JP2003166732A - 空気浄化装置 - Google Patents

空気浄化装置

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JP2003166732A
JP2003166732A JP2001368305A JP2001368305A JP2003166732A JP 2003166732 A JP2003166732 A JP 2003166732A JP 2001368305 A JP2001368305 A JP 2001368305A JP 2001368305 A JP2001368305 A JP 2001368305A JP 2003166732 A JP2003166732 A JP 2003166732A
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filter
filters
time
purifying apparatus
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Koichi Nakano
幸一 中野
Akiyoshi Fukumoto
明美 福本
Hiroo Nitta
浩朗 新田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の空気浄化装置では、通常は絶えず汚染
空気を吸引しているため、吸着剤の表面の吸着サイトが
汚染空気で埋まるだけで吸着材が破過に達し、吸着剤内
部の吸着容量を有効的に利用せずに、フィルタの交換を
していた。 【解決手段】 汚染空気を浄化し、通気性を有する複数
のフィルタ3a、3bを備え、一定期間の後には、フィ
ルタ3a、3bの順序を入れ替えることにより、新たに
下流側に配置されたフィルタにおいて、吸着された被吸
着物質が内部への拡散をしていく時間を確保できること
から、吸着剤の表面が再生され、フィルタの交換期間を
長期化することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、臭気や汚染物質、
たとえば、たばこ臭、調理臭、トイレ臭、ペット臭、ホ
ルムアルデヒド、VOCなどを浄化する空気浄化装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気浄化装置は、空気浄化材料と
して活性炭やゼオライトなどの吸着剤を用いた平面状の
吸着フィルタを装着し、ファンにより汚染空気を吸引す
るものが一般的である。
【0003】通常の空気浄化装置では、絶えず汚染空気
を吸引しているため、吸着剤の表面の吸着サイトが汚染
空気で埋まることにより動的な破過が訪れ、短期間でフ
ィルタの交換を要するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これは
表面層に汚染物質が吸着しただけであるため、化学吸着
作用を持つ吸着剤に関しては、清浄空気の下で長時間経
過すれば汚染物質は吸着剤内部に拡散していくものであ
るが、通常は装置を常時動作させるため、内部に拡散す
る前に、下流側の吸着剤の表面層に吸着していき、フィ
ルタの交換を余儀なくされるものであった。よって、吸
着剤内部まで含めた全吸着容量を有効的に利用していな
いものであった。
【0005】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、吸着剤の吸着容量を有効的に利用し、フィルタの長
寿命化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】汚染空気を浄化し、通気
性を有する複数のフィルタを備え、一定期間の後には、
制御および機構手段によって、フィルタの順序を入れ替
えることにより、新たに下流側に配置されたフィルタに
おいて、吸着された被吸着物質が内部への拡散をしてい
く時間を確保できることから、吸着剤の表面が再生さ
れ、フィルタの交換期間を長期化することが可能とな
る。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、汚染空
気を吸気する吸気口と、前記汚染空気を浄化し、通気性
を有するとともに直列に配置された複数のフィルタと、
前記フィルタに汚染空気を導入する送風手段と、前記フ
ィルタの順序を入れ替える制御手段および機構手段と、
浄化された空気を排気する排気口とを備え、前記送風手
段により前記吸気口から前記フィルタに導入された汚染
