JP2001058205A - 条鋼製品の切断方法及び切断装置 - Google Patents

条鋼製品の切断方法及び切断装置

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JP2001058205A
JP2001058205A JP11234142A JP23414299A JP2001058205A JP 2001058205 A JP2001058205 A JP 2001058205A JP 11234142 A JP11234142 A JP 11234142A JP 23414299 A JP23414299 A JP 23414299A JP 2001058205 A JP2001058205 A JP 2001058205A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】先端部のクロップを切断できると共に、尾端部
のクロップの長さがクロップ処理設備の取り扱い可能長
さを越える場合に、その尾端部クロップの安定した切断
を行う。 【解決手段】先端部のクロップTCをクロップ処理設備
の取り扱い可能長さ以下の長さに切断した後、尾端部の
クロップBCが前記取り扱い可能長さよりも長い場合、
尾端部のクロップBCを尾端側から1回以上切断して、
切断されたクロップBC1 の長さ及び尾端部のクロップ
の残部BC2 を前記取り扱い可能長さ以下の長さにし、
その後、先端側から条鋼製品Sを所望の長さ寸法に切断
し、最後に条鋼製品Sと前記取り扱い可能長さ以下の長
さとなった尾端部のクロップの残部BC2 との境界を切
断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、H形鋼、鋼矢板、
ビレット、棒鋼等の圧延された条鋼製品の切断方法及び
切断装置に関し、特に圧延工程で不整形状となった条鋼
製品の素材の尾端部をクロップとして安定して切断する
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】通常、圧延工程で圧延されたH形鋼、鋼
矢板、ビレット、棒鋼等の条鋼製品の素材の先端部及び
尾端部は不整形状となるのが常であり、この不整形状部
分は製品として不要であるばかりでなく、次工程で様々
な障害を引き起こす要因となるので、不整形状部分をク
ロップとして切断しているのが実情である。
【0003】従来、このクロップを切断すると共に条鋼
製品を所望の長さ寸法に切断する装置として、例えば、
図6に示す条鋼製品の切断装置が知られている。この切
断装置1は、駆動ロールである複数のテーブルロール2
Aと複数のエプロン2Bとを交互に並べて構成され、先
端部及び尾端部のクロップを含むH形鋼等の条鋼製品S
を搬送する搬送テーブル2と、搬送テーブル2の長手方
向の基準位置Aにおいて条鋼製品Sを切断可能なホット
ソー3と、搬送テーブル2の基準位置Aよりも下流側に
設置され、条鋼製品Sの先端に当接して条鋼製品Sを停
止させるゲージストッパ装置4と、搬送テーブル2の基
準位置Aを挟んで上流側及び下流側のそれぞれに設けら
れ、条鋼製品Sを固定するクランプ装置5とを具備して
いる。ゲージストッパ装置4は、搬送テーブル2の搬送
方向(図6における矢印D方向)に沿って所定範囲で移
動可能な可動ベース4Aと、可動ベース4A上に所定間
隔で設置され、通常は持ち上がっているが切断制御用コ
ントローラ(図示せず)からの制御信号に応じて搬送テ
ーブル2上に振り下ろされる複数のストッパ4Bとを備
えて構成され、前記制御信号により複数のストッパ4B
のうちの1つが搬送テーブル2上に振り下ろされ、他の
ストッパ4Bは持ち上がった状態を維持するようになっ
ている。また、各クランプ装置5は、搬送テーブル2の
