JP2001061014A - 呼制御方法および構内交換機 - Google Patents
呼制御方法および構内交換機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の構内交換機は、単に電話回線から供給
される発信者電話番号と転送先電話番号とを対応付け
て、発信者毎に転送先電話番号を決定するものであるの
で、複数台の電話機のうちのどの電話機に電話がかかっ
てきても、ある特定の発信者からの電話であれば、全て
同じ転送先に電話が転送されてしまう。 【解決手段】 着信側電話回線から供給される発信者電
話番号情報および着番号情報を取得し、その発信者電話
番号情報および着番号情報に基づいて、予め複数の発信
者電話番号と複数の着番号からなる２次元配列に対応付
けて設定された複数の転送先電話番号を検索し、その検
索した転送先電話番号に着信呼を転送するものである。
される発信者電話番号と転送先電話番号とを対応付け
て、発信者毎に転送先電話番号を決定するものであるの
で、複数台の電話機のうちのどの電話機に電話がかかっ
てきても、ある特定の発信者からの電話であれば、全て
同じ転送先に電話が転送されてしまう。 【解決手段】 着信側電話回線から供給される発信者電
話番号情報および着番号情報を取得し、その発信者電話
番号情報および着番号情報に基づいて、予め複数の発信
者電話番号と複数の着番号からなる２次元配列に対応付
けて設定された複数の転送先電話番号を検索し、その検
索した転送先電話番号に着信呼を転送するものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、利用者の不在時
に電話がかかってきた場合に、そのかかってきた電話を
外出先や代理人などに転送するという外線転送を行う呼
制御方法および構内交換機に関するものである。
に電話がかかってきた場合に、そのかかってきた電話を
外出先や代理人などに転送するという外線転送を行う呼
制御方法および構内交換機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】構内交換機（ＰＢＸ；Private Branch e
Xchange ）は、外線から直接特定の電話機を呼び出すダ
イヤルインが可能になるほか、短縮ダイヤル、相手側が
話中時の自動再呼び出し、コールバック（自分が不在時
にかかってきた相手側の電話番号を覚えておきワンタッ
チで相手側にかけ直す）などの多くの機能を利用でき
る。不在時の外線転送も、構内交換機の機能の一つであ
る。
Xchange ）は、外線から直接特定の電話機を呼び出すダ
イヤルインが可能になるほか、短縮ダイヤル、相手側が
話中時の自動再呼び出し、コールバック（自分が不在時
にかかってきた相手側の電話番号を覚えておきワンタッ
チで相手側にかけ直す）などの多くの機能を利用でき
る。不在時の外線転送も、構内交換機の機能の一つであ
る。
【０００３】従来の外線転送を行う構内交換機として
は、例えば、特開平５−１５３２０３号公報に開示され
ている。この構内交換機は、着信時に検出した発信者電
話番号情報（発呼者番号）と予め蓄積されている発信者
電話番号とを照合し、一致する番号が存在すれば、その
発信者電話番号に対応して蓄積されている転送先電話番
号に着信呼を転送するものである。
は、例えば、特開平５−１５３２０３号公報に開示され
ている。この構内交換機は、着信時に検出した発信者電
話番号情報（発呼者番号）と予め蓄積されている発信者
電話番号とを照合し、一致する番号が存在すれば、その
発信者電話番号に対応して蓄積されている転送先電話番
号に着信呼を転送するものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
構内交換機は、単に、電話回線から供給される発信者電
話番号情報と転送先電話番号とを対応付けることによっ
て、発信者毎に転送先電話番号を決定するものであるの
で、構内交換機に接続されている複数台の電話機のうち
のどの電話機に電話がかかってきても、ある特定の発信
者からの電話であれば、全て同じ転送先に電話が転送さ
れてしまう。従って、適切な転送先に電話が転送されな
い場合も生じ得るという課題があった。
構内交換機は、単に、電話回線から供給される発信者電
話番号情報と転送先電話番号とを対応付けることによっ
て、発信者毎に転送先電話番号を決定するものであるの
で、構内交換機に接続されている複数台の電話機のうち
のどの電話機に電話がかかってきても、ある特定の発信
