JP2001059751A - 計器装置の文字板 - Google Patents

計器装置の文字板

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JP2001059751A
JP2001059751A JP11235343A JP23534399A JP2001059751A JP 2001059751 A JP2001059751 A JP 2001059751A JP 11235343 A JP11235343 A JP 11235343A JP 23534399 A JP23534399 A JP 23534399A JP 2001059751 A JP2001059751 A JP 2001059751A
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亨 池田
Setsu Tsukamoto
節 塚本
Masaya Tsuchie
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立にかかる工数を抑制して、コストの高騰
を抑制できる計器装置の文字板を提供する。 【解決手段】 計器装置としての車両用コンビネーショ
ンメータは文字板6を備えている。文字板6はスピード
メータ用文字板材6eとタコメータ用文字板材6fとゲ
ージ用文字板材6gと表示用文字板材6hと複数の可撓
連結部25を備えている。可撓連結部25は可撓性を有
しかつ文字板材6e,6f,6g,6hを互いに連結す
る。可撓連結部25は矢印X,Yに沿う文字板材6e,
6f,6g,6hが互いに接離する方向に変位するのを
許容する。可撓連結部25は矢印R1,R2,R3に沿
う文字板6に沿った平面内における文字板材6e,6
f,6gが回転する方向に変位するのを許容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両、船舶等の移
動体に搭載される計器装置に関し、指針によって指示さ
れることによって計測量を表示する表示部を複数備えた
計器装置の文字板に関する。
【0002】
【従来の技術】車両、船舶などの移動体には、各種の計
測ユニットが計測した複数の情報を移動体の運転者に対
し表示する計器装置が搭載される。
【0003】この種の計器装置として、例えば、移動体
としての車両の速度を表示する表示計器としてのスピー
ドメータと、エンジンの回転数を表示する表示計器とし
てのタコメータと、燃料の残量を表示する表示計器とし
てのヒューエルゲージと、エンジンの冷却水の温度を表
示する表示計器としてのテンパラチャゲージなどを備え
た車両用コンビネーションメータが用いられる。
【0004】前述した車両用コンビネーションメータ
は、前述した各メータ及びゲージの計器ユニットとして
のムーブメントを収容する計器ケースと、前記計器ケー
スの前面側に配される文字板と、この文字板の前面側に
配される見返し板などを備えている。前記ムーブメント
は、計測量に応じて回転する出力軸をそれぞれ備えてい
る。
【0005】前記文字板は、例えば、スピードメータ用
文字板材と、タコメータ用文字板材と、ヒューエルゲー
ジ用文字板材と、テンパラチャゲージ用文字板材と、を
備えている。これらの各文字板材は、互いに別体に形成
されている。各文字板材は、それぞれ、車速表示用目盛
と、エンジン回転数表示用目盛と、燃料残量表示用目盛
と、冷却水温度表示用目盛と、が形成されている。
【0006】このような構成の車両用コンビネーション
メータを組み立てる際には、互いに別体に形成された文
字板材を、それぞれ、計器ケースに取り付ける必要があ
った。このため、文字板材を取り付ける際にかかる手間
などが増加する傾向となっており、車両用コンビネーシ
ョンメータ自体のコストが高騰する傾向となっていた。
【0007】このような問題を解決するために、図6に
示すように、一つの母材などからなる文字板106が提
案されている。図6に示された文字板106は、その母
材が板状に形成されている。
【0008】文字板106は、運転者に相対する表面
に、スピードメータを構成する車速表示用目盛106a
と、タコメータを構成するエンジン回転数表示用目盛1
06bと、ヒューエルゲージを構成する燃料残量表示用
