JP2005193118A - 光触媒性粒子、光触媒性溶液、噴霧器、空気清浄器及び光触媒性基体 - Google Patents

光触媒性粒子、光触媒性溶液、噴霧器、空気清浄器及び光触媒性基体 Download PDF

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健二 大下
Akio Harada
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Abstract

【目的】 空気中の有機物を効果的に分解して清浄化することができる光触媒性粒子、光触媒性溶液、噴霧器、空気清浄器及び光触媒性基体を提供する。
【構成】 多孔性粒子1及び無孔性粒子5の表面に光触媒層2を形成して光触媒性粒子Aとする。この光触媒性粒子Aを空気清浄器内のランプ9と収容ケース8との間の間隙部分に存在させる。また、この光触媒性粒子Aを溶液内に混入して光触媒性溶液Bを得る。この光触媒性溶液Bを、建築物の壁部26、室内の壁部26に貼り付けられた壁紙28、ビルの外壁部30、高速道路31の壁部32や脚部、歩道34の敷石35、家の屋根瓦38等の基体に塗着して光触媒性粒子層Cを形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外側表面に光透過性の光触媒層を形成した光触媒性粒子、この光触媒性粒子を混入された光触媒性溶液、この光触媒性溶液が収容された噴霧器、空気清浄器、光触媒性基体に関するものである。
特開2003−240285により開示される従来技術を図16に示す。この従来技術は、空気清浄器110の内部において、空気通路108が吸込口111から吹出口112まで延びている。空気通路108の内部には、上流から、送風ファン107と、除塵フィルタ103、水銀ランプ101、光触媒担持脱臭フィルタ102が配置されている。除塵フィルタ103、水銀ランプ101及び光触媒担持脱臭フィルタ102は金属ケース105に収納されている。
金属ケース105の内部には、水銀ランプ101の光を効率的にフィルタ102に照射させるために、水銀ランプ101と光触媒担持脱臭フィルタ102が隣接して互いに平行に配置されている。また、空気通路108に隣接して筐体104が配置されており、この筐体104には、水銀ランプ101を駆動するための光源駆動回路106が収納されている。さらに、空気清浄器外部から水銀ランプ101に電気が送られるように、駆動回路106に接続されている電源コネクタ(図示略)が筐体104に設けられた穴を通って外部に突出している。尚、図17は、図16に示す水銀ランプ101より短い水銀ランプ101を使用した例を示している。
このような構成により、光源と光触媒担持脱臭フィルタ102の間には何もないので、光源から発せられる光は、遮られることなく光触媒担持脱臭フィルタ102に照射されるため、光触媒を活性化させることができる。また、光源からの電磁波ノイズを金属ケース105内に閉じ込めるため、電磁波ノイズが空気清浄器110の外部に漏れるのを防止することができるものである。
特開2003−240285号公報
しかしながら、この従来の空気清浄器110においては、水銀ランプ101と光触媒担持脱臭フィルタ102とが別置きになっており、水銀ランプ101から放出される光が四方に向かって放射される。このために、光触媒担持脱臭フィルタ102には一部の光だけが到達し、他方向に散逸した光は無駄な光となり、光の照射効率が悪いという問題があった。
また、光触媒担持脱臭フィルタ102に到達した光であっても、フィルタの内部に塗着された光触媒にはほとんど到着せず、光触媒反応が生起しないという弱点がある。例えば、細孔の内面にある光触媒は、光が当たらない影の領域にあるため、活性化されることは殆どない。つまり、光は直進するから、光軸が細孔の軸からずれると、光は細孔内に進入することは不可能になる。この欠点は、光触媒フィルタと光源が別置きの空気清浄器に共通する弱点である。結論として、光触媒担持脱臭フィルタ102内の光触媒に十分な光が到達しないという問題があった。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、空気中の有機物を効果的に分解して清浄化できる光触媒性粒子、光触媒性溶液、噴霧器、空気清浄器及び光触媒性基体を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために提案されたものであって、本発明の第1の形態は、多孔性粒子の表面に光触媒層を形成した光触媒性粒子である。
