JP3422397B2 - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明機能を有する空
気清浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、照明装置に空気清浄装置を付設し
たものが提案され、普及し始めている。この種の装置
は、照明装置と空気清浄装置を別々に設置する場合に比
べて設置スペースを削減することができるという利点を
有している。特開平6−209987号公報にはその一
例が開示されており、その装置は、印加電極と誘導電極
とをそれぞれ誘電体で包み、前記印加電極に高電圧を印
加して両電極間にストリーマ放電を発生させる水酸基イ
オン生成体またはオゾン生成体を、照明装置に隔壁を介
して付設し、隔壁に設けたスリットから流入した空気が
ストリーマ放電に接触すると水酸基イオンやオゾンが発
生し、空気の脱臭・殺菌が行われるように構成されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
装置では、水酸基イオン生成体またはオゾン生成体の構
造が複雑で、高価であるという問題点があった。
【0004】本発明は、照明機能を有する空気清浄装置
であって、簡単な構造で、効果の高い室内空気清浄を行
うことができるものを提供することを目的としてなされ
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の解決手段は、紫外線を含む光を放射
する白色蛍光管と、この白色蛍光管の発光部の表面に塗
布され、前記光を透過させるとともに前記紫外線によっ
て光触媒反応を起こす光触媒と、この光触媒に向けて空
気を送る送風機とを備え、前記光触媒断面波形で、か
つ波畝線が前記白色蛍光管の長手方向に延びるように
記白色蛍光管の発光部の表面に塗布して形成し、前記
色蛍光管の端に、空気を前記白色蛍光管の長手方向に沿
って前記光触媒の表面を流し、前記光触媒の波畝線が前
記白色蛍光管の長手方向に延びていることにより前記光
触媒全体に空気がゆきわたるように前記送風機を設置し
たことを特徴とする空気清浄装置。
【0006】上記のように構成した空気清浄装置におい
て、白色蛍光管が点灯すると、白色蛍光管から放射され
る光が光触媒を透過し、照明として機能する。また、光
の中に含まれる紫外線によって光触媒が光触媒反応を起
こし、光源の近傍の空気中に含まれている臭気成分を分
解して脱臭を行う。そして、送風機によって室内空気が
強制的に循環させられるので、室内空気の脱臭を効率よ
く行うことができる。光触媒の空気との接触面積が大き
く、空気が光触媒全体にゆきわたるので脱臭効率がよ
い。本発明の空気清浄装置は、特別な装置を必要とせ
ず、構造が簡単で、安価に構成することができる。ま
た、既存の照明装置に適用することができ、照明装置を
取り替える必要がない。
【0007】また、本発明の第2の解決手段は、前記送
風機は太陽電池又は熱電変換素子で駆動することを特徴
とするものである。
【0008】このようにすると、光源の光エネルギーや
発光の際の熱エネルギーを電気エネルギーに変換して送
風機を駆動する
【0009】また、本発明の第3の解決手段は、第1の
解決手段において、空気中の臭気成分を吸着する吸着剤
を前記照明用光源の発光部の表面に塗布したことを特徴
とするものである。
【0010】このようにすると、照明用光源が点灯して
いない場合でも光源の近傍の空気中に含まれている臭気
成分が吸着剤に吸着されるので、室内空気の脱臭を行う
ことができる。また、光源が点灯すると、光触媒が反応
を起こし、吸着剤に吸着されている臭気成分が分解され
るので、吸着剤の吸着効果が再生される。
【0011】また、本発明の第4の解決手段は、第1の
解決手段において、前記送風機の空気吐出側に風向制御
用フィンを設けたことを特徴とするものである。
【0012】このようにすると、光触媒により多くの空
気を当てることができるようになる。
【0013】また、本発明の第5の解決手段は、第1の
解決手段において、前記送風機の空気吸込側に空気清浄
フィルターを設けたことを特徴とするものである。
【0014】このようにすると、空気中に含まれる塵、
埃を空気清浄フィルターによって除去することができ
る。