目盛106cと、テンパラチャゲージを構成する冷却水
温度表示用目盛106dと、シフトポジションの表示や
各種のウォーニングの表示を行うための各種の文字など
からなる表示部106kと、が形成されている。このよ
うに、文字板106は、複数の目盛106a,106
b,106c,106d及び表示部106kが一つの母
材に形成されている。
【0009】また、文字板106には、前述したムーブ
メントの出力軸を通すための貫通孔113が複数形成さ
れている。前記見返し板は、前記文字板6の前述した目
盛106a,106b,106c,106d及び表示部
106k以外の表示不要部分を覆った状態で、前記計器
ケースなどに取り付けられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図6に例示された車両
用コンビネーションメータの文字板106は、一つの母
材に、前述した目盛106a,106b,106c,1
06d及び表示部106kが形成されている。
【0011】このため、前述した計器ケースなどに取り
付けて、それぞれのムーブメントの出力軸を貫通孔11
3内に通して運転者側に露出させる際に、計器ケースと
文字板106との間に取付誤差が生じて、計器ケースに
取り付けたムーブメントの出力軸を貫通孔113を通し
て運転者側に露出させることが困難となることが考えら
れる。
【0012】この場合、それぞれのムーブメントを計器
ケースに取り付ける際に、出力軸が貫通孔113内を確
実に通って運転者側に露出するために、各ムーブメント
の取り付け位置を微調整する必要が生じる。
【0013】このため、計器ケースにムーブメントの取
付位置を微調整できる調整代を設けなければならなかっ
た。さらに、車両用コンビネーション用メータを組み立
てる際に、位置を調整しながらムーブメントを計器ケー
スに取り付ける必要が生じ、組立にかかる手間即ち工数
が増加して、車両用コンビネーションメータ自体のコス
トが高騰する傾向となっていた。
【0014】したがって、本発明の目的は、組立にかか
る工数を抑制して、計器装置のコストの高騰を抑制でき
る計器装置の文字板を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明の計器装置の
文字板は、移動体の状況を示す複数の表示部を備え、こ
れらの表示部が計測量に応じて回転する計器ユニットの
出力軸に取付けられた指針によって指示されることによ
って、前記計測量を表示する計器装置の文字板におい
て、前記複数の表示部のうち少なくとも一つを形成した
文字板材を複数備え、前記複数の文字板材が可撓性を有
する可撓連結部によって互いに連結されたことを特徴と
している。
【0016】請求項2に記載の本発明の計器装置の文字
板は、請求項1記載の計器装置の文字板において、前記
可撓連結部が、前記文字板に沿った互いに連結された文
字板材が互いに接離する方向と、前記文字板に沿った平
面内において回転する方向と、に前記文字板材が変位す
ることを許容することを特徴としている。
【0017】請求項3に記載の本発明の計器装置の文字
板は、請求項2記載の計器装置の文字板において、前記
可撓連結部が、互いに連結する文字板材のうち一方から
他方に向かうにしたがって蛇行状に形成されたことを特
徴としている。
【0018】請求項4に記載の本発明の計器装置の文字
板は、請求項1ないし請求項3のうちいずれか一項に記
載の計器装置の文字板において、前記可撓連結部及び文
字板材は、前記文字板を構成する母材によって、互いに
一体に形成されたことを特徴としている。
【0019】請求項1に記載された本発明は、文字板
が、複数の表示部のうち少なくとも一つの表示部を形成
した文字板材を複数有し、これらの文字板材が互いに可
撓性を有する可撓連結部によって連結されている。この
ため、文字板を計器ユニットを収容する計器ケースに取
り付ける際に、計器ケースと文字板との間に取付誤差が
生じても、可撓連結部が可撓性を有しているため、計器
ケースに取り付けられた各計器ユニットの位置に応じ
て、各文字板材の位置を微調整しながら取り付けること
ができる。
【0020】このため、計器ケースと文字板との間に取
付誤差が生じても、ムーブメントの計器ケースに対する
取付け位置を微調整しながら計器ケースを組み立てる必
