JP2001061918A - マッサージ機 - Google Patents
マッサージ機Info
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- JP2001061918A JP2001061918A JP23729599A JP23729599A JP2001061918A JP 2001061918 A JP2001061918 A JP 2001061918A JP 23729599 A JP23729599 A JP 23729599A JP 23729599 A JP23729599 A JP 23729599A JP 2001061918 A JP2001061918 A JP 2001061918A
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- Japan
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- air
- user
- treatment
- air bag
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Abstract
(57)【要約】
【課題】施療子の無駄な動作をなくして施療時間を短縮
できるとともにエネルギー損失及び損耗を抑制できるマ
ッサージ機を得ることにある。 【解決手段】使用者が横たわるマット部12に、その長手
方向に沿って多数の空気袋(施療子)13A〜13H、14A〜14
Hを並設し、これら空気袋をエアー給排気装置15で膨張
・収縮させてマッサージをするマット式エアーマッサー
ジ機11を前提とする。各空気袋が膨脹した時の圧力を検
出して、これら空気袋の個別の膨脹動作が施療に有効か
無効かを判断させる情報を得る圧力センサ16、17を設け
る。センサの検出情報に基づいて制御装置15は、夫々に
空気袋の施療動作の有効・無効を判断し、無効と判断し
た空気袋を非動作にすると共に有効と判断した空気袋群
の内の少なくとも一部を動作させる。それにより、使用
者から外れた位置の空気袋の膨脹・収縮をなくしてマッ
サージをすることを特徴としている。
できるとともにエネルギー損失及び損耗を抑制できるマ
ッサージ機を得ることにある。 【解決手段】使用者が横たわるマット部12に、その長手
方向に沿って多数の空気袋(施療子)13A〜13H、14A〜14
Hを並設し、これら空気袋をエアー給排気装置15で膨張
・収縮させてマッサージをするマット式エアーマッサー
ジ機11を前提とする。各空気袋が膨脹した時の圧力を検
出して、これら空気袋の個別の膨脹動作が施療に有効か
無効かを判断させる情報を得る圧力センサ16、17を設け
る。センサの検出情報に基づいて制御装置15は、夫々に
空気袋の施療動作の有効・無効を判断し、無効と判断し
た空気袋を非動作にすると共に有効と判断した空気袋群
の内の少なくとも一部を動作させる。それにより、使用
者から外れた位置の空気袋の膨脹・収縮をなくしてマッ
サージをすることを特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の施療子例え
ば空気袋を膨張・収縮させて使用者の被施療部位をマッ
サージする例えばマット式等のマッサージ機に関する。
ば空気袋を膨張・収縮させて使用者の被施療部位をマッ
サージする例えばマット式等のマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】施療台上に横たわった使用者をマッサー
ジするマッサージ機として、施療台の長手方向、つま
り、使用者の体軸方向に延びるレールに沿って回転可能
なローラ(施療子)を移動させ、この移動を施療台の長
手方向両端で検出するとともに、その検出の都度、ロー
ラの移動方向を折り返し、繰り返し往復移動させながら
使用者の全身に施療刺激を与えてマッサージをするロー
ラ式マッサージ機が知られている。
ジするマッサージ機として、施療台の長手方向、つま
り、使用者の体軸方向に延びるレールに沿って回転可能
なローラ(施療子)を移動させ、この移動を施療台の長
手方向両端で検出するとともに、その検出の都度、ロー
ラの移動方向を折り返し、繰り返し往復移動させながら
使用者の全身に施療刺激を与えてマッサージをするロー
ラ式マッサージ機が知られている。
【0003】又、マット部に横たわった使用者をマッサ
ージするマッサージ機として、マット部にその長手方向
に沿って多数の空気袋(施療子)を一定間隔で取付け、
これら空気袋をその並び順にエアー給排気装置により順
次膨脹・収縮させることを繰返して、使用者に施療刺激
を与えてマッサージをするマット式のエアーマッサージ
機が知られている。
ージするマッサージ機として、マット部にその長手方向
に沿って多数の空気袋(施療子)を一定間隔で取付け、
これら空気袋をその並び順にエアー給排気装置により順
次膨脹・収縮させることを繰返して、使用者に施療刺激
を与えてマッサージをするマット式のエアーマッサージ
機が知られている。
【0004】これらのマッサージ機は、老若男女の使用
者の身長のばらつきに関係なく使用できるように、背丈
の高い使用者に適合する長さに作られている。
者の身長のばらつきに関係なく使用できるように、背丈
の高い使用者に適合する長さに作られている。
【0005】そのため、前者のローラ式マッサージ機で
は、施療台上に横たわった使用者の頭部及び足先からロ
ーラの移動を検出するセンサまでの部分の長さは、身長
が低いほど長くなり、したがって、この部分をローラが
動く時には使用者に施療刺激を与えることができない。
このように無駄な動作を含んでいるので、施療時間が長
く掛かるとともに、エネルギー上の損失及び余分な損耗
がある。
は、施療台上に横たわった使用者の頭部及び足先からロ
ーラの移動を検出するセンサまでの部分の長さは、身長
が低いほど長くなり、したがって、この部分をローラが
動く時には使用者に施療刺激を与えることができない。
このように無駄な動作を含んでいるので、施療時間が長
く掛かるとともに、エネルギー上の損失及び余分な損耗
がある。
【0006】又、後者のエアーマッサージ機では、一般
的にマット部に横たわった使用者の上半身に対応する位
置にしか空気袋が配設されておらず、全身マッサージを
することはできない。そこで、本出願人はマット部に横
たわった使用者の上半身から下半身にわたって対応する
ように空気袋を多数設けたエアーマッサージ機を最近開
発したが、これらの空気袋に対する給排気は、エアー給
排気装置が備えるロータリー弁からなる空気分配器を介
して行われるので、各空気袋はその並び方向に沿って順
番に膨脹・収縮をする動作を繰返す。そのため、特に、
身長が低い使用者が使用する場合、この使用者の足先方
向に外れて位置する空気袋の膨脹・収縮は、無駄な動作
となって使用者に施療刺激を与えることができない。よ
って、前記ローラ式マッサージ機と同様に施療時間が長
く掛かるとともに、エネルギー上の損失及び余分な損耗
がある。
的にマット部に横たわった使用者の上半身に対応する位
置にしか空気袋が配設されておらず、全身マッサージを
することはできない。そこで、本出願人はマット部に横
たわった使用者の上半身から下半身にわたって対応する
ように空気袋を多数設けたエアーマッサージ機を最近開
発したが、これらの空気袋に対する給排気は、エアー給
排気装置が備えるロータリー弁からなる空気分配器を介
して行われるので、各空気袋はその並び方向に沿って順
番に膨脹・収縮をする動作を繰返す。そのため、特に、
身長が低い使用者が使用する場合、この使用者の足先方
向に外れて位置する空気袋の膨脹・収縮は、無駄な動作
となって使用者に施療刺激を与えることができない。よ
って、前記ローラ式マッサージ機と同様に施療時間が長
く掛かるとともに、エネルギー上の損失及び余分な損耗
がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、施療子の無駄な動作を防止して施療時間を
短縮できるとともにエネルギー損失及び損耗を抑制でき
るマッサージ機を得ることにある。
する課題は、施療子の無駄な動作を防止して施療時間を
短縮できるとともにエネルギー損失及び損耗を抑制でき
るマッサージ機を得ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
使用者の身体を受ける身体受け体と、この受け体の長手
方向に沿って並設され使用者に施療刺激を与える多数の
施療子と、これら施療子のうち前記身体受け体上の使用
者に対応する位置の施療子群を選択してその内の少なく
とも一部を動作させるとともに、それ以外の施療子を非
動作とする制御装置と、この制御装置に運転指令を与え
る入力装置と、を具備したことを特徴とするものであ
る。
使用者の身体を受ける身体受け体と、この受け体の長手
方向に沿って並設され使用者に施療刺激を与える多数の
施療子と、これら施療子のうち前記身体受け体上の使用
者に対応する位置の施療子群を選択してその内の少なく
とも一部を動作させるとともに、それ以外の施療子を非
動作とする制御装置と、この制御装置に運転指令を与え
る入力装置と、を具備したことを特徴とするものであ
る。
【0009】この発明及び以下の各発明(請求項3を除
く)において、身体受け体は、使用者が横たわることが
