロキャスティング法、等方性反応
性イオンエッチングを用いる方法、リフトオフと蒸着を
組み合わせた方法等が知られている。本実施例ではマイ
クロキャスティング法を基盤として描画用探針を作成す
る。マイクロキャスティング法とはシリコン基板に探針
先端部用の鋳型を作製し、その上に膜を積層して最後に
鋳型として使用したシリコン基板を溶かして探針を作成
する方法である。
【0012】図2(a)−(h)は本実施例の描画用探
針の作成方法の要点を示した工程図である。図の左側は
各工程で得られる構造の断面図を示し、右側に(a)−
(g)は平面図を、(h)は底面図を示す。
【0013】結晶面方位が(100)である厚さ0.4
mmのシリコン基板21上に厚さ100nmの酸化シリ
コンであるハードマスク層22を積層し、光リソグラフ
ィーと反応性イオンエッチングで4000nm四方の穴
パターンをハードマスク層22に作製する(図2
(a))。
【0014】パターニングされたハードマスク層22を
マスクとして、水酸化カリウム水溶液を用いた異方性エ
ッチングで、シリコン基板21に先端が平面の逆四角錘
型の穴を作製し、ハードマスク層22を弗化水素酸によ
り取り除く(図2(b))。水酸化カリウム水溶液を用
いたシリコンのエッチングでは、エッチング速度が結晶
面方位により異なる。結晶面方位が(100)のシリコ
ン基板を使用すると(111)面のエッチング速度が遅
いため、エッチングによる穴の形状が図2(b)に示す
ような逆四角錘型となる。本実施例では底面に50nm
四方の平面の領域が残るようにエッチング時間を調節す
る。その結果、底面に50nm四方の平面をもつ高さ2
750nmの逆四角錘型の溝ができる。この部分が描画
用探針先端部の鋳型となる。
【0015】ハードマスク層22を除去後、シリコン基
板21上に絶縁層23となる窒化シリコンを200nm
積層した後、逆四角錘型くぼみの中央部分に電子線リソ
グラフィーと反応性イオンエッチングで直径50nmの
円形の溝を開ける(図2(c))。本実施例では絶縁層
23に窒化シリコンを使用したが、酸化シリコン、ダイ
ヤモンドなど他の硬質な絶縁体を使用してもよい。
【0016】逆四角錘型くぼみの中央部分に直径50n
mの円形の溝を開けた後、絶縁層23上全体に導電層と
なるチタンを250nm蒸着することにより、全体に導
電層24を形成するとともに、直径50nmの円形の溝
に導電層24を埋め込む(図2(d))。本実施例では
導電層24をチタンとしたが、その他にタングステン、
モリブデン、クロム、炭化チタン、炭化タングステン、
炭化モリブデン、窒化チタン、窒化タングステン、窒化
モリブデン、導電性ダイヤモンド等を使用してもよい。
また、本実施例では探針先端の円形の溝に導電層24を
埋め込む場合に蒸着でおこなったが、メッキで行っても
よい。しかし、メッキで行う場合は絶縁層23の下に電
極として金や銅等の金属薄膜が必要である。
【0017】導電層24を積層した後、導電層24上に
反り補正層25となる窒化シリコンを200nm積層す
る(図2(e))。これは最後の工程で基板21を溶か
して除去したとき、絶縁層23と導電層24間に生じる
応力によりばね部が反らないようにするための層であ
る。絶縁層23と導電層24の材料の選択により、ばね
部の反りが小さい場合には反り補正層25を省略しても
よい。
【0018】反り補正層25を積層した後、光リソグラ
フィーと反応性イオンエッチングを使用してシリコン基
板21上に絶縁層23、導電層24、反り補正層25に
よるばね部と保持部接合部の形状を調製する(図2
(f))。図2では、ばね部の形状を単純な板ばね状と
してして説明してきた。この場合、例えば、幅0.01
mm、長さ0.1mmの微細な長方形のカンチレバーが
形成できる。
【0019】絶縁層23、導電層24、反り補正層25
をカンチレバーの形状に整えた後、カンチレバーの基部
に保持部26を形成する(図2(g))。保持部26と
