JP3200428B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3200428B2
JP3200428B2 JP2000230676A JP2000230676A JP3200428B2 JP 3200428 B2 JP3200428 B2 JP 3200428B2 JP 2000230676 A JP2000230676 A JP 2000230676A JP 2000230676 A JP2000230676 A JP 2000230676A JP 3200428 B2 JP3200428 B2 JP 3200428B2
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/08Details of powder developing device not concerning the development directly
    • G03G2215/0888Arrangements for detecting toner level or concentration in the developing device
    • G03G2215/0891Optical detection
    • G03G2215/0894Optical detection through a light transmissive window in the developer container wall
    • G03G2215/0897Cleaning of the light transmissive window

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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ページプリン
ター、ファクシミリ等の電子写真記録方式の画像形成装
置に用いられる現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機、ページプリンター、ファ
クシミリ等の電子写真記録方式の画像形成装置には、現
像剤容器内の現像剤が減少し、濃度の薄いかすれた画像
を出力する以前に、ユーザーにその警告を発するための
現像剤残量検出装置を具備するものが多い。現像剤残量
検出装置には、現像剤容器内の現像剤量の変化を、
(1)重さ、(2)静電容量、(3)撹拌部材のトルク
変化、(4)光透過量等によって検知する方式がある。
この中で(4)の方式は装置が簡便であり、コストも安
く、検知精度も比較的良好なことから、広く用いられて
いる。この方式は画像形成装置本体に発光素子と受光素
子を設け、現像剤容器内に、発光素子から照射される光
を透過させるための透明窓を設け、現像剤容器内の現像
剤の減少による受光素子出力の変化によって現像剤残量
を検知するものである。また、透明窓表面に現像剤が付
着すると十分に光が透過することができず検知精度が悪
くなるため、現像剤容器内に透明窓表面の現像剤を除去
せしめる除去部材を有している。一般にこの除去部材
は、可撓性のシート部材から成り、現像剤容器内の現像
剤を撹拌及び搬送するための撹拌部材に付随しており、
回転運動により透明窓表面に摺擦し、透明窓表面に付着
した現像剤を除去している。これにより安定かつ精度の
高い現像剤残量検出を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述のように従来の現像剤残量検知装置によれば、以下の
ような問題点があった。
【0004】透明窓に対する除去部材の当接圧が適正で
ない場合、透明窓表面に対する摺擦力が弱くなり、透明
窓表面に現像剤が残存し、正規の受光出力電圧を確保で
きなくなる。その結果、ユーザーに現像剤無しの警告を
発する前に、所定の濃度の薄い画像を出力してしまうと
いう問題が生じてしまう。具体的には、上記従来の現像
装置においては、除去部材としてPET(ポリエチレン
テレフタレート)、ウレタンゴム等の可撓性のシートを
用いており、変形状態で長期間に亘り放置されると永久
変形を起こす特性がある。このため透明窓或は現像剤容
器に除去部材が圧接した状態で現像装置の動作が終了
し、長期間に亘り放置された場合に除去部材が永久変形
してしまう。その結果、透明窓に対する除去部材の当接
圧が不十分になり、良好なクリーニングが行えず、透明
