JP2001058948A - 4,6−ジメトキシインドール−2−カルボン酸又はその誘導体からなる脂漏症処置剤 - Google Patents
4,6−ジメトキシインドール−2−カルボン酸又はその誘導体からなる脂漏症処置剤Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 皮脂過剰分泌とそれに不随する皮膚炎に対し
て効果を有する局所活性剤を提供する。 【解決手段】 一般式(I): 【化1】 [上式中、R1及びR2は同一でも異なっていてもよ
く、水素原子、又は-OH、-NHR3、-SH、-COO
H又は-COOR3基(ここでR3は直鎖状又は分枝状の
C1-C4アルキル基を表す)で置換されていてもよいC
1-C6アルキル基、又はC7-C12アラルキル基、又
は-CHR4R5基(ここで、R4及びR5は同一でも異
なっていてもよく、水素原子又は置換されていてもよい
フェニル基又は5-又は6員の複素環を表す)を表す]に
相当する化合物、そのアシル化形態、又はそれらの生理
学的に許容可能な塩類の少なくとも1つを単独で又は任
意の割合の混合物として使用する。
て効果を有する局所活性剤を提供する。 【解決手段】 一般式(I): 【化1】 [上式中、R1及びR2は同一でも異なっていてもよ
く、水素原子、又は-OH、-NHR3、-SH、-COO
H又は-COOR3基(ここでR3は直鎖状又は分枝状の
C1-C4アルキル基を表す)で置換されていてもよいC
1-C6アルキル基、又はC7-C12アラルキル基、又
は-CHR4R5基(ここで、R4及びR5は同一でも異
なっていてもよく、水素原子又は置換されていてもよい
フェニル基又は5-又は6員の複素環を表す)を表す]に
相当する化合物、そのアシル化形態、又はそれらの生理
学的に許容可能な塩類の少なくとも1つを単独で又は任
意の割合の混合物として使用する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組成物中における
又は組成物の調製のための有効量の4,6-ジメトキシイ
ンドール-2-カルボン酸又はその誘導体の用途であっ
て、前記化合物又は組成物が脂漏症及びこれに付随する
皮膚炎、特に、ざ瘡及び/又は黒色面皰及び/又は面皰
(コメド)を処置することを意図したものである用途に関
する。
又は組成物の調製のための有効量の4,6-ジメトキシイ
ンドール-2-カルボン酸又はその誘導体の用途であっ
て、前記化合物又は組成物が脂漏症及びこれに付随する
皮膚炎、特に、ざ瘡及び/又は黒色面皰及び/又は面皰
(コメド)を処置することを意図したものである用途に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】脂漏症
又は皮脂過剰分泌は脂性の皮膚及び脂性の頭皮のような
皮膚疾患の原因であり、これらの美的疾患はざ瘡、脂漏
性皮膚炎、黒色面皰又は面皰のような皮膚科学的病訴に
対する温床になる可能性を持っている。
又は皮脂過剰分泌は脂性の皮膚及び脂性の頭皮のような
皮膚疾患の原因であり、これらの美的疾患はざ瘡、脂漏
性皮膚炎、黒色面皰又は面皰のような皮膚科学的病訴に
対する温床になる可能性を持っている。
【0003】ざ瘡は、通常15歳から30歳の間の若年
人口に様々な度合いで影響を与える症状の1つである。
ざ瘡は、本質的に2つの相互に関連した現象の結果とし
て生じる。すなわち、皮脂の過剰分泌と毛胞脂腺濾胞の
角化であり、その結果が、毛胞脂腺濾胞の障害と保持性
病状(retentive lesions)又は面皰の形成である。微生
物の増殖に続いて、面皰が炎症症状、丘疹及び膿疱に発
達しうる。
人口に様々な度合いで影響を与える症状の1つである。
ざ瘡は、本質的に2つの相互に関連した現象の結果とし
て生じる。すなわち、皮脂の過剰分泌と毛胞脂腺濾胞の
角化であり、その結果が、毛胞脂腺濾胞の障害と保持性
病状(retentive lesions)又は面皰の形成である。微生
物の増殖に続いて、面皰が炎症症状、丘疹及び膿疱に発
達しうる。
【0004】脂漏性皮膚炎は、その基質を構成する皮脂
上でのピチロスポルム属の酵母の増殖に関連している。
上でのピチロスポルム属の酵母の増殖に関連している。
【0005】ざ瘡と脂漏性皮膚炎の双方の場合におい