要が生じないとともに、各ムーブメントの取付位置を微
調整する調整代を計器ケースに設ける必要が生じない。
【0021】請求項2に記載された本発明は、可撓連結
部が、互いに連結する文字板材が互いに接離する方向
と、文字板に沿った平面内において回転する方向と、に
各文字板材が変位することを許容する。このため、文字
板と計器ケースとの間に取付誤差が生じても、各文字板
材を計器ユニットに応じた位置に確実に取り付けること
ができる。
【0022】請求項3に記載された本発明は、可撓連結
部が蛇行状に形成されているので、互いに連結する文字
板材が互いに接離する方向と、文字板に沿った平面内に
おいて回転する方向と、に各文字板材が変位することを
より確実に許容する。
【0023】請求項4に記載された本発明は、可撓連結
部と文字板材とが、文字板を構成する母材によって互い
に一体に形成されているので、計器ケースと文字板との
間に取付誤差が生じても、ムーブメントの計器ケースに
対する取付け位置を微調整しながら計器ケースを組み立
てる必要が生じないとともに、各ムーブメントの取付位
置を微調整する調整代を計器ケースに設ける必要が生じ
ないことにくわえて、文字板を、合成樹脂などから容易
に成形することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図5を参照して説明する。図1などに示す本発明
の一実施形態に係る文字板6は、図5などに示す計器装
置としての車両用コンビネーションメータ1に用いられ
る。
【0025】図5に示す車両用コンビネーションメータ
1は、車両などの移動体に搭載されて、この移動体の運
転者に対し各種の情報を表示する装置である。前記車両
用コンビネーションメータ1は、図5に示すように、計
器ケースとしてのケーシング9と、文字板6と、表示計
器4と、見返し板10と、透明カバー11と、などを備
えている。
【0026】ケーシング9は、裏ケース2と表ケース3
とを備えている。裏ケース2は、合成樹脂などから、運
転者に対し相対する開口部2aを有する箱状に形成され
ている。裏ケース2の開口部2aを形成する外縁2bに
は、見返し板10の後述する係止爪10eが挿入可能で
かつ係止可能な受け溝2cが複数形成されている。さら
に、外縁2bには、透明カバー11の後述する係止爪1
1eが挿入可能でかつ係止可能な受け溝2dが複数形成
されている。
【0027】表ケース3は、合成樹脂などから板状に形
成されており、前記裏ケース2の開口部2aを通ってこ
の裏ケース2内に配される。表ケース3には、文字板6
の後述するスピードメータ用文字板材6eと、タコメー
タ用文字板材6fと、ゲージ用文字板材6gと、表示用
文字板材6hを、それぞれ支持する窓3e,3f,3
g,3hが形成されている。
【0028】これらの窓3e,3f,3g,3hは、そ
れぞれ、表ケース3を貫通して形成されており、ケース
2,3の内側と外側とを互いに連通する。窓3e,3
f,3g,3hは、それぞれ、前述した文字板材6e,
6f,6g,6hの輪郭に沿って形成されている。
【0029】また、表ケース3には、貫通孔22が形成
されている。貫通孔22は、後述するプリント基板36
に実装されるスイッチ38に相対向する位置に配されて
いる。貫通孔22は、表ケース3を貫通して形成されて
おり、ケーシング9の内側と外側とを互いに連通してい
る。
【0030】また、表ケース3が、裏ケース2内に収容
された状態で、これらのケース3,2の間には、ガラス
エポキシ樹脂などからなる比較的硬質なプリント基板3
6が設けられる。このプリント基板36には、複数の光
源37と、押圧式のスイッチ38と、後述するムーブメ
ント7a,7b,7c,7dそれぞれに駆動電力を供給
する複数のコイルばね状の端子ピン39と、液晶表示パ
ネル40などが実装されている。
【0031】この液晶表示パネル40は、車両の走行距
離(オド表示による走行距離とトリップ表示による走行
距離とのうち少なくとも一方の走行距離)を表示する。
液晶表示パネル40は、スピードメータ用文字板材6e
の後述する走行距離表示窓6jを介して、運転者側に露
出する。
【0032】前述した構成によって、ケース2,3は、
光源37とムーブメント7a,7b,7c,7dなどを
内部に収容する。
【0033】文字板6は、表ケース3の運転者側即ち前
