JP2009147505A - 呼制御システム、及び呼制御方法 - Google Patents

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正志 内條
Nobuaki Kurihara
伸明 栗原
Shinichi Seki
慎一 関
Noriyuki Yazaki
啓之 矢崎
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Abstract

【課題】SIPサーバにおける負荷の増大を防止すると共に、多様な転送系サービスを提供することを課題とする。
【解決手段】アプリケーションサーバ30が、第1のSIPサーバ20aからルーティングされた呼設定信号の接続先を決定し、第1のSIPサーバ20aが、決定された接続先に呼設定信号をルーティングする。
【選択図】図1

Description

本発明は、加入者端末から発信された呼を設定する呼設定信号を制御する技術に関する。
現在、VoIP(Voice over Internet Protocolの略)やマルチメディア通信等に対して、SIP(Session Initiation Protocolの略)を利用して通信を行う技術が使用されている。以下、このSIPを用いて呼を接続する基本的な処理について説明する。
図11は、SIPを利用した基本的なシステム構成を示すシステム構成図である。このシステム構成は、2つの加入者端末を収容した第1のSIPサーバ20aと、1つの加入者端末を収容した第2のSIPサーバ20bとで構成されている。各SIPサーバは、収容している加入者端末に関連する情報を格納しておく加入者DBを具備しており、例えば、第1のSIPサーバ20aは、加入者端末の電話番号を加入者IDとし、収容している全ての加入者IDを保持した加入者DB21が具備されている。より具体的に言えば、第1のSIPサーバ20aが収容している加入者端末が、「03−1234−0001」の電話番号を有する発信元としての加入者端末10aと、「03−1234−0002」の電話番号を有する発信先の第1の加入者端末10bとを収容している場合、加入者DB21は、「03−1234−0001」と「03−1234−0002」とを加入者IDとして保持している。
ここで、加入者端末10aのユーザが、第1の加入者端末10bのユーザと話したい場合の処理について簡単に説明する。ユーザにより加入者端末10aに「03−1234−0002」の電話番号が入力されると、加入者端末10aは、呼を設定するための呼設定信号を収容元である第1のSIPサーバ20aに発信する。第1のSIPサーバ20aは、加入者DB21を参照して、発信先が自己の収容している加入者端末に該当するか否かを検索し、該当することを確認した後に、発信先である第1の加入者端末10bに呼設定信号を送信する。これらの一連の処理により、発信元の加入者端末10aと発信先の第1の加入者端末10bとの間で呼が設定されて通話が可能となる。
一方、加入者端末10aのユーザが、「03−1234−0003」の電話番号を有する第2の加入者端末10cのユーザと話したい場合、第1のSIPサーバ20aは、具備している加入者DB21に「03−1234−0003」の電話番号が保持されていないため、発信された呼設定信号を第2のSIPサーバ20bにルーティングする処理を行う。そして、第2のSIPサーバ20bは、ルーティングされた呼設定信号を自己の収容する第2の加入者端末10cに送信する。これらの一連の処理により、発信元の加入者端末10aと発信先の第2の加入者端末10cとの間で呼が設定されて通話が可能となる。なお、このような技術については、非特許文献1に開示されている。
このようなSIPを用いて通信を所望するユーザは、今後、更に増加することが期待されている。しかしながら、VoIP通信等は従来の固定電話回線とは異なり使用料が著しく安価若しくは無料なので、通信ネットワーク事業者は、ユーザへの満足度を高めるべく付加サービスを提供し、その使用料で収益を得る必要がある。例えば、固定電話及び携帯電話の複数の電話番号を所持する場合には、適切な接続先に接続する転送系のサービスを提供することで、ユーザに対する利便性が向上されることになる。
そして、特許文献1及び特許文献2の記載によれば、このような転送系のサービスについては、加入者を収容するSIPサーバでサービス制御を行うことが一般的となっている。しかしながら、より複雑なサービスを提供するために用いられる制御ロジックの実現や、多様な付加サービスの制御を実現するために必要とされるデータ保持等により、SIPサーバの処理能力や収容能力に対して高負荷の影響が懸念されることになる。
そのため、転送系の付加サービスを提供する場合には、従来の固定電話網における交換機とSCP高度INノードとの関係のように、前述した基本的な呼接続制御を行うSIPサーバとは別にアプリケーションサーバを後段に設け、そのアプリケーションサーバにて付加サービスの制御を行うことにより、SIPサーバの処理能力等に対する影響を軽減することが可能となる。
鈴木 淳也、"マイクロソフトがIP電話を面白くする"、[online]、2003年5月21日、アットマーク・アイティ、[平成19年11月30日検索]、インターネット<URL : http://www.atmarkit.co.jp/fnetwork/trend/20030405/sip.html> 特開2006−166199号公報 特開2006−166200号公報
しかしながら、無条件転送系サービスの場合、SIPサーバは、発信された呼設定信号を無条件にアプリケーションサーバにルーティングし、アプリケーションサーバが、ルーティングされた呼設定信号に基づいてサービス制御を行うため、VoIPネットワークにおけるルーティング機能を具備していないアプリケーションサーバでは多様な接続先へのルーティングを自律で解決できず、呼を接続できないという問題がある。
一方、着信転送系サービスの場合、一般的には、発信された呼設定信号に基づいてSIPサーバがサービス制御した後に転送制御を行うため、前述したようにSIPサーバの処理能力等により十分な高付加サービスを提供できないという問題がある。また、SIPサーバ内で複数の付加サービスの制御を行う場合には、各サービス間での競合制御が複雑化するという問題がある。
本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、SIPサーバにおける負荷の増大を防止すると共に、多様な転送系サービスを提供することを課題とする。
