JP2001061947A - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

Info

Publication number
JP2001061947A
JP2001061947A JP23850699A JP23850699A JP2001061947A JP 2001061947 A JP2001061947 A JP 2001061947A JP 23850699 A JP23850699 A JP 23850699A JP 23850699 A JP23850699 A JP 23850699A JP 2001061947 A JP2001061947 A JP 2001061947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflecting mirror
light
arc tube
adsorption filter
photocatalyst
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP23850699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4103262B2 (ja
Inventor
Junichi Hasegawa
純一 長谷川
Katsumi Nishikawa
克巳 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP23850699A priority Critical patent/JP4103262B2/ja
Publication of JP2001061947A publication Critical patent/JP2001061947A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4103262B2 publication Critical patent/JP4103262B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸着フィルタへ均一的に光が当たり、臭い成
分の分解効率が高い空気清浄装置の提供。 【解決手段】 空気清浄装置は、臭い成分を分解する光
触媒を担持した光触媒フィルタ3と、放物面鏡4と、放
物面鏡4の焦点に配され、円形のバルブ断面を有し紫外
線を発光する水銀ランプ5と、水銀ランプ5が円弧中心
に位置する円弧面を有し、水銀ランプ5が発光する紫外
線を放物面鏡4方向に反射させる内球面鏡6とをケーシ
ング内に配置してなり、水銀ランプ5方向から来た紫外
線を放物面鏡4が光触媒フィルタ3方向へ反射させて平
行光束にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気清浄装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】臭い成分を分解する光触媒を担持した光
触媒フィルタの近傍に発光管を配設する空気清浄装置で
は、光を効率良く光触媒フィルタに当てるため、通常、
図9の(a)に示す様に反射板を反光触媒フィルタ側に
配置している。しかし、x軸方向の光強度は、図9の
(b)に示す様に、発光管に近い所は強いが、離れるに
従って弱くなる傾向にある。
【0003】この不具合を解決するため、特開平9- 3
22933号公報に記載の光脱臭装置では、光触媒フィ
ルタに沿って複数の発光管を配設している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、発光管の増設
により、消費電力が増え、部品代が高くなり、ハウジン
グの容積が大きくなるという新たな課題が生じる。そこ
で、発明者らは、反射板を放物面を有する反射鏡101
に変更した空気清浄装置(図10に示す)、および放物
面を有する主反射鏡102と円弧面を有する副反射鏡1
03とを有する脱臭装置(図11に示す)を試作した。
しかし、不要方向への光放射により全体の光強度が低下
(図10、図11共)したり、主反射鏡102の熱変形
を招くとともに大きな影ができる(図11)という好ま
しくない結果が得られた。
【0005】本発明の目的は、吸着フィルタへ均一的に
光が当たり、臭い成分の分解効率が高い空気清浄装置の
提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔請求項1について〕円
形のバルブ断面を有し、光を発光する発光管は、第2の
反射鏡の中心で、且つ第1の反射鏡の焦点付近に配置さ