面側に配される。文字板6は、図1などに示すように、
車両の速度を表示するためのスピードメータ用文字板材
6eと、エンジンの回転数を表示するためのタコメータ
用文字板材6fと、燃料の残量及びエンジンの冷却水の
温度を表示するためのゲージ用文字板材6gと、シフト
ポジションの表示や各種のウォーニングの表示を行うた
めの表示用文字板材6hと、複数の可撓連結部25と、
を備えている。前記文字板材6e,6f,6g,6h
は、それぞれ本明細書に記した文字板材となっている。
【0034】スピードメータ用文字板材6eとタコメー
タ用文字板材6fとは、それぞれ略円形に形成されてお
り、略中央にムーブメント7a,7bのそれぞれの後述
する出力軸8a,8bが通ることのできる貫通孔13が
それぞれ形成されている。
【0035】スピードメータ用文字板材6eには、運転
者に相対する表面に、移動体の状況としての車両の走行
速度を表示するための車速表示用目盛6aが形成されて
いる。スピードメータ用文字板6eの下端部には、走行
距離表示窓6jが形成されている。走行距離表示窓6j
は、スピードメータ文字板材6eを貫通している。タコ
メータ用文字板材6fには、運転者に相対する表面に、
移動体の状況としての車両のエンジンの回転数を表示す
るためのエンジン回転数表示用目盛6bが形成されてい
る。
【0036】ゲージ用文字板材6gは、長手方向が車両
用コンビネーションメータ1の幅方向に沿って形成され
た楕円形状に形成されている。ケージ用文字板材6gの
長手方向に沿った両端部には、ムーブメント7c,7d
それぞれの後述する出力軸8c,8dが通ることのでき
る貫通孔13がそれぞれ形成されている。
【0037】ゲージ用文字板材6gには、運転者に相対
する表面に、移動体の状況としての車両の燃料の残量を
表示するための燃料残量表示用目盛6cと、移動体の状
況としての車両のエンジンの冷却水の温度を表示するた
めの冷却水温度表示用目盛6dとが形成されている。
【0038】表示用文字板材6hは、長手方向が車両コ
ンビネーションメータ1の上下方向に沿った長方形状に
形成されている。表示用文字板材6hには、運転者に相
対する表面に、シフトポジションの表示や各種のウォー
ニングの表示を行うための各種の文字などからなる表示
部6kが形成されている。前述した目盛6a,6b,6
c,6d及び表示部6kは、本明細書に記した車両など
の移動体の状況を示す表示部となっている。
【0039】可撓連結部25は、可撓性を有して形成さ
れ、前記文字板材6e,6f,6g,6hを互いに連結
する。図示例において、可撓連結部25は三つ設けられ
ている。これらの可撓連結部25のうち一つの可撓連結
部25a(以下第1可撓連結部と呼ぶ)は、前記スピー
ドメータ用文字板材6eと表示用文字板材6hとを互い
に連結している。
【0040】他の一つの可撓連結部25b(以下第2可
撓連結部と呼ぶ)は、前記タコメータ用文字板材6fと
表示用文字板材6hとを互いに連結している。さらに他
の一つの可撓連結部25c(以下第3可撓連結部と呼
ぶ)は、ゲージ用文字板材6gと表示用文字板材6hと
を互いに連結している。
【0041】これらの可撓連結部25は、図2に示すよ
うに、前記文字板材6e,6f,6g,6hと連結する
板材連結部26と、互いに連結する文字板材6e,6
f,6g,6hのうち一方から他方に向かう方向に対し
交差する方向に向かって突出した複数の湾曲部27と、
これらの湾曲部27を互いに連結するとともに最も文字
板材6e,6f,6g,6hに近い湾曲部27と板材連
結部26とを互いに連結する連結部28と、を備えてい
る。
【0042】板材連結部26は、互いに連結する文字板
材6e,6f,6g,6hのうち一方から他方または他
方から一方に向かう方向に沿って形成されている。複数
の湾曲部27は、前記板材連結部26に向かって湾曲し
た円弧状に形成されている。
【0043】複数の湾曲部27は、前記板材連結部26
が沿う方向に対し交差する双方向のうち一方に向かって
突出した湾曲部27と前記他方に向かって突出した湾曲
部27とが、交互に配されている。連結部28は、互い
に連結する文字板材6e,6f,6g,6hのうち一方
から他方に向かう方向に対し交差する方向に沿って形成
されている。