【0015】また、本発明の第6の解決手段は、第1の
解決手段において、前記送風機を前記照明用光源の一端
側に配置し、前記照明用光源の他端側で且つ前記送風機
の風下の位置に、芳香剤を発散する芳香装置を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0016】このようにすると、芳香剤の成分が光触媒
によって脱臭されることがなく、光触媒によって脱臭後
の空気に芳香剤を発散させることができるので、室内空
気の脱臭、芳香剤発散を効率良く行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施形態
を図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1実
施形態の正面図であり、図2は図1のA−A’線断面図
である。
【0018】図1において、1は白色蛍光管からなる照
明装置用光源であり、その発光部1a(放射ガラス)の
表面には、光源1が放射する光に含まれる紫外線によっ
て光触媒反応を起こすほぼ透明な光触媒2が層状に塗布
されている。光触媒2は、例えばTiO2、ZnO等か
らなり、バンドギャップ以上の光エネルギーが照射され
ると電子が価電子帯から伝導帯へ励起され、一方に電子
が生じ、他方に正孔が生じて光励起される。この励起状
態における光触媒2の表面は非常に強い酸化力を有し、
様々な有機物(臭気成分)を分解することができる。
【0019】例えば、TiO2の場合のバンドギャップ
は約3eVであり、波長に直すと約400nm、即ち4
00nm以下の紫外線を照射することにより光触媒反応
が生じる。したがって、通常の白色蛍光管に含まれる紫
外線によって光触媒反応が可能である。なお、通常室内
で問題になる臭気は10ppm以下であり、この濃度領
域では白色蛍光管に含まれている紫外線量で十分な脱臭
効果を得ることができる。
【0020】3は光源1の一端に設置され、光触媒2に
向けて空気を送る送風機で、プロペラファンからなり、
その羽根3aの直径は37mmで、回転数が10000
rpmのとき0.18m3/minの風量が得られる。
図2に示すように、送風機3の羽根3aにおける光源1
の光が当たる面には、光源1に塗布されているものと同
等の光触媒2が層状に塗布されている。照明装置のスイ
ッチ(図示せず)をONにすると送風機3が動作して矢
印で示すように風が光源1の長手方向に沿って流れるよ
うになっている。送風機3を光源1に取り付けたことに
より、光源1を取り替えるだけで照明装置に本発明の空
気清浄装置を取り付けることができるので、作業性が良
い。なお、送風機3の形式はプロペラファンに限定され
るものではなく、例えばシロッコファン、クロスフロー
ファン等でも良い。
【0021】上記のように構成した空気清浄装置におい
て、光源1が点灯すると、光源1の光が光触媒2の層を
透過して室内が照らされるとともに送風機3が動作して
光触媒2に空気が送風される。光源1の光の中に含まれ
ている紫外線によって光触媒2が反応を起こし、送風機
3からの空気流中に含まれる臭気成分が分解され、これ
によって室内空気が脱臭される。また、送風機3の羽根
3aに塗布されている光触媒2にも光源1の光が当たっ
てこの光触媒2が反応を起こすので、この光触媒2によ
っても室内空気が脱臭される。照明装置のスイッチをO
FFにすると光源1が消灯するとともに送風機3が停止
する。
【0022】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。なお、以下の各実施形態において上記第1実施形
態と名称が共通する部分には同一の符号を付してある。
図3は本発明の第2実施形態の横断面図である。この実
施形態のものでは、光源1の発光部1aの表面が、断面
波形で、かつその波畝線1bが光源1の長手方向に延び
るように形成されており、発光部1aの表面に光触媒2
が均一な厚さで断面波形の層状に塗布されている。
【0023】このようにすると、光触媒2の空気接触面
の面積が大きくなるので、脱臭効率が向上する。また、
光触媒2の波畝線2aが光源1の長手方向に延びている
ことにより、光源1の端に送風機3を設置した場合、空
気が光触媒2の表面をスムーズに流れ、光触媒2全体に
空気がゆきわたるので、脱臭効率が向上する。