窓を透過する光量が不安定になるという問題があった。
この現象は、特に高温高湿下で顕著になる。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決し、除去部
材の永久変形を防止できる現像装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、現像剤を収容する現像剤容器と、該現像剤容器に
設けられ発光手段から発せられた光を通過せしめる窓
と、上記現像剤容器内に設けられ上記窓に付着した現像
剤を除去する除去部材を有し、画像形成装置に用いられ
る現像装置において、画像形成動作時は上記窓及び上記
現像剤容器内面に対して上記除去部材が接触し、画像形
成動作時以外は離間するように上記除去部材の回動中心
が移動することにより達成される。
【0007】本発明によれば、画像形成装置の非動作時
には、除去部材を窓に対して非接触状態とするので、画
像形成装置を非動作状態のまま長期間に亘り放置した場
合でも、除去部材の永久変形を防止し、動作時に良好な
接触状態を確保する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて参考例と共に説明する。
【0009】〈参考例1〉 先ず、本発明に係る参考例1を図1ないし図4に基づい
て説明する。図1は現像装置を備えるプロセスカートリ
ッジの縦断面図、図2、図3は同プロセスカートリッジ
の部分斜視図である。
【0010】プロセスカートリッジ100は画像形成装
置本体に対して着脱自在に構成されており、これのハウ
ジング5内の図1中右側には潜像担持体としての感光ド
ラム2が回転自在に配設されている。この感光ドラム2
は、ハウジング5の図1中左側に形成されたスリット状
の露光窓106を介して画像形成装置本体に形成された
光像露光光(原稿画像のスリット露光光、レーザービー
ム走査露光光等)Lの照射をその光像露光工程部119
に受ける。又、図1中感光ドラム2の右側に対向した位
置に、転写帯電器22が画像形成装置本体側に設けられ
ている。
【0011】ハウジング5内には、帯電装置1、現像装
置3、クリーニング装置4が設けられているが、帯電装
置1とクリーニング装置4は、光像露光工程部119に
対して、感光ドラム2の図1中矢印A方向の上流側に位
置し、現像装置3は、その下流側に位置する。上記帯電
装置1は、感光ドラム2に摺擦して回転する帯電ローラ
1Aを含んで構成され、該帯電ローラ1Aは、クリーニ
ング装置4の凹部120内に収納されている。尚、帯電
装置1は、コロナ帯電器であってもよい。又、上記クリ
ーニング装置4は、ウレタンゴム等からなるクリーニン
グブレード19を含んで構成されるが、クリーニングブ
レード19は、帯電ローラ1Aよりも感光ドラム2の回
転方向上流側の感光ドラム2上面部に対して接触してい
る。
【0012】上記現像装置3は、現像ローラ8を収納し
てなる現像器3aと、その左側に連接具備される現像剤
容器12を有し、現像器3aと現像剤容器12は、両者
の隔壁に設けた連通孔3bを介して連通せしめられてい
る。一成分磁性現像剤である現像剤tを収容した現像剤
容器12内には、現像剤撹拌手段たる撹拌板16及び撹
拌板16の先端側に取り付けられた搬送部材たる除去部
材17が設けられ、所定の速度で矢印C方向に回転駆動
されている。現像ローラ8は、矢印B方向に回転駆動さ
れ、その内部にはマグネット9が設けられている。そし
て、現像ローラ8の表面は、現像剤tの搬送を良好に行
うための適度な凹凸を有し、ウレタンゴム、シリコーン
ゴム、SUS薄板等の弾性体からなる現像ブレード10
がその表面に圧接されている。
【0013】以上のような本参考例装置において、感光
ドラム2は、帯電ローラ1Aにより正又は負の一様帯電
を受け、光像露光工程部119で光像露光光Lを受ける
ことにより潜像形成がなされ、感光ドラム2の矢印A方
向の回転に伴い潜像形成部は、現像ローラ8との対向部
すなわち現像部に送られる。一方、現像剤容器12内の
現像剤tは、現像剤撹拌手段たる撹拌板16が所定の速
度で回転駆動されることにより撹拌を受けると共に、撹
拌板16の先端側に取り付けられた搬送部材たる除去部
材17により、その一部が連通孔3dから現像器3a内
に撹拌板16の一回転毎に間欠的に送り込まれて補給さ
れる。そして、この現像剤tは、マグネット9の働きに
より現像ローラ8表面に供給され、現像ローラ8の矢印
