JP2002238983A - 空気浄化装置 - Google Patents

空気浄化装置

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JP2002238983A
JP2002238983A JP2001039818A JP2001039818A JP2002238983A JP 2002238983 A JP2002238983 A JP 2002238983A JP 2001039818 A JP2001039818 A JP 2001039818A JP 2001039818 A JP2001039818 A JP 2001039818A JP 2002238983 A JP2002238983 A JP 2002238983A
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Koichi Nakano
幸一 中野
Yu Fukuda
祐 福田
Azusa Shiga
あづさ 志賀
Hiroo Nitta
浩朗 新田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の光触媒のフィルタに紫外光を照射する
空気浄化装置では、吸着した汚染物質の分解作用の効率
が低いものであった。 【解決手段】 光触媒を活性化させるブラックライト5
aの表面に光触媒5cと吸着剤5bの層を設けることに
より、汚染物質の吸着能力を確保し、また、ブラックラ
イト5aを点灯させることにより高い照射強度でかつ光
触媒5cと吸着剤5bの層全体への照射が可能となるた
め、吸着した汚染物質の速やかで完全な分解再生が図れ
るものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臭気や汚染物質、
たとえば、たばこ臭、調理臭、冷蔵庫臭、トイレ臭、ペ
ット臭、ホルムアルデヒド、VOCなどを浄化する空気
浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気浄化装置は、空気浄化材料と
して活性炭やゼオライト、もしくは金属酸化物などを用
いた吸着フィルタを装着したものが一般的である。ま
た、近年では、二酸化チタンを主成分とした光触媒のフ
ィルタに紫外光を照射して汚染空気を浄化する空気浄化
装置も存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,吸着フ
ィルタを用いた空気浄化装置では、汚染物質を吸着して
いくと、いずれは飽和状態になり、フィルタを交換する
メンテナンスが必要であった。
【0004】また、光触媒のフィルタに紫外光を照射す
る空気浄化装置では、基本的には交換が不必要である
が、フィルタ全面へ紫外光を照射することが困難なこと
と、光源から一定の距離をおくため照射強度が低く、吸
着した汚染物質の分解作用の効率が低いという課題があ
った。
【0005】本発明は上記課題に鑑み、汚染物質の吸着
能力を確保するとともに、吸着剤の再生を確実とする空
気浄化装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、空気浄化装置本体と、前記空気浄化装置本体内に収
容される光触媒を活性化させる光源と、汚染空気を前記
空気浄化装置本体内に導入する送風手段を備え、前記光
源の表面には光触媒と吸着剤の層を設けたもので、光触
媒と吸着剤の層により汚染物質を吸着し、空気浄化作用
を発揮する。また、光源を点灯させることにより、高い
照射強度でかつ光触媒と吸着剤の層全体への照射が可能
となるため、吸着した汚染物質の速やかで完全な分解が
図れる空気浄化装置とすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、空気浄
化装置本体と、前記空気浄化装置本体内に収容される光
触媒を活性化させる光源と、汚染空気を前記空気浄化装
置本体内に導入する送風手段を備え、前記光源の表面に
は光触媒と吸着剤の層を設けたもので、光触媒と吸着剤
の層により汚染物質を吸着し、空気浄化作用を発揮でき
る。また、光源を点灯させることにより、高い照射強度
でかつ光触媒と吸着剤の層全体への照射が可能となるた
め、吸着した汚染物質の速やかで完全な分解が図れる空
気浄化装置とすることができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、光源の表面を凹
