JP2002200063A - X線画像撮影装置、その制御装置及び制御方法、x線画像撮影システム - Google Patents

X線画像撮影装置、その制御装置及び制御方法、x線画像撮影システム

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JP2002200063A
JP2002200063A JP2000399327A JP2000399327A JP2002200063A JP 2002200063 A JP2002200063 A JP 2002200063A JP 2000399327 A JP2000399327 A JP 2000399327A JP 2000399327 A JP2000399327 A JP 2000399327A JP 2002200063 A JP2002200063 A JP 2002200063A
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Tsukasa Sako
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のX線画像撮影装置を有するX線検査進
行システムにおいて、操作者の手を煩わせることなく、
撮影を効率よく、且つ、相当の自由度をもって行えるよ
うにすること。 【解決手段】 接続された複数のX線画像撮影装置
(2,3)を制御するX線検査進行装置(1)であっ
て、X線画像の撮影指示情報を受信する入力部(11)
と、撮影指示情報により指示された少なくとも1つの撮
影を実施するためのX線画像撮影装置を、前記複数のX
線画像撮影装置からそれぞれ選択する管理部(12)
と、少なくとも1つの撮影を選択する選択部(17)
と、選択された撮影に対応する撮影指示情報の少なくと
も一部を、撮影を実施する前記X線画像撮影装置に送信
する設定情報送信部(13)と、撮影実施情報を受信す
る実施情報受信部(14)と、撮影実施情報に基づいて
実施されなかった撮影を判別する未検査決定部(15)
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線画像撮影装
置、その制御装置及び制御方法、X線画像撮影システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、医用分野で画像診断を行う場合、
X線撮影されたフィルム画像をシャーカステンに掛けて
観察していた。しかし通常のX線フィルムは、診断部位
の観察のしやすさを追及するあまり、観察しやすい濃度
域1.0〜1.5D程度のコントラストを強くするよう
に設定しているため、撮影条件が適正条件から多少ずれ
ると、すぐに露光オーバーや露光アンダーになり、読影
による診断に悪影響を及ぼす。
【0003】一方、近年のコンピュータの発展に伴い、
医用分野においてもコンピュータ化が浸透してきた。画
像診断の分野においてもこの流れが急であり、各種CT
や超音波診断機器、ラジオアイソトープを用いた診断機
器などの普及には目をみはるものがある。そして、各種
診断機器をコンピュータで接続し、各種モダリティ画像
を総合的に診断しようとする「総合画像診断」という概
念が発生してきた。しかし、X線フィルム画像は本質的
にアナログ画像であり、画像診断の中で最も使用頻度が
高く、かつ、重要視されているにもかかわらず、総合画
像診断にうまく溶け込めず、画像診断分野のコンピュー
タ化の障害になっていた。
【0004】ところが近年、固体撮像素子等を用いたX
線撮影が開発されてきており、X線画像においてもコン
ピュータを用いたX線画像撮影装置が徐々に使用され始
めてきている。このX線画像撮影装置を利用すると、既
に撮影した画像のコントラスト調整を行ったり、更には
撮影した画像をリアルタイムで得ることができるため、
撮影が失敗した場合にはすぐに再撮影を行うことが可能
となる。
【0005】この装置を用いた場合、撮影された画像が
直ちに表示され、病院内でオーダされた画像を効率よく
撮影できる為、CTや超音波診断機器、ラジオアイソト
ープを用いた診断機器等の他の診断機器と比較して、1
検査あたりにかかる時間が比較的短時間であるという特
徴がある。しかし、検査をするに当たって患者名の入
力、患者IDの入力などの前作業が煩雑で時間がかかっ
てしまうと、結果的に検査時間が長くなってしまい、撮
影効率は低下する。
【0006】そこで、X線検査進行装置とX線画像撮影
装置とを連携したX線検査進行システムがよく利用され
ている。X線検査進行システムは院内のオーダリング装
置からオーダ情報を受信するので、この連携があれば、
X線検査進行装置から患者情報や撮影情報が正しくX線
画像撮影装置へ送信され、操作者はX線画像撮影装置で
患者名の入力、患者IDの入力などの前作業を行った
り、撮影部位の入力や選択をする必要が無くなる。
【0007】また、X線画像撮影装置で撮影された実施
済み情報もX線検査進行装置では重要である。通常、X
線画像撮影装置からX線検査進行装置へ実施情報が返却
されるので、操作者は、オーダされた各撮影において、
患者に当てたX線の曝射量や使用したフィルムサイズな
どについて手入力する必要が無い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】病院内では、医師が複
数の撮影を一まとめにして1つのオーダを形成する場合
が多い。したがって、オーダリング装置においても、従
来検査単位でオーダを扱う。例えば、「胸・腹部検査」
という検査では、胸部正面撮影、胸部側面撮影、腹部正
面撮影の3撮影が1パッケージとなって1検査と呼ばれ
ている例がある。そして、検査情報は、その検査の対象
となる患者ID、患者名、妊娠の有無などの患者情報を
伴って電子化されて、医師がオーダリング装置で入力し