しては、たとえば、厚さ0.3mm、幅2mm、長さ4
mmの硝子を接着する。本実施例ではばね部と保持部2
6との接着に陽極接合を使用したが、光硬化性、あるい
はエポキシ系の接着剤で接着してもよい。
【0020】ばね部と保持部26を接着した後、最後に
水酸化カリウム水溶液を用いてシリコン基板21を溶か
すことにより本発明の描画用探針は完成する(図2
(h))。
【0021】図2(h)右側に完成した描画用探針を底
面図(描画面側から見た図)を示す。探針先端部に絶縁
層23による四角錘が形成され、その中心部に導電層2
4による鉛筆の芯のような探針が形成されている。
【0022】図3(a)、(b)にカンチレバーの形状
の例を描画面側から見た図で示す。(a)は単純な板ば
ね状のものである。先端に探針が形成されている。
(b)は三角板の板ばねの基部の部分を台形状に切り欠
いてばね定数を向上させた構造である。やはり先端に探
針が形成されている。
【0023】実施例2 図2の実施例では描画用探針先端部の形状を先端に平面
を持つ四角錘としたが、半球状でもよい。図4に探針先
端部の形状が直径4000nmの半球状の描画用探針の
ばね部および探針先端部を示す。図4(a)は描画面側
から見た図、図4(b)は図4(a)のA−A位置で矢
印方向に見た断面図である。図4に示す形状の描画用探
針を作製する場合には、シリコン基板21に探針先端作
製用の溝を作製する際に、水酸化カリウム溶液を用いた
異方性エッチングによる四角錘の溝ではなく、弗化水素
酸、硝酸、酢酸混合溶液による等方性エッチングにより
半球状の溝を作製する。他の製作過程は図2で説明した
のと同様である。
【0024】実施例3 本実施例では実施例1の描画用探針とは探針先端の導電
部が異なった形状をもつ描画用探針について図5を参照
して説明する。本実施例でも、全体的には導電部、絶縁
部および反り防止部の3層構造から成ることは実施例1
の描画用探針と同様である。また、保持部、ばね部の構
造は実施例1の描画用探針と変わるところはない。
【0025】図5(a)は描画面側から見た描画用探針
の先端部の概略図、図5(b)は図5(a)のA−A位
置で矢印方向に見た断面図、図5(c)は図5(a)の
B−B位置で矢印方向に見た断面図である。
【0026】本実施例の描画用探針は被描画部と図5
(a)のA−Aで示す線の方向に相対的に移動するもの
とされる。本実施例では、全体的には、導電部61、絶
縁部62、反り補正部63からなる。描画点となる四角
錘の先端部では、図2で説明したと同様に、導電部61
が絶縁部62により囲われている(図5(c))が、描
画点となる四角錘の先端部の移動方向(A−Aで示す線
の方向)には導電部61の帯が露出するものとされる。
したがって、本実施例では、導電部先端の形状が先端部
の移動方向についてみると、等価的に長方形となること
になる。たとえば、本実施例では50nm×4000n
mの長方形とした。導電部先端の形状が移動方向に長方
形であれば、第1の実施例より長時間の描画に耐えるの
みでなく、描画用探針が被描画面の凹凸により、四角錘
の先端部で描画面に垂直に接触しない場合でも、長方形
の導電部61のどこかが被描画面と接触するから、描画
をより確実に行うことができる。
【0027】図6はこのことを説明する図であり、描画
面73表面の凹凸などにより描画用探針71が大きく傾
いても導電部72の先端が常に描画面73と接触するこ
とができることを示している。ただし、本実施例の描画
用探針を用いて微細なパターンを描画する場合、描画用
探針に対する走査方向が導電部先端の形状である長方形
の短い辺に対し垂直方向(図5(a)のA−Aの方向)
に限られることは当然である。。
【0028】本実施例では描画用探針先端部を四角錘と
したが、図4のような半球状とする場合でも同様に実施
できる。
【0029】本実施例の描画用探針は、実施例1の描画
用探針と同様、図2で説明したと同様の作製工程で作製