【0044】連結部28は、前記一方に向かって突出し
た湾曲部27と、前記他方に向かって突出した湾曲部2
7と、を互いに連結している。前述した構成によれば、
可撓連結部25は、互いに連結する文字板材6e,6
f,6g,6hのうち一方から他方に向かうにしたがっ
て蛇行状に形成されている。
【0045】文字板材6e,6f,6g,6h及び可撓
連結部25は、文字板6を構成する例えば合成樹脂など
からなる母材から一体に形成されている。可撓連結部2
5は、図3(A)に示すように、前記湾曲部27の相互
の間隔が開くように弾性変形可能となっているととも
に、図3(B)に示すように、前記湾曲部27の相互の
間隔が狭くなるように弾性変形可能となっている。可撓
連結部25は、図3(A)及び図3(B)に示すよう
に、矢印Xに沿って伸縮自在となっている。
【0046】また、可撓連結部25は、図4(A)及び
図4(B)に示すように、板材連結部26が沿う方向に
対し交差する方向に沿って一方の板材連結部26が変位
することを許容するように、湾曲部27などが弾性変形
可能となっている。可撓連結部25は、図4(A)及び
図4(B)に示すように、矢印Yに沿って板材連結部2
5が変位できるようになっている。
【0047】さらに、可撓連結部25は、前記板材連結
部26が沿う方向に対し交差する双方向のうち一方に向
かって突出した湾曲部27同士の間隔が狭くなるととも
に、前記他方に向かって突出した湾曲部27同士の間隔
が開くように弾性変形可能となっている。
【0048】前述した構成によって、可撓連結部25
は、互いに連結する文字板材6e,6f,6g,6hの
図1中に示す互いに交差する矢印X,Yに沿った相対的
な位置関係が変化することを許容するとともに、文字板
6に沿う平面内において図中の矢印R1,R2,R3に
沿って、前記文字板材6e,6f,6gが文字板材6h
に対し回転する方向に変位することを許容する。
【0049】図示例において、第1可撓連結部25a
は、文字板材6e,6hが矢印Xに沿って互いに接離す
る方向に変位することを許容する。第1可撓連結部25
aは、文字板材6e,6hが前記矢印Xに対し直交する
矢印Yに沿って互いに接離する方向に変位することを許
容する。
【0050】第1可撓連結部25aは、文字板材6hに
対し文字板材6eが、文字板6に沿う平面内において前
記貫通孔13回りに矢印R1に沿った方向に変位するこ
とを許容する。すなわち、第1可撓連結部25aは、文
字板6の平面内において、文字板材6eが文字板材6h
に対し全方向に変位することを許容する。
【0051】第2可撓連結部25bは、文字板材6f,
6hが矢印Xに沿って互いに接離する方向に変位するこ
とを許容する。第2可撓連結部25bは、文字板材6
f,6hが矢印Yに沿って互いに接離する方向に変位す
ることを許容する。第2可撓連結部25bは、文字板材
6hに対し文字板材6fが、文字板6に沿う平面内にお
いて前記貫通孔13回りに矢印R2に沿った方向に変位
することを許容する。すなわち、第2可撓連結部25b
は、文字板6の平面内において、文字板材6fが文字板
材6hに対し全方向に変位することを許容する。
【0052】第3可撓連結部25cは、文字板材6g,
6hが矢印Xに沿って互いに接離する方向に変位するこ
とを許容する。第3可撓連結部25cは、文字板材6
g,6hが矢印Yに沿って互いに接離する方向に変位す
ることを許容する。第3可撓連結部25cは、文字板6
に沿う平面内において、文字板材6hに対し文字板材6
gが首振りする矢印R3に沿った方向に変位することを
許容する。すなわち、第3可撓連結部25cは、文字板
6の平面内において、文字板材6gが文字板材6hに対
し全方向に変位することを許容する。
【0053】なお、前記矢印X,Yは、本明細書に記し
た文字板材6e,6f,6g,6hが互いに接離する方
向をなしており、前記矢印R1,R2,R3は、本明細
書に記した文字板6に沿った平面内において回転する方
向をなしている。前記矢印Xは、車両用コンビネーショ
ンメータ1の幅方向に沿っており、矢印Yは、車両用コ
ンビネーションメータ1の上下方向に沿っている。
【0054】前述した構成によって、可撓連結部25
は、文字板材6e,6f,6g,6hが互いに接離する
方向に変位することを許容するとともに、文字板6に沿