て、皮脂の流れを制御することにより最初の原因、すな
わち皮脂の過剰の存在が排除され、これによって皮膚炎
を治療する。これは、イソトレチノインの場合であり、
その経口投与は毛胞脂腺濾胞の乾燥化を誘発し、徴候の
消失に至らしめる。
て、皮脂の流れを制御することにより最初の原因、すな
わち皮脂の過剰の存在が排除され、これによって皮膚炎
を治療する。これは、イソトレチノインの場合であり、
その経口投与は毛胞脂腺濾胞の乾燥化を誘発し、徴候の
消失に至らしめる。
【0006】しかし、イソトレチノインの使用には深刻
な副作用がないわけではなく、従って、深刻で対処でき
ないざ瘡の治療に対してのみ使用されている。脂漏症の
局所的治療はこれまで比較的効果的ではないことが分か
っており、この効果の欠落はしばしば特にイソトレチノ
イン又は抗アンドロゲン製品での全身的な治療により克
服されている。よって、皮脂過剰分泌、従ってそれに不
随する皮膚炎に効果を有する局所活性剤に対する必要性
が存在することが分かる。本発明はこの必要性を満た
す。
な副作用がないわけではなく、従って、深刻で対処でき
ないざ瘡の治療に対してのみ使用されている。脂漏症の
局所的治療はこれまで比較的効果的ではないことが分か
っており、この効果の欠落はしばしば特にイソトレチノ
イン又は抗アンドロゲン製品での全身的な治療により克
服されている。よって、皮脂過剰分泌、従ってそれに不
随する皮膚炎に効果を有する局所活性剤に対する必要性
が存在することが分かる。本発明はこの必要性を満た
す。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
出願人は、驚くべきことに、また予期しないことに、
4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸又はその誘
導体が、皮膚又は頭皮の脂漏症に抗し、脂漏症に付随す
る皮膚炎、例えば、ざ瘡及び/又は脂漏性皮膚炎、黒色
面皰及び/又は面皰(コメド)に抗するための活性な薬剤
として組成物に使用することができることを発見した。
出願人は、驚くべきことに、また予期しないことに、
4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸又はその誘
導体が、皮膚又は頭皮の脂漏症に抗し、脂漏症に付随す
る皮膚炎、例えば、ざ瘡及び/又は脂漏性皮膚炎、黒色
面皰及び/又は面皰(コメド)に抗するための活性な薬剤
として組成物に使用することができることを発見した。
【0008】よって、本発明の主題は、組成物中におい
て又は組成物の調製において、次の一般式(I):
て又は組成物の調製において、次の一般式(I):
【化4】 [上式中:R1及びR2は同一でも異なっていてもよ
く、水素原子、又は-OH、-NHR3、-SH、-COO
H又は-COOR3基で置換されていてもよいC1-C6
アルキル基(ここで、R3は直鎖状又は分枝状のC1-C
4アルキル基を表す)、又はC7-C12アラルキル基、
又は-CHR4R5基(ここでR4及びR5は同一でも異
なっていてもよく、水素原子又は置換されていてもよい
フェニル基又は5-又は6員の複素環を表す)を表す]に
相当する化合物;そのアシル化形態、又はそれらの生理
学的に許容可能な塩類の少なくとも1つの有効量を、単
独で又は混合物として、使用する用途であって、該化合
物及び/又は該組成物が皮膚及び/又は頭皮の脂漏症、
及び/又は脂漏症に伴う皮膚炎を処置することを意図し
たものである。
く、水素原子、又は-OH、-NHR3、-SH、-COO
H又は-COOR3基で置換されていてもよいC1-C6
アルキル基(ここで、R3は直鎖状又は分枝状のC1-C
4アルキル基を表す)、又はC7-C12アラルキル基、
又は-CHR4R5基(ここでR4及びR5は同一でも異
なっていてもよく、水素原子又は置換されていてもよい
フェニル基又は5-又は6員の複素環を表す)を表す]に
相当する化合物;そのアシル化形態、又はそれらの生理
学的に許容可能な塩類の少なくとも1つの有効量を、単
独で又は混合物として、使用する用途であって、該化合
物及び/又は該組成物が皮膚及び/又は頭皮の脂漏症、
及び/又は脂漏症に伴う皮膚炎を処置することを意図し
たものである。
【0009】脂漏症に伴う皮膚炎とは、特にざ瘡及び/