B方向の回転に伴い現像ブレード10の圧接下に送ら
れ、ここで適正なトリボ(摩擦帯電量)を受けると共に
現像ローラ8上に薄層形成される。上記現像部におい
て、感光ドラム2上の潜像は、現像ローラ8に所定の電
圧(現像バイアス)を印加することによって現像剤像と
して現像される。次に、この現像剤像は、所定の電圧を
印加された転写帯電器22と感光ドラム2間の像転写工
程部にて、画像形成装置本体内の給紙機構(図示せず)
から給送された転写材P面に順次転写される。この後感
光ドラム2面から分離された転写材Pは、定着装置(図
示せず)へ搬送され転写材P上の現像剤像が定着され
て、画像形成動作を終了し機外へ排出される。他方、像
転写後の感光ドラム1面クリーニング装置4のクリーニ
ングブレード19により、転写残現像剤その他の付着物
の拭掃除去を受けて清浄面化され、繰り返して像形成に
供される。
【0014】以上のようなプロセスカートリッジ100
による画像形成の回数は、現像剤容器12内現像剤tの
量に依存しており、現像剤tの量が所定量以下になった
場合良好な画像形成を行うことが困難になるため、プロ
セスカートリッジ100の交換を行う必要がある。本
考例においては、上記所定現像剤量を検知するために現
像剤量検知手段を設け、交換時期を知るようになってい
る。
【0015】以下、本参考例における現像剤量検知手段
について説明する。現像剤容器12の側面及び底面に
は、透明窓71、72がそれぞれ嵌め込まれているが、
これらの透明窓71、72は、撹拌板16の回転中心か
ら等距離の位置に配されており、その内面71a、72
aは、現像剤容器12の内面12aと同一面上か、又は
更に内側に突出している。又、プロセスカートリッジ1
00外の現像装置3の側方には、L字状を成すセンサー
台70が、上記透明窓71、72を外側から覆うように
画像形成本体側に配されており、図2に示すようにセン
サー台70には、発光部74と受光部73が透明窓7
1、72を挟むようにして対向配置されている。ここ
で、発光部74は、ランプ、発光ダイオード等で構成さ
れ、受光部73は、光電セルの如き光を電流に変換する
素子で構成されている。
【0016】上記構成において、画像形成動作時に、現
像剤容器3c内の現像剤tが撹拌板16の回転によって
現像器3a内に送られて消費されると、現像剤容器12
内の現像剤量(残量)が、徐々に減少する。それに伴
い、発光部74から透明窓71、72を透過し受光部7
3に到達する光量が増加し、受光部73がその光量に応
じた電圧を発生する。そのため、この電圧レベルを検知
することによって現像剤容器12内の現像剤tの残量を
知ることが可能となる。
【0017】上記のような光透過式残量検知手段による
現像剤残量の検知を正確に行うためには、透明窓71、
72表面の除去部材17によるクリーニングを良好に安
定して行うことが重要となる。そこで、除去部材17と
しては、ウレタンシート、ポリエチレンテレフタレート
(PET)等の可撓性シートを透明窓71、72表面を
摺擦するように構成することによって、透明窓71、7
2表面からの現像剤tの除去を良好に行っている。本実
施形態においては、厚さ50μmのPETを用いてい
る。
【0018】図3に示したように、この撹拌板16の回
転軸に連結したギア16aは、現像剤容器12の外部に
位置し、位置決め用の突起Gを有しており、このギア1
6aは、プロセスカートリッジ100を画像形成装置本
体に装着した際、画像形成装置本体側にある駆動ギア8
3と噛み合うよう構成されている。更に、本参考例にお
いては、突起Gの位置を検知するセンサー80を有して
いる。このセンサー80は、上述した現像剤量検知手段
と同様の構成をとっており、発光部81と受光部82を
有している。
【0019】次に、本参考例における除去部材17の位
置すなわち突起Gの位置関係について述べる。プロセス
カートリッジ100を画像形成装置本体に装着する前
(すなわち工場出荷時)においては、図4に記したよう
に除去部材17が、現像剤容器12の内壁及び透明窓7
1、72に対し非接触状態となる位置Hになるよう突起
Gの位置を調整してある。そして、画像形成装置本体に
装着した後は、まず、画像形成動作中において、ギア1
6aは駆動ギア83から駆動を受け、撹拌板16及び除
去部材17は回転して透明窓71、72表面からの現像
剤tの除去を行っている。次に、画像形成動作終了時に
