JP2001061830A - レントゲン画像取り込み装置、レントゲン画像取り込み方法、レントゲン画像取り込みプログラムを記録した媒体およびレントゲン画像処理システム - Google Patents

レントゲン画像取り込み装置、レントゲン画像取り込み方法、レントゲン画像取り込みプログラムを記録した媒体およびレントゲン画像処理システム

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JP2001061830A JP2000085603A JP2000085603A JP2001061830A JP 2001061830 A JP2001061830 A JP 2001061830A JP 2000085603 A JP2000085603 A JP 2000085603A JP 2000085603 A JP2000085603 A JP 2000085603A JP 2001061830 A JP2001061830 A JP 2001061830A
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patient
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ray
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Yasuo Kumagai
安夫 熊谷
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    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H10/00ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data
    • G16H10/60ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data for patient-specific data, e.g. for electronic patient records

Abstract

(57)【要約】 【課題】レントゲン写真フィルムの保管スペースを省略
することができ、長期に渡ってレントゲン画像を保管す
ることができ、医師が診察時に患者のレントゲン画像を
容易かつ正確に記憶装置に保存することができ、かつ低
コストでレントゲン画像の取り込みをすることができる
ようにすること。 【解決手段】患者のレントゲン写真フィルム3を投光器
10上に載置し、映写されたレントゲン写真画像をディ
ジタルカメラ20を用いて撮影してディジタルデータか
らなるレントゲン画像に変換し、このレントゲン画像を
患者に対応付けてパソコン30に取り込み記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レントゲン画像取
り込み装置、レントゲン画像取り込み方法、レントゲン
画像取り込みプログラムを記録した媒体およびレントゲ
ン画像処理システムに関し、特に、レントゲン写真をデ
ィジタルデータからなるレントゲン写真画像として取り
込むレントゲン画像取り込み装置、レントゲン画像取り
込み方法、およびレントゲン画像取り込みプログラムを
記録した媒体、並びにレントゲン写真をディジタルデー
タからなるレントゲン画像として取り込むとともに取り
込んだレントゲン画像を閲覧するレントゲン画像処理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、患者のレントゲン写真は病歴とし
て保管され、患者を診察する際にはこのレントゲン写真
を探し出してきて投光器に置き閲覧するようになってい
た。
【0003】このような従来の技術にあっては、一般
に、病歴室と呼ばれるレントゲン写真の保管場所を設
け、撮影したレントゲン写真をこの病歴室に順次保管し
ていく。このようにして保管された患者のレントゲン写
真は、医師がその患者を診察する際、看護婦などに指示
しこれを病歴室から探し出させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、レントゲン写真を保管する
ために膨大なスペースが必要になるという問題がある。
したがって、古くなり保存義務期間を経過したものから
順次捨てていかざるを得なかった。このような問題に対
処する方法としてレントゲン写真をマイクロフィルムに
置き換える方法が提案されているが、このようなマイク
ロフィルムを用いる方法においても、マイクロフィルム
を保管するスペースはどうしても必要であり、古くなり
保存義務期間を経過したものから順次捨てていかざるを
得ないという問題を本質的に解決するには至っていな
い。
【0005】また、従来の技術にあっては、順次追加さ
れていくレントゲン写真を保管する際、レントゲン写真
を保管場所まで持って行き、かつレントゲン写真を患者
に正確に対応付けるよう細心の注意を払いながら保管し
なければならなかった。また、医師が患者を診察する際
には、診療しようとする患者に対応するレントゲン写真
を膨大な数のレントゲン写真の中から正確に探し出し、
かつ診察する場所まで持って行かなければならなかっ
た。さらに、診察が終わると、探し出されたレントゲン
写真を再び保管場所まで持って行き、再び細心の注意を
払いながら元の所に保管しければならなかった。したが
って、従来の技術にあっては、非常に手間と時間がかか
るという問題があった。前述したマイクロフィルムを用
いる方法においては、レントゲン写真をそのままの形で
保管する場合と対比して、レントゲン写真とマイクロフ
ィルムとを正確に対応付けしなければならなくなるの
で、さらに余分に手間と時間がかかり、しかも、医師が
患者を診察する際には診察する患者のマイクロフィルム
を視覚可能としなければならず、さらに余分に手間と時
間がかかる。したがって、このようなマイクロフィルム
を用いる方法は実用的なものではない。
【0006】なお、これらの問題を解決するため、従来
のX線撮影装置と異なり、X線撮影する際に直接ディジ
タルデータを得るようにして人体を撮影するものが開発
されているが、このような装置においては仕様の標準化
に手間取り、いまだ実用化に至っておらず、しかも実用
化されたとしても、従来使用してきたX線撮影装置、投
光器およびコンピュータ端末を廃棄し、病院内の医療シ
ステム全体を置き換えなければならないのでコストが高
くついてしまうという問題がある。
【0007】そこで本発明は、レントゲン写真の保管ス
ペースを省略することができ、長期に渡ってレントゲン
画像を保管することができ、診察しようとする患者のレ
ントゲン画像を容易かつ正確に保管することができ、か
つ低コストでレントゲン画像の取り込みをすることがで
きるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