本発明の第2の形態は、無孔性粒子の表面に光触媒層を形成した光触媒性粒子である。
本発明の第3の形態は、前記光触媒層が、可視光に対して応答する可視光型光触媒層からなる光触媒性粒子である。
本発明の第4の形態は、前記光触媒層が、金属超微粒子を担持したルチル型二酸化チタン微粒子からなる光触媒性粒子である。
本発明の第5の形態は、前記光触媒層が、アナターゼ型二酸化チタンからなる光触媒性粒子である。
本発明の第6の形態は、多孔性基材の表面に光触媒層を形成した光触媒性多孔性基材である。
本発明の第7の形態は、第1〜第5の形態のいずれかに記載の光触媒性粒子が溶液内に混入されている光触媒性溶液である。
本発明の第8の形態は、第7の形態に記載の光触媒性溶液が収容される本体容器と、この光触媒性溶液を噴霧する噴霧部から構成される噴霧器である。
本発明の第9の形態は、空気の吸入口と排出口を有した収容ケース内に、光触媒励起光源としてのランプが配設され、前記ランプと収容ケースの間の間隙部分に第1〜第5の形態のいずれかに記載の光触媒性粒子又は第6形態の光触媒性多孔性基材を存在させた空気清浄器である。
本発明の第10の形態は、前記ランプの外側表面に光透過性光触媒層が形成されている空気清浄器である。
本発明の第11の形態は、第1〜第5の形態のいずれかに記載の光触媒性粒子からなる光触媒性粒子層を基体の表面に形成した光触媒性基体である。
本発明の第12の形態は、前記基体が建築物の壁部からなる光触媒性基体である。
本発明の第13の形態は、前記基体が室内の壁部に貼り付けられる壁紙からなる光触媒性基体である。
本発明の第14の形態は、前記基体がビルの外壁部からなる光触媒性基体である。
本発明の第15の形態は、前記基体が高速道路の壁部及び/又は脚部からなる光触媒性基体である。
本発明の第16の形態は、前記基体が歩道の敷石からなる光触媒性基体である。
本発明の第17の形態は、前記基体が家の屋根瓦からなる光触媒性基体である。
本発明の第1の形態によれば、多孔性粒子の表面に光触媒層を形成しているので、多孔性粒子の孔部及び光触媒層表面に有機物が吸着され、前記光触媒層が励起先を受光することによって、吸着された有機物を効果的に分解して清浄化することができる。特に、この多孔性粒子の表面に島状構造に光触媒層を形成すれば、この光触媒層の間隙部分から多孔性粒子の孔内に有機物が効率的に吸着される。この吸着作用の速効効果により空気を清浄化し、この吸着堆積した有機物を光触媒により微小分子にまで分解して、空気を効率的に清浄化することができる。更に、多孔性粒子は略球状の形状に形成されているので、その表面積が大きくなり、より多くの有機物を多孔性粒子の表面に吸着でき、光触媒層で分解して清浄することができる。多孔性粒子のサイズは、例えば1nm〜数cmと自在に調整でき、どの様な微小空間にでも多孔性粒子群を収容できる利点がある。サイズが小さくなる程、表面積は増大するから、吸着作用の速効性は更に増大する。
尚、光触媒層としては、可視光性型光触媒層、金属超微粒子を担持したルチル型二酸化チタン微粒子を分散したもの、アナターゼ型二酸化チタン等からなるものがある。また、多孔性粒子としては、多孔性セラミック、活性炭、シリカゲル、ゼオライト、ポーラスガラス、ガラスビーズ、軽量骨材粒子、セラミックビーズ、モレキュラーシーブス等が上げられる。