れている。第2の反射鏡は、発光管が中心付近に位置す
る円弧面を有し、発光管が発光する光を第1の反射鏡方
向に反射させる。第1の反射鏡は、発光管方向から来た
光を吸着フィルタ方向へ反射させる。なお、発光管を第
1の反射鏡の焦点に配置し、第2の反射鏡の円弧面の中
心が発光管の中心に位置する場合には、第1の反射鏡
は、発光管方向から来た光を吸着フィルタ方向へ反射さ
せて平行光束にする。
【0007】これにより、発光管に近い場所の吸着フィ
ルタは勿論、遠い場所の吸着フィルタにも光が適度な強
さで当たる。つまり、光が吸着フィルタ全面に均一的に
当たるので、空気清浄装置は、吸着フィルタによる臭い
成分の分解能力に優れる。また、発光管の出力を上げた
り、発光管を複数個、設置する必要がないので電力を多
く消費しない。
【0008】〔請求項2について〕発光管のバルブに反
射面を形成して第2の反射鏡とすれば、第2の反射鏡を
支持する支持手段が不要になるとともに、吸着フィルタ
方向へ光を反射させる際に生じる影の面積を極力、小さ
くすることができる。
【0009】〔請求項3について〕円形のバルブ断面を
有し、光を発光する発光管は、第2の反射鏡の第1焦点
付近に配置されている。第2の反射鏡は、発光管が第1
焦点付近に位置する楕円面を有し、発光管が発光する光
を楕円面で反射させ第2焦点付近を経て第1の反射鏡方
向に照射する。第1の反射鏡は、発光管方向から来た光
を吸着フィルタ方向へ反射させる。
【0010】なお、発光管が第2の反射鏡の第1焦点に
位置する楕円面を有し、第1の反射鏡の焦点と第2の反
射鏡の第2焦点とが一致する場合には、下記の様にな
る。第2の反射鏡は、発光管が発光する光を楕円面で反
射させ第2焦点を経て第1の反射鏡方向に照射する。第
1の反射鏡は、発光管方向から来た光を吸着フィルタ方
向へ反射させ、平行光束にする。
【0011】これにより、発光管に近い場所の吸着フィ
ルタは勿論、遠い場所の吸着フィルタにも光が適度な強
さで当たる。つまり、光が吸着フィルタ全面に均一的に
当たるので、空気清浄装置は、吸着フィルタによる臭い
成分の分解能力に優れる。また、発光管の出力を上げた
り、発光管を複数個、設置する必要がないので電力を多
く消費しない。
【0012】〔請求項4について〕光を発光する発光管
は、円形のバルブ断面を有し、第2の反射鏡の中心に配
置されている。第2の反射鏡は、発光管が中心近傍に位
置する円弧面を有し、発光管が発光する光を第1の反射
鏡方向に反射させる。断面がV字状の山形形状を呈する
第1の反射鏡は、発光管方向から来た光を吸着フィルタ
方向へ反射させる。
【0013】これにより、発光管に近い場所の吸着フィ
ルタは勿論、遠い場所の吸着フィルタにも光が適度な強
さで当たる。つまり、光が吸着フィルタ全面に、均一的
に当たるので、空気清浄装置は、吸着フィルタによる臭
い成分の分解能力に優れる。また、発光管の出力を上げ
たり、発光管を複数個、設置する必要がないので電力を
多く消費しない。更に、第1の反射鏡は、断面がV字状
の山形形状を呈するので、第1の反射鏡を安価に作るこ
とができる。
【0014】〔請求項5について〕光を発光する発光管
は、円形のバルブ断面を有し、第1の反射鏡の焦点付近
に配置されている。第2の反射鏡は、断面がV字状の山
形形状を呈し、発光管が発光する光を第1の反射鏡方向
に反射させる。第1の反射鏡は、発光管方向から来た光
を吸着フィルタ方向へ反射させる。発光管方向から直
接、照射される光は、第1の反射鏡で反射して吸着フィ
ルタ方向へ向かう。なお、発光管が第1の反射鏡の焦点
に配される場合には、発光管方向から直接、照射される
光は、第1の反射鏡で反射して平行光束になり、吸着フ
ィルタ方向へ向かう。
【0015】これにより、発光管に近い場所の吸着フィ
ルタは勿論、遠い場所の吸着フィルタにも光が適度な強
さで当たる。つまり、光が吸着フィルタ全面に、均一的
に当たるので、空気清浄装置は、吸着フィルタによる臭
い成分の分解能力に優れる。また、発光管の出力を上げ
たり、発光管を複数個、設置する必要がないので電力を
多く消費しない。更に、第2の反射鏡は、断面がV字状
の山形形状を呈するので、第2の反射鏡を安価に作るこ
とができる。
【0016】〔請求項6について〕第2の反射鏡は、発
光管方向から来た光を第1の反射鏡が吸着フィルタ方向
へ反射させる際に、第2の反射鏡自体により後方に影が
できる。そこで、影を作る原因となる第2の反射鏡部分
に窓を形成し、光を直接、吸着フィルタ方向へ照射して
影を無くしている。これにより、第2の反射鏡の前方に
影ができず、光が吸着フィルタ全面に、均一的に当たる