できるマット状のものであっても、それ以外のものであ
ってもよく、又、施療子としては、それ自体が動いて施
療動作をする可動型のもの、例えば膨脹・収縮する空気
袋、又は振動をするバイブレータ、或いは、それ自体動
かない静止型のもの、例えば発熱して熱刺激を与える加
熱器、又は音響による振動刺激を与えたりするスピーカ
等を使用できる他、これらを組合わせたもの等を使用で
きる。又、この発明及び以下の各発明において、制御装
置はマイクロコンピュータ等で作ることができ、又、入
力装置は、身体受け体に固定された操作パネル又はリモ
ートコントローラ等で形成することができる。
く)において、身体受け体は、使用者が横たわることが
できるマット状のものであっても、それ以外のものであ
ってもよく、又、施療子としては、それ自体が動いて施
療動作をする可動型のもの、例えば膨脹・収縮する空気
袋、又は振動をするバイブレータ、或いは、それ自体動
かない静止型のもの、例えば発熱して熱刺激を与える加
熱器、又は音響による振動刺激を与えたりするスピーカ
等を使用できる他、これらを組合わせたもの等を使用で
きる。又、この発明及び以下の各発明において、制御装
置はマイクロコンピュータ等で作ることができ、又、入
力装置は、身体受け体に固定された操作パネル又はリモ
ートコントローラ等で形成することができる。
【0010】この発明において、身体受け体に並設され
た多数の施療子を動作させる制御装置は、身体受け体上
の使用者に対応する位置の施療子群を選択して、それ以
外の施療子を非動作とするとともに、前記施療子群の内
の少なくとも一部の施療子を動作させる。そのため、動
作する施療子により使用者に対して確実に施療刺激を与
えることができるとともに、身体受け体上の使用者から
外れて使用者に対応しない位置の施療子が無駄に動作す
ることを防止できる。
た多数の施療子を動作させる制御装置は、身体受け体上
の使用者に対応する位置の施療子群を選択して、それ以
外の施療子を非動作とするとともに、前記施療子群の内
の少なくとも一部の施療子を動作させる。そのため、動
作する施療子により使用者に対して確実に施療刺激を与
えることができるとともに、身体受け体上の使用者から
外れて使用者に対応しない位置の施療子が無駄に動作す
ることを防止できる。
【0011】請求項2に係る発明は、前記選択された施
療子群を前記制御装置により所定の順序で動作させるこ
とを特徴とするものである。この発明において所定の順
序とは、前記選択された施療子群の施療動作が順序だっ
て繰り返し行われる行われることを意味し、必ずしも施
療子群が端のものから動作することに制約されるもので
はない。
療子群を前記制御装置により所定の順序で動作させるこ
とを特徴とするものである。この発明において所定の順
序とは、前記選択された施療子群の施療動作が順序だっ
て繰り返し行われる行われることを意味し、必ずしも施
療子群が端のものから動作することに制約されるもので
はない。
【0012】この発明においては、身体受け体上の使用
者に対応する位置の施療子を、所定の順序で繰り返し動
作させて施療をするから、その施療時間を短くできる。
者に対応する位置の施療子を、所定の順序で繰り返し動
作させて施療をするから、その施療時間を短くできる。
【0013】請求項3に係る発明は、前記各施療子をエ
アー給排気装置による空気の給排気に従い膨脹・収縮す
る空気袋とするとともに、これら空気袋製施療子の個別
の施療動作が夫々有効か無効かを圧力センサで検出し、
この検出に基づいて前記身体受け体上の使用者に対応す
る位置の空気袋製施療子群を選択することを特徴とする
ものである。
アー給排気装置による空気の給排気に従い膨脹・収縮す
る空気袋とするとともに、これら空気袋製施療子の個別
の施療動作が夫々有効か無効かを圧力センサで検出し、
この検出に基づいて前記身体受け体上の使用者に対応す
る位置の空気袋製施療子群を選択することを特徴とする
ものである。
【0014】この発明において、エアー給排気装置は、
身体受け体にエアーホースを介して接続し前記身体受け
体とは別置きにしてもよく、或いは身体受け体の一端部
に装着して設けてもよい。更に、例えばポリエチレン樹
脂等の合成樹脂又はゴム等で成形される空気袋は身体受
け体に直接固定されていても、又は、カバー袋に収容し
て、このカバー袋を身体受け体に固定することによって
取付けてもよい。又、圧力センサは、各空気袋の夫々に
取付けてもよく、或いはエアー給排気装置から各空気袋
に至る共通のエアーパイプに取付けてもよく、後者のよ
うにして実施する場合には圧力センサの使用数を最小に
でき、低コストで実施できる点で優れている。
身体受け体にエアーホースを介して接続し前記身体受け
体とは別置きにしてもよく、或いは身体受け体の一端部
に装着して設けてもよい。更に、例えばポリエチレン樹
脂等の合成樹脂又はゴム等で成形される空気袋は身体受
け体に直接固定されていても、又は、カバー袋に収容し
て、このカバー袋を身体受け体に固定することによって
取付けてもよい。又、圧力センサは、各空気袋の夫々に
取付けてもよく、或いはエアー給排気装置から各空気袋
に至る共通のエアーパイプに取付けてもよく、後者のよ
うにして実施する場合には圧力センサの使用数を最小に
でき、低コストで実施できる点で優れている。
【0015】施療子をなす空気袋内の圧力は、使用者の
体重が掛かっている負荷状態では高く、使用者の体重が
掛かっていない無負荷状態では低いので、各空気袋内の
圧力を圧力センサで検出することにより、その検出情報
に基づいて制御装置は各空気袋の膨脹が身体受け体上の
使用者に対して有効に作用するのか作用しないのか(無
効)ということを判定できる。
体重が掛かっている負荷状態では高く、使用者の体重が
掛かっていない無負荷状態では低いので、各空気袋内の
圧力を圧力センサで検出することにより、その検出情報
に基づいて制御装置は各空気袋の膨脹が身体受け体上の
使用者に対して有効に作用するのか作用しないのか(無
効)ということを判定できる。
【0016】したがって、この請求項3の発明において
制御装置は、身体受け体上に使用者が支持された状態
で、はじめに全ての空気袋を順番に膨脹させることによ
り、身体受け体上の使用者に対して施療上有効な空気袋
か無効な空気袋かということを判定してから、有効と判
定された空気袋群、すなわち、身体受け体上の使用者に
対応する位置の空気袋群を選択して、それ以外の空気袋
を非動作とするとともに、前記選択された空気袋群の内
の少なくとも一部の空気袋を動作させてマッサージを行
わせる。そのため、膨脹・収縮する空気袋により使用者
に対して確実に施療刺激を与えることができるととも
に、身体受け体上の使用者から外れて使用者に対応しな
い位置の空気袋の無駄な膨脹・収縮をなくすことができ
る。
制御装置は、身体受け体上に使用者が支持された状態
で、はじめに全ての空気袋を順番に膨脹させることによ
り、身体受け体上の使用者に対して施療上有効な空気袋
か無効な空気袋かということを判定してから、有効と判
定された空気袋群、すなわち、身体受け体上の使用者に
対応する位置の空気袋群を選択して、それ以外の空気袋
を非動作とするとともに、前記選択された空気袋群の内
の少なくとも一部の空気袋を動作させてマッサージを行
わせる。そのため、膨脹・収縮する空気袋により使用者
に対して確実に施療刺激を与えることができるととも
に、身体受け体上の使用者から外れて使用者に対応しな
い位置の空気袋の無駄な膨脹・収縮をなくすことができ
る。
【0017】請求項4に係る発明は、前記身体受け体上
の使用者に対応する位置の前記施療子群の内、前記入力
装置での指定に基づいて選択される施療子を動作させる
際、この選択される施療子を、前記制御装置により前記
使用者の身長に応じて変えることを特徴とするものであ
る。
の使用者に対応する位置の前記施療子群の内、前記入力
装置での指定に基づいて選択される施療子を動作させる
際、この選択される施療子を、前記制御装置により前記
使用者の身長に応じて変えることを特徴とするものであ
る。
【0018】この発明においては、入力装置で例えば腰
等の被施療部を指定してポイントマッサージをする場合
に、制御装置は、指定された被施療部に対する施療子
を、使用者の身長に応じて変え、この選択された施療子
を施療動作させる。それにより、使用者の身長の違いに
拘らず指定された前記被施療部に対応する位置の施療子
が動作されるから、指定された前記被施療部に施療刺激
を与えてポイントマッサージすることができる。
等の被施療部を指定してポイントマッサージをする場合
に、制御装置は、指定された被施療部に対する施療子
を、使用者の身長に応じて変え、この選択された施療子
を施療動作させる。それにより、使用者の身長の違いに
拘らず指定された前記被施療部に対応する位置の施療子
が動作されるから、指定された前記被施療部に施療刺激
を与えてポイントマッサージすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図7を参照して本発
明の一実施形態を説明する。
明の一実施形態を説明する。
【0020】図1はマット式エアーマッサージ機11全
体の構成を示しており、このマッサージ機11は、身体
受け体としてのマット部12と、施療子としての複数の
空気袋13A〜13Hがなす第1空気袋群と、同じく施
療子としての複数の空気袋14A〜14Hがなす第2空