本発明の第2の形態によれば、無孔性粒子の表面に光触媒性層を形成しているので、表面の光触媒層で、この光触媒層が受光することによって、空気中の有機物を効果的に分解して清浄することができる。特に、この無孔性粒子の表面は、球形状になっているために、その表面積が大きくて、この球形状の無孔性粒子の表面に多くの光触媒層が形成される。従って、多くの有機物を分解して清浄することができる。この表面の光触媒層は凹凸部分を多く形成することによって、凹部に効率良く有機物を吸着し、この吸着された有機物をより一層効果的に分解して清浄することができる。この無孔性粒子としては、金属性、非金属性の粒子が上げられる。粒子自体は無孔性のために吸着力は存在しないが、光触媒層の表面に形成される無数の孔に吸着力を保持できる。また、粒子であるから、どの様な変形空間にも充填できる。
本発明の第3の形態によれば、光源等から発せられる可視光でも可視光型光触媒層で空気中の有機物を分解して浄化することができる。可視光でも光触媒作用が生起する可視光型光触媒を用いることにより、紫外線と共に可視光も励起光として利用でき、活性のある光照射密度を格段に増大できる。この可視光型光触媒層としては、アナターゼ型二酸化チタンの中に窒素原子等を拡散したものや、金属担持ルチル型二酸化チタンの中に窒素原子等を拡散したものがある。このように、可視型光触媒層を用いたことによって、紫外線と共に目で識別できる広い範囲の可視光で有機物を効率よく光分解することができる。
本発明の第4の形態によれば、多孔性粒子や無孔性粒子の表面の光触媒層で、光源から発射される紫外線及び青色の可視光により、空気中の有機物を光分解して浄化することができる。また、元来、光触媒能が小さいルチル型二酸化チタン微粒子であっても、このルチル型チタン微粒子に白金やパラジウム等の金属超微粒子を担持させることによって、光触媒能を大きくすることができる。
更に、紫外線だけでなく、紫色や青色の可視光でも、この金属超微粒子を担持したルチル型チタン微粒子で空気中の有機物を光分解できるので、広い範囲の光で光分解作用を発揮することができる。しかも、粒子の表面にルチル型二酸化チタン微粒子が分散されているので、互いのルチル型二酸化チタン微粒子の間に無数の隙間ができるので、これらの隙間に有機物を効率的に吸着し、これらの有機物を効率よく光分解することができる。
本発明の第5の形態によれば、多孔微粒子や無孔微粒子表面のアナターゼ型二酸化チタンの層で、光源から発せられる紫外線で空気中の有機物を光分解して浄化することができる。このアナターゼ型二酸化チタンは、元来、光触媒能が大きいために、紫外線を照射することにより、空気中の有機物を効率よく光分解して浄化できる。
本発明の第6の形態によれば、多孔性基材として粒子以外の種々の形状を利用できる。例えば、多孔性基材として、セラミックフィルター、セラミックハニカム、ポーラスガラスハニカム等を利用できる。この光触媒性多孔性基材を空気清浄器内に配置したり、室内に配置すれば室内空気の清浄化が可能である。多孔性基材を人形や、額縁、室内装飾品、造花などとして用いれば美的効果と同時に空気浄化効果を発揮できる。
本発明の第7の形態によれば、溶媒を調整し、この溶媒中に光触媒性粒子を混入して光触媒粒子粉末を溶媒中に分散することによって、光触媒性溶液を製造することができる。この光触媒性溶液を容器の中に入れて壁材等の基体に噴霧することによって、基体の表面に光触媒性粒子を途着し、空気中の有機物を分解して浄化することができる。また、光触媒性溶液にバインダー剤を混入して塗料化することによって、この塗料化した光触媒性溶液を基体に塗り込んで、基体の表面に光触媒性粒子を塗着し、空気中の有機物を分解して浄化することができる。溶液や塗料を超音波装置などを用いて均一攪拌することが望ましい。
例えば、合成したチタン含有オキシナイトライド微粒子の粉末を用い、光触媒微粒子の粉末を溶解しない範囲で過酸化水素含有溶液と混合する。このことによって、光触媒微粒子の表面に存在する水酸基が過酸化水素と容易に反応して表面がペルオキソ基で修飾される。これとともに、光触媒微粒子の粉末の2次凝集を解離させる結果として光触媒微粒子が溶液中で安定して均一に分散状態で存在するゾル溶液が得られる。この光触媒性溶液は、噴霧器内に収容して、壁材等に噴霧することによって、この壁材の表面に光触媒性粒子層が形成される。また、塗料を壁材に塗着したり、壁材等の表面に光触媒性溶液を塗着する。このことによって、壁材等の表面に光触媒性粒子層を形成できる。このようなゾル溶液を使用すると、低コストで簡単に光触媒粒子層を形成することができる。