者からの電話であれば、全て同じ転送先に電話が転送さ
れてしまう。従って、適切な転送先に電話が転送されな
い場合も生じ得るという課題があった。
【０００５】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、適切な転送先に電話を転送
することができる呼制御方法および構内交換機を得るこ
とを目的とする。
ためになされたものであり、適切な転送先に電話を転送
することができる呼制御方法および構内交換機を得るこ
とを目的とする。
【０００６】なお、効率的な着信転送を実現する交換装
置として、例えば、特開平９−５５９８２号公報や特開
平９−３２２２１０号公報に開示されたものがあるが、
いずれの交換装置も、網側から通知された発信者電話番
号にもとづく着信転送が行われている。
置として、例えば、特開平９−５５９８２号公報や特開
平９−３２２２１０号公報に開示されたものがあるが、
いずれの交換装置も、網側から通知された発信者電話番
号にもとづく着信転送が行われている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明に係
る呼制御方法は、着信側電話回線から供給される発信者
電話番号情報および着番号情報を取得し、その発信者電
話番号情報および着番号情報に基づいて、予め複数の発
信者電話番号と複数の着番号からなる２次元配列に対応
付けて設定された複数の転送先電話番号を検索し、その
検索した転送先電話番号に着信呼を転送するものであ
る。
る呼制御方法は、着信側電話回線から供給される発信者
電話番号情報および着番号情報を取得し、その発信者電
話番号情報および着番号情報に基づいて、予め複数の発
信者電話番号と複数の着番号からなる２次元配列に対応
付けて設定された複数の転送先電話番号を検索し、その
検索した転送先電話番号に着信呼を転送するものであ
る。
【０００８】請求項２記載の発明に係る構内交換機は、
着信側電話回線から供給される発信者電話番号情報およ
び着番号情報を取得し、その発信者電話番号情報および
着番号情報に基づいて、予め複数の発信者電話番号と複
数の着番号からなる２次元配列に対応付けて設定された
複数の転送先電話番号を検索し、その検索した転送先電
話番号に着信呼を転送するように構成したものである。
着信側電話回線から供給される発信者電話番号情報およ
び着番号情報を取得し、その発信者電話番号情報および
着番号情報に基づいて、予め複数の発信者電話番号と複
数の着番号からなる２次元配列に対応付けて設定された
複数の転送先電話番号を検索し、その検索した転送先電
話番号に着信呼を転送するように構成したものである。
【０００９】請求項３記載の発明に係る構内交換機は、
着信側電話回線から供給される発信者電話番号情報を取
得し、その発信者電話番号情報と着信のあった着信側電
話回線の電話番号とに基づいて、予め複数の発信者電話
番号と複数の着信側電話回線の電話番号からなる２次元
配列に対応付けて設定された転送先電話番号を検索し、
その検索した転送先電話番号に着信呼を転送するように
構成したものである。
着信側電話回線から供給される発信者電話番号情報を取
得し、その発信者電話番号情報と着信のあった着信側電
話回線の電話番号とに基づいて、予め複数の発信者電話
番号と複数の着信側電話回線の電話番号からなる２次元
配列に対応付けて設定された転送先電話番号を検索し、
その検索した転送先電話番号に着信呼を転送するように
構成したものである。
【００１０】請求項４記載の発明に係る構内交換機は、
複数の発信者電話番号と複数の着番号からなる２次元配
列のうちの特定の配列に転送先電話番号を設定しない場
合、その転送先電話番号が設定されていない発信者電話
番号情報および着番号情報の着信呼に対して外線転送を
行わないように構成したものである。
複数の発信者電話番号と複数の着番号からなる２次元配
列のうちの特定の配列に転送先電話番号を設定しない場
合、その転送先電話番号が設定されていない発信者電話
番号情報および着番号情報の着信呼に対して外線転送を
行わないように構成したものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態１．図１は、この発明の実施の形態１による
構内交換機を示すブロック図である。図１において、着
信側網制御部１は、着信側電話回線と接続され、その着
信側電話回線から供給される着信信号（着信呼）を受信
するとともに、着信側電話回線の捕捉および開放を行う
ものである。ＩＤ受信部２は、着信側網制御部１が受信