ので、吸着フィルタによる臭い成分の分解能力を、一
層、高めることができる。
【0017】〔請求項7について〕空気清浄装置は、第
1の反射鏡をハウジングの内壁で構成している。これに
より、部品点数を減らすことができるとともに、ハウジ
ングの容積を小さくすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施例(請求項1、
6に相当)を、図1〜図3に基づいて説明する。図1に
示す如く、空気清浄装置Aは、ケーシング1の空気通路
11内に、送風機2と、光触媒付吸着フィルタ3と、放
物面鏡4と、水銀ランプ5と、内球面鏡6とを配設して
なり、車両の天井や後部に設置されている。
【0019】ケーシング1は、プラスチック製の中空函
であり、空気通路11が形成されている。空気通路11
は、車室内に開口する空気導入口12および空気吹出口
13を有する。
【0020】空気通路11の略中央に配置される送風機
2は、車載用バッテリから作動用電力の供給を受けて回
転するモータ21と、モータ21により駆動される翼車
22とからなり、空気通路11に、空気導入口12から
空気吹出口13へ向かう空気流を発生させる。
【0021】光触媒付吸着フィルタ3は、二枚の濾紙を
プリーツ状に貼り合わせたものであり、空気導入口12
近傍の空気通路11に、通路を塞ぐ様にケーシング1内
に配されている。空気流の当たる側に位置する濾紙は防
塵用である。また、光が当たる側に位置する濾紙は、表
面に光触媒(酸化チタン)と吸着剤とを担持させたもの
であり、吸着剤(活性炭やゼオライト)が臭いの成分を
吸着する。なお、光触媒は、水銀ランプ5から照射され
る紫外線により、吸着剤が吸着した臭い成分を分解(再
生)する。
【0022】放物面鏡4は、鏡面処理が成された放物面
が光触媒付吸着フィルタ3方向に向く様に、光触媒付吸
着フィルタ3の下流側のケーシング1壁に配置されてい
る。この放物面鏡4は、水銀ランプ5が放射する後半球
光束および内球面鏡6で反射した前半球光束を吸着フィ
ルタ方向へ反射させて平行光束にする。
【0023】放物面鏡4の焦点に配される水銀ランプ5
(5W、直管形)は、円筒状のバルブ51(ガラス製)
の両端を、フィラメントおよび端子を有する口金で塞
ぎ、内部に水銀とアルゴンとを封入してなる。この水銀
ランプ5は、グロースタータ(何れも図示せず)により
点灯し、水銀蒸気中放電によって発生する水銀輝線によ
りバルブ51から紫外線を発光する。
【0024】ケーシング1内に配される内球面鏡6は、
水銀ランプ5が円弧中心に位置する円弧面61を有し、
水銀ランプ5が放射する前半球光束を放物面鏡4方向に
反射させる。水銀ランプ5のバルブ51から放射される
紫外線のうち、内球面鏡6および放物面鏡4の深凹部へ
向かう紫外線は、水銀ランプ5や内球面鏡6によって遮
られる。このため、本実施例では、影を作る内球面鏡6
の深凹部近傍にスリット62を間欠的に形成している。
なお、機械的強度を保つため、スリット62間に連結部
を設けている。
【0025】本実施例の空気清浄装置Aは、以下の様に
作動する。空気清浄装置Aの作動スイッチ(図示せず)
をオンにすると、送風機2が作動状態になり、空気導入
口12から空気吹出口13へ向かう空気流が空気通路1
1内に発生する。これにより、車室内の空気が空気導入
口12からケーシング1内に吸い込まれる。
【0026】水銀蒸気中放電によって水銀ランプ5のバ
ルブ51から紫外線が放射される。放射される紫外線の
うち、後半球光束は放物面鏡4方向に放射され、前半球
光束は内球面鏡6で反射して放物面鏡4方向に放射され
る。
【0027】水銀ランプ5が、内球面鏡6の中心に配さ
れ、且つ、放物面鏡4の焦点に配されているので、放物
面鏡4方向に放射された光束は、放物面鏡4で反射して
平行光束となって光触媒付吸着フィルタ3へ向かう。ま
た、内球面鏡6の深凹部へ放射される光束は、スリット
62から出て、直接、光触媒付吸着フィルタ3へ向か
う。
【0028】光触媒付吸着フィルタ3を導入した室内空
気が通過する際に、濾紙に担持させた吸着剤に臭い成分
が吸着し、清浄化された空気は空気吹出口13から車室
内へ吹き出る。なお、光触媒は、紫外線により、吸着剤
が吸着した臭い成分を分解(再生)する。
【0029】本実施例の空気清浄装置Aは、以下の利点
を有する。空気清浄装置Aは、内球面鏡6の中心で、且
つ放物面鏡4の焦点に水銀ランプ5を配置して、放物面
鏡4が光触媒付吸着フィルタ3方向へ紫外線を反射させ
て平行光束にする構成である。更に、影を作る内球面鏡
6の深凹部近傍にスリット62を間欠的に形成し、スリ