た撮影オーダと共に撮影室にあるX線検査進行装置へ転
送される。
【0009】ところが、最近のデジタル撮影装置の利用
頻度が高くなった結果、撮影室にあるX線検査進行装置
へ転送された検査情報が持つ撮影オーダは必ずしも全て
が同じX線画像撮影装置で撮影できるとは限らず、複数
のX線画像撮影装置による撮影が必要となるといったケ
ースが出てきた。例えば上記「胸・腹部検査」という検
査例では、胸部正面撮影、胸部側面撮影は1番目のX線
画像撮影装置で撮影するが、腹部正面撮影は2番目のX
線画像撮影装置で撮影するという具合である。また、撮
影時において急に胸部側面撮影は1番目のX線画像撮影
装置では不向きであると技師が判断をし、2番目のX線
画像撮影装置で撮影することもある。
【0010】この場合、X線検査進行装置とX線画像撮
影装置が1対1で連携している場合は、2台目に検査情
報が伝わらないという問題があった。
【0011】本発明は上記問題点を鑑みて為されたもの
であり、複数のX線画像撮影装置を有するX線検査進行
システムにおいて、操作者の手を煩わせることなく、撮
影を効率よく、且つ、相当の自由度をもって行えるよう
にすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、接続された複数のX線画像撮影装置を制御する本発
明の制御装置は、外部からX線画像の撮影指示情報を受
信する受信手段と、前記撮影指示情報により指示された
少なくとも1つの撮影を実施するためのX線画像撮影装
置を、前記複数のX線画像撮影装置からそれぞれ選択す
る管理手段と、前記撮影指示情報により指示された撮影
の内、少なくとも1つの撮影を選択する選択手段と、前
記選択手段により選択された撮影に対応する撮影指示情
報の少なくとも一部を、当該撮影を実施する前記X線画
像撮影装置に送信する送信手段と、前記X線画像撮影装
置から撮影実施情報を受信する受信手段と、前記撮影実
施情報に基づいて、実施されなかった撮影を判別する判
別手段とを有する。
【0013】また、接続された複数のX線画像撮影装置
を制御する本発明の制御方法は、外部からX線画像の撮
影指示情報を受信する受信工程と、前記撮影指示情報に
より指示された少なくとも1つの撮影を実施するための
X線画像撮影装置を、前記複数のX線画像撮影装置から
それぞれ選択する管理工程と、前記撮影指示情報により
指示された撮影の内、少なくとも1つの撮影を選択する
選択工程と、前記選択工程により選択された撮影に対応
する撮影指示情報の少なくとも一部を、当該撮影を実施
する前記X線画像撮影装置に送信する送信工程と、前記
X線画像撮影装置から撮影実施情報を受信する受信工程
と、前記撮影実施情報に基づいて、実施されなかった撮
影を判別する判別工程とを有する。
【0014】本発明の好適な一様態によれば、前記制御
装置は、前記判別手段により実施されなかった撮影が判
別された場合、当該撮影を実施するX線画像撮影装置を
他のX線画像撮影装置に変更する変更手段を更に有し、
前記制御方法は、前記判別工程において、実施されなか
った撮影が判別された場合、当該撮影を実施するX線画
像撮影装置を他のX線画像撮影装置に変更する変更工程
を更に有する。
【0015】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記変更手段による変更後、変更されたX線画像撮像装置
の使用状態を確認し、撮影中でない場合に、前記送信手
段は前記実施されなかった撮影に対応する撮影指示情報
の少なくとも一部を直ちに送信する。また前記制御方法
は、前記変更工程による変更後、変更されたX線画像撮
像装置の使用状態を確認する工程と、前記変更されたX
線画像撮像装置が撮影中でない場合に、前記実施されな
かった撮影に対応する撮影指示情報の少なくとも一部を
直ちに前記変更されたX線画像撮像装置に送信する工程
とを更に有する。
【0016】好ましくは前記撮影指示情報は、1以上の
検査情報と各検査情報に付随する1以上の撮影情報とを
含み、前記選択手段は、前記検査情報から1つを選択す
る手段と、選択された検査情報に付随する撮影情報から
少なくとも1つを選択する手段とを有し、また、前記選
択工程は、前記検査情報から1つを選択する工程と、選
択された検査情報に付随する撮影情報から少なくとも1
つを選択する工程とを有する。
【0017】更に好ましくは、前記検査情報は受診者に
関する情報を含み、前記撮影情報は撮影に関する情報を
含む。
【0018】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記管理手段は、前記撮影情報の内容に対して1対1で予
め決められたX線画像撮影装置のテーブルを有し、前記
撮影情報及び前記テーブに基づいて各撮影を行うX線画
像撮影装置を選択し、前記管理工程では、前記撮影情報
の内容に対して1対1で予め決められたX線画像撮影装
置のテーブルと、前記撮影情報に基づいて各撮影を行う
X線画像撮影装置を選択する。
【0019】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記判別手段は、前記送信手段により送信した撮影指示情
報と、前記受信手段により受信した撮影実施情報とを比
較することにより、実施されなかった撮影を判別し、前
記判別工程では、前記送信工程で送信した撮影指示情報
と、前記受信工程で受信した撮影実施情報とを比較する
ことにより、実施されなかった撮影を判別する。
【0020】また、本発明の好適な別の一様態によれ
ば、前記判別手段は、前記受信手段により受信した撮影
実施情報に含まれる未撮影情報から実施されなかった撮
影を判別し、前記判別工程では、前記受信工程により受
信した撮影実施情報に含まれる未撮影情報から実施され
なかった撮影を判別する。