一方の側部に固定されたサイドガイド5Aと、搬送テー
ブル2の他方の側部に配置され搬送テーブル2の幅方向
に進退可能なサイドクランプ5Bとを備えている。な
お、図6中、符号6Aは先端部クロップ用のパルス発信
器、6Bは尾端部クロップ用のパルス発信器である。
【0004】一方、搬送テーブル2において基準位置A
を挟んだ上流側及び下流側は、最上流に位置する支軸7
Aを中心に図6における矢印E方向に回動、即ち昇降す
る傾斜テーブル7を構成し、切断された先端部のクロッ
プ及び尾端部のクロップを矢印F方向に落下させるよう
にしている。この切断装置1において、条鋼製品Sの素
材の先端部及び尾端部のクロップを切断すると共に条鋼
製品Sを所望の長さ寸法に切断する際には、先ず、素材
を、鋸断操業管理用計算機(図示せず)によって決定さ
れた先端部のクロップTCの長さ分が基準位置Aから下
流側に突き出るように搬送テーブル2により矢印B方向
に搬送し、サイドクランプ5Bをサイドガイド5Aに近
づく方向に移動させることによって条鋼製品Sを固定す
ると共にホットソー3によって先端部のクロップTCを
切断する。次いで、傾斜テーブル7を支軸7Aを中心に
回転傾斜させて先端部のクロップTCを矢印F方向に落
下させ、このクロップTCをパック(図示せず)内に収
納し、更に傾斜テーブル7を元の位置に戻すように上昇
させる。その後、可動ベース4Aを矢印D方向に適宜前
後させて任意のストッパ4Bの基準位置Aからの距離が
条鋼製品Sの所望長さ寸法となるようにすると共に、そ
の状態で前記任意のストッパ4Bを振り下ろす。一方、
クランプ装置5のサイドクランプ5Bをサイドガイド5
Aから離れる方向に移動させて条鋼製品Sが通過可能な
幅を確保しておき、搬送テーブル2のテーブルロール2
Aを駆動して条鋼製品Sを矢印B方向に搬送し、その条
鋼製品Sの先端を前記ストッパ4Bに当接させる。する
と、基準位置Aからそのストッパ4Bまでの距離が所望
の長さになっているから、その状態でテーブルロール2
Aによる搬送を停止し、次いでサイドクランプ5Bをサ
イドガイド5Aに近づく方向に移動させることによって
条鋼製品Sを固定すると共にホットソー3によって条鋼
製品Sを切断する。切断された条鋼製品Sは、所望の長
さ寸法になる。そしてこの切断処理を繰り返した後、最
終の条鋼製品Sをホットソー3によって切断すると、切
断された残り分が尾端部のクロップとなるので、この尾
端部のクロップを傾斜テーブル7を回転傾斜させて矢印
F方向に落下させる。その後、傾斜テーブル7を回転上
昇させて元の状態に戻す。
【0005】ここで、傾斜テーブル7により落下させら
れる尾端部のクロップは、その落下及び傾斜テーブル7
の回転上昇を円滑に行うため、通常、傾斜テーブル7の
セクション内に収まる長さである。しかし、素材から所
望長さの条鋼製品Sを採取していった場合、尾端部のク
ロップの長さが傾斜テーブル7のセクション内に収まら
ない長さとなる場合がある。この場合に対処するため
に、尾端部のクロップを2以上に分割して傾斜テーブル
7によるクロップの落下及び傾斜テーブル7の回転上昇
を円滑に行う方法が従来より行われてきた。この従来の
方法を図7に示す。
【0006】先ず、図7(a)に示すように、先端部の
クロップが切断された条鋼製品Sはテーブルロール2A
によって矢印B方向に正送されて、その先端が振り下ろ
されたストッパ4Bに当接し、その状態でホットソー3
が基準位置Aで所望長さの条鋼製品Sと尾端部のクロッ
プBCとを切断する。ここで、尾端部のクロップBCの
長さは、傾斜テーブル7のセクションよりも長く、傾斜
テーブル7によって落下されない。
【0007】次いで、図7(b)に示すように、切断さ
れた条鋼製品Sはテーブルロール2Aによって矢印B方
向の下流側に搬送されると共に、尾端部のクロップBC
