JP2015062640A - 光触媒フィルターユニットおよびそれを備えた空気清浄装置 - Google Patents

光触媒フィルターユニットおよびそれを備えた空気清浄装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015062640A
JP2015062640A JP2013199753A JP2013199753A JP2015062640A JP 2015062640 A JP2015062640 A JP 2015062640A JP 2013199753 A JP2013199753 A JP 2013199753A JP 2013199753 A JP2013199753 A JP 2013199753A JP 2015062640 A JP2015062640 A JP 2015062640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
filter unit
photocatalyst
photocatalytic filter
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013199753A
Other languages
English (en)
Inventor
公一 田端
Koichi Tabata
公一 田端
威 張
Wei Zhang
威 張
浩文 神田
Hirofumi Kanda
浩文 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2013199753A priority Critical patent/JP2015062640A/ja
Publication of JP2015062640A publication Critical patent/JP2015062640A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】光触媒に対し効率よく光を照射することのできる光触媒フィルターユニットおよびそれを備えた空気清浄装置を提供する。
【解決手段】光触媒フィルターユニット(2)は、光触媒フィルター部(21)と、光触媒フィルター部(21)の光触媒に光を照射する光源(22a)を備えた光源部と、反射部材(23)とを備える。反射部材(23)は、光触媒フィルター部(21)と光源部とによって形成される空間の周囲に設けられ、光源(22a)から出射された光を光触媒フィルター部(21)へ反射させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、光触媒フィルターユニットおよびそれを備えた空気清浄装置に関する。
光触媒反応を利用して空気清浄機能を発揮する光触媒式の空気清浄装置が従来から知られている。光触媒式の空気清浄装置は、内部に取り込まれた空気の流路中に設けられた光触媒に対し、光源の光を照射することによって、空気中の有害物質を分解する。光触媒反応を利用した空気清浄機能は、光触媒に照射される光の量に大きく左右される。したがって、光触媒に対していかに効率よく光を照射するかが、光触媒式の空気清浄装置には非常に重要となる。
例えば、特許文献1、2には、光触媒式の空気清浄装置が開示されている。
具体的には、特許文献1には、光触媒に対し効率よく光を照射する空気清浄装置の一例として、車載型の空気清浄装置が開示されている。特許文献1に記載の空気清浄装置は、汚染空気の流入口および清浄空気の排出口が形成された装置本体を備え、装置本体内部に、光触媒フィルターと光源と反射部材とを搭載している。より詳細には、光触媒フィルターは、装置本体の内壁面に、光触媒が塗布またはコーティングされた触媒面として形成されている。光源は、流入口または排出口の近傍に設けられており、触媒面に対して平行な平行光を出射する。反射部材は、光路中に複数設けられており、光源からの距離が近いほど細く、遠くなるほど太く形成された円柱体として形成されている。反射部材は、光源からの光を平行光として反射するか、または、光源からの光を反射して触媒面に照射する。これにより、流入口から装置本体内に取り込まれた汚染空気が、光触媒反応を利用して浄化され、清浄な空気が排出口から装置本体の外部に放出される。
特許文献1に記載の空気清浄装置は、平行光を出射する光源を採用することにより、光源の使用個数を少なくしつつ、より遠距離まで光を透過させている。しかも、光源からの出射光が反射部材で反射され、効率的に触媒面に照射されるようになっている。
また、特許文献2に記載の空気清浄装置は、空気を取入れる流入口および空気を排出する排出口が形成された筐体を備え、筐体内部に空気が流れるようになっている。筐体の内部には、光触媒フィルターと、光触媒フィルターの流入口側に配置された第1の照射手段と、光触媒フィルターの排出口側に配置された第2の照射手段と、送風機とが搭載されている。これにより、流入口から筐体内部に取り込まれた汚染空気が、光触媒フィルターを通って浄化され、清浄な空気が排出口から筐体外部に排出される。
特許文献2に記載の空気清浄装置では、光触媒フィルターにおける空気の流路の上流側または下流側の一方、あるいは、上流側および下流側の両側に、光源が配設される。すなわち、第1の照射手段および第2の照射手段の少なくとも一方に、光源が配設される。また、特許文献2には、第1の照射手段または第2の照射手段の一方に光源が配設され、他方に上記光源からの光を反射する反射体を設ける空気清浄装置も開示されている。
一方、特許文献3には、光触媒反応を利用して空気清浄能を発揮する照明装置が開示されている。特許文献3に記載の照明装置は、導光板と、導光板の側面に設けられたLED光源部とを備えており、導光板から出射される光線の通過位置に光触媒が配設された構成である。特許文献3の照明装置において、LED光源部は、光触媒を励起し得る波長の光線を照射するように構成されている。