【0024】なお、図4に示すように、発光部1aの表
面が平坦な光源1の発光部1aの表面に、光触媒2を、
断面波形で、かつ波畝線2aが光源1の長手方向に延び
るように層状に塗布してもよい。また、光触媒3の断面
形状は波形に限るものではなく、凹凸形状であれば同様
の効果を得ることができる。
【0025】次に、本発明の第3実施形態について説明
する。図5は本発明の第3実施形態の横断面の一部拡大
図である。この実施形態のものでは、光源1の発光部1
aの表面に、光触媒2と、空気中の臭気成分を吸着する
吸着剤4と、バインダー5とを混合してなる脱臭コート
6が塗布されている。なお、吸着剤4の材質は特に限定
されないが、例えば、活性炭、ゼオライト、活性アルミ
ナ等を使用することができる。また、バインダー6の材
質も特に限定されないが、例えば、フッ素樹脂、シリカ
系バインダー等を使用することができる。
【0026】この照明装置では、光源1の消灯時には脱
臭コート6の吸着剤4が臭気成分を吸着して空気の脱臭
を行い、光源1の点灯時には脱臭コート6の光触媒2が
紫外線を受けて励起され、空気中の臭気成分を分解する
とともに、吸着剤4が吸着した臭気成分を常温域で酸化
分解して吸着剤4から離脱させ、吸着剤4の吸着効果を
再生する。したがって、光源1の点灯、消灯に関わらず
常時室内空気の脱臭が行われるので、効率良く室内空気
の脱臭を行うことができる。また、吸着剤4が再生され
るため、脱臭剤の取り替えの必要がないメンテナンスフ
リーの空気清浄装置を実現することができる。
【0027】次に、本発明の第4実施形態について説明
する。図6は本発明の第4実施形態の正面図であり、図
7は図5のB−B’線断面図である。この照明装置で
は、送風機3の空気吐出側に送風機3の風向を変えるこ
とができる風向制御用フィン7が設けられており、空気
吸込側に空気中に含まれる塵、埃を除去する空気清浄フ
ィルター8が設けられている。なお、空気清浄フィルタ
ー8は、フィルター式、電気集塵式等、どのような形式
のものでも良い。
【0028】このようにすると、照明装置の取り付けス
ペースを考慮して送風機3を光源1の下部または側部に
配置した場合でも、送風機3の風向を風向制御用フィン
7により光源1の光触媒2の全体に風が当たるように変
えることができる。また、空気清浄フィルター8によっ
て空気中の塵、埃が除去され、さらに光触媒2によって
空気の脱臭が行われるので、優れた空気清浄機能を実現
できる。また、空気清浄フィルター8により大きな粒径
の塵、埃が除去されるので、光触媒2表面にこれらの
塵、埃が付着することにより空気との接触面積が小さく
なって脱臭効果が低下するのを防止することができる。
【0029】次に、本発明の第5実施形態について説明
する。図8は本発明の第5実施形態の横断面図である。
この実施形態のものでは、送風機3における光源1の発
光部1a側の側面に、光源1の光エネルギーを電気エネ
ルギーに変換して送風機3を駆動する太陽電池9が取り
付けられている。このようにすると、送風機3を駆動す
る電源が不要となり、省エネルギーを図ることができ
る。なお、太陽電池9の取り付け位置は上記実施形態の
位置に限られず、光源1の光エネルギーを受けることが
できる位置であれば何処でも良い。
【0030】次に、本発明の第6実施形態について説明
する。図9は本発明の第6実施形態の横断面図である。
この実施形態では、送風機3の取り付け部である光源1
の電極部の外周に、光源1が発光する際の熱エネルギー
を電気エネルギーに変換して送風機3を駆動する熱電変
換素子10が取り付けられている。このようにすると、
送風機3を駆動する電源が不要となり、省エネルギーを
図ることができる。なお、熱電変換素子10の取り付け
位置は上記実施形態の位置に限られず、光源1の熱エネ
ルギーを受け入れることができる位置であれば何処でも
良い。
【0031】次に、本発明の第7実施形態について説明
する。図10は本発明の第7実施形の横断面図である。
この実施形態では、送風機3が光源1の外面に係合する
フック状の取付部11aを有する取付具11を備えてお
り、この取付具11によって送風機3を光源1に吊り下
げるようになっている。なお、取付部11aを弾性有る
材質によって構成し、取付部11aを弾性変形させて光
