JP2001054057A - プリンタ一体型デジタルカメラ - Google Patents

プリンタ一体型デジタルカメラ

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JP2001054057A JP11223760A JP22376099A JP2001054057A JP 2001054057 A JP2001054057 A JP 2001054057A JP 11223760 A JP11223760 A JP 11223760A JP 22376099 A JP22376099 A JP 22376099A JP 2001054057 A JP2001054057 A JP 2001054057A
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  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温環境でも良好なプリント品質を保持する
ことができるプリンタ一体型デジタルカメラを提供す
る。 【解決手段】 デジタルカメラ部の発熱部材であるCC
D101の実装基板101aの裏面に、プリンタ部のイ
ンクカートリッジ903を配置し、インクの温度低下を
防止し、インクの温度をプリント動作の保証範囲内に保
つことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ一体型デ
ジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットプリンタに用いら
れるインクの粘度は、一般に低温で高くなる。たとえば
図29に示したように、常温で2〜3cpが、低温では
4〜10cpになる。インクジェットヘッドの印字特性
のうち、印字速度と強い関係がある周波数特性は、たと
えば図30に示したように、インクの粘度が高くなると
非常に悪くなる。そのため、インクが低温になると、イ
ンクの流動性が悪くなり、かすれや色ずれが生じ、プリ
ント品質が悪くなることが知られている。一方、プリン
タ付きデジタルカメラが提案されている。そのようなカ
メラでは、その製品の特性として、撮影者が持ち運び、
様々な温度条件の場所で撮影・プリントを行うことが考
えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のイン
クジェットプリンタをプリンタ一体型デジタルカメラの
プリンタとして用いた場合、低温環境でもプリント動作
が行われることが考えられ、よってプリント品質が悪く
なるおそれがある。
【0004】したがって、本発明が解決すべき技術的課
題は、低温環境でも良好なプリント品質を保持すること
ができるプリンタ一体型デジタルカメラを提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用・効果】本発明
は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成のプ
リンタ一体型デジタルカメラを提供する。
【0006】プリンタ一体型デジタルカメラは、発熱部
材を有するデジタルカメラ部と、インク供給部と印字部
とを有するプリンタ部とからなるタイプのものである。
上記インク供給部は、上記発熱部材の近傍に配置され
る。
【0007】上記構成において、デジタルカメラ部とプ
リンタ部とは、一体不可分に構成されても、着脱可能に
構成されてもよい。デジタルカメラ部の熱を発生する発
熱部材としては、撮像素子、表示用バックライト、電源
電池、回路基板などである。インク供給部は発熱部材の
近傍に配置されているので、インク供給部には、発熱部
材で発生した熱の一部が伝達される。
【0008】通常、デジタルカメラ部の発熱部材から発
生した熱は放熱する必要があるが、上記構成によれば、
この放熱の一部がインク供給部に与えられるので、低温
環境においてプリンタ一体型デジタルカメラを使用する
場合でも、インクに熱を与えてインクの温度低下を防止
し、インクの温度をプリンタ動作の保証範囲内に保つこ
とができる。つまり、インクの温度低下による粘度上昇
を回避し、適正粘度のインクでプリントすることができ
る。
【0009】したがって、低温環境でも良好なプリント
品質を保持することができる。
【0010】具体的な構成としては、上記インク供給部
は、インクカートリッジとインク供給路とからなる。こ
の場合、デジタルカメラ部の発熱部材からの熱は、イン
クカートリッジに与えるようにしても、インク供給路に
与えるようにしてもよい。