おいても、駆動ギア83は回転しており、突起Gの位置
がI(すなわち除去部材17が位置H)になり、センサ
ー80内の発光部81と受光部82間の光路を遮断する
時に駆動ギア83の回転が止まるように制限されてい
る。
【0020】このような構成をとることによって、画像
形成動作以外(プロセスカートリッジ100の未使用状
態を含めて)は、除去部材17が現像剤容器12の内壁
及び透明窓71、72に対し非接触状態となり、除去部
材17が変形状態で長期間に亘り放置されるのを完全に
無くすことが可能となる。その結果、除去部材17の永
久変形を防ぎ、透明窓71、72表面に対する除去部材
17の当接圧を安定させ、良好なクリーニング性を維持
し現像剤残量の検知を長期間精度良く行うことが可能と
なった。
【0021】〈実施形態〉 次に、本発明の実施形態を図5及び図6に基づいて説明
する。本実施形態においては、図示したように撹拌板1
6の回転軸の軸受部分16bが長穴になっており、軸位
置が可変となるように構成されている。すなわち、プロ
セスカートリッジ100を画像形成装置本体に装着する
前(すなわち工場出荷時)及び非画像形成動作時におい
ては、図中Xの位置になり、画像形成動作時において
は、図中Yの位置になるように長手方向の両端部で構成
されている。
【0022】以下にその機構について述べる。まず、プ
ロセスカートリッジ100の画像形成装置本体への非装
着時及び非画像形成動作時においては、撹拌板16の回
転軸が図中Xの位置に納まるように、バネ部材16cが
回転軸を加圧している。プロセスカートリッジ100を
画像形成装置本体に装着した際に、上記回転軸は、装置
本体にあるホルダー84に保持される。そして、非画像
形成時において図中Xの位置に納まっていた回転軸は、
画像形成動作時において、装置本体に設けられたソレノ
イド85がホルダー84を引くように制御することによ
り、図中Yの位置に納まる。
【0023】又、回転軸が図5中Xの位置にある場合、
図6に記したように撹拌板16が360°のどの位置に
あっても、その先端側に取り付けられた除去部材17
が、現像剤容器12の内壁及び透明窓71、72に接触
しないように構成されている。回転軸が図中Yの位置に
ある場合は、ギア16aと装置本体側の駆動ギア(図示
せず)とが噛み合い、撹拌板16及び除去部材17は回
転する。このとき撹拌板16の回転半径、除去部材17
の長さ、透明窓71,72の位置関係等を、除去部材1
7先端が透明窓71、72を確実に摺擦するような構成
としている。
【0024】以上のような構成をとることによって、
考例1の場合と同様に、画像形成動作時以外(プロセス
カートリッジ100の未使用状態も含めて)は、除去部
材17が現像剤容器12の内壁及び透明窓71、72に
対し非接触状態となり、除去部材17が変形状態で長期
間に亘り放置されるのを完全に無くすことが可能とな
る。又、本実施形態は、参考例1に比べ、画像形成装置
本体側に撹拌板16及び除去部材17の位置を検知する
手段が不要となるため、構成が簡略化できる効果があ
る。
【0025】尚、本発明は、上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で種々変更可能である。
【0026】〈参考例2〉 次に、本発明に係る参考例2を図7ないし図9に基づい
て説明する。本参考例は透明窓の形状について、参考例
1と異なり、その他の構成は参考例1と同様である。従
って、重複する説明は省略する。
【0027】本参考例では、透明窓71、72の現像剤
容器側の表面の形状を、除去部材17の回転に沿うよう
なR形状、すなわち撹拌部材16の運動中心と一致する
曲率中心を持つ曲面とした。除去部材17が回転して透
明窓71、72をクリーニングするときに、透明窓7
1、72と接するどの位置においても、除去部材17の
侵入量δは常に一定になる。ここで、侵入量艪ヘ、除去
部材17の自由長をL、除去部材17の支点と透明窓7
1、72との距離をdとした時、δ=L−dとする。
【0028】除去部材17が動作するときの除去部材1
7にかかる負荷の変動を図9に示す。従来に比べて、ト
ルクは低く安定になる。本参考例では、除去部材17の
自由長Lを図23に示す従来タイプのL'に比べて短く
することができるのでトルクを低減することができる。
又、侵入量δが従来δ’に比べて小さくできるので、除
去部材17を大きく曲げる必要が無くトルク変動を小さ
く安定にすることができる。