できる。実施例1との違いは実施例1では図2(c)の
工程で逆四角錘型くぼみの中央部分に開けた溝の形状が
直径50nmの円形であったが、本実施例では、ばね部
の長さ方向に50nm×4000nmの長方形の溝を掘
ることのみである。
【0030】実施例4 本実施例では探針先端に導電部が複数ある構造の描画用
探針について説明する。
【0031】保持部、ばね部の構造は実施例3の描画用
探針と同様である。図7は本実施例の描画用探針先端部
とばね部の構造を示す概略図である。図7(a)は描画
面側から見た概略図、図7(b)は図7(a)のA−A
位置で矢印方向に見た断面図、図7(c)は図7(a)
のB−B位置で矢印方向に見た断面図である。描画用探
針先端部は第1導電部81、第2導電部82および第3
導電部83と独立した三つの導電部とされており、これ
に対応して、ばね部の電極も、第1導電部電極84、第
2導電部電極85および第3導電部電極86の独立した
三つの電極とされる。これらの導電部、電極が絶縁部8
7および反り補正部88に挟まれた形となる。
【0032】本実施例の描画用探針の実施例3のそれと
の違いは、実施例3の描画用探針では探針先端の導電部
が1個であったのに対し、本実施例の描画用探針では探
針先端の導電部が複数個あることである。本実施例の第
1導電部81、第2導電部82、第3導電部83の描画
面に水平な方向の導電部先端の形状はすべて50nm×
4000nmの長方形で、各導電部の間隔は20nmで
ある。もちろん、探針先端の導電部が複数個あることに
対応して、各導電部のばね部の電極も複数個ある。
【0033】本実施例の描画用探針の製作過程は、基本
的には、図2で説明したのと同じであるが、各導電部お
よびばね部の電極が複数個あるから、図2(d)で説明
した導電部の蒸着の際これに対応したマスクを準備して
それぞれが独立して絶縁されたものにすることが必要に
なる。
【0034】本実施例の探針を用いて描画すると1本の
描画用探針で線幅の異なったパターンを描画することが
できる。すなわち、細い線幅のパターンが必要な場合は
第1−第3導電部81−83の一つの導電部だけを用い
て描画を行い、太い線幅のパターンが必要な場合は第1
−第3導電部81−83のすべてを用いて描画をおこな
う。中間の太さなら、第1−第2または第2−第3導電
部の二つを使用して描画をする。ただし、実施例3同様
に本実施例の描画用探針を用いた描画では描画用探針に
対する走査方向が導電部先端の形状である長方形の短い
辺に対し垂直方向に限られるのは当然である。
【0035】実施例5 図8に、図2で説明した描画用探針の製作方法とは異な
る実施例を説明する。図2(a)、(b)と同様に、結
晶面方位が(100)である厚さ0.4mmのシリコン
基板91上に底面に50nm四方の平面をもつ高さ27
50nmの逆四角錘型の溝を作製する(図8(a))。
【0036】溝を作製したシリコン基板91上にケミカ
ル・ヴェーパー・デポジションにより導電率10ohm
・cm、膜厚300nmの水素化炭素膜92を形成する
(図8(b))。
【0037】その上にハードマスク層としてタングステ
ン膜を500nm積層する。この積層されたハードマス
ク層を、電子線リソグラフィーと反応性イオンエッチン
グで処理して、逆四角錘型くぼみの中央部分に直径50
nmの円柱状のハードマスク93のみを残す(図8
(c))。
【0038】逆四角錘型くぼみの中央部分に直径50n
mの円柱状のハードマスク93を作製した後、上方から
高エネルギーのX線を照射し、真空中で600度で30
分間加熱する。本実施例ではX線エネルギーを4ke
V、X線照射密度を1×1021photons/cm2
s、照射時間を1時間とする。導電性の水素化炭素膜9
2は高エネルギーのX線を照射される結果、ハードマス
ク93直下の部分が導電性の水素化炭素膜として残り導
電部94となるのみで、他の部分は全て絶縁性のダイヤ