【0011】好ましくは、上記インクカートリッジは、
デジタルカメラの撮像素子の背面に配置される。
【0012】上記構成によれば、高温になるとノイズが
大きくなり撮影画質に悪影響を及ぼすので放熱する必要
がある撮像素子で発生した熱を、有効に利用することが
できる。熱容量の大きいインクカートリッジに熱を与え
ることによりインクの温度変化を小さくなり、安定した
プリント品質を保持することができる。
【0013】また、本発明は、以下の構成のプリンタ一
体型デジタルカメラを提供する。
【0014】プリンタ一体型デジタルカメラは、発熱部
材を有するデジタルカメラ部と、インク供給部と印字部
とを有するプリンタ部とからなるタイプのものである。
上記発熱部材からの発熱を上記インク供給部に伝達する
ように構成する。
【0015】上記構成において、デジタルカメラ部とプ
リンタ部とは、一体不可分に構成されても、着脱可能に
構成されてもよい。上記構成によれば、デジタルカメラ
部の発熱部材で発生した熱をインク供給部に伝達するこ
とにより、低温環境においてプリンタ一体型デジタルカ
メラを使用する場合でも、インクの温度低下を防止し、
プリント動作の保証範囲内の温度に保つことができる。
【0016】したがって、低温環境でも良好なプリント
品質を保持することができる。
【0017】好ましくは、デジタルカメラ部の撮像素子
は、上記インク供給部の近傍に配置される。
【0018】上記構成によれば、放熱する必要がある撮
像素子で発生した熱を、有効に利用することができる。
また、デジタルカメラ部の撮像素子とインク供給部との
間の熱伝達経路が短くなるので、熱伝達効率を高めるこ
とができる。なお、インク供給部の配置は、インク供給
のためのアクセスなどを考慮すると制約が多いが、撮像
素子の配置は、撮影光学系の設計により、柔軟に対応す
ることができる。したがって、インク供給部の配置に合
わせて撮像素子を配置することができる。
【0019】具体的な構成としては、上記インク供給部
は、インクカートリッジとインク供給路とからなる。こ
の場合、撮像素子からの熱は、インクカートリッジとイ
ンク供給路のいずれか一方に与えるようにしても、両方
に与えるようにしてもよい。
【0020】好ましくは、上記インクカートリッジは、
上記撮像素子の背面に配置される。この場合、撮像素子
からの熱をインクカートリッジに効率よく伝達すること
ができる。撮像素子からの熱を熱容量の大きいインクカ
ートリッジに熱を与えるのでインクの変化は小さくな
り、安定したプリント品質を保持することができる。
【0021】また、好ましくは、デジタルカメラ部の撮
像素子と上記インク供給部との間に、熱伝達部材を備え
る。この場合、デジタルカメラ部の撮像素子とインク供
給部とが離れ、熱伝達経路が長くなっても、熱伝達部材
を介してデジタルカメラ部の撮像素子からインク供給部
へ効率よく熱を伝達することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態に係る
プリンタ一体型デジタルカメラについて、図面を参照し
ながら説明する。
【0023】まず、第1実施形態に係るプリンタ一体型
デジタルカメラについて、説明する。
【0024】図2〜図4は、本発明に係るプリンタ一体
型カメラの全体斜視図、図5は透視図である。
【0025】図において、1はカメラ本体、2は後述す
るようにプリント動作に必要な構成が内蔵されたプリン
タユニット部である。
【0026】カメラ本体1の前面には、撮影レンズ3、
ファインダ窓4、自動焦点検出(以下、AFという)の
ためのAFユニット部5、および本体からポップアップ
するフラッシュ6が設けられている。撮影レンズ3を保
持するレンズ鏡筒30はカメラ本体1から出没するよう
に構成され、沈胴時には、レンズバリア909が閉じ、
撮影レンズ3を覆うようになっている。
【0027】カメラ本体1の上面には、各種操作部材
7,8,9,11,12,13と表示器17が配設され
ている。7はレリーズ/プリント開始ボタンであり、デ
ジタルカメラ用としては、半押しでスイッチS1がオン
(撮影準備)、全押しでスイッチS2がオン(レリー
ズ)となる操作部材であり、プリンタ用としては、プリ
ント開始の操作ボタンである。8はモード切換スイッチ
であり、「OFF」、「記録」、「再生」、「プリン
ト」の各モードを切り換えるものである。9はプロテク
トスイッチであり、一旦記録された記録画像が不用意な
操作で消去されるのを防止するものである。11はフラ
ッシュ発光モード切換スイッチであり、フラッシュ6を
「非発光(OFF)」、「自動発光(AUTO)」、
