JP2000126279A - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置

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JP2000126279A
JP2000126279A JP10308040A JP30804098A JP2000126279A JP 2000126279 A JP2000126279 A JP 2000126279A JP 10308040 A JP10308040 A JP 10308040A JP 30804098 A JP30804098 A JP 30804098A JP 2000126279 A JP2000126279 A JP 2000126279A
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deodorizing
photocatalyst
excitation source
excitation
deodorizing member
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JP10308040A
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English (en)
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Nobumasa Egashira
信正 江頭
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸着材と光触媒と励起源を組み合わせた脱臭
装置、もしくは前記構成において反射鏡を付加した組み
合わせの脱臭装置の高性能化(初期性能を長期間に亘り
維持する)。 【解決手段】 光触媒を成分とする脱臭部材と、該脱臭
部材の光触媒に励起光を照射する励起源と、臭気分子を
含む空気を前記脱臭部材に接触させるための空気流をつ
くる送風機を設けて、臭気を除去する脱臭装置であっ
て、前記空気流を利用して前記励起源を前記脱臭部材の
表面に沿って変位させるように構成したので、励起光が
脱臭部材の全ての部分に一様に照射されて、再賦活され
ない部分がなくなり長期間に亘って初期の脱臭性能を維
持する事が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、脱臭装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば特許第2574840号公
報に示された従来の脱臭装置を示す斜視図である。ま
た、図10は従来の脱臭装置の脱臭フィルタ付近の構成
を示す斜視図、図11は、図10に示した脱臭フィルタ
の部分拡大図である。図9〜図11において、1は脱臭
装置、2は脱臭装置の吸い込み口、3はこの装置の通風
路である。この通風路3内に、光触媒を励起する励起源
4、脱臭部材5、空気流をつくる送風機6が設けられて
いる。脱臭部材5は、図10に示すように臭気成分を吸
着する吸着材7を主成分とし、吸着効率を大きくする為
表面積を大きくする必要があり、ハニカム状に形成され
ている。8はハニカム状に形成された脱臭部材5の内
孔、9は吸着材7の表面に付着若しくは吸着材7に混練
された光触媒で、励起源4により励起される。10は吸
着材7の母材である活性炭であり、10a,10b,1
0cはそれぞれ活性炭10が有す数十オングストローム
の細孔である。11は光触媒の微粒子であり、接着剤等
を介して活性炭10の表面に多数付着されている。この
微粒子は活性炭の細孔をふさがないように十分な大きさ
を持つものを選択する。12は脱臭部材5をバンドで固
定した脱臭フィルタである。
【0003】次に従来の脱臭装置の光触媒の作用につい
て説明する。光触媒9となる金属酸化物の粒子は半導体
であり、図12のGに示すようなバンドギャップを有し
ている。Eは価電子帯であり、Dは伝導帯を示してい
る。この半導体に紫外線を照射させると価電子帯Eにあ
る電子e-が紫外線のエネルギーを得て伝導帯Dに飛び
上がり、電子e-が飛び出た正孔h+が価電子帯Eにでき
る。即ち、光触媒は光エネルギーを化学的エネルギーに
変換する物質であり、バンドギャップ以上のエネルギー
を与えると価電子帯にある電子が伝導帯に飛揚して2極