【0021】好ましくは、前記変更手段は、所定順に前
記複数のX線画像撮影装置の検索を行って変更し、前記
変更工程では、所定順に前記複数のX線画像撮影装置の
検索を行って変更する。
【0022】また、本発明のX線画像撮影装置は、外部
装置から1以上の撮影指示を所定単位毎に一括して受信
する受信手段と、前記撮影指示に基づいてX線撮影を行
う撮影手段と、前記撮影手段により実施した実施情報
を、前記所定単位毎に一括して外部装置に送信する送信
手段とを有する。
【0023】また、本発明のX線画像撮影装置の制御方
法は、外部装置から1以上の撮影指示を所定単位毎に一
括して受信する受信工程と、前記撮影指示に基づいてX
線撮影を行う撮影工程と、前記撮影工程により実施した
実施情報を、前記所定単位毎に一括して外部装置に送信
する送信工程とを有する。
【0024】本発明の好適な一様態によれば、前記撮影
指示の内、前記撮影手段により実施しなかった場合、前
記送信手段は前記実施しなかった撮影指示以外の実施情
報を送信し、前記撮影工程で実施しなかった場合、前記
送信工程では前記実施しなかった撮影指示の未実施を示
す情報を含む実施情報を送信する。
【0025】また、本発明の好適な別の一様態によれ
ば、前記撮影指示の内、前記撮影手段により実施しなか
った場合、前記送信手段は前記実施しなかった撮影指示
の未実施を示す情報を含む実施情報を送信し、前記撮影
工程で実施しなかった場合、前記送信工程では前記実施
しなかった撮影指示の未実施を示す情報を含む実施情報
を送信する。
【0026】また、本発明のX線画像撮像システムは、
複数の上記いずれかのX線画像撮影装置と、上記いずれ
かの制御装置とからなる。
【0027】また、上記目的を達成するために、本発明
のX線画像撮影システムは、X線画像撮影を行う複数の
X線画像撮影手段と、外部からX線画像の撮影指示情報
を受信する受信部と、前記受信部から受信した撮影指示
情報により指示された少なくとも撮影を実施するための
X線画像撮影手段を、前記複数のX線画像撮影手段から
それぞれ選択する管理手段と、前記撮影指示情報により
指示された撮影の内、少なくとも1つの撮影を選択する
選択手段と、前記選択手段により選択された撮影の内、
実施されなかった撮影を判別する判別手段とを有する。
【0028】本発明の好適な一様態によれば、前記X線
画像撮影手段、前記受信部、前記管理手段、前記選択手
段、前記判別手段は、外部から入力する複数のX線画像
撮影情報による指示を並列に処理可能である。
【0029】また、本発明の好適な一様態によれば、前
記選択手段は、前記外部から入力する複数のX線画像撮
影情報をそれぞれ表示する複数の表示手段を有する。
【0030】このましくは、前記判別手段により実施さ
れなかった撮影が判別された場合、当該撮影を行うX線
画像撮影手段を他のX線画像撮影手段に変更する変更手
段を更に有する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0032】本実施の形態ではX線デジタル画像撮影を
行う場合について説明する。
【0033】図1は本実施の形態におけるX線検査進行
システムの構成を示すブロック図である。同図におい
て、1はX線検査進行装置、2及び3はX線デジタル画
像撮影装置、4及び5はX線デジタル画像撮影装置2、
3それぞれに接続されたX線発生装置である。
【0034】本実施の形態では、説明を簡略化するため
に1台のX線検査進行装置1に2台のX線デジタル画像
撮影装置2,3が接続されている場合について説明する
が、3台以上のX線画像撮影装置を接続してもよいこと
は言うまでもない。
【0035】また、本実施の形態においては、X線デジ
タル画像撮影装置2はイメージングプレートと呼ばれ
る、X線画像情報を蛍光体に記憶させてレーザ光で読み
取るタイプのセンサを使用したコンピューテッド・ラジ
オグラフィー(computed radiography)装置とし、以下
CRと呼ぶ。このCRが得意とするのはカセッテ撮影で
ある。また、X線デジタル画像撮影装置3は固体撮像素
子から構成され且つX線画像を取得するフラットパネル
ディテクタを立位ブッキー撮影台に内蔵するタイプのセ
ンサユニットを使用した装置とし、以下FPDと呼ぶ。
【0036】X線検査進行装置1は、入力部11、管理
部12、設定情報送信部13、実施情報受信部14、未
検査決定部15、変更部16、選択部17を有する。ま
た、CR2及びCDXI3はそれぞれ、設定情報受信部
21及び31、実施情報送信部22及び32、X線発生
装置通信部23及び33、撮影部24及び34、操作部
25及び35を有する。操作部25及び35は、撮影選
択部26及び36と、表示部27および37とをそれぞ
れ有する。
【0037】X線検査進行装置1は、外部から後述する
検査オーダ情報を受信すると、受信した情報に応じて適
切なX線情報撮影装置2または3に対して撮影を行うよ
うに制御する。
【0038】以下、上記構成を有するX線検査進行シス
テムの動作について、図2乃至図22を参照して詳細に
説明する。図2はX線検査進行装置1の処理手順を示す
フローチャート、図3はX線検査進行システムの検査進
行の一例を示すシーケンス図である。
【0039】まず、図2のステップS11でX線検査進
行装置1は検査オーダ情報の入力を待つ。医師が必要な
検査を不図示のオーダリング装置からオンラインでオー
ダを行うと、この検査オーダのデータ(検査オーダ情
報)がX線検査進行装置1へ送られる。
【0040】検査オーダ情報は、各受診者毎に複数の検
査情報と、複数の撮影すベきX線画像撮影情報とを含
む。
【0041】検査情報の一例としては、以下の項目があ
る。検査状態、受付No、受診者ID、受診者名、受診
者生年月日、受診者性別、妊娠の有無、感染症の有無、
撮影数