した着信信号から発信者電話番号情報および着番号情報
（発信者がダイヤルした電話番号情報、即ち、ダイヤル
イン情報）を取り出し、その取り出した発信者電話番号
情報および着番号情報を制御部５に出力するものであ
る。
説明する。 実施の形態１．図１は、この発明の実施の形態１による
構内交換機を示すブロック図である。図１において、着
信側網制御部１は、着信側電話回線と接続され、その着
信側電話回線から供給される着信信号（着信呼）を受信
するとともに、着信側電話回線の捕捉および開放を行う
ものである。ＩＤ受信部２は、着信側網制御部１が受信
した着信信号から発信者電話番号情報および着番号情報
（発信者がダイヤルした電話番号情報、即ち、ダイヤル
イン情報）を取り出し、その取り出した発信者電話番号
情報および着番号情報を制御部５に出力するものであ
る。
【００１２】呼制御記憶部３は、複数の発信者電話番
号、複数の着番号、および複数の発信者電話番号と複数
の着番号に対応付けて設定される複数の転送先電話番号
を記憶しておくものである。図２は、そのような呼制御
記憶部３に記憶される発信者電話番号、着番号および転
送先電話番号の登録例を示す図である。図２に示すよう
に、呼制御記憶部３には、利用者によって、複数の発信
者電話番号Ａ，Ｂ，Ｃ，・・・および複数の着番号ａ，
ｂ，ｃ，・・・が設定され、その複数の発信者電話番号
Ａ，Ｂ，Ｃ，・・・および複数の着番号ａ，ｂ，ｃ，・
・・の２つの要素による２次元配列に対応付けて複数の
転送先電話番号１，２，３，・・・が設定される。
号、複数の着番号、および複数の発信者電話番号と複数
の着番号に対応付けて設定される複数の転送先電話番号
を記憶しておくものである。図２は、そのような呼制御
記憶部３に記憶される発信者電話番号、着番号および転
送先電話番号の登録例を示す図である。図２に示すよう
に、呼制御記憶部３には、利用者によって、複数の発信
者電話番号Ａ，Ｂ，Ｃ，・・・および複数の着番号ａ，
ｂ，ｃ，・・・が設定され、その複数の発信者電話番号
Ａ，Ｂ，Ｃ，・・・および複数の着番号ａ，ｂ，ｃ，・
・・の２つの要素による２次元配列に対応付けて複数の
転送先電話番号１，２，３，・・・が設定される。
【００１３】発信側網制御部４は、発信側電話回線と接
続され、発信側電話回線の捕捉および開放を行うととも
に、転送先の電話機が応答したことを検出するものであ
る。制御部５は、着信時に、ＩＤ受信部２から出力され
る発信者電話番号情報および着番号情報を入力し、その
発信者電話番号情報および着番号情報に基づいて、呼制
御記憶部３に記憶されている複数の転送先電話番号を検
索し、その発信者電話番号情報および着番号情報に対応
した転送先電話番号に発信側網制御部４を制御して発信
させるものである。
続され、発信側電話回線の捕捉および開放を行うととも
に、転送先の電話機が応答したことを検出するものであ
る。制御部５は、着信時に、ＩＤ受信部２から出力され
る発信者電話番号情報および着番号情報を入力し、その
発信者電話番号情報および着番号情報に基づいて、呼制
御記憶部３に記憶されている複数の転送先電話番号を検
索し、その発信者電話番号情報および着番号情報に対応
した転送先電話番号に発信側網制御部４を制御して発信
させるものである。
【００１４】尚、図１には示していないが、構内交換機
には、複数台の電話機が接続されており、複数台の電話
機には、電話局とダイヤルイン契約を行っていて、それ
ぞれ電話番号が設定してあるものとする。
には、複数台の電話機が接続されており、複数台の電話
機には、電話局とダイヤルイン契約を行っていて、それ
ぞれ電話番号が設定してあるものとする。
【００１５】次に、動作について説明する。利用者は、
予め、複数の特定の発信者の発信者電話番号、その発信
者のダイヤルする複数の着番号、および複数の発信者電
話番号と複数の着番号に対応させて複数の転送先電話番
号を設定しておく。これらの発信者電話番号、着番号お
よび転送先電話番号は、図２に示すように、呼制御記憶
部３に記憶される。
予め、複数の特定の発信者の発信者電話番号、その発信
者のダイヤルする複数の着番号、および複数の発信者電
話番号と複数の着番号に対応させて複数の転送先電話番
号を設定しておく。これらの発信者電話番号、着番号お
よび転送先電話番号は、図２に示すように、呼制御記憶
部３に記憶される。
【００１６】尚、この実施の形態１では、構内交換機
は、利用者が不在であって、外線転送モードに設定して
あるものとする。従って、構内交換機は、外線から着信