第1の請求項に係る発明は、アプリケーションサーバと複数の加入者端末を収容しているSIPサーバとの間で、呼を設定する呼設定信号を制御する呼制御システムにおいて、前記アプリケーションサーバは、ユーザにより指定される指定転送条件と、当該指定転送条件を満たす場合に転送される接続先とを対応付けて格納しておく格納手段と、前記SIPサーバからルーティングされた前記呼設定信号を受信する受信手段と、格納された前記指定転送条件を満たすか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて前記接続先を決定する決定手段と、当該接続先に対して呼の設定を要求する呼設定信号を前記SIPサーバに送信する送信手段と、を有し、前記SIPサーバは、前記加入者端末から発信された前記呼設定信号を前記アプリケーションサーバにルーティングする第1のルーティング手段と、前記アプリケーションサーバから送信された前記呼設定信号を受信する受信手段と、当該呼設定信号を当該呼設定信号で要求された前記接続先にルーティングする第2のルーティング手段と、を有することを要旨とする。
本発明にあっては、アプリケーションサーバが、SIPサーバからルーティングされた呼設定信号の接続先を決定し、SIPサーバが、決定された接続先に呼設定信号をルーティングするため、SIPサーバにおける負荷の増大を防止すると共に、多様な転送系サービスを提供することができる。即ち、SIPサーバの転送制御処理による呼処理リソースに対して影響を与えることなくサービス制御を可能とし、アプリケーションサーバでは、接続先の加入者端末がいずれのSIPサーバ又は網に収容されているかを意識することなく接続先を決定することができる。
第2の請求項に係る発明は、前記決定手段が、前記呼設定信号が前記接続先にルーティングされた後に返信される応答状態に基づいて、当該接続先とは異なる接続先を決定し、前記送信手段は、当該異なる接続先に対して呼の設定を要求する呼設定信号を前記SIPサーバに送信することを要旨とする。
本発明にあっては、決定手段が、呼設定信号が接続先にルーティングされた後に返信される応答状態に基づいて、この接続先とは異なる接続先を決定し、送信手段は、この異なる接続先に対して呼の設定を要求する呼設定信号をSIPサーバに送信するため、呼を接続する可能性を高めると共に、ユーザに対してSIPサーバ経由の通信の利便性を向上することができる。
第3の請求項に係る発明は、アプリケーションサーバと複数の加入者端末を収容しているSIPサーバとメディアサーバとの間で、呼を設定する呼設定信号を制御する呼制御システムにおいて、前記SIPサーバは、前記加入者端末から発信された前記呼設定信号を前記アプリケーションサーバにルーティングするルーティング手段と、前記アプリケーションサーバは、ユーザにより指定される指定転送条件と、当該指定転送条件を満たす場合に転送される接続先とを対応付けて格納しておく格納手段と、前記SIPサーバからルーティングされた前記呼設定信号を受信する受信手段と、格納された前記指定転送条件を満たすか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて前記接続先を決定する決定手段と、当該接続先に対して呼の設定を要求する呼設定信号を前記メディアサーバに送信する送信手段と、を有し、前記メディアサーバは、メディア情報を格納しておく格納手段と、前記アプリケーションサーバから送信された前記呼設定信号を受信する受信手段と、格納された前記メディア情報を当該呼設定信号の発信元である前記加入者端末に送信する送信手段と、を有することを要旨とする。
本発明にあっては、アプリケーションサーバが、SIPサーバからルーティングされた呼設定信号の接続先を決定し、メディアサーバが、呼設定信号の発信元である加入者端末にメディア情報を送信するため、SIPサーバにおけるSIP信号トラフィックを軽減すると共に、多様な転送系サービスを提供することができる。
第4の請求項に係る発明は、アプリケーションサーバと複数の加入者端末を収容しているSIPサーバとの間で、呼を設定する呼設定信号を制御する呼制御システムにおいて、前記アプリケーションサーバは、ユーザにより指定される指定転送条件と、転送する種別を示す転送種別条件と、当該指定転送条件を満たす場合に、当該転送種別条件に基づいて転送される転送先とを対応付けて格納しておく格納手段と、前記SIPサーバから送信された問合せ信号を受信する受信手段と、格納された前記指定転送条件を満たすか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて前記転送種別条件及び前記転送先を決定する決定手段と、当該転送種別条件及び当該転送先を前記SIPサーバに送信する送信手段と、を有し、前記SIPサーバは、前記加入者端末から前記呼設定信号が発信された場合に、前記転送種別条件及び前記転送先を前記アプリケーションサーバに問合せる問合せ信号を送信する送信手段と、前記アプリケーションサーバから送信された前記転送種別条件及び前記転送先を受信する受信手段と、当該転送種別条件に基づいて前記呼設定信号を当該転送先に転送する転送手段と、を有することを要旨とする。
本発明にあっては、アプリケーションサーバが、呼設定信号の転送先を決定し、SIPサーバが、決定された転送先に呼設定信号を転送するため、SIPサーバにおける負荷の増大を防止すると共に、多様な転送系サービスを提供することができる。即ち、SIPサーバが転送サービスにおけるユーザの指定する指定転送条件等を保持する必要がないため、SIPサーバのデータリソース及び収容能力に影響を与えることなくサービス制御を行うことができる。
第5の請求項に係る発明は、前記SIPサーバが、当該SIPサーバで処理する各サービスに対して優先順位を付与可能であって、前記送信手段と前記受信手段と前記転送手段とで処理するサービスの優先順位が、当該SIPサーバで処理される他のサービスの優先順位よりも高い場合に、前記呼設定信号を前記転送先に転送することを要旨とする。
本発明にあっては、送信手段と受信手段と転送手段とで処理するサービスの優先順位が、SIPサーバで処理される他のサービスの優先順位よりも高い場合に、呼設定信号を転送先に転送するため、アプリケーションサーバが介在するサービス制御と、SIPサーバが単独で行うサービス制御とにおけるサービス競合制御を容易に行うことができる。
第6の請求項に係る発明は、前記転送先が、メディア情報を格納しているメディアサーバであることを要旨とする。
本発明にあっては、転送先が、メディア情報を格納しているメディアサーバであるため、呼設定信号の送信元である加入者端末に対して自動的に応答することができる。具体的には、ガイダンスの種類や伝言録音等、ユーザが設定した条件に対応する自動応答内容を返信することができる。
第7の請求項に係る発明は、前記転送手段が、前記呼設定信号を前記転送先に転送した後に返信される応答状態に基づいて、当該転送先とは異なる転送先に当該呼設定信号を転送することを要旨とする。
本発明にあっては、転送手段が、呼設定信号を転送先に転送した後に返信される応答状態に基づいて、この転送先とは異なる転送先に呼設定信号を転送するため、呼を接続する可能性を高めると共に、ユーザに対してSIPサーバ経由の通信の利便性を向上することができる。
第8の請求項に係る発明は、前記指定転送条件が、前記加入者端末から発信された前記呼設定信号を受信した日時を条件とすることを要旨とする。
第9の請求項に係る発明は、前記指定転送条件が、前記呼設定信号を発信した加入者端末の識別子を条件とすることを要旨とする。
第10の請求項に係る発明は、前記指定転送条件が、前記接続先又は前記転送先が一定期間に着信した着信数を条件とすることを要旨とする。
第11の請求項に係る発明は、アプリケーションサーバと複数の加入者端末を収容しているSIPサーバとの間で、呼を設定する呼設定信号を制御する呼制御方法において、前記SIPサーバにより、前記加入者端末から発信された前記呼設定信号を前記アプリケーションサーバにルーティングするステップと、前記アプリケーションサーバにより、ユーザにより指定される指定転送条件と、当該指定転送条件を満たす場合に転送される接続先とを対応付けて格納手段に格納しておくステップと、前記SIPサーバからルーティングされた前記呼設定信号を受信するステップと、格納された前記指定転送条件を満たすか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて前記接続先を決定するステップと、当該接続先に対して呼の設定を要求する呼設定信号を前記SIPサーバに送信するステップと、前記SIPサーバにより、前記アプリケーションサーバから送信された前記呼設定信号を受信するステップと、当該呼設定信号を当該呼設定信号で要求された前記接続先にルーティングするステップと、を有することを要旨とする。
第12の請求項に係る発明は、アプリケーションサーバと複数の加入者端末を収容しているSIPサーバとメディアサーバとの間で、呼を設定する呼設定信号を制御する呼制御方法において、前記SIPサーバにより、前記加入者端末から発信された前記呼設定信号を前記アプリケーションサーバにルーティングするステップと、前記アプリケーションサーバにより、ユーザにより指定される指定転送条件と、当該指定転送条件を満たす場合に転送される接続先とを対応付けて格納手段に格納しておくステップと、前記SIPサーバからルーティングされた前記呼設定信号を受信するステップと、格納された前記指定転送条件を満たすか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて前記接続先を決定するステップと、当該接続先に対して呼の設定を要求する呼設定信号を前記メディアサーバに送信するステップと、前記メディアサーバにより、メディア情報を格納手段に格納しておくステップと、前記アプリケーションサーバから送信された前記呼設定信号を受信するステップと、格納された前記メディア情報を当該呼設定信号の発信元である前記加入者端末に送信するステップと、を有することを要旨とする。
第13の請求項に係る発明は、アプリケーションサーバと複数の加入者端末を収容しているSIPサーバとの間で、呼を設定する呼設定信号を制御する呼制御方法において、前記SIPサーバにより、前記加入者端末から前記呼設定信号が発信された場合に、前記転送種別条件及び前記転送先を前記アプリケーションサーバに問合せる問合せ信号を送信するステップと、前記アプリケーションサーバにより、ユーザにより指定される指定転送条件と、転送する種別を示す転送種別条件と、当該指定転送条件を満たす場合に、当該転送種別条件に基づいて転送される転送先とを対応付けて格納手段に格納しておくステップと、前記SIPサーバから送信された問合せ信号を受信するステップと、格納された前記指定転送条件を満たすか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて前記転送種別条件及び前記転送先を決定するステップと、当該転送種別条件及び当該転送先を前記SIPサーバに送信するステップと、前記SIPサーバにより、前記加入者端末から前記呼設定信号が発信された場合に、前記転送種別条件及び前記転送先を前記アプリケーションサーバに問合せる問合せ信号を送信するステップと、前記アプリケーションサーバから送信された前記転送種別条件及び前記転送先を受信するステップと、当該転送種別条件に基づいて前記呼設定信号を当該転送先に転送するステップと、を有することを要旨とする。
本発明によれば、SIPサーバにおける負荷の増大を防止すると共に、多様な転送系サービスを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。最初に、本実施の形態に係る呼制御システムのシステム構成について説明し、続いて、本システムの動作処理について説明する。
図1は、本実施の形態に係る呼制御システムのシステム構成を示すシステム構成図である。この呼制御システムは、第1のSIPサーバ20aと、第2のSIPサーバ20bと、アプリケーションサーバ30と、WWWサーバ40と、端末装置50と、メディアサーバ60とを備えた構成である。なお、図1に示す全ての加入者端末は、同じ網内に収容されている場合を例に示すものであるが、公衆交換電話網(PSTN)や携帯電話網やIP網等と相互接続可能な他の網内に収容されていても良い。
第1のSIPサーバ20a及び第2のSIPサーバ20bは、図11を用いて説明したように、自己に収容された加入者端末から発信された呼を設定する呼設定信号に基づいて、発信先の加入者端末に対して呼を接続する役割を担うものであって、具体的には、第1のSIPサーバ20aは、発信元である加入者端末10aと発信先としての第1の加入者端末10bとを収容し、図1及び図2に示すように、加入者DB21aと、発信元の加入者端末から発信された呼設定信号をアプリケーションサーバ30にルーティングする第1のルーティング部22aと、アプリケーションサーバ30から送信された呼設定信号等を受信する受信部23aと、受信した呼設定信号を接続先にルーティングする第2のルーティング部24aと、転送種別等を問合せる問合せ信号をアプリケーションサーバ30に送信する送信部25aと、発信元の加入者端末から発信された呼設定信号を決定された転送先に転送する転送部26aとを備えている。なお、この接続先や転送先は、具体的には発信先の加入者端末を指し示すものである。しかしながら、発信先の加入者端末が第1のSIPサーバ20に収容されていない場合には、第2のSIPサーバ20bや、メディアサーバ60、更には、適切なゲートウェイを選択して他事業者の加入者網等の加入者端末としても良い。そして、発信元の加入者端末10aは「03−1234−0001」の電話番号を加入者IDとし、発信先の加入者端末10bは「03−1234−0002」の電話番号を加入者IDとしているので、「03−1234−0001」及び「03−1234−0002」が加入者IDとして加入者DB21aに格納されている。
また、第2のSIPサーバ20bは、第1のSIPサーバ21aと通信可能に接続され、発信先としての第2の加入者端末10cと発信先としての第3の加入者端末10dとを収容し、第1のSIPサーバ21aと同様の構成を備えている。発信先の加入者端末10cは「03−1234−0003」の電話番号を加入者IDとし、発信先の加入者端末10dは「03−1234−0004」の電話番号を加入者IDとしているので、第2のSIPサーバ20bが備える加入者DB21bには、「03−1234−0003」と「03−1234−0004」とが加入者IDとして格納されている。なお、第1のSIPサーバ20a及び第2のSIPサーバ20bが収容可能な加入者端末の一例としては、例えば、IP電話機や携帯電話等を挙げることができる。
アプリケーションサーバ30は、第1のSIPサーバ20a及び第2のSIPサーバ20bと通信可能に接続され、第1のSIPサーバ20aからルーティングされた呼設定信号を受信する受信部31と、条件DBに格納されている所定の条件を満たしているか否かを判定し、この判定結果に基づいて接続先若しくは転送先等を決定する決定部32と、決定された接続先に対して呼を設定する呼設定信号を第1のSIPサーバ20a等に送信する送信部33と、ユーザにより指定される指定転送条件と、この指定転送条件を満たす場合に転送される接続先とを対応付けて格納しておく条件DB34とを備えている。
また、条件DB34は、ユーザにより指定される指定転送条件と、転送する種別を示す転送種別条件と、この指定転送条件を満たす場合に、転送種別条件に基づいて転送される転送先とを対応付けて格納しておくことも可能である。その場合には、受信部31が、第1のSIPサーバ20aから送信された問合せ信号を受信し、送信部33は、決定部32により決定された転送種別条件及び転送先を第1のSIPサーバ20aに送信する。なお、このような条件DB34に格納される指定転送条件等は、WWWサーバ40を介して端末装置50から入力可能である。
WWWサーバ40は、アプリケーションサーバ30と通信可能に接続され、端末装置50で入力された指定転送条件等のユーザ設定情報を受信し、アプリケーションサーバ30に送信する機能や、アプリケーションサーバ30に既に格納されている指定転送条件等を取得して、端末装置50に送信機能等を備えている。なお、WWWサーバ40とアプリケーションサーバ30との間の通信は、CORBA(Common Object Request Broker Architectureの略)や、HTTP(Hyper Test Transfer Protocolの略)やSOAP(Simple Object Access Protocolの略)等を用いることができる。
端末装置50は、WWWサーバ40が取得した指定転送条件等を画面に表示する機能や、指定条件等を設定(入力・変更・削除等)する入力手段等をユーザに提供する機能等を備えている。一般的には、パソコンを用いることが可能であり、キーボードやマウスなどの入力手段により入力可能となっている。
メディアサーバ60は、アプリケーションサーバ30と通信可能に接続され、アプリケーションサーバ30から送信された呼設定信号を受信する受信部61と、メディア情報を送信する送信部62と、メディア情報を格納しているメディアDB63とを備えている。このメディア情報とは、例えば、何らかの理由により接続相手との通話ができない場合にその旨を通知する為のガイダンス応答や留守番電話等を挙げることができる。なお、メディアサーバ60は、第1のSIPサーバ20aや第2のSIPサーバ20bに直接的に接続されていてもよい。
次に、本実施の形態に係る呼制御システムの動作処理について説明する。図3は、本実施の形態に係る呼制御システムの第1の動作処理を示すフローである。第1の動作処理は、送信元の加入者端末10aから発信された呼設定信号を発信先の第2の加入者端末10cに送信する場合に、その加入者端末10a収容している第1のSIPサーバ20aがルーティング制御を行い、第1のSIPサーバ20aに接続されたアプリケーションサーバ30が接続先を決定するサービス制御を行うことを特徴としている。
最初に、ユーザは、端末装置50からWWWサーバ40に対して条件設定登録用のWeb画面を要求し、所定の指定転送条件と、この指定転送条件を満たす場合に接続される接続先とを入力する。その後、WWWサーバ40は、入力されたユーザ設定情報をアプリケーションサーバ30に送信し、アプリケーションサーバ30は、送信されたユーザ設定情報を条件DB34に格納する(S101)。
この指定転送条件とは、例えば、第1のSIPサーバ20aが呼設定信号を受信した日時(以降、「着信日時」と称する場合もある)や、発信元/発信先の電話番号や、所定の期間に着信した着信数等を用いることができる。より具体的には、図4に示すように、例えば、着信日が「2007年11月29日」の場合には「03−1234−0002」の電話番号の加入者端末を接続先とし、発信者の加入者端末の加入者IDが「03−1234−0001」の場合には「03−1234−0003」の電話番号の加入者端末を接続先とし、5時間以内における着信数が10件以下の場合には「03−1234−0004」を接続先とし、10件を超える場合にはメディアサーバを接続先にすることができる。なお、このような着信数を閾値として指定転送条件とする場合とは、あるコンサートのチケット配布枚数に予め限りがある場合に、その枚数(即ち、発信元の相当)を超えた際には強制的に受付を終了する旨のガイダンスを流すメディアサーバに切り替えるサービス等に用いられている。
そして、発信元の加入者端末10aは、第1の加入者端末10bを発信先として呼設定信号(INVITE(B))を発信する(S102)。
第1の加入者端末10bにおいて、受信部23aが、発信された呼設定信号(INVITE(B))を受信し、第1のルーティング部22aが、その呼設定信号(INVITE(B))をアプリケーションサーバ30にルーティングする(S103)。
アプリケーションサーバ30において、受信部31が、第1のSIPサーバ20aからルーティングされた呼設定信号(INVITE(B))を受信し、決定部32が、条件DB34に格納されている指定転送条件を満たしているか否かを判定し、この指定条件を満たす接続先を決定する。その後、送信部33は、決定された接続先に対して呼の設定を要求する呼設定信号(INVITE(C))を第1のSIPサーバ20aに送信する(S104)。
より具体的には、送信部33は、呼設定信号(INVITE(B))に含まれている発信先を、決定部32によって決定された接続先に書き換え、書き換えられた呼設定信号(INVITE(C))を第1のSIPサーバ20aに送信する。なお、ここでは、発信元の加入者端末の電話番号が「03−1234−0001」なので、決定部32により決定された接続先は「03−1234−0003」の電話番号を有する加入者端末であるとする。
第1のSIPサーバ20aにおいて、受信部23aが、アプリケーションサーバから送信された呼設定信号(INVITE(C))を受信し、第2のルーティング部24aが、呼設定信号(INVITE(C))をこの呼設定信号が要求された接続先にルーティングする(S105)。
より具体的に言えば、第2のルーティング部24aは、加入者DB21aを参照し、収容している加入者端末ではないことを判断するので、この呼設定信号(INVITE(C))を第2のSIPサーバ20bに送信する。第2のSIPサーバ20bは、加入者DB21bに「03−1234−0003」の電話番号を有する第2の加入者端末10cを格納しているので、自己が収容している加入者端末であると判断し、送信された呼設定信号(INVITE(C))を第2の加入者端末10cに送信する。なお、SIPサーバは、通常、発信先の電話番号を収容しているSIPサーバを特定可能な機能を備えているため、2つのSIPサーバを経由することで、発信元の加入者端末10aと発信先の第2の加入者端末10cとの間で通話が可能となる。また、このSIPサーバの機能により、アプリケーションサーバ30が発信先の加入者端末を収容している第2のSIPサーバ20bを把握していなくても、発信元の加入者端末を収容している第1のSIPサーバ20aにルーティング処理を委ねることで、加入者端末間の通話が可能となっている。
なお、決定部32は、呼設定信号が接続先にルーティングされた後に返信される応答状態に基づいて、この接続先とは異なる接続先を決定し、送信部33は、この異なる接続先に対して呼の設定を要求する呼設定信号を第1のSIPサーバ20aに送信することも可能である。例えば、発信先の第2の加入者端末10cが話中の場合、この発信先の第2の加入者端末10cから返信されるエラー応答が、第1のSIPサーバ20aを介してアプリケーションサーバ30に通知される。その通知を受け取った場合、決定部32は、発信先として第3の加入者端末10dを決定し、送信部33は、発信先の第3の加入者端末10dに対して呼の接続を要求する呼設定信号を第1のSIPサーバ20aに送信する。その後、第1のSIPサーバ20aは、送信された呼設定信号を発信先の第3の加入者端末10dを収容している第2のSIPサーバ20bにルーティングする。
ここで、図5を用いて、上記S104におけるアプリケーションサーバ30の制御内容の一例について説明する。最初に、受信部31は、第1のSIPサーバ20aから送信された呼設定信号(INVITE(B))を受信する(S104a)。
次に、決定部32は、呼設定信号の発信先の加入者端末を割り出す(S104b)。例えば、受信した呼設定信号に含まれている“Request−URI”に設定された電話番号から、発信先の加入者端末を特定する。
そして、決定部32は、この割り出された発信先の加入者端末の加入者によって設定されたユーザ設定情報を条件DB34から検索し、検索された指定転送条件が満たされているか否かを判定し、接続先を特定する(S104c)。
その後、送信部33は、特定された接続先に対して呼を設定する呼設定信号(INVITE(C))を第1のSIPサーバ20aに送信する(S104d)。
図6は、本実施の形態に係る呼制御システムの第2の動作処理を示すフローである。第2の動作処理は、第1の動作処理と同様に、送信元の加入者端末10aから発信された呼設定信号を発信先の第2の加入者端末10cに送信する場合に、その加入者端末10a収容している第1のSIPサーバ20aがルーティング制御を行い、第1のSIPサーバ20aに接続されたアプリケーションサーバ30が接続先を決定するサービス制御を行うことを特徴としているが、特に、アプリケーションサーバ30の決定部32により決定された接続先がメディアサーバ60の場合について説明をするものである。
図6に示すS201〜S204については、第1の動作処理で説明したS101〜S104のそれぞれと同様なので、重複する説明は省略する。但し、S204において、決定された接続先はメディアサーバ60であるとする。
メディアサーバ60において、受信部61が、アプリケーションサーバから送信された呼設定信号(INVITE(C))を受信し、送信部62が、メディアDB63に格納されているメディア情報検索して、発信元の加入者端末10aに送信する(S205)。
図7は、本実施の形態に係る呼制御システムの第3の動作処理を示すフローである。第3の動作処理における第1のSIPサーバ20aは、呼設定信号をアプリケーションサーバ30にルーティングすることなく、指定転送条件等をアプリケーションサーバ30に問合せ、その問合せ結果に基づいて転送先を書き換える転送処理を行う点において、第1の動作処理及び第2の動作処理とは異なる。即ち、第1の動作処理におけるアプリケーションサーバ30の送信部33の処理内容の一部が、第1のSIPサーバ20aで行うものとなっている。なお、本実施の形態において、“ルーティング”とは、発信先としての接続先や転送先の宛先を書き換える処理を行うことなく、単に送信された呼設定信号を渡すことを意味しており、一方、“転送”とは、送信された呼設定信号に含まれる宛先の書き換え処理を行った後に送信することを意味している。
最初に、ユーザは、端末装置50からWWWサーバ40に対して条件設定登録用のWeb画面を要求し、所定の指定転送条件と、転送する種別を示す転送種別条件と、この指定転送条件を満たす場合に転送種別条件に基づいて転送される転送先とを入力する。その後、WWWサーバ40は、入力されたユーザ設定情報をアプリケーションサーバ30に送信し、アプリケーションサーバ30は、送信されたユーザ設定情報を条件DB34に格納する(S301)。
この転送種別条件とは、例えば、呼設定信号を無条件に転送する無条件転送や、一度着信処理を試みた後に無応答や話中等により接続できない場合に転送する着信転送(無応答転送、話中転送等)を条件とすることができる。なお、指定転送条件は、第1の動作処理で説明したものと同様なので、重複説明は省略する。より具体的には、例えば、図8に示すような指定転送条件と、転送種別条件と、転送先とを格納することができる。
そして、発信元の加入者端末10aは、第1の加入者端末10bを発信先として呼設定信号(INVITE(B))を発信する(S302)。
第1の加入者端末10bにおいて、受信部23aが、発信された呼設定信号(INVITE(B))を受信し、後述するサービス優先制御を行った後、送信部25aが、転送種別条件と転送先とを問合せる問合せ信号をアプリケーションサーバ30に送信する(S303)。
アプリケーションサーバ30において、受信部31が、第1のSIPサーバ20aから送信された問合せ信号を受信し、決定部32が、条件DB34に格納されている指定転送条件を満たしているか否かを判定し、この指定条件を満たす転送種別条件及び転送先を決定する。その後、送信部33は、決定された転送種別条件及び転送先を第1のSIPサーバ20aに送信する(S304)。
第1のSIPサーバ20aにおいて、受信部23aが、アプリケーションサーバから送信された転送種別条件及び転送先を受信し、転送部26aが、受信した転送種別条件に基づいて、S303で受信した呼設定信号(INVITE(B))を受信した転送先に転送する(S305)。具体的には、転送部26aは、呼設定信号(INVITE(B))に含まれている転送先を、アプリケーションサーバから受信した転送先に書き換え、書き換えられた呼設定信号(INVITE(C))を転送先に送信する。また、転送部26aは、例えば、転送種別条件が無条件転送の場合には、呼設定信号を転送先に無条件に常に転送し、転送種別条件が話中転送の場合には、一度着信処理を行い、その結果、話中により接続できない場合に転送する処理を行う。
なお、第1のSIPサーバ20aは、転送先が話中であるため接続できない場合や、他の加入者端端末へ迂回することが要求されている場合には、呼設定信号を転送した後に返信される応答状態に基づいて、この転送先とは異なる転送先に転送してもよい。
ここで、図9を用いて、上記S303における第1のSIPサーバ20aの制御内容の一例について説明する。最初に、受信部23aは、発信元の加入者端末10aから送信された呼設定信号(INVITE(B))を受信する(S303a)。なお、第1のSIPサーバ20aは、本実施の形態で説明するサービス制御以外の他のサービスについても制御可能であって、各サービスに対して優先順位を付与可能であるとする。
次に、第1のSIPサーバ20aは、呼設定信号の発信先の加入者端末を割り出す(S303b)。例えば、受信した呼設定信号に含まれている“Request−URI”に設定された電話番号から、発信先の加入者端末を特定する。
そして、第1のSIPサーバ20aは、この割り出された発信先の加入者端末の加入者が加入している他のサービスを判定し、本実施の形態におけるサービスと他のサービスとの優先順位を判定する(S303c)。例えば、加入者が着信拒否系のサービスと着信転送系のサービスとに加入している場合には、最初に着信拒否系サービス制御を行い、着信が拒否されない場合に着信転送系サービス制御を行うというサービス競合制御が考えられる。
最後に、本実施の形態におけるサービスの優先順位が他のサービスの順位よりも高い場合に、アプリケーションサーバ30へ問い合わせを行う(S303d)。
また、図10を用いて、上記S305における第1のSIPサーバ20aの制御内容の一例について説明する。
最初に、受信部23aが、アプリケーションサーバから送信された転送種別条件及び転送先を受信する(S305a)。次に、転送部26aは、受信した転送種別条件に基づいて、S303で受信した呼設定信号(INVITE(B))を受信した転送先に転送する(S305b)。なお、図9を用いて説明したサービス制御の処理は、S303のタイミングで行うのではなく、S305aとS305bとの間で処理してもよい。
従って、第1の動作処理〜第3の動作処理によれば、加入者を収容しているSIPサーバにて制御が必要であるサービス競合制御やルーティング制御はSIPサーバで行い、付加サービス制御をアプリケーションサーバにて実行可能とするよう制御内容を分担することで、SIPサーバへの処理負荷を軽減すると共に、SIPサーバへの収容能力に影響を与えることなく、多様な転送系サービスを提供することが可能となる。
最後に、本実施の形態で説明した第1のSIPサーバ20a、第2のSIPサーバ20b、アプリケーションサーバ30、メディアサーバ60は、少なくとも演算機能及び制御機能を備えた中央演算装置(CPU)、プログラムやデータを格納する機能を有するRAM等からなる主記憶装置(メモリ)を有する電子的な装置から構成されているものである。また、各装置は、主記憶装置の他、ハードディスクなどの補助記憶装置を具備していてもよい。
また、本実施の形態に係る各処理を実行するプログラムは、第1のSIPサーバ20a、第2のSIPサーバ20b、アプリケーションサーバ30、メディアサーバ60にそれぞれ格納されているものである。そして、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録することも、通信ネットワークを介して配信することも可能である。
本実施の形態によれば、アプリケーションサーバ30が、第1のSIPサーバ20aからルーティングされた呼設定信号の接続先を決定し、第1のSIPサーバ20aが、決定された接続先に呼設定信号をルーティングするので、第1のSIPサーバ20aにおける負荷の増大を防止すると共に、多様な転送系サービスを提供することができる。即ち、第1のSIPサーバ20aの転送制御処理による呼処理リソースに対して影響を与えることなくサービス制御を可能とし、アプリケーションサーバでは、接続先の加入者端末がいずれのSIPサーバ又は網に収容されているかを意識することなく接続先を決定することができる。
本実施の形態によれば、決定部32が、呼設定信号が接続先にルーティングされた後に返信される応答状態に基づいて、この接続先とは異なる接続先を決定し、送信部33は、この異なる接続先に対して呼の設定を要求する呼設定信号を第1のSIPサーバ20aに送信するため、呼を接続する可能性を高めると共に、ユーザに対してSIPサーバ経由の通信の利便性を向上することができる。
本実施の形態によれば、アプリケーションサーバ30が、第1のSIPサーバ20aからルーティングされた呼設定信号の接続先を決定し、メディアサーバ60が、呼設定信号の発信元の加入者端末10aにメディア情報を送信するので、第1のSIPサーバ20aにおけるSIP信号トラフィックを軽減すると共に、多様な転送系サービスを提供することができる。
本実施の形態によれば、アプリケーションサーバ30が、呼設定信号の転送先を決定し、第1のSIPサーバ20aが、決定された転送先に呼設定信号を転送するので、第1のSIPサーバ20aにおける負荷の増大を防止すると共に、多様な転送系サービスを提供することができる。即ち、第1のSIPサーバ20aが転送サービスにおけるユーザの指定する指定転送条件等を保持する必要がないので、第1のSIPサーバ20aのデータリソース及び収容能力に影響を与えることなくサービス制御を行うことができる。
本実施の形態によれば、送信部25aと受信部23aと転送部26aとで処理するサービスの優先順位が、第1のSIPサーバ20aで処理される他のサービスの優先順位よりも高い場合に、呼設定信号を転送先に転送するので、アプリケーションサーバ30が介在するサービス制御と、第1のSIPサーバ20aが単独で行うサービス制御とにおけるサービス競合制御を容易に行うことができる。
本実施の形態によれば、転送先が、メディア情報を格納しているメディアサーバ60であるので、呼設定信号の送信元である加入者端末に対して自動的に応答することができる。具体的には、ガイダンスの種類や伝言録音等、ユーザが設定した条件に対応する自動応答内容を返信することができる。
本実施の形態によれば、転送部26aが、呼設定信号を転送先に転送した後に返信される応答状態に基づいて、この転送先とは異なる転送先に呼設定信号を転送するので、呼を接続する可能性を高めると共に、ユーザに対してSIPサーバ経由の通信の利便性を向上することができる。
本実施の形態に係る呼制御システムのシステム構成を示すシステム構成図である。 本実施の形態に係る呼制御システムを構成する各サーバの機能ブロックを示す機能ブロック図である。 本実施の形態に係る呼制御システムの第1の動作処理を示すフローである。 条件DBに格納される情報の一例を示す図である。 第1の動作制御におけるS104の制御フローを示すフロー図である。 本実施の形態に係る呼制御システムの第2の動作処理を示すフローである 本実施の形態に係る呼制御システムの第3の動作処理を示すフローである 条件DBに格納される情報の一例を示す図である。 第3の動作制御におけるS303の制御フローを示すフロー図である。 第3の動作制御におけるS305の制御フローを示すフロー図である。 SIPを利用した基本的なシステム構成を示すシステム構成図である。
符号の説明
10a…発信元の加入者端末
10b…発信先の第1の加入者端末
10c…発信先の第2の加入者端末
10d…発信先の第3の加入者端末
20a…第1のSIPサーバ
21a…加入者DB
22a…第1のルーティング部
23a…受信部
24a…第2のルーティング部
25a…送信部
26a…転送部
20b…第2のSIPサーバ
21b…加入者DB
30…アプリケーションサーバ
31…受信部
32…決定部
33…送信部
34…条件DB
40…WWWサーバ
50…端末装置
60…メディアサーバ
61…受信部
62…送信部
63…メディアDB63
S101〜S105,S104a〜S104d…ステップ
S201〜S205…ステップ
S301〜S305,S303a〜S303d,S305a〜S305b…ステップ

Claims (13)

  1. アプリケーションサーバと複数の加入者端末を収容しているSIPサーバとの間で、呼を設定する呼設定信号を制御する呼制御システムにおいて、
    前記アプリケーションサーバは、
    ユーザにより指定される指定転送条件と、当該指定転送条件を満たす場合に転送される接続先とを対応付けて格納しておく格納手段と、
    前記SIPサーバからルーティングされた前記呼設定信号を受信する受信手段と、
    格納された前記指定転送条件を満たすか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて前記接続先を決定する決定手段と、
    当該接続先に対して呼の設定を要求する呼設定信号を前記SIPサーバに送信する送信手段と、を有し、
    前記SIPサーバは、
    前記加入者端末から発信された前記呼設定信号を前記アプリケーションサーバにルーティングする第1のルーティング手段と、
    前記アプリケーションサーバから送信された前記呼設定信号を受信する受信手段と、
    当該呼設定信号を当該呼設定信号で要求された前記接続先にルーティングする第2のルーティング手段と、
    を有することを特徴とする呼制御システム。
  2. 前記決定手段は、前記呼設定信号が前記接続先にルーティングされた後に返信される応答状態に基づいて、当該接続先とは異なる接続先を決定し、
    前記送信手段は、当該異なる接続先に対して呼の設定を要求する呼設定信号を前記SIPサーバに送信することを特徴とする請求項1に記載の呼制御システム。
  3. アプリケーションサーバと複数の加入者端末を収容しているSIPサーバとメディアサーバとの間で、呼を設定する呼設定信号を制御する呼制御システムにおいて、
    前記SIPサーバは、
    前記加入者端末から発信された前記呼設定信号を前記アプリケーションサーバにルーティングするルーティング手段と、
    前記アプリケーションサーバは、
    ユーザにより指定される指定転送条件と、当該指定転送条件を満たす場合に転送される接続先とを対応付けて格納しておく格納手段と、
    前記SIPサーバからルーティングされた前記呼設定信号を受信する受信手段と、
    格納された前記指定転送条件を満たすか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて前記接続先を決定する決定手段と、
    当該接続先に対して呼の設定を要求する呼設定信号を前記メディアサーバに送信する送信手段と、を有し、
    前記メディアサーバは、
    メディア情報を格納しておく格納手段と、
    前記アプリケーションサーバから送信された前記呼設定信号を受信する受信手段と、
    格納された前記メディア情報を当該呼設定信号の発信元である前記加入者端末に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする呼制御システム。
  4. アプリケーションサーバと複数の加入者端末を収容しているSIPサーバとの間で、呼を設定する呼設定信号を制御する呼制御システムにおいて、
    前記アプリケーションサーバは、
    ユーザにより指定される指定転送条件と、転送する種別を示す転送種別条件と、当該指定転送条件を満たす場合に、当該転送種別条件に基づいて転送される転送先とを対応付けて格納しておく格納手段と、
    前記SIPサーバから送信された問合せ信号を受信する受信手段と、
    格納された前記指定転送条件を満たすか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて前記転送種別条件及び前記転送先を決定する決定手段と、
    当該転送種別条件及び当該転送先を前記SIPサーバに送信する送信手段と、を有し、
    前記SIPサーバは、
    前記加入者端末から前記呼設定信号が発信された場合に、前記転送種別条件及び前記転送先を前記アプリケーションサーバに問合せる問合せ信号を送信する送信手段と、
    前記アプリケーションサーバから送信された前記転送種別条件及び前記転送先を受信する受信手段と、
    当該転送種別条件に基づいて前記呼設定信号を当該転送先に転送する転送手段と、
    を有することを特徴とする呼制御システム。
  5. 前記SIPサーバは、当該SIPサーバで処理する各サービスに対して優先順位を付与可能であって、
    前記送信手段と前記受信手段と前記転送手段とで処理するサービスの優先順位が、当該SIPサーバで処理される他のサービスの優先順位よりも高い場合に、前記呼設定信号を前記転送先に転送することを特徴とする請求項4に記載の呼制御システム。
  6. 前記転送先は、メディア情報を格納しているメディアサーバであることを特徴とする請求項4又は5に記載の呼制御システム。
  7. 前記転送手段は、前記呼設定信号を前記転送先に転送した後に返信される応答状態に基づいて、当該転送先とは異なる転送先に当該呼設定信号を転送することを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の呼制御システム。
  8. 前記指定転送条件は、前記加入者端末から発信された前記呼設定信号を受信した日時を条件とすることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の呼制御システム。
  9. 前記指定転送条件は、前記呼設定信号を発信した加入者端末の識別子を条件とすることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の呼制御システム。
  10. 前記指定転送条件は、前記接続先又は前記転送先が一定期間に着信した着信数を条件とすることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の呼制御システム。
  11. アプリケーションサーバと複数の加入者端末を収容しているSIPサーバとの間で、呼を設定する呼設定信号を制御する呼制御方法において、
    前記SIPサーバにより、
    前記加入者端末から発信された前記呼設定信号を前記アプリケーションサーバにルーティングするステップと、
    前記アプリケーションサーバにより、
    ユーザにより指定される指定転送条件と、当該指定転送条件を満たす場合に転送される接続先とを対応付けて格納手段に格納しておくステップと、
    前記SIPサーバからルーティングされた前記呼設定信号を受信するステップと、
    格納された前記指定転送条件を満たすか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて前記接続先を決定するステップと、
    当該接続先に対して呼の設定を要求する呼設定信号を前記SIPサーバに送信するステップと、
    前記SIPサーバにより、
    前記アプリケーションサーバから送信された前記呼設定信号を受信するステップと、
    当該呼設定信号を当該呼設定信号で要求された前記接続先にルーティングするステップと、
    を有することを特徴とする呼制御方法。
  12. アプリケーションサーバと複数の加入者端末を収容しているSIPサーバとメディアサーバとの間で、呼を設定する呼設定信号を制御する呼制御方法において、
    前記SIPサーバにより、
    前記加入者端末から発信された前記呼設定信号を前記アプリケーションサーバにルーティングするステップと、
    前記アプリケーションサーバにより、
    ユーザにより指定される指定転送条件と、当該指定転送条件を満たす場合に転送される接続先とを対応付けて格納手段に格納しておくステップと、
    前記SIPサーバからルーティングされた前記呼設定信号を受信するステップと、
    格納された前記指定転送条件を満たすか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて前記接続先を決定するステップと、
    当該接続先に対して呼の設定を要求する呼設定信号を前記メディアサーバに送信するステップと、
    前記メディアサーバにより、
    メディア情報を格納手段に格納しておくステップと、
    前記アプリケーションサーバから送信された前記呼設定信号を受信するステップと、
    格納された前記メディア情報を当該呼設定信号の発信元である前記加入者端末に送信するステップと、
    を有することを特徴とする呼制御方法。
  13. アプリケーションサーバと複数の加入者端末を収容しているSIPサーバとの間で、呼を設定する呼設定信号を制御する呼制御方法において、
    前記SIPサーバにより、
    前記加入者端末から前記呼設定信号が発信された場合に、前記転送種別条件及び前記転送先を前記アプリケーションサーバに問合せる問合せ信号を送信するステップと、
    前記アプリケーションサーバにより、
    ユーザにより指定される指定転送条件と、転送する種別を示す転送種別条件と、当該指定転送条件を満たす場合に、当該転送種別条件に基づいて転送される転送先とを対応付けて格納手段に格納しておくステップと、
    前記SIPサーバから送信された問合せ信号を受信するステップと、
    格納された前記指定転送条件を満たすか否かを判定し、当該判定の結果に基づいて前記転送種別条件及び前記転送先を決定するステップと、
    当該転送種別条件及び当該転送先を前記SIPサーバに送信するステップと、
    前記SIPサーバにより、
    前記加入者端末から前記呼設定信号が発信された場合に、前記転送種別条件及び前記転送先を前記アプリケーションサーバに問合せる問合せ信号を送信するステップと、
    前記アプリケーションサーバから送信された前記転送種別条件及び前記転送先を受信するステップと、
    当該転送種別条件に基づいて前記呼設定信号を当該転送先に転送するステップと、
    を有することを特徴とする呼制御方法。
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