モンドとなり絶縁部95となる。(図8(d))。
【0039】導電部94と絶縁部95を作製した後、ハ
ードマスク93を除去し、電極層96としてチタンを2
0nm積層する。(図8(e))。
【0040】電極層96を蒸着した後、光リソグラフィ
ーと反応性イオンエッチングを使用してシリコン基板9
1上に絶縁部95、導電部94、電極層96によるカン
チレバーの形状を作製する(図8(f))。xy方向の
カンチレバーの形状は実施例1と同様である。
【0041】シリコン基板91上に絶縁部95、導電部
94、電極層96をカンチレバーの形状に整えた後、保
持部97として硝子を接着剤で接着する(図8
(g))。
【0042】ばね部と保持部97を接着した後、最後に
水酸化カリウム水溶液を用いてシリコン基板91を溶か
すことにより本発明の描画用探針は完成する(図8
(h))。
【0043】本実施例では、電極層96をチタンの20
nmの薄い層としたので、先の実施例で必要であった反
り補正部は省略することができる。
【0044】実施例6 本実施例では上記描画用探針とは異なった形状をもつ描
画用探針について説明する。上記実施例での描画用探針
では、ばね部としてカンチレバー(片持ち梁)を使用し
たが、本実施例では両端固定梁を使用する。図9は本実
施例の描画用探針を示す概略図である。図9(a)は描
画面側から見た概略図、図9(b)は図9(a)のA−
A位置で矢印方向に見た断面図、図9(c)は図9
(b)における探針先端部の拡大図である。本実施例の
描画用探針ばね部101、探針先端部102からなる。
両端固定梁となるばね部101は薄板106から切り欠
き部107および108を切り取った結果、薄板106
の中央部に形成される。探針先端部は上記実施例で説明
したばね部がカンチレバーの描画用探針と同様に導電部
103と絶縁部104、絶縁部105からなる。図9で
は、両端固定梁は一つとしたが、これを平行して複数個
配列することができるのは当然である。
【0045】一般に、両端固定梁のばね定数は同じ寸法
のカンチレバーと比べ64倍大きくなる。両端固定梁、
カンチレバーのばね定数は梁の長さの3乗に反比例する
ため、梁の長さを4倍にすれば他は同じ寸法のカンチレ
バーと同様のばね定数を持った両端固定梁を得ることが
できる。本実施例では梁の幅0.01mm、長さ0.4
mmとする。
【0046】本実施例の描画用探針を用いて特願平11
−73906号公報に記載の描画装置を用いて描画すれ
ば、図10に示すように描画面113表面の凹凸などに
より描画用探針111が大きく変位しても導電部112
の先端が常に描画面113と接触することができる。
【0047】実施例7 本実施例では導電層にカーボンナノチューブを用いた描
画用探針について図11を用いて説明する。
【0048】カーボンナノチューブとは飯島等によるネ
イチャー、318(1991年)第56頁(S. Iijima,
Nature 318 (1991) PP56)に記載されるような管状の巨
大炭素分子である。カーボンナノチューブは導電性を持
ち、かつ、直径数十ナノメートル以下で長さ数マイクロ
メートルにわたり均一な直径のものを容易に作製するこ
とができる。このカーボンナノチューブを利用し、エイ
チ、ダイ等によるネイチャー、384(1996年)第
147頁から第150頁(H. Dai et al., Nature 384
(1996) PP147-150)に記載されるような探針の先端にカ
ーボンナノチューブをつけた構造の原子間力顕微鏡用の
探針が考案され、アスペクト比の高い構造物の表面構造
の観察に威力を発揮している。現在ではこの構造の原子
間力顕微鏡用の探針はピエゾマックス社より販売されて
いる。
【0049】図11は、このカーボンナノチューブを利
用した本実施例の描画用探針の断面の概略図である。本
実施例の描画用探針121も導電部122、絶縁部12
3、および反り防止部124の3層構造から成ることは