があっても、特定の電話機を鳴らさずに着信呼を転送す
る動作に移行する。
は、利用者が不在であって、外線転送モードに設定して
あるものとする。従って、構内交換機は、外線から着信
があっても、特定の電話機を鳴らさずに着信呼を転送す
る動作に移行する。
【００１７】着信側電話回線から着信があったとき、着
信側網制御部１は、着信側電話回線から供給される着信
信号（着信呼）を受信する。ＩＤ受信部２は、着信側網
制御部１が受信した着信信号から発信者電話番号情報お
よび着番号情報を取り出し、その取り出した発信者電話
番号情報および着番号情報を制御部５に出力する。
信側網制御部１は、着信側電話回線から供給される着信
信号（着信呼）を受信する。ＩＤ受信部２は、着信側網
制御部１が受信した着信信号から発信者電話番号情報お
よび着番号情報を取り出し、その取り出した発信者電話
番号情報および着番号情報を制御部５に出力する。
【００１８】制御部５は、発信者電話番号情報および着
番号情報を入力すると、その発信者電話番号情報および
着番号情報の２つの要素に基づいて、呼制御記憶部３に
複数の発信者電話番号と複数の着番号からなる２次元配
列に対応付けて設定されている複数の転送先電話番号を
検索して、特定の転送先電話番号を決定する。次に、制
御部５は、発信側網制御部４を制御して、発信側電話回
線を捕捉し、上記決定した転送先電話番号にダイヤルさ
せる。
番号情報を入力すると、その発信者電話番号情報および
着番号情報の２つの要素に基づいて、呼制御記憶部３に
複数の発信者電話番号と複数の着番号からなる２次元配
列に対応付けて設定されている複数の転送先電話番号を
検索して、特定の転送先電話番号を決定する。次に、制
御部５は、発信側網制御部４を制御して、発信側電話回
線を捕捉し、上記決定した転送先電話番号にダイヤルさ
せる。
【００１９】転送先の電話機が応答した場合、発信側網
制御部４は、発信側電話回線からの極性反転を検出し、
その極性反転に応じた応答信号を制御部５に出力する。
制御部５は、発信側網制御部４からの応答信号を入力す
ると、着信側網制御部１を制御して、着信側電話回線を
捕捉させ、着信側電話回線と発信側電話回線との通話路
を接続する。
制御部４は、発信側電話回線からの極性反転を検出し、
その極性反転に応じた応答信号を制御部５に出力する。
制御部５は、発信側網制御部４からの応答信号を入力す
ると、着信側網制御部１を制御して、着信側電話回線を
捕捉させ、着信側電話回線と発信側電話回線との通話路
を接続する。
【００２０】以上のように、この実施の形態１によれ
ば、制御部５によって、着信側電話回線から供給される
発信者電話番号情報および着番号情報に基づいて、呼制
御記憶部３に記憶されている転送先電話番号を検索し
て、転送先電話番号を決定するように構成したので、詳
細に転送先電話番号を設定することができるとともに、
適切な転送先に電話を転送することができるという効果
を奏する。
ば、制御部５によって、着信側電話回線から供給される
発信者電話番号情報および着番号情報に基づいて、呼制
御記憶部３に記憶されている転送先電話番号を検索し
て、転送先電話番号を決定するように構成したので、詳
細に転送先電話番号を設定することができるとともに、
適切な転送先に電話を転送することができるという効果
を奏する。
【００２１】また、一般的に、構内交換機による外線転
送動作は、着信呼に対して構内交換機が一旦応答し、転
送先の電話番号を発信者の電話機からのＰＢ信号等を受
信することにより決定するものであった。従って、発信
者は、構内交換機が着信呼に応答して構内交換機が着信
側電話回線を捕捉した後、構内交換機が発信側電話回線
を捕捉し、転送先電話番号をダイヤルし、転送先の電話
機が応答するまでの間の余分な通話料金を支払わなけれ
ばならなかった。
送動作は、着信呼に対して構内交換機が一旦応答し、転
送先の電話番号を発信者の電話機からのＰＢ信号等を受
信することにより決定するものであった。従って、発信
者は、構内交換機が着信呼に応答して構内交換機が着信
側電話回線を捕捉した後、構内交換機が発信側電話回線
を捕捉し、転送先電話番号をダイヤルし、転送先の電話
機が応答するまでの間の余分な通話料金を支払わなけれ
ばならなかった。
【００２２】しかし、上記実施の形態１による構内交換
機では、着信側電話回線から供給される発信者電話番号
情報と着番号情報に基づいて転送先電話番号を決定する
ので、着信呼に応答することなく、即ち、発信者に余計
な通話料金を支払わせることなく、転送先電話番号に着