空気は、フィルタで浄化された後、排気口より排出さ
れ、一定期間の後には、前記制御手段および機構手段
が、前記フィルタの順序を入れ替えることにより、浄化
度合いの高い下流側に新たに配置されたフィルタにおい
て、吸着された被吸着物質が内部への拡散をしていく時
間を確保できることから、表面的には吸着剤が再生さ
れ、フィルタの交換期間を長期化する空気浄化装置とす
ることができる。
【0008】請求項2に記載の発明は、汚染空気を吸気
する吸気口と、前記汚染空気を浄化し、通気性を有する
とともに放射状に配置された複数のフィルタと、前記フ
ィルタに汚染空気を導入する送風手段と、前記フィルタ
の順序を入れ替える制御手段および機構手段と、浄化さ
れた空気を排気する排気口とを備え、前記送風手段によ
り前記吸気口から前記フィルタに導入された汚染空気
は、フィルタで浄化された後、排気口より排出され、一
定期間の後には、前記制御手段および機構手段が、前記
フィルタを放射の中心軸まわりに上流側に回転すること
により、前記フィルタの順序を入れ替える構成としたこ
とにより、簡単な構成によりフィルタを長寿命化するこ
とができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、特に、請求項1
または2記載の吸気口から最初に通過するフィルタが、
一定期間の後には排気口直前のフィルタに、また、それ
以外のフィルタは順送りに上流側へ順序を入れ替えるこ
とにより、最も表面に吸着したフィルタが、浄化度合い
の高い最下流に配置されることから、より効果的にフィ
ルタを長寿命化することができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、特に、請求項1
ないし3のいずれか1項に記載の機構手段が、フィルタ
の回転台と、モータと、タイミングベルトとから構成す
ることにより、簡便な手段で具体的に構成することがで
きる。
【0011】請求項5に記載の発明は、特に、請求項1
から4のいずれか1項に記載のフィルタを、ハニカム形
状としたことにより、除去効率を高く維持したまま、通
気抵抗を低く抑えることができるため、装置のコンパク
ト化等が図れ、さらに有用な空気浄化装置とすることが
できる。
【0012】請求項6に記載の発明は、特に、請求項1
から5のいずれか1項に記載のフィルタには、少なくと
も化学吸着作用による吸着剤が含まれていることによ
り、脱着や再放出の可能性が少なく、フィルタの長寿命
効果をさらに効果的に発揮できるものとなる。
【0013】請求項7に記載の発明は、特に、請求項6
記載の化学吸着作用による吸着剤を、マンガン、銅、コ
バルト、亜鉛のいずれかを含む酸化物あるいは複合酸化
物とすることにより、特に硫化物の吸着に優れ、上記構
成により長寿命化できるフィルタを簡便で、具体的に構
成することが可能となる。
【0014】請求項8に記載の発明は、特に、請求項1
から7のいずれか1項に記載のフィルタの上流側に、集
塵手段を配置したことにより、分子レベルの臭気や汚染
物質だけでなく、ホコリや塵埃などの浮遊粒子も除去さ
れると同時にフィルタを保護することになるため、耐久
的にも優れたものとできる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0016】(実施例1)図1(a)は本発明の第一の
実施例における空気浄化装置を上方向から見た平面構成
図であり、図1(b)は同空気浄化装置を横方向から見
た断面構成図である。
【0017】図1(a)において、1は空気浄化装置の
本体に設けられた吸気口である。2は集塵手段であり、
ここではHEPAフィルタを用いている。3a、3bは
脱臭用のフィルタであり、1平方インチあたりのセル数
が200個のハニカム体に、酸化マンガンとゼオライト
を1対1の比率で、1ccあたり0.1g坦持したもの
を200ccずつ用いている。また4は送風手段として
シロッコファンを用い、5は本体に設けられた排気口で
あり、6はフィルタ3a、3bに導く整流板である。
【0018】図1(b)において、7はフィルタ3a、
3bが固定されている回転台であり、8は回転台7を駆
動するモータであり、9はモータ8の回転を回転台7に
伝えるタイミングベルトである。
【0019】図1(a)、(b)において、汚染された
空気はシロッコファン4に吸引され、矢印で示すように
吸気口1より吸入される。吸入された汚染空気は先ず、
HEPAフィルタ2により粒子状物質が除去される。そ