特開2005−199874号公報(2005年 7月28日公開) 特開2008−104739号公報(2008年 5月 8日公開) 特開2013−114875号公報(2013年 6月10日公開)
しかし、光触媒に対しより一層効率よく光を照射することのできる空気清浄装置が望まれている。
具体的には、特許文献1に記載の空気清浄装置は、光源の使用個数を少なくしつつ、触媒面に効率的に光を照射することを課題としている。このため、平行光を出射する光源が採用され、遠距離まで光を透過させている。さらに、反射部材は、光源からの距離が近いほど細く、遠くなるほど太く形成されており、この反射部材で光源の光を反射させて、反射させた光を触媒面に照射している。
このように、特許文献1に記載の空気清浄装置において、触媒面に照射される光のほぼ全てが、反射部材によって反射された光であり、光源から触媒面に直接照射される光ではない。このため、光源と反射部材との相対的な位置関係にずれが生じると、触媒面に照射される光の量が著しく低下すると共に、触媒面に照射されなかった光は無駄になる。さらに、光源から出射した光は、光源から触媒面までの距離が離れるほど、触媒面に到達する間に減衰してしまう。したがって、特許文献1に記載の空気清浄装置は、触媒面への光の照射効率が悪い。
また、特許文献3に記載の照明装置は、LED光源部と光触媒との間に導光板が介在している。このため、LED光源部から導光板の側面に入射し導光板内を伝搬する光のうち導光板の上面から出射した光しか光触媒に照射されない。つまり、導光板の側面から出射される光や導光板内を伝搬し続ける光は、光触媒に照射されない。したがって、特許文献3に記載の照明装置も、光触媒への光の照射効率が悪い。
一方、特許文献2の空気清浄装置は、第1の照射手段と第2の照射手段との間に、光触媒フィルターが配置された構成であるため、光源から光触媒フィルターに直接照射される光が多くなる。このため、特許文献2の空気清浄装置は、特許文献1に記載の空気清浄装置よりも、光触媒フィルターに対し効率よく光を照射することができるものの、照射効率のさらなる改善が望まれている。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、光触媒に対し効率よく光を照射することのできる光触媒フィルターユニットおよびそれを備えた空気清浄装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る光触媒フィルターユニットは、光触媒を有する光触媒フィルター部と、上記光触媒に光を照射する少なくとも1つの光源を備えた光源部と、上記光触媒フィルター部と光源部とによって形成される空間の周囲に設けられ、上記光源から出射された光を上記光触媒フィルター部へ反射させる反射部材とを備えることを特徴としている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る空気清浄装置は、前記光触媒フィルターユニットを備えることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、光触媒に対し効率よく光を照射することのできる光触媒フィルターユニットおよびそれを備えた空気清浄装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る空気清浄装置の構成を示す概略図である。 図1の空気清浄装置が備える光触媒フィルターユニットを示す分解斜視図である。 図2の光触媒フィルターユニットの側面図である。 本発明の実施形態1に係る別の光触媒フィルターユニットの構成を示す側面図である。 本発明の実施形態1に係るさらに別の光触媒フィルターユニットの構成を示す模式図である。 本発明の実施形態2に係る光触媒フィルターユニットの底面図である。 本発明の実施形態3に係る光触媒フィルターユニットの一部を示す断面図である。 本発明の実施形態4に係る光触媒フィルターユニットにおける光源部を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
〔空気清浄装置の構成〕
まず、図1に基づいて、本実施形態に係る空気清浄装置10の構成を説明する。図1は、空気清浄装置10の構成を示す概略図である。同図に示すように、空気清浄装置10は、筐体1、光触媒フィルターユニット2、ファン3、およびプラグ4を備えている。
筐体1には、外部の空気を空気清浄装置10内に取り込む空気吸入口1aと、清浄空気を空気清浄装置10の外部に排出する空気排気口1bとが形成されている。空気清浄装置10では、空気吸入口1aは筐体1の前面に形成され、空気排気口1bは筐体1の上面に形成されている。つまり、空気清浄装置10では、矢印5で示すように空気吸入口1aから取り込まれた空気が、90°方向転換して、矢印6で示すように空気排気口1bから排出される。しかし、空気吸入口1aおよび空気排気口1bの設置位置は、特に限定されるものではない。
光触媒フィルターユニット2は、筐体1内に搭載されている。光触媒フィルターユニット2は、光触媒反応を利用して、空気清浄装置10に取り込まれた空気中に含まれる汚染物質を分解または除去する。これにより、消臭、脱臭、抗菌などの空気清浄効果が発揮される。汚染物質には、例えば、臭気成分および有害成分としては、例えば、タバコに臭い、食品の臭い、体臭、ペット臭、建造物の臭い、塗装の臭い、塗料の臭い、自動車の排気ガスなどが挙げられる。
空気清浄装置10では、光触媒フィルターユニット2が、筐体1に形成された空気吸入口1a内に設置されている。しかし、光触媒フィルターユニット2の設置位置は、これに限定されるものではなく、空気清浄装置10における空気の流路上(空気の通過位置)に設置されていればよい。