前記課題を解決するため、レントゲン画像取り込み装置
が、患者の所定の部位を撮影したレントゲン写真フィル
ムが載置される前面を有し、前記フィルムのレントゲン
写真画像を映写する投光器と、該投光器の前面から所定
距離で離隔し、かつ前記投光器の前面に対向して設置さ
れ、前記投光器によって映写された前記レントゲン写真
画像を撮影指示に従って撮影し、該レントゲン写真画像
のディジタルデータを出力するディジタル撮影部と、該
ディジタル撮影部に前記撮影指示を送信するとともに、
前記ディジタル撮影部から出力された前記レントゲン写
真画像のディジタルデータを受信する通信制御手段と、
前記ディジタル撮影部で撮影された前記レントゲン写真
画像のディジタルデータに基づいて、前記レントゲン写
真画像を表示する表示手段と、前記ディジタルデータに
対応する前記レントゲン写真の患者の識別子を付与する
識別子付与手段と、複数の前記レントゲン写真画像のデ
ィジタルデータを前記識別子と関連付けて記憶する記憶
手段と、を有するレントゲン画像処理部と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0009】ここで、投光器は、従来から診察に使用さ
れているものである。ディジタル撮影部は、一般的な汎
用ディジタルカメラおよびディジタルビデオカメラなど
であり、投光器に映写されたレントゲン写真画像を撮影
して、ディジタルデータに変換して出力するものであ
る。また、レントゲン画像処理部は、一般的な汎用パー
ソナルコンピュータ(以後、パソコンと略す。)であ
り、ディジタル撮影部と通信可能なインターフェースを
有するものである。
【0010】この構成によれば、従来から診察に使用さ
れている投光器をそのまま利用して、一般的な汎用ディ
ジタルカメラおよびパソコンなどを投光器と連動させて
構成できるので、大がかりな新たなシステムを構築する
必要もなく、装置全体を簡単に安価に構成することがで
きる。
【0011】前記投光器の近傍に前記レントゲン画像処
理部が設置されるのが好ましい。この構成によれば、例
えば、レントゲン画像処理部であるパソコンと投光器が
同じ作業台に設置されるので、医師が患者の診察時など
に、レントゲン写真と患者の識別子を確認しながら、パ
ソコンにレントゲン写真画像を取り込むことができるの
で、レントゲン写真のIDと患者IDを確実に一致させ
ることができ、間違って入力することがない。
【0012】また、前記レントゲン画像処理部が、複数
の前記患者から少なくとも一人の患者を選択する患者選
択手段と、該選択された前記患者の識別子に基づいて、
前記レントゲン写真画像のディジタルデータを検索する
画像データ検索手段と、をさらに有するとともに、前記
表示手段に、前記画像データ検索手段によって検索され
たディジタルデータに基づいて、前記レントゲン写真画
像を表示させても良い。
【0013】これにより、操作者は、パソコンに取り込
んだレントゲン写真画像を簡単に検索して取り出して、
閲覧することができる。
【0014】さらに、前記レントゲン画像処理部の前記
識別子付与手段が、前記患者のレントゲン写真の撮影部
位を識別する識別子を付与しても良い。
【0015】これにより、さらに、パソコンに取り込ま
れたレントゲン写真画像のディジタルデータが膨大な量
になっても、必要なレントゲン写真画像を簡単に検索し
て、取り出して閲覧することができる。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、上記課題
を解決するために、レントゲン画像取り込み方法が、
(a)患者の所定の部位を撮影したレントゲン写真フィ
ルムが載置される前面を有し、前記フィルムのレントゲ
ン写真画像を映写する投光器と、前記投光器によって映
写された前記レントゲン写真画像を撮影指示に従って撮
影し、該レントゲン写真画像のディジタルデータを出力
するディジタル撮影部と、を該投光器の前面から所定距
離で離隔し、かつ前記投光器の前面に対向して設置する
ステップと、(b)前記ディジタル撮影部に前記撮影指
示を送信するステップと、(c)前記ディジタル撮影部
が、前記投光器によって映写された前記レントゲン写真
画像を前記撮影指示に従って撮影し、該レントゲン写真
画像のディジタルデータを出力するステップと、(d)
前記ディジタル撮影部から出力された前記レントゲン写
真画像のディジタルデータを受信するステップと、
(e)該ディジタル撮影部から受信した前記レントゲン
写真画像のディジタルデータに基づいて、前記レントゲ
ン写真画像を表示器に表示するステップと、(f)前記
ディジタルデータに対応する前記レントゲン写真の患者
の識別子を付与するステップと、(g)複数の前記レン
トゲン写真画像のディジタルデータを前記識別子と関連
付けて記憶装置に記憶するステップと、を含むことを特
徴とする。
【0017】これにより、従来から診察に使用されてい
る投光器をそのまま利用して、一般的な汎用ディジタル
カメラおよびパソコンなどを投光器と連動させて構成で
きるので、レントゲン画像を簡単に取り込むことができ
る。
【0018】また、前記投光器の近傍に前記ディジタル
撮影部と通信可能なレントゲン画像処理部を設置するス
テップとをさらに含み、前記レントゲン画像処理部が、
前記ステップ(b)、(d)〜(g)を実行しても良
い。これによれば、例えば、レントゲン画像処理部であ
るパソコンと投光器が同じ作業台に設置され、医師が患
者の診察時などに、レントゲン写真と患者の識別子を確
認しながら、パソコンにレントゲン写真画像を取り込む
ことができるので、レントゲン写真のIDと患者IDを
確実に一致させることができ、間違って入力することが
ない。
【0019】さらに、(h)複数の前記患者から少なく
とも一人の患者を選択するステップと、(i)該選択さ
れた前記患者の識別子に基づいて、前記レントゲン写真
画像のディジタルデータを検索するステップと、をさら
に有し、前記表示ステップ(e)が、前記画像データ検
索ステップ(i)において検索されたディジタルデータ
に基づいて、前記レントゲン写真画像を前記表示器に表
示するステップを含んでも良い。
【0020】これにより、操作者は、記憶装置に取り込
んだレントゲン写真画像を簡単に検索して取り出して閲
覧することができる。
【0021】また、前記識別子付与ステップ(f)が、
前記患者のレントゲン写真の撮影部位を識別する識別子
を付与するステップを有しても良い。
【0022】これにより、さらに、パソコンに取り込ま
れたレントゲン写真画像のディジタルデータが膨大な量
になっても、必要なレントゲン写真画像を簡単に検索し
て、取り出して閲覧することができる。
【0023】請求項9に記載の発明によれば、上記課題
を解決するために、患者の所定の部位を撮影したレント
ゲン写真フィルムが載置される前面を有し、前記フィル
ムのレントゲン写真画像を映写する投光器と、該投光器
の前面から所定距離で離隔し、かつ前記投光器の前面に