凸形状とすることにより、光触媒と吸着剤の層の有効表
面積(吸着剤で吸着するための面積または/および光触
媒による分解面積)が増大し、汚染空気と吸着剤の接触
効率が増大するためより速やかに汚染空気の浄化が行え
る空気浄化装置とするものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、光源表面に光触
媒の層、吸着剤の層の順に積層したものである。吸着剤
の層に吸着した汚染物質は濃度拡散により光触媒の層へ
と到達する。光源を点灯すれば光触媒の層は吸着剤の影
になることなく光の照射を受けるため、さらに効果的に
触媒作用を発揮し、到達してきた汚染物質を速やかでか
つ完全な分解が図れる空気浄化装置とするものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、吸着剤は、少な
くとも活性炭、ゼオライト、シリカゲルのいずれかを含
むものとすることにより、アンモニアや脂肪酸、アルデ
ヒド、VOCなど汚染物質全般に吸着し、また、ファン
デルワールス力による物理吸着であり、吸着剤と化合物
を生成することがないため、光源から光を照射すれば光
触媒の作用により効率よく酸化分解し、吸着能力の再生
を図れるものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、イオウ系物質を
吸着するフィルタを光触媒と吸着剤の層の上流側に設け
ることにより、イオウ系物質の付着による光触媒の被毒
や性能劣化を妨げることができ、長期にわたって分解再
生性能を維持できる。
【0012】請求項6に記載の発明は、イオウ系物質を
吸着するフィルタを、マンガン、銅、コバルト、亜鉛の
いずれかを含んでいる酸化物または/およびそれらの複
合酸化物から構成することにより、硫化水素などのイオ
ウ系物質を極めて特異的に選択吸着するため、光触媒へ
の被毒を確実に妨げることができ、長期にわたって分解
再生性能を維持できる。
【0013】請求項7に記載の発明は、最上流側に塵埃
を除去する集塵手段を設けることにより、ガス状物質だ
けでなく、ほこりや塵埃の除去も図れ、さらに有用な空
気浄化装置とすることができる。ここで最上流側に設け
るとは、請求項1から4に記載の発明では、集塵手段を
光触媒と吸着剤の層の上流側に設けることを意味し、請
求項5または6記載の発明では、イオウ系物質を吸着す
るフィルタの上流側に設けることを意味している。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0015】(実施例1)図1に、本発明の第一の実施
例における空気浄化装置の構成を示し、図1(a)は本
実施例の空気浄化装置の断面図、同図(b)は同空気浄
化装置の光源部の拡大平断面図である。
【0016】図1(a)において、1は箱状の空気浄化
装置本体で、その空気浄化装置本体1の一側面に吸引口
2を設け、また、空気浄化装置本体1内には、吸引口2
から入り込む塵埃を除去する集塵フィルタ3を配してあ
り、本実施例ではプリーツ加工したHEPAフィルタで
構成している。4は空気浄化装置本体1内へ吸引口2か
ら外気を導入する送風手段であり、本実施例ではシロッ
コファンで構成している。集塵フィルタ3の下流側で送
風手段4より上流側の空気浄化装置本体1内には複数の
光源5を配しており、さらに空気浄化装置本体1の他側
面には送風手段4からの浄化した空気を排出する排気口
6が設けてある。図中の矢印は気流の流れの方向を示し
ている。
【0017】図1(b)において、5aは光源を構成す
る15Wのブラックライトであり、5bはブラックライ
ト5aの表面に担持した吸着剤であり、本実施例では疎
水性のゼオライトを用いている。5cも同様にブラック
ライト5aの表面に担持した光触媒であり、本実施例で
はアナターゼ型の二酸化チタンを用いている。
【0018】疎水性ゼオライトと二酸化チタンは1:1
の比率で混合し、無機系バインダーを用いてブラックラ
イト5aの表面に担持している。本実施例では、1本あ
たり25gの疎水性ゼオライトと25gの二酸化チタン
を担持したブラックライトを4本用いている。
【0019】ここで、送風手段であるシロッコファン4
を作動させると吸引口2から汚染空気が吸引され、集塵
フィルタ3により固形分である塵埃や、花粉等が除去さ
れる。ガス状成分はブラックライト5aに担持した疎水
性ゼオライト5bにより吸着除去される。また一部のガ