「強制発光(ON)」の各モードに切り換えるものであ
る。12は日付設定用スイッチであり、撮影日時をセッ
トする際にセット可能状態にするものである。13は撮
影モード切換スイッチであり、オンされる毎に単写/セ
ルフ/連写の撮影を変更可能にするものである。表示器
17は、例えばLCD等で構成され、前記日付、撮影時
やプリント時のコマ番号その他設定モード内容を表示す
るものである。
【0028】カメラ本体1の上面部には、さらに、プリ
ント済用紙の排出口901が設けられ、プリントされた
用紙が、図3に示したように排出される。902はスラ
イド部であり、図4において点線で示したように開閉可
能であり、それによる開口部を利用して、インクジェッ
トカートリッジ903を交換することができる。図5に
示すように、カートリッジ903は、フタ部904で固
定されており、このフタ部904を横方向へはずすと、
カートリッジ903は指を使ってカメラ本体1に対して
上方向へ取り出せるようになっている。プリントするた
めの用紙は、図示していないが、カメラ本体1の下部よ
り所定の枚数を挿てんすることが可能となっている。カ
メラ本体1内に設けたプリンタ部111の詳細について
は後述する。
【0029】ところで、図5に示したように、インクカ
ートリッジ903はカメラ本体1の中央に配置されてい
るので、カメラ本体1の側部に配置されているプリンタ
ヘッド5’へは、供給チューブ950を介して、インク
カートリッジ903からインクが供給される。この実施
形態では、カートリッジ903は、固体撮影素子(以
下、CCDという)101が実装された基板101aの
裏面に配置され、CCD101で発生した熱が伝達され
るようになっている。これによって、低温環境でもイン
クの温度低下を防止し、インク温度をプリント動作の保
証範囲内に保ち、良好なプリント品質を保持することが
できる。
【0030】図4に示すように、カメラ本体1の一方の
側面にはメモリーカード挿入口18が設けられている。
また、図2および図3に示すように、他方の側面にはP
C用出力端子19が設けられている。メモリーカード挿
入口18は、スリット状に形成された挿入口で、カメラ
本体1内へ外部記録媒体(以下、メモリカードという)
を挿入するためのものである。PC用出力端子19はカ
メラ本体1の側面適所に設けられ、PC(パーソナルコ
ンピュータ)への接続を可能にする端子である。
【0031】カメラ本体1の背面には、図4に示すよう
に、ボタン14,15,910,918と、ファインダ
窓906と、合焦表示ランプ907と、画像表示用LC
D905とが設けられている。
【0032】14,15は、ズームボタンであり、ズー
ムボタン14を押すと撮影レンズ3はワイド側に、ズー
ムボタン15を押すとテレ側に駆動される。また、1
4,15は、後述するメモリーカード112に記録され
た画像データを呼び出すアクセスボタンでもあり、アク
セスボタン14にアクセスする毎に記録画像が順送り
(UP)、アクセスボタン15にアクセスする毎に逆送
り(DOWN)されるようになっている。
【0033】908はLCDスイッチであり、画像表示
用LCD905をオン/オフするためのものである。9
10は手ぶれ補正スイッチであり、手ぶれ補正をオン/
オフするためのものである。ファインダ窓906から
は、撮影時には撮影画像を見ることができる。画像表示
用LCD905は、撮影時にはモニタ画像を、再生時に
は選択画像を、プリント時には記録画像を表示する。
【0034】合焦表示ランプ907は、撮影時におい
て、ボタン7の半押し(スイッチS1がオン)時に、撮
影準備動作が終了したときには点灯し、また被写体が至
近距離で撮影不可の場合やフラッシュ充電中の場合には
点滅し、撮影者に知らせる。合焦表示ランプ907は、
プリントモード時にも用い、プリントモードになれば点
灯し、プリントモード時にエラーが発生すれば点滅す
る。
【0035】図1は、カメラ全体のブロック図である。
【0036】システムコントローラ(以下、CPUとい
う)100はプリント動作も含めてカメラ全体の動作を
制御するものである。前記撮影レンズ3を通して結像さ
れる被写体像は固体撮影素子(以下、CCDという)1
01に取り込まれ、該CCD101の出力画像信号は信
号処理部102で処理されるようになっている。この信
号処理部102の詳細は後述する。撮影レンズ3は測距
結果に基づいて合焦状態となるようにレンズ駆動部10
3により駆動制御される。測距部104は、例えば位相
差検出方式などを利用して被写体までの距離を求めるも