気袋群と、エアー給排気装置15と、検出手段としての
第1、第2の圧力センサ16、17と、制御装置18
(図2参照)と、入力装置19(図2参照)と、空気袋
13A〜13Hと同数の空気導管38A〜38Hがなす
第1導管群と、空気袋14A〜14Hと同数の空気導管
39A〜39Hがなす第2導管群とを備えている。
体の構成を示しており、このマッサージ機11は、身体
受け体としてのマット部12と、施療子としての複数の
空気袋13A〜13Hがなす第1空気袋群と、同じく施
療子としての複数の空気袋14A〜14Hがなす第2空
気袋群と、エアー給排気装置15と、検出手段としての
第1、第2の圧力センサ16、17と、制御装置18
(図2参照)と、入力装置19(図2参照)と、空気袋
13A〜13Hと同数の空気導管38A〜38Hがなす
第1導管群と、空気袋14A〜14Hと同数の空気導管
39A〜39Hがなす第2導管群とを備えている。
【0021】マット部12は、その上に横たわる使用者
Aの身体を受ける身体受け部としてのマット本体部21
と、この本体部21の両側縁に沿って夫々取付けられた
一対のフレーム22と、マット本体部21の一端部表面
に取付けられたスポンジ状発泡体たとえば発泡ウレタン
樹脂製のヘッドレスト23と、マット部カバー24を有
している。自在に変形し得る布等からなるマット部カバ
ー24は、マット本体部21、フレーム22、ヘッドレ
スト23、各空気袋13A〜13H、14A〜14H、
及びマット本体部21の長手方向他端部表面に配置され
たエアー給排気装置15などを覆って設けられ、その周
縁部が取外し可能にマット本体部21の裏面等に接続さ
れている。
Aの身体を受ける身体受け部としてのマット本体部21
と、この本体部21の両側縁に沿って夫々取付けられた
一対のフレーム22と、マット本体部21の一端部表面
に取付けられたスポンジ状発泡体たとえば発泡ウレタン
樹脂製のヘッドレスト23と、マット部カバー24を有
している。自在に変形し得る布等からなるマット部カバ
ー24は、マット本体部21、フレーム22、ヘッドレ
スト23、各空気袋13A〜13H、14A〜14H、
及びマット本体部21の長手方向他端部表面に配置され
たエアー給排気装置15などを覆って設けられ、その周
縁部が取外し可能にマット本体部21の裏面等に接続さ
れている。
【0022】図1(B)に示すようにマット本体部21
は、基板25の裏面に自在に変形し得る布等からなる裏
打ちシート26を取付けて形成されている。なお、マッ
ト部12の長手方向中央部に可撓性を与えて、このマッ
ト部12をその長手方向中央部で二つ折り可能に構成す
る場合には、持ち運び、及び格納等に便利である。
は、基板25の裏面に自在に変形し得る布等からなる裏
打ちシート26を取付けて形成されている。なお、マッ
ト部12の長手方向中央部に可撓性を与えて、このマッ
ト部12をその長手方向中央部で二つ折り可能に構成す
る場合には、持ち運び、及び格納等に便利である。
【0023】各空気袋13A〜13H、14A〜14H
は、ポリエチレン樹脂により一体に成形されて収縮した
状態では平面視略長方形状をしており、その長手方向一
端部に給排気口27を有し、この給排気口27を通して
給気されることにより膨脹するとともに、給排気口27
を通して排気することにより収縮するものである。
は、ポリエチレン樹脂により一体に成形されて収縮した
状態では平面視略長方形状をしており、その長手方向一
端部に給排気口27を有し、この給排気口27を通して
給気されることにより膨脹するとともに、給排気口27
を通して排気することにより収縮するものである。
【0024】第1空気袋群をなす各空気袋13A〜13
Hは、マット本体部21の表面に、この本体部21の長
手方向に沿って一定間隔で並べて取付けられている。こ
の場合、各空気袋13A〜13Hはその給排気口27を
図1(A)において下に向けて取付けられている。第2
空気袋群をなす各空気袋14A〜14Hは、第1空気袋
群の各空気袋13A〜13Hと同数又はこれより一つ異
なる数が使用され、これらの空気袋14A〜14Hは、
各空気袋13A〜13Hと交互に配置されてマット本体
部21の表面側に、この本体部21の長手方向に沿って
一定間隔で並べて取付けられている。この場合、各空気
袋14A〜14Hはその給排気口27を図1(A)にお
いて上に向けて取付けられている。このような取付けに
より、第1空気袋群の空気袋13A〜13Hと第2空気
袋群の空気袋14A〜14Hとは、マット部12に横た
わった使用者の肩部から下肢にわたる範囲、すなわち、
使用者の頭部を除く全身をマッサージできるように、互
いに一部を重なり合わせてヘッドレスト23とエアー給
排気装置15との間にわたって配置されている。各空気
袋13A〜13H、14A〜14Hの前記基板25への
取付けは、これら空気袋13A〜13H、14A〜14
Hの一側縁に一体に突設された取付け片28を、この取
付け片28および基板25に亘って挿通するブッシュや
ビス等の固定部品又は接着材(いずれも図示しない)を
用いて、基板25に固定することで行われている。
Hは、マット本体部21の表面に、この本体部21の長
手方向に沿って一定間隔で並べて取付けられている。こ
の場合、各空気袋13A〜13Hはその給排気口27を
図1(A)において下に向けて取付けられている。第2
空気袋群をなす各空気袋14A〜14Hは、第1空気袋
群の各空気袋13A〜13Hと同数又はこれより一つ異
なる数が使用され、これらの空気袋14A〜14Hは、
各空気袋13A〜13Hと交互に配置されてマット本体
部21の表面側に、この本体部21の長手方向に沿って
一定間隔で並べて取付けられている。この場合、各空気
袋14A〜14Hはその給排気口27を図1(A)にお
いて上に向けて取付けられている。このような取付けに
より、第1空気袋群の空気袋13A〜13Hと第2空気
袋群の空気袋14A〜14Hとは、マット部12に横た
わった使用者の肩部から下肢にわたる範囲、すなわち、
使用者の頭部を除く全身をマッサージできるように、互
いに一部を重なり合わせてヘッドレスト23とエアー給
排気装置15との間にわたって配置されている。各空気
袋13A〜13H、14A〜14Hの前記基板25への
取付けは、これら空気袋13A〜13H、14A〜14
Hの一側縁に一体に突設された取付け片28を、この取
付け片28および基板25に亘って挿通するブッシュや
ビス等の固定部品又は接着材(いずれも図示しない)を
用いて、基板25に固定することで行われている。
【0025】図1に示されるように前記エアー給排気装
置15は、マット部12の長手方向一端部においてマッ
ト本体部21に固定された筐体31と、この筐体31に
内蔵され例えば電磁駆動によりダイアフラムを動かして
ポンプ作動を営む第1、第2のポンプ32、33と、こ
れら両ポンプ32、33に第1又は第2のエアーホース
34又は35を介して個別に接続された第1、第2の空
気分配器36、37とを備えている。
置15は、マット部12の長手方向一端部においてマッ
ト本体部21に固定された筐体31と、この筐体31に
内蔵され例えば電磁駆動によりダイアフラムを動かして
ポンプ作動を営む第1、第2のポンプ32、33と、こ
れら両ポンプ32、33に第1又は第2のエアーホース
34又は35を介して個別に接続された第1、第2の空
気分配器36、37とを備えている。
【0026】第1、第2の空気分配器36、37は、そ
のいずれもが有した導管接続口36a、37aを、ヘッ
ドレスト23が取付けられたマット部12の長手方向他
端側に向けて配置されている。導管接続口36aは、そ
の内側に第1導管群をなす空気導管38A〜38Hと同
数の後述の導管と同数の接続口(図示しない)を有して
おり、同様に導管接続口37aも、その内側に第2導管
群をなす空気導管39A〜39Hと同数の後述の導管と
同数の接続口(図示しない)を有している。
のいずれもが有した導管接続口36a、37aを、ヘッ
ドレスト23が取付けられたマット部12の長手方向他
端側に向けて配置されている。導管接続口36aは、そ
の内側に第1導管群をなす空気導管38A〜38Hと同
数の後述の導管と同数の接続口(図示しない)を有して
おり、同様に導管接続口37aも、その内側に第2導管
群をなす空気導管39A〜39Hと同数の後述の導管と
同数の接続口(図示しない)を有している。
【0027】第1、第2の空気分配器36、37は、図
示しない排気部を有するロータリー弁からなり、その弁
体をモータで回転させることにより、第1空気袋群の空
気袋13A〜13H又は第2空気袋群の空気袋14A〜
14Hに対する空気と排気とを担って、これら空気袋1
3A〜13H,14A〜14Hをその並び方向に沿って
一つずつ順に膨脹・収縮させ、若しくは各空気袋13A
〜13Hのうちの少なくとも一つの空気袋、及び各空気
袋14A〜14Hのうちの少なくとも一つの空気袋を、
同時又は選択的に膨脹・収縮させるようになっている。
示しない排気部を有するロータリー弁からなり、その弁
体をモータで回転させることにより、第1空気袋群の空
気袋13A〜13H又は第2空気袋群の空気袋14A〜
14Hに対する空気と排気とを担って、これら空気袋1
3A〜13H,14A〜14Hをその並び方向に沿って
一つずつ順に膨脹・収縮させ、若しくは各空気袋13A
〜13Hのうちの少なくとも一つの空気袋、及び各空気
袋14A〜14Hのうちの少なくとも一つの空気袋を、