又は黒色面皰及び/又は面皰(コメド)でありうる。これ
らの化合物は、皮膚及び/又は頭皮の脂漏症、並びに脂
漏症に伴う皮膚炎、例えばざ瘡及び/又は黒色面皰及び
/又は面皰を予防的及び/又は治療的に処置するための
活性成分としての使用を正当化する顕著な活性を示す。
本出願人の知る限りでは、このような化合物を皮膚及び
/又は頭皮の脂漏症、及び脂漏症に伴う皮膚炎、例えば
ざ瘡及び/又は黒色面皰及び/又は面皰を使用すること
は従来技術においては決して提案されていない。
又は黒色面皰及び/又は面皰(コメド)でありうる。これ
らの化合物は、皮膚及び/又は頭皮の脂漏症、並びに脂
漏症に伴う皮膚炎、例えばざ瘡及び/又は黒色面皰及び
/又は面皰を予防的及び/又は治療的に処置するための
活性成分としての使用を正当化する顕著な活性を示す。
本出願人の知る限りでは、このような化合物を皮膚及び
/又は頭皮の脂漏症、及び脂漏症に伴う皮膚炎、例えば
ざ瘡及び/又は黒色面皰及び/又は面皰を使用すること
は従来技術においては決して提案されていない。
【0010】本発明において「複素環」という用語は、
好ましくは、一又は複数の窒素及び/又は酸素原子を任
意に含有する環を意味すものであり、特にピリジン、イ
ミダゾール、テトラヒドロフラン又はフランである。本
発明において特に好ましい複素環はピリジンである。
好ましくは、一又は複数の窒素及び/又は酸素原子を任
意に含有する環を意味すものであり、特にピリジン、イ
ミダゾール、テトラヒドロフラン又はフランである。本
発明において特に好ましい複素環はピリジンである。
【0011】本発明において「C1-C4アルキル基」
という表現は、炭化水素分子から水素原子を取り除くこ
とにより生じた、1〜4の炭素原子を有する直鎖状又は
分枝状の非環式の基、特にメチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル又はtert-ブチル基
を意味する。
という表現は、炭化水素分子から水素原子を取り除くこ
とにより生じた、1〜4の炭素原子を有する直鎖状又は
分枝状の非環式の基、特にメチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル又はtert-ブチル基
を意味する。
【0012】本発明において「C7-C12アラルキル
基」という表現は、好ましくは7〜12の炭素原子を有
するアルキルアリール基を意味すものであり、ここでア
リールという用語の定義は、5又は6の炭素原子を有す
る芳香環もしくは5又は6の炭素原子を有する芳香族複
素環として理解される。本発明において好ましくは、ア
ラルキル基はC7-C10である。本発明において特に
好ましいアラルキル基はベンジル基である。
基」という表現は、好ましくは7〜12の炭素原子を有
するアルキルアリール基を意味すものであり、ここでア
リールという用語の定義は、5又は6の炭素原子を有す
る芳香環もしくは5又は6の炭素原子を有する芳香族複
素環として理解される。本発明において好ましくは、ア
ラルキル基はC7-C10である。本発明において特に
好ましいアラルキル基はベンジル基である。
【0013】本発明において、「置換されていてもよい
フェニル基」という表現は、好ましくはシアノ(-CN)
基、トリフルオロメチル(-CF3)基、メトキシ(-O-C
H3)基又はハロゲン原子で置換されていてもよいフェ
ニル基を意味する。ハロゲン原子は、塩素、臭素、フッ
素及びヨウ素から選択することができる。本発明におい
て特に好ましい置換フェニル基はトリフルオロメチル(-
CF3)基で置換されたフェニル基である。
フェニル基」という表現は、好ましくはシアノ(-CN)
基、トリフルオロメチル(-CF3)基、メトキシ(-O-C
H3)基又はハロゲン原子で置換されていてもよいフェ
ニル基を意味する。ハロゲン原子は、塩素、臭素、フッ
素及びヨウ素から選択することができる。本発明におい
て特に好ましい置換フェニル基はトリフルオロメチル(-
CF3)基で置換されたフェニル基である。
【0014】本発明の好ましい実施態様において、R1
は水素原子又はメチル又はエチル基を表す。本発明の他
の好ましい実施態様では、R2は水素原子又はメチル基
を表す。本発明の非常に好ましい実施態様において、R
1及びR2は水素原子である。
は水素原子又はメチル又はエチル基を表す。本発明の他