【0042】また、各撮影情報に含まれる項目の一例と
しては以下のものがある。撮影状態、撮影方法名称、撮
影方法ID、撮影方向、左右
【0043】X線検査進行装置1は、この検査オーダ情
報を外部より入力部11を介して受信すると(ステップ
S11でYES)、ステップS12で管理部12はま
ず、図4に示すような検査オーダ情報一覧を生成して表
示を行う。なお、検査オーダ情報一覧がすでに作成され
ている場合には、新たに受信した検査オーダ情報を反映
するように一覧を更新する。上記検査情報は、検査オー
ダ情報一覧画面から、詳細を閲覧することが可能であ
る。
【0044】操作者は、表示された検査オーダ情報一覧
の中から、これから検査を行う受診者1人を選択部17
を用いて選択する(ステップS13)。本実施の形態で
は、選択部17は、モニタに表示された一覧の中から検
査を行う受診者を不図示のマウスやキーボードなどを用
いて選ぶことで選択状態とし、更にその状態で検査開始
ボタン201をマウスやキーボードなどによって押すこ
とによりその選択が確定する。なお、X線検査進行装置
1は、初期状態では未検査の受診者が選択状態となるよ
うに自動制御している。
【0045】図4に示す一覧の中から選択部17を用い
て1つを選択し、検査開始ボタン201を押すと(ステ
ップS13でYES)、図5に示すように、選択された
受診者の撮影情報を含む撮影リストが表示される。
【0046】本実施の形態においては、オーダリング装
置でオーダする時に、どの撮影をどのX線画像撮影装置
で行うかについて、指定されていないものとする。これ
は、どういったX線画像撮影装置がX線検査進行装置1
に接続されているかに応じて使用する撮影機器を変更で
きるようにするためである。従って、本実施の形態にお
いては、どういった撮影をどの装置で行うかについての
決定は、ステップS14においてX線検査進行装置1が
行う。
【0047】ここでは、撮影方法の名称に1対1で与え
られている撮影方法IDと撮影方向とに対して、使用す
るX線撮影装置が割り振られており、この情報を有する
テーブルがX線検査進行装置1の管理部12に保持され
ている。このテーブルを用いて、撮影情報に含まれる撮
影方法ID及び撮影方向とから撮影に用いるX線画像撮
影装置を決定する。
【0048】以下に上記テーブルの内容の一例を示す。
【0049】
【表1】
【0050】このテーブルを用いた場合、例えば図5に
示す例では、以下の4つはFPD3である立位ブッキー
撮影台で撮影するように割り振られる。胸部正面のA−
P撮影、胸部側面のL−R撮影、膝のA−P撮影、膝の
L−R撮影
【0051】一方、以下の2つはCR2であるカセッテ
撮影装置で撮影するように割り振られる。膝のスカライ
ン撮影、膝のP−A撮影
【0052】操作者は、選択部17を用いて図5に示す
撮影リストから撮影すべきX線画像を1枚以上選択し、
撮影開始ボタン202を押下することで(ステップS1
5でYES)、撮影段階に移行する。本実施の形態にお
いては、検査が何も行われていない状態では、図5に示
すように全ての撮影が選択状態となり、この状態で撮影
開始ボタン202が押されると、全てが撮影段階に移行
することになる。
【0053】ステップS16においてX線検査進行装置
1は、検査オーダ情報の内、撮影に必要な情報を含む検
査設定情報を、上記テーブルによって振り分けられたC
R2及びFPD3のいずれか対応する装置にそれぞれ送
信する(図3の101、102)。撮影段階に移行する
と、図6に示すように撮影状態が「撮影中」を示すよう
になり、更にX線検査進行装置1の画面左下には、CR
2及びFPD3の状態が示される。両方の撮影装置が撮
影中の場合は、図6に示すように「検査中」と表示さ
れ、ステップS17で撮影が終了し、後述する検査オー
ダ実施情報が送られるのを待つ。
【0054】図15は、X線検査進行装置1から送られ
た検査設定情報をCR2の設定情報受信部21で受信
し、表示部27で表示した例を示し、図19は、同様に
FPD3で表示した例を示す。CR2及びFPD3で
は、このように受信した検査設定情報に基づいて、撮影
部24または34がX線発生装置通信部23または33
を介して各X線発生装置4または5にX線発生条件を通
知し、これにより受診者の撮影が行われる。撮影を終了
する度に、X線発生装置4または5はX線発生実施条件
を含む終了通知をX線発生装置通信部23または33に
返し(図3の103〜110)、CR2及びFPD3で
は図16及び図20に示すような表示に更新される。
【0055】X線発生装置通信部23または33からの
X線発生実施条件を含む、実際に撮影を実施した際の情
報は、図16及び図20に示す検査終了ボタン203及
び204が押されると、X線画像撮影実施情報として検
査実施情報とともに検査オーダ実施情報として一括でX
線検査進行装置1へ送信する(111、113)。
【0056】なお、検査実施情報は以下の項目を含む。
受付No、受診者ID、検査日時、実施撮影数
【0057】また、X線画像撮影実施情報は以下の項目
を含む。撮影方法ID、撮影方向(X線画像撮影情報と
同一)、撮影したか否か、撮影方向(装置側で変更処理
があった場合)、左右(装置側で変更処理があった場
合)、曝射実施条件
【0058】CR2での検査が終了すると、CR2は検
査オーダ実施情報をX線検査進行装置1へ返送する(1
11)。X線検査進行装置1はステップS17で検査オ
ーダ実施情報を受信すると、ステップS18において、
未検査決定部15は、オーダした撮影の内、実行されな
かった撮影が存在するかどうかを確認する。全ての撮影
が終了している場合にはステップS19において、ステ
ップS16で送信した検査設定情報の送信先と照らし合
わせて、未受信の検査オーダ実施情報があるかどうかを
確認し、無い場合は、ステップS20において受信済み