同時又は選択的に膨脹・収縮させるようになっている。
【0028】こうした膨脹・収縮を可能とするために前
記第1導管群をなす軟質塩化ビニル製の各空気導管38
A〜38Hは、その一端を第1空気分配器36の導管接
続口36aが有する図示しない各接続口に個別に接続す
るとともに、他端を第1空気袋群をなした各空気袋13
A〜13Hの給排気口27に夫々に個別に接続して、マ
ット部12の幅方向一端側に寄せて配管されている。同
様に、前記膨脹・収縮を可能とするために前記第2導管
群をなす軟質塩化ビニル製の各空気導管39A〜39H
は、その一端を第2空気分配器37の導管接続口37a
が有する図示しない各接続口に個別に接続するととも
に、他端を第2空気袋群をなした各空気袋14A〜14
Hの給排気口27に夫々に個別に接続して、マット部1
2の幅方向他端側に寄せて配管されている。
記第1導管群をなす軟質塩化ビニル製の各空気導管38
A〜38Hは、その一端を第1空気分配器36の導管接
続口36aが有する図示しない各接続口に個別に接続す
るとともに、他端を第1空気袋群をなした各空気袋13
A〜13Hの給排気口27に夫々に個別に接続して、マ
ット部12の幅方向一端側に寄せて配管されている。同
様に、前記膨脹・収縮を可能とするために前記第2導管
群をなす軟質塩化ビニル製の各空気導管39A〜39H
は、その一端を第2空気分配器37の導管接続口37a
が有する図示しない各接続口に個別に接続するととも
に、他端を第2空気袋群をなした各空気袋14A〜14
Hの給排気口27に夫々に個別に接続して、マット部1
2の幅方向他端側に寄せて配管されている。
【0029】図1(A)及び図2に示されるように前記
第1、第2のエアーホース34、35の夫々には、前記
圧力センサ16又は17が個別に接続されている。第1
圧力センサ16は、第1空気袋群をなした各空気袋13
A〜13Hが膨脹する時に、その圧力を検出して、当該
膨脹動作が施療上有効であるのか無効であるのかを判断
するためのデータを得るために用いられ、同様に、第2
圧力センサ17は、第2空気袋群をなした各空気袋14
A〜14Hが膨脹する時に、その圧力を検出して、当該
膨脹動作が施療上有効であるのか無効であるのかを判断
するためのデータを得るために用いられ、これらの検出
データは前記制御装置18に供給されるようになってい
る。
第1、第2のエアーホース34、35の夫々には、前記
圧力センサ16又は17が個別に接続されている。第1
圧力センサ16は、第1空気袋群をなした各空気袋13
A〜13Hが膨脹する時に、その圧力を検出して、当該
膨脹動作が施療上有効であるのか無効であるのかを判断
するためのデータを得るために用いられ、同様に、第2
圧力センサ17は、第2空気袋群をなした各空気袋14
A〜14Hが膨脹する時に、その圧力を検出して、当該
膨脹動作が施療上有効であるのか無効であるのかを判断
するためのデータを得るために用いられ、これらの検出
データは前記制御装置18に供給されるようになってい
る。
【0030】前記エアー給排気装置15の給排気動作を
制御する制御装置16(図2参照)は、マイクロコンピ
ュータからなり、エアー給排気装置15の近傍に配置さ
れており、これに接続されたリモートコントローラ等の
入力装置19での操作入力で指定された各種の運転モー
ドに応じて、前記検出データに基づいて前記両ポンプ3
2、33及び両空気分配器36、37を制御する。運転
モードとしては、順次膨脹運転モード、群選択運転モー
ド、交互運転モード、同時運転モード、ポイント運転モ
ード等がある。
制御する制御装置16(図2参照)は、マイクロコンピ
ュータからなり、エアー給排気装置15の近傍に配置さ
れており、これに接続されたリモートコントローラ等の
入力装置19での操作入力で指定された各種の運転モー
ドに応じて、前記検出データに基づいて前記両ポンプ3
2、33及び両空気分配器36、37を制御する。運転
モードとしては、順次膨脹運転モード、群選択運転モー
ド、交互運転モード、同時運転モード、ポイント運転モ
ード等がある。
【0031】順次膨脹運転モードは、全ての空気袋13
A〜13H、14A〜14Hの中で使用者の身長に応じ
て使用者に施療刺激を与えるのに必要な数の空気袋を選
択して頭部側から足元側へ、又はこの逆に順次膨脹・収
縮させる施療動作を複数回繰返すモードである。この場
合にも、隣接した空気袋の膨脹している時間をオーバー
ラップさせながら各空気袋13A〜13H、14A〜1
4Hの内の前記必要数の空気袋群をその並び方向に沿っ
て順に膨脹・収縮させる施療動作を複数回繰返す第1順
次膨脹運転モードと、前記膨脹のオーバラップを設ける
ことなく各空気袋13A〜13H又は14A〜14Hの
内の前記必要数の空気袋群をその並び方向に沿って交互
に一つずつ順に膨脹・収縮させる施療動作を複数回繰返
す第2順次膨脹運転モードとがある。このモードでは使
用者の身長に応じて選択される複数の空気袋の膨脹・収
縮により高密度マッサージが可能である。
A〜13H、14A〜14Hの中で使用者の身長に応じ
て使用者に施療刺激を与えるのに必要な数の空気袋を選
択して頭部側から足元側へ、又はこの逆に順次膨脹・収
縮させる施療動作を複数回繰返すモードである。この場
合にも、隣接した空気袋の膨脹している時間をオーバー
ラップさせながら各空気袋13A〜13H、14A〜1
4Hの内の前記必要数の空気袋群をその並び方向に沿っ
て順に膨脹・収縮させる施療動作を複数回繰返す第1順
次膨脹運転モードと、前記膨脹のオーバラップを設ける
ことなく各空気袋13A〜13H又は14A〜14Hの
内の前記必要数の空気袋群をその並び方向に沿って交互
に一つずつ順に膨脹・収縮させる施療動作を複数回繰返
す第2順次膨脹運転モードとがある。このモードでは使
用者の身長に応じて選択される複数の空気袋の膨脹・収
縮により高密度マッサージが可能である。
【0032】前記第1順次膨脹運転モードにおいて隣接
する空気袋に対する空気の給排気を順次オーバーラップ
して行うことは、空気袋が2群に分かれていて、例えば
前記第1空気袋群の或る空気袋に、第1ポンプ32から
吐出される圧縮空気が第1空気分配器36及び第1導管
群の或る空気導管を介して供給されて、この空気袋が膨
脹状態にある時に、前記膨脹状態の空気袋に隣接する第
2空気袋群の或る空気袋に対して、第1ポンプ32とは
別の第2ポンプ33から吐出される圧縮空気を第2空気
分配器37及び第2導管群の或る導管を介して供給する
ことにより実現できる。この第1順次膨脹運転モードで
は、以上のように互いに隣接した空気袋が膨脹している
時間をオーバーラップさせながら、各空気袋がその並び
方向に順次膨脹・収縮するから、使用者の身体を擦るよ
うな波動的な押圧動作によるマッサージ刺激を使用者に
与えることができる。
する空気袋に対する空気の給排気を順次オーバーラップ
して行うことは、空気袋が2群に分かれていて、例えば
前記第1空気袋群の或る空気袋に、第1ポンプ32から
吐出される圧縮空気が第1空気分配器36及び第1導管
群の或る空気導管を介して供給されて、この空気袋が膨
脹状態にある時に、前記膨脹状態の空気袋に隣接する第
2空気袋群の或る空気袋に対して、第1ポンプ32とは
別の第2ポンプ33から吐出される圧縮空気を第2空気
分配器37及び第2導管群の或る導管を介して供給する
ことにより実現できる。この第1順次膨脹運転モードで
は、以上のように互いに隣接した空気袋が膨脹している
時間をオーバーラップさせながら、各空気袋がその並び
方向に順次膨脹・収縮するから、使用者の身体を擦るよ
うな波動的な押圧動作によるマッサージ刺激を使用者に
与えることができる。
【0033】群選択運転モードは、前記第1又は第2の
空気袋群のいずれかを選択し、その選択された群の空気
袋13A〜13H又は14A〜14Hの内の使用者の身
長に応じて使用者に施療刺激を与えるのに必要な数の空
気袋群を同時に又は並び順に膨脹・収縮させる施療動作
を複数回繰返すモードである。このモードでは半数の空
気袋13A〜13H又は14A〜14Hの内の必要数の
空気袋群、つまり、一つ置きの空気袋を膨脹・収縮させ
るので中密度マッサージが可能である。交互運転モード
は、前記第1空気袋群の13A〜13Hの内の使用者の
身長に応じた必要数の空気袋群と第2空気袋群の空気袋
14A〜14Hの内の使用者の身長に応じて使用者に施
療刺激を与えるのに必要な数の空気袋群とを交互に膨脹
・収縮させる施療動作を複数回繰返すモードであり、こ
のモードにおいても中密度マッサージが可能である。同
時運転モードは、前記第1空気袋群と第2空気袋群の空
気袋を同時に、言い換えれば、全ての空気袋13A〜1
3H、14A〜14Hの内の使用者の身長に応じて使用
者に施療刺激を与えるのに必要な数の空気袋群を同時に
膨脹・収縮させる施療動作を複数回繰返すモードであ
り、このモードでは高密度マッサージが可能である。ポ
イント運転モードは、使用者の身長に応じて使用者に施
療刺激を与えるのに必要な数の空気袋群の内の所望とす
る位置(例えば腰位置)に対応する空気袋だけを選択し
て膨脹・収縮させる施療動作を複数回繰返すモードであ
り、このモードでは低密度マッサージが可能である。
空気袋群のいずれかを選択し、その選択された群の空気
袋13A〜13H又は14A〜14Hの内の使用者の身
長に応じて使用者に施療刺激を与えるのに必要な数の空
気袋群を同時に又は並び順に膨脹・収縮させる施療動作