本発明の第8の形態によれば、光触媒性溶液を噴霧器で噴霧することによって、壁材等の基体に手軽に光触媒性粒子を塗着することができる。噴霧器であれば、現場まで手軽に運んで塗着作業を容易に行うことができる。また、噴霧器を店頭等で販売することによって、この噴霧器を購入した者が家庭等において、壁剤等の基体に噴霧することにより、素人でも基体に手軽に噴霧することができて便利である。
本発明の第9の形態によれば、収容ケース内のランプと収容ケースとの間に光触媒性粒子が存在しているので、ランプから発せられた光によって、光触媒性粒子表面の光触媒が励起される。この光触媒の励起によって、収容ケース内の空気の有機物を効果的に分解して清浄することができる。この収容ケース内には数多くの光触媒性粒子が存在するから、空気中の殆どの有機物を分解して清浄化することができる。従って、この空気清浄器の吐出口からは、有機物が含まれない清浄化された空気が室内に向けて放出されるから、室内の空気を効果的に清浄化することができる。
本発明の第10の形態によれば、ランプの外側表面の光透過性光触媒層がランプの光によって励起して収容ケース内の空気中の有機物を分解して清浄することができる。また、ランプの光は、ランプの外側に固定し、収容ケース内の間隙に存在する光触媒性粒子によって、更に空気中の有機物を分解して清浄することができる。この二重の有機物の分解清浄作用によって、より一層収容ケース内の空気中の有機物が分解されて清浄されることになり、収容ケース内に吸引された空気中の有機物の殆ど全てを分解して清浄することができる。
本発明の第11の形態によれば、基体に溶液化した光触媒性粒子を噴霧器等で噴霧したり他の方法で塗着することによって、基体の表面に光触媒性粒子からなる光触媒性粒子層を形成できる。この光触媒性粒子層によって、空気中の有機物を分解して清浄することができる。基体は室内・室外に存在する全ての動産・不動産からなる有形物で、光触媒性粒子層を形成するだけで、室内及び室外の空気浄化が可能になる。
本発明の第12の形態によれば、基体が建築物の壁部であるので、室内の壁部等に光触媒性粒子を塗着して壁部に光触媒性粒子層を形成することによって、室内の空気中の有機物を分解して浄化することができる。室内の空気を浄化することによって、快適な室内空間を得ることができる。
本発明の第13の形態によれば、基体が室内の壁部に貼り付けられる壁紙であるので、室内の壁部に壁紙を貼りつけた後でも、この壁紙に光触媒性粒子層を形成することができる。このことにより、壁紙による壁部の模様替えをした後でも、この壁紙に光触媒性粒子層を形成することができて便利である。
本発明の第14の形態によれば、基体がビルの外壁部であるので、このビルの外壁部の表面に形成される光触媒性粒子層によって、太陽光等で大気中の有機物を分解して浄化することができ、ビル街の環境を良くすることができる。都市の環境を良くすることによって、快適な生活空間を作ることができ、快適な生活を過ごすことができる。
本発明の第15の形態によれば、基体が高速道路の壁部及び/又は脚部であるので、これらの壁部及び/又は脚部の表面に形成された光触媒性粒子層によって、太陽光等で大気中の有機物を分解して浄化でき、地球環境を良くすることができる。特に、高速道路を走る自動車の排気ガスに含まれる有機物を浄化することができ、高速道路近傍の地域の大気の浄化を行うことができる。
本発明の第16の形態によれば、基体が歩道の敷石であるので、道路を走る車の排気ガスに含まれる有機物を分解して浄化することができ、歩道を歩く通行人が浄化された大気環境内を歩くことができる。従って、快適に歩行することができ、都市公害を少なくすることができる。
本発明の第17の形態によれば、基体が家の屋根瓦であるので、この家の屋根瓦の表面に形成される光触媒性粒子層が太陽光を浴びることによって、大気中の有機物を分解して浄化することができる。このことによって、住宅街等の環境を良くすることができ、快適な日常生活空間を作り出すことができる。