った平面内において回転する方向に変位することを許容
する。
【0055】表示計器4は、車両の速度を表示するため
のスピードメータ4aと、エンジンの回転数を表示する
ためのタコメータ4bと、燃料の残量を表示するための
ヒューエルゲージ4cと、エンジンの冷却水の温度を表
示するテンパラチャゲージ4dとを備えている。
【0056】これらのスピードメータ4a、タコメータ
4b、ヒューエルゲージ4c及びテンパラチャゲージ4
dは、それぞれ、計器ユニットとしてのムーブメント7
a,7b,7c,7dと、指針12a,12b,12
c,12dと、前述した目盛6a,6b,6c,6d
と、導光板5a,5b,5c,5d等によって構成され
ている。
【0057】ムーブメント7a,7b,7c,7dは、
それぞれ、車両に搭載された図示しない車速検出手段、
エンジン回転数検出手段、燃料残量検出手段及び冷却水
温度検出手段などと接続している。ムーブメント7a,
7b,7c,7dは、それぞれ、これらの検出手段が検
出した計測量等に応じて回転する出力軸8a,8b,8
c,8dを備えている。
【0058】ムーブメント7a,7b,7c,7dは、
それぞれ、ケーシング9内に収容されている。ムーブメ
ント7a,7b,7c,7dは、それぞれ、前述した端
子ピン39と電気的に接続する。ムーブメント7a,7
b,7c,7dは、それぞれ、端子ピン39などを介し
て印加されることによって出力軸8a,8b,8c,8
dを回転させる。
【0059】指針12a,12b,12c,12dは、
それぞれ、ムーブメント7a,7b,7c,7dそれそ
れの出力軸8a,8b,8c,8dと一体となって回転
するよう配されている。指針12a,12b,12c,
12dは、文字板6に付された目盛6a,6b,6c,
6dを指示して、車速、エンジン回転数、燃料残量及び
冷却水温度などの、移動体の状況を示す計測量を表示す
る。
【0060】導光板5a,5b,5c,5dは、文字板
6の背面側に設けられている。導光板5a,5b,5
c,5dは、それぞれ対応する目盛6a,6b,6c,
6dの背面側に設けられている。導光板5a,5b,5
c,5dは、それぞれ光源37が発した光を、前記指針
12a,12b,12c,12dまで導いて、これらの
指針12a,12b,12c,12dを光輝させる。
【0061】見返し板10は、文字板6の運転者側すな
わち前面側に配され、表ケース3に取り付けられるよう
になっている。見返し板10は、前記目盛6a,6b,
6c,6d及び表示部6kをそれぞれ運転者に対して露
出させるスピードメータ露出窓10aと、タコメータ露
出窓10bと、ゲージ露出窓10cと、表示部露出窓1
0hと、を備えている。
【0062】また、見返し板10は、その外縁から裏ケ
ース2に向かって延びて形成された係止爪10eを備え
ている。係止爪10eは、裏ケース2の受け溝2c内に
挿入されて係止する。見返し板10は、係止爪10eが
受け溝2c内に係止すると、文字板6の各目盛6a,6
b,6c,6d及び表示部6k以外の表示不要部分を運
転者に対して遮蔽する。
【0063】透明カバー11は、板状に形成されかつ透
明性を有する樹脂などから形成されている。透明カバー
11は、見返し板10の運転者側すなわち前面側に配さ
れる。透明カバー11は、その外縁から裏ケース2に向
かって延びて形成された係止爪11eを備えている。係
止爪11eは、裏ケース2の受け溝2d内に挿入されて
係止する。
【0064】透明カバー11は、係止爪11eが受け溝
2d内に係止すると、前記開口部2aを閉じるように覆
う。透明カバー11は、文字板6の目盛6a,6b,6
c,6d、表示部6k及び見返し板10を覆って、車両
用コンビネーションメータ1内へ埃等が侵入しないよう
にする。
【0065】また、前記プリント基板36に実装された
スイッチ38には、棒状の操作棒としてのトリップバー
42が接続される。トリップバー42は、見返し板10
及び透明カバー11を貫通して運転者側に向かって突出
する。
【0066】トリップバー42は、運転者によって押圧
操作されると、スイッチ38を介して、液晶表示パネル
40が表示する走行距離をオド表示による走行距離とト
リップ表示による走行距離とを切り替えたり、トリップ
表示よる走行距離をリセットしたりする。
