JP2001057987A - 歯科用粘性材料用容器の押出し部構造 - Google Patents

歯科用粘性材料用容器の押出し部構造

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JP2001057987A
JP2001057987A JP11234259A JP23425999A JP2001057987A JP 2001057987 A JP2001057987 A JP 2001057987A JP 11234259 A JP11234259 A JP 11234259A JP 23425999 A JP23425999 A JP 23425999A JP 2001057987 A JP2001057987 A JP 2001057987A
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Masayuki Takahashi
雅之 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納されている歯科用粘性材料を所望量押し
出した状態で歯科用粘性材料が垂れ出ることがない歯科
用粘性材料用容器の押出し部構造を提供する。 【解決手段】 前端にノズル1aが設けられ後端が開口し
ておりその内面の横断面形状が同一直径Dを有する円形
である容器本体1内に収納されている歯科用粘性材料4
をノズル1a側に押し出すために挿入されているプランジ
ャー又はその容器本体1が装着される押出装置のピスト
ンにより移動せしめられる移動蓋2のノズル1a側の容器
本体1内面の直径Dより小さい部分2aに連続するOリン
グ装着溝2bを、幅がOリング3の無負荷状態での横断面
の直径の1.5倍以上2.5倍未満であって且つその底部
2cと容器本体1の内面との間隔が同一か又はノズル1a側
と反対側に行くに従って連続的又は段階的に狭くなる形
状にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯科用粘性材料用
容器内に収納されている歯科用粘性材料を所望量押し出
した状態で更に歯科用粘性材料が垂れ出ることがない歯
科用粘性材料用容器の押出し部構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】歯科診療の場において使用される歯科用
粘性材料は、歯牙の窩洞の充填,補綴物の接着,印象の
採取など、その使用目的に合わせて種々市販されてい
る。このような歯科用粘性材料としては、カプセル状の
容器内に区画して封入されている粉体と液体とを混合し
てペースト状(粘性のある状態)にしてから用いるもの
や、既にペースト状(粘性のある状態)に製造されてい
るものを筒状容器内に収納した状態で供給されるものが
ある。
【0003】このように歯科用粘性材料は、その使用直
前に粉体と液体とを混合して粘性を有する状態にしてか
ら使用されるものと、そのままの状態で直ちに使用され
るものとがあるが、いずれの場合でも粘性を有する状態
で収納されている容器内から押し出されて使用されるも
のが大部分であり、その容器は先端にノズルが設けら
れ、後端に収納物をノズル側に押し出すためのプランジ
ャー又はその容器本体が装着される押出装置のピストン
により移動せしめられる移動蓋が嵌入されている。
【0004】そして、このような歯科用粘性材料として
は、その材料そのものがそのままの状態で直接患者の患
部等に塗布されるものと、塗布後に光を照射して光重合
されるものの他に、他の歯科用粘性材料等と混合して化
学反応等が進行する状態にしてから患者の患部等に塗布
又は押し付けられるものがあり、他の歯科用粘性材料等
と混合して化学反応等が進行する状態にしてから使用す
るものは、通常歯科用粘性材料が収納されている容器本
体を押出装置に並列状態に装着し、押出装置のピストン
で装着された容器の後端に嵌入されている移動蓋をノズ
ル側に押圧移動させることによって同じ割合となるよう
に容器内から押し出し、この押し出された歯科用粘性材
料を練和紙上に受けて混合するか、又は各容器のノズル