を複数回繰返すモードである。このモードでは半数の空
気袋13A〜13H又は14A〜14Hの内の必要数の
空気袋群、つまり、一つ置きの空気袋を膨脹・収縮させ
るので中密度マッサージが可能である。交互運転モード
は、前記第1空気袋群の13A〜13Hの内の使用者の
身長に応じた必要数の空気袋群と第2空気袋群の空気袋
14A〜14Hの内の使用者の身長に応じて使用者に施
療刺激を与えるのに必要な数の空気袋群とを交互に膨脹
・収縮させる施療動作を複数回繰返すモードであり、こ
のモードにおいても中密度マッサージが可能である。同
時運転モードは、前記第1空気袋群と第2空気袋群の空
気袋を同時に、言い換えれば、全ての空気袋13A〜1
3H、14A〜14Hの内の使用者の身長に応じて使用
者に施療刺激を与えるのに必要な数の空気袋群を同時に
膨脹・収縮させる施療動作を複数回繰返すモードであ
り、このモードでは高密度マッサージが可能である。ポ
イント運転モードは、使用者の身長に応じて使用者に施
療刺激を与えるのに必要な数の空気袋群の内の所望とす
る位置(例えば腰位置)に対応する空気袋だけを選択し
て膨脹・収縮させる施療動作を複数回繰返すモードであ
り、このモードでは低密度マッサージが可能である。
【0034】前記各運転モードを有していることによ
り、使用者の好みに応じた態様で、かつ使用者の身長に
対応する位置の必要な空気袋だけを選択して、その内の
少なくとも一つを膨脹・収縮させて、マット部12上に
横たわった使用者Aに対する多様なエアーマッサージを
することができる。
り、使用者の好みに応じた態様で、かつ使用者の身長に
対応する位置の必要な空気袋だけを選択して、その内の
少なくとも一つを膨脹・収縮させて、マット部12上に
横たわった使用者Aに対する多様なエアーマッサージを
することができる。
【0035】次に、マット部12に使用者が横たわった
状態で、前記各種の運転モードのうち、入力装置19で
例えば第1空気袋群を群選択運転モードで運転する指定
がなされた際に制御装置18が実行する具体的な運転手
順を、図3のフローチャートを参照して説明する。な
お、前記制御装置18は、既述のようにマイクロコンピ
ュータからなり、記憶部と、空気袋カウンタn及び繰返
しカウンタm等を有している。
状態で、前記各種の運転モードのうち、入力装置19で
例えば第1空気袋群を群選択運転モードで運転する指定
がなされた際に制御装置18が実行する具体的な運転手
順を、図3のフローチャートを参照して説明する。な
お、前記制御装置18は、既述のようにマイクロコンピ
ュータからなり、記憶部と、空気袋カウンタn及び繰返
しカウンタm等を有している。
【0036】まず、前記指定に基づいて第1ステップ
(S1)では、空気袋カウンタn及び繰返しカウンタm
にいずれも初期値「0」をセットし、次の第2ステップ
(S2)では第1ポンプ32の運転を開始させる。又、
次の第3ステップ(S3)では、空気袋カウンタnにセ
ットされているn値に1を加える処理を行う。
(S1)では、空気袋カウンタn及び繰返しカウンタm
にいずれも初期値「0」をセットし、次の第2ステップ
(S2)では第1ポンプ32の運転を開始させる。又、
次の第3ステップ(S3)では、空気袋カウンタnにセ
ットされているn値に1を加える処理を行う。
【0037】次に、第4ステップ(S4)を実行して、
空気袋カウンタnのセット値nが空気袋数(この場合、
第1空気袋群をなす空気袋の数は予め8に設定されてい
る。)より大きいかどうかを判断する。この判断がYE
Sの場合後述の第10ステップ(S10)に移行し、
又、判断がNOの場合には第5ステップ(S5)を実行
する。第5ステップ(S5)では、n番目の空気袋(例
えば並設されている各空気袋13A〜13Hのうちの一
端側の空気袋13A)に、第1ポンプ32で生成された
圧縮空気が供給されるように第1空気分配器36の動き
を制御して、空気袋13Aに対する給気を行うととも
に、第1圧力センサ16により空気袋13A内の圧力を
検出する。
空気袋カウンタnのセット値nが空気袋数(この場合、
第1空気袋群をなす空気袋の数は予め8に設定されてい
る。)より大きいかどうかを判断する。この判断がYE
Sの場合後述の第10ステップ(S10)に移行し、
又、判断がNOの場合には第5ステップ(S5)を実行
する。第5ステップ(S5)では、n番目の空気袋(例
えば並設されている各空気袋13A〜13Hのうちの一
端側の空気袋13A)に、第1ポンプ32で生成された
圧縮空気が供給されるように第1空気分配器36の動き
を制御して、空気袋13Aに対する給気を行うととも
に、第1圧力センサ16により空気袋13A内の圧力を
検出する。
【0038】ところで、図1(B)中符号Aで示す使用
者は、ヘッドレスト23に頭を乗せてマット部12上に
横たわるから、その身長B、C、Dの大小によって、図
1(B)中符号b、c、dに示すようにヘッドレスト2
3を基準とする足先の位置が異なる。それとともに、使
用者Aに対応している部分に配設されている空気袋には
使用者の体重、つまり負荷が掛かっているのに対して、
足先からエアー給排気装置15側に外れている(言い換
えれば、使用者Aに対応していない)部分に配設されて
いる空気袋には使用者Aの体重による負荷が掛かってい
ない。そして、図5に示されるように負荷か掛かってい
る空気袋の圧力は高く、この逆に負荷が掛かっていない
空気袋の圧力は低いため、こうした負荷の有無を前記第
1圧力センサ32は検出する。
者は、ヘッドレスト23に頭を乗せてマット部12上に
横たわるから、その身長B、C、Dの大小によって、図
1(B)中符号b、c、dに示すようにヘッドレスト2
3を基準とする足先の位置が異なる。それとともに、使
用者Aに対応している部分に配設されている空気袋には
使用者の体重、つまり負荷が掛かっているのに対して、
足先からエアー給排気装置15側に外れている(言い換
えれば、使用者Aに対応していない)部分に配設されて
いる空気袋には使用者Aの体重による負荷が掛かってい
ない。そして、図5に示されるように負荷か掛かってい
る空気袋の圧力は高く、この逆に負荷が掛かっていない
空気袋の圧力は低いため、こうした負荷の有無を前記第
1圧力センサ32は検出する。
【0039】そのため、次の第6ステップ(S6)で
は、圧力センサ32の検出データ(圧力)が予め設定し
た所定圧力以上であるかどうかを判断する。この判断が
YESの場合には、次の第7ステップ(S7)でn番目
のフラグをセットした後、第9ステップ(S9)に進ん
で前記(この場合空気袋13A)内から空気が抜けるよ
うに第1空気分配器36の動きを制御して、前記n番目
の空気袋に対する排気を行う。又、前記第6ステップ
(S6)での判断がNOである場合には、第8ステップ
(S8)でn番目のフラグをリセットした後、次の第9
ステップ((S9)に進んで前記(この場合空気袋13
A)内から空気が抜けるように第1空気分配器36の動
きを制御して、前記n番目の空気袋に対する排気を行
う。
は、圧力センサ32の検出データ(圧力)が予め設定し
た所定圧力以上であるかどうかを判断する。この判断が
YESの場合には、次の第7ステップ(S7)でn番目
のフラグをセットした後、第9ステップ(S9)に進ん
で前記(この場合空気袋13A)内から空気が抜けるよ
うに第1空気分配器36の動きを制御して、前記n番目
の空気袋に対する排気を行う。又、前記第6ステップ
(S6)での判断がNOである場合には、第8ステップ
(S8)でn番目のフラグをリセットした後、次の第9
ステップ((S9)に進んで前記(この場合空気袋13
A)内から空気が抜けるように第1空気分配器36の動
きを制御して、前記n番目の空気袋に対する排気を行
う。
【0040】このようにしてフラグが「1」にセットさ
れる場合は、既述のn番目の空気袋が負荷状態にあるか
ら、この空気袋を膨脹・収縮させるに伴い施療刺激を有
効に使用者に与えることができる有効空気袋であると認
定でき、逆に、フラグが「0」にセットされる場合に
は、既述のn番目の空気袋が無負荷状態にあるから、こ
の空気袋を膨脹・収縮させるに伴い施療刺激を使用者に
与えることができない無効空気袋であると認定できる。
そして、こうしたフラグのセット「1」、リセット
「0」の情報は、前記記憶部に設けられた空気袋有効・
無効テーブルに空気袋番号と関連して記憶される。
れる場合は、既述のn番目の空気袋が負荷状態にあるか
ら、この空気袋を膨脹・収縮させるに伴い施療刺激を有
効に使用者に与えることができる有効空気袋であると認
定でき、逆に、フラグが「0」にセットされる場合に
は、既述のn番目の空気袋が無負荷状態にあるから、こ
の空気袋を膨脹・収縮させるに伴い施療刺激を使用者に
与えることができない無効空気袋であると認定できる。
そして、こうしたフラグのセット「1」、リセット
「0」の情報は、前記記憶部に設けられた空気袋有効・
無効テーブルに空気袋番号と関連して記憶される。
【0041】以上のフラグ処理が終わると、第3ステッ
プ(S3)に戻って、空気袋カウンタnにセットされて
いるnの値に「1」を加算する処理が行われた後、再び
第9ステップ(S9)までの各ステップが繰返され、以
後、こうした第3ステップ(S3)〜第9ステップ(S
9)は、空気袋カウンタnにセットされているnの値に
「1」を加算した結果のn値が、第4ステップ(S4)
で第1空気袋群の空気袋総数8を超えるまで次々に繰返