実施例1の描画用探針と同様である。本実施例の描画用
探針の特徴は探針先端の導電部で試料と直接接触する部
分にカーボンナノチューブ125を使用することにあ
る。このことにより通常の微細加工では困難な直径数十
ナノメートル以下で長さ数マイクロメートルの均一直径
の導電部が得られ、微細かつ大量の描画を行うことがで
きる。
【0050】図12(a)―(c)は本実施例の描画用
探針の作成方法の要点を示した工程図である。
【0051】図12(a)は、カーボンナノチューブを
利用した市販されている探針131の断面の概略図であ
る。探針131は保持部132、ばね部133、探針部
134、それと探針部134の先端に接合されたカーボ
ンナノチューブ135からなる。この探針131の探針
面に絶縁層136として窒化シリコンを、探針面の裏の
面に反り防止層137として窒化シリコンをそれぞれ積
層する(図12(b))。その後、この探針を用いダイ
ヤモンド薄膜上を負荷をかけて走査することにより探針
先端の窒化シリコンを研磨して、カーボンナノチューブ
135を探針表面に露出させ、周辺を絶縁物で保護され
た直径数十ナノメートル以下の均一径の導電部をもつ描
画用探針を完成する(図12(c))。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
走査プローブリソグラフィーで1つの探針を用いて大量
のパターンを描画することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は本発明の描画用探針の実施例
の効果を示す概念図。
【図2】(a)−(h)は本発明の描画用探針の作製手
順の例を示す概略図。
【図3】(a)、(b)は図2の描画用探針のばね部の
二つの例を描画面から見た平面図。
【図4】(a)は本発明の探針先端部の形状が半球状で
ある描画用探針の実施例のばね部および探針先端部を描
画面側から見た平面図、(b)は(a)のA−A断面
図。
【図5】(a)は本発明の他の構造の導電部をもつ描画
用探針の実施例の描画用探針先端部を描画面側から見た
平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は
(a)のB−B断面図。
【図6】図5の構造の描画用探針の実施例の効果を表す
概念図。
【図7】(a)は本発明の他の構造の探針先端部をもつ
描画用探針の実施例の描画用探針先端部を描画面側から
見た平面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は
(a)のB−B断面図。
【図8】(a)−(h)は本発明の描画用探針の他の作
製手順の例を示す概略図。
【図9】(a)は本発明の他の構造のばね部をもつ描画
用探針の実施例のばね部および描画用探針先端部を描画
面側から見た平面図、(b)は(a)のA−A断面図、
(c)は(b)描画用探針先端部の拡大図。
【図10】図9の構造の描画用探針の効果を表す概念
図。
【図11】導電層にカーボンナノチューブを用いた本発
明の描画用探針の断面の概略図。
【図12】(a)−(c)は図11の構造の描画用探針
の作成手順の例を示す概略図。
【符号の説明】
1…描画用探針、2…探針先端部、3…ばね部、4…導
電部、5…絶縁部、6…基板、7…レジスト膜、21…
基板、22…ハードマスク層、23…絶縁層、24…導
電層、25…反り補正層、26…保持部、61…導電
部、62…絶縁部、63…反り補正部、71…描画用探
針、72…導電部、73…描画面、81…右導電部、8
2…中央導電部、83…左導電部、84…右導電部電
極、85…中央導電部電極、86…左導電部電極、87
…絶縁部、88…反り補正部、91…基板、92…導電
層、93…ハードマスク層、94…導電部、95…絶縁
部、96…電極層、97…保持部、101…ばね部、1
02…探針先端部、103…導電部、104…絶縁部、
105…絶縁層、106…薄板、107…切り欠き部、