もテーブルロール2Aによって矢印B方向の下流側に搬
送され、図7(c)に示すように、クロップBCが基準
位置Aを跨いだ位置でテーブルロール2Aの駆動が停止
する。この状態で、ホットソー3が基準位置Aでクロッ
プBCを切断し、切断されたクロップBCのうち基準位
置Aよりも上流に位置するクロップBC1 が傾斜テーブ
ル7によって落下させられる。ここで、落下させられる
クロップBC1の長さは傾斜テーブル7のセクションよ
りも短くなっている。
【0008】そして、図7(d)及び図7(e)に示す
ように、切断されたクロップBCのうち基準位置Aより
も下流に位置するクロップBC2 は、テーブルロール2
Aを逆に回転駆動させることによって基準位置Aよりも
上流側に矢印C方向に逆送される。そして、このクロッ
プBC2 も傾斜テーブル7により落下させられる。落下
させられるクロップBC2 の長さも当然に傾斜テーブル
7のセクションよりも短い。このように、図7に示す尾
端部クロップの切断方法にあっては、落下させられるク
ロップBC1 及びBC2 が傾斜テーブル7のセクション
よりも短いため、傾斜テーブル7によるクロップの落下
及び傾斜テーブル7の回転上昇は円滑に行われる。
【0009】一方、鋼板の先端部のクロップを2以上に
分割する方法が特開平9- 192708号公報に開示さ
れている。この公報に開示されたクロップ自動剪断装置
は、鋼板の移動速度を検出する移動速度検出手段と、移
動鋼板先端部のクロップ形状、クロップ長等の鋼板プロ
フィルを検出する鋼板形状検出手段と、移動鋼板先端部
を検出する鋼板先端検出手段と、鋼板形状検出手段で検
出したクロップ形状、クロップ長と予め設定したクロッ
プ剪断機の剪断可能長さを基にクロップ切断回数と切断
位置を演算するクロップ切断条件演算手段と、鋼板先端
検出手段からの移動鋼板先端部の検出信号と移動速度検
出手段からの鋼板の移動速度とクロップ切断条件演算手
段からの移動鋼板のクロップ切断回数とにより切断位置
に移動鋼板を位置合わせしてクロップ剪断機に切断指令
を出力する制御部とを設け、これにより鋼板先端部のク
ロップの長さがクロップ処理設備の取り扱い可能長さを
越える場合にそのクロップを分割して剪断を行ってい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
図7に示す尾端部クロップの処理方法にあっては、図7
(a)において切断された尾端部のクロップBCの長さ
は、製品となる条鋼製品Sの長さと比較してはるかに短
いため、クロップBCにかかるテーブルロール2Aの本
数が少ない。このため、図7(b)において、尾端部の
クロップBCをテーブルロール2Aによって矢印B方向
の下流側に搬送する際に、図8に示すように、クロップ
BCの端部がテーブルロール2Aやエプロン2Bに引っ
掛かってしまうことがあり、そのクロップBCを安定し
て切断位置へ搬送できないことがあった。つまり、1度
クロップを切断して再度クロップを細分化しようとして
も、クロップBCの切断位置への自動位置決め制御(A
PC)ができず、尾端部クロップBCの安定した切断、
ひいては尾端部クロップBCを含む条鋼製品Sの切断の
自動化ができないという問題点があった。
【0011】一方、特開平9- 192708号公報に開
示されたクロップ自動剪断装置にあっては、鋼板先端部
のクロップの長さがクロップ処理設備の取り扱い可能長
さを越える場合にその鋼板の先端部のクロップを2以上
に自動的に分割することができるものの、鋼板の尾端部
のクロップを2以上に自動的に分割することについて記
載されていない。このため、尾端部のクロップの長さが
クロップ処理設備の取り扱い可能長さを越える場合に、
尾端部クロップの安定した切断を行えず、尾端部クロッ
プを含む鋼板の切断の自動化ができないという問題点が