以下、本発明に係る光触媒性粒子、光触媒性溶液、噴霧器、空気清浄器及び光触媒性基体の実施の形態を、添付する図1〜図14に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る光触媒性粒子を示し、(1A)はその第1例を示す概略断面図、(1B)はその第2例を示す概略断面図である。(1A)に示すように、第1例の光触媒性粒子は、多孔質セラミック、活性炭、ゼオライト、シリカゲル等の略球状の多孔性粒子1の表面に、まばらに光触媒層2が形成されている。
この光触媒層2としては、可視光型光触媒層やアナターゼ型二酸化チタンが使用されている。空気中の有機物は、多孔性粒子1の多数の孔部1aに吸着されてしまい、この孔部1a内の有機物は、多孔性粒子1の表面の光触媒層2によって、分解されて清浄される。また、多孔性粒子1は略球状に形成されているために、その表面積が大きいので、この大面積の光触媒層2によって、より多くの有機物が分解されて清浄される。光触媒層2の表面にも凹凸があり、この凹部にも有機物が吸着され、光分解される。
(1B)に示すように、第2例の光触媒粒子は、多孔性粒子1の表面に、金属超微粒子3を担持したルチル型二酸化チタン微粒子4が分散されて光触媒層2Aが形成されている。空気中の有機物は、この光触媒層2A間の間隙から多孔性粒子1の多くの孔部1aに吸着されて、この光触媒層2Aで分解されて清浄される。光触媒層2Aは微分子4から構成されるので、その表面には多数の凹部が存在し、この凹部にも有機物が吸着され、光分解が行われる。
図2は他種の光触媒性粒子を示し、(2A)はその第3例を示す概略断面図、(2B)はその第4例を示す概略断面図である。(2A)に示すように、第3例の光触媒性粒子は、金属性又は非金属性の略球状の無孔性粒子5の表面に光触媒層2が形成されている。この光触媒層2としては、可視光型光触媒層やアナターゼ型二酸化チタンが使用されている。この光触媒層2は、略球状の無孔性粒子5の表面の殆ど全域に形成されていて、その表面に多くの凹凸部分が形成されている。空気中の有機物は、この光触媒層2の凹部に吸着され、光触媒層2の光励起によって分解されて清浄化される。
(2B)に示すように、第4例の光触媒性粒子は、金属性又は非金属性の無孔性粒子5の表面に金属超微粒子3を担持したルチル型二酸化チタン微粒子4が分散されて光触媒層2Aが形成されている。この光触媒性粒子によれば、無孔性粒子5の表面の金属超微粒子を担持したルチル型二酸化チタン微粒子4間の隙間に空気中の有機物が吸着される。この有機物は、ルチル型二酸化チタン微粒子4によって分解されて清浄化される。
図3は本発明に係る空気清浄器の第1実施形態を示す縦断面図である。図3に示すように、この第1実施形態の空気清浄器は、空気の吸入口6と排出口7を有した収容ケース8内に、光触媒励起光原としてのランプ9が配設され、ランプ9と収容ケース8の間の間隙部分に網目材10が配置されている。この網目材10の中には数多くの光触媒性粒子Aが配置されている。粒径とメッシュは調整され、光触媒性粒子Aは網目材10から脱落しないように構成される。また、網目材10に光触媒性粒子Aを塗着してもよい。更に、収容ケース8のケース壁8aの内面側の厚め材11の内面に、光触媒層Dが形成されている。空気の吸入口6は、収容ケース8の下部に設けられ、排出口7は収容ケース8の上部に設けられている。
収容ケース8内の下部における吸入口6の近傍箇所に、除塵フィルター12と吸着フィルター13が配置されている。その上側にファン14が配置されている。更に、その上側に電極板15とランプ9とが、厚め材11に取り付けられた上下2つの保持材16によって保持されている。
ファン13の回転駆動によって吸入口6から吸入された空気は、除塵フィルター12によって塵や埃等が除去され、吸着フィルター13で空気中の臭気が吸着される。更に、上昇した空気中の有機物は、光触媒性粒子Aと光触媒層Dによって分解されて清浄される。
図4は第2実施形態の空気清浄器を示す縦断面図である。尚、上記した第1実施形態の空気清浄器と同一部材、同一箇所には、同一符号を付してその説明を省略する。図4に示すように、この第2実施形態の空気清浄器は、上記した第1実施形態の空気清浄器の構造に加えて、ランプ9の表面に光透過性光触媒層17が形成されているものである。この空気清浄器では、収容ケース8内を上昇する空気中の有機物が、ランプ9の表面の光透過性光触媒層17で分解されて清浄される。