分化した状態になり、伝導帯の電子や価電子帯に生じた
正孔が化学的反応を誘引することになる。この状態が光
触媒の励起状態である。この励起状態における半導体即
ち光触媒の表面からOHラジカルが発生する。 正孔(h+)+表面水酸基(OH-)または水分子(H2
O)→OHラジカル
【0004】このOHラジカルは非常に酸化力が強く、
吸着材にファンデスワールス力により吸着されている臭
気成分で特に悪臭成分として知られているメチルメルカ
プタン(CH3SH)の酸化分解を例に取ると、次式の
化学反応によって酸化分解が起こり悪臭がなくなる。 CH3SH+OHラジカル→CH3S+H2O 他の悪臭成分もOHラジカルの酸化力によって酸化分解
し吸着材7に集めた臭気を脱臭することができる。ま
た、CH3Sは中間生成物であり繰り返し酸化されやが
て炭酸ガスや水などの無臭分子にまで酸化され悪臭は消
失する。尚、このような金属酸化物としては酸化チタン
(TiO2)、チタン酸ストロンチウム(SrTi
3)、ニオブ酸カリウム(K4NbO17)等が知られて
いる。
【0005】次に従来の脱臭装置の動作について説明す
る。臭気分子を含む空気は脱臭装置の吸い込み口2より
取り込まれ、脱臭装置内の通風路3内に固定設置された
励起源4の脇を通り抜け、脱臭部材5を通過する。通過
の際、臭気分子はハニカム状の内孔8を構成する隔壁と
接触しながら、隔壁に付着若しくは練り込まれた活性炭
10に吸着され、脱臭が行われる。この吸着はファンデ
スワールス力と呼ばれる弱い分子結合によるもので、吸
着された臭気分子は空気中の臭気濃度に対応した吸着・
脱離状態へと移行する。
【0006】即ち、臭気分子は吸着材表面で吸着・脱離
を繰り返しており、汚染空気を取り込んでいる状態では
吸着が優位となるのに対し、清浄空気を取り込んでいる
状態では逆に脱離が優位となる。この脱離が優位になっ
た時、臭気分子は隔壁に付着若しくは練り込まれた活性
炭10から脱離し、活性炭10が有する数十オングスト
ロームの細孔10a,10b,10cを通り、微粒子と
して吸着材7に付着あるいは混練された光触媒9近傍に
達する。ここで励起源4は、脱臭部材5を常時もしくは
間欠的に照射しており、光触媒9近傍に達した臭気分子
は、光触媒9に紫外線を照射させて生成したOHラジカ
ルにより酸化分解される。よって、脱離した臭気分子は
次第に酸化分解されてなくなっていき、吸着材7自体も
再賦活される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の脱臭装置は以上
のように構成されており、次のような課題を有してい
た。励起源4でハニカム状の内孔8を有する脱臭部材5
を照射した場合は、照射範囲は、脱臭部材5の表面付近
に限られることになる。このため、励起源4に対向した
表面付近を除いては、照射されず励起光が達しないこと
になる。即ち、脱臭部材5のハニカム状の内孔8の内部
の大部分は、紫外線が達せず、再賦活されない。したが
って光触媒9が作用して再賦活される領域は脱臭部材5
の励起源4に対向した表面付近のごく一部分だけにな
り、残りの大部分の領域は再賦活されないことになる。
特に、光触媒9が吸着材7に混練されている場合に、こ
の傾向が著しい。このため、脱臭部材5の部分的な脱臭
性能の低下で、脱臭部材5全体の脱臭性能も低下してし
まうため、脱臭フィルタ12の交換や廃棄が頻繁に行わ
れる傾向があり、この点に対処しなければならないとい
う課題があった。
【0008】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、再賦活しない領域を無くすことによ
り長期間にわたって脱臭性能の低下を防止し、高性能で
しかも経済的な脱臭装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、光触媒を成分
とする脱臭部材と、該脱臭部材の光触媒に励起光を照射
する励起源とを設けて、臭気を除去する脱臭装置であっ
て、前記励起源を前記脱臭部材の表面に沿って変位させ
るように構成したものである。
【0010】また、本発明は、光触媒を成分とする脱臭
部材と、該脱臭部材の光触媒に励起光を照射する励起源
と、臭気分子を含む空気を前記脱臭部材に接触させるた
めの空気流をつくる送風機を設けて、臭気を除去する脱
臭装置であって、前記空気流を利用して前記励起源を前