【0067】本実施形態の車両用コンビネーションメー
タ1の文字板6によれば、文字板6を構成する文字板材
6e,6f,6g,6hが互いに可撓性を有する可撓連
結部25によって連結されている。可撓連結部25が、
文字板材6e,6f,6g,6hが矢印X,Yに沿って
互いに接離する方向及び、矢印R1,R2,R3に沿っ
て文字板6に沿った平面内において回転する方向に変位
することを許容する。
【0068】このため、文字板6をケーシング9に取り
付ける際に、ケーシング9と文字板6との間に取付誤差
が生じても、ケーシング9内に収容されて取り付けられ
た各ムーブメント7a,7b,7c,7dの位置に応じ
て、各ムーブメント7a,7b,7c,7dの出力軸8
a,8b,8c,8dを貫通孔13を通して運転者側に
突出するように、各文字板材6e,6f,6g,6hの
位置を微調整しながら取り付けることができる。
【0069】このため、ケーシング9と文字板6との間
に取付誤差が生じても、ムーブメント7a,7b,7
c,7dの取付け位置を微調整しながら車両用コンビネ
ーションメータ1を組み立てる必要が生じない。
【0070】したがって、車両用コンビネーションメー
タ1を組立る際にかかる手間即ち工数を抑制して、車両
用コンビネーションメータ1自体のコストの高騰を抑制
することが可能となる。
【0071】さらに、各ムーブメント7a,7b,7
c,7dの取付位置を微調整する調整代をケーシング9
に設ける必要が生じない。このため、合成樹脂などから
なる裏ケース2及び表ケース3を成型する型などに、前
述した調整代に対応するキャビティなどを形成する必要
が生じない。
【0072】このため、裏ケース2及び表ケース3を成
型する型を製造する際にかかる手間及び工数などを抑制
することが可能となって、車両用コンビネーションメー
タ1自体のコストの高騰を抑制することが可能となる。
【0073】また、可撓連結部25が蛇行状に形成され
ているので、前述した接離する方向X,Yと回転する方
向R1,R2,R3とに文字板材6e,6f,6g,6
hが互いに変位することをより確実に許容する。したが
って、ケーシング9と文字板6との間に取付誤差が生じ
ても、ムーブメント7a,7b,7c,7dの取付け位
置を微調整しながら車両用コンビネーションメータ1を
組み立てる必要が生じなくなって、車両用コンビネーシ
ョンメータ1を組立る際にかかる手間即ち工数をより一
層抑制して、車両用コンビネーションメータ1自体のコ
ストの高騰をより一層抑制することが可能となる。
【0074】また、合成樹脂などから文字板材6e,6
f,6g,6hと可撓連結部25とが一体に成形され
て、文字板6が構成されている。このため、文字板6
を、合成樹脂などから成形する際に一つの型などを用い
ることによって容易に成形することができる。したがっ
て、文字板6を製造する際にかかるコストを抑制するこ
とが可能となり、車両用コンビネーションメータ1自体
のコストの高騰をより一層確実に抑制することが可能と
なる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の本
発明によれば、文字板が少なくとも一つの表示部を形成
した文字板材が互いに可撓性を有する可撓連結部によっ
て連結されているため、文字板を計器ユニットを収容す
る計器ケースに取り付ける際に、計器ケースと文字板と
の間に取付誤差が生じても、計器ケースに取り付けられ
た各計器ユニットの位置に応じて、各文字板材の位置を
微調整しながら取り付けることができる。
【0076】このため、計器ケースと文字板との間に取
付誤差が生じても、計器ユニットの取付け位置を微調整
しながら計器ケースを組み立てる必要が生じないととも
に、各計器ユニットの取付位置を微調整する調整代を計
器ケースに設ける必要が生じない。
【0077】したがって、計器装置を組立る際にかかる
手間即ち工数を抑制して、計器ケース自体のコストの高
騰を抑制することが可能となる。
【0078】請求項2に記載された本発明は、可撓連結
部が、文字板材が互いに接離する方向と、文字板に沿っ
た平面内における回転方向と、に各文字板材が変位する
ことを許容するため、文字板と計器ケースとの間に取付
誤差が生じても、計器ユニットの位置に応じて、各文字
板材の位置を微調整しながら取り付けることができる。