これとともに、ランプ9から外側に透過する光によって励起された光触媒性粒子Aと光触媒層Dにより、空気中の有機物が更に分解されて清浄される。このような三重構造の有機物を分解する構造によって、空気中の有機物は、より一層分解されて浄化される。
図5は第3実施形態の空気清浄器を示す縦断面図である。図5に示すように、この第3実施形態の空気清浄器は、筐体状の収容ケース18内に3本の励起光源としてのランプ9が立設され、これらのランプ9の外側表面に光透過性の光触媒層17が形成されている。
筐体状の収容ケース18の下部側壁18aに複数の吸気口19が形成され、上部の上壁18bに複数の排気口20が形成され、上部側に排気用のシロッコファン21が配置されている。また、筐体状の収容ケース18の下部には、防塵フィルター12と吸着フィルター13とが配置されている。更に、筐体状の収容ケース18内における3本のランプ9を取り囲む周囲に、網目材10が配置され、この網目材10の内部に数多くの光触媒性粒子Aが配置されている。
上記した構成により、複数の吸気口19から吸入された空気は、防塵フィルター12で塵や埃等が取り除かれ、吸着フィルター13で臭気が吸着されてから、ランプ9の外側表面の光触媒層17で有機物が光分解され清浄される。また、網目材10に存在する数多くの光触媒性粒子Aによって、上昇する空気中の有機物が更に分解されて清浄される。尚、ランプ9の外側表面に光触媒層17を形成することなく、網目材10の光触媒性粒子Aだけで、空気中の有機物を分解して清浄化してもよい。
図6は第4実施形態の空気清浄器を示す縦断面図である。尚、上記した第3実施形態と同一部材、同一箇所には同一符号を付して、その説明を省略する。図6に示すように、この第4実施形態の空気清浄器は、筐体状の収容ケース18内に、ランプ9としてのストレート管が横向きにして下部から上部に向けて複数段配置されている。これらのランプ9の外側表面に光触媒層17が形成されている。更に、筐体状の収容ケース18内における複数段のランプ9の上下に、網目材10が配置され、この網目材10に数多くの光触媒性粒子Aが配置されている。
ランプ9の表面の光触媒層17によって、筐体状の収容ケース18内を上昇する空気中の有機物が分解されて清浄される。更に、網目材10の数多くの光触媒性粒子Aによって、空気中の有機物がより一層分解されて浄化される。
図7は光触媒性溶液を製造するフロー図である。図7に示すように、光触媒性粒子を溶液内に混入するには、まず、溶媒を調製する(ステップS1)。次に、光触媒性粒子粉末を溶媒中に混入する(ステップS2)。次に、かき混ぜるか超音波装置によって、溶液中に光触媒性粒子粉末を均一に分散する(ステップS3)。
例えば、合成したチタン含有オキシナイトライド微粒子の粉末を用い、光触媒微粒子の粉末を溶解しない範囲で過酸化水素含有溶液と混合する。このことによって、光触媒微粒子の表面に存在する水酸基が過酸化水素と容易に反応して表面がペルオキソ基で修飾される。これとともに、光触媒微粒子の粉末の2次凝集を解離させる結果として光触媒微粒子が溶液中で安定して均一に分散状態で存在するゾル溶液が得られる。この光触媒性溶液は、噴霧器内に収容して、壁材等に噴霧することによって、この壁材の表面に光触媒性粒子層が形成される。また、壁材等の表面に光触媒性溶液を塗着することによって、壁材等の表面に光触媒層を容易に形成できる。
図8は本発明に係る光触媒性溶液が入った噴霧器を示す一部断面側面図である。 この噴霧器22は、光触媒性溶液Bを収容する噴霧器本体23と、光触媒性溶液Bを噴霧するノズル部24とグリップ25とから構成されている。噴霧器本体23内に光触媒性溶液Bを注入し、グリップ25を手前に引くことによって、ノズル24を壁材に向けて光触媒性溶液Bを噴霧する。このことによって、壁材の表面に光触媒性粒子層C(図9参照)が形成される。空気中の有機物はこの光触媒性粒子層Cによって、分解されて浄化される。