あった。
【0012】従って、本発明は上記問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的は、先端部のクロッ
プを切断できると共に、尾端部のクロップの長さがクロ
ップ処理設備の取り扱い可能長さを越える場合に、その
尾端部クロップの安定した切断が行え、尾端部クロップ
を含む条鋼製品の切断の自動化を可能とした条鋼製品の
切断方法及び切断装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明のうち請求項1に係る条鋼製品の切断方法
は、条鋼製品の素材の先端部及び尾端部のクロップを切
断すると共に前記条鋼製品を所望の長さ寸法に切断する
条鋼製品の切断方法において、前記先端部のクロップを
クロップ処理設備の取り扱い可能長さ以下の長さに切断
した後、前記尾端部のクロップが前記取り扱い可能長さ
よりも長い場合、前記尾端部のクロップを尾端側から1
回以上切断して、切断されたクロップの長さ及び尾端部
のクロップの残部を前記取り扱い可能長さ以下の長さに
し、その後、先端側から前記条鋼製品を所望の長さ寸法
に切断し、最後に前記条鋼製品と前記取り扱い可能長さ
以下の長さとなった前記尾端部のクロップの残部との境
界を切断することを特徴としている。
【0014】また、本発明のうち請求項2に係る条鋼製
品の切断装置は、条鋼製品の素材の先端部及び尾端部の
クロップを切断すると共に前記条鋼製品を所望の長さ寸
法に切断する条鋼製品の切断装置において、前記条鋼製
品を長手方向に搬送する搬送手段と、前記先端部及び尾
端部のクロップを切断可能であると共に前記条鋼製品を
所望の長さに切断可能である切断手段と、設定された前
記先端部及び尾端部のクロップの切断量及び切断回数に
基づいて前記搬送手段及び前記切断手段を制御可能な制
御手段とを具備し、該制御手段は、前記先端部のクロッ
プの切断量に基づいて前記先端部のクロップをクロップ
処理設備の取り扱い可能長さ以下の長さに切断し、前記
尾端部のクロップの切断量が前記取り扱い可能長さより
も長い場合、前記尾端部のクロップを尾端側から1回以
上切断して、切断されたクロップの長さ及び前記尾端部
のクロップの残部を前記取り扱い可能長さ以下の長さに
し、その後、先端側から前記条鋼製品を前記所望の長さ
寸法に切断し、最後に前記条鋼製品と前記取り扱い可能
長さ以下の長さとなった前記尾端部のクロップの残部と
の境界を切断するように前記搬送手段及び前記切断手段
を制御することを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施形態を図面を参
照して説明する。図1は本発明に係る切断装置の実施形
態の概略斜視図である。図1における切断装置1は、形
鋼工場における圧延後の熱間鋸断設備に適用され、図6
に示す切断装置1と同様に、駆動ロールである複数のテ
ーブルロール2Aと複数のエプロン2Bとを交互に並べ
て構成され、先端部及び尾端部のクロップを含むH形鋼
等の条鋼製品Sを長手方向に搬送する搬送テーブル2
と、搬送テーブル2の長手方向の基準位置Aにおいて条
鋼製品Sを切断可能なホットソー3と、搬送テーブル2
の基準位置Aよりも下流側に設置され、条鋼製品Sの先
端に当接して条鋼製品Sを停止させるゲージストッパ装
置4と、搬送テーブル2の基準位置Aを挟んで上流側及
び下流側のそれぞれに設けられ、条鋼製品Sを固定する
クランプ装置5とを具備している。そして、搬送テーブ
ル2の基準位置Aに対して下流側には、テーブルロール
2Aの回転を計数するためのパルス発信器6が設けら
れ、このパルス発信器6の出力に基づいて条鋼製品Sの
搬送量がカウントされる。ゲージストッパ装置4は、搬
送テーブル2の搬送方向(図1における矢印D方向)に