ス状成分は二酸化チタン5cによっても吸着除去され
る。
【0020】以上の空気浄化装置を用いて除去性能を調
べた。6m3の評価用チャンバ内に上記の空気浄化装置
をセットし、汚染ガスとしてトルエンを20ppmに調
整し、シロッコファン4による風量を3m3/分で作動
させた。30分後のチャンバ内の濃度は検知されず、
0.1ppm以下であった。
【0021】対照実験として、同量の疎水性ゼオライト
と二酸化チタンを担持したハニカム(200セル/in
2)700ccを用いて同様の評価を行ったところ、同
様に検知されず同等の性能であった。
【0022】以上のように、主として疎水性ゼオライト
5cの吸着作用によりガス状汚染物質は除去される。
【0023】上記で用いたトルエンを吸着したゼオライ
トと二酸化チタンを担持したブラックライト4本すべて
を窒素79%酸素21%の擬似空気で充満した100リ
ットルの密閉容器に入れ、ブラックライト5aを点灯さ
せ二酸化炭素の濃度を調べることにより吸着トルエンに
対する分解率の経時変化を求めた。
【0024】また同様に、上記で用いたトルエンを吸着
したハニカム体も窒素79%酸素21%の擬似空気で充
満した100リットルの密閉容器に入れ、ハニカム表面
で2mW/cm2の照射強度となるように担持していな
い別のブラックライトを用いて照射し、同様に吸着トル
エンに対する分解率の経時変化を求めた。
【0025】以上の結果を図2に示す。図2より、本実
施例で用いたゼオライトと二酸化チタンを担持したブラ
ックライトを点灯すれば、1時間で90%程度が分解
し、2時間でほぼ100%分解するが、対照実験である
ハニカム体に照射したものは、4時間経過後も50%程
度の分解である。
【0026】以上から、本実施例のように、光触媒を活
性化させる光源に吸着剤および光触媒の層を設けると、
高い照射強度でかつ光触媒および吸着剤全体への照射が
可能となり、吸着した汚染物質の速やかで完全な分解再
生が図れる有用な空気清浄機とすることができる。
【0027】また、本実施例のようにHEPAフィルタ
などに代表される集塵フィルタや電気集塵など集塵手段
を流れの最上流側に配置することにより、固形分である
塵埃や花粉などを除去すると共に、ガス状成分を吸着す
る吸着剤への付着を防止できる。
【0028】さらに、本実施例では、吸着剤として疎水
性ゼオライトを用いたが、活性炭やシリカゲルなどの吸
着剤でも同様の効果を示すものである。
【0029】同様に、本実施例では、光触媒を活性化さ
せる光源としてブラックライトを用いたが、400nm
以下の波長帯域を有するものであれば、ブラックライト
以外の例えば殺菌灯や冷陰極管でも同様の効果を示すも
のである。
【0030】(実施例2)次に本発明の第二の実施例を
示す。本実施例では、15Wのブラックライトの表面
に、まずアナターゼ型の二酸化チタンの層を無機系バイ
ンダーにより形成させ、そのさらに上から疎水性ゼオラ
イトの層を無機系バインダーにより形成させた。概念図
を図3に示す。なお、担持したゼオライトおよび二酸化
チタンの量は実施例1と同等であり、空気浄化装置にお
いては図1に示すようにやはり4本用いた。
【0031】実施例1と同様に6m3の評価用チャンバ
を用いてトルエンの除去試験を行ったところ、30分後
の濃度は同様に検知されず、0.1ppm以下であっ
た。
【0032】また実施例1と同様に、上記で用いたトル
エンを吸着したゼオライトと二酸化チタンを担持したブ
ラックライト4本すべてを窒素79%酸素21%の擬似
空気で充満した100リットルの密閉容器に入れ、ブラ
ックライトを点灯させ二酸化炭素の濃度を調べることに
より吸着トルエンに対する分解率の経時変化を求めた。
実施例1の結果と共に図4に示す。
【0033】図4より本実施例では、1時間経過後でほ
ぼ100%の分解率となり、さらに速やかで完全な分解
が行われていることを示す。
【0034】以上のように、光触媒を活性化する光源の
表面に光触媒、吸着剤の順に層を設けることにより、光
触媒層は吸着剤の影になることなく光の照射を受けるこ
とができ、さらに効果的に速やかで完全な分解再生が図
れる空気浄化装置とすることができる。
【0035】(実施例3)次に本発明の第三の実施例を
図5に示す。図5の符号1から6までは実施例1と同様
であり、7はイオウ系物質を除去するフィルタであり、
本実施例ではマンガンと銅の複合酸化物50gを無機系
バインダーで700ccのハニカム体(200セル/i
2)に担持したフィルタである。