対向して設置され、前記投光器によって映写された前記
レントゲン写真画像を撮影指示に従って撮影し、該レン
トゲン写真画像のディジタルデータを出力するディジタ
ル撮影部と、前記レントゲン写真画像を表示する表示器
と、前記ディジタル撮影部との通信を可能にする通信制
御手段と、記憶装置と、を有するレントゲン画像処理部
と、を備えたレントゲン画像取り込み装置におけるレン
トゲン画像処理部が実行する、コンピュータが読み取り
可能なレントゲン画像取り込みプログラムを記録した媒
体において、(a)前記ディジタル撮影部に撮影指示
を、前記通信制御手段を介して送信するステップと、
(b)前記ディジタル撮影部から出力された前記レント
ゲン写真画像のディジタルデータを、前記通信制御手段
を介して受信するステップと、(c)該ディジタル撮影
部で撮影された前記レントゲン写真画像のディジタルデ
ータに基づいて、前記レントゲン写真画像を前記表示器
に表示させるステップと、(d)前記ディジタルデータ
に対応する前記レントゲン写真の患者の識別子を付与す
るステップと、(e)複数の前記レントゲン写真画像の
ディジタルデータを前記識別子と関連付けて前記記憶装
置に記憶するステップと、を含むことを特徴とする。
【0024】これにより、従来から診察に使用されてい
る投光器をそのまま利用して、一般的な汎用ディジタル
カメラおよびパソコンなどを投光器と連動させて構成で
きるので、レントゲン画像を簡単に取り込むことができ
る。
【0025】また、(f)複数の前記患者から少なくと
も一人の患者を操作者に選択させるステップと、(g)
該選択された前記患者の識別子に基づいて、前記レント
ゲン写真画像のディジタルデータを検索するステップ
と、をさらに有し、前記表示ステップ(c)が、前記画
像データ検索ステップ(g)において検索されたディジ
タルデータに基づいて、前記レントゲン写真画像を前記
表示器に表示させるステップを含んでも良い。
【0026】これにより、操作者は、パソコンに取り込
んだレントゲン写真画像を簡単に検索して取り出して閲
覧することができる。
【0027】また、前記レントゲン画像取り込みプログ
ラムの前記識別子付与ステップ(d)が、前記患者のレ
ントゲン写真の撮影部位を識別する識別子を付与するス
テップを有しても良い。
【0028】これにより、さらに、パソコンに取り込ま
れたレントゲン写真画像のディジタルデータが膨大な量
になっても、必要なレントゲン写真画像を簡単に検索し
て、取り出して閲覧することができる。
【0029】請求項12記載の発明は、前記課題を解決
するため、レントゲン取り込み装置が、レントゲンの写
真を投光する投光器から離隔して設置され、投光された
写真を撮影してディジタルデータからなるレントゲン画
像に置き換えるディジタル撮影部と、レントゲン画像を
表示する表示画面と、レントゲン画像を患者と対応付け
るよう操作する操作部と、を備えることを特徴としてい
る。
【0030】請求項13記載の発明は、前記課題を解決
するため、請求項12記載のレントゲン画像取り込み装
置において、前記操作部から操作して編集を行う項目を
指定し、前記写真を撮影したときに該項目に基づいてレ
ントゲン画像を編集するようにしたことを特徴としてい
る。
【0031】請求項14記載の発明は、前記課題を解決
するため、請求項12記載のレントゲン画像取り込み装
置と、レントゲン画像を閲覧するコンピュータ端末と、
レントゲン画像取り込み装置とコンピュータ端末とを接
続するネットワークと、レントゲン画像を患者に対応付
けて記憶する記憶手段と、を備えたレントゲン画像処理
システムであって、前記コンピュータ端末は、診察する
患者を指定する操作部と、前記記憶手段に記憶しておい
た該患者のレントゲン画像を表示する表示画面と、を有
することを特徴としている。
【0032】請求項15記載の発明は、前記課題を解決
するため、レントゲン取り込み方法が、投光されたレン
トゲンの写真を撮影してディジタルデータからなるレン
トゲン画像に置き換えるステップと、該レントゲン画像
を患者に対応付けて記憶するステップと、該レントゲン
画像を表示するステップと、を具備することを特徴とし
ている。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面に基づいて説明する。
【0034】(第1実施形態)
【0035】図1〜図6は、本発明の第1実施形態を示
す図である。
【0036】図1は本発明に係るレントゲン画像取り込
み装置の斜視図である。同図に示されるように、レント
ゲン画像取り込み装置は、投光器10と、ディジタル撮
影部20と、投光器10と同じ作業台15の上に設置さ
れるとともに、ディジタル撮影部20にケーブル40を
介して電気的に接続されたパソコン30と、を備えてい
る。
【0037】図2に、図1に示されたレントゲン画像取
り込み装置の概略ブロック図を示す。以後、図におい
て、同一な構成要素には同一の符号を付して詳細な説明
は省略する。同図に示されるように、投光器10は、患
者の所定の部位をX線撮影装置で撮影し現像したレント
ゲン写真フィルム3が載置される前面11と、フィルム
3の後方に設置されフィルム3に光を照射する光源13
と、を有し、フィルム3のレントゲン写真画像を前面1
1上に映写するものである。
【0038】ディジタル撮影部20は、例えば、ディジ
タルカメラ、ディジタルビデオなどであり、光学系レン
ズ21と、結像面23aを有するCCDセンサ23と、
アナログ/ディジタル変換部25と、インターフェース
部27と、を備えている。このように構成されたディジ
タル撮影部20は、その結像面23aが、投光器10の
前面11から所定距離Dで離隔し、かつ投光器10の前
面11に対向するように設置され、投光器10によって
映写され結像面23a上に形成されたレントゲン写真画
像をCCDセンサ23によって捕捉し、アナログ/ディ
ジタル変換部25でレントゲン写真画像のディジタルデ
ータを生成し、インターフェース部27を介して、外部
に出力するものである。投光器10とディジタル撮影部
20間の距離Dは、ディジタル撮影部20の結像面23
a上にレントゲン写真画像の焦点が合うような範囲に決
定される。
【0039】ディジタル撮影部20とパソコン30を接
続するケーブル40は、例えば、シリアル伝送ケーブル
であるが、特にこれに限定されるものではなく、無線通
信であってもよい。すなわち、ディジタル撮影部20と
パソコン30間の通信手段として機能すれば良い。
【0040】パソコン30は、中央処理部(以後、CP
Uと略す。)31と、記憶装置33と、キーボード37
およびマウス39などの操作部34と、表示器35と、
インターフェース部41と、を備えている。CPU31
は、所定のオペレーティングシステムの制御下で、記憶
装置33に記憶された所定のプログラムを実行するもの
であり、本実施例においては、本発明に係るレントゲン
画像取り込みプログラムを実行するものである。
【0041】記憶装置33は、図示されないRAMおよ