の好ましい実施態様では、R2は水素原子又はメチル基
を表す。本発明の非常に好ましい実施態様において、R
1及びR2は水素原子である。
【0015】式(I)の化合物として: 4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸 4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸メチル N-メチル-4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸 N-メチル-4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸
メチル N-エチル-4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸 を挙げることができる。これらの化合物のなかでも、最
も好ましいものは、4,6-ジメトキシインドール-2-カ
ルボン酸である。本発明において、化合物は単独で、又
は混合物として使用することができる。
メチル N-エチル-4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸 を挙げることができる。これらの化合物のなかでも、最
も好ましいものは、4,6-ジメトキシインドール-2-カ
ルボン酸である。本発明において、化合物は単独で、又
は混合物として使用することができる。
【0016】言うまでもなく、使用される化合物の有効
量は、所望する結果を得るために必要な量に相当する。
よって、当業者であれば、使用される化合物の種類及び
処置される個人に依存して有効量を決定することができ
る。目安を述べると、本発明の組成物において、化合物
は組成物の全重量に対して0.001〜20重量%、好
ましくは0.1〜5重量%の濃度で存在する。
量は、所望する結果を得るために必要な量に相当する。
よって、当業者であれば、使用される化合物の種類及び
処置される個人に依存して有効量を決定することができ
る。目安を述べると、本発明の組成物において、化合物
は組成物の全重量に対して0.001〜20重量%、好
ましくは0.1〜5重量%の濃度で存在する。
【0017】本発明において式(I)の化合物は、化粧品
用途又は製薬用途に使用される組成物に使用することが
できる。本発明の式(I)の化合物は、好ましくは化粧品
用途に使用される組成物に使用される。
用途又は製薬用途に使用される組成物に使用することが
できる。本発明の式(I)の化合物は、好ましくは化粧品
用途に使用される組成物に使用される。
【0018】本発明に係る組成物は、局所適用に適した
任意の形態、特に水性、水性−アルコール性又は油性溶
液、ローション又は血漿タイプの分散液、水性、無水又
は油性ゲル、脂肪相を水性相に分散させることにより得
られた(O/W)又は逆にして(W/O)得られた、ミルク
タイプの液体又は半液体コンシステンシーのエマルショ
ン、クリーム又はゲルタイプの柔らかい、半固形又は固
形のコンシステンシーの懸濁液又はエマルション、マイ
クロエマルション又はイオン性及び/又は非イオン性の
タイプの小胞分散体とすることができる。これらの組成
物は当業者に良く知られている常套的な方法により調製
される。
任意の形態、特に水性、水性−アルコール性又は油性溶
液、ローション又は血漿タイプの分散液、水性、無水又
は油性ゲル、脂肪相を水性相に分散させることにより得
られた(O/W)又は逆にして(W/O)得られた、ミルク
タイプの液体又は半液体コンシステンシーのエマルショ
ン、クリーム又はゲルタイプの柔らかい、半固形又は固
形のコンシステンシーの懸濁液又はエマルション、マイ
クロエマルション又はイオン性及び/又は非イオン性の
タイプの小胞分散体とすることができる。これらの組成
物は当業者に良く知られている常套的な方法により調製
される。
【0019】本発明の組成物は、当該分野で一般的に使
用されているアジュバント類、例えば脂肪物質、有機溶
媒、増粘剤、柔軟剤、酸化防止剤、乳白剤、安定剤、消
泡剤、香料、イオン性又は非イオン性乳化剤、フィラ
ー、金属イオン封鎖剤、染料又は化粧品に通常使用され
ている任意の他の成分を含有することができる。