ット62間に連結部を設けている。
【0030】これにより、水銀ランプ5に近い場所の光
触媒付吸着フィルタ3は勿論、遠い場所の光触媒付吸着
フィルタ3にも紫外線が適度な強さで当たる。また、内
球面鏡6の前方に影ができない。なお、スリット62を
間欠的に形成しているので内球面鏡6の機械的強度は維
持できる。つまり、紫外線が光触媒付吸着フィルタ3全
面に均一的に当たるので、空気清浄装置Aは、臭い成分
の分解能力に優れる。また、紫外線が光触媒付吸着フィ
ルタ3全面に均一的に当たる{図3(b)のx軸方向距
離ー 紫外線強度グラフ参照}ので、水銀ランプ5の出力
を上げたり、水銀ランプ5を複数個、設置する必要がな
いので、空気清浄装置Aは、電力を多く消費しない。
【0031】つぎに、本発明の第2実施例(請求項1、
6に相当)を図4に基づいて説明する。本実施例の空気
清浄装置は、下記の点が空気清浄装置Aと異なる。内球
面鏡6を設けず、水銀ランプ5のバルブ51の前半球
(光触媒付吸着フィルタ3側)の外面に反射物63を形
成して、水銀ランプ5が放射する前半球光束を放物面鏡
4方向に反射させている。
【0032】水銀ランプ5のバルブ51から放射される
紫外線のうち、光触媒付吸着フィルタ3の中央および放
物面鏡4の深凹部へ向かう紫外線は、水銀ランプ5や反
射物63によって遮られる。このため、反射物63の中
央にスリット631を形成している。
【0033】本実施例の空気清浄装置は、以下の利点を
有する。空気清浄装置は、放物面鏡4の焦点に水銀ラン
プ5を配置し、バルブ51の前半球の外面に反射物63
を形成して、放物面鏡4が光触媒付吸着フィルタ3方向
へ紫外線を反射させて平行光束にする構成である。更
に、反射物63の中央にスリット631を形成してい
る。
【0034】これにより、水銀ランプ5に近い場所の光
触媒付吸着フィルタ3は勿論、遠い場所の光触媒付吸着
フィルタ3にも紫外線が適度な強さで当たる。また、バ
ルブ51の前方に影ができないとともに、第1実施例の
ものより盛り上がり部31の大きさを小さくすることが
できる。また、内球面鏡6を使用していないので、内球
面鏡6の位置決めを行う必要がなく、内球面鏡6を固定
する固定具が不要である。
【0035】反射物63にスリット631を連続して形
成できるので死角ができず、紫外線が光触媒付吸着フィ
ルタ3全面に均一的に当たる{図4(b)のx軸方向距
離ー紫外線強度グラフ参照}。このため、水銀ランプ5
の出力を上げたり、水銀ランプ5を複数個、設置する必
要がないので、空気清浄装置は、電力を多く消費しな
い。
【0036】つぎに、本発明の第3実施例(請求項1、
7に相当)を図5に基づいて説明する。本実施例の空気
清浄装置は、下記の点が空気清浄装置Aと異なる。放物
面鏡4は、空気清浄装置Aの放物面鏡4の半分であり、
ハウジングの内壁で形成している。そして、焦点に水銀
ランプ5を配置している。内球面鏡6は、深凹部とラン
プ中心とを結ぶ面とフィルタ面とが平行となる位置(図
示、水銀ランプ5の右側)に配置されている。この内球
面鏡6は、水銀ランプ5が円弧中心に位置する円弧面6
1を有し、水銀ランプ5が放射する半球光を放物面鏡4
方向に反射させている。
【0037】本実施例の空気清浄装置は、以下の利点を
有する。空気清浄装置は、水銀ランプ5方向から放物面
鏡4に放射される紫外線を放物面鏡4が平行光線にして
光触媒付吸着フィルタ3方向に反射させる構成である。
なお、水銀ランプ5から放射される紫外線のうち、一部
は直接、光触媒付吸着フィルタ3に照射される。
【0038】このため、図5(b)のグラフに示す様
に、水銀ランプ5に近い場所の光触媒付吸着フィルタ3
は勿論、遠い場所の光触媒付吸着フィルタ3にも紫外線
が適度な強さで当たる。また、内球面鏡6によって影が
できない。
【0039】つまり、紫外線が光触媒付吸着フィルタ3
全面に均一的に当たるので、空気清浄装置は、臭い成分
の分解能力に優れる。また、紫外線が光触媒付吸着フィ
ルタ3全面に均一的に当たる{図5(b)のx軸方向距
離ー 紫外線強度グラフ参照}ので、水銀ランプ5の出力
を上げたり、水銀ランプ5を複数個、設置する必要がな
いので、空気清浄装置は、電力を多く消費しない。
【0040】つぎに、本発明の第4実施例(請求項3に
相当)を図6に基づいて説明する。本実施例の空気清浄
装置は、下記の点が空気清浄装置Aと異なる。放物面鏡
4は、空気清浄装置Aのものよりやや小さく、鏡端がカ
ットされている。この放物面鏡4は、焦点に配される水
銀ランプ5が放射する紫外線、および楕円内面鏡7で反
射した紫外線を吸着フィルタ方向へ反射させて平行光束