から押し出された歯科用粘性材料が押出装置の先端に装
着されている混合用ノズル(例えば、特公昭44−82
90号公報において開示されている「混合用具」)によ
って混合して使用されている。このように他の歯科用粘
性材料等と混合して化学反応等が進行する状態にしてか
ら使用するものの場合、当量ずつ混合する場合には容器
の横断面積が同じものを使用し、当量ではない状態で混
合する場合には容器の横断面積がその混合割合に対応し
ているものを使用するのが一般である。
【0005】このように容器内から歯科用粘性材料を押
し出すのに、容器本体の後端に嵌入されているプランジ
ャーを手によって、又はその容器本体の後端に嵌入され
ている移動蓋をその容器本体が装着された押出装置のピ
ストンによって移動せしめると、その容器本体内の圧力
が高くなって容器本体の先端のノズル側から歯科用粘性
材料が押し出されるのであるが、容器本体内から所望量
の粘性物質を押し出した後も容器本体内の圧力によって
粘性物質が垂れ出る現象が生じる。
【0006】このように容器本体のノズルから垂れ出て
きた歯科用粘性材料は容易に容器本体内に戻すことがで
きず、且つ歯科用粘性材料は一般に高価であることから
この容易に容器本体内に戻すことができない歯科用粘性
材料は無駄になるため非常に不経済であり、この現象の
解決が強く要望されていたのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記したよ
うな所定量の歯科用粘性材料を押し出した後に更に歯科
用粘性材料が垂れ出る現象が生じない歯科用粘性材料用
容器の押出し部構造を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決すべく鋭意研究の結果、前端にノズルが設けられ後
端が開口しておりその内面の横断面形状が同一直径を有
する円形である容器本体内に収納されている歯科用粘性
材料をノズル側に押し出すために該容器本体内に後端か
ら挿入されているプランジャー又は該容器本体が装着さ
れる押出装置のピストンにより移動せしめられる移動蓋
が、ノズル側が容器本体内面の直径より小さい部分と該
部分に連続してOリングが装着されているOリング装着
溝とを有しており、該Oリング装着溝が、幅がOリング
の無負荷状態での横断面の直径の1.5倍以上2.5倍以
下の幅であって且つその底部と該容器本体の内面との間
隔が同一か又はノズルと反対側に行くに従って連続的又
は段階的に狭くなる形状であってノズル側から最も遠い
位置からノズル側へOリングの無負荷状態での横断面の
直径の0.5倍の長さだけ来た位置における該底部と該
容器本体の内面との間隔がOリングの無負荷状態での横
断面の直径の0.85倍以上に形成されていれば良いこ
とを究明して、本発明に係る歯科用粘性材料用容器の押
出し部構造を完成したのである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明に係る歯
科用粘性材料用容器の押出し部構造の実施例について詳
細に説明する。図1は収納されている歯科用粘性材料を
ノズル側に押し出すために挿入されているのがプランジ
ャーである本発明に係る歯科用粘性材料用容器の押出し
部構造を実施した歯科用粘性材料用容器の1実施例の縦
断面説明図、図2は収納されている歯科用粘性材料をノ
ズル側に押し出すために挿入されているのがその容器が
装着される押出装置のピストンにより移動せしめられる
移動蓋である本発明に係る歯科用粘性材料用容器の押出
し部構造を実施した歯科用粘性材料用容器の他の実施例
の縦断面説明図、図3は図1に示した歯科用粘性材料用
容器のA部の拡大断面説明図、図4は図2に示した歯科
用粘性材料用容器のB部の拡大断面説明図、図5は図4
に相当する部分の他の実施例の拡大断面説明図である。
【0010】図面中、1は前端に円錐状等に絞られたノ
ズル1aが設けられ、後端が開口しておりその内面の横断
面形状が同一直径Dを有する円形である歯科用粘性材料
用容器の容器本体であり、通常合成樹脂で成型されてい
る。この容器本体1は、その内部に収納されている歯科