の検査オーダ情報の受診者の撮影が全て終了したかどう
かを確認する。終了していればステップS11に戻って
新たな検査オーダ情報の受信を待ち、終了していなけれ
ば、ステップS13に戻って別の受診者の撮影を行う。
【0059】一方、ステップS18で実行されなかった
撮影が存在すると判断した場合には、ステップS21に
進む。
【0060】撮影を行わない理由として、テーブルを用
いて振り分けられた撮影装置での撮影に適さない場合が
ある。例えば、寝たきりの患者の撮影が立位で撮う必要
のある装置に割り当てられているなどの場合である。本
実施の形態では、CR2においては「膝P−A」撮影
が、FPD3においては「膝A−P」撮影が撮影に適さ
ないものとする。
【0061】また、本実施の形態では、CR2は撮影を
行わなかったX線画像撮影実施情報は送信しない。従っ
て、CR2からは撮影しなかった「膝P−A」撮影のX
線画像撮影実施情報は返却されず、ステップS17で受
信した検査オーダ実施情報は「膝のスカライン撮影」に
関する情報のみである。
【0062】そこで、X線検査進行装置1の未検査決定
部15は、検査オーダ情報のもつX線画像撮影情報の撮
影方法ID及び撮影方向と、検査オーダ実施情報のもつ
X線画像撮影実施情報の撮影方法ID及び撮影方向とを
比較して、オーダしたのに撮影されなかったX線画像撮
影情報を割り出し、図6に示す表示を図7に示す表示に
更新する。
【0063】ステップS21において、変更部16は、
CR2で撮影されなかった「膝P−A」に対して、CR
2以外のX線画像撮影装置を予め決められた順序で検索
を行い、自動的に別のX線画像撮影装置に割り当てを変
更する。本実施の形態では、X線画像撮影装置は2種類
しかないので、CR2からFPD3に変更される(図
8)。
【0064】この時、FPD3が撮影中でなければ(ス
テップS22でYES)、未検査状態である「膝P−
A」の検査設定情報はFPD3へ転送される。しかし、
図8に示す例ではFPD3はいまだ撮影中であるので
(ステップS22でNO)、FPD3が撮影を終了した
後に転送が行われる。
【0065】すなわち、目的のX線画像撮影装置が撮影
中である場合、新たな検査オーダ実施情報が受診されな
い限り撮影中の撮影装置は開放されないため、ステップ
S23で検査オーダ実施情報の受診を待つ。
【0066】FPD3での検査が終了すると、FPD3
は検査オーダ実施情報をX線検査進行装置1へ送る(図
3の113)。本実施の形態では、FPD3は撮影しな
かった情報も「撮影したか否か」の情報を利用して通知
する。従って送信された検査オーダ実施情報をそのまま
利用することができる。この検査オーダ実施情報を反映
させた例を図9に示す。ステップS24では未検査決定
部15が、オーダした撮影の内、実行されなかった撮影
が存在するかどうかを確認し、無ければステップS22
に戻る。この時点ではFPD3は開放されているため、
ステップS22でYESとなってステップS16に戻
る。
【0067】一方、実行されなかった撮影が存在する場
合(ステップS24でNO)、ステップS21に戻る。
【0068】上記説明した例では、図9に示すように実
行した撮影は「胸部正面のA−P」「胸部側面のL−
R」「膝のL−R」撮影であり、実行されなかった撮影
は「膝のA−P」撮影である。従ってステップS21で
は、変更部16はFPD3以外のX線画像撮影装置を予
め決められた順序で検索を行い、別のX線画像撮影装置
に自動的に設定する。本実施の形態では、X線画像撮影
装置は2種類しかないので、FPD3からCR2に変化
する(図10)。
【0069】この後ステップS22に進む。この時、F
PD3及びCR2は共に未検査状態であるので、ステッ
プS16に戻り、自動的に「膝のA−P」の検査設定情
報はCR2へ(図3の115)と送られ、CR2では図
17に示す画面が表示される。また、X線検査進行装置
1は自動的に「膝P−A」の検査設定情報をFPD3へ
転送し(図3の118)、FPD3では図21に示す画
面が表示される。
【0070】以下、ステップS17以降において上記と
同様な処理が行われる。
【0071】図11は、「膝のA−P」及び「膝P−
A」の撮影を行っている場合に表示される画面である。
ここでは、まずFPD3の検査が終了し、図22に示す
検査終了ボタンが押下されると、検査オーダ実施情報が
送付され(図3の121)、これに伴い図12に示す画
面に更新される。
【0072】そして最後にCR2による撮影が終了し、
図18に示す検査終了ボタンが押下されると、検査オー
ダ実施情報が送付され(図3の123)、これに伴い図
13に示す画面に更新される。
【0073】全ての検査を終えると、上述したステップ
S20の判断を行い、ステップS11またはS13に戻
る。図14は、ステップS13に戻った場合に更新され
た画面の例を示し、検査を終了した受診者の検査状態が
「完了」となり、選択状態が次の受診者に移動してい
る。
【0074】なお、上記実施の形態においては、X線画
像撮影装置がデジタル撮像装置である場合について説明
したが、本発明はこれに限るものではなく、アナログの
X線画像撮影装置に応用可能である。
【0075】また、本実施の形態では、説明を簡略化す
るために1台のX線検査進行装置1に2台のX線デジタ
ル画像撮影装置2,3が接続されているが、実際は、X
線検査進行装置には10台程度までのX線画像撮影装置
が制御可能に接続されており、図4から図14に示す内
容をディスプレイ内にウインドウとして表示でき、各ウ
インドウ内で上記実施の形態の処理が並行処理できるよ
うになっている。
【0076】また、上記各ウインドウは、無線により複
数の携帯端末上で表示され、各携帯端末上のタッチパネ
ルにより選択、指示などを行うことができる構成として
もよい。