信呼を転送することができるという効果も奏する。
機では、着信側電話回線から供給される発信者電話番号
情報と着番号情報に基づいて転送先電話番号を決定する
ので、着信呼に応答することなく、即ち、発信者に余計
な通話料金を支払わせることなく、転送先電話番号に着
信呼を転送することができるという効果も奏する。
【００２３】実施の形態２．上記実施の形態１では、着
信側電話回線から供給される発信者電話番号情報と着番
号情報に基づいて転送先電話番号を決定するように構成
していたが、利用者が電話局とダイヤルイン契約をして
いない場合は、着番号情報が構内交換機に通知されない
ため、転送先電話番号を決定できない。
信側電話回線から供給される発信者電話番号情報と着番
号情報に基づいて転送先電話番号を決定するように構成
していたが、利用者が電話局とダイヤルイン契約をして
いない場合は、着番号情報が構内交換機に通知されない
ため、転送先電話番号を決定できない。
【００２４】しかし、構内交換機が複数の着信側電話回
線を収容している場合、制御部５は、着信側電話回線か
ら着番号を取得できない代わりに、複数の着信側電話回
線のうちのどの着信側電話回線から着信があったかを知
ることはできる。着信側電話回線には、個々に電話番号
が設定されている。従って、ＩＤ受信部２は、着信信号
から発信者電話番号情報のみ取り出し、制御部５は、Ｉ
Ｄ受信部２から出力された発信者電話番号情報と着信の
あった着信側電話回線の電話番号とに基づいて、転送先
電話番号を決定することができる。
線を収容している場合、制御部５は、着信側電話回線か
ら着番号を取得できない代わりに、複数の着信側電話回
線のうちのどの着信側電話回線から着信があったかを知
ることはできる。着信側電話回線には、個々に電話番号
が設定されている。従って、ＩＤ受信部２は、着信信号
から発信者電話番号情報のみ取り出し、制御部５は、Ｉ
Ｄ受信部２から出力された発信者電話番号情報と着信の
あった着信側電話回線の電話番号とに基づいて、転送先
電話番号を決定することができる。
【００２５】この場合、上記実施の形態１と同様、詳細
に転送先電話番号を設定することができるとともに、適
切な転送先に電話を転送することができるという効果を
奏する。
に転送先電話番号を設定することができるとともに、適
切な転送先に電話を転送することができるという効果を
奏する。
【００２６】また、利用者は、複数の発信者電話番号と
複数の着番号からなる２次元配列のうちの特定の配列に
転送先電話番号を設定しないことにより、特定の発信者
電話番号情報および着番号情報の着信信号（着信呼）に
対しては、外線転送を行わないようにすることができ、
着信信号の転送の許可／不許可を設定することができる
という効果を奏する。
複数の着番号からなる２次元配列のうちの特定の配列に
転送先電話番号を設定しないことにより、特定の発信者
電話番号情報および着番号情報の着信信号（着信呼）に
対しては、外線転送を行わないようにすることができ、
着信信号の転送の許可／不許可を設定することができる
という効果を奏する。
【００２７】
【発明の効果】以上のように、請求項１記載の発明によ
れば、着信側電話回線から供給される発信者電話番号情
報および着番号情報を取得し、その発信者電話番号情報
および着番号情報に基づいて、予め複数の発信者電話番
号と複数の着番号からなる２次元配列に対応付けて設定
された複数の転送先電話番号を検索し、その検索した転
送先電話番号に着信呼を転送するようにしたので、詳細
に転送先電話番号を設定することができるとともに、適
切な転送先に電話を転送することができるという効果を
奏する。また、着信側電話回線から供給される発信者電
話番号情報と着番号情報に基づいて転送先電話番号を決
定するので、着信呼に応答することなく、転送先電話番
号に着信呼を転送することができるという効果も奏す
る。
れば、着信側電話回線から供給される発信者電話番号情
報および着番号情報を取得し、その発信者電話番号情報
および着番号情報に基づいて、予め複数の発信者電話番
号と複数の着番号からなる２次元配列に対応付けて設定
された複数の転送先電話番号を検索し、その検索した転
送先電話番号に着信呼を転送するようにしたので、詳細
に転送先電話番号を設定することができるとともに、適
切な転送先に電話を転送することができるという効果を
奏する。また、着信側電話回線から供給される発信者電
話番号情報と着番号情報に基づいて転送先電話番号を決
定するので、着信呼に応答することなく、転送先電話番