の後、整流板6により整流されフィルタ3a、3bに導
かれ、臭気など分子状物質が除去されて清浄化される。
清浄化された空気はシロッコファン4内部を通り抜け排
気口5より排気される。
【0020】以上の過程を経て空気浄化されるが、ある
一定期間、通気されると、図示していないタイマー等よ
りなる制御手段により、モータ8に印加され、タイミン
グベルト9を介して回転台7が半回転する。半回転する
ことによりフィルタ3aは上流側から下流側へ、フィル
タ3bは下流側から上流側へと位置が変化する。
【0021】以上の空気浄化装置を用いて連続通気試験
を行った。
【0022】吸気口から硫化水素を1ppmの濃度で通
気し、排気口の濃度を測定することにより除去率の変動
を調べた。
【0023】回転台7は24時間毎に半回転する制御と
した。また、対照実験として回転台を固定して測定し
た。結果を図2に示す。
【0024】図2において、(a)は回転台を固定した
対照実験の特性結果であり、(b)は本実施例の特性結
果である。(a)では、初期の除去率がほぼ100%で
あったものが、5日目に50%以下となったが、本実施
例は(b)に示すように、回転時に脈動はあるものの、
8日目まで50%を維持した。
【0025】以上のように本実施例では、フィルタの順
序を入れ替えることにより、フィルタ寿命を伸ばすこと
ができたが、以上の結果を図3、図4に示すモデル図で
説明する。
【0026】図3(a)に吸着剤のモデル図を示す。図
3(a)は、全体が吸着剤であり、内側の四角形の外側
が表面層、内側が内部を示すものとする。
【0027】図3(b)は、汚染物質が表面に吸着した
状態を示す。雰囲気に汚染物質が存在すれば表面層に吸
着する。これを斜線で示している。
【0028】図3(c)は、清浄空気下で時間が経過す
ると、汚染物質の吸着剤内部への拡散が起こる。つま
り、汚染物質が内部へ移動し、見かけ上、表面層は再生
される。物理吸着作用を持つ吸着剤では表面からの脱着
も起こるが、化学吸着作用を持つ吸着剤では、表面から
の脱着は極めて少ない。
【0029】図3(d)は再び汚染物質にさらすと、表
面層に再び吸着が起こる。
【0030】一般に吸着剤は以上の作用を持つものであ
る。
【0031】以上の吸着剤のモデルで実験結果を図4に
より説明する。
【0032】図4では矢印が通気方向であるが、吸着剤
が通気方向に直列に2個あるモデルである。また表記の
1、2、3、4は経過時間を示す。図4(a)は位置を
変えない場合、図4(b)は時間毎に上流下流の位置を
変えていく場合である。
【0033】位置を変えない図4(a)の場合、時間1
で上流側の吸着剤表面層に吸着し、時間2で下流側の表
面層にも吸着し、常に汚染物質雰囲気であるため上流側
も下流側も内部への拡散が間に合わず、時間2で破過す
る。
【0034】時間毎に位置を変える図4(b)の場合、
時間1では図4(a)と同じであるが、ここで位置を変
えるため、時間2では、上流側は表面層に吸着が起こる
が、その間下流側には汚染物質は来ないため、下流側は
この間に内部への拡散が起こり、表面層が再生状態とな
る。さらに位置を変えたとき、表面層が再生状態である
ため上流側で吸着が起こり、下流側で内部拡散、再生が
起こる。よって図4(b)では時間4経過後に破過とな
り、ここでは図4(a)よりも2倍の破過時間となる。
【0035】本実施例では、上記のようなことが起こる
ため、複数のフィルタの位置を変化させることにより、
同じ吸着剤でも、破過時間つまりフィルタ寿命の長期化
が可能となる。
【0036】また、本実施例ではフィルタをハニカム形
状としているが、ハニカム形状とすることにより、除去
効率を高く維持したまま、通気抵抗を低く抑えることが
できるため、装置のコンパクト化等が図れ、さらに有用
な空気浄化装置とすることができる。
【0037】また本実施例では、吸着剤として酸化マン
ガンとゼオライトを用いているが、酸化マンガンは特に
硫化水素などの硫化物の化学吸着を特異的にする吸着剤
であり、吸着した後に下流側に配置しても、脱着や再放
出が起こらず、フィルタの長寿命効果をさらに効果的に
発揮できるものとなる。またマンガンの他に、銅やコバ
ルト、亜鉛のいずれかを含む酸化物や複合酸化物を用い
ても同様の効果が得られるものである。
【0038】さらに本実施例では、フィルタの上流側に
集塵手段としてHEPAフィルタを配置し、分子レベル
の臭気や汚染物質だけでなく、ホコリや塵埃などの浮遊
粒子も除去されると同時にフィルタを保護することにな