【0036】このフィルタ7を疎水性ゼオライトと二酸
化チタンを担持したブラックライト(光源)5よりも上
流側に配置している。
【0037】以上の空気浄化装置を用いて6m3の評価
用チャンバを用いてトルエンと硫化水素の除去性能を調
べた。
【0038】トルエン、硫化水素それぞれ20ppmに
調整し、吸引量3m3/分として30分後の濃度を調べ
ると、両方検知されず0.1ppm以下であった。
【0039】対照実験として、フィルタ7を疎水性ゼオ
ライトと二酸化チタンを担持したブラックライト5の下
流側に配置した空気浄化装置でも同様に性能を調べたと
ころ、トルエン、硫化水素共に検知されず0.1ppm
以下であった。
【0040】この後、本実施例、対照実験共にブラック
ライトに2時間点灯させゼオライトに吸着したトルエン
の分解再生を行った。
【0041】上記のようにトルエンおよび硫化水素を2
0ppmに調整した6m3チャンバでの浄化試験を30
分行い、その後ブラックライトに2時間点灯させ、これ
を1サイクルとし、10サイクル経過後に6m3チャン
バでのトルエンと硫化水素の浄化試験を30分行い濃度
を調べた。
【0042】本実施例、対照実験ともに硫化水素は検知
されず0.1ppm以下であったが、トルエンは本実施
例では検知されず0.1ppm以下であったのに対し
て、対照実験では5ppm検知された。
【0043】これは、浄化試験時に対照実験では硫化水
素が光触媒である二酸化チタンに直接通気してくるため
二酸化チタンが硫化水素により被毒され、光触媒の活性
作用の劣化が生じたのに対して、本実施例では、マンガ
ンと銅の複合酸化物を無機系バインダーで担持したフィ
ルタを上流側に配置しているため、ここで硫化水素の除
去が行われ、硫化水素による被毒が軽減され光触媒の活
性作用を維持しているためである。
【0044】ここでは硫化水素に対しての効果を調べた
が、一般的に硫化メチルや二酸化イオウなどイオウ系の
物質に対して二酸化チタンは化合物を作りやすく、その
ため被毒されると考えられる。
【0045】以上のようにイオウ系物質を吸着するフィ
ルタを吸着剤と光触媒を担持した光源の上流側に配置す
ることにより、被毒が軽減され長期にわたって分解再生
性能を維持できるものである。
【0046】なお、ここでは、イオウ系物質として硫化
水素を用いたが、硫化水素以外にも硫化メチルなどのイ
オウ系物質であれば同様の効果を示すものであり、また
除去フィルタとして、マンガンと銅の複合酸化物を無機
系バインダーで担持したハニカム体を用いたが、マンガ
ン、銅、コバルト、亜鉛を含む酸化物または複合酸化物
でも同様の効果を示すものであり、さらには、ハニカム
体でなくてもペレットを保持させたフィルタなど除去で
きる形態であれば同様の効果があるものである。
【0047】(実施例4)次に本発明の第四の実施例を
示す。本実施例では図6に示すように、実施例1で用い
た15Wのブラックライト5aの表面側に凹凸形状とし
たガラス管5dを装着し、光源の表面を凹凸形状として
いる。凹凸形状のガラス管5dは、疎水性ゼオライト5
bと二酸化チタン5cを1:1の比率で混合物を、無機
系バインダーを用いてその表面に担持している。本実施
例でも実施例1と同様に、1本あたり25gの疎水性ゼ
オライトと25gの二酸化チタンを担持している。この
時、吸着層の有効表面積は実施例1の約3倍となってい
る。
【0048】以上の空気浄化装置を用いて除去性能を調
べた。6m3の評価用チャンバ内に上記の空気浄化装置
をセットし、汚染ガスとしてトルエンを20ppmに調
整し、風量3m3/分で作動させた。経過時間ごとのチ
ャンバ内の濃度を測定し、チャンバ内のトルエン残存率
の経時変化を求めた。実施例1の結果と合わせて図7に
示す。
【0049】図7より実施例1での結果よりも本実施例
での方が早く除去されていることが示される。
【0050】以上のように光源の表面形状を凹凸形状と
することにより、吸着剤層の有効表面積が増大し、汚染
空気との接触効率が増大するためより速やかに汚染空気
の浄化が行えるものである。
【0051】なお本実施例では、15Wのブラックライ
トに表面に凹凸を付けたガラス管を装着して表面積を増
大させたが、400nm以下の波長帯域を通過させ、か
つ光触媒作用により劣化しない物であれば他の材料、手
段を用いて凹凸を設けても同様の効果を示すものであ
る。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、光触媒