びROMを有し、上述のオペレーティングシステムやレ
ントゲン画像取り込みプログラムを記憶するとともに、
ディジタル撮影部20から転送された複数のレントゲン
写真画像のディジタルデータを記憶するものである。ま
た、プログラムなどの処理領域として使用される。記憶
装置33は、例えば、大容量固定記憶装置、大容量リム
ーバブル記憶装置などを含む。本実施例では、操作部3
4は、キーボード37およびマウス39であるが、これ
に限定されるものではなく、他の操作入力装置であって
も良い。
【0042】表示器35は、ディジタル撮影部20で撮
影されたレントゲン写真画像のディジタルデータに基づ
いて、レントゲン写真画像を表示するものである。さら
に、表示器35は、操作者にレントゲン取り込み装置へ
の操作を可能とする操作指示画面、確認画面などを表示
可能であり、キーボード37及びマウス39などの操作
手段とともに、マンマシンインターフェース手段として
機能するものである。
【0043】インターフェース部41は、ディジタル撮
影部20に撮影指示を送信するとともに、ディジタル撮
影部20から出力されたレントゲン写真画像のディジタ
ルデータを受信するものである。
【0044】パソコン30のCPU31が実行するレン
トゲン画像取り込みプログラムは、記憶装置33に記憶
されており、下記のステップを有する。 (a)ディジタル撮影部20に撮影指示をパソコン30
のインターフェース部41とケーブル40を介して送信
するステップと、(b)ディジタル撮影部20から出力
されたレントゲン写真画像のディジタルデータをケーブ
ル40およびパソコン30のインターフェース部41を
介して受信するステップと、(c)ディジタル撮影部2
0で撮影されたレントゲン写真画像のディジタルデータ
に基づいて、レントゲン写真画像をパソコン30の表示
器35に表示させるステップと、(d)ディジタルデー
タに対応するレントゲン写真の患者の識別子を付与する
ステップと、(e)複数のレントゲン写真画像のディジ
タルデータを識別子と関連付けて記憶するステップと、
を備えている。
【0045】識別子は、患者毎に付与された識別情報で
あり、例えば、数字からなるカルテ番号である。
【0046】さらに、レントゲン画像取り込みプログラ
ムは、(f)複数の患者から少なくとも一人の患者を操
作者に選択させるステップと、その選択された患者の識
別子に基づいて、レントゲン写真画像のディジタルデー
タを検索するステップと、をさらに有しても良く。表示
ステップ(c)が、画像データ検索ステップ(g)にお
いて検索されたディジタルデータに基づいて、レントゲ
ン写真画像を表示器35に表示させるステップを含んで
も良い。
【0047】また、レントゲン画像取り込みプログラム
の識別子付与ステップ(d)が、患者のレントゲン写真
の撮影部位を識別する識別子を付与するステップを有し
ても良い。
【0048】図3は本発明に係るレントゲン画像取り込
み装置のパソコン30の表示器35で表示される表示画
面60の一例を示す図である。図3において、65aは
レントゲン写真画像を撮影する際にマウス39でクリッ
クすることによりディジタルカメラ20に撮影を指示す
る撮影ボタン、65bはレントゲン写真画像の取り込み
を終了する際にマウス39でクリックすることにより終
了を指示する終了ボタン、61はレントゲン画像を表示
するレントゲン画像表示ウィンドウ、61aはレントゲ
ン画像に含まれ、カルテ番号(患者ID)、患者氏名、
撮影日時、撮影方法、患者の年齢、患者の性別などのレ
ントゲン写真に関する情報が記載されているレントゲン
写真情報、67aは患者毎に付与されたカルテ番号(患
者ID)を入力するカルテ番号フィールド、67bはカ
ルテ番号67aに対応する患者氏名を表示する患者氏名
フィールド、67cはレントゲン写真の撮影日付を入力
する日付フィールド、67dはレントゲン写真の撮影時
間を入力する時間フィールド、67fはマウス39でク
リックすることによりレントゲン写真が撮影されたとき
の撮影方法を指定する撮影方法ボタン、67eは患者氏
名の一覧を表示する患者リスト、67gはレントゲン画
像の輝度を調整するよう輝度を入力する輝度調整フィー
ルドである。
【0049】図4は本発明に係るレントゲン画像取り込
み装置のフォルダ構成図である。図4において各フォル
ダはレントゲン画像を記憶する記憶装置33に設けら
れ、15aは検査項目、ここではX線撮影部位毎に設け
られる検査フォルダ、15bは検査フォルダ15aにお
いて患者に対応して設けられる患者フォルダ、15cは
患者フォルダ15bにおいてX線撮影装置でレントゲン
写真を撮影した日時に対応して設けられる日時フォルダ
である。15dは日時フォルダにおいて撮影方法に対応
して設けられるレントゲン画像ファイルである。ここで
撮影方法とは、正面、左側面、右側面などの撮影方向の
ことである。また、15a、15b、および15cの右
に記載された文字列(“胸腹部X線”、“781234
_今市太郎”、および“1998−04−22_162
8”)は各フォルダのフォルダ名である。また、15d
の右に記載された文字列(“PA”)はレントゲン画像
ファイルのファイル名である。
【0050】図4においては、検査項目は胸腹部X線で
あり、この検査項目の検査を受けた患者はカルテ番号7
81234の今市太郎さん、カルテ番号860213の
日光花子さん、カルテ番号990013の鬼怒川次郎さ
ん…であり、カルテ番号781234の今市太郎さんは
1998年4月22日16時28分および1998年1
1月13日9時24分にX線撮影装置で撮影しており、
この患者はそれぞれの日時に正面像(PA)、左側面像
(LR)および右側面像(RL)という3つの撮影方法
でレントゲン写真を撮影している。このように患者フォ
ルダのフォルダ名は、カルテ番号(患者ID)と患者氏
名とから形成するようになっているので、レントゲン画
像を患者に容易かつ正確に対応付けて記憶することがで
きる。また、このように日時フォルダのフォルダ名をX
線撮影装置で撮影したときの日時で形成し、レントゲン
画像ファイルのファイル名を撮影方法で形成するように
なっているので、レントゲン画像をレントゲン写真に容
易かつ正確に対応付けて記憶することができる。
【0051】図5は本発明に係るレントゲン画像取り込
み方法の処理フローチャートである。この処理フロー
は、レントゲン画像取り込みを行うソフトウェアの処理
フローの一例を示している。すなわち、本発明に係るレ
ントゲン画像取り込みプログラムの処理を示すフローチ
ャートである。このレントゲン画像取り込みプログラム
は、あらかじめ記憶装置33に記憶され、操作部34か
ら操作することにより走行を開始するようになってい
る。以下、この処理フローを図5に基づいて説明する。
【0052】まず、カルテ番号(患者ID)の入力を受
け付ける(S1)。
【0053】次に、入力されたカルテ番号に対応する患
者氏名を表示する(S2)。