にする。楕円内面鏡7は、第1焦点71に配される水銀
ランプ5が放射する紫外線を楕円内面で反射させ第2焦
点72を介して放物面鏡4に当てる。
【0041】水銀ランプ5のバルブ51から放射される
紫外線のうち、楕円内面鏡7および放物面鏡4の深凹部
へ向かう紫外線は、水銀ランプ5や楕円内面鏡7によっ
て遮られる。このため、本実施例では、影を作る楕円内
面鏡7の深凹部近傍にスリット73を間欠的に形成して
いる。なお、機械的強度を保つため、スリット73間に
連結部を設けている。
【0042】本実施例の空気清浄装置は、以下の利点を
有する。空気清浄装置は、水銀ランプ5方向から放物面
鏡4に放射される紫外線を放物面鏡4が平行光束にして
光触媒付吸着フィルタ3方向に反射させる構成である。
なお、水銀ランプ5から放射される紫外線のうち、一部
はスリット73を通して、直接、光触媒付吸着フィルタ
3に照射される。
【0043】このため、図6(b)のグラフに示す様
に、水銀ランプ5に近い場所の光触媒付吸着フィルタ3
は勿論、遠い場所の光触媒付吸着フィルタ3にも紫外線
が適度な強さで当たる。また、楕円内面鏡7によって影
ができない。
【0044】つまり、紫外線強度がややドーム状になる
ものの、紫外線が光触媒付吸着フィルタ3全面に均一的
に当たる{図6(b)のx軸方向距離ー 紫外線強度グラ
フ参照}ので、空気清浄装置は、臭い成分の分解能力に
優れる。また、水銀ランプ5の出力を上げたり、水銀ラ
ンプ5を複数個、設置する必要がないので、空気清浄装
置は、電力を多く消費しない。
【0045】つぎに、本発明の第5実施例(請求項5に
相当)を図7に基づいて説明する。本実施例の空気清浄
装置は、下記の点が空気清浄装置Aと異なる。反射板8
は、断面がV字状の山形形状を呈し、水銀ランプ5が発
光する光を放物面鏡4方向に反射させる。この反射板8
は、水銀ランプ5と光触媒付吸着フィルタ3との間に配
設されている。
【0046】本実施例の空気清浄装置は、以下の利点を
有する。空気清浄装置は、水銀ランプ5方向から来た紫
外線を放物面鏡4が光触媒付吸着フィルタ3方向に反射
させる構成である。なお、水銀ランプ5から直接、放物
面鏡4に到達する紫外線は、放物面鏡4で反射して平行
光束になり、光触媒付吸着フィルタ3方向に向かう。
【0047】このため、水銀ランプ5に近い場所の光触
媒付吸着フィルタ3は勿論、遠い場所の光触媒付吸着フ
ィルタ3にも紫外線が適度な強さで当たる。つまり、紫
外線が光触媒付吸着フィルタ3全面に均一的に当たるの
で、空気清浄装置は、臭い成分の分解能力に優れる。ま
た、反射板8の背後に影ができるが、紫外線が光触媒付
吸着フィルタ3全面に、おおよそ均一に当たるので、水
銀ランプ5の出力を上げたり、水銀ランプ5を複数個、
設置する必要がないので、空気清浄装置は、電力を多く
消費しない。反射板8が簡単な構造であるので、製造コ
ストを低減することができる。
【0048】つぎに、本発明の第6実施例(請求項4、
6に相当)を図8に基づいて説明する。本実施例の空気
清浄装置は、下記の点が空気清浄装置Aと異なる。第1
の反射鏡を、断面がV字状の山形形状の反射鏡9にして
いる。反射鏡9は、鏡面処理が成された反射面が光触媒
付吸着フィルタ3方向に向く様に、光触媒付吸着フィル
タ3の下流側のケーシング1壁に配置されている。この
反射鏡9は、水銀ランプ5側からの紫外線を光触媒付吸
着フィルタ3方向へ反射させる。
【0049】空気清浄装置は、内球面鏡6の中心に水銀
ランプ5を配置し、反射鏡9が光触媒付吸着フィルタ3
方向へ紫外線を反射させる構成である。更に、影を作る
内球面鏡6の深凹部近傍にスリット62を間欠的に形成
し、スリット62間に連結部を設けている。
【0050】これにより、紫外線強度の分布は波打つも
のの、水銀ランプ5に近い場所の光触媒付吸着フィルタ
3は勿論、遠い場所の光触媒付吸着フィルタ3にも紫外
線が適度な強さで当たる。また、内球面鏡6の前方に影
ができない。なお、スリット62を間欠的に形成してい
るので内球面鏡6の機械的強度は維持できる。つまり、
紫外線が光触媒付吸着フィルタ3に、全面におおよそ均
一に紫外線が当たるので、空気清浄装置は、臭い成分の
分解能力に優れる。また、紫外線が光触媒付吸着フィル
タ3の全面におおよそ均一に当たる{図8(b)のx軸
方向距離ー 紫外線強度グラフ参照}ので、水銀ランプ5
の出力を上げたり、水銀ランプ5を複数個、設置する必
要がないので、空気清浄装置は、電力を多く消費しな
い。
【0051】本発明は、上記実施例以外に、次の実施態
様を含む。 a.スリット62にプラスチックやガラス等の透光体を