【0077】なお、上記実施の形態では、複数の機器か
ら構成されるシステムに適用した場合について説明した
が、いずれかのX線撮像装置内にX線検査進行装置1の
構成を含むようにしてもよい。
【0078】また、X線検査進行装置1は本実施の形態
の目的のために特別に構築された装置である必要はな
く、汎用のコンピュータにソフトウエアを実行させるよ
うにしてもよい。
【0079】
【他の実施形態】また、本発明の目的は、前述した実施
形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード
を記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあ
るいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコン
ピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納さ
れたプログラムコードを読み出し実行することによって
も、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶
媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した
実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム
コードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することにな
る。また、コンピュータが読み出したプログラムコード
を実行することにより、前述した実施形態の機能が実現
されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシ
ステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。ここでプロ
グラムコードを記憶する記憶媒体としては、ROM、R
AM、メモリカード、CD−ROM、CD−R、DV
D、光ディスク、光磁気ディスク、MOなどが考えられ
る。
【0080】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0081】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した図2に示すフローチャー
トに対応するプログラムコードが格納されることにな
る。
【0082】
【発明の効果】上記の通り本発明によれば、複数のX線
画像撮影装置を有するX線検査進行システムにおいて、
操作者の手を煩わせることなく、撮影を効率よく、且
つ、相当の自由度をもって行うことが可能になる。
【0083】本発明の結果、X線検査進行装置とX線画
像撮影装置が1対多で連携する為、操作者は一つのX線
検査進行装置において、複数のX線画像撮影装置に対し
て検査情報、撮影情報を伝達できるばかりか、実施情報
の受信や検査オーダの組み替えも可能となる為、操作者
の手を煩わせる事無く、複数の撮影装置とX線検査進行
装置が連携してオーダ処理を進める事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるX線検査進行シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるX線検査進行装置
の処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態におけるX線検査進行シス
テムの検査進行の一例を示すシーケンス図である。
【図4】本発明の実施の形態における検査オーダ情報一
覧の例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態における撮影情報を示す図
である。
【図6】本発明の実施の形態における撮影情報を示す図
である。
【図7】本発明の実施の形態における撮影情報を示す図
である。
【図8】本発明の実施の形態における撮影情報を示す図
である。
【図9】本発明の実施の形態における撮影情報を示す図
である。
【図10】本発明の実施の形態における撮影情報を示す
図である。
【図11】本発明の実施の形態における撮影情報を示す
図である。
【図12】本発明の実施の形態における撮影情報を示す
図である。
【図13】本発明の実施の形態における撮影情報を示す
図である。
【図14】本発明の実施の形態における一連の処理終了
後の検査オーダ情報一覧の例を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態におけるX線画像撮影装
置2で表示される操作画面を示す図である。
【図16】本発明の実施の形態におけるX線画像撮影装
置2で表示される操作画面を示す図である。
【図17】本発明の実施の形態におけるX線画像撮影装
置2で表示される操作画面を示す図である。
【図18】本発明の実施の形態におけるX線画像撮影装
置2で表示される操作画面を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態におけるX線画像撮影装
置3で表示される操作画面を示す図である。
【図20】本発明の実施の形態におけるX線画像撮影装
置3で表示される操作画面を示す図である。
【図21】本発明の実施の形態におけるX線画像撮影装
置3で表示される操作画面を示す図である。
【図22】本発明の実施の形態におけるX線画像撮影装
置3で表示される操作画面を示す図である。
【符号の説明】
1 X線検査進行装置 2、3 X線デジタル画像撮影装置 4、5 X線発生装置 11 受信部 12 管理部 13 設定情報送信部 14 実施情報受信部 15 未検査決定部 16 変更部 17 選択部 21、31 設定情報受信部 22、32 実施情報送信部 23、33 X線発生装置通信部 24、34 撮影部 25、35 操作部 26、36 撮影選択部 27、37 表示部