を活性化させる光源の表面に光触媒と吸着剤の層を設け
ることにより、汚染物質の吸着能力を確保し、また、光
源を点灯させることにより、高い照射強度でかつ吸着剤
と光触媒の層全体への照射が可能となるため、吸着した
汚染物質の速やかに分解でき、吸着剤の再生が確実なも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例1における空気浄化装置
の断面図 (b)同吸着剤と光触媒の層を設けた光源の平断面図
【図2】同吸着トルエンに対する分解率の経時変化を表
す特性図
【図3】本発明の実施例2における吸着剤と光触媒の層
を設けた光源の平断面図
【図4】同吸着トルエンに対する分解率の経時変化を表
す特性図
【図5】本発明の実施例3における空気浄化装置の断面
【図6】本発明の実施例4におけるにおける光源の平断
面図
【図7】同トルエンの残存率の経時変化を表す特性図
【符号の説明】
1 空気浄化装置本体 2 吸引口 3 集塵フィルタ 4 送風手段 5 光触媒と吸着剤を担持した光源 5a ブラックライト 5b 疎水性ゼオライト 5c 光触媒 5d 凹凸を付けたガラス管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 20/06 B01J 20/10 D 20/10 35/02 J 35/02 B01D 53/36 J (72)発明者 志賀 あづさ 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 新田 浩朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4C080 AA07 AA09 BB02 CC01 HH05 JJ05 LL02 LL03 MM02 MM04 MM05 MM06 QQ20 4D048 AA22 AB01 AB03 BA07X BB05 CA06 CD01 EA01 4G066 AA05B AA15B AA18B AA22B AA26B AA27B AA61B CA02 CA22 CA52 DA03 GA18 4G069 AA03 AA08 AA09 BA04A BA04B BA48A BB04A BB04B CA01 CA07 CA10 CA17 DA06 EA08 EC22Y FB23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気浄化装置本体と、前記空気浄化装置
    本体内に収容される光触媒を活性化させる光源と、汚染
    空気を前記空気浄化装置本体内に導入する送風手段を備
    え、前記光源の表面には光触媒と吸着剤の層を設けた空
    気浄化装置。
  2. 【請求項2】 光源の表面を凹凸形状とした請求項1に
    記載の空気浄化装置。
  3. 【請求項3】 光源の表面に、光触媒の層、吸着剤の層
    の順に積層した請求項1または2に記載の空気浄化装
    置。
  4. 【請求項4】 吸着剤には、少なくとも活性炭、ゼオラ
    イト、シリカゲルのいずれかを含んでいる請求項1から
    3いずれか一項に記載の空気浄化装置。
  5. 【請求項5】 イオウ系物質を吸着するフィルタを、光
    触媒と吸着剤の層より上流側に配置した請求項1から4
    いずれか一項に記載の空気浄化装置。
  6. 【請求項6】 イオウ系物質を吸着するフィルタを、マ
    ンガン、銅、コバルト、亜鉛のいずれかを含んでいる酸
    化物または/およびその複合酸化物から構成した請求項
    5に記載の空気浄化装置。
  7. 【請求項7】 最上流側に集塵手段を設けた請求項1か
    ら6のいずれか一項に記載の空気浄化装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005193118A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Daiken Kagaku Kogyo Kk 光触媒性粒子、光触媒性溶液、噴霧器、空気清浄器及び光触媒性基体
JP2009014253A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Panasonic Corp 換気装置

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