号に着信呼を転送することができるという効果も奏す
る。
【００２８】請求項２記載の発明によれば、着信側電話
回線から供給される発信者電話番号情報および着番号情
報を取得し、その発信者電話番号情報および着番号情報
に基づいて、予め複数の発信者電話番号と複数の着番号
からなる２次元配列に対応付けて設定された複数の転送
先電話番号を検索し、その検索した転送先電話番号に着
信呼を転送するように構成したので、請求項１記載の発
明と同様、詳細に転送先電話番号を設定することができ
るとともに、適切な転送先に電話を転送することがで
き、さらに、着信呼に応答することなく、転送先電話番
号に着信呼を転送することができるという効果も奏す
る。
回線から供給される発信者電話番号情報および着番号情
報を取得し、その発信者電話番号情報および着番号情報
に基づいて、予め複数の発信者電話番号と複数の着番号
からなる２次元配列に対応付けて設定された複数の転送
先電話番号を検索し、その検索した転送先電話番号に着
信呼を転送するように構成したので、請求項１記載の発
明と同様、詳細に転送先電話番号を設定することができ
るとともに、適切な転送先に電話を転送することがで
き、さらに、着信呼に応答することなく、転送先電話番
号に着信呼を転送することができるという効果も奏す
る。
【００２９】請求項３記載の発明によれば、着信側電話
回線から供給される発信者電話番号情報を取得し、その
発信者電話番号情報と着信のあった着信側電話回線の電
話番号とに基づいて、予め複数の発信者電話番号と複数
の着信側電話回線の電話番号からなる２次元配列に対応
付けて設定された転送先電話番号を検索し、その検索し
た転送先電話番号に着信呼を転送するように構成したの
で、請求項２記載の発明と同様、詳細に転送先電話番号
を設定することができるとともに、適切な転送先に電話
を転送することができるという効果を奏する。
回線から供給される発信者電話番号情報を取得し、その
発信者電話番号情報と着信のあった着信側電話回線の電
話番号とに基づいて、予め複数の発信者電話番号と複数
の着信側電話回線の電話番号からなる２次元配列に対応
付けて設定された転送先電話番号を検索し、その検索し
た転送先電話番号に着信呼を転送するように構成したの
で、請求項２記載の発明と同様、詳細に転送先電話番号
を設定することができるとともに、適切な転送先に電話
を転送することができるという効果を奏する。
【００３０】請求項４記載の発明によれば、複数の発信
者電話番号と複数の着番号からなる２次元配列のうちの
特定の配列に転送先電話番号を設定しない場合、その転
送先電話番号が設定されていない発信者電話番号情報お
よび着番号情報の着信呼に対して外線転送を行わないよ
うに構成したので、着信呼の転送の許可／不許可を設定
することができるという効果を奏する。
者電話番号と複数の着番号からなる２次元配列のうちの
特定の配列に転送先電話番号を設定しない場合、その転
送先電話番号が設定されていない発信者電話番号情報お
よび着番号情報の着信呼に対して外線転送を行わないよ
うに構成したので、着信呼の転送の許可／不許可を設定
することができるという効果を奏する。
【図１】 この発明の実施の形態１による構内交換機を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図２】 呼制御記憶部に記憶される発信者電話番号、
着番号および転送先電話番号の登録例を示す図である。
着番号および転送先電話番号の登録例を示す図である。
１ 着信側網制御部 ２ ＩＤ受信部 ３ 呼制御記憶部 ４ 発信側網制御部 ５ 制御部
Claims (4)
- 【請求項１】 着信側電話回線から供給される発信者電
話番号情報および着番号情報を取得し、前記発信者電話
番号情報および前記着番号情報に基づいて、予め複数の
発信者電話番号と複数の着番号からなる２次元配列に対
応付けて設定された複数の転送先電話番号を検索し、そ
の検索した転送先電話番号に着信呼を転送することを特
徴とする呼制御方法。 - 【請求項２】 外線転送機能を備えた構内交換機におい
て、 着信側電話回線から供給される発信者電話番号情報およ
び着番号情報を取得し、前記発信者電話番号情報および
前記着番号情報に基づいて、予め複数の発信者電話番号
と複数の着番号からなる２次元配列に対応付けて設定さ
れた複数の転送先電話番号を検索し、その検索した転送
先電話番号に着信呼を転送するように構成したことを特
徴とする構内交換機。 - 【請求項３】 外線転送機能を備えた構内交換機におい