沿って所定範囲で移動可能な可動ベース4Aと、可動ベ
ース4A上に所定間隔で設置され、通常は持ち上がって
いるが鋸断制御用コントローラ12からの制御信号に応
じて搬送テーブル2上に振り下ろされる複数のストッパ
4Bとを備えて構成され、前記制御信号により複数のス
トッパ4Bのうちの1つが搬送テーブル2上に振り下ろ
され、他のストッパ4Bは持ち上がった状態を維持する
ようになっている。また、各クランプ装置5は、搬送テ
ーブル2の一方の側部に固定されたサイドガイド5A
と、搬送テーブル2の他方の側部に配置され搬送テーブ
ル2の幅方向に進退可能なサイドクランプ5Bとを備え
ている。
【0016】一方、搬送テーブル2において基準位置A
を挟んだ上流側及び下流側は、最上流に位置する支軸7
Aを中心に図1における矢印E方向に回動、即ち昇降す
る傾斜テーブル7を構成し、切断された先端部のクロッ
プTC及び尾端部のクロップBC(図3及び図4参照)
を矢印F方向に落下させるようにしている。図2には、
図1に示す切断装置の制御系のブロック線図が示されて
いる。図2において、オーダー情報管理、鋸断操業管理
及び上位計算機10は、鋸断制御用計算機11の命令要
求に基づいて、先端部及び尾端部のクロップを含む条鋼
製品Sの素材の全長及び条鋼製品Sの所望切断長等を鋸
断制御用計算機11に命令し、鋸断制御用計算機11
は、素材の全長及び条鋼製品Sの所望切断長をもとに先
端部及び尾端部のクロップの切断量と切断回数を鋸断制
御用コントローラ12に設定する。鋸断制御用コントロ
ーラ12は、これらの情報、パルス発信器6からの出力
及び素材の先端を検出するセンサ13からの出力に基づ
いてホットソー3及び搬送テーブル2の制御を行う。
【0017】次に、図1乃至図5を参照して、条鋼製品
Sの素材の先端部のクロップ及び尾端部のクロップを切
断すると共に条鋼製品Sを所望の長さ寸法に切断する方
法について説明する。図3は尾端部のクロップの1回目
の切断方法を示す切断装置の概略斜視図、図4は尾端部
のクロップの2回目の切断方法を示す切断装置の概略斜
視図、図5は尾端部のクロップを2回の切断によって除
去する方法を説明する概略説明図である。
【0018】図1に示す切断装置1において、先端部の
クロップ及び尾端部のクロップを切断すると共に条鋼製
品Sを所望の長さ寸法に切断するに際して、鋸断制御用
コントローラ12は、鋸断制御用計算機11からの情報
に基づいて、図1に示すように、条鋼製品Sの素材のう
ち先端部のクロップTCの長さ分が基準位置Aから下流
側に突き出るように前記素材を矢印B方向に搬送するよ
う搬送テーブル2のテーブルロール2Aを制御し、更に
サイドクランプ5Bをサイドガイド5Aに近づく方向に
移動させることによって条鋼製品Sを固定すると共にホ
ットソー3によって先端部のクロップTCを切断するよ
う制御する。次いで、傾斜テーブル7を支軸7Aを中心
に回転傾斜させて、切断された先端部のクロップTCを
矢印F方向に落下させ、このクロップTCをパック(図
示せず)内に収納し、更に傾斜テーブル7を元の位置に
戻すように上昇させる。この際に、切断された先端部の
クロップTCの長さは、傾斜テーブル7のセクション長
さよりも短いので、傾斜テーブル7によるクロップTC
の落下及び傾斜テーブル7の回転上昇は円滑に行われ
る。
【0019】その後、鋸断制御用コントローラ12は、
鋸断制御用計算機11からの情報による尾端部のクロッ
プBCの切断量が傾斜テーブル7のセクションよりも短
い場合には、図6に示す切断装置1と同様に、可動ベー
ス4Aを矢印D方向に適宜前後させて任意のストッパ4
Bの基準位置Aからの距離が条鋼製品Sの所望長さ寸法
となるように制御すると共に、その状態で前記任意のス
トッパ4Bを振り下ろす。一方、クランプ装置5のサイ