記脱臭部材の表面に沿って変位させるように構成したも
のである。
【0011】また、本発明は、上記の発明に係わる脱臭
装置であって、前記励起源は棒状の紫外線ランプからな
り、前記脱臭部材の表面に平行に配置したものである。
【0012】また、本発明は、上記の発明に係わる脱臭
装置であって、前記紫外線ランプを通風方向と直交する
回転軸の回りに回転可能とし、前記紫外線ランプの回転
によりできる円弧状の軌跡と近接させて前記脱臭部材を
配置したものである。
【0013】また、本発明は、上記の発明に係わる脱臭
装置であって、前記紫外線ランプを通風方向と平行する
回転軸を中心として回転可能に設け、前記紫外線ランプ
に対向して近接するように前記脱臭部材を配置したもの
である。
【0014】本発明は、光触媒を成分とする脱臭部材
と、該脱臭部材の光触媒に励起光を照射する励起源と、
該励起源からの励起光を前記脱臭部材に反射する反射部
材を設けて、臭気を除去する脱臭装置において、前記反
射部材は前記脱臭部材の表面に対して垂直に反射光を入
射するよう配置したものである。
【0015】また、本発明は、光触媒を成分とする脱臭
部材と、該脱臭部材の光触媒に励起光を照射する励起源
と、臭気成分を含む空気を前記脱臭部材に接触させるた
めの空気流をつくる送風機とを設けて、臭気を除去する
脱臭装置であって、前記励起源に前記脱臭部材に向けて
励起光を反射する反射部材を設け、前記空気流を利用し
て前記反射部材を回転自由とするように構成し、また、
前記脱臭部材の表面に対して垂直に反射部材の反射光を
入射するように構成したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1に係わる脱臭装置の本体の縦断面図、図2は
図1の一部を示す斜視図である。図1と図2において、
1は脱臭装置、2は脱臭装置の吸い込み口、3はこの装
置の通風路である。この通風路3内に、棒状の紫外線ラ
ンプである励起源4a,4b、脱臭部材5a,5b、空
気流をつくる送風機6が設けられている。脱臭部材5
a,5bは、円弧状に加工され、従来例の図10に示す
ように臭気成分を吸着する吸着材7を主成分とし、ハニ
カム状に形成されている。ハニカム状に形成された脱臭
部材5a,5bの内孔8、光触媒9、活性炭10、光触
媒の微粒子11は図示されていないが、従来例と同じ符
号を付けて説明する。13は、通風路3と直交する方向
に取り付けられた回転軸、14は励起源4a,4bを保
持するホルダーで、回転軸13の回りに回転自由となる
よう取り付けられている。ここで、励起源4a,4bは
電源と電気的に接続され、光エネルギーを出力する。
【0017】次に図1により実施の形態1の動作を説明
する。臭気分子を含む空気は、送風機6により循環され
るので、脱臭装置1の吸込み口2から取り込まれ、その
後、通風路3に設けられた吸い込み口2側の脱臭部材5
aを通過し、2個の励起源4a,4bを保持した回転自
由なホルダー14の脇を通り抜け、2番目の脱臭部材5
bを通過する。ここで、臭気分子は、脱臭部材5a,5
bを通過する際に、ハニカム状に形成された脱臭部材5
a,5bの内孔8を構成する隔壁と接触しながら、隔壁
に付着若しくは練り込まれた活性炭10に、その大部分
もしくは全てが吸着される。ここで吸着材7の母材は活
性炭10の他にゼオライト(モレキュラシーブ)、シリ
カゲル、活性アルミナ等が挙げられる。
【0018】ホルダー14は、専用の動力源を用いて回
転させることもできるが、専用の動力源無しでも回転可
能である。即ち、回転軸13を中心に励起源の4a側と
4b側の風の当たる面積に差があれば風圧差が生じ、回
転力Aが発生し、ホルダー14は回転する。この回転は
通過する風を受け続けることにより継続する。また、回
転軸13を中心に回転する励起源4a(もしくは4b)
が描く円弧と脱臭部材5a(もしくは5b)の円弧内径
はほぼ一致するように設定されている。このため励起源
4a,4bはそれぞれ脱臭部材5a,5bに近接し、こ
の最も接近した部位である励起源4a,4bに対向した
部分に最も強い励起光を照射するため、励起源4a,4
bの真向かいの位置にある光触媒の微粒子11は、完全
に再賦活される。
【0019】ここで、励起源4a,4bは回転軸13を
中心として、回転し続けるため、最も強く励起光を受け
る部位も順に移動し、一回転で元の部位を照射する。従
って、励起光が脱臭部材5a,5bのすべての部分に一