用粘性材料4の残量を把握するために透視できるように
無色又は有色の透明な素材で構成されている場合と、そ
の内部に収納されている歯科用粘性材料4を光から遮断
できる有色の不透明な素材で構成されている場合とがあ
る。
【0011】2は容器本体1内に収納されている歯科用
粘性材料4をノズル1a側に押し出すために容器本体1内
に後端から挿入されている図1に示すようにその長さが
長いプランジャーか、又はその容器本体1が装着される
押出装置(図示無し)のピストンにより移動せしめられ
る図2に示すようにその長さが短い移動蓋であり、通常
合成樹脂で成型されている。このプランジャー又は移動
蓋2は、容器本体1内に挿入されるノズル1a側が容器本
体1内面の直径Dより小さい部分2aとこの部分2aに連続
してOリング3が装着されるOリング装着溝2bとを有し
ており、このOリング装着溝2bが、幅wがOリング装着
溝2bに装着されるOリング3の無負荷状態での横断面の
直径の1.5倍以上2.5倍以下であって且つその底部2c
と容器本体1の内面との間隔が同一か又はノズル1a側と
反対側に行くに従って連続的又は段階的に狭くなる形状
であってノズル1a側から最も遠い位置からノズル1a側に
Oリング3の無負荷状態での横断面の直径の0.5倍の
長さだけ来た位置における底部2cと容器本体1の内面と
の間隔がOリング3の無負荷状態での横断面の直径の
0.85倍以上に形成されている。
【0012】3はプランジャー又は移動蓋2のOリング
装着溝2bに装着されているOリングであり、Oリング装
着溝2bの底部2cにその内面が、また容器本体1の内面に
その外面が当接して容器本体1内に収納されている歯科
用粘性材料4が後側に漏れ出さないようにシールするた
めのシール材の役目をなすものである。
【0013】このような構造の歯科用粘性材料用容器の
押出し部構造を有している容器本体1内に収納されてい
る歯科用粘性材料4を押し出すには、容器本体1の後端
の開口側から容器本体1内に挿入されているプランジャ
ー又は移動蓋2のOリング装着溝2bの底部2cと容器本体
1の内面とにOリング3が当接していてこのOリング3
により容器本体1内に収納されている歯科用粘性材料4
が後側に漏れ出さないようにシールされている状態で、
プランジャー2を直接か又は容器本体1を装着された押
出装置のピストンを介して移動蓋2をノズル1a側に移動
せしめると、容器本体1内に収納されている歯科用粘性
材料4がノズル1aから押し出されるのである。
【0014】この際、容器本体1内に収納されている歯
科用粘性材料4をノズル1a側に押し出すために容器本体
1内に挿入されているプランジャー又は移動蓋2に設け
られているOリング装着溝2bは、その幅wがOリング装
着溝2bに装着されるOリング3の無負荷状態での横断面
の直径の1.5倍以上2.5倍以下というOリング3の無
負荷状態での横断面の直径より充分に大きな幅のもので
あるので、歯科用粘性材料4をノズル1a側に押し出すた
めにプランジャー又は移動蓋2が容器本体1内をノズル
1a側に移動せしめられるとOリング3はよじられながら
Oリング装着溝2b内をノズル1a側から離れる方向に移動
する。
【0015】かくして所望量だけ歯科用粘性材料4をノ
ズル1aから押し出した状態でプランジャー又は移動蓋2
の容器本体1内での移動を停止しプランジャー又は移動
蓋2に作用させていた力を開放すると、Oリング3はそ
の弾性によりよじられた状態からよじられない初期の状
態に復元しようとする方向に回転し、その回転力によっ
てプランジャー又は移動蓋2が容器本体1内でノズル1a
側から離れる方向に移動せしめられ、Oリング3はOリ
ング装着溝2b内の最もノズル1a側に復帰せしめられるの
である。
【0016】その結果、容器本体1内に収納されている
歯科用粘性材料4に作用していた圧力はプランジャー又
は移動蓋2が容器本体1内でノズル1a側から離れる方向
に移動せしめられたことによって急激に減圧されるた
め、ノズル1aから垂れ出ようとしていた歯科用粘性材料
4は容器本体1内に引き戻されるのである。