【0029】そして、図から分かるように除去部材17
の自由長を小さくしたままで、透明窓71、72の面積
を大きく設定できるので、トルクを抑えながら、現像剤
量の検知を安定化させることができる。
【0030】更に、透明窓71、72に対する除去部材
17の過剰な摺擦を避けることができるので、耐久によ
る現像剤の融着や、傷等を低減することができ、検知精
度を良くすることができた。
【0031】本参考例は、除去部材が往復運動を行って
透明窓をクリーニングするタイプの現像剤量検出装置に
も適用可能である。
【0032】〈参考例3〉 次に、本発明に係る参考例3を図10ないし図12に基
づいて説明する。本参考例は、除去部材17と透明窓7
1、72の位置に関するものである。その他の構成は
考例1と同様である。従って、重複する説明は省略す
る。
【0033】本参考例を除去部材17が回転して透明窓
71、72をクリーニングするタイプの現像装置に適用
した実施形態を図10に示す。これは図1の現像剤容器
12周りを拡大したものである。
【0034】本参考例では、図10のように除去部材を
二個設けて(17、17')、そのアームの角度θ1を
撹拌中心と二つの透明窓71、72がなす角度θ2と等
しくなるように配置した。そして、二つの除去部材1
7、17'が回転して透明窓71、72を拭いた直後1
秒以内に現像剤量検知を行うことにする。
【0035】透明窓71、72を拭いた直後に検知する
ことによって、一方を拭いた後に舞い上がった現像剤が
他方の窓に付着して汚す以前に検知を行うので、検知精
度の向上が図れる。
【0036】本参考例を除去部材が往復運動をして透明
窓を清掃するタイプの現像装置に適用したものを図11
に示す。図12は図11矢印V方向より見た除去部材の
概略図である。この場合は、光軸が除去部材の回転中心
を通るようにする。こうすることにより、往復タイプの
除去部材を使用した現像剤残量検出装置においても、二
つの透明窓を同時に清掃し、直後に現像剤量検知を行う
ことができる。
【0037】〈参考例4〉 次に、本発明に係る参考例4を図13及び図14に基づ
いて説明する。本参考例は、除去部材と透明窓の形状を
規定するものであり、その他の構成は図1と同様である
ため、重複する説明は省略する。
【0038】図13は除去部材17と透明窓13a、1
3bを現像剤担持体8から見たものである。このように
参考例の特徴は、可撓性シート部材18aの幅Wと透
明窓13a、13bの幅Mの関係をW≦Mとすることに
ある。これとは逆にW>Mの場合には、可撓性シート部
材18aの透明窓13a、13bの図13中矢印A方向
の当接圧状態は図14のようになる。すなわち、透明窓
13a、13bの中央部に対する当接圧が弱く、摺擦力
も低下するため、透明窓中央部の表面に付着した現像剤
を除去しにくくなってしまう。そこで、本参考例の如
く、W≦Mとすることにより、例えば、W=7mm、M
=10mmとすることにより、透明窓13a、13bの
矢印A方向の当接圧が均一になる。よって、摺擦力も均
一になり、透明窓13a、13b表面の現像剤を良好に
除去することが可能になり、十分な受光出力電圧を確保
できる。又、可撓性シート部材18aの幅Wを狭くする
ことによって、除去部材17にかかる負荷を低減するこ
とも可能である。
【0039】〈参考例5〉 次に、本発明に係る参考例5を図15に基づいて説明す
る。本参考例は除去部材と透明窓の形状を規定するもの
であり、その他の構成は図1と同様であるため、重複す
る説明は省略する。
【0040】本参考例では、透明窓13a、13bの除
去部材17との当接面側は、すりガラス状に荒らされて
おり、又除去部材17は、多数の毛を有するブラシ状部
材18e(例えば、直径50μmの豚毛など)、これを
保持する保持部材18b、回転軸18c、揺軸18dよ
り構成されている。これにより、透明窓13a、13b
上の現像剤7は、微小な領域ではランダムであるが、数
mmの単位の領域では、常に均一な状態が保たれ、透明
窓13a、13b上は、場所むらもなく一様にクリーニ
ングされ、現像剤量の消費における透過光量の変化は、
図15に示すようにピーク時の透過光量は減少するもの
の、透過光量が0からピーク値への移行は、ぱらつきの
少ない安定した動きを常に示す。
【0041】このときの透明窓13a、13bの表面の
粗さは、Ra=0.2mmであるが、Raが0.6mm
以下程度までなら、クリーニングされたときにも、均一