様に照射され、再賦活されない部分がなくなる。また、
専用の動力源無しの場合でも、風速が一定であれば、ホ
ルダー14の回転速度も一定であるため、全ての脱臭部
材5a,5bに照射される励起光も均一化される。脱臭
部材5a,5bには、吸着材7とともに光触媒9が付着
もしくは練り込まれており、ここに励起光が照射されて
OHラジカルが生成し、光触媒9近傍の臭気分子を酸化
分解することは従来例で述べた通りである。
【0020】このように本発明ではホルダー14が回転
軸13の回りを回転することにより励起源4a,4bが
回転するので、励起光の被照射領域が光触媒9と吸着材
7とからなる脱臭部材5a,5bの再賦活が有効な範囲
内で変位することになる。このため、励起光が脱臭材7
の全ての部位に一様に照射されて、再賦活されない部分
がなくなり、長期にわたって初期の脱臭性能を維持する
ことができる。また、臭気分子の分解速度は照度、即
ち、単位面積、単位時間当たりの光子(フォトン)の数
に比例する。光源から照射面に向かう方向の光度をI、
光源から被照射面までの距離をr、この面の法線が光の
方向に対してなす角をθとすると、照度Jは次式で表さ
れる。 J=Icosθ/r2 従って、照度は励起源からの距離の2乗に反比例し、被
照射面法線と照射する光の方向とのなす角の余弦に比例
する。本構成のように近接・対向させた場合は、従来例
と比べると、照度の点で1〜2桁以上大きくなる。この
ため、臭気分子の分解速度が速くなり、再賦活までの時
間も短縮される。
【0021】また、光触媒9が吸着材7に混練されてい
る場合でも、励起源4a,4bを脱臭部材5a,5bに
近接・対向させたので、ハニカム状の内孔8の内部にも
励起光が達し、再賦活される。したがって光触媒9が作
用して再賦活される領域は脱臭部材5a,5bの励起源
4a,4bに対向した表面のみではなく、脱臭部材5
a,5bの内部領域も再賦活される。
【0022】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2に係わる脱臭装置を示す縦断面図である。図4は、図
3の一部を表す斜視図である。図3において、1は脱臭
装置、2は脱臭装置の吸い込み口、3はこの装置の通風
路である。この通風路3内に、棒状の紫外線ランプであ
る励起源4、脱臭部材を含む脱臭部材5、空気流をつく
る送風機6が設けられている。脱臭部材5は、臭気成分
を吸着する吸着材7を主成分とし、ハニカム状に形成さ
れている。ハニカム状に形成された脱臭部材5の内孔
8、光触媒9、活性炭10、光触媒の微粒子11は図示
されていないが、従来例と同じ符号を付けて説明する。
15は通風路3の中心を通り、通風路3と平行方向に取
り付けられた回転軸、16はプロペラで、ここに励起源
4が固定されている。プロペラ16は、回転軸15を中
心に回転自由となるよう設けられ、脱臭部材5と対向す
る形で、近接設置されている。ここで、励起源4は電源
と電気的に接続され、光エネルギーを出力する。
【0023】次に図3により実施の形態2の動作を説明
する。臭気分子を含む空気は、送風機6により循環され
るので、脱臭装置1の吸込み口2から取り込まれ、その
後、通風路3に設置されたプロペラ16に衝突、また
は、通り抜ける。その後、脱臭部材5を通過する。臭気
分子は、脱臭部材5を通過する際に、ハニカム状に形成
された吸着材7内の孔8を構成する隔壁と接触しなが
ら、隔壁に付着若しくは練り込まれた活性炭10に吸着
され、脱臭が行われ、その大部分もしくは全てが吸着さ
れる。ここで吸着材7の母材は活性炭10の他にゼオラ
イト(モレキュラシーブ)、シリカゲル、活性アルミナ
等が挙げられる。
【0024】ここで、励起源4は電源と電気的に接続さ
れているため、常時もしくは間欠的に点灯し、励起源4
に近接する脱臭部材5の部位を照射する。この近接した
部位に励起光を照射するため、励起源4の真向かいの位
置にある光触媒の微粒子11は、完全に再賦活される。
また、プロペラ16は、専用の動力源を用いて回転させ
ることもできるが、専用の動力源無しでも回転可能であ
る。即ち、プロペラ16は、その羽根部分に衝突する臭
気分子を含む空気の力によって回転力Aを与えられ、回
転する。この被照射部位はプロペラの回転に伴って順に
移動し、一回転で元の位置に戻る。従って、励起光が脱
臭部材5全面に一様に照射され、再賦活されない部分が
なくなる。