源1へ取り付け、取付部11aが光源1を締め付けるよ
うにすると、取付具11の光源1への取り付けが確実に
なるので好ましい。
【0032】この実施形態では、送風機3を光源1に自
由に着脱できるため、寿命等で光源1を取り替えなけれ
ばならない場合に送風機3を光源1から外して新しい光
源1にセットすることができる。なお、送風機3を太陽
電池等で駆動するようにして光源1と送風機3の間の配
線を無くすと送風機3の光源1への着脱が容易になる。
【0033】次に、本発明の第8実施形態について説明
する。図11は本発明の第8実施形態の横断面図であ
る。この実施形態では、送風機3がクリップ状の取付具
14を備えている。この取付具14は互いに対向する開
閉可能な上板片12と下板片13とからなり、上板片1
2の円弧状の取付部12aと下板片13の円弧状の取付
部13aとで光源1を挟み込むことにより送風機3を光
源1に取り付けるようになっている。このようにする
と、送風機3を白色蛍光管3の下方に吊り下げるだけで
なく、光源1の側方に配置することもできるので、照明
装置の天井、壁等への取り付けが容易となる。
【0034】次に、本発明の第9実施形態について説明
する。図12は本発明の第9実施形態の斜視図である。
この実施形態では、送風機3は、基端部が送風機3に取
り付けられ、先端部に吸盤15aが取り付けられた取付
具15を備えている。このようにすると、図示例のよう
に光源1が球状のものである場合でも送風機3を光源1
に取り付けることができる。また送風機3を光源1に取
り付けることができない場合には天井や照明装置のケー
シング等に取り付けることができる。
【0035】次に、本発明の第10実施形態について説
明する。図13は本発明の第10実施形態の斜視図であ
る。この実施形態では、送風機3が光源1をその長手方
向に挿入可能な取付孔3bを有しており、この取付孔3
bを介して光源1に取り付けるようになっている。この
ようにすると、送風機3を光源1に取り付けたときにコ
ンパクトになる。また、送風機3を直管状の光源だけで
なく、球状の光源の端部に取り付けることができる。
【0036】次に、本発明の第11実施形態について説
明する。図14は本発明の第11実施形態の正面図であ
る。この実施形態では、送風機3が光源1の一端側に配
置され、光源1の他端側で且つ送風機3の風下の位置
に、芳香剤であるフェトンチットを発散する芳香装置1
4が設けられている。フェトンチットは植物が大気中に
発散する抗微生物阻害物質で、カビ、ダニの発生を抑制
する効果や森林浴効果がある。
【0037】このようにすると、芳香剤の成分が光触媒
2によって脱臭されることがなく、光触媒2によって脱
臭後の空気に芳香剤を発散させることができるので、効
率良く脱臭と芳香を行うことができる。なお、芳香剤は
フェトンチットに限らず、その他のものでもよい。例え
ば、柑橘系、ラベンダーの香りのもの等を使用すること
ができる。
【0038】
【発明の効果】本発明の空気清浄装置は、紫外線を含む
光を放射する白色蛍光管と、この白色蛍光管の発光部の
表面に塗布され、前記光を透過させるとともに前記紫外
線によって光触媒反応を起こす光触媒と、この光触媒に
向けて空気を送る送風機とからなるので、特別な装置を
必要とせず、構造が簡単で、安価である。また、既存の
照明装置に適用することができ、照明装置を取り替える
必要がないので、照明装置の取り替え作業や費用が不要
である。また、送風機によって室内空気を強制的に循環
させ、光触媒の空気との接触面積は大きく、空気が光触
媒全体にゆきわたるため、効率良く室内空気の脱臭を行
うことができ、効果の高い室内空気清浄を行うことがで
きる。
【0039】請求項2によるときは、光源の光エネルギ
ーや発光の際の熱エネルギーを電気エネルギーに変換し
て送風機を駆動するので、送風機を駆動する電源が不要
になり、省エネルギー化を図ることができる
【0040】請求項3によるときは、空気中の臭気成分
を吸着する吸着剤を照明用光源の発光部の表面に塗布し
たことにより、照明用光源の点灯、消灯に関わらず常時
室内空気の脱臭を行うことができるので、より効率良く
室内空気の脱臭を行うことができる。したがって、より
効果の高い空気清浄を行うことができる。また、光源が
点灯すると、光触媒が反応を起こし、吸着剤に吸着され