な表面が得られ、又、ピーク時には、必要な光量も得ら
れた。
【0042】除去部材17としては、ブラシ状部材18
eを使用したが、スポンジなど、柔軟性を持ち、表面が
細かく不均一な材質のものでも良い。
【0043】又、本参考例においては、二つの透明窓1
3a、13b両方の現像剤容器内側の面に荒れを持たせ
たが、クリーニングが不十分になり易いのは、現像剤が
常に残っている下方の窓であり、本参考例のように両方
の窓に荒れを持たせた場合に透過光量が不十分な場合で
は、現像剤が残る下方の透明窓13bだけに荒れを持た
せるだけでも、ほぼ同等のクリーニング能力は得られ
る。本参考例を実施することにより、現像剤7の不足を
示す残量検知は、常に安定して行われ、電子写真装置の
使用者に、現像剤が無くなる直前に、正確に現像剤がな
くなることを知らせることができるようになった。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像形成動作時は上記窓及び上記現像剤容器内面に対し
て上記除去部材が接触し、画像形成動作時以外は離間す
るように上記除去部材の回動中心が移動することとした
ので、除去部材の位置を検知する手段がなくても除去部
材の永久変形を防止できる
【図面の簡単な説明】
【図1】参考例1に係るプロセスカートリッジの断面図
である。
【図2】図1のプロセスカートリッジと画像形成装置に
配置される発光手段及び受光手段の位置関係を示す部分
斜視図である。
【図3】図1のプロセスカートリッジに備えた撹拌部材
のギアを説明するための部分斜視図である。
【図4】図1のプロセスカートリッジの現像剤容器内部
を示す断面図である。
【図5】本発明の実施形態に係る撹拌部材の回転軸の配
設状態を説明する部分斜視図である。
【図6】本発明の実施形態に係る現像剤容器内部を示す
断面図である。
【図7】参考例2に係る除去部材と透明窓の位置関係を
表す断面図である。
【図8】参考例2に対する比較従来例に係る除去部材と
透明窓の位置関係を表す断面図である。
【図9】参考例2に係る除去部材の負荷状態を示す図で
ある。
【図10】参考例3に係る撹拌部材と透明窓の位置関係
を表す断面図である。
【図11】参考例3に係る撹拌部材と透明窓の位置関係
を表す断面図である。
【図12】図11の除去部材の斜視図である。
【図13】参考例4に係る除去部材と透明窓の位置関係
を表す正面図である。
【図14】参考例4に係る除去部材と透明窓に対する当
接圧を示す図である。
【図15】参考例5に係る除去部材と透明窓を表す斜視
図である。
【符号の説明】 t 現像剤 12 現像剤容器、現像剤収容室 71、72 透明窓 16 撹拌部材 17 除去部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡野 啓司 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−23479(JP,A) 特開 平1−267671(JP,A) 特開 昭63−2087(JP,A) 特開 平1−316766(JP,A) 特開 平2−73277(JP,A) 特開 平2−198473(JP,A) 特開 平2−210479(JP,A) 特開 平3−164768(JP,A) 特開 平3−206483(JP,A) 特開 平5−197281(JP,A) 特開 平4−6575(JP,A) 実開 昭58−185859(JP,U) 実開 平3−129968(JP,U) 実開 平3−108260(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 - 15/095

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤を収容する現像剤容器と、該現像
    剤容器に設けられ発光手段から発せられた光を通過せし
    める窓と、上記現像剤容器内に設けられ上記窓に付着し
    た現像剤を除去する除去部材を有し、画像形成装置に用
    いられる現像装置において、画像形成動作時は上記窓及び上記現像剤容器内面に対し
    上記除去部材が接触し、画像形成動作時以外は離間す
    るように上記除去部材の回動中心が移動することを特徴
    とする現像装置。
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