用されているアジュバント類、例えば脂肪物質、有機溶
媒、増粘剤、柔軟剤、酸化防止剤、乳白剤、安定剤、消
泡剤、香料、イオン性又は非イオン性乳化剤、フィラ
ー、金属イオン封鎖剤、染料又は化粧品に通常使用され
ている任意の他の成分を含有することができる。
【0020】本発明の組成物がエマルションの場合、脂
肪相の割合は、組成物の全重量に対して5〜80重量
%、好ましくは5〜50重量%の範囲とできる。エマル
ション形態の組成物において使用される油類、乳化剤及
び共乳化剤は、化粧品又は皮膚科学において常套的に使
用されるものから選択される。乳化剤及び場合によって
は共乳化剤は、組成物の全重量に対して0.3〜30重
量%、好ましくは0.5〜20重量%の範囲の割合で組
成物中に存在せしめられる。エマルションは脂質小胞体
を含むこともできる。
肪相の割合は、組成物の全重量に対して5〜80重量
%、好ましくは5〜50重量%の範囲とできる。エマル
ション形態の組成物において使用される油類、乳化剤及
び共乳化剤は、化粧品又は皮膚科学において常套的に使
用されるものから選択される。乳化剤及び場合によって
は共乳化剤は、組成物の全重量に対して0.3〜30重
量%、好ましくは0.5〜20重量%の範囲の割合で組
成物中に存在せしめられる。エマルションは脂質小胞体
を含むこともできる。
【0021】本発明において使用することができる油類
としては、鉱物性油(流動ワセリン)、植物性油(カリテ
バターの液状留分)、動物性油、合成油(プルセリン(pur
cellin)油、硬化ポリイソブテン)、シリコーン油及びフ
ルオロ油(パーフルオロポリエーテル)を挙げることがで
きる。脂肪アルコール、脂肪酸及びロウもまた脂肪物質
として使用することができる。
としては、鉱物性油(流動ワセリン)、植物性油(カリテ
バターの液状留分)、動物性油、合成油(プルセリン(pur
cellin)油、硬化ポリイソブテン)、シリコーン油及びフ
ルオロ油(パーフルオロポリエーテル)を挙げることがで
きる。脂肪アルコール、脂肪酸及びロウもまた脂肪物質
として使用することができる。
【0022】本発明において使用することができる乳化
剤としては、例えばポリオールの脂肪酸エステル、例え
ばソルビトールの脂肪酸エステルで、例えばICI社か
らスパン(Span)65なる名称で販売されているトリステ
アリン酸ソルビタン、又はグリセロールの脂肪エステ
ル、例えばモノステアリン酸グリセリル、あるいはIC
I社からMyrj52なる名称で販売されているPEG
-40ステアラートのようなPEGエステルが挙げられ
る。これらはまたオールドシュミット社からアビル(Abi
l)EM90なる名称で販売されているセチルジメチコー
ンコポリオールのようなシリコーン乳化剤ともできる。
剤としては、例えばポリオールの脂肪酸エステル、例え
ばソルビトールの脂肪酸エステルで、例えばICI社か
らスパン(Span)65なる名称で販売されているトリステ
アリン酸ソルビタン、又はグリセロールの脂肪エステ
ル、例えばモノステアリン酸グリセリル、あるいはIC
I社からMyrj52なる名称で販売されているPEG
-40ステアラートのようなPEGエステルが挙げられ
る。これらはまたオールドシュミット社からアビル(Abi
l)EM90なる名称で販売されているセチルジメチコー
ンコポリオールのようなシリコーン乳化剤ともできる。
【0023】挙げることができる親水性ゲル化剤は、カ
ルボキシビニルポリマー(カルボマー)、アクリルコポリ
マー、例えばアクリラート/アクリル酸アルキルコポリ
マー、(メタ)アクリル酸ポリグリセリル、例えばガーデ
ィアン(Guardian)社からノルゲル(Norgel)なる名称で販
売されている製品、ポリアクリルアミド、特にセピック
(Seppic)社からセピゲル(Sepigel)305なる名称で販
売されているポリアクリルアミド、C13-14-イソパ
ラフィン及びラウレス(Laureth)-7の混合物、多糖類、
天然ガム及びクレーであり、挙げることができる親油性
ゲル化剤は変性クレー、例えばベントーン、脂肪酸の金
属塩、疎水性シリカ及びポリエチレンである。
ルボキシビニルポリマー(カルボマー)、アクリルコポリ
マー、例えばアクリラート/アクリル酸アルキルコポリ
マー、(メタ)アクリル酸ポリグリセリル、例えばガーデ