配設すれば、スリット62を連続して形成することがで
き、影になる部分を完全になくすことができる。また、
透光体をレンズにして平行光束にすれば、光触媒付吸着
フィルタ3の全面に略完全に均一に紫外線を当てること
ができる。
【0052】b.発光管は、吸着フィルタの光触媒を再
生できれば、紫外線以外に可視光を発光するものでも良
い。 c.光触媒付吸着フィルタ3は、その他、ハニカムフィ
ルタや、粒状のものを使用しても良い。 d.空気清浄装置は、一般家庭の部屋、トイレ、オフィ
ス、工場、バスや電車や船等の乗物に配設しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る空気清浄装置の説明
図である。
【図2】その空気清浄装置の要部を拡大した斜視図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例に係る空気清浄装置の要部
断面図(a)、およびx軸方向距離ー 紫外線強度グラフ
である(b)。
【図4】本発明の第2実施例に係る空気清浄装置の要部
断面図(a)、およびx軸方向距離ー 紫外線強度グラフ
である(b)。
【図5】本発明の第3実施例に係る空気清浄装置の要部
断面図(a)、およびx軸方向距離ー 紫外線強度グラフ
である(b)。
【図6】本発明の第4実施例に係る空気清浄装置の要部
断面図(a)、およびx軸方向距離ー 紫外線強度グラフ
である(b)。
【図7】本発明の第5実施例に係る空気清浄装置の要部
断面図(a)、およびx軸方向距離ー 紫外線強度グラフ
である(b)。
【図8】本発明の第6実施例に係る空気清浄装置の要部
断面図(a)、およびx軸方向距離ー 紫外線強度グラフ
である(b)。
【図9】従来の空気清浄装置の要部を示す斜視図
(a)、およびx軸方向距離ー 紫外線強度グラフである
(b)。
【図10】反射板を放物面を有する反射鏡に変更した試
作品の空気清浄装置の要部断面図(a)、およびx軸方
向距離ー 紫外線強度グラフである(b)。
【図11】放物面を有する主反射鏡と円弧面を有する副
反射鏡とを有する脱臭装置の要部断面図(a)、および
x軸方向距離ー 紫外線強度グラフである(b)。
【符号の説明】
A 空気清浄装置 1 ケーシング(ハウジング) 3 光触媒付吸着フィルタ 4 放物面鏡(第1の反射鏡) 5 水銀ランプ(発光管) 6 内球面鏡(第2の反射鏡) 7 楕円内面鏡(第2の反射鏡) 9 反射鏡(第1の反射鏡) 61 円弧面 62 スリット 71 第1焦点 72 第2焦点 631 スリット(窓)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 臭い成分を分解する光触媒を担持した吸
    着フィルタと、 放物面を有する第1の反射鏡と、 該第1の反射鏡の焦点付近に配され、円形のバルブ断面
    を有し光を発光する発光管と、 該発光管が円弧中心付近に位置する円弧面を有し、前記
    発光管が発光する光を第1の反射鏡方向に反射させる第
    2の反射鏡とを空気流が通過するハウジング内に配置し
    てなり、 発光管方向から来た光を前記第1の反射鏡が吸着フィル
    タ方向へ反射させることを特徴とする空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 前記発光管のバルブに反射面を形成して
    前記第2の反射鏡とした請求項1記載の空気清浄装置。
  3. 【請求項3】 臭い成分を分解する光触媒を担持した吸
    着フィルタと、 放物面を有する第1の反射鏡と、 円形のバルブ断面を有し光を発光する発光管と、 該発光管が第1焦点付近に位置する楕円面を有し、前記
    発光管が発光する光を前記楕円面で反射させ第2焦点付
    近を経て第1の反射鏡方向に照射する第2の反射鏡とを
    空気流が通過するハウジング内に配置してなり、 発光管方向から来た光を前記第1の反射鏡が吸着フィル
    タ方向へ反射させることを特徴とする空気清浄装置。
  4. 【請求項4】 臭い成分を分解する光触媒を担持した吸
    着フィルタと、 断面がV字状の山形形状を呈する第1の反射鏡と、 円形のバルブ断面を有し光を発光する発光管と、 該発光管が円弧中心付近に位置する円弧面を有し、前記
    発光管が発光する光を第1の反射鏡方向に反射させる第
    2の反射鏡とを空気流が通過するハウジング内に配置
    し、 発光管方向から来た光を前記第1の反射鏡が吸着フィル
    タ方向へ反射させることを特徴とする空気清浄装置。