ファン3は、筐体1内に搭載されており、空気吸入口1aから空気排気口1bへの気流を発生させる。プラグ4は、例えば家屋に設けられた電源コンセントに接続され、空気清浄装置10の各部に電力を供給する。なお、空気清浄装置10は、図示しない駆動制御部を備えており、この駆動制御部によって、光触媒フィルターユニット2の光源の点灯状態、および、ファン3の運転状態が制御される。
このように、空気清浄装置10は、光触媒フィルターユニット2を備えることにより、空気清浄機能を発揮する。すなわち、図1の矢印5で示すように空気吸入口1aから取り込まれた汚染空気が、光触媒フィルターユニット2を通過することによって浄化され、清浄空気が矢印6で示すように空気排気口1bから排出される。より具体的には、プラグ4が電源コンセントに接続されると、プラグ4を介して、ファン3に電力が供給される。これにより、ファン3が駆動し、空気吸入口1aから空気清浄装置10内部に空気が取り込まれる。取り込まれた空気は、光触媒フィルターユニット2を通過すると、取り込まれた空気中に含まれる汚染物質が分解・除去される。これにより、光触媒フィルターユニット2で浄化された清浄空気(綺麗な空気)が、空気排気口1bから空気清浄装置10の外部に排出される。
なお、「汚染空気」とは、汚染物質(例えば、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエンなど)を含む気体を示す。一方、「清浄空気」とは、そのような汚染物質の濃度が日本工業規格(JIS)以下である気体を示す。
また、空気清浄装置10は、イオン発生部(図示せず)を備える構成であってもよい。例えば、陽イオンおよび陰イオンの少なくとも一方を発生させるイオン発生部が、空気排気口1bの近傍に設置されていてもよい。これにより、イオン発生部により発生した陽イオンまたは陰イオンが、ファン3により生じた気流に乗って、空気排気口1bから外部に放出される。その結果、空気中に浮遊する細菌やウィルスなどの増殖を抑制することができる。特に、イオン発生部により発生させたプラズマクラスターイオン(登録商標)を外部に放出させれば、空気中に浮遊する細菌などが効果的に除去できる。したがって、空気清浄装置10の空気清浄効果がより一層高くなる。
〔光触媒フィルターユニット2の構成〕
次に、図2に基づいて、光触媒フィルターユニット2の構成を説明する。図2は、図1の空気清浄装置10が備える光触媒フィルターユニット2を示す分解斜視図である。
図2に示すように、光触媒フィルターユニット2は、光触媒フィルター部21、光源部22、反射部材23から構成されている。光触媒フィルター部21と光源部22とは互いに対向して配置されており、反射部材23は、光触媒フィルター部21と光源部22とによって形成される空間の周囲に設けられている。反射部材23は、光触媒フィルター部21および光源部22の外縁を包囲している。
光触媒フィルター部21は、光が照射されることにより触媒作用を示す光触媒を有するフィルターである。光触媒は、例えば、光触媒フィルター部21の表面に塗布またはコーティングされている。「光触媒」とは、光エネルギーによって活性化されることによって、強力な酸化作用を示し、汚染物質を分解および除去する物質である。具体的には、光触媒は、紫外線または可視光線などの光が照射されることにより励起され光触媒作用を示す物質である。例えば、光触媒は酸素を活性化、すなわち、活性酸素を発生し、発生した活性酸素は有機物に対し強力な酸化作用を示す。その酸化作用により、脱臭、消臭、有害物質の除去、汚れの分解などの効果が得られる。例えば、光触媒は、光触媒フィルター部21のフィルターに吸着したアルデヒドなどの物質を酸化して分解する。光触媒としては、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化タングステン、およびこれらの物質を2種類以上含む混合物が挙げられる。
なお、光触媒フィルター部21は、フィルターと光触媒とを少なくとも有していればよいが、それ以外に、バインダー、または、有機物などの汚染物質を吸着するための吸着材を有していてもよい。例えば、吸着材にはゼオライトや活性炭、それらの加工物などを使ってもよいし、バインダーには無機バインダーおよび有機バインダーが含まれる。このように、吸着材およびバインダーに汚染物質を吸着させれば、光触媒による酸化作用をより効果的に実現することができる。
光源部22は、光触媒フィルター部21に光を照射する。光源部22は、LED光源22a、光源固定部22b、光源設置側フィルター22cから構成されている。
LED光源22aは、光触媒フィルターユニット2における光源であり、LED(発光ダイオード:light-emitting diode)から構成されている。LED光源22aは、光触媒フィルター部21に光を照射することにより、光触媒を励起する。光触媒フィルターユニット2では、LED光源22aとして可視光を出射する複数のLEDを用いている。例えば、LED光源22aとして、順電圧37V、順電流700mAの青色LEDを複数使用することができる。ただし、LED光源22aは、光触媒を励起することのできる光を照射するものであれば特に限定されるものではない。つまり、光源部22における光源の種類は、LEDに限定されるものではなく、蛍光灯、ブラックライト、光化学ランプ、冷陰極蛍光ランプなどであってもよい。
光源固定部22bは、LED光源22aを光源設置側フィルター22cに固定する。光触媒フィルターユニット2では、光源固定部22bは、光源設置側フィルター22c上に格子状に設けられており、LED光源22aは、格子状の光源固定部22bの各交点に設けられている。光源固定部22bは、光触媒からの影響を受けないように、無機材料からなることが好ましい。例えば、光源固定部22bは、セラミック、アルミ合金などから構成されていることが好ましい。