【0054】次に、レントゲン写真を撮影した日付およ
び時間、X線撮影装置で写真を撮影したときの撮影方法
など、取り込もうとするレントゲン画像を特定するため
に必要な項目の入力を受け付ける(S3)。
【0055】次に、撮影の指示を受け付け、投光器10
上のレントゲン写真フィルム3のレントゲン写真画像を
ディジタルカメラ20で撮影してディジタルデータから
なるレントゲン画像に置き換える(S4)。
【0056】次に、このレントゲン画像を一時的に保管
する(S5)。一時的にレントゲン画像を保管する領域
は記憶装置33に設けるようにすればよい。
【0057】次に、この一時的に保管したレントゲン画
像を編集する(S6)。
【0058】次に、この編集したレントゲン画像を患者
に対応付けて記憶装置33の所定のフォルダに記憶する
(S7)。
【0059】次に、一時的に保管しておいたレントゲン
画像を消去する(S8)。
【0060】次に、レントゲン画像を表示器35に表示
される表示画面60のレントゲン画像表示ウィンドウ6
1に表示する(S9)。
【0061】そして、レントゲン画像の取り込みを終了
するよう指示を受けた場合には、ソフトウェアの走行を
終了し、終了の指示を受けなかった場合にはレントゲン
画像の取り込みを継続する。
【0062】図6は本発明に係るレントゲン画像取り込
み装置における編集を示す図である。ここで編集という
のは、図5を用いて説明したように撮影(S4)して得
たレントゲン画像を一時的に保管(S5)するステップ
に続いて行うステップ(S6)であり、撮影したレント
ゲン画像を患者と対応付けて所定のフォルダに記憶する
ステップ(S7)の前に行うようになっている。21a
は投光されたレントゲン写真フィルム3のレントゲン写
真画像を撮影して得たレントゲン画像、21bは21a
のレントゲン画像の輝度を調整したレントゲン画像、2
1cは21bのレントゲン画像を右90度回転して得た
レントゲン画像である。また、図6には記載しないが、
さらにレントゲン画像を圧縮し、圧縮したレントゲン画
像を所定のフォルダに記憶するようになっている。ま
た、編集は、このような項目に限らず、ガンマ値の補
正、およびコントラストの調整を行うようにしてもよ
い。また、このような編集項目は、キーボード37およ
びマウス39を操作することにより撮影に先だって指定
することができるようにするとよい。
【0063】次に、作用を説明する。
【0064】レントゲン画像を取り込む際には、まず、
レントゲン撮影され現像されたレントゲン写真フィルム
3を投光器10の前面11上に載置し、光源13により
レントゲン写真画像を映写する。このように投光器10
の前面11に映写されたレントゲン写真画像をディジタ
ルカメラ20で撮影するようにしているので、鮮明なレ
ントゲン画像を容易に得ることができる。
【0065】次に、キーボード37を操作してカルテ番
号(患者ID)を表示画面60のカルテ番号フィールド
67aに入力する。カルテ番号が入力されると入力され
たカルテ番号に対応する患者氏名が表示画面60の患者
氏名フィールド67bに表示されるので、表示された患
者氏名が正しいかどうか確認する。なお、カルテ番号の
入力は、すでに登録されている患者氏名のリストが表示
された患者リスト67eから患者氏名を選んでマウス3
9でクリックするようにして行ってもよい。
【0066】次に、キーボード37を操作してレントゲ
ン写真を撮影した日付と時間を表示画面60の日付フィ
ールド67cと時間フィールド67dにそれぞれ入力
し、マウス39で撮影方法ボタン67fをクリックして
X線撮影時の撮影方法を指定する。なお、輝度はあらか
じめ所定の値となるように設定されており、この所定の
値から変更する場合には、キーボード37を操作して所
望の輝度を表示画面60の輝度調整フィールド67gに
入力する。
【0067】次に、マウス39で撮影ボタン65aをク
リックし、投光器により投光された写真を撮影する。撮
影が終わるとディジタル撮影部20がレントゲン写真フ
ィルム3のレントゲン写真画像をディジタルデータに変
換し、このレントゲン写真画像を一時的に保管し、保管
したレントゲン画像に輝度調整、回転、および圧縮など
の編集を行い、編集したレントゲン画像をカルテ番号
(患者ID)と患者氏名とに基づいて患者に対応付づけ
て記憶装置33の所定のフォルダに記憶し、記憶したレ
ントゲン画像を表示画面60のレントゲン画像表示ウィ
ンドウ61に表示する。このようにレントゲン画像に対
して必要な編集が行われ、カルテ番号(患者ID)と患
者氏名とに基づいて記憶されるので、患者のレントゲン
画像を容易かつ正確に保管することができる。また、表
示画面60によりレントゲン画像を表示するようになっ
ているので、正しく撮影および編集されたか、あるいは
正しく撮影および編集されなかったかを確認することが
できる。正しく撮影および編集されなかった場合には、
例えばディジタル撮影部20の位置がずれている、ある
いは輝度調整を行う輝度の値が正しくない、などの正し
く撮影および編集されなかった原因を解消して再度撮影
ボタン65aをマウス39でクリックすればよい。
【0068】本発明によれば、このように患者のレント
ゲン写真をディジタルデータからなるレントゲン画像と
して記憶装置33に記憶するようになっており、しかも
圧縮して記憶するようになっているので、レントゲン写
真の保管スペースを省略することができ、長期に渡って
レントゲン写真を保管することができる。また、レント
ゲン画像はレントゲン写真から取り込むようになってい
るので、患者をX線撮影する際には従来のタイプのX線
撮影装置を用いることができる。また、レントゲン画像
取り込み装置を投光器から離隔して設置するようになっ
ているので、レントゲン画像取り込み装置をX線撮影装
置と接続する必要もない。また、投光器は従来から病院
で用いられているものを用いるだけである。したがっ
て、レントゲン画像を取り込むために必要な新たな投資
を抑えることができ、低コストでレントゲン画像の取り
込みを行うことができる。
【0069】なお、本実施形態において、パソコン30
がディジタルカメラ20とケーブル40を介して接続さ
れ分離して設置する形態としたが、本発明はこれに限る
ものではなく、パソコン30のCPU31の機能をディ
ジタル撮影部20に組み込むこともできる。さらに表示
器35およびキーボード37およびマウス39などの操
作部34をディジタルカメラ20と一体にして設けても
よい。また、本実施形態において、記憶装置33がレン
トゲン画像取り込み装置1と一体となっている形態とし
たが、本発明はこれに限るものではなく、記憶装置33
をレントゲン画像取り込み装置1とケーブルを介して外
付けで接続するようにしてもよく、また、後述するよう
に、病院内に配設されたネットワークを介して遠隔の記
憶手段に記憶するようにしてもよい。また本実施形態に
おいて、患者IDは数字からなるカルテ番号としたが、
本発明はこれに限るものではなく、患者IDはアルファ