される。こうした繰返しにより、第1空気袋群の空気袋
13A〜13Hの全てについて、マット部12上に横た
わった使用者Aの身長との関係で、使用者Aに対して有
効に機能する空気袋と、無効となる空気袋とを判別する
ことができ、その判別結果は図4に示すように前記空気
袋有効・無効テーブルに記憶される。
プ(S3)に戻って、空気袋カウンタnにセットされて
いるnの値に「1」を加算する処理が行われた後、再び
第9ステップ(S9)までの各ステップが繰返され、以
後、こうした第3ステップ(S3)〜第9ステップ(S
9)は、空気袋カウンタnにセットされているnの値に
「1」を加算した結果のn値が、第4ステップ(S4)
で第1空気袋群の空気袋総数8を超えるまで次々に繰返
される。こうした繰返しにより、第1空気袋群の空気袋
13A〜13Hの全てについて、マット部12上に横た
わった使用者Aの身長との関係で、使用者Aに対して有
効に機能する空気袋と、無効となる空気袋とを判別する
ことができ、その判別結果は図4に示すように前記空気
袋有効・無効テーブルに記憶される。
【0042】以上のステップ(S1)〜(S9)は、空
気袋の有効・無効検出手段ないしは身長検出手段をなし
ており、この手段によって、マット部12上に横たわっ
た使用者Aの身長に応じて有効又は無効となる各空気袋
13A〜13Hの有効・無効を検出できる。
気袋の有効・無効検出手段ないしは身長検出手段をなし
ており、この手段によって、マット部12上に横たわっ
た使用者Aの身長に応じて有効又は無効となる各空気袋
13A〜13Hの有効・無効を検出できる。
【0043】そして、既述のように第4ステップ(S
4)での判断がYESとなった場合には、第10ステッ
プ(S10)で前記繰返しカウンタmにセットされてい
るm値に1を加える処理を行った後、次の第11ステッ
プ(S11)で、繰返しカウンタmにセットされたm値
が、繰返し回数(この回数は、前記入力装置19により
既に指定され、又は、予め定められている。)より大き
いかどうかを判断する。この判断がNOの場合、次に第
12ステップ(S12)が実行されて前記空気袋カウン
タnを初期値「0」にセットする。
4)での判断がYESとなった場合には、第10ステッ
プ(S10)で前記繰返しカウンタmにセットされてい
るm値に1を加える処理を行った後、次の第11ステッ
プ(S11)で、繰返しカウンタmにセットされたm値
が、繰返し回数(この回数は、前記入力装置19により
既に指定され、又は、予め定められている。)より大き
いかどうかを判断する。この判断がNOの場合、次に第
12ステップ(S12)が実行されて前記空気袋カウン
タnを初期値「0」にセットする。
【0044】次の第13ステップ(S13)では、空気
袋カウンタnにセットされているn値に「1」を加算す
る処理を行い、その次の第14ステップ(S14)で
は、空気袋カウンタnのセット値nが空気袋数(既述の
ように8)より大きいかどうかを判断する。
袋カウンタnにセットされているn値に「1」を加算す
る処理を行い、その次の第14ステップ(S14)で
は、空気袋カウンタnのセット値nが空気袋数(既述の
ように8)より大きいかどうかを判断する。
【0045】この判断がNOの場合には、第15ステッ
プ(S15)において空気袋有効・無効テーブルのテー
ブルデータに基づいてn番目の空気袋に対応するフラグ
が「1」であるかどうかが判断され、その結果がYES
の場合、つまり、n番目の空気袋が有効空気袋である場
合には、第16ステップ(S16)に進んで前記n番目
の空気袋(この場合空気袋13A)に第1ポンプ32か
ら送られる圧縮空気が供給されるように第1空気分配器
36の動きを制御して、前記n番目の空気袋に対する給
気を行う。そして、次の第17ステップ(S17)で、
前記n番目の空気袋内から空気が抜けるように第1空気
分配器36の動きを制御して、前記n番目の空気袋に対
する排気を行ってから、第14ステップ(S14)に戻
る。又、第15ステップ(S15)での判断がNOの場
合、つまり、n番目の空気袋が無効空気袋である場合に
は、第16及び第17の両ステップ(S16)及び(S
17)を経由することなく第13ステップ(S13)に
戻る。
プ(S15)において空気袋有効・無効テーブルのテー
ブルデータに基づいてn番目の空気袋に対応するフラグ
が「1」であるかどうかが判断され、その結果がYES
の場合、つまり、n番目の空気袋が有効空気袋である場
合には、第16ステップ(S16)に進んで前記n番目
の空気袋(この場合空気袋13A)に第1ポンプ32か
ら送られる圧縮空気が供給されるように第1空気分配器
36の動きを制御して、前記n番目の空気袋に対する給
気を行う。そして、次の第17ステップ(S17)で、
前記n番目の空気袋内から空気が抜けるように第1空気
分配器36の動きを制御して、前記n番目の空気袋に対
する排気を行ってから、第14ステップ(S14)に戻
る。又、第15ステップ(S15)での判断がNOの場
合、つまり、n番目の空気袋が無効空気袋である場合に
は、第16及び第17の両ステップ(S16)及び(S
17)を経由することなく第13ステップ(S13)に
戻る。
【0046】又、前記繰返しによって空気袋カウンタn
にセットされたn値が空気袋数を越えて、第14ステッ
プ(S14)での判断がYESとなった場合、すなわ
ち、1回のインターバルが終わったことが判断された場
合には、第10ステップ(S10)に戻る。そのため、
第10ステップ(S10)では、繰返しカウンタmにセ
ットされているm値に1を加える処理を行った後、再び
第15ステップ(S15)までの各ステップ又は第17
ステップ(S17)までの各ステップが繰返され、以
後、こうした各ステップは、繰返しカウンタmにセット
されているmの値に「1」を加算した結果のm値が、第
11ステップ(S11)で繰返し回数を超えるまで次々
に繰返され、そして、第11ステップ(S11)での判
断がYESになると、全ての動作が終了する。
にセットされたn値が空気袋数を越えて、第14ステッ
プ(S14)での判断がYESとなった場合、すなわ
ち、1回のインターバルが終わったことが判断された場
合には、第10ステップ(S10)に戻る。そのため、
第10ステップ(S10)では、繰返しカウンタmにセ
ットされているm値に1を加える処理を行った後、再び
第15ステップ(S15)までの各ステップ又は第17
ステップ(S17)までの各ステップが繰返され、以
後、こうした各ステップは、繰返しカウンタmにセット
されているmの値に「1」を加算した結果のm値が、第
11ステップ(S11)で繰返し回数を超えるまで次々
に繰返され、そして、第11ステップ(S11)での判
断がYESになると、全ての動作が終了する。
【0047】以上のように繰返しカウンタmに設定した
数の各繰返し毎に、前記第14ステップ(S14)〜第
17ステップ(S17)又は前記第14ステップ(S1
4)〜第15ステップ(S15)が繰返されるので、マ
ット部12上の使用者Aに対応して配置されている有効
空気袋群に対しては空気の給排気がなされて、それらが
膨脹・収縮して施療刺激を使用者に与える一方で、マッ
ト部12上に使用者Aに対応して配置されていない無効
空気袋群に対しては空気の給排気がなされず、こうした
選択的給排気により、必要な空気袋群のみを用いて施療
することができる。
数の各繰返し毎に、前記第14ステップ(S14)〜第
17ステップ(S17)又は前記第14ステップ(S1
4)〜第15ステップ(S15)が繰返されるので、マ
ット部12上の使用者Aに対応して配置されている有効
空気袋群に対しては空気の給排気がなされて、それらが
膨脹・収縮して施療刺激を使用者に与える一方で、マッ
ト部12上に使用者Aに対応して配置されていない無効
空気袋群に対しては空気の給排気がなされず、こうした
選択的給排気により、必要な空気袋群のみを用いて施療
することができる。
【0048】このように無駄に空気袋を膨脹・収縮させ
ることがないので、エネルギー損失や余分な損耗を抑制
することができるとともに、無効空気袋の無駄な膨脹・
収縮を待って有効空気袋の膨脹・収縮を繰り返す必要が
ないので、前記待ち時間の省略により以上の群選択運転
モードを繰返して行うのに必要な動作時間を短くでき
る。
ることがないので、エネルギー損失や余分な損耗を抑制
することができるとともに、無効空気袋の無駄な膨脹・
収縮を待って有効空気袋の膨脹・収縮を繰り返す必要が
ないので、前記待ち時間の省略により以上の群選択運転
モードを繰返して行うのに必要な動作時間を短くでき
る。
【0049】なお、以上と同様な動作は第2空気袋群を
群選択運転モードで運転する場合にも同様に実行される
とともに、順次膨脹運転モードで運転する場合にも第
1、第2の両空気袋群について夫々実行されるものであ
る。
群選択運転モードで運転する場合にも同様に実行される
とともに、順次膨脹運転モードで運転する場合にも第
1、第2の両空気袋群について夫々実行されるものであ
る。
【0050】又、前記入力装置16により使用者が予め
身長を入力して例えば第1空気袋群を群選択運転モード
で運転する場合に、制御装置15が実行する具体的な運
転手順は図6のフローチャートに示されている。
身長を入力して例えば第1空気袋群を群選択運転モード
で運転する場合に、制御装置15が実行する具体的な運