て、 着信側電話回線から供給される発信者電話番号情報を取
得し、前記発信者電話番号情報と着信のあった前記着信
側電話回線の電話番号とに基づいて、予め複数の発信者
電話番号と複数の前記着信側電話回線の電話番号からな
る２次元配列に対応付けて設定された転送先電話番号を
検索し、その検索した転送先電話番号に着信呼を転送す
るように構成したことを特徴とする構内交換機。 - 【請求項４】 複数の発信者電話番号と複数の着番号か
らなる２次元配列のうちの特定の配列に転送先電話番号
を設定しない場合、その転送先電話番号が設定されてい
ない発信者電話番号情報および着番号情報の着信呼に対
して外線転送を行わないように構成したことを特徴とす
る請求項２または請求項３記載の構内交換機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11236690A JP2001061014A (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | 呼制御方法および構内交換機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11236690A JP2001061014A (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | 呼制御方法および構内交換機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001061014A true JP2001061014A (ja) | 2001-03-06 |
Family
ID=17004336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11236690A Pending JP2001061014A (ja) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | 呼制御方法および構内交換機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001061014A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2444183A (en) * | 2006-11-27 | 2008-05-28 | Avaya Tech Llc | Private-branch exchange with self-referencing extensions |
| JP2009147505A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 呼制御システム、及び呼制御方法 |
-
1999
- 1999-08-24 JP JP11236690A patent/JP2001061014A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2444183A (en) * | 2006-11-27 | 2008-05-28 | Avaya Tech Llc | Private-branch exchange with self-referencing extensions |
| GB2444183B (en) * | 2006-11-27 | 2009-02-18 | Avaya Tech Llc | Private-branch exchange with self-referencing extensions |
| US7920685B2 (en) | 2006-11-27 | 2011-04-05 | Avaya Inc. | Private branch exchange with self-referencing extensions |
| DE102007056793B4 (de) * | 2006-11-27 | 2013-10-24 | Avaya Inc. | Nebenstellenanlage mit selbstverweisenden Nebenstellen |
| JP2009147505A (ja) * | 2007-12-12 | 2009-07-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 呼制御システム、及び呼制御方法 |
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