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続された複数のX線画像撮影装置を制
    御する制御装置であって、 外部からX線画像の撮影指示情報を受信する受信手段
    と、 前記撮影指示情報により指示された少なくとも1つの撮
    影を実施するためのX線画像撮影装置を、前記複数のX
    線画像撮影装置からそれぞれ選択する管理手段と、 前記撮影指示情報により指示された撮影の内、少なくと
    も1つの撮影を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された撮影に対応する撮影指示
    情報の少なくとも一部を、当該撮影を実施する前記X線
    画像撮影装置に送信する送信手段と、 前記X線画像撮影装置から撮影実施情報を受信する受信
    手段と、 前記撮影実施情報に基づいて、実施されなかった撮影を
    判別する判別手段とを有することを特徴とする制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段により実施されなかった撮
    影が判別された場合、当該撮影を実施するX線画像撮影
    装置を他のX線画像撮影装置に変更する変更手段を更に
    有することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記変更手段による変更後、変更された
    X線画像撮像装置の使用状態を確認し、撮影中でない場
    合に、前記送信手段は前記実施されなかった撮影に対応
    する撮影指示情報の少なくとも一部を直ちに送信するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記撮影指示情報は、1以上の検査情報
    と各検査情報に付随する1以上の撮影情報とを含み、前
    記選択手段は、前記検査情報から1つを選択する手段
    と、選択された検査情報に付随する撮影情報から少なく
    とも1つを選択する手段とを有することを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記検査情報は受診者に関する情報を含
    み、前記撮影情報は撮影に関する情報を含むことを特徴
    とする請求項4に記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記管理手段は、前記撮影情報の内容に
    対して1対1で予め決められたX線画像撮影装置のテー
    ブルを有し、前記撮影情報及び前記テーブに基づいて各
    撮影を行うX線画像撮影装置を選択することを特徴とす
    る請求項4または5に記載の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記判別手段は、前記送信手段により送
    信した撮影指示情報と、前記受信手段により受信した撮
    影実施情報とを比較することにより、実施されなかった
    撮影を判別することを特徴とする請求項1乃至6のいず
    れかに記載の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記判別手段は、前記受信手段により受
    信した撮影実施情報に含まれる未撮影情報から実施され
    なかった撮影を判別することを特徴とする請求項1乃至
    7のいずれかに記載の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記変更手段は、所定順に前記複数のX
    線画像撮影装置の検索を行って変更することを特徴とす
    る請求項2乃至8のいずれかに記載の制御装置。
  10. 【請求項10】 外部装置から1以上の撮影指示を所定
    単位毎に一括して受信する受信手段と、 前記撮影指示に基づいてX線撮影を行う撮影手段と、 前記撮影手段により実施した実施情報を、前記所定単位
    毎に一括して外部装置に送信する送信手段とを有するこ
    とを特徴とするX線画像撮影装置。
  11. 【請求項11】 前記撮影指示の内、前記撮影手段によ
    り実施しなかった場合、前記送信手段は前記実施しなか
    った撮影指示以外の実施情報を送信することを特徴とす
    る請求項10に記載のX線画像撮影装置。
  12. 【請求項12】 前記撮影指示の内、前記撮影手段によ
    り実施しなかった場合、前記送信手段は前記実施しなか
    った撮影指示の未実施を示す情報を含む実施情報を送信
    することを特徴とする請求項10に記載のX線画像撮影
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至9のいずれかに記載の制
    御装置と、請求項10乃至12のいずれかに記載の複数
    のX線画像撮影装置とからなるX線画像撮像システム。
  14. 【請求項14】 X線画像撮影を行う複数のX線画像撮
    影手段と、 外部からX線画像の撮影指示情報を受信する受信部と、 前記受信部から受信した撮影指示情報により指示された
    撮影を実施するためのX線画像撮影手段を、前記複数の
    X線画像撮影手段から選択する管理手段と、 前記撮影指示情報により指示された撮影の内、少なくと
    も1つの撮影を選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された撮影の内、実施されなか
    った撮影を判別する判別手段とを有することを特徴とす