転手順は図6のフローチャートに示されている。
【0051】すなわち、第1ステップ(S21)で入力
装置16により身長が入力されると、次に第2ステップ
(S22)では、入力された身長に該当する身長テーブ
ル内のテーブルデータの読み込みを行う。身長テーブル
の一例は図7に示されており、このテーブルには、身長
の区分毎、例えば身長100cm〜180cmの範囲で
10cm刻みの区分毎に、その身長区分に応じて有効と
なる空気袋についてはフラグがセット「1」されている
とともに、無効となる空気袋についてはフラグがリセッ
ト「0」されたテーブルデータが、各空気袋と関連づけ
て前記記憶部に予め記録されている。したがって、第2
ステップ(S22)では前記身長入力にしたがって、そ
の身長に該当する身長区分についてのデーブルデータを
読み込むものである。
装置16により身長が入力されると、次に第2ステップ
(S22)では、入力された身長に該当する身長テーブ
ル内のテーブルデータの読み込みを行う。身長テーブル
の一例は図7に示されており、このテーブルには、身長
の区分毎、例えば身長100cm〜180cmの範囲で
10cm刻みの区分毎に、その身長区分に応じて有効と
なる空気袋についてはフラグがセット「1」されている
とともに、無効となる空気袋についてはフラグがリセッ
ト「0」されたテーブルデータが、各空気袋と関連づけ
て前記記憶部に予め記録されている。したがって、第2
ステップ(S22)では前記身長入力にしたがって、そ
の身長に該当する身長区分についてのデーブルデータを
読み込むものである。
【0052】次の第3ステップ(S23)では繰返しカ
ウンタmに初期値「0」をセットし、次の第4ステップ
(S24)では第1ポンプ32の運転を開始させる。こ
れ以降実行される第5ステップ(S25)〜第12ステ
ップ(S32)は、図3に示したフローチャートの第1
0ステップ(S10)〜第17ステップ(S17)と同
じである。つまり、第5ステップ(S25)は前記第1
0ステップ(S10)と同じであり、第6ステップ(S
26)は前記第11ステップ(S11)と同じであり、
第7ステップ(S27)は前記第12ステップ(S1
2)と同じであり、第8ステップ(S28)は前記第1
3ステップ(S13)と同じであり、第9ステップ(S
29)は前記第14ステップ(S14)と同じであり、
第10ステップ(S30)は前記第15ステップ(S1
5)と同じであり、第11ステップ(S31)は前記第
16ステップ(S16)と同じであり、第12ステップ
(S32)は前記第17ステップ(S17)と同じであ
る。そのため、これらステップでの動作説明は省略す
る。
ウンタmに初期値「0」をセットし、次の第4ステップ
(S24)では第1ポンプ32の運転を開始させる。こ
れ以降実行される第5ステップ(S25)〜第12ステ
ップ(S32)は、図3に示したフローチャートの第1
0ステップ(S10)〜第17ステップ(S17)と同
じである。つまり、第5ステップ(S25)は前記第1
0ステップ(S10)と同じであり、第6ステップ(S
26)は前記第11ステップ(S11)と同じであり、
第7ステップ(S27)は前記第12ステップ(S1
2)と同じであり、第8ステップ(S28)は前記第1
3ステップ(S13)と同じであり、第9ステップ(S
29)は前記第14ステップ(S14)と同じであり、
第10ステップ(S30)は前記第15ステップ(S1
5)と同じであり、第11ステップ(S31)は前記第
16ステップ(S16)と同じであり、第12ステップ
(S32)は前記第17ステップ(S17)と同じであ
る。そのため、これらステップでの動作説明は省略す
る。
【0053】この場合においても、図3のフローチャー
トを実行する場合と同様に、予め記憶されている身長テ
ーブルのテーブルデータを入力身長に応じて読込み、読
み込まれたテーブルデータにしたがって第1空気袋群の
各空気袋13A〜13Hに対する膨脹・収縮が身長に応
じて有効な空気袋に限って行われるので、無駄に空気袋
を膨脹・収縮させることがない。それにより、エネルギ
ー損失や余分な損耗を抑制することができるとともに、
無効空気袋の無駄な膨脹・収縮を待って有効空気袋の膨
脹・収縮を繰り返す必要がないことに加えて、第1空気
袋群の各空気袋13A〜13Hをはじめに全て膨脹・収
縮させてそれらの有効・無効を検出する手間を要しない
ので、素早く施療を開始でき、かつ、群選択運転モード
を繰返して行うのに必要な動作時間を短くできる。
トを実行する場合と同様に、予め記憶されている身長テ
ーブルのテーブルデータを入力身長に応じて読込み、読
み込まれたテーブルデータにしたがって第1空気袋群の
各空気袋13A〜13Hに対する膨脹・収縮が身長に応
じて有効な空気袋に限って行われるので、無駄に空気袋
を膨脹・収縮させることがない。それにより、エネルギ
ー損失や余分な損耗を抑制することができるとともに、
無効空気袋の無駄な膨脹・収縮を待って有効空気袋の膨
脹・収縮を繰り返す必要がないことに加えて、第1空気
袋群の各空気袋13A〜13Hをはじめに全て膨脹・収
縮させてそれらの有効・無効を検出する手間を要しない
ので、素早く施療を開始でき、かつ、群選択運転モード
を繰返して行うのに必要な動作時間を短くできる。
【0054】又、前記身長テーブルデータにおいて、肩
位置を施療する空気袋、背中を施療する空気袋、腰を施
療する空気袋、尻部を施療する空気袋、腿を施療する空
気袋、脹脛を施療する空気袋を、ポイントテーブルデー
タとして、使用者の頭部が載るヘッドレスト23を基準
として使用者の身長に応じて各身長区分ごと予め定めて
置く場合には、ポイント運転モードでの運転上以下の利
点がある。
位置を施療する空気袋、背中を施療する空気袋、腰を施
療する空気袋、尻部を施療する空気袋、腿を施療する空
気袋、脹脛を施療する空気袋を、ポイントテーブルデー
タとして、使用者の頭部が載るヘッドレスト23を基準
として使用者の身長に応じて各身長区分ごと予め定めて
置く場合には、ポイント運転モードでの運転上以下の利
点がある。
【0055】つまり、図3のフローチャートに示された
前記身長検出手段の実行により検出された身長に基づい
て、又は入力装置16で指定された身長に基づき、その
身長に該当する身長区分に応じた前記ポイントテーブル
データを身長テーブルの中から読み込んで、有効空気袋
の内で該当する位置の空気袋、例えば腰部等の所望の被
施療部に対応する空気袋を選択して、その空気袋を膨脹
・収縮させてポイントマッサージをすることができる。
このようにポイントマッサージをする場合に、使用者の
身長の違いに基づき指定された被施療部の位置が、ヘッ
ドドレスと23を基準としてみた場合に異なるにも拘ら
ず、制御装置15は指定された被施療部に適合する位置
の空気袋を使用者の身長に応じて選択して膨脹・収縮さ
せるから、指定された被施療部に施療刺激を確実に与え
てポイントマッサージをすることができる。
前記身長検出手段の実行により検出された身長に基づい
て、又は入力装置16で指定された身長に基づき、その
身長に該当する身長区分に応じた前記ポイントテーブル
データを身長テーブルの中から読み込んで、有効空気袋
の内で該当する位置の空気袋、例えば腰部等の所望の被
施療部に対応する空気袋を選択して、その空気袋を膨脹
・収縮させてポイントマッサージをすることができる。
このようにポイントマッサージをする場合に、使用者の
身長の違いに基づき指定された被施療部の位置が、ヘッ
ドドレスと23を基準としてみた場合に異なるにも拘ら
ず、制御装置15は指定された被施療部に適合する位置
の空気袋を使用者の身長に応じて選択して膨脹・収縮さ
せるから、指定された被施療部に施療刺激を確実に与え
てポイントマッサージをすることができる。
【0056】なお、本発明は前記各実施形態には制約さ
れない。例えば、前記実施形態において第1空気袋群と
第2空気袋群のうちのいずれか一方及びそれについての
給排気系統は省略することができる。又、マット部上の
使用者の身長を検出する手段としては、前記圧力センサ
の情報を処理して身長検出をすることに代えて、フレー
ムにその長手方向に沿って投受光器を所定間隔毎に設け
て、その光路を使用者の身体が遮るか遮らないかの信号
を処理することにより、マット上の使用者の身長を検出
するようにしてもよい。
れない。例えば、前記実施形態において第1空気袋群と
第2空気袋群のうちのいずれか一方及びそれについての
給排気系統は省略することができる。又、マット部上の
使用者の身長を検出する手段としては、前記圧力センサ
の情報を処理して身長検出をすることに代えて、フレー
ムにその長手方向に沿って投受光器を所定間隔毎に設け
て、その光路を使用者の身体が遮るか遮らないかの信号
を処理することにより、マット上の使用者の身長を検出
するようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、身体受け体上
の使用者に対応しない位置の施療子の無駄な動作を防止
できるから、エネルギー上の損失や余分な損耗を防止で
きるとともに、身体受け体上の使用者に対応する位置の
施療子を繰り返し用いて施療する場合の施療時間を短く
できるマッサージ機を提供できる。
の使用者に対応しない位置の施療子の無駄な動作を防止
できるから、エネルギー上の損失や余分な損耗を防止で
きるとともに、身体受け体上の使用者に対応する位置の