【0079】したがって、計器ケースと文字板との間に
取付誤差が生じても、計器ユニットの取付け位置を微調
整しながら計器ケースを組み立てる必要が生じなくなっ
て、計器装置を組立る際にかかる手間即ち工数をより抑
制して、計器ケース自体のコストの高騰をより抑制する
ことが可能となる。
【0080】請求項3に記載された本発明は、可撓連結
部が蛇行状に形成されているので、この可撓連結部が文
字板材が互いに接離する方向と、文字板に沿った平面内
における回転方向と、に各文字板材が変位することをよ
り確実に許容する。
【0081】したがって、計器ケースと文字板との間に
取付誤差が生じても、計器ユニットの取付け位置を微調
整しながら計器ケースを組み立てる必要が生じなくなっ
て、計器装置を組立る際にかかる手間即ち工数をより一
層抑制して、計器ケース自体のコストの高騰をより一層
抑制することが可能となる。
【0082】請求項4に記載された本発明は、計器ケー
スと文字板との間に取付誤差が生じても、ムーブメント
の計器ケースに対する取付け位置を微調整しながら計器
ケースを組み立てる必要が生じないことにくわえて、文
字板を合成樹脂などから容易に成形することができる。
したがって、文字板を製造する際にかかるコストを抑制
することが可能となり、計器装置自体のコストの高騰を
より一層確実に抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用コンビネーシ
ョンメータの文字板を示す平面図である。
【図2】同実施形態の文字板の可撓連結部の初期状態を
示す平面図である。
【図3】同実施形態の文字板の可撓連結部が伸縮する状
態を示す平面図である。
【図4】同実施形態の文字板の可撓連結部の一方の板材
連結部が他方に対して矢印Yに沿って変位した状態を示
す平面図である。
【図5】同実施形態の文字板を備えた車両用コンビネー
ションメータを分解して示す斜視図である。
【図6】従来の車両用コンビネーションメータの文字板
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 車両用コンビネーションメータ(計器装置) 6 文字板 6a 車速表示用目盛 6b エンジン回転数表示用目盛 6c 燃料残量表示用目盛 6d 冷却水温度表示用目盛 6e スピードメータ用文字板材 6f タコメータ用文字板材 6g ゲージ用文字板材 6h 表示用文字板材 6k 表示部 7a,7b,7c,7d ムーブメント(計器ユニッ
ト) 8a,8b,8c,8d 出力軸 12a,12b,12c,12d 指針 25 可撓連結部 X,Y 文字板材が互いに接離する方向 R1,R2,R3 文字板に沿った平面内において回転
する方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の状況を示す複数の表示部を備
    え、これらの表示部が計測量に応じて回転する計器ユニ
    ットの出力軸に取付けられた指針によって指示されるこ
    とによって、前記計測量を表示する計器装置の文字板に
    おいて、 前記複数の表示部のうち少なくとも一つを形成した文字
    板材を複数備え、 前記複数の文字板材が可撓性を有する可撓連結部によっ
    て互いに連結されたことを特徴とする計器装置の文字
    板。
  2. 【請求項2】 前記可撓連結部が、 前記文字板に沿った互いに連結された文字板材が互いに
    接離する方向と、前記文字板に沿った平面内において回
    転する方向と、に前記文字板材が変位することを許容す
    ることを特徴とする請求項1記載の計器装置の文字板。
  3. 【請求項3】 前記可撓連結部が、互いに連結する文字
    板材のうち一方から他方に向かうにしたがって蛇行状に
    形成されたことを特徴とする請求項2記載の計器装置の
    文字板。
  4. 【請求項4】 前記可撓連結部及び文字板材は、前記文
    字板を構成する母材によって、互いに一体に形成された
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれ
    か一項に記載の計器装置の文字板。
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