ドクランプ5Bをサイドガイド5Aから離れる方向に移
動させて条鋼製品Sが通過可能な幅を確保しておき、搬
送テーブル2のテーブルロール2Aを駆動制御して条鋼
製品Sを矢印B方向に搬送し、その条鋼製品Sの先端を
前記ストッパ4Bに当接させる。すると、基準位置Aか
らそのストッパ4Bまでの距離が所望の長さになってい
るから、その状態で搬送テーブル2のテーブルロール2
Aによる搬送を停止し、次いでサイドクランプ5Bをサ
イドガイド5Aに近づく方向に移動させることによって
条鋼製品Sを固定すると共にホットソー3によって条鋼
製品Sを切断するよう制御する。切断された条鋼製品S
は所望の長さ寸法になると共に、残りの切断された部分
の尾端部クロップBCは傾斜テーブル7によって矢印F
方向に落下させられ、傾斜テーブル7は元の位置に回転
上昇される。この際に、尾端部クロップBCは傾斜テー
ブル7のセクションよりも短いので、傾斜テーブル7に
よるクロップBCの落下及び傾斜テーブル7の回転上昇
は円滑に行われる。
【0020】一方、鋸断制御用計算機11からの情報に
よる尾端部のクロップBCの切断量が傾斜テーブル7の
セクションよりも長い場合には、鋸断制御用コントロー
ラ12は、図3及び図5(a)に示すように、先端部の
クロップTCを切断した条鋼製品Sを図3及び図5
(a)における矢印B方向に搬送するように搬送テーブ
ル2のテーブルロール2Aを制御し、更にパルス発信器
6の出力に基づいて尾端部のクロップBCが基準位置A
を跨ぐ位置となるように搬送テーブル2のテーブルロー
ル2Aを制御する。この停止位置制御(APC)がなさ
れた状態では、基準位置Aよりも上流側の尾端部クロッ
プBC1 及び下流側の尾端部クロップBC2の長さは、
傾斜テーブル7のセクションよりも短くなっている。こ
の状態で、鋸断制御用コントローラ12は、ホットソー
3によって尾端部クロップBCを切断するよう制御す
る。切断された上流側の尾端部クロップBC1 は図3に
示すように傾斜テーブル7により矢印F方向に落下させ
られると共に、傾斜テーブル7は元の位置に回転上昇さ
れる。この際に、切断された尾端部のクロップBC
1 は、、傾斜テーブル7のセクションよりも短いので、
傾斜テーブル7によるクロップBC1 の落下及び傾斜テ
ーブル7の回転上昇は円滑に行われる。
【0021】次いで、鋸断制御用コントローラ12は、
図4及び図5(b)に示すように、尾端部クロップBC
2 を含む条鋼製品Sを矢印C方向に逆送させるように搬
送テーブル2のテーブルロール2Aを制御する。その
後、鋸断制御用コントローラ12は、可動ベース4Aを
矢印D方向に適宜前後させて任意のストッパ4Bの基準
位置Aからの距離が条鋼製品Sの所望長さ寸法となるよ
うに制御すると共に、図4に示すように、その状態で前
記任意のストッパ4Bを振り下ろす。そして、クランプ
装置5のサイドクランプ5Bをサイドガイド5Aから離
れる方向に移動させて条鋼製品Sが通過可能な幅を確保
しておき、図4及び図5(c)に示すように、条鋼製品
Sを矢印B方向に正送するように搬送テーブル2のテー
ブルロール2Aを制御し、更に図5(d)に示すよう
に、その条鋼製品Sの先端を前記ストッパ4Bに当接さ
せる。
【0022】この当接状態においては、基準位置Aから
そのストッパ4Bまでの距離が所望の長さになっている
から、鋸断制御用コントローラ12は、その状態で搬送
テーブル2のテーブルロール2Aによる搬送を停止する
よう制御し、次いでサイドクランプ5Bをサイドガイド
5Aに近づく方向に移動させることによって条鋼製品S
を固定すると共にホットソー3によって条鋼製品Sと残
部の尾端部クロップBC2 を切断するよう制御する。切
断された尾端部のクロップBC2 は図4及び図5(e)
に示すように傾斜テーブル7により矢印F方向に落下さ