施療子を繰り返し用いて施療する場合の施療時間を短く
できるマッサージ機を提供できる。
【0058】請求項2の発明によれば、身体受け体上の
使用者に対応する位置の施療子を繰り返し用いて施療す
る際における施療時間を短くできるマッサージ機を提供
できる。
使用者に対応する位置の施療子を繰り返し用いて施療す
る際における施療時間を短くできるマッサージ機を提供
できる。
【0059】請求項3の発明によれば、身体受け体上の
使用者に対応しない位置の空気袋製施療子の無駄な膨脹
・収縮動作を防止できるから、エネルギー上の損失や余
分な損耗を防止できるとともに、身体受け体上の使用者
に対応する位置の空気袋製施療子を繰り返し用いて施療
する場合の施療時間を短くできるエアーマッサージ機を
提供できる。
使用者に対応しない位置の空気袋製施療子の無駄な膨脹
・収縮動作を防止できるから、エネルギー上の損失や余
分な損耗を防止できるとともに、身体受け体上の使用者
に対応する位置の空気袋製施療子を繰り返し用いて施療
する場合の施療時間を短くできるエアーマッサージ機を
提供できる。
【0060】請求項4の発明によれば、入力装置で指定
した例えば腰等の被施療部に対する施療子を、使用者の
身長に応じて変えることで、使用者の身長の違いに拘ら
ず前記被施療部に対応する位置の施療子を動作させて、
前記被施療部に施療刺激を与えてマッサージすることが
できる。
した例えば腰等の被施療部に対する施療子を、使用者の
身長に応じて変えることで、使用者の身長の違いに拘ら
ず前記被施療部に対応する位置の施療子を動作させて、
前記被施療部に施療刺激を与えてマッサージすることが
できる。
【図1】(A)は本発明の一実施形態に係るマット式エ
アーマッサージ機全体の概略的構成を一部省略して示す
平面図。(B)は第1の実施の形態に係るマッサージ機
全体の概略的構成を示す縦断側面図。
アーマッサージ機全体の概略的構成を一部省略して示す
平面図。(B)は第1の実施の形態に係るマッサージ機
全体の概略的構成を示す縦断側面図。
【図2】図1に示されたマッサージ機の構成を示す概略
図。
図。
【図3】図1に示されたマッサージ機の動作を説明する
フローチャート。
フローチャート。
【図4】図3に示されたフローチャートを実行する場合
に用いる空気袋有効・無効テーブルを説明する図。
に用いる空気袋有効・無効テーブルを説明する図。
【図5】図3に示されたフローチャートを実行する場合
に用いる圧力センサの検出特性を示す図。
に用いる圧力センサの検出特性を示す図。
【図6】図1に示されたマッサージ機の動作を説明する
他のフローチャート。
他のフローチャート。
【図7】図6に示されたフローチャートを実行する場合
に用いる身長テーブルを説明する図。
に用いる身長テーブルを説明する図。
11…エアーマッサージ機 12…マット部(身体受け体) 13A〜13H、14A〜14H…空気袋(施療子) 15…エアー給排気装置 16、17…圧力センサ 18…制御装置 19…入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 功一 神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック 株式会社秦野工場内 (72)発明者 大下 悟 神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック 株式会社秦野工場内 (72)発明者 岩田 宜之 神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック 株式会社秦野工場内 Fターム(参考) 4C100 AA00 AD02 BA01 BA03 BB05 BC13 CA13 CA15 DA04 DA05 DA08 DA10
Claims (4)
- 【請求項1】 使用者の身体を受ける身体受け体と、 この受け体の長手方向に沿って並設され使用者に施療刺
激を与える多数の施療子と、 これら施療子のうち前記身体受け体上の使用者に対応す
る位置の施療子群を選択してその内の少なくとも一部を
動作させるとともに、それ以外の施療子を非動作とする
制御装置と、 この制御装置に運転指令を与える入力装置と、を具備し
たことを特徴とするマッサージ機。 - 【請求項2】前記選択された施療子群を前記制御装置に
より所定の順序で動作させることを特徴とする請求項1
に記載のマッサージ機。 - 【請求項3】前記各施療子をエアー給排気装置による空
気の給排気に従い膨脹・収縮する空気袋とするととも
に、これら空気袋製施療子の個別の施療動作が夫々有効
か無効かを圧力センサで検出し、この検出に基づいて前
記身体受け体上の使用者に対応する位置の空気袋製施療
子群を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載
のマッサージ機。 - 【請求項4】前記身体受け体上の使用者に対応する位置
の前記施療子群の内、前記入力装置での指定に基づいて
選択される施療子を動作させる際、この選択される施療
子を、前記制御装置により前記使用者の身長に応じて変
えることを特徴とする請求項1又は3に記載のマッサー
ジ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23729599A JP2001061918A (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | マッサージ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23729599A JP2001061918A (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | マッサージ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001061918A true JP2001061918A (ja) | 2001-03-13 |
Family
ID=17013261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23729599A Pending JP2001061918A (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | マッサージ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001061918A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003079687A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-18 | Family Kk | 空気マッサージ機及びプログラム作成方法 |
JP2007029398A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
KR100893402B1 (ko) | 2008-11-10 | 2009-04-17 | 주식회사 한메드 | 전신지압 및 척추교정기 |
JP2021029723A (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | 株式会社 Mtg | マットレス装置 |
-
1999
- 1999-08-24 JP JP23729599A patent/JP2001061918A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003079687A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-18 | Family Kk | 空気マッサージ機及びプログラム作成方法 |
JP2007029398A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
JP4501805B2 (ja) * | 2005-07-26 | 2010-07-14 | パナソニック電工株式会社 | マッサージ機 |
KR100893402B1 (ko) | 2008-11-10 | 2009-04-17 | 주식회사 한메드 | 전신지압 및 척추교정기 |
JP2021029723A (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-01 | 株式会社 Mtg | マットレス装置 |
WO2021039464A1 (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-04 | 株式会社Mtg | マットレス装置 |
CN114340449A (zh) * | 2019-08-27 | 2022-04-12 | 株式会社 Mtg | 床垫装置 |
JP7412109B2 (ja) | 2019-08-27 | 2024-01-12 | 株式会社 Mtg | マットレス装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050201 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050607 |