  5. 【請求項5】 臭い成分を分解する光触媒を担持した吸
    着フィルタと、 放物面を有する第1の反射鏡と、 該第1の反射鏡の焦点付近に配され、円形のバルブ断面
    を有し光を発光する発光管と、 断面がV字状の山形形状を呈し、前記発光管が発光する
    光を第1の反射鏡方向に反射させる第2の反射鏡とを空
    気流が通過するハウジング内に配置してなり、 発光管方向から来た光を前記第1の反射鏡が吸着フィル
    タ方向へ反射させることを特徴とする空気清浄装置。
  6. 【請求項6】 発光管方向から来た光を前記第1の反射
    鏡が吸着フィルタ方向へ反射させる際に影を作る第2の
    反射鏡部分に、前記光を直接、吸着フィルタ方向へ照射
    するための窓を形成した請求項1乃至請求項5の何れか
    に記載の空気清浄装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の反射鏡を前記ハウジングの内
    壁で構成した請求項1乃至請求項6の何れかに記載の空
    気清浄装置。
JP23850699A 1999-08-25 1999-08-25 空気清浄装置 Expired - Fee Related JP4103262B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23850699A JP4103262B2 (ja) 1999-08-25 1999-08-25 空気清浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23850699A JP4103262B2 (ja) 1999-08-25 1999-08-25 空気清浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001061947A true JP2001061947A (ja) 2001-03-13
JP4103262B2 JP4103262B2 (ja) 2008-06-18

Family

ID=17031270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23850699A Expired - Fee Related JP4103262B2 (ja) 1999-08-25 1999-08-25 空気清浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4103262B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003126227A (ja) * 2001-10-26 2003-05-07 Iwasaki Kankyo Shisetsu Kk 汚染空気の処理装置及びその処理方法
WO2008046306A1 (fr) * 2006-10-16 2008-04-24 Akos Advanced Technology Ltd. Purificateur d'air
WO2012023319A1 (ja) * 2010-08-20 2012-02-23 三洋電機株式会社 浄化ユニットおよび脱臭装置
JP2012042151A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
KR101205771B1 (ko) 2011-01-06 2012-11-28 유버 주식회사 공기정화 기능을 갖는 조명 기구
US8585980B2 (en) 2010-09-07 2013-11-19 Puradigm, Llc Enhanced photo-catalytic cells
US8585979B2 (en) 2010-09-07 2013-11-19 Puradigm, Llc Enhanced photo-catalytic cells
KR102188199B1 (ko) * 2020-09-01 2020-12-08 주식회사 경문이앤씨 공기 살균 장치
CN114569747A (zh) * 2020-11-30 2022-06-03 比亚迪股份有限公司 消毒装置
WO2022153128A2 (en) 2021-01-15 2022-07-21 Holt, Stuart Intense upper air uvc projector combined with a uvc absorbing screen, an assisted convection operating coanda effect & a human presence detection.