【0025】風速が一定であればプロペラ16の回転速
度も一定になるため、励起光は脱臭部材5全面に均一に
照射され、なお臭気分子が脱臭部材5を通過する際に吸
着されること、及び吸着された臭気分子が光触媒9の活
性により生成したOHラジカルにより酸化分解されるこ
とは、従来例で説明したとおりである。このように、専
用の動力源がなくても、プロペラ16、及びこれに固定
された励起源4が、プロペラ16の羽根部分に衝突する
臭気分子を含む空気の力によって回転するため、励起光
の照射領域が脱臭部材5の光触媒9が再賦活される範囲
内で変位し続けることになる。このため、プロペラ16
が1回転すると、励起光が吸着材7の全ての部分に一様
に照射され、再賦活されない部分がなくなり長期にわた
って初期の脱臭性能を維持することができる。
【0026】また、光触媒9が吸着材7に混練されてい
る場合でも、励起源4を脱臭部材5に近接・対向させた
ので、ハニカム状の内孔8の内部にも励起光が達し、再
賦活される。したがって光触媒9が作用して再賦活され
る領域は脱臭部材5の励起源4に対向した表面のみでは
なく、脱臭部材5の内部領域も再賦活される。
【0027】なお、励起光をより効率的に照射するため
に、励起源4に、図4に示すような湾曲した形状の反射
板17を設けても良い。プロペラ16、及びこれに固定
された励起源4が回転するため、励起光は励起源4の対
向部分だけを強く照射すれば、脱臭部材5のすべての部
分に照射するため、この反射板17は励起源4の対向部
分のみを照射するように設定すればよい。この場合、励
起源4からの励起光は効率よく脱臭部材5に照射され、
再賦活までの時間をなお一層短縮することが出来る。ま
た、この場合、反射板17は風の流れを妨げず、励起源
4を覆うコンパクトな形状で十分で、励起源に対する汚
れ防止の役目も同時に果たす。
【0028】実施の形態3.図5は本発明に係わる脱臭
装置の実施の形態3の縦断面図、図6は図5の一部を示
す斜視図である。図5と図6において、1は脱臭装置、
2は脱臭装置の吸い込み口、3はこの装置の通風路であ
る。この通風路3内に、棒状の紫外線ランプである励起
源4、脱臭部材5a,5b、空気流をつくる送風機6が
設けられている。脱臭部材5a,5bは、臭気成分を吸
着する吸着材7を主成分とし、ハニカム状に形成されて
いる。ハニカム状に形成された脱臭部材5a,5bの内
孔8、光触媒9、活性炭10、光触媒の微粒子11は図
示されていないが、従来例と同じ符号を付けて説明す
る。18は通風路2と直交する方向に取り付けられた回
転軸、20a,20bは励起源4からの励起光を脱臭部
材5a,5bに向け反射させる2つの放物面を有する反
射鏡、19は反射鏡20a,20bを保持するホルダー
で脱臭装置1に固定されている。ここで、励起源4は電
源と電気的に接続され、光エネルギーを出力する。ま
た、放物面の焦点に励起源4である点光源を置き、励起
光を発すと、励起光は反射部24の放物面で反射され、
平行光になることを考えると、反射鏡20a,20bは
励起源を放物面の焦点とする放物面の一部を形成するよ
う構成されていることが望ましい。
【0029】次に図5に実施の形態3の動作を説明す
る。臭気分子を含む空気は、送風機6により循環される
ので、脱臭装置1の吸込み口2から取り込まれ、その
後、通風路3に設けられた吸い込み口2側の脱臭部材5
aを通過し、励起源4の回りを回動自由な反射鏡20
a,20bに衝突し、またはその脇を通り抜け、2番目
の脱臭部材5bを通過する。臭気分子は、脱臭部材5
a,5bを通過する際に、ハニカム状に形成された脱臭
部材5a,5bの内孔8を構成する隔壁と接触しなが
ら、吸着材7の隔壁に付着若しくは練り込まれた活性炭
10に吸着され、脱臭が行われ、その大部分もしくは全
てが吸着される。ここで吸着材7の母材は活性炭10の
他にゼオライト(モレキュラシーブ)、シリカゲル、活
性アルミナ等が挙げられる。
【0030】脱臭部材5a,5bの中央部は励起源4か
らの直接励起光がほぼ垂直に入射されるが、脱臭部材5
a,5bの周辺部は励起源4からの直接励起光が斜めに
入射される。ここで、反射鏡20a,20bは、中心部
に固定された励起源4からの励起光を反射し、ハニカム
状の内孔8に略平行に励起光が入射するため、脱臭部材
5a,5b全体にほぼ垂直に励起光が入射される。
【0031】光触媒9が吸着材7の隔壁に付着されてい
る場合は、脱臭部材5a,5bにほぼ垂直に励起光が入
射されるので、光触媒の微粒子11は全体的に照射さ
れ、影になる部分が無く効率よく再賦活される。また、
光触媒9が吸着材7に混練されている場合でも、ハニカ
ム状の内孔8に略平行に励起光が入射するので、ハニカ
ム状の内孔8の内部にも励起光が達し、再賦活される。
したがって光触媒9が作用して再賦活される領域は脱臭
部材5a,5bの励起源4に対向した表面のみではな
く、脱臭部材5a,5bの内部領域も再賦活される。こ
のため、励起光が脱臭部材5a,5bの全ての部分に均
一に照射されて、再賦活されない部分がなくなり長期に
わたって初期の脱臭性能を維持することができる。
【0032】また、反射鏡20a,20bは、通過する
空気を受け続けることにより回転軸18を中心に回転す
るようにしてもよい。これにより励起光が反射鏡で反射
され、脱臭部材5a,5bへ照射される部位も順次移動
し、一回転で元の部位を照射する。従って、励起光が脱
臭部材5a,5bの全面に一様に照射され、再賦活され
ない部分がなくなる。
【0033】実施の形態4.図7はこの発明の実施の形
態を示す斜視図である。図7において、1は脱臭装置、
2は脱臭装置の吸い込み口、3はこの装置の通風路であ
る。この通風路3内に、紫外線ランプである励起源4、
脱臭部材を含む脱臭部材5、空気流をつくる送風機6が
設けられている。脱臭部材5は、円弧状に加工され、臭
気成分を吸着する吸着材7を主成分とし、ハニカム状に
形成されている。ハニカム状に形成された脱臭部材5の
内孔8、光触媒9、活性炭10、光触媒の微粒子11は
図示されていないが、従来例と同じ符号を付けて説明す
る。21は通風路3の中心軸と同軸の回転軸、22は通
風路3の中心に設置され、回転軸21を中心に回転自由
となるよう設置されているプロペラで、その中心には励
起源4が固定されている。プロペラ22は、その一部分
もしくは全てが反射板として働くよう形成され、脱臭部
材5と対向する形で近接設置されている。ここで励起源
4は電源と電気的に接続され、光エネルギーを出力す
る。
【0034】次に図7により実施の形態4の動作を説明
する。臭気分子を含む空気は、送風機6により循環され
るので、脱臭装置1の吸込み口2から取り込まれ、励起
源4を中心に固定したプロペラ22に衝突し、または脇
を通り抜ける。その後、脱臭部材5を通過する。臭気分
子は、脱臭部材5を通過する際に、ハニカム状に形成さ
れた脱臭部材5の内孔8を構成する隔壁と接触しなが
ら、隔壁に付着若しくは練り込まれた活性炭10に吸着
され、脱臭が行われ、その大部分もしくは全てが吸着さ
れる。ここで吸着材7の母材は活性炭10の他にゼオラ
イト(モレキュラシーブ)、シリカゲル、活性アルミナ
等が挙げられる。
【0035】プロペラ22の羽根の一部分もしくは全て
は反射板として働き、放物面を描くプロペラ22の羽根
の焦点部分に固定された励起源4からの励起光を反射
し、脱臭部材5に励起光を供給する。また、プロペラ2
2は、専用の動力源を用いて回転させることもできる
が、専用の動力源無しでも回転可能である。即ち、反射
板の役割を担うプロペラ22は、その羽根部分に衝突す
る臭気分子を含む空気の力によって回転力Aを与えられ
回転する。この脱臭部材5の被照射部位はプロペラの回
転に伴って順に移動し、一回転で元の位置に戻る。従っ
て、励起光が脱臭部材5全面に一様に照射され、再賦活
されない部分がなくなる。
【0036】風速が一定であればプロペラ22の回転速
度も一定になるため、励起光は脱臭部材5全面に均一に
照射され、なお臭気分子が脱臭部材5を通過する際に吸
着されること、及び吸着された臭気分子が光触媒9の活
性により生成したOHラジカルにより酸化分解されるこ
とは、従来例で説明したとおりである。このように、専
用の動力源がなくても、プロペラ22、及びこれに固定
された励起源4が、プロペラ22の羽根部分に衝突する
臭気分子を含む空気の力によって回転するため、励起光
の照射領域が脱臭部材5の光触媒9が再賦活される範囲
内で変位し続けることになる。このため、プロペラ22
が1回転すると、励起光が脱臭部材5の全面に一様に照
射され、再賦活されない部分がなくなり長期にわたって
初期の脱臭性能を維持することができる。
【0037】図8は通過風を受けて回転力を得る風切り
部23と、励起光を反射し脱臭部材5に照射する反射部
24をそれぞれ最適な形状に加工し、組合せたプロペラ