た臭気成分が分解され、吸着剤の吸着効果が再生される
ので、脱臭剤の交換が不要のメンテナンスフリーの空気
清浄装置を実現することができる。
【0041】請求項4によるときは、送風機の空気吐出
側に風向制御用フィンを設けたことにより、光触媒によ
り多くの空気を当てることができるようになるので、よ
り効率良く室内空気の脱臭を行うことができる。したが
って、より効果の高い空気清浄を行うことができる。
【0042】請求項5によるときは、送風機の空気吸込
側に空気清浄フィルターを設けたことにより、空気中に
含まれる塵、埃を空気清浄フィルターによって除去する
ことができるので、より効果の高い空気清浄を行うこと
ができる。
【0043】請求項6によるときは、送風機を照明用光
源の一端側に配置し、照明用光源の他端側で且つ前記送
風機の風下の位置に芳香剤を発散する芳香装置を設けた
ことにより、芳香剤の成分が光触媒によって脱臭される
ことがなく、光触媒によって脱臭後の空気に芳香剤を発
散させることができるので、効率良く脱臭と芳香剤発散
を行うことができる。したがって、より効果の高い空気
清浄を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の正面図である。
【図2】 図1のA−A’線断面図である。
【図3】 本発明の第2実施形態の横断面図である。
【図4】 本発明の第2実施形態の変形例の横断面図で
ある。
【図5】 本発明の第3実施形態の横断面の一部拡大図
である。
【図6】 本発明の第4実施形態の正面図である。
【図7】 図6のB−B’線断面図である。
【図8】 本発明の第5実施形態の横断面図である。
【図9】 本発明の第6実施形態の横断面図である。
【図10】 本発明の第7実施形態の横断面図である。
【図11】 本発明の第8実施形態の横断面図である。
【図12】 本発明の第9実施形態の斜視図である。
【図13】 本発明の第10実施形態の斜視図である。
【図14】 本発明の第11実施形態の正面図である。
【符号の説明】
1 照明装置用光源 1a 発光部 2 光触媒 3 送風機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 9/20 F21V 33/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線を含む光を放射する白色蛍光管
    と、この白色蛍光管の発光部の表面に塗布され、前記光
    を透過させるとともに前記紫外線によって光触媒反応を
    起こす光触媒と、この光触媒に向けて空気を送る送風機
    とを備え、 前記光触媒断面波形で、かつ波畝線が前記白色蛍光管
    の長手方向に延びるように前記白色蛍光管の発光部の表
    面に塗布して形成し、 前記照明装置用光源の端に、空気を前記白色蛍光管の長
    手方向に沿って前記光触媒の表面を流し、前記光触媒の
    波畝線が前記白色蛍光管の長手方向に延びていることに
    より前記光触媒全体に空気がゆきわたるように前記送風
    機を設置したことを特徴とする空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 前記送風機は太陽電池又は熱電変換素子
    で駆動することを特徴とする請求項1に記載の空気清浄
    装置。
  3. 【請求項3】 空気中の臭気成分を吸着する吸着剤を前
    白色蛍光管の発光部の表面に塗布したことを特徴とす
    る請求項1に記載の空気清浄装置。
  4. 【請求項4】 前記送風機の空気吐出側に風向制御用フ
    ィンに設けたことを特徴とする請求項1に記載の空気清
    浄装置。
  5. 【請求項5】 前記送風機の空気吸込側に空気清浄フィ
    ルターを設けたことを特徴とする請求項1に記載の空気
    清浄装置。
  6. 【請求項6】 前記送風機を前記白色蛍光管の一端側に
    配置し、前記白色蛍光管の他端側で且つ前記送風機の風
    下の位置に、芳香剤を発散する芳香装置を設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の空気清浄装置。
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