光源設置側フィルター22cは、光触媒フィルター部21では分解または除去できない物質に対するフィルターである。光源設置側フィルター22cは、例えば、集塵対応のHEPA(High Efficiency Particulate)フィルターを適用することができる。
反射部材23は、LED光源22aから出射された光を光触媒フィルター部21へ反射させる。反射部材23は、光触媒フィルター部21と光源部22との間に設けられた枠状体である。すなわち、反射部材23は、光触媒フィルター部21と光源部22とによって形成される空間の周囲に設けられている。
反射部材23は、光触媒フィルター部21と光源部22とによって形成される空間の周囲の少なくとも一部に設けられていればよいが、図2に示すように、上記空間の周囲をすべて包囲するように設けられていることが好ましい。すなわち、図2に示す光触媒フィルターユニット2を組み立てると、光触媒フィルターユニット2は、見かけ上、直方体となる。光触媒フィルター部21および光源設置側フィルター22cが直方体の前面または背面(後面)に相当し、反射部材23が直方体の側面に相当するようになっていることが好ましい。これにより、反射部材23が、LED光源22aと光触媒フィルター部21との距離を一定に保つ。この距離は、特に限定されるものではないが、例えば10cm〜25cmとなるように設定されていることが好ましい。
反射部材23は、LED光源22aから出射される光を反射することのできる材料から形成されていればよい。反射部材23は、例えば、アルミニウムなどの金属や光反射性の樹脂などから形成することができる。
〔光触媒フィルターユニット2の作用〕
次に、図3に基づいて、光触媒フィルターユニット2の作用(実際の光触媒作用)について説明する。図3は、図2の光触媒フィルターユニット2の側面図である。なお、図3では、光源設置側フィルター22cが省略されている。
図3に示すように、LED光源22aからの出射光のうち、光路Laで示される光は、直接、光触媒フィルター部21へ照射される。さらに、光触媒フィルターユニット2は、反射部材23を備えているため、LED光源22aからの出射光のうち、光路Lbで示す光も、反射部材23で反射された後、光触媒フィルター部21へ照射される。光路Lbで示す光は、反射部材23が存在しない場合、外部に漏れる光である。つまり、光路Lbで示す光は、反射部材23が存在しない場合、光触媒の励起には寄与しないため、無駄になる光といえる。
このように、光触媒フィルターユニット2の最大の特徴は、従来は外部に漏れ、無駄になっていた光を、光触媒フィルター部21に反射させる反射部材23を備えることである。これにより、LED光源22aから出射された光(光路Laの光)が直接光触媒フィルター部21に照射されるだけでなく、LED光源22aから出射された後、反射部材23で反射した光(光路Lbの光)も、光触媒フィルター部21に照射される。このため、LED光源22aからの出射される光の利用効率が向上する。従って、光触媒に対し効率よく光を照射することのできる光触媒フィルターユニット2を提供することができる。
特に、光触媒フィルターユニット2では、光源固定部22bに固定されたLED光源22aが、光触媒フィルターユニット2内(光触媒フィルター部21と光源部22との間に形成される空間内)に、設けられている。このため、LED光源22aと光触媒フィルター部21とが対向して配置され、互いに接近している。さらに、光触媒フィルター部21と光源部22とによって形成される空間の周囲が、反射部材23によって包囲されている。このため、LED光源22aから出射される光が減衰することなく、確実に光触媒フィルター部21まで到達させることができるので、光触媒フィルター部21に対して無駄なく光を照射することができる。従って、LED光源22aから光触媒フィルター部21へ、強い光を照射することができる。
〔光触媒フィルターユニット2の変形例〕
次に、図4および図5に基づいて、光触媒フィルターユニット2の異なる形態について説明する。図4は、図2および図3の光触媒フィルターユニット2とは異なる光触媒フィルターユニット2aの構成を示す側面図である。図5は、図2および図3の光触媒フィルターユニット2とは異なる光触媒フィルターユニット2bの構成を示す模式図である。
(変形例1)
図2および図3のように、光触媒フィルターユニット2は、矢印5で示すように空気吸入口1a(図1参照)側、つまり、汚染空気の流れの上流側に、光触媒フィルター部21が配置された構成である。しかし、光触媒フィルター部21の配置状態は、この構成に限定されるものではない。つまり、光触媒フィルターユニット2において、汚染空気が流れる方向および各部の配置状態(設置順序)は、図2および図3の構成に限定されるものではない。
例えば、図4に示す光触媒フィルターユニット2aのように、矢印5で示す汚染空気の流れの上流側に、光源部22が配置された構成であってもよい。言い換えれば、図4に示す光触媒フィルターユニット2aは、図2および図3に示す光触媒フィルターユニット2において、光触媒フィルター部21と光源部22とが逆になった構成であるといえる。なお、図4では、LED光源22aおよび光源固定部22bのみが示されており、光源設置側フィルター22cが省略されている。
図4に示す光触媒フィルターユニット2aは、矢印5で示すように汚染空気が光源部22側(図示しない光源設置側フィルター部22c側)から内部に取り込まれた後、光触媒フィルター部21から排出される構成である。このような構成であっても、光触媒フィルターユニット2aは、光触媒フィルターユニット2と同様の効果を奏する。
(変形例2)
一方、図2および図3のように、光触媒フィルターユニット2は、光触媒フィルター部21および光源設置側フィルター22cの2種類のフィルターを備える構成である。しかし、その他のフィルターを備える構成であってもよい。