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11779677B2 (en) * 2020-09-27 2023-10-10 Trane Air Conditioning Systems (China) Co., Ltd. Photocatalytic oxidation centrifugal fan

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003126227A (ja) * 2001-10-26 2003-05-07 Iwasaki Kankyo Shisetsu Kk 汚染空気の処理装置及びその処理方法
US8303697B2 (en) 2006-10-16 2012-11-06 Akos Advanced Technology Ltd. Air purification apparatus
WO2008046306A1 (fr) * 2006-10-16 2008-04-24 Akos Advanced Technology Ltd. Purificateur d'air
US8038778B2 (en) 2006-10-16 2011-10-18 Akos Advanced Technology Ltd. Air purification apparatus
KR101292491B1 (ko) 2006-10-16 2013-08-27 아코스 어드밴스드 테크놀로지 리미티드 공기 정화 장치
US8211208B2 (en) 2006-10-16 2012-07-03 Akos Advanced Technology Ltd. Air purification apparatus
JP2012042151A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
WO2012023319A1 (ja) * 2010-08-20 2012-02-23 三洋電機株式会社 浄化ユニットおよび脱臭装置
US8585980B2 (en) 2010-09-07 2013-11-19 Puradigm, Llc Enhanced photo-catalytic cells
US8585979B2 (en) 2010-09-07 2013-11-19 Puradigm, Llc Enhanced photo-catalytic cells
US9457122B2 (en) 2010-09-07 2016-10-04 Puradigm, Llc Enhanced photo-catalytic cells
KR101205771B1 (ko) 2011-01-06 2012-11-28 유버 주식회사 공기정화 기능을 갖는 조명 기구
KR102188199B1 (ko) * 2020-09-01 2020-12-08 주식회사 경문이앤씨 공기 살균 장치
KR102295293B1 (ko) * 2020-09-01 2021-08-30 주식회사 경문이앤씨 공기 살균 장치
CN114569747A (zh) * 2020-11-30 2022-06-03 比亚迪股份有限公司 消毒装置
WO2022153128A2 (en) 2021-01-15 2022-07-21 Holt, Stuart Intense upper air uvc projector combined with a uvc absorbing screen, an assisted convection operating coanda effect & a human presence detection.
WO2022153128A3 (en) * 2021-01-15 2022-11-24 Holt, Stuart Uvc projector for ceiling air sterilisation

Also Published As

Publication number Publication date
JP4103262B2 (ja) 2008-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6250155B2 (ja) 光触媒装置及びこれを備える車両用空調装置
JP4103262B2 (ja) 空気清浄装置
JPH0550097B2 (ja)
JP2001009016A (ja) 光触媒清浄ユニットおよび空気清浄機ならびに発光ダイオード
ES2265578T3 (es) Purificacion del aire del habitaculo de un vehiculo por absorcion y fotocatalisis.
JP2015062640A (ja) 光触媒フィルターユニットおよびそれを備えた空気清浄装置
JP2000320855A (ja) 送風機ならびに該送風機を備えた空気調和機および空気清浄機
WO2024007574A1 (zh) 一种家用光催化空气净化器
KR20210105739A (ko) 공기청정기
JP4192668B2 (ja) 車両用室内照明装置
JP2000107276A (ja) 空気浄化装置
JPH11226357A (ja) 空気浄化器
JP3159067B2 (ja) 空気清浄装置
JP2000279494A (ja) 空気清浄装置および光触媒用蛍光ランプ
JP2000126279A (ja) 脱臭装置
JPH11339521A (ja) 照明装置
JPH11157332A (ja) 自動車用空気浄化装置
JP2006007806A (ja) 自動車用空気清浄器
JP4323142B2 (ja) 空気清浄装置
JPH09161537A (ja) 空気清浄装置
JP3708317B2 (ja) 光触媒式空気清浄器
JP2000167035A (ja) 空気清浄装置
JP3688869B2 (ja) 冷蔵庫内浄化装置
JPH062736Y2 (ja) 空気浄化装置
JP4331918B2 (ja) 光触媒光源ランプ及び光触媒光源装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080304

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110404

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees