JP2001060035A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2001060035A JP2000230676A JP2000230676A JP2001060035A JP 2001060035 A JP2001060035 A JP 2001060035A JP 2000230676 A JP2000230676 A JP 2000230676A JP 2000230676 A JP2000230676 A JP 2000230676A JP 2001060035 A JP2001060035 A JP 2001060035A
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    • G03G2215/08Details of powder developing device not concerning the development directly
    • G03G2215/0888Arrangements for detecting toner level or concentration in the developing device
    • G03G2215/0891Optical detection
    • G03G2215/0894Optical detection through a light transmissive window in the developer container wall
    • G03G2215/0897Cleaning of the light transmissive window

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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安定して動作する現像装置を提供することを
目的とする。 【解決手段】 現像剤を収容する現像剤容器12と、該
現像剤容器に設けられ発光手段74から発せられた光を
通過せしめる窓71,72と、上記現像剤容器内に設け
られ上記窓に付着した現像剤を除去する除去部材17を
有し、画像形成装置に用いられる現像装置において、上
記除去部材17は、上記画像形成装置の画像形成動作終
了時に上記窓71,72に対して非接触となる位置で停
止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ページプリン
ター、ファクシミリ等の電子写真記録方式の画像形成装
置に用いられる現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機、ページプリンター、ファ
クシミリ等の電子写真記録方式の画像形成装置には、現
像剤容器内の現像剤が減少し、濃度の薄いかすれた画像
を出力する以前に、ユーザーにその警告を発するための
現像剤残量検出装置を具備するものが多い。現像剤残量
検出装置には、現像剤容器内の現像剤量の変化を、
(1)重さ、(2)静電容量、(3)撹拌部材のトルク
変化、(4)光透過量等によって検知する方式がある。
この中で(4)の方式は装置が簡便であり、コストも安
く、検知精度も比較的良好なことから、広く用いられて
いる。この方式は画像形成装置本体に発光素子と受光素
子を設け、現像剤容器内に、発光素子から照射される光
を透過させるための透明窓を設け、現像剤容器内の現像
剤の減少による受光素子出力の変化によって現像剤残量
を検知するものである。また、透明窓表面に現像剤が付
着すると十分に光が透過することができず検知精度が悪
くなるため、現像剤容器内に透明窓表面の現像剤を除去
せしめる除去部材を有している。一般にこの除去部材
は、可撓性のシート部材から成り、現像剤容器内の現像
剤を撹拌及び搬送するための撹拌部材に付随しており、
回転運動により透明窓表面に摺擦し、透明窓表面に付着
した現像剤を除去している。これにより安定かつ精度の
高い現像剤残量検出を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述のように従来の現像剤残量検知装置によれば、以下の
ような問題点があった。
【0004】(1)近年、複写機、ページプリンター、
ファクシミリ等の画像形成装置の小型化の要請が強く、
必然的にこれに包含される現像装置や、プロセスカート
リッジを小型化しなければならなくなってきた。これに
伴い、現像剤容器の容積も小さくなるのだが、従来の方
式では光透過式の現像剤残量検出を行う際に大きな困難
が生じた。すなわち、残量検出をより正確に行うには、
透明窓を現像剤担持体の近傍に配置しなければならない
のだが、従来の回転運動を行う除去部材を用いると、除
去部材が現像剤担持体に接触し易くなり、透明窓を現像
剤担持体から遠ざけなければならなくなる。よって、十
分な残量検出精度を確保できなくなってしまう。また、
現像剤容器内に多量の現像剤を残したまま、現像装置或
はプロセスカートリッジが使用不可能な状態になり、不
経済である。
【0005】(2)また、透明窓に対する除去部材の当
接圧が適正でない場合、透明窓表面に対する摺擦力が弱
くなり、透明窓表面に現像剤が残存し、正規の受光出力
電圧を確保できなくなる。その結果、ユーザーに現像剤
無しの警告を発する前に、所定の濃度の薄い画像を出力
してしまうという問題が生じてしまう。具体的には、上
記従来の現像装置においては、除去部材としてPET
(ポリエチレンテレフタレート)、ウレタンゴム等の可
撓性のシートを用いており、変形状態で長期間に亘り放
置されると永久変形を起こす特性がある。このため透明
窓或は現像剤容器に除去部材が圧接した状態で現像装置
の動作が終了し、長期間に亘り放置された場合に除去部
材が永久変形してしまう。その結果、透明窓に対する除
去部材の当接圧が不十分になり、良好なクリーニングが
行えず、透明窓を透過する光量が不安定になるという問
題があった。この現象は、特に高温高湿下で顕著にな
る。
【0006】(3)更に、現像装置やプロセスカートリ
ッジが小型化すると、除去部材を有することによるトル
クの増大や変動が、画像問題を引き起こしてしまう可能
性が大きくなる。
【0007】そこで、本発明は、上記三つの問題点を解
決し、小型の現像装置やプロセスカートリッジにも容易
に適用できる高精度かつ簡便であり、経済的な光透過式
現像剤残量検出装置及びそれを備えた現像装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、現像剤を収容する現像剤容器と、該現像剤容器に
設けられ発光手段から発せられた光を通過せしめる窓
と、上記現像剤容器内に設けられ上記窓に付着した現像
剤を除去する除去部材を有し、画像形成装置に用いられ
る現像装置において、上記除去部材は、上記画像形成装
置の画像形成動作終了時に上記窓に対して非接触となる
位置で停止することにより達成される。
【0009】本発明によれば、画像形成装置の非動作時
には、除去部材を窓に対して非接触状態とするので、画
像形成装置を非動作状態のまま長期間に亘り放置した場
合でも、除去部材の永久変形を防止し、動作時に良好な
接触状態を確保する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0011】〈実施形態1〉先ず、本発明の実施形態1
を図1ないし図4に基づいて説明する。図1は本発明に
係る現像装置を備えるプロセスカートリッジの縦断面
図、図2、図3は同プロセスカートリッジの部分斜視図
である。
【0012】プロセスカートリッジ100は画像形成装
置本体に対して着脱自在に構成されており、これのハウ
ジング5内の図1中右側には潜像担持体としての感光ド
ラム2が回転自在に配設されている。この感光ドラム2
は、ハウジング5の図1中左側に形成されたスリット状
の露光窓106を介して画像形成装置本体に形成された
光像露光光(原稿画像のスリット露光光、レーザービー
ム走査露光光等)Lの照射をその光像露光工程部119
に受ける。又、図1中感光ドラム2の右側に対向した位
置に、転写帯電器22が画像形成装置本体側に設けられ
ている。
【0013】ハウジング5内には、帯電装置1、現像装
置3、クリーニング装置4が設けられているが、帯電装
置1とクリーニング装置4は、光像露光工程部119に
対して、感光ドラム2の図1中矢印A方向の上流側に位
置し、現像装置3は、その下流側に位置する。上記帯電
装置1は、感光ドラム2に摺擦して回転する帯電ローラ
1Aを含んで構成され、該帯電ローラ1Aは、クリーニ
ング装置4の凹部120内に収納されている。尚、帯電
装置1は、コロナ帯電器であってもよい。又、上記クリ
ーニング装置4は、ウレタンゴム等からなるクリーニン
グブレード19を含んで構成されるが、クリーニングブ
レード19は、帯電ローラ1Aよりも感光ドラム2の回
転方向上流側の感光ドラム2上面部に対して接触してい
る。
【0014】上記現像装置3は、現像ローラ8を収納し
てなる現像器3aと、その左側に連接具備される現像剤
容器12を有し、現像器3aと現像剤容器12は、両者
の隔壁に設けた連通孔3bを介して連通せしめられてい
る。一成分磁性現像剤である現像剤tを収容した現像剤
容器12内には、現像剤撹拌手段たる撹拌板16及び撹
拌板16の先端側に取り付けられた搬送部材たる除去部
材17が設けられ、所定の速度で矢印C方向に回転駆動
されている。現像ローラ8は、矢印B方向に回転駆動さ
れ、その内部にはマグネット9が設けられている。そし
て、現像ローラ8の表面は、現像剤tの搬送を良好に行
うための適度な凹凸を有し、ウレタンゴム、シリコーン
ゴム、SUS薄板等の弾性体からなる現像ブレード10
がその表面に圧接されている。
【0015】以上のような本実施形態装置において、感
光ドラム2は、帯電ローラ1Aにより正又は負の一様帯
電を受け、光像露光工程部119で光像露光光Lを受け
ることにより潜像形成がなされ、感光ドラム2の矢印A
方向の回転に伴い潜像形成部は、現像ローラ8との対向
部すなわち現像部に送られる。一方、現像剤容器12内
の現像剤tは、現像剤撹拌手段たる撹拌板16が所定の
速度で回転駆動されることにより撹拌を受けると共に、
撹拌板16の先端側に取り付けられた搬送部材たる除去
部材17により、その一部が連通孔3dから現像器3a
内に撹拌板16の一回転毎に間欠的に送り込まれて補給
される。そして、この現像剤tは、マグネット9の働き
により現像ローラ8表面に供給され、現像ローラ8の矢
印B方向の回転に伴い現像ブレード10の圧接下に送ら
れ、ここで適正なトリボ(摩擦帯電量)を受けると共に
現像ローラ8上に薄層形成される。上記現像部におい
て、感光ドラム2上の潜像は、現像ローラ8に所定の電
圧(現像バイアス)を印加することによって現像剤像と
して現像される。次に、この現像剤像は、所定の電圧を
印加された転写帯電器22と感光ドラム2間の像転写工
程部にて、画像形成装置本体内の給紙機構(図示せず)
から給送された転写材P面に順次転写される。この後感
光ドラム2面から分離された転写材Pは、定着装置(図
示せず)へ搬送され転写材P上の現像剤像が定着され
て、画像形成動作を終了し機外へ排出される。他方、像
転写後の感光ドラム1面クリーニング装置4のクリーニ
ングブレード19により、転写残現像剤その他の付着物
の拭掃除去を受けて清浄面化され、繰り返して像形成に
供される。
【0016】以上のようなプロセスカートリッジ100
による画像形成の回数は、現像剤容器12内現像剤tの
量に依存しており、現像剤tの量が所定量以下になった
場合良好な画像形成を行うことが困難になるため、プロ
セスカートリッジ100の交換を行う必要がある。本発
明においては、上記所定現像剤量を検知するために現像
剤量検知手段を設け、交換時期を知るようになってい
る。
【0017】以下、本実施形態における現像剤量検知手
段について説明する。現像剤容器12の側面及び底面に
は、透明窓71、72がそれぞれ嵌め込まれているが、
これらの透明窓71、72は、撹拌板16の回転中心か
ら等距離の位置に配されており、その内面71a、72
aは、現像剤容器12の内面12aと同一面上か、又は
更に内側に突出している。又、プロセスカートリッジ1
00外の現像装置3の側方には、L字状を成すセンサー
台70が、上記透明窓71、72を外側から覆うように
画像形成本体側に配されており、図2に示すようにセン
サー台70には、発光部74と受光部73が透明窓7
1、72を挟むようにして対向配置されている。ここ
で、発光部74は、ランプ、発光ダイオード等で構成さ
れ、受光部73は、光電セルの如き光を電流に変換する
素子で構成されている。
【0018】上記構成において、画像形成動作時に、現
像剤容器3c内の現像剤tが撹拌板16の回転によって
現像器3a内に送られて消費されると、現像剤容器12
内の現像剤量(残量)が、徐々に減少する。それに伴
い、発光部74から透明窓71、72を透過し受光部7
3に到達する光量が増加し、受光部73がその光量に応
じた電圧を発生する。そのため、この電圧レベルを検知
することによって現像剤容器12内の現像剤tの残量を
知ることが可能となる。
【0019】上記のような光透過式残量検知手段による
現像剤残量の検知を正確に行うためには、透明窓71、
72表面の除去部材17によるクリーニングを良好に安
定して行うことが重要となる。そこで、除去部材17と
しては、ウレタンシート、ポリエチレンテレフタレート
(PET)等の可撓性シートを透明窓71、72表面を
摺擦するように構成することによって、透明窓71、7
2表面からの現像剤tの除去を良好に行っている。本実
施形態においては、厚さ50μmのPETを用いてい
る。
【0020】図3に示したように、この撹拌板16の回
転軸に連結したギア16aは、現像剤容器12の外部に
位置し、位置決め用の突起Gを有しており、このギア1
6aは、プロセスカートリッジ100を画像形成装置本
体に装着した際、画像形成装置本体側にある駆動ギア8
3と噛み合うよう構成されている。更に、本実施形態に
おいては、突起Gの位置を検知するセンサー80を有し
ている。このセンサー80は、上述した現像剤量検知手
段と同様の構成をとっており、発光部81と受光部82
を有している。
【0021】次に、本実施形態における除去部材17の
位置すなわち突起Gの位置関係について述べる。プロセ
スカートリッジ100を画像形成装置本体に装着する前
(すなわち工場出荷時)においては、図4に記したよう
に除去部材17が、現像剤容器12の内壁及び透明窓7
1、72に対し非接触状態となる位置Hになるよう突起
Gの位置を調整してある。そして、画像形成装置本体に
装着した後は、まず、画像形成動作中において、ギア1
6aは駆動ギア83から駆動を受け、撹拌板16及び除
去部材17は回転して透明窓71、72表面からの現像
剤tの除去を行っている。次に、画像形成動作終了時に
おいても、駆動ギア83は回転しており、突起Gの位置
がI(すなわち除去部材17が位置H)になり、センサ
ー80内の発光部81と受光部82間の光路を遮断する
時に駆動ギア83の回転が止まるように制限されてい
る。
【0022】このような構成をとることによって、画像
形成動作以外(プロセスカートリッジ100の未使用状
態を含めて)は、除去部材17が現像剤容器12の内壁
及び透明窓71、72に対し非接触状態となり、除去部
材17が変形状態で長期間に亘り放置されるのを完全に
無くすことが可能となる。その結果、除去部材17の永
久変形を防ぎ、透明窓71、72表面に対する除去部材
17の当接圧を安定させ、良好なクリーニング性を維持
し現像剤残量の検知を長期間精度良く行うことが可能と
なった。
【0023】〈実施形態2〉次に、本発明の実施形態2
を図5及び図6に基づいて説明する。本実施形態におい
ては、図示したように撹拌板16の回転軸の軸受部分1
6bが長穴になっており、軸位置が可変となるように構
成されている。すなわち、プロセスカートリッジ100
を画像形成装置本体に装着する前(すなわち工場出荷
時)及び非画像形成動作時においては、図中Xの位置に
なり、画像形成動作時においては、図中Yの位置になる
ように長手方向の両端部で構成されている。
【0024】以下にその機構について述べる。まず、プ
ロセスカートリッジ100の画像形成装置本体への非装
着時及び非画像形成動作時においては、撹拌板16の回
転軸が図中Xの位置に納まるように、バネ部材16cが
回転軸を加圧している。プロセスカートリッジ100を
画像形成装置本体に装着した際に、上記回転軸は、装置
本体にあるホルダー84に保持される。そして、非画像
形成時において図中Xの位置に納まっていた回転軸は、
画像形成動作時において、装置本体に設けられたソレノ
イド85がホルダー84を引くように制御することによ
り、図中Yの位置に納まる。
【0025】又、回転軸が図5中Xの位置にある場合、
図6に記したように撹拌板16が360°のどの位置に
あっても、その先端側に取り付けられた除去部材17
が、現像剤容器12の内壁及び透明窓71、72に接触
しないように構成されている。回転軸が図中Yの位置に
ある場合は、ギア16aと装置本体側の駆動ギア(図示
せず)とが噛み合い、撹拌板16及び除去部材17は回
転する。このとき撹拌板16の回転半径、除去部材17
の長さ、透明窓71,72の位置関係等を、除去部材1
7先端が透明窓71、72を確実に摺擦するような構成
としている。
【0026】以上のような構成をとることによって、実
施形態1の場合と同様に、画像形成動作時以外(プロセ
スカートリッジ100の未使用状態も含めて)は、除去
部材17が現像剤容器12の内壁及び透明窓71、72
に対し非接触状態となり、除去部材17が変形状態で長
期間に亘り放置されるのを完全に無くすことが可能とな
る。又、本実施形態は、実施形態1に比べ、画像形成装
置本体側に撹拌板16及び除去部材17の位置を検知す
る手段が不要となるため、構成が簡略化できる効果があ
る。
【0027】尚、本発明は、上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で種々変更可能である。
【0028】〈実施形態3〉次に、本発明の実施形態3
を図7ないし図9に基づいて説明する。本実施形態は透
明窓の形状について、実施形態1と異なり、その他の構
成は実施形態1と同様である。従って、重複する説明は
省略する。
【0029】本実施形態では、透明窓71、72の現像
剤容器側の表面の形状を、除去部材17の回転に沿うよ
うなR形状、すなわち撹拌部材16の運動中心と一致す
る曲率中心を持つ曲面とした。除去部材17が回転して
透明窓71、72をクリーニングするときに、透明窓7
1、72と接するどの位置においても、除去部材17の
侵入量δは常に一定になる。ここで、侵入量δは、除去
部材17の自由長をL、除去部材17の支点と透明窓7
1、72との距離をdとした時、δ=L−dとする。
【0030】除去部材17が動作するときの除去部材1
7にかかる負荷の変動を図9に示す。従来に比べて、ト
ルクは低く安定になる。本実施形態では、除去部材17
の自由長Lを図23に示す従来タイプのL'に比べて短
くすることができるのでトルクを低減することができ
る。又、侵入量δが従来δ'に比べて小さくできるの
で、除去部材17を大きく曲げる必要が無くトルク変動
を小さく安定にすることができる。
【0031】そして、図から分かるように除去部材17
の自由長を小さくしたままで、透明窓71、72の面積
を大きく設定できるので、トルクを抑えながら、現像剤
量の検知を安定化させることができる。
【0032】更に、透明窓71、72に対する除去部材
17の過剰な摺擦を避けることができるので、耐久によ
る現像剤の融着や、傷等を低減することができ、検知精
度を良くすることができた。
【0033】本実施形態は、除去部材が往復運動を行っ
て透明窓をクリーニングするタイプの現像剤量検出装置
にも適用可能である。
【0034】〈実施形態4〉次に、本発明の実施形態4
を図10ないし図12に基づいて説明する。本実施形態
は、除去部材17と透明窓71、72の位置に関するも
のである。その他の構成は実施形態1と同様である。従
って、重複する説明は省略する。
【0035】本実施形態を除去部材17が回転して透明
窓71、72をクリーニングするタイプの現像装置に適
用した実施形態を図10に示す。これは図1の現像剤容
器12周りを拡大したものである。
【0036】本実施形態では、図10のように除去部材
を二個設けて(17、17')、そのアームの角度θ1
を撹拌中心と二つの透明窓71、72がなす角度θ2と
等しくなるように配置した。そして、二つの除去部材1
7、17'が回転して透明窓71、72を拭いた直後1
秒以内に現像剤量検知を行うことにする。
【0037】透明窓71、72を拭いた直後に検知する
ことによって、一方を拭いた後に舞い上がった現像剤が
他方の窓に付着して汚す以前に検知を行うので、検知精
度の向上が図れる。
【0038】本実施形態を除去部材が往復運動をして透
明窓を清掃するタイプの現像装置に適用した実施形態を
図11に示す。図12は図11矢印V方向より見た除去
部材の概略図である。この場合は、光軸が除去部材の回
転中心を通るようにする。こうすることにより、往復タ
イプの除去部材を使用した現像剤残量検出装置において
も、二つの透明窓を同時に清掃し、直後に現像剤量検知
を行うことができる。
【0039】〈実施形態5〉次に、本発明の実施形態5
を図13及び図14に基づいて説明する。本実施形態
は、除去部材と透明窓の形状を規定するものであり、そ
の他の構成は図1と同様であるため、重複する説明は省
略する。
【0040】図13は除去部材17と透明窓13a、1
3bを現像剤担持体8から見たものである。このように
本実施形態の特徴は、可撓性シート部材18aの幅Wと
透明窓13a、13bの幅Mの関係をW≦Mとすること
にある。これとは逆にW>Mの場合には、可撓性シート
部材18aの透明窓13a、13bの図13中矢印A方
向の当接圧状態は図14のようになる。すなわち、透明
窓13a、13bの中央部に対する当接圧が弱く、摺擦
力も低下するため、透明窓中央部の表面に付着した現像
剤を除去しにくくなってしまう。そこで、本実施形態の
如く、W≦Mとすることにより、例えば、W=7mm、
M=10mmとすることにより、透明窓13a、13b
の矢印A方向の当接圧が均一になる。よって、摺擦力も
均一になり、透明窓13a、13b表面の現像剤を良好
に除去することが可能になり、十分な受光出力電圧を確
保できる。又、可撓性シート部材18aの幅Wを狭くす
ることによって、除去部材17にかかる負荷を低減する
ことも可能である。
【0041】〈実施形態6〉次に、本発明の実施形態6
を図15に基づいて説明する。本実施形態は除去部材と
透明窓の形状を規定するものであり、その他の構成は図
1と同様であるため、重複する説明は省略する。
【0042】本実施形態では、透明窓13a、13bの
除去部材17との当接面側は、すりガラス状に荒らされ
ており、又除去部材17は、多数の毛を有するブラシ状
部材18e(例えば、直径50μmの豚毛など)、これ
を保持する保持部材18b、回転軸18c、揺軸18d
より構成されている。これにより、透明窓13a、13
b上の現像剤7は、微小な領域ではランダムであるが、
数mmの単位の領域では、常に均一な状態が保たれ、透
明窓13a、13b上は、場所むらもなく一様にクリー
ニングされ、現像剤量の消費における透過光量の変化
は、図15に示すようにピーク時の透過光量は減少する
ものの、透過光量が0からピーク値への移行は、ぱらつ
きの少ない安定した動きを常に示す。
【0043】このときの透明窓13a、13bの表面の
粗さは、Ra=0.2mmであるが、Raが0.6mm
以下程度までなら、クリーニングされたときにも、均一
な表面が得られ、又、ピーク時には、必要な光量も得ら
れた。
【0044】除去部材17としては、ブラシ状部材18
eを使用したが、スポンジなど、柔軟性を持ち、表面が
細かく不均一な材質のものでも良い。
【0045】又、本実施形態においては、二つの透明窓
13a、13b両方の現像剤容器内側の面に荒れを持た
せたが、クリーニングが不十分になり易いのは、現像剤
が常に残っている下方の窓であり、本実施形態のように
両方の窓に荒れを持たせた場合に透過光量が不十分な場
合では、現像剤が残る下方の透明窓13bだけに荒れを
持たせるだけでも、ほぼ同等のクリーニング能力は得ら
れる。本実施形態を実施することにより、現像剤7の不
足を示す残量検知は、常に安定して行われ、電子写真装
置の使用者に、現像剤が無くなる直前に、正確に現像剤
がなくなることを知らせることができるようになった。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成装置の非動作時には、除去部材を窓に対して非
接触状態とするので、画像形成装置を非動作状態のまま
長期間に亘り放置した場合でも、除去部材の永久変形を
防止し、動作時には良好な接触状態を確保できるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るプロセスカートリッ
ジの断面図である。
【図2】図1のプロセスカートリッジと画像形成装置に
配置される発光手段及び受光手段の位置関係を示す部分
斜視図である。
【図3】図1のプロセスカートリッジに備えた撹拌部材
のギアを説明するための部分斜視図である。
【図4】図1のプロセスカートリッジの現像剤容器内部
を示す断面図である。
【図5】本発明の実施形態2に係る撹拌部材の回転軸の
配設状態を説明する部分斜視図である。
【図6】本発明の実施形態2に係る現像剤容器内部を示
す断面図である。
【図7】本発明の実施形態3に係る除去部材と透明窓の
位置関係を表す断面図である。
【図8】本発明の実施形態3に対する比較従来例に係る
除去部材と透明窓の位置関係を表す断面図である。
【図9】本発明の実施形態3に係る除去部材の負荷状態
を示す図である。
【図10】本発明の実施形態4に係る撹拌部材と透明窓
の位置関係を表す断面図である。
【図11】本発明の実施形態4に係る撹拌部材と透明窓
の位置関係を表す断面図である。
【図12】図11の除去部材の斜視図である。
【図13】本発明の実施形態5に係る除去部材と透明窓
の位置関係を表す正面図である。
【図14】本発明の実施形態5に係る除去部材と透明窓
に対する当接圧を示す図である。
【図15】本発明の実施形態6に係る除去部材と透明窓
を表す斜視図である。
【符号の説明】
7,t 現像剤 12 現像剤容器、現像剤収容室 13a、13b、71、72 透明窓 14 発光素子 15 受光素子 16 撹拌部材 17 除去部材 18a 可撓性シート部材 18b 保持部材 18e ブラシ状部材 73 受光部 74 発光部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 清水 康史 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 岡野 啓司 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容する現像剤容器と、該現像
    剤容器に設けられ発光手段から発せられた光を通過せし
    める窓と、上記現像剤容器内に設けられ上記窓に付着し
    た現像剤を除去する除去部材を有し、画像形成装置に用
    いられる現像装置において、上記除去部材は、上記画像
    形成装置の画像形成動作終了時に上記窓に対して非接触
    となる位置で停止することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の現像装置において、除
    去部材の位置を検知及び制御する手段を設けたことを特
    徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 除去部材の回転ないし円弧運動の中心位
    置が、窓及び現像剤容器に対して画像形成動作時と非画
    像形成動作時で変わることとする請求項1に記載の現像
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012098413A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Casio Electronics Co Ltd 画像形成装置
JP2014240878A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置及び画像形成装置

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