ベットなど数字以外の文字を含むものであってもよい。
【0070】また本実施形態において、レントゲン写真
を撮影する前に患者IDを入力する形態としたが、本発
明はこれに限るものでなく、撮影した後に患者IDを入
力するようにしてもよく、患者IDをレントゲン写真フ
ィルム3に付しておき、この患者IDがレントゲン画像
に含まれるようにしてレントゲン写真フィルム3のレン
トゲン写真画像を撮影し、この患者IDが表示されるよ
うにレントゲン画像を表示画面60に表示するようにし
て、表示された患者IDを見ながらこの患者IDをキー
ボードおよびマウス39などの操作部34から入力する
ことができるようにしてもよい。さらに、レントゲン画
像に含まれる患者IDを文字認識することにより患者I
Dを入力するようにしてもよい。
【0071】(第2実施形態)
【0072】図7〜図9は、本発明の第2実施形態を示
す図である。
【0073】図7は本発明に係るレントゲン画像システ
ムの斜視図である。図7において、図1と同一符号は同
一部分を示す。101および102はレントゲン画像を
取り込むレントゲン画像取り込み装置、200、300
はレントゲン画像取り込み装置101および102によ
り取り込んだレントゲン画像を閲覧するコンピュータ端
末、60は病院内に配設されたLAN(Local A
rea Network)と呼ばれるネットワークであ
る。レントゲン画像取り込み装置101および102、
コンピュータ端末200および300はLAN60に連
結され、所定のネットワークオペレーティングシステム
の制御下で、互いに資源を共有できるように構成されて
いる。
【0074】また、図7において、レントゲン画像取り
込み装置101および102は、図1に示された第1実
施例のレントゲン取り込み装置1と同じ投光器10と、
ディジタルカメラ20と、ネットワーク60に接続可能
なパソコン130と、をそれぞれ備えている。コンピュ
ータ端末200および300は、患者のレントゲン画像
を表示する表示器212および312と、患者を指定す
る際に操作する操作部としてキーボード213および3
13と、マウス213aおよび313aと、をそれぞれ
有している。
【0075】図8は本発明に係るレントゲン画像システ
ムのブロック図である。図8において、図7と同一符号
は同一部分を示す。
【0076】レントゲン画像取り込み装置101および
102の各パソコン130は、図2に示された第1実施
例のレントゲン取り込み装置1のパソコン30と同じ、
CPU31と、記憶装置33と、キーボード37と、図
示されないマウス39と、表示器35と、を備えてい
る。さらに、各パソコン130は、ネットワーク60に
CPU31を接続可能にするネットワークアダプタ16
をそれぞれ有している。
【0077】コンピュータ端末200、300は、レン
トゲン画像を表示器212、312に表示するよう制御
する制御部214、314、レントゲン画像を患者に対
応付けて記憶することができる記憶装置215、31
5、ネットワーク60に接続するネットワークアダプタ
216、316をそれぞれ有している。
【0078】レントゲン画像取り込み装置101、10
2は、病院内に配設されたネットワーク60に接続する
ようにしておけばよく、放射線室に限らず、各外来、病
棟のどこに設置してもよく、必要に応じて移動も可能で
ある。
【0079】好ましくは、レントゲン画像は大容量の記
憶手段(例えば、サーバとなるコンピュータ端末300
の記憶手段315)に一元的に記憶し管理するようにす
る(以下、レントゲン画像を記憶する記憶手段はサーバ
となるコンピュータ300の記憶手段315として記載
する)。また、記憶手段315には、レントゲン画像の
みでなく、患者の医療情報を記憶するようにする。ここ
で、医療情報というのは、診察しようとする患者の医療
に関する情報であり、入院時計画、退院経過概要、入院
時経過グラフ、内視鏡画像、超音波画像、CT画像、心
電図、術中写真、および眼底写真などである。
【0080】取り込んだレントゲン画像は、レントゲン
画像取り込み装置101、102から閲覧するのみでな
くネットワーク60に接続した複数のコンピュータ端末
200、300から閲覧するようになっている。このコ
ンピュータ端末200、300は、病院内に配設された
ネットワーク60に接続するようにしておけばよく、放
射線室に限らず、各外来、病棟のどこに設置してもよい
(以下、レントゲン画像の閲覧はコンピュータ端末20
0で行い、レントゲン画像を閲覧する操作は操作部21
3から行い、レントゲン画像の表示は表示器212に行
うものとして記載する)。
【0081】図9は本発明に係るレントゲン画像システ
ムのコンピュータ端末200の表示器212に表示され
る表示画面260を示す図である。表示画面260はレ
ントゲン画像を表示するレントゲン画像表示ウィンドウ
261と医療情報を表示する医療情報表示ウィンドウ2
31とを有している。医療情報ウィンドウ231には、
医療情報に対応する患者情報232が表示される。ここ
で、患者情報232というのは、医療情報の患者を特定
する情報であり、カルテ番号(患者ID)、患者の氏
名、患者の年齢、患者の性別などの情報である。一方、
レントゲン画像表示ウィンドウ261には、レントゲン
画像に対応するレントゲン写真情報261aが表示され
る。ここで、レントゲン写真情報261aというのは、
レントゲン画像に含まれ、カルテ番号(患者ID)、患
者氏名、撮影日時、撮影方法、患者の年齢、および患者
の性別などレントゲン写真およびレントゲン写真の患者
を特定する情報である。
【0082】次に、作用を説明する。
【0083】レントゲン画像を取り込む際には、レント
ゲン画像取り込み装置101、102により、投光器1
0で映写されたレントゲン写真フィルム3、3’のレン
トゲン写真画像をディジタルデータに変換し、このレン
トゲン画像を患者に対応付けて記憶手段315に記憶す
る。このようにレントゲン画像取り込み装置101、1
02は、病院内に配設されたネットワーク60に接続
し、放射線室に限らず、外来、あるいは病棟などどこに
設置してもよく、また複数のレントゲン画像取り込み装
置からレントゲン画像の取り込みを行うことができるの
で、仕事量の分散を図ることができる。
【0084】取り込んだレントゲン画像を閲覧して患者
を診察する際には、操作部213により診察する患者の
カルテ番号(患者ID)を入力して患者を指定する。制
御部214は、指定された患者のレントゲン画像および
医療情報が記憶されている記憶手段315をネットワー
ク60を介してアクセスし、記憶しておいたレントゲン
画像および医療情報を表示画面260に表示する。図9
を用いて説明したように、レントゲン画像はレントゲン
画像表示ウィンドウ261に表示され、医療情報は医療
情報表示ウィンドウ231に表示される。このように、
診察しようとする患者のレントゲン画像と医療情報を同
一の画面に同時に表示することができ、医師は同一の表