せられると共に傾斜テーブル7は元の位置に回転上昇さ
れ、、その一方で切断により所望の長さ寸法になった条
鋼製品Sは矢印B方向に搬送される。この際に、尾端部
のクロップBC2 は、傾斜テーブル7のセクションより
も短いので、傾斜テーブル7によるクロップBC2 の落
下及び傾斜テーブル7の回転上昇は円滑に行われる。
【0023】このように、本実施形態によれば、先端部
のクロップTCを切断できると共に、尾端部のクロップ
BCの長さが傾斜テーブル7のセクション長さを越える
場合に、その尾端部クロップBCの安定した切断が行
え、尾端部クロップBCを含む条鋼製品の切断の自動化
を図ることができる。上記の説明において、搬送テーブ
ル2が搬送手段に、ホットソー3が切断手段に対応す
る。
【0024】なお、図3乃至図5の説明においては、尾
端部のクロップBCの切断量が傾斜テーブル7のセクシ
ョンよりも長い場合に、尾端部のクロップBCの切断を
2回行う場合について説明してきた。しかし、本発明
は、このような場合に限らず、尾端部のクロップBCの
切断を2回以上行うことができる。具体的には、図5
(b)において、尾端部クロップBC2 を含む条鋼製品
Sを矢印C方向に逆送させる際に、尾端部のクロップB
2 の長さが傾斜テーブル7のセクションの長さよりも
長い場合、そのクロップBC2 を1回あるいはそれより
も多く切断して、切断された各クロップの長さ及び最終
的に条鋼製品Sに残るクロップの長さを傾斜テーブル7
のセクションの長さよりも短くし、その後、先端側から
条鋼製品Sを所望の長さ寸法に切断し、最後に条鋼製品
Sと最終的に残ったクロップとの境界を切断するように
すればよい。
【0025】また、上記の説明にあっては、製品となる
所望長さの条鋼製品Sの数は1つとして説明してきた。
しかし、本発明にあってはこのような場合に限らず、所
望長さの条鋼製品Sの数を複数個とすることができる。
具体的には、図5(d)において条鋼製品Sの先端をス
トッパ4Bに当接させた際において条鋼製品Sの長さが
更に長い場合、ホットソー3によって所望長さの条鋼製
品Sを1つ切断し、更に切断された条鋼製品Sの先端を
ストッパ4Bに当接させて2つ目の条鋼製品Sを切断
し、希望する条鋼製品Sの数にあわせてこの切断作業を
繰り返し、最後に最後に条鋼製品Sと最終的に残ったク
ロップとの境界を切断するようにすればよい。この際
に、可動テーブル4Aを図5(d)に示す矢印D方向に
動かしてストッパ4Bを移動させ、切断された各条鋼製
品Sの長さを自由に変えることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る条
鋼製品の切断方法及び請求項2に係る条鋼製品の切断装
置によれば、先端部のクロップをクロップ処理設備の取
り扱い可能長さ以下の長さに切断した後、尾端部のクロ
ップが前記取り扱い可能長さよりも長い場合、前記尾端
部のクロップを尾端側から1回以上切断して、切断され
たクロップの長さ及び尾端部のクロップの残部を前記取
り扱い可能長さ以下の長さにし、その後、先端側から条
鋼製品を所望の長さ寸法に切断し、最後に前記条鋼製品
と前記取り扱い可能長さ以下の長さとなった前記尾端部
のクロップの残部との境界を切断するので、先端部のク
ロップを切断できると共に、尾端部のクロップの長さが
クロップ処理設備の取り扱い可能長さを越える場合に、
その尾端部クロップの安定した切断が行え、尾端部クロ
ップを含む条鋼製品の切断の自動化を可能とすることが
できる。このため、切断操業に係る操業要因を大幅に削
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る切断装置の実施形態の概略斜視図
である。
【図2】図1に示す切断装置の制御系のブロック線図で
ある。