図9は図8に示す噴霧器を用いて壁部からなる触媒性基体に光触媒性溶液を噴霧している状態を示す斜視図である。図9に示すように、噴霧器22のノズル部24を壁部26に向けて、グリップ25を引くことによって、噴霧器本体23内の光触媒性溶液Bがノズル部24から壁部26に向けて噴霧される。壁部26の表面には、光触媒性粒子層Cが形成される。空気中の有機物は、この光触媒性粒子層Cで分解されて浄化されることとなる。
図10は本発明に係る光触媒性基体の第1実施形態を示す斜視図である。図10に示すように、室内の壁部26に光触媒性溶液Bを噴霧器22で噴霧するかもしくは塗着することによって、壁部26の表面に光触媒粒子層Cが形成される。室内の蛍光灯等の光源27からの光が照射されることによって、この室内の壁部26表面の光触媒粒子層Cで室内空気中の有機物が分解されて浄化される。
図11は第2実施形態の光触媒性基体を示す斜視図である。図11に示すように、室内の壁部には、壁紙28が貼り付けられている。この壁紙28に向けて、光触媒性溶液Bを噴霧器22で噴霧するか又は塗着することによって、壁紙28の表面に光触媒粒子層Cが形成される。室内の蛍光灯等の光源27から光が照射されることによって、この室内の壁紙28表面の光触媒粒子層Cで室内空気中の有機物が分解されて浄化される。
図12は第3実施形態の光触媒性基体を示す一部破断した斜視図である。図12に示すように、ビル29の外壁部30に、光触媒性粒子Aが塗着され、光触媒性粒子層Cが形成されている。このビル29の外壁部30には、光触媒性溶液Bを塗着することによって、光触媒性粒子層Cを形成することが好ましい。この光触媒性粒子層Cによって、大気中の有機物が分解されて浄化される。
図13は第4実施形態の光触媒性基体を示す斜視図である。図13に示すように、高速道路31の壁部32の内外の表面に、光触媒粒子Aが塗着されて、光触媒粒子層Cが形成されている。この高速道路31の壁部32には、光触媒性溶液Bを噴霧すれば、光触媒粒子層Cの形成が容易である。太陽光で励起される光触媒性粒子層Cによって、高速道路31を走行する自動車33からの排気ガスや大気中の有機物が分解されて浄化される。尚、高速道路31の脚部にも光触媒粒子層Cを形成することも有益である。
図14は第5実施形態の光触媒性基体を示す斜視図である。図14に示すように、歩道34に敷き詰められた敷石35の表面に、光触媒性粒子Aが塗着されて、光触媒粒子層Cが形成されている。この敷石35の表面には、光触媒性溶液Bをを噴霧すれば、光触媒粒子層Cの形成が容易である。この光触媒性粒子層Cによって、歩道34の傍の車道36を走行する自動車の排気ガスや大気中の有機物が分解されて浄化される。
図15は第6実施形態の光触媒性基体を示す斜視図である。図15に示すように、家の屋根37に配置される屋根瓦38の表面に、光触媒性粒子Aが塗着されて、光触媒性粒子層Cが形成されている。この屋根瓦38の表面には、屋根瓦38を製造する工場等で予め光触媒性粒子層Cが形成される。噴霧器22で光触媒性溶液Bを噴霧したり、他の方法で塗着することによって、光触媒性粒子層Cが形成される。この光触媒性粒子層Cは太陽光を浴びることによって、大気中の有機物が分解されて浄化される。
本発明は、上記実施形態や実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲における種々の変形例、設計変更などをその技術的範囲内に包含するものであることは云うまでもない。
この発明の光触媒性粒子は、単に空気清浄器にとどまらず、多くの分野で用いられる。光触媒性粒子層は建築物の壁部、室内の壁部、室内の壁部に貼り付けられる壁紙、ビルの外壁部、高速道路の壁部や脚部、歩道の敷石、家の屋根瓦等の表面に形成することが好ましい。また、架橋の壁部や住宅街等の人々の歩く一般道等にも形成することもできるものである。更に、公園や競技場等を囲む外壁部等にも形成することが可能である。また、室内の各種物品、例えば額縁、本棚の表面、美術工芸品などの表面に塗着すれば、光触媒分解能力を有するようになる。