示画面260に同時に表示されたレントゲン画像と医療
情報とを見ながら患者を診察することができる。また、
レントゲン画像表示ウィンドウ261と医療情報表示ウ
ィンドウ231の両方に患者を特定するのに必要な情報
(カルテ番号、患者氏名、患者の性別、患者の年齢な
ど)が表示されるようになっているので、レントゲン画
像と医療情報とが診察しようとする患者に正確に対応し
ているかどうか容易に確認することができる。また、コ
ンピュータ端末200、300は、病院内に配設された
ネットワーク60に接続し、放射線室に限らず、外来、
あるいは病棟などどこに設置してもよいので、効率よく
診察することができる。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、従来から診察に使用さ
れている投光器をそのまま利用して、一般的な汎用ディ
ジタルカメラおよびパソコンなどを投光器と連動させて
構成できるので、装置全体を安価に構成することができ
る。
【0086】また、例えば、パソコンと投光器が同じ作
業台に設置されるので、医師が患者の診察時などに、レ
ントゲン写真と患者の識別子を確認しながら、パソコン
にレントゲン写真画像を取り込むことができるので、レ
ントゲン写真のIDと患者IDを確実に一致させること
ができ、間違って入力することがない。
【0087】さらに、操作者は、パソコンに取り込んだ
レントゲン写真画像を簡単に検索して取り出して閲覧す
ることができる。また、パソコンに取り込まれたレント
ゲン写真画像のディジタルデータが膨大な量になって
も、必要なレントゲン写真画像を簡単に検索して、取り
出して閲覧することができる。
【0088】さらに、レントゲン写真の保管スペースを
省略することができ、長期に渡ってレントゲン画像を保
管することができ、医師が診察時に患者のレントゲン画
像を容易かつ正確に保存することができ、診察しようと
する患者のレントゲン画像を容易かつ正確に閲覧するこ
とができ、かつ低コストでレントゲン画像の取り込みを
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレントゲン画像取り込み装置の斜
視図。
【図2】本発明に係るレントゲン画像取り込み装置のブ
ロック図。
【図3】本発明に係るレントゲン画像取り込み装置の表
示画面を示す図。
【図4】本発明に係るレントゲン画像取り込み装置のフ
ォルダ構成図。
【図5】本発明に係るレントゲン画像取り込み方法の処
理フローチャート。
【図6】本発明に係るレントゲン画像取り込み装置の編
集を示す図。
【図7】本発明に係るレントゲン画像システムの斜視
図。
【図8】本発明に係るレントゲン画像システムのブロッ
ク図。
【図9】本発明に係るレントゲン画像システムのコンピ
ュータ端末の表示画面を示す図。
【符号の説明】
3、3’ レントゲン写真フィルム 10 投光器 1、101、102 レントゲン画像取り込み装置 20 ディジタルカメラ(ディジタル撮影部) 30、130 パソコン(レントゲン画像処理部) 34 操作部 37、213、313 キーボード(操作部) 39、213a、313a マウス(操作部) 214、314 制御部(患者選択手段、画像データ検
索手段) 31 中央処理部(識別子付与手段、患者選択手段、画
像データ検索手段) 33、215、315 記憶装置(記憶手段) 35、212、312 表示器(表示手段) 40 ケーブル(通信制御手段) 41 インターフェース部(通信制御手段) 15a 検査フォルダ 15b 患者フォルダ 15c 日時フォルダ 15d レントゲン画像ファイル 16、216、316 ネットワークアダプタ 60、61、260、261 表示画面(表示手段) 61、261 レントゲン画像表示ウィンドウ(表示手
段) 61a、261a レントゲン写真情報 65a 撮影ボタン 65b 終了ボタン 67a カルテ番号(患者ID)フィールド 67b 患者氏名フィールド 67c 日付フィールド 67d 時間フィールド 67e 患者リスト 67f 撮影方法ボタン 67g 輝度調整フィールド 31 医療情報表示ウィンドウ 32 患者情報 60 ネットワーク 200、300 コンピュータ端末

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者の所定の部位を撮影したレントゲン写
    真フィルムが載置される前面を有し、前記フィルムのレ
    ントゲン写真画像を映写する投光器と、 該投光器の前面から所定距離で離隔し、かつ前記投光器
    の前面に対向して設置され、前記投光器によって映写さ
    れた前記レントゲン写真画像を撮影指示に従って撮影
    し、該レントゲン写真画像のディジタルデータを出力す
    るディジタル撮影部と、 該ディジタル撮影部に前記撮影指示を送信するととも
    に、前記ディジタル撮影部から出力された前記レントゲ
    ン写真画像のディジタルデータを受信する通信制御手段
    と、前記ディジタル撮影部で撮影された前記レントゲン
    写真画像のディジタルデータに基づいて、前記レントゲ
    ン写真画像を表示する表示手段と、前記ディジタルデー
    タに対応する前記レントゲン写真の患者の識別子を付与
    する識別子付与手段と、複数の前記レントゲン写真画像
    のディジタルデータを前記識別子と関連付けて記憶する
    記憶手段と、を有するレントゲン画像処理部と、を備え
    たことを特徴とするレントゲン画像取り込み装置。
  2. 【請求項2】前記投光器の近傍に前記レントゲン画像処
    理部が設置されることを特徴とする請求項1に記載のレ
    ントゲン画像取り込み装置。
  3. 【請求項3】前記レントゲン画像処理部が、 複数の前記患者から少なくとも一人の患者を選択する患
    者選択手段と、 該選択された前記患者の識別子に基づいて、前記レント
    ゲン写真画像のディジタルデータを検索する画像データ
    検索手段と、をさらに有するとともに、 前記表示手段に、前記画像データ検索手段によって検索
    されたディジタルデータに基づいて、前記レントゲン写
    真画像を表示させることを特徴とする請求項1に記載の
    レントゲン画像取り込み装置。
  4. 【請求項4】前記レントゲン画像処理部の前記識別子付
    与手段が、 前記患者のレントゲン写真の撮影部位を識別する識別子
    を付与することを特徴とする請求項1に記載のレントゲ
    ン画像取り込み装置。
  5. 【請求項5】(a)患者の所定の部位を撮影したレント
    ゲン写真フィルムが載置される前面を有し、前記フィル
    ムのレントゲン写真画像を映写する投光器と、前記投光
    器によって映写された前記レントゲン写真画像を撮影指
    示に従って撮影し、該レントゲン写真画像のディジタル
    データを出力するディジタル撮影部と、を該投光器の前
    面から所定距離で離隔し、かつ前記投光器の前面に対向