108…切り欠き部、111…描画用探針、112…導
電部、113…描画面、121…描画用探針、122…
導電部、123…絶縁部、124…反り防止部、125
…カーボンナノチューブ、131…ナノチューブチッ
プ、132…保持部、133…ばね部、134…探針
部、135…カーボンナノチューブ、136…絶縁層、
137…反り防止層。
フロントページの続き (72)発明者 梶山 博司 埼玉県比企郡鳩山町赤沼2520番地 株式会 社日立製作所基礎研究所内 Fターム(参考) 5F046 AA28 5F056 AA40

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】探針先端部とばね部からなる描画用探針で
    あって、探針先端部は導電部の一部が絶縁部に覆われる
    とともに、導電部は導電部の走査方向については描画さ
    れる面に対し垂直方向の大きさが一定である形状である
    ことを特徴とする走査プローブリソグラフィー描画用探
    針。
  2. 【請求項2】前記探針の導電部および絶縁部からなる先
    端部の形状が先端に平面部がある四角錘であるととも
    に、導電部の面が露出している請求項1記載の描画用探
    針。
  3. 【請求項3】前記探針の導電部および絶縁部からなる先
    端部の形状が半球であるとともに、導電部の面が前記半
    球の突端部分で露出している請求項1記載の描画用探
    針。
  4. 【請求項4】前記探針の導電部および絶縁部からなる先
    端部の前記導電部の形状が前記探針先端部の中央部を通
    る円柱であるとともに周辺全体が絶縁部で蔽われている
    請求項1ないし3のいずれかに記載の描画用探針。
  5. 【請求項5】前記導電部の形状が直方体である請求項1
    ないし4のいずれかに記載の描画用探針。
  6. 【請求項6】前記導電部の材質がチタン、タングステ
    ン、モリブデン、炭化チタン、炭化タングステン、炭化
    モリブデン、グラファイト、導電性ダイアモンド、窒化
    チタン、窒化タングステン、窒化モリブデン、カーボン
    ナノチューブ等の硬質な導電体である請求項1ないし5
    のいずれかに記載の描画用探針。
  7. 【請求項7】前記絶縁部の材質が酸化珪素、窒化珪素、
    ダイヤモンド等の硬質な絶縁体である請求項1ないし6
    のいずれかに記載の描画用探針。
  8. 【請求項8】前記探針先端部に複数の相互に絶縁された
    導電部が備えられるとともに、これらの導電部の一つま
    たは複数が同時に描画のための電位を与えられて使用さ
    れるものである請求項1ないし7のいずれかに記載の描
    画用探針。
  9. 【請求項9】前記ばね部の形状が片持ち梁または両端固
    定梁のいずれかである請求項1ないし8のいずれかに記
    載の描画用探針。
  10. 【請求項10】所定の結晶面方位を持つシリコン基板を
    準備して、その一面に所定の形状の穴を作製する過程、 前記基板上に窒化シリコン層を所定の厚さで積層する過
    程、 前記窒化シリコン層の穴の中央部分に所定の形状の前記
    シリコン基板に達するまでの開口部を形成する過程、 前記窒化シリコン層上に導電層を所定の厚さに形成する
    過程、 前記導電層上に反り補正層を所定の厚さに形成する過
    程、 前記反り補正層を積層した後、シリコン基板、絶縁層、
    導電層および反り補正層によるばね部と保持部接合部の
    形状を調製する過程、 前記ばね部の形状を所定のカンチレバーに形成する過
    程、 前記カンチレバーの基部に保持部を形成する過程、およ
    び前記シリコン基板を除去する過程とよりなることを特
    徴とする描画用探針の製作方法。
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