ィアン(Guardian)社からノルゲル(Norgel)なる名称で販
売されている製品、ポリアクリルアミド、特にセピック
(Seppic)社からセピゲル(Sepigel)305なる名称で販
売されているポリアクリルアミド、C13-14-イソパ
ラフィン及びラウレス(Laureth)-7の混合物、多糖類、
天然ガム及びクレーであり、挙げることができる親油性
ゲル化剤は変性クレー、例えばベントーン、脂肪酸の金
属塩、疎水性シリカ及びポリエチレンである。
【0024】本発明の組成物はまた親水性又は親油性活
性剤、特に脂漏症及び付随する皮膚炎、特にざ瘡の治療
においてアスコルビン酸の効果を補填することができる
活性剤を含有することができる。これらは、例えば抗炎
症剤、例えば過酸化ベンゾイル、抗生物質、防腐(antis
eptic)剤、例えばオクトピロックス又は角質溶解剤、例
えばサリチル酸とその誘導体、α-ヒドロキシ酸、レチ
ノイン酸とその誘導体、及びレチノールとその誘導体と
できる。
性剤、特に脂漏症及び付随する皮膚炎、特にざ瘡の治療
においてアスコルビン酸の効果を補填することができる
活性剤を含有することができる。これらは、例えば抗炎
症剤、例えば過酸化ベンゾイル、抗生物質、防腐(antis
eptic)剤、例えばオクトピロックス又は角質溶解剤、例
えばサリチル酸とその誘導体、α-ヒドロキシ酸、レチ
ノイン酸とその誘導体、及びレチノールとその誘導体と
できる。
【0025】更に使用することができる親水性剤は、例
えばタンパク質又はタンパク質加水分解物、アミノ酸、
ポリオール類(グリセロール、プロピレングリコール)、
尿素、アラントイン、糖と糖誘導体、水溶性ビタミン
類、デンプン、細菌又は植物抽出物、特にアロエベラ、
及び保湿剤である。使用することができる親油性活性剤
は、例えばトコフェロール(ビタミンE)とその誘導体、
必須脂肪酸、セラミド類及び精油である。
えばタンパク質又はタンパク質加水分解物、アミノ酸、
ポリオール類(グリセロール、プロピレングリコール)、
尿素、アラントイン、糖と糖誘導体、水溶性ビタミン
類、デンプン、細菌又は植物抽出物、特にアロエベラ、
及び保湿剤である。使用することができる親油性活性剤
は、例えばトコフェロール(ビタミンE)とその誘導体、
必須脂肪酸、セラミド類及び精油である。
【0026】本発明の主題はまた、一般式(I)に対応す
る少なくとも1つの化合物を有効量含有する組成物を皮
膚及び/又は頭皮に適用して、皮膚及び/又は頭皮に接
触したまま放置し、場合によってはすすぐことからな
る、脂漏症及び脂漏症に付随する皮膚炎、例えばざ瘡及
び/又は黒色面皰及び/又は面皰を処置する美容処理方
法にある。本発明の美容処理方法は、好ましくは、ざ瘡
及び/又は黒色面皰及び/又は面皰を処置することを対
象とする。上記処理方法は、皮膚をよりよく見せること
により皮膚の美観を改善することから、美容処理方法の
特徴を有している。
る少なくとも1つの化合物を有効量含有する組成物を皮
膚及び/又は頭皮に適用して、皮膚及び/又は頭皮に接
触したまま放置し、場合によってはすすぐことからな
る、脂漏症及び脂漏症に付随する皮膚炎、例えばざ瘡及
び/又は黒色面皰及び/又は面皰を処置する美容処理方
法にある。本発明の美容処理方法は、好ましくは、ざ瘡
及び/又は黒色面皰及び/又は面皰を処置することを対
象とする。上記処理方法は、皮膚をよりよく見せること
により皮膚の美観を改善することから、美容処理方法の
特徴を有している。
【0027】
【実施例】以下に実施例を例証するが、これらは本発明
の範囲を何ら限定するものではない。実施例 :
の範囲を何ら限定するものではない。実施例 :
【0028】本発明の組成物の実施例 これらの組成物は、化粧品又は医薬品の分野において通
常使用される常套的技術により得られる。ニオゾームゲル : − チメキサンNS(登録商標) 1.80g − ステアロイルグルタミン酸一ナトリウム 0.20g − 4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸 1.00g − カルボマー 0.20g − トリエタノールアミン pH=7にする量 − 防腐剤 適量 − 香料 適量 − 脱塩水 全体を100.00gにする量 このゲルは、1日に1回又は2回、皮膚に塗布される。