22を示している。これは一体成形したものであって
も、それぞれ個別に製作したものを組合わせたものであ
ってもよい。
【0038】ここで、この放物面の焦点に励起源4であ
る点光源を置き、励起光を発すと、励起光は反射部24
の放物面で反射され、平行光になることを考えると、反
射部24は励起源を放物面の焦点とする放物面の一部を
形成するよう構成されていることが望ましい。この場
合、風切り部23が通過風を受け、プロペラ22が回転
し続けることにより、反射部24の包絡面は放物面を形
成し励起源からの光は略平行光として脱臭部材5全面を
照射し、光触媒9が吸着材7の隔壁に付着されている場
合は、脱臭部材5の表面にほぼ垂直に励起光が入射され
るので、光触媒の微粒子11は、影になる部分が無く効
率よく再賦活される。また、光触媒9が吸着材7に混練
されている場合でも、ハニカム状の内孔8の内部にも励
起光が達し、再賦活される。したがって光触媒9が作用
して再賦活される領域は脱臭部材5の励起源4に対向し
た表面のみではなく、脱臭部材5の内部領域も再賦活さ
れる。
【0039】
【発明の効果】以上の発明から明らかなように本発明に
係わる脱臭装置は、光触媒を成分とする脱臭部材と、該
脱臭部材の光触媒に励起光を照射する励起源とを設け
て、臭気を除去する脱臭装置であって、前記励起源を前
記脱臭部材の表面に沿って変位させるように構成したも
のである。この結果、励起源からの励起光が脱臭部材の
全ての部分に一様に照射されて、再賦活されない部分が
なくなり長期間に亘って初期の脱臭性能を維持する事が
出来る。
【0040】また、本発明に係わる脱臭装置は、光触媒
を成分とする脱臭部材と、該脱臭部材の光触媒に励起光
を照射する励起源と、臭気分子を含む空気を前記脱臭部
材に接触させるための空気流をつくる送風機を設けて、
臭気を除去する脱臭装置であって、前記空気流を利用し
て前記励起源を前記脱臭部材の表面に沿って変位させる
ように構成したものである。この結果、励起源を変位さ
せる専用の動力源なしで、励起源からの励起光が脱臭部
材のすべての部分に一様に照射されて、再賦活されない
部分がなくなり長期間に亘って初期の脱臭性能を維持す
る事が出来る。
【0041】また、本発明に係わる脱臭装置は、上記の
発明に係わる脱臭装置であって、前記励起源は棒状の紫
外線ランプからなり、前記脱臭部材の表面に平行に配置
したものである。この結果、励起源からの励起光がより
効率よく脱臭部材の全ての部分に一様に照射されて、再
賦活されない部分がなくなり長期間に亘って初期の脱臭
性能を維持する事が出来る。
【0042】また、本発明に係わる脱臭装置は、上記の
発明に係わる脱臭装置であって、前記紫外線ランプを通
風方向と直交する回転軸の回りに回転可能とし、前記紫
外線ランプの回転によりできる円弧状の軌跡と近接させ
て前記脱臭部材を配置したものである。この結果、励起
源からの励起光がより効率よく脱臭部材の全ての部分に
一様に照射されて、短時間で吸着材を再賦活でき、かつ
再賦活されない部分がなくなり長期間に亘って初期の脱
臭性能を維持する事が出来る。
【0043】また、本発明に係わる脱臭装置は、上記の
発明に係わる脱臭装置であって、前記紫外線ランプを通
風方向と平行する回転軸を中心として回転可能に設け、
前記紫外線ランプに対向して近接するように前記脱臭部
材を配置したものである。この結果、励起源からの励起
光がより効率よく脱臭部材の全ての部分に一様に照射さ
れて、短時間で吸着材を再賦活でき、かつ再賦活されな
い部分がなくなり長期間に亘って初期の脱臭性能を維持
する事が出来る。
【0044】また、本発明に係わる脱臭装置は、光触媒
を成分とする脱臭部材と、該脱臭部材の光触媒に励起光
を照射する励起源と、該励起源からの励起光を前記脱臭
部材に反射する反射部材を設けて、臭気を除去する脱臭
装置において、前記反射部材は前記脱臭部材の表面に対
して垂直に反射光を入射するよう配置したものである。
この結果、励起源からの励起光がより効率よく脱臭部材
の全ての部分に一様に垂直に照射されて、再賦活されな
い部分がなくなり長期間に亘って初期の脱臭性能を維持
する事が出来る。
【0045】また、本発明に係わる脱臭装置は、光触媒
を成分とする脱臭部材と、該脱臭部材の光触媒に励起光
を照射する励起源と、臭気成分を含む空気を前記脱臭部
材に接触させるための空気流をつくる送風機とを設け