【図3】尾端部のクロップの1回目の切断方法を示す図
1の切断装置の概略斜視図である。
【図4】尾端部のクロップの2回目の切断方法を示す図
1の切断装置の概略斜視図である。
【図5】尾端部のクロップを2回の切断によって除去す
る方法を説明する概略説明図であり、(a)は尾端部を
1回目に切断する状態、(b)は残った尾端部を含む条
鋼製品を逆送させる状態、(c)は逆送させた条鋼製品
を正送させる状態、(d)は条鋼製品の先端をストッパ
に当接させ、残った尾端部を2回目に切断する状態、及
び(e)は2回目に切断された尾端部を落下させると共
に条鋼製品を正送させる状態を示す。
【図6】従来例の切断装置の概略斜視図である。
【図7】従来の尾端部クロップの切断方法を説明する概
略説明図であり、(a)は尾端部を1回目に切断する状
態、(b)は切断された尾端部及び条鋼製品を正送させ
る状態、(c)は切断された尾端部を2回目に切断する
状態、(d)は2回目に切断された尾端部を逆送させる
状態、及び(e)は2回目に切断された尾端部を落下さ
せる状態を示す。
【図8】図7(b)の切断された尾端部を搬送テーブル
と共に側面から見た概略側面図である。
【符号の説明】
1は切断装置 2は搬送テーブル(搬送手段) 3はホットソー(切断手段) 4はストッパ装置 5はクランプ装置 6はパルス発信器 7は傾斜テーブル 12は鋸断制御用コントローラ(制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 条鋼製品の素材の先端部及び尾端部のク
    ロップを切断すると共に前記条鋼製品を所望の長さ寸法
    に切断する条鋼製品の切断方法において、 前記先端部のクロップをクロップ処理設備の取り扱い可
    能長さ以下の長さに切断した後、前記尾端部のクロップ
    が前記取り扱い可能長さよりも長い場合、前記尾端部の
    クロップを尾端側から1回以上切断して、切断されたク
    ロップの長さ及び尾端部のクロップの残部を前記取り扱
    い可能長さ以下の長さにし、その後、先端側から前記条
    鋼製品を所望の長さ寸法に切断し、最後に前記条鋼製品
    と前記取り扱い可能長さ以下の長さとなった前記尾端部
    のクロップの残部との境界を切断することを特徴とする
    条鋼製品の切断方法。
  2. 【請求項2】 条鋼製品の素材の先端部及び尾端部のク
    ロップを切断すると共に前記条鋼製品を所望の長さ寸法
    に切断する条鋼製品の切断装置において、 前記条鋼製品を長手方向に搬送する搬送手段と、前記先
    端部及び尾端部のクロップを切断可能であると共に前記
    条鋼製品を所望の長さに切断可能である切断手段と、設
    定された前記先端部及び尾端部のクロップの切断量及び
    切断回数に基づいて前記搬送手段及び前記切断手段を制
    御可能な制御手段とを具備し、 該制御手段は、前記先端部のクロップの切断量に基づい
    て前記先端部のクロップをクロップ処理設備の取り扱い
    可能長さ以下の長さに切断し、前記尾端部のクロップの
    切断量が前記取り扱い可能長さよりも長い場合、前記尾
    端部のクロップを尾端側から1回以上切断して、切断さ
    れたクロップの長さ及び尾端部のクロップの残部を前記
    取り扱い可能長さ以下の長さにし、その後、先端側から
    前記条鋼製品を前記所望の長さ寸法に切断し、最後に前
    記条鋼製品と前記取り扱い可能長さ以下の長さとなった
    前記尾端部のクロップの残部との境界を切断するように
    前記搬送手段及び前記切断手段を制御することを特徴と
    する条鋼製品の切断装置。
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