常使用される常套的技術により得られる。ニオゾームゲル : − チメキサンNS(登録商標) 1.80g − ステアロイルグルタミン酸一ナトリウム 0.20g − 4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸 1.00g − カルボマー 0.20g − トリエタノールアミン pH=7にする量 − 防腐剤 適量 − 香料 適量 − 脱塩水 全体を100.00gにする量 このゲルは、1日に1回又は2回、皮膚に塗布される。
【0029】ニオゾームローション : − チメキサンNS(登録商標) 0.475g − コレステロール 0.475g − ステアロイルグルタミン酸一ナトリウム 0.050g − 4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸 2.000g − 防腐剤 適量 − 染料 適量 − 香料 適量 − 脱塩水 全体を100.00gにする量 このローションは、1日に1回又は2回、皮膚に塗布さ
れる。
れる。
【0030】ローション : − 4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸 2.00g − ドワノール(Dowanol)PM(登録商標)★★ 20.00g − クリューセル(Klucel)G(登録商標)★ 3.00g − エチルアルコール 40.00g − 水 全体を100.00gにする量 このローションの1mlが、1日に1回又は2回の頻度
で皮膚に塗布される。★ :ハーキュレス(Hercules)社から販売されているヒ
ドロキシプロピルセルロース★★ :ダウケミカル社から販売されているプロピレング
リコールモノメチルエーテル
で皮膚に塗布される。★ :ハーキュレス(Hercules)社から販売されているヒ
ドロキシプロピルセルロース★★ :ダウケミカル社から販売されているプロピレング
リコールモノメチルエーテル
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C07D 209/42 C07D 209/42 (72)発明者 ブルノ ベルナール フランス国 92200 ヌイイ シュール セーヌ,アヴニュー ドゥ ブレットヴィ ル 13
Claims (13)
- 【請求項1】 次の一般式(I): 【化1】 [上式中:R1及びR2は同一でも異なっていてもよ
く、水素原子、又は-OH、-NHR3、-SH、-COO
H又は-COOR3基(ここでR3は直鎖状又は分枝状の
C1-C4アルキル基を表す)で置換されていてもよいC
1-C6アルキル基、又はC7-C12アラルキル基、又
は-CHR4R5基(ここで、R4及びR5は同一でも異
なっていてもよく、水素原子又は置換されていてもよい
フェニル基又は5-又は6員の複素環を表す)を表す]に
相当する化合物、そのアシル化形態、又はそれらの生理
学的に許容可能な塩類の少なくとも1つを単独で又は任
意の割合の混合物として、有効量含有してなる、皮膚及
び/又は頭皮の脂漏症を処置するための薬剤。 - 【請求項2】 次の一般式(I): 【化2】 [上式中:R1及びR2は同一でも異なっていてもよ
く、水素原子、又は-OH、-NHR3、-SH、-COO
H又は-COOR3基(ここでR3は直鎖状又は分枝状の
C1-C4アルキル基を表す)で置換されていてもよいC
1-C6アルキル基、又はC7-C12アラルキル基、又
は-CHR4R5基(ここで、R4及びR5は同一でも異
なっていてもよく、水素原子又は置換されていてもよい
フェニル基又は5-又は6員の複素環を表す)を表す]に
相当する化合物、そのアシル化形態、又はそれらの生理
学的に許容可能な塩類の少なくとも1つを単独で又は任
意の割合の混合物として、有効量含有してなる、脂漏症
に付随する皮膚炎を処置するための薬剤。 - 【請求項3】 次の一般式(I): 【化3】 [上式中:R1及びR2は同一でも異なっていてもよ
く、水素原子、又は-OH、-NHR3、-SH、-COO
H又は-COOR3基(ここでR3は直鎖状又は分枝状の
C1-C4アルキル基を表す)で置換されていてもよいC
1-C6アルキル基、又はC7-C12アラルキル基、又
は-CHR4R5基(ここで、R4及びR5は同一でも異
なっていてもよく、水素原子又は置換されていてもよい