て、臭気を除去する脱臭装置であって、前記励起源に前
記脱臭部材に向けて励起光を反射する反射部材を設け、
前記空気流を利用して前記反射部材を回転自由とするよ
うに構成したものである。この結果、励起源を変位させ
る専用の動力源なしで、励起源からの励起光が脱臭部材
の全ての部分に一様に照射されて、再賦活されない部分
がなくなり長期間に亘って初期の脱臭性能を維持する事
が出来る。
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態1の構成を示す縦断面図
である。
【図2】 図1の一部分を示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施形態2の構成を示す縦断面図
である。
【図4】 図3の一部分を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施形態3の構成を示す縦断面図
である。
【図6】 図5の一部分を示す斜視図である。
【図7】 この発明の実施形態4の構成を示す斜視図で
ある。
【図8】 図7の一部分を示す斜視図である。
【図9】 従来の脱臭装置を示す斜視図である。
【図10】 従来の脱臭装置の脱臭フィルタを示す斜視
図である。
【図11】 図10に示した従来の脱臭フィルタの部分
拡大図である。
【図12】 光触媒の作用の原理を示す説明図である。
【符号の説明】
1 脱臭装置、 2 吸い込み口、 3 通風路、
4,4a,4b 励起源、 5,5a,5b 脱臭部
材、 6 送風機、 7 吸着材、 8 脱臭部材の内
孔、 9 光触媒、 10 活性炭、 10a,10
b,10c 活性炭の細孔、 11 光触媒の微粒子、
12 脱臭フィルタ、 13,15,18,21 回
転軸、 14,19 ホルダー、 16,22 プロペ
ラ、 17 反射板、 20a,20b 反射鏡、 2
3 風切り部、 24 反射部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光触媒を成分とする脱臭部材と、該脱臭
    部材の光触媒に励起光を照射する励起源を設けて、臭気
    を除去する脱臭装置において、前記励起源を前記脱臭部
    材の表面に沿って変位させることを特徴とする脱臭装
    置。
  2. 【請求項2】 光触媒を成分とする脱臭部材と、該脱臭
    部材の光触媒に励起光を照射する励起源と、臭気分子を
    含む空気を前記脱臭部材に接触させるための空気流をつ
    くる送風機を設けて、臭気を除去する脱臭装置におい
    て、前記空気流を利用して前記励起源を前記脱臭部材の
    表面に沿って変位させることを特徴とする脱臭装置。
  3. 【請求項3】 前記励起源は棒状の紫外線ランプからな
    り、前記脱臭部材の表面に平行に配置されたことを特徴
    とする請求項1または2記載の脱臭装置。
  4. 【請求項4】 前記紫外線ランプを通風方向と直交する
    回転軸の回りに回転可能とし、前記紫外線ランプの回転
    によりできる円弧状の軌跡と近接させて前記脱臭部材を
    配置したことを特徴とする請求項3記載の脱臭装置。
  5. 【請求項5】 前記紫外線ランプを通風方向と平行する
    回転軸を中心として回転可能に設け、前記紫外線ランプ
    に対向して近接するように前記脱臭部材を配置したこと
    を特徴とする請求項3記載の脱臭装置。
  6. 【請求項6】 光触媒を成分とする脱臭部材と、該脱臭
    部材の光触媒に励起光を照射する励起源と、該励起源か
    らの励起光を前記脱臭部材に反射する反射部材を設け
    て、臭気を除去する脱臭装置において、前記反射部材は
    前記脱臭部材の表面に対して垂直に反射光を入射するよ
    う配置したことを特徴とする脱臭装置。
  7. 【請求項7】 光触媒を成分とする脱臭部材と、該脱臭
    部材の光触媒に励起光を照射する励起源と、臭気成分を
    含む空気を前記脱臭部材に接触させるための空気流をつ
    くる送風機を設けて、臭気を除去する脱臭装置におい
    て、前記励起源に前記脱臭部材に向けて励起光を反射す
    る反射部材を設け、前記空気流を利用して前記反射部材
    を回転自由としたことを特徴とする脱臭装置。
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