るため、耐久的にも優れたものとできる。
【0039】(実施例2)次に本発明の第二の実施例を
示す。
【0040】図5(a)は本発明の第二の実施例におけ
る空気浄化装置を上方向から見た平面構成図であり、図
5(b)は同空気浄化装置を横方向から見た断面構成図
である。図5(a)、(b)において51から59は図
1の1〜9にそれぞれ対応するが、フィルタは5aから
5dまで4枚用いている。
【0041】図5(a)、(b)において、汚染された
空気はシロッコファン54に吸引され矢印のように吸気
口51より吸入される。吸入された汚染空気はまず、H
EPAフィルタ52により粒子状物質が除去される。そ
の後、フィルタ53aに導かれ、円を描きながら矢印の
ように53b、53c、53dを順に通過し、臭気など
分子状物質が除去されて清浄化される。清浄化された空
気はシロッコファン54内部を通り抜け排気口55より
排気される。
【0042】以上の過程を経て空気浄化されるが、ある
一定期間、通気されると図示していないタイマー等より
なる制御手段により、モータ58に印加され、タイミン
グベルト59を介して回転台57が、上から見て反時計
回りに1/4回転する。1/4回転することによりフィル
タ53aは最上流側から最下流側へ、フィルタ53b、
53c、53dはそれぞれ上流側へと位置が変化する。
【0043】以上の空気浄化装置を用いて、実施例1と
同様に通気試験を行った。
【0044】吸気口から硫化水素を1ppmの濃度で通
気し、排気口の濃度を測定することにより除去率の変動
を調べた。
【0045】回転台7は24時間後ずつ1/4回転する
制御とした。また、対照実験として回転台を固定して測
定した。結果を図6に示す。
【0046】図6において、(a)は回転台を固定した
対照実験の特性結果であり、(b)は本実施例の特性結
果である。(a)では、初期の除去率がほぼ100%で
あったものが、16日目に50%以下となったが、本実
施例の(b)では回転時に脈動はあるものの、25日目
まで50%を維持した。
【0047】同様に図3の吸着剤のモデルで実験結果を
図7により説明する。
【0048】図7では本実施例のように吸着剤が4個あ
るモデルであり、フィルタごとにa、b、c、dと付与
している。表記の1、2、3、4、5は経過時間を示
す。図7(a)は回転しない場合、図7(b)は回転し
時間毎に順送りに位置を変えていく場合である。
【0049】回転せず位置を変えない図7(a)の場
合、時間1で最上流側の吸着剤表面層に吸着し、時間の
経過毎に下流側の吸着剤表面層に吸着し、時間4で破過
に達する。
【0050】回転し順送りに位置を変える図7(b)の
場合、時間1では図7(a)と同じであるが、時間2に
おいては表面層に吸着したフィルタaが最下流側に位置
し、下流側ではでは汚染物質は来ないため、この間に内
部への拡散が起こり、表面層が再生状態となる。この繰
り返しの効果により時間4以降も吸着性能は維持するこ
とになる。
【0051】このように複数のフィルタの位置を変化、
特に、吸気口から最初に通過するフィルタが、一定期間
の後には排気口直前のフィルタに、また、それ以外のフ
ィルタは順送りに上流側へ順序を入れ替えることによ
り、より効果的にフィルタを長寿命化することができ
る。
【0052】なお、本実施例では、すべてのフィルタを
常に使用状況に置く構成としているが、図8のように、
ある一定期間は使用状況に置かない構成としても同等の
効果があるものである。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、フィル
タの順序を入れ替えることにより、浄化度合いの高い下
流側に新たに配置されたフィルタにおいて、吸着された
被吸着物質が内部への拡散をしていく時間を確保できる
ことから、表面的には吸着剤が再生され、フィルタの交
換期間を長期化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施例1における空気浄化装置
を上方向からみた平面構成図 (b)同空気浄化装置を横方向からみた断面構成図
【図2】同空気浄化装置における硫化水素の連続通気試
験における除去率の変動を示す特性図
【図3】(a)同空気浄化装置の吸着剤の吸着状況を示
すモデル図 (b)同空気浄化装置の吸着剤の吸着状況を示す他のモ
デル図 (c)同空気浄化装置の吸着剤の吸着状況を示す他のモ
デル図 (d)同空気浄化装置の吸着剤の吸着状況を示す他のモ
デル図