【0017】このような動作において、プランジャー又
は移動蓋2に設けられているOリング装着溝2bの幅wが
Oリング装着溝2bに装着されるOリング3の無負荷状態
での横断面の直径の1.5倍以上2.5倍以下でなけらば
ならないのは、1.5倍未満であると容器本体1内に収
納されている歯科用粘性材料4をノズル1a側に押し出す
ためにプランジャー又は移動蓋2を容器本体1内でノズ
ル1a側に移動させた際にOリング3のよじれの度合いが
小さいばかりでなくプランジャー又は移動蓋2が容器本
体1内でノズル1a側から離れる方向に移動せしめられる
程度も小さいのでノズル1aから垂れ出ようとしていた歯
科用粘性材料4を容器本体1内に引き戻す効果が小さい
ので好ましくなく、また2.5倍を超えるとOリング3
はそのよじれ得る最大限までよじれた状態に達したまま
Oリング装着溝2b内のノズル1a側から離れる方向に移動
せしめられることになるので、プランジャー又は移動蓋
2の容器本体1内での移動を停止しプランジャー又は移
動蓋2に作用させていた力が開放されてOリング3がそ
の弾性によりよじられた状態からよじられない初期の状
態に復元しようとする方向に回転してもOリング3がO
リング装着溝2b内の最もノズル1a側に復帰せしめられな
いためOリング装着溝2b内に歯科用粘性材料4が残った
ままの状態になり、この残った歯科用粘性材料4は最後
まで使用されないままで終わることになって不経済で好
ましくないからである。
【0018】また、プランジャー又は移動蓋2に設けら
れているOリング装着溝2bがその底部2cと容器本体1の
内面との間隔が同一か又はノズル1a側と反対側に行くに
従って連続的又は段階的に狭くなる形状であってノズル
1a側から最も遠い位置からノズル1a側にOリング3の無
負荷状態での横断面の直径の0.5倍の長さだけ来た位
置における底部2cと容器本体1の内面との間隔がOリン
グ3の無負荷状態での横断面の直径の0.85倍以上に
形成されていなければならないのは、Oリング装着溝2b
の底部2cと容器本体1の内面との間隔がOリング装着溝
2bの全幅に亘って同一であっても前述した如くOリング
3によじれが生じるが、ノズル1a側と反対側に行くに従
って連続的又は段階的に狭くなる形状であるとOリング
3はよじれると共に圧縮されるためその弾性によってO
リング装着溝2bの底部2cと容器本体1の内面との間隔が
広くなる方向により回転し易くなるので好ましいのであ
るが、Oリング装着溝2bの底部2cのノズル1a側から最も
遠い位置からノズル1a側にOリング3の無負荷状態での
横断面の直径の0.5倍の長さだけ来た位置における底
部2cと容器本体1の内面との間隔がOリング3の無負荷
状態での横断面の直径の0.85倍以上に形成されてい
なければ、Oリング装着溝2bのノズル1a側から最も遠い
位置まで移動したOリング3が大きくつぶれてその弾性
によって回転しながら初期状態に復元できなくなる現象
が生じてしまうからである。
【0019】
【発明の効果】以上に詳述した如く、本発明に係る歯科
用粘性材料用容器の押出し部構造は、前端にノズルが設
けられ後端が開口しておりその内面の横断面形状が同一
直径を有する円形である容器本体内に収納されている歯
科用粘性材料をノズル側に押し出すために該容器本体内
に後端から挿入されているプランジャー又は該容器本体
が装着される押出装置のピストンにより移動せしめられ
る移動蓋が、ノズル側が容器本体内面の直径より小さい
部分と該部分に連続してOリングが装着されているOリ
ング装着溝とを有しており、該Oリング装着溝が、幅が
Oリングの無負荷状態での横断面の直径の1.5倍以上
2.5倍以下の幅であって且つその底部と該容器本体の
内面との間隔が同一か又はノズルと反対側に行くに従っ
て連続的又は段階的に狭くなる形状であってノズル側か
ら最も遠い位置からノズル側へOリングの無負荷状態で
の横断面の直径の0.5倍の長さだけ来た位置における
該底部と該容器本体の内面との間隔がOリングの無負荷
状態での横断面の直径の0.85倍以上に形成されてい
るものであるので、容器本体内に収納されている歯科用