本発明に係る光触媒性粒子を示し、(1A)はその第1例を示す概略断面図、(1B)はその第2例を示す概略断面図である。 他種の光触媒性粒子を示し、(2A)はその第3例を示す概略断面図、(2B)はその第4例を示す概略断面図である。 本発明に係る空気清浄器の第1実施形態を示す縦断面図である。 第2実施形態の空気清浄器を示す縦断面図である・ 第3実施形態の空気清浄器を示す縦断面図である。 第4実施形態の空気清浄器を示す縦断面図である。 光触媒性溶液を製造するフロー図である。 本発明に係る光触媒性溶液が入った噴霧器を示す一部断面側面図である。 図8に示す噴霧器を用いて壁部からなる触媒性基体に光触媒性溶液を噴霧している状態を示す斜視図である。 本発明に係る光触媒性基体の第1実施形態を示す斜視図である。 第2実施形態の光触媒性基体を示す斜視図である。 第3実施形態の光触媒性基体を示す一部破断した斜視図である。 第4実施形態の光触媒性基体を示す斜視図である。 第5実施形態の光触媒性基体を示す斜視図である。 第6実施形態の光触媒性基体を示す斜視図である。 従来の第1例の空気清浄器を示す縦断面図である。 従来の第2例の空気清浄器を示す縦断面図である。
符号の説明
A 光触媒性粒子
B 光触媒性溶液
C 光触媒性粒子層
D 光触媒層
1 多孔性粒子
1a 孔部
2 光触媒層
2A 光触媒層
3 金属超微粒子
4 ルチル型二酸化チタン微粒子
5 無孔性粒子
6 吸入口
7 排出口
8 収容ケース
8a ケース壁
9 ランプ
10 網目材
11 厚め材
12 除塵フィルター
13 吸着フィルター
14 ファン
15 電極板
16 保持材
17 光透過性の光触媒層
18 筐体状の収容ケース
18a 下部側壁
18b 上部の上壁
19 吸気口
20 排気口
21 排気用のシロッコファン
22 噴霧器
23 噴霧器本体
24 ノズル部(噴霧部)
25 グリップ
26 壁部
27 光源
28 壁紙
29 ビル
30 外壁部
31 高速道路
32 壁部
33 自動車
34 歩道
35 敷石
36 車道
37 家の屋根
38 屋根瓦

Claims (17)

  1. 多孔性粒子の表面に光触媒層を形成したことを特徴とする光触媒性粒子。
  2. 無孔性粒子の表面に光触媒層を形成したことを特徴とする光触媒性粒子。
  3. 前記光触媒層は、可視光に対して応答する可視光型光触媒層からなる請求項1又は2に記載の光触媒性粒子。
  4. 前記光触媒層は、金属超微粒子を担持したルチル型二酸化チタン微粒子からなる請求項1又は2に記載の光触媒性粒子。
  5. 前記光触媒層は、アナターゼ型二酸化チタンからなる請求項1又は2に記載の光触媒性粒子。
  6. 多孔性基材の表面に光触媒層を形成したことを特徴とする光触媒性多孔性基材。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の光触媒性粒子が溶液内に混入されていることを特徴とする光触媒性溶液。
  8. 請求項7に記載の光触媒性溶液が収容される本体容器と、この光触媒性溶液を噴霧する噴霧部から構成されることを特徴とする噴霧器。
  9. 空気の吸入口と排出口を有した収容ケース内に、光触媒励起光源としてのランプが配設され、前記ランプと収容ケースの間の間隙部分に請求項1〜5のいずれかに記載の光触媒性粒子又は請求項6の光触媒性多孔性基材を存在させたことを特徴とする空気清浄器。
  10. 前記ランプの外側表面に光透過性光触媒層が形成されている請求項9に記載の空気清浄器。
  11. 請求項1〜5のいずれかに記載の光触媒性粒子からなる光触媒性粒子層を基体の表面に形成したことを特徴とする光触媒性基体。
  12. 前記基体が建築物の壁部である請求項11に記載の光触媒性基体。
  13. 前記基体が室内の壁部に貼り付けられる壁紙である請求項11に記載の光触媒性基体。
  14. 前記基体がビルの外壁部である請求項11に記載の光触媒性基体。
  15. 前記基体が高速道路の壁部及び/又は脚部である請求項11に記載の光触媒性基体。
  16. 前記基体が歩道の敷石である請求項11に記載の光触媒性基体。
  17. 前記基体が家の屋根瓦である請求項11に記載の光触媒性基体。
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