【図4】(a)同空気浄化装置のフィルタの位置を変え
ない場合における、吸着剤の吸着状況を経過時間ととも
に示すモデル図 (b)同空気浄化装置のフィルタの位置を変える場合に
おける、吸着剤の吸着状況を経過時間とともに示すモデ
ル図
【図5】(a)本発明の実施例2における空気浄化装置
を上方向からみた平面構成図 (b)同空気浄化装置を横方向からみた断面構成図
【図6】同空気浄化装置における硫化水素の連続通気試
験における除去率の変動を示す特性図
【図7】(a)同空気浄化装置のフィルタを回転しない
場合における、吸着剤の吸着状況を経過時間とともに示
すモデル図 (b)同空気浄化装置のフィルタを回転する場合におけ
る、吸着剤の吸着状況を経過時間とともに示すモデル図
【図8】本発明の他の構成を示す空気浄化装置の構成図
【符号の説明】
1、51 吸気口 2、52 HEPAフィルタ(集塵手段) 3a、3b、53a、53b、53c、53d フィル
タ 4、54 シロッコファン(送風手段) 5、55 排気口 7、57 回転台 8、58 モータ 9、59 タイミングベルト 21 吸着剤モデル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 20/06 B01J 20/06 B (72)発明者 新田 浩朗 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4C080 AA05 BB02 BB05 CC02 HH05 JJ03 KK08 LL10 MM02 QQ11 4D058 JA14 KB11 SA20 TA02 TA07 4G066 AA15B AA18B AA26B AA27B BA07 CA02 CA24 CA52 CA56 DA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚染空気を吸気する吸気口と、前記汚染
    空気を浄化し、通気性を有するとともに直列に配置され
    た複数のフィルタと、前記フィルタに汚染空気を導入す
    る送風手段と、前記フィルタの順序を入れ替える制御手
    段および機構手段と、浄化された空気を排気する排気口
    とを備え、前記送風手段により前記吸気口から前記フィ
    ルタに導入された汚染空気は、フィルタで浄化された
    後、排気口より排出され、一定期間の後には、前記制御
    手段および機構手段が、前記フィルタの順序を入れ替え
    る構成とした空気浄化装置。
  2. 【請求項2】 汚染空気を吸気する吸気口と、前記汚染
    空気を浄化し、通気性を有するとともに放射状に配置さ
    れた複数のフィルタと、前記フィルタに汚染空気を導入
    する送風手段と、前記フィルタの順序を入れ替える制御
    手段および機構手段と、浄化された空気を排気する排気
    口とを備え、前記送風手段により前記吸気口から前記フ
    ィルタに導入された汚染空気は、フィルタで浄化された
    後、排気口より排出され、一定期間の後には、前記制御
    手段および機構手段が、前記フィルタを放射の中心軸ま
    わりに上流側に回転することにより、前記フィルタの順
    序を入れ替える構成とした空気浄化装置。
  3. 【請求項3】 吸気口から最初に通過するフィルタが、
    一定期間の後には排気口直前のフィルタに、また、それ
    以外のフィルタは順送りに上流側へ順序を入れ替える請
    求項1または2に記載の空気浄化装置。
  4. 【請求項4】 機構手段はフィルタの回転台と、モータ
    と、タイミングベルトとからなる請求項1ないし3のい
    ずれか1項に記載の空気浄化装置。
  5. 【請求項5】 フィルタを、ハニカム形状とした請求項
    1から4のいずれか1項に記載の空気浄化装置。
  6. 【請求項6】 フィルタには、少なくとも化学吸着作用
    による吸着剤が含まれている請求項1からの5のいずれ
    か1項に記載の空気浄化装置。
  7. 【請求項7】 化学吸着作用による吸着剤は、マンガ
    ン、銅、コバルト、亜鉛のいずれかを含む酸化物あるい
    は複合酸化物である請求項6に記載の空気浄化装置。
  8. 【請求項8】 フィルタの上流側には集塵手段を配置し
    た請求項1から7のいずれか1項に記載の空気浄化装
    置。
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