    るX線画像撮影システム。
  15. 【請求項15】 前記X線画像撮影手段、前記受信部、
    前記管理手段、前記選択手段、前記判別手段は、外部か
    ら入力する複数のX線画像撮影情報による指示を並列に
    処理可能であることを特徴とする請求項14に記載のX
    線画像撮影システム。
  16. 【請求項16】 前記選択手段は、前記外部から入力す
    る複数のX線画像撮影情報をそれぞれ表示する複数の表
    示手段を有することを特徴とする請求項15に記載のX
    線画像撮影システム。
  17. 【請求項17】 前記判別手段により実施されなかった
    撮影が判別された場合、当該撮影を行うX線画像撮影手
    段を他のX線画像撮影手段に変更する変更手段を更に有
    することを特徴とする請求項14乃至16のいずれかに
    記載のX線画像撮影システム。
  18. 【請求項18】 接続された複数のX線画像撮影装置を
    制御する制御方法であって、 外部からX線画像の撮影指示情報を受信する受信工程
    と、 前記撮影指示情報により指示された少なくとも1つの撮
    影を実施するためのX線画像撮影装置を、前記複数のX
    線画像撮影装置からそれぞれ選択する管理工程と、 前記撮影指示情報により指示された撮影の内、少なくと
    も1つの撮影を選択する選択工程と、 前記選択工程により選択された撮影に対応する撮影指示
    情報の少なくとも一部を、当該撮影を実施する前記X線
    画像撮影装置に送信する送信工程と、 前記X線画像撮影装置から撮影実施情報を受信する受信
    工程と、 前記撮影実施情報に基づいて、実施されなかった撮影を
    判別する判別工程とを有することを特徴とする制御方
    法。
  19. 【請求項19】 前記判別工程において、実施されなか
    った撮影が判別された場合、当該撮影を実施するX線画
    像撮影装置を他のX線画像撮影装置に変更する変更工程
    を更に有することを特徴とする請求項18に記載の制御
    方法。
  20. 【請求項20】 前記変更工程による変更後、変更され
    たX線画像撮像装置の使用状態を確認する工程と、 前記変更されたX線画像撮像装置が撮影中でない場合
    に、前記実施されなかった撮影に対応する撮影指示情報
    の少なくとも一部を直ちに前記変更されたX線画像撮像
    装置に送信する工程とを更に有することを特徴とする請
    求項19に記載の制御方法。
  21. 【請求項21】 前記撮影指示情報は、1以上の検査情
    報と各検査情報に付随する1以上の撮影情報とを含み、
    前記選択工程は、前記検査情報から1つを選択する工程
    と、選択された検査情報に付随する撮影情報から少なく
    とも1つを選択する工程とを有することを特徴とする請
    求項18乃至20のいずれかに記載の制御方法。
  22. 【請求項22】 前記検査情報は受診者に関する情報を
    含み、前記撮影情報は撮影に関する情報を含むことを特
    徴とする請求項21に記載の制御方法。
  23. 【請求項23】 前記管理工程では、前記撮影情報の内
    容に対して1対1で予め決められたX線画像撮影装置の
    テーブルと、前記撮影情報に基づいて各撮影を行うX線
    画像撮影装置を選択することを特徴とする請求項21ま
    たは22に記載の制御方法。
  24. 【請求項24】 前記判別工程では、前記送信工程で送
    信した撮影指示情報と、前記受信工程で受信した撮影実
    施情報とを比較することにより、実施されなかった撮影
    を判別することを特徴とする請求項18乃至23のいず
    れかに記載の制御方法。
  25. 【請求項25】 前記判別工程では、前記受信工程によ
    り受信した撮影実施情報に含まれる未撮影情報から実施
    されなかった撮影を判別することを特徴とする請求項1
    8乃至24のいずれかに記載の制御方法。
  26. 【請求項26】 前記変更工程では、所定順に前記複数
    のX線画像撮影装置の検索を行って変更することを特徴
    とする請求項19乃至25のいずれかに記載の制御方
    法。
  27. 【請求項27】 外部装置から1以上の撮影指示を所定
    単位毎に一括して受信する受信工程と、 前記撮影指示に基づいてX線撮影を行う撮影工程と、 前記撮影工程により実施した実施情報を、前記所定単位
    毎に一括して外部装置に送信する送信工程とを有するこ
    とを特徴とするX線画像撮影装置の制御方法。
  28. 【請求項28】 前記撮影指示の内、前記撮影工程で実
    施しなかった場合、前記送信工程では前記実施しなかっ
    た撮影指示以外の実施情報を送信することを特徴とする
    請求項27に記載のX線画像撮影装置の制御方法。
  29. 【請求項29】 前記撮影指示の内、前記撮影工程で実
    施しなかった場合、前記送信工程では前記実施しなかっ
    た撮影指示の未実施を示す情報を含む実施情報を送信す
    ることを特徴とする請求項27に記載のX線画像撮影装
    置の制御方法。
  30. 【請求項30】 コンピュータ装置が実行可能なプログ
    ラムを格納した記憶媒体であって、前記プログラムを実
    行したコンピュータ装置を、請求項1乃至9のいずれか
    に記載の制御装置として機能させることを特徴とする記
    憶媒体。
  31. 【請求項31】 請求項18乃至29のいずれかに記載
    の制御方法を実現するためのプログラムコードを保持す
    る記憶媒体。
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