粘性材料をノズル側に押し出すためにプランジャー又は
移動蓋が容器本体内で移動せしめられるとOリングがO
リング装着溝内でよじられながらOリング装着溝内をノ
ズル側から離れる方向に移動し、プランジャー又は移動
蓋に作用させていた力が開放されると、Oリングがその
弾性によりよじられた状態からよじられない初期の状態
に復元しようとする方向に回転する回転力によってプラ
ンジャー又は移動蓋が容器本体内でノズル側から離れる
方向に移動せしめられて容器本体内に収納されている歯
科用粘性材料に作用していた圧力が急激に減圧されるた
め、ノズルから垂れ出ようとしていた歯科用粘性材料が
容器本体内に引き戻されるため、歯科用粘性材料がノズ
ルから垂れ出る現象が防止されるのである。また、プラ
ンジャー又は移動蓋のOリング装着溝の底部と容器本体
の内面とにOリングが当接していてこのOリングにより
容器本体内に収納されている歯科用粘性材料が後側に漏
れ出さないように確実にシールされているため、プラン
ジャー又は移動蓋はその寸法精度が要求される部分はO
リング装着溝のみで済むため安価に製造できる利点も有
している。このような効果を奏する本発明に係る歯科用
粘性材料用容器の押出し部構造の歯科分野に貢献する価
値は非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納されている歯科用粘性材料をノズル側に押
し出すために挿入されているのがプランジャーである本
発明に係る歯科用粘性材料用容器の押出し部構造を実施
した歯科用粘性材料用容器の1実施例の縦断面説明図で
ある。
【図2】収納されている歯科用粘性材料をノズル側に押
し出すために挿入されているのがその容器が装着される
押出装置のピストンにより移動せしめられる移動蓋であ
る本発明に係る歯科用粘性材料用容器の押出し部構造を
実施した歯科用粘性材料用容器の他の実施例の縦断面説
明図である。
【図3】図1に示した歯科用粘性材料用容器のA部の拡
大断面説明図である。
【図4】図2に示した歯科用粘性材料用容器のB部の拡
大断面説明図である。
【図5】図4に相当する部分の他の実施例の拡大断面説
明図である。
【符号の説明】
1 容器本体 1a ノズル D 容器本体内面の直径 2 プランジャー又は移動蓋 2a ノズル側の容器本体内面の直径より小さい部分 2b Oリング装着溝 2c Oリング装着溝の底部 w Oリング装着溝の幅 3 Oリング 4 歯科用粘性材料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端にノズル(1a)が設けられ後端が開口
    しておりその内面の横断面形状が同一直径(D)を有する
    円形である容器本体(1)内に収納されている歯科用粘性
    材料(4)をノズル(1a)側に押し出すために該容器本体
    (1)内に後端から挿入されているプランジャー又は該容
    器本体(1)が装着される押出装置のピストンにより移動
    せしめられる移動蓋(2)が、ノズル(1a)側が容器本体
    (1)内面の直径(D)より小さい部分(2a)と該部分(2a)に
    連続してOリング(3)が装着されているOリング装着溝
    (2b)とを有しており、該Oリング装着溝(2b)が、幅(w)
    がOリング(3)の無負荷状態での横断面の直径の1.5
    倍以上2.5倍以下の幅であって且つその底部(2c)と該
    容器本体(1)の内面との間隔が同一か又はノズル(1a)と
    反対側に行くに従って連続的又は段階的に狭くなる形状
    であってノズル(1a)側から最も遠い位置からノズル(1a)
    側へOリング(3)の無負荷状態での横断面の直径の0.
    5倍の長さだけ来た位置における該底部(2c)と該容器本
    体(1)の内面との間隔がOリング(3)の無負荷状態での
    横断面の直径の0.85倍以上に形成されていることを
    特徴とする歯科用粘性材料用容器の押出し部構造。
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