    して設置するステップと、(b)前記ディジタル撮影部
    に前記撮影指示を送信するステップと、(c)前記ディ
    ジタル撮影部が、前記投光器によって映写された前記レ
    ントゲン写真画像を前記撮影指示に従って撮影し、該レ
    ントゲン写真画像のディジタルデータを出力するステッ
    プと、(d)前記ディジタル撮影部から出力された前記
    レントゲン写真画像のディジタルデータを受信するステ
    ップと、(e)該ディジタル撮影部から受信した前記レ
    ントゲン写真画像のディジタルデータに基づいて、前記
    レントゲン写真画像を表示器に表示するステップと、
    (f)前記ディジタルデータに対応する前記レントゲン
    写真の患者の識別子を付与するステップと、(g)複数
    の前記レントゲン写真画像のディジタルデータを前記識
    別子と関連付けて記憶装置に記憶するステップと、を含
    むことを特徴とするレントゲン画像取り込み方法。
  6. 【請求項6】前記投光器の近傍に前記ディジタル撮影部
    と通信可能なレントゲン画像処理部を設置するステップ
    とをさらに含み、 前記レントゲン画像処理部が、前記ステップ(b)、
    (d)〜(g)を実行することを特徴とする請求項5に
    記載のレントゲン画像取り込み方法。
  7. 【請求項7】(h)複数の前記患者から少なくとも一人
    の患者を選択するステップと、(i)該選択された前記
    患者の識別子に基づいて、前記レントゲン写真画像のデ
    ィジタルデータを検索するステップと、をさらに有し、 前記表示ステップ(e)が、 前記画像データ検索ステップ(i)において検索された
    ディジタルデータに基づいて、前記レントゲン写真画像
    を前記表示器に表示するステップを含むことを特徴とす
    る請求項5に記載のレントゲン画像取り込み方法。
  8. 【請求項8】前記識別子付与ステップ(f)が、 前記患者のレントゲン写真の撮影部位を識別する識別子
    を付与するステップを有することを特徴とする請求項5
    に記載のレントゲン画像取り込み方法。
  9. 【請求項9】患者の所定の部位を撮影したレントゲン写
    真フィルムが載置される前面を有し、前記フィルムのレ
    ントゲン写真画像を映写する投光器と、 該投光器の前面から所定距離で離隔し、かつ前記投光器
    の前面に対向して設置され、前記投光器によって映写さ
    れた前記レントゲン写真画像を撮影指示に従って撮影
    し、該レントゲン写真画像のディジタルデータを出力す
    るディジタル撮影部と、 前記レントゲン写真画像を表示する表示器と、前記ディ
    ジタル撮影部との通信を可能にする通信制御手段と、記
    憶装置と、を有するレントゲン画像処理部と、を備えた
    レントゲン画像取り込み装置におけるレントゲン画像処
    理部が実行する、コンピュータが読み取り可能なレント
    ゲン画像取り込みプログラムを記録した媒体において、
    (a)前記ディジタル撮影部に撮影指示を、前記通信制
    御手段を介して送信するステップと、(b)前記ディジ
    タル撮影部から出力された前記レントゲン写真画像のデ
    ィジタルデータを、前記通信制御手段を介して受信する
    ステップと、(c)該ディジタル撮影部で撮影された前
    記レントゲン写真画像のディジタルデータに基づいて、
    前記レントゲン写真画像を前記表示器に表示させるステ
    ップと、(d)前記ディジタルデータに対応する前記レ
    ントゲン写真の患者の識別子を付与するステップと、
    (e)複数の前記レントゲン写真画像のディジタルデー
    タを前記識別子と関連付けて前記記憶装置に記憶するス
    テップと、を含むことを特徴とするレントゲン画像取り
    込みプログラムを記録した媒体。
  10. 【請求項10】(f)複数の前記患者から少なくとも一
    人の患者を操作者に選択させるステップと、(g)該選
    択された前記患者の識別子に基づいて、前記レントゲン
    写真画像のディジタルデータを検索するステップと、を
    さらに有し、 前記表示ステップ(c)が、 前記画像データ検索ステップ(g)において検索された
    ディジタルデータに基づいて、前記レントゲン写真画像
    を前記表示器に表示させるステップを含むことを特徴と
    する請求項9に記載のレントゲン画像取り込みプログラ
    ムを記録した媒体。
  11. 【請求項11】前記レントゲン画像取り込みプログラム
    の前記識別子付与ステップ(d)が、 前記患者のレントゲン写真の撮影部位を識別する識別子
    を付与するステップを有することを特徴とする請求項9
    に記載のレントゲン画像取り込みプログラムを記録した
    媒体。
  12. 【請求項12】レントゲンの写真を投光する投光器から
    離隔して設置され、投光された写真を撮影してディジタ
    ルデータからなるレントゲン画像に置き換えるディジタ
    ル撮影部と、レントゲン画像を表示する表示画面と、レ
    ントゲン画像を患者と対応付けるよう操作する操作部
    と、を備えることを特徴とするレントゲン画像取り込み
    装置。
  13. 【請求項13】前記操作部から操作して編集を行う項目
    を指定し、前記写真を撮影したときに該項目に基づいて
    レントゲン画像を編集するようにしたことを特徴とする
    請求項12記載のレントゲン画像取り込み装置。
  14. 【請求項14】請求項12記載のレントゲン画像取り込
    み装置と、レントゲン画像を閲覧するコンピュータ端末
    と、レントゲン画像取り込み装置とコンピュータ端末と
    を接続するネットワークと、レントゲン画像を患者に対
    応付けて記憶する記憶手段と、を備え、前記コンピュー
    タ端末は、診察する患者を指定する操作部と、前記記憶
    手段に記憶しておいた該患者のレントゲン画像を表示す
    る表示画面と、を有することを特徴とするレントゲン画
    像処理システム。
  15. 【請求項15】投光されたレントゲンの写真を撮影して
    ディジタルデータからなるレントゲン画像に置き換える
    ステップと、該レントゲン画像を患者に対応付けて記憶
    するステップと、該レントゲン画像を表示するステップ
    と、を具備することを特徴とするレントゲン画像取り込
    み方法。
JP2000085603A 1999-06-24 2000-03-27 レントゲン画像取り込み装置、レントゲン画像取り込み方法、レントゲン画像取り込みプログラムを記録した媒体およびレントゲン画像処理システム Pending JP2001061830A (ja)

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