例えば、図5に示すように、光触媒フィルターユニット2bは、光触媒フィルターユニット2の構成に加えて、さらに脱臭フィルター部24および集塵フィルター部25を備える構成であってもよい。具体的には、光触媒フィルターユニット2bは、光触媒フィルター部21における矢印5で示す汚染空気の流れの上流側に、脱臭フィルター部24および集塵フィルター部25を備えた積層構造となっている。もちろん、脱臭フィルター部24および集塵フィルター部25の配置状態が逆の構成であってもよい。このような構成であっても、光触媒フィルターユニット2aは、光触媒フィルターユニット2と同様の効果を奏する。さらに、光触媒フィルターユニット2bは、脱臭フィルター部24および集塵フィルター部25を備えているため、光触媒フィルターユニット2よりも、脱臭効果および集塵効果を高めることができる。また、脱臭フィルター部24および集塵フィルター部25以外にも用途に応じた各種フィルターを備えることにより、光触媒フィルター部21では分解または除去できない物質を各種フィルターで捕獲することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図6に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図6は、本発明の実施形態2に係る光触媒フィルターユニット2cの底面図である。なお、図6では、光源部22として、光源固定部22bおよび電極22dのみが示されており、LED光源22aおよび光源設置側フィルター22cが省略されている。また、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
光触媒フィルターユニット2cは、光触媒フィルター部21を始めとして、空気清浄化を目的としたフィルターを備えている。このようなフィルターは、汚れ、老朽化などの理由により、長期的に継続使用すると、濾過機能や分解機能などの各種機能が低下する。このため、通常、光触媒フィルター部21は、定期的に交換することが望ましい。
そこで、図6の光触媒フィルターユニット2cは、LED光源22a(図6には示さず)に電力を供給するための電極22dを備えている。電極22dは、各LED光源22aの光源固定部22bの底面に設けられており、光源固定部22bから露出するように設けられている。この構成により、電極22dを介して、LED光源22aに電力が供給される。これにより、光触媒フィルターユニット2cの交換時に、配線作業をする必要がない。従って、光触媒フィルターユニット2cの交換が容易になる。そのため、より効率のよい光触媒フィルターユニット2cが販売された際や、使用環境の変化に伴い、光触媒フィルターユニット2cを交換する事で、最適な空間を提供できる。すなわち、光触媒フィルターユニット2cは、光源部22から露出した電極22dを備えているため、いちいち専門的な配線を接続しなくても、光源部22への電力供給が可能となる。このため、光触媒フィルターユニット2cの交換が容易である。その結果、光触媒フィルターユニット2cの新製品が販売されても、光触媒フィルターユニット2cの置き換えや、使用者の使用環境を鑑みたチューニング(用途に応じた光触媒フィルター2cの選択)を、使用者が容易に行うことができる。つまり、使用者は、自身が必要とする最適な光触媒フィルターユニット2cを選択して利用することができるため、総じて、使用者は最適な空間(環境)をつくりだすことができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。本発明の実施形態3に係る光触媒フィルターユニット2dの一部を示す断面図であり、光触媒フィルターユニット2dの底部における反射部材23付近を拡大した図である。なお、図7では、光源設置側フィルター22cが省略されている。また、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
LED光源22aから出射される光は、一般的に指向性が高く、光触媒フィルター部21の中央部と外枠部で同じ強さの光を当てることが困難である。
そこで、図7の光触媒フィルターユニット2dでは、反射部材23の内面の反射面を構成する領域が、乱反射面23bとなっている。具体的には、反射部材23は、無機材23aと、無機材23aの表面(反射部材23における内面)に形成された乱反射面23bとから構成されている。乱反射面23bの反射率は、高ければ高いほど好ましい。例えば、乱反射面23bは、銀メッキ(反射率93%)やアルミニウム(反射率70〜75%)から形成されていることが好ましい。なお、乱反射面23bは、このような反射率の高い無機材料(金属など)から形成されていてもよいし、表面加工によって形成されたものであってもよい。
乱反射面23bは、その全体にわたって、凸凹な表面となっている。これにより、光路Lbで示すように、LED光源22aから出射された光が、反射部材23の反射面(乱反射面23b)に到達すると、LED光源22aから出射された光が、乱反射面23bで乱反射する。光触媒フィルターユニット2dは、このような乱反射を利用することにより、LED光源22aの光を、比較的光が照射されにくい光触媒フィルター部21の外縁部にも照射することができる。従って、光触媒フィルター部21を、均一に照射することができる。
一方、LED光源22aは、点灯時に若干の熱を発生する。このため、光触媒フィルターユニット2dにおいて、乱反射面23bの裏面(光触媒フィルターユニット2dの外面)に形成される無機材23aは、熱伝導率の高い材料から構成されていることが好ましい。例えば、無機材23aの熱伝導率は、100[W/m・K]以上であることが好ましく、200[W/m・K]以上であることがより好ましい。具体的には、無機材23aを構成する材料は、銀(428[W/m・K])、銅(403[W/m・K])、またはアルミニウム(236[W/m・K])であることが好ましい。
このような構成により、無機材23aは、乱反射面23bの強度的補強を行うだけでなく、光触媒フィルターユニット2d内部に生じる熱を外部に放熱する効果も発揮する。すなわち、無機材23aは、LED光源22aから発生した熱を、光触媒フィルターユニット2d内部の温度上昇を防ぐ機能を果たす。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について、図8に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図8は、本発明の実施形態4に係る光触媒フィルターユニットにおける光源部22Aを示す図である。なお、図8では、光源設置側フィルター22cが省略されている。また、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
上述のように、LED光源22aの光は、光触媒フィルター部21(図8には示さず)の外縁部に照射されにくい。そこで、本実施形態の光源部22Aでは、光触媒フィルター部21に均一に光を照射するために、LED光源22aの傾き(光出射方向)が調整されて、LED光源22aが光源固定部22bに固定されている。
具体的には、図8に示す例では、光源固定部22bに固定されたLED光源22aは、互いに区別された3つのLED光源22a1、22a2、22a3から構成されている。各LED光源22a1、22a2、22a3の出射方向は異なっている。すなわち、光源固定部22bの中央部に配置されたLED光源22a1の光軸La1は、図中の水平方向に(図示しない光触媒フィルター部21に対して垂直方向に)、設定されている。一方、LED光源22a2、22a3の光軸La2、La3は、LED光源22a1から離れるほど、LED光源22a1の光軸La1に対して、若干外側に傾斜している。
言い換えれば、光源固定部22bの中央部に配置されたLED光源22a1の光軸La1と、LED光源22a2、22a3の各光軸La2、La3とのなす角θ1、θ2が、LED光源22a1から離れるにしたがい、大きくなっている。つまり、図8の例では、LED光源22a1の光軸La1とLED光源22a3の光軸La3とのなす角θ2が、LED光源22a1の光軸La1とLED光源22a2の光軸La2とのなす角θ1よりも大きくなっている。
このように、各LED光源22a1、22a2、22a3の出射方向が設定されていることにより、LED光源22aの光を、比較的光が照射されにくい光触媒フィルター部21の外縁部にも照射することができる。従って、光触媒フィルター部21を、均一に照射することができる。それゆえ、図8に示す構成であれば、同数のLED光源22aを使用した場合、すべてのLED光源22aの光軸が同じ場合よりも、光触媒フィルター部21を、均一に照射することができる。
なお、光源固定部22bは、実施の形態3の無機材23aと同様の材料から形成されていることが好ましい。すなわち、光源固定部22bの熱伝導率は、100[W/m・K]以上であることが好ましく、200[W/m・K]以上であることがより好ましい。具体的には、光源固定部22bを構成する材料は、銀(428[W/m・K])、銅(403[W/m・K])、またはアルミニウム(236[W/m・K])であることが好ましい。これにより、LED光源22aに生じる熱を、光源固定部22bを介して外部に放熱する効果を発揮する。すなわち、光源固定部22bは、LED光源22aから発生した熱によって、光触媒フィルターユニット内部の温度上昇を防ぐ機能を果たす。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る光触媒フィルターユニット(2、2a、2b、2c、2d)は、光触媒を有する光触媒フィルター部(21)と、上記光触媒に光を照射する少なくとも1つの光源(LED光源22a)を備えた光源部(22、22A)と、上記光触媒フィルター部(21)と光源部(22、22A)とによって形成される空間の周囲に設けられ、上記光源(LED光源22a)から出射された光を上記光触媒フィルター部(21)へ反射させる反射部材(23)とを備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、反射部材が、光触媒フィルター部と光源部とによって形成される空間の周囲を包囲している。このため、光源から出射された光が、この空間の周囲に出射されたとしても、その光は外部に漏れることなく、反射部材によって反射され、光触媒フィルター部に照射される。これにより、光源から出射された光が直接光触媒フィルター部に照射されるだけでなく、光源から出射された後、反射部材で反射した光も、光触媒フィルター部に照射される。このため、光源から出射される光の利用効率が向上する。従って、光触媒に対し効率よく光を照射することのできる光触媒フィルターユニットを提供することができる。
本発明の態様2に係る光触媒フィルターユニットは、上記態様1において、上記光源部(22A)は、複数の光源(LED光源22a1、22a2、22a3)を備えており、上記複数の光源(LED光源22a2、22a3)の各光軸(La2、La3)と、上記光源部(22A)の中央部に配置された光源(LED光源22a1)の光軸とのなす角(θ1、θ2)が、上記光源部(22)の中央部から離れるにしたがい、大きくなっている構成(θ2>θ1)であってもよい。
上記の構成によれば、光触媒フィルターユニットに搭載される光源の傾きが、調整されている。これにより、光源の光を、比較的光が照射されにくい光触媒フィルター部の外縁部にも照射することができる。従って、光触媒フィルター部を、均一に照射することができる。
本発明の態様3に係る光触媒フィルターユニット(2c)は、上記態様1または2において、上記光源部(22)は、上記光源(LED光源22a)に電力を供給するための電極(22d)を備えており、上記電極(22d)は、上記光源部(22)から露出して設けられている構成であってもよい。
上記の構成によれば、光源部から露出した電極を介して、光源に電力が供給される。これにより、光触媒フィルターユニットを空気清浄装置に搭載する際に、配線作業をする必要がない。従って、光触媒フィルターユニットの交換が容易になる。
すなわち、上記の構成によれば、光触媒フィルターユニットから電極が露出しているため、光触媒フィルターユニットの交換の際に、光源への電力供給の配線を再度実施する必要のない構成を簡単に実現することができる。
本発明の態様4に係る光触媒フィルターユニットは、上記態様1〜態様3のいずれかにおいて、上記反射部材(23)は、上記光源(LED光源22a)から出射された光を上記光触媒フィルター部(21)へ反射させる反射面が乱反射面(23b)となっていることが好ましい。
上記の構成によれば、反射部材の反射面が、乱反射面となっている。これにより、光源から出射された光が、反射部材の反射面に到達すると、光源から出射された光が、反射面で乱反射する。これにより、光源から出射された光が、比較的光を照射しにくい光触媒フィルター部の外枠部にも照射される。従って、光触媒フィルター部を、均一に照射することができる。
なお、乱反射面は、反射部材の表面に凹凸がある形状としてもよいし、反射率の高い部材で反射部材の表面をメッキしたものであってもよい。
本発明の態様5に係る空気清浄装置(10)は、上記態様1〜態様4のいずれかの光触媒フィルターユニット(2、2a、2b、2c、2d)を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の光触媒フィルターユニットを備えるため、光触媒に対し効率よく光を照射することのできる空気清浄装置を提供することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、優れた空気清浄機能を発揮するため、家庭、会議室、店舗、工場、医療機関、自動車、電車、船舶、航空機などにおいて好適に利用することができる。
1 筐体
1a 空気吸入口
1b 空気排気口
2 光触媒フィルターユニット
2a 光触媒フィルターユニット
2b 光触媒フィルターユニット
2c 光触媒フィルターユニット
2d 光触媒フィルターユニット
3 ファン
4 プラグ
10 空気清浄装置
21 光触媒フィルター部
22 光源部
22A 光源部
22a LED光源(光源)
22a1 LED光源(光源)
22a2 LED光源(光源)
22a3 LED光源(光源)
22b 光源固定部
22c 光源設置側フィルター
22d 電極
23 反射部材
23a 無機材
23b 乱反射面
La1 光軸
La2 光軸
La3 光軸

Claims (5)

  1. 光触媒を有する光触媒フィルター部と、
    上記光触媒に光を照射する少なくとも1つの光源を備えた光源部と、
    上記光触媒フィルター部と光源部とによって形成される空間の周囲に設けられ、上記光源から出射された光を上記光触媒フィルター部へ反射させる反射部材とを備えることを特徴とする光触媒フィルターユニット。
  2. 上記光源部は、複数の光源を備えており、
    上記複数の光源の各光軸と、上記光源部の中央部に配置された光源の光軸とのなす角が、上記光源部の中央部から離れるにしたがい、大きくなっていることを特徴とする請求項1に記載の光触媒フィルターユニット。
  3. 上記光源部は、上記光源に電力を供給するための電極を備えており、
    上記電極は、上記光源部から露出して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の光触媒フィルターユニット。
  4. 上記反射部材は、上記光源から出射された光を上記光触媒フィルター部へ反射させる反射面が乱反射面となっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光触媒フィルターユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の光触媒フィルターユニットを備えることを特徴とする空気清浄装置。
JP2013199753A 2013-09-26 2013-09-26 光触媒フィルターユニットおよびそれを備えた空気清浄装置 Pending JP2015062640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013199753A JP2015062640A (ja) 2013-09-26 2013-09-26 光触媒フィルターユニットおよびそれを備えた空気清浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013199753A JP2015062640A (ja) 2013-09-26 2013-09-26 光触媒フィルターユニットおよびそれを備えた空気清浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015062640A true JP2015062640A (ja) 2015-04-09

Family

ID=52831106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013199753A Pending JP2015062640A (ja) 2013-09-26 2013-09-26 光触媒フィルターユニットおよびそれを備えた空気清浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015062640A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018043854A1 (ko) * 2016-09-02 2018-03-08 (주)엘지하우시스 공기 정화 모듈 및 이의 제조방법
JP2020065848A (ja) * 2018-10-26 2020-04-30 進展工業株式会社 殺菌装置
US10722605B2 (en) 2016-10-19 2020-07-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Photocatalyst filter and air conditioner including the same
JP2021511161A (ja) * 2018-01-26 2021-05-06 ソウル バイオシス カンパニー リミテッドSeoul Viosys Co.,Ltd. 流体処理装置
CN114251906A (zh) * 2020-09-25 2022-03-29 青岛海尔电冰箱有限公司 空气净化模块及冰箱
WO2022168589A1 (ja) * 2021-02-03 2022-08-11 株式会社デンソー 空気清浄装置
KR20230061624A (ko) * 2021-10-28 2023-05-09 한국철도기술연구원 광촉매 기반의 다중이용시설 공기여과장치

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018043854A1 (ko) * 2016-09-02 2018-03-08 (주)엘지하우시스 공기 정화 모듈 및 이의 제조방법
US10722605B2 (en) 2016-10-19 2020-07-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Photocatalyst filter and air conditioner including the same
US11701446B2 (en) 2016-10-19 2023-07-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Photocatalyst filter and air conditioner including the same
JP2021511161A (ja) * 2018-01-26 2021-05-06 ソウル バイオシス カンパニー リミテッドSeoul Viosys Co.,Ltd. 流体処理装置
US11788746B2 (en) 2018-01-26 2023-10-17 Seoul Viosys Co., Ltd. Fluid treatment device
JP7433234B2 (ja) 2018-01-26 2024-02-19 ソウル バイオシス カンパニー リミテッド 流体処理装置
JP2020065848A (ja) * 2018-10-26 2020-04-30 進展工業株式会社 殺菌装置
CN114251906A (zh) * 2020-09-25 2022-03-29 青岛海尔电冰箱有限公司 空气净化模块及冰箱
WO2022168589A1 (ja) * 2021-02-03 2022-08-11 株式会社デンソー 空気清浄装置
KR20230061624A (ko) * 2021-10-28 2023-05-09 한국철도기술연구원 광촉매 기반의 다중이용시설 공기여과장치
KR102619474B1 (ko) 2021-10-28 2024-01-03 한국철도기술연구원 광촉매 기반의 다중이용시설 공기여과장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015062640A (ja) 光触媒フィルターユニットおよびそれを備えた空気清浄装置
US11690930B2 (en) Photocatalytic device
JP6730272B2 (ja) Uv led及び光触媒フィルターを使用した小型空気清浄器
US9457120B2 (en) Air purifier
KR102464128B1 (ko) 광전기화학적 공기 정화를 위한 시스템 및 방법
KR101205771B1 (ko) 공기정화 기능을 갖는 조명 기구
JP2008104739A (ja) 空気浄化装置
JP2013180178A (ja) 空気浄化装置及び空気浄化システム
KR101442155B1 (ko) 광섬유 필터를 이용한 공기청정기
US20050063881A1 (en) Air purifier including a photocatalyst
JP2013169502A (ja) 光触媒装置
JP2013162819A (ja) 光触媒装置
JPH11226357A (ja) 空気浄化器
EP3291844B1 (en) Active photocatalytic oxidation
JP3159067B2 (ja) 空気清浄装置
WO2016175274A1 (ja) 光触媒モジュール、それを備える冷蔵庫
TWM528206U (zh) 光觸媒濾淨裝置
JP6637090B2 (ja) 空気清浄モジュール
JP7315140B2 (ja) 光触媒ユニット
JP2005334162A (ja) 紫外線照射ユニットと、それを備えた空調装置
WO2007123019A1 (ja) 脱臭ユニット
JP2005198846A (ja) 光触媒による空気洗浄方法及び装置
KR200376078Y1 (ko) 광촉매 공기정화기
JP2005304979A (ja) 光触媒による空気洗浄方法及び装置
JP2021145871A (ja) 光触媒装置