フェニル基又は5-又は6員の複素環を表す)を表す]に
相当する化合物、そのアシル化形態、又はそれらの生理
学的に許容可能な塩類の少なくとも1つを単独で又は任
意の割合の混合物として、有効量含有してなる、ざ瘡及
び/又は黒色面皰及び/又は面皰を処置するための薬
剤。 - 【請求項4】 R1が水素原子又はメチル又はエチル基
であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1
項に記載の薬剤。 - 【請求項5】 R1が水素原子であることを特徴とする
請求項4に記載の薬剤。 - 【請求項6】 R2が水素原子又はメチル基であること
を特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の
薬剤。 - 【請求項7】 R2が水素原子であることを特徴とする
請求項6に記載の薬剤。 - 【請求項8】 化合物が: 4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸 4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸メチル N-メチル-4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸 N-メチル-4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸
メチル N-エチル-4,6-ジメトキシインドール-2-カルボン酸 から選択されることを特徴とする、請求項1ないし7の
いずれか1項に記載の薬剤。 - 【請求項9】 化合物が4,6-ジメトキシインドール-
2-カルボン酸であることを特徴とする請求項8に記載
の薬剤。 - 【請求項10】 化合物が組成物に0.001〜20重
量%の濃度で使用されることを特徴とする請求項1ない
し9のいずれか1項に記載の薬剤。 - 【請求項11】 化合物が組成物に0.1〜5重量%の
濃度で使用されることを特徴とする請求項1ないし10
のいずれか1項に記載の薬剤。 - 【請求項12】 請求項1ないし11のいずれか1項に
記載の薬剤を含有する組成物を、皮膚及び/又は頭皮に
適用して、皮膚及び/又は頭皮に接触したまま放置し、
場合によってはすすぐことからなる、脂漏症及び/又は
脂漏症に付随する皮膚炎を処置する美容処理方法。 - 【請求項13】 請求項1ないし11のいずれか1項に
記載の薬剤を含有する組成物を皮膚に適用して、皮膚に
接触したまま放置し、場合によってはすすぐことからな
る、ざ瘡を処置する美容処理方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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FR2689898B1 (fr) * | 1992-04-08 | 1994-06-10 | Oreal | Pigments comportant un support inorganique et le produit de reaction d'un derive indolique et d'un derive quinonique, leur procede de preparation et leur utilisation en cosmetique. |
GB9317096D0 (en) * | 1993-08-17 | 1993-09-29 | Pfizer Ltd | Indoles |
GB9716657D0 (en) * | 1997-08-07 | 1997-10-15 | Zeneca Ltd | Chemical compounds |
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-
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- 2000-06-19 ES ES00401743T patent/ES2240026T3/es not_active Expired - Lifetime
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