ので、この測距離データからレンズ駆動部103による
撮影レンズ3の駆動量が算出されるようになっている。
レンズ駆動部103は、撮影レンズ3を保持するレンズ
鏡筒30の出没、レンズバリア909の開閉の駆動も行
う。測光部105は被写体の輝度を測定し、測光データ
をCPU100に出力するものである。露出制御部10
6は測距、測光結果に基づいて得られるCPU100か
らの露出時間(シャッタスピード)Tv、絞り値Avの
データを受けてカメラの露出制御を行うものである。表
示部107は前記表示器17及びLCD905とそれら
を駆動する部分とからなっている。
【0037】手ぶれ検出部400は、カメラ本体1内に
設けた加速度センサにより撮影時の手ぶれ量を検出す
る。手ぶれ補正部402は、手ぶれ検出部400からの
手ぶれ検出結果に基づき、手ぶれの補正を行う。具体的
には撮影光学系中の補正光学部材をアクチュエータを用
いて光軸垂直方向に駆動することで補正する。画像処理
部300は、画像信号を処理し、必要に応じて、画像表
示用LCD905やプリンタ部111に出力するための
画像処理を行う。
【0038】フラッシュ部108は、CPU100から
の充電のための昇圧制御、発光制御信号により制御さ
れ、前記フラッシュ6の発光を行うものである。さら
に、フラッシュ部108は、CPU100からの制御信
号により、フラッシュを使用位置又は非使用位置に駆動
する。
【0039】電源部109はCCD101へは所定の高
電圧で、CPU100その他の各回路部へは所定レベル
の電圧で電力を供給するものである。バッテリーチェッ
ク回路110は前記電源部109内の電源電池に接続さ
れ、該電源電池の容量を検出するものである。この検出
結果はCPU100に出力するようになっている。
【0040】プリンタ部111はCPU100により駆
動制御され、画像信号を記録紙にプリントアウトするも
ので、詳細は後述する。メモリカード112はカメラ本
体1に着脱自在な、例えばSRAM等からなる複数枚の
画面が記録可能な記録媒体である。外部出力I/F19
は図2のPC用出力端子19に相当するものである。
【0041】次に、スイッチ類SOFF〜SMODEについて
説明する。 SOFF:モード切換スイッチ8が「OFF」の位置にあ
るときオンし、カメラを不動作にする。 SREC:モード切換スイッチ8が「記録」の位置にある
ときオンし、カメラを撮影可能にする。 SREP:モード切換スイッチ8が「再生」の位置にある
ときオンし、PC等への転送を可能にする。 SPRT:モード切換スイッチ8が「プリント」の位置に
あるときオンし、記録画像のプリントアウトを可能にす
る。 S1 :撮影時に、レリーズ/プリント開始ボタン7の
1段押し(半押し)でオンし、撮影準備を指示する。 S2 :撮影時に、レリーズ/プリント開始ボタン7の
2段押し(全押し)でオンし、露出を指示する。プリン
ト時には、プリント開始を指示する。 SUP:アクセスボタン15が押される毎にオンし、記録
画像の順送り再生を行う。 SDOWN:アクセスボタン14が押される毎にオンし、記
録画像の逆送り再生を行う。 SPRO:プロテクトスイッチ9が押される毎に記録画像
のプロテクトおよびプロテクト解除を交互に行う。 SVI :手ぶれ補正スイッチ910のオン−オフを検知
する。 SLCD:LCDスイッチ908のオン−オフを検知す
る。 SCARD:メモリカード112が挿入されているとき、オ
ンする。 SFL:フラッシュ発光モード切換スイッチ11が押され
る毎にオンし、非発光、自動発光、強制発光の各モード
がサイクリックに切り換えられる。 SADJ :日付設定用スイッチ12に相当する。 SMODE:撮影モード切換スイッチ13が押される毎にオ
ンし、単写、セルフ、連写の各モードがサイクリックに
切り換えられる。 SE :消去スイッチの押圧を検知する。
【0042】図6は、撮像部の制御系(図1において、
点線の枠で囲んだ部分)を示す詳細ブロック図である。
【0043】図6において、前記CCD101は、カラ
ーエリア形センサとして構成されており、レンズ30
1、リレーレンズ302により結像された被写体の光学
像を、R(赤),G(緑),B(青)の色成分の画像信
号(各画素で受光された画素信号の信号列からなる信
号)に光電変換して出力する。
【0044】タイミングジェネレータ201は、タイミ
ング制御回路202から送信される基準クロックに基づ
き、CCD101の駆動制御信号を生成するものであ
る。タイミングジェネレータ201は、例えば積分開始
/終了(露出開始/終了)のタイミング信号、各画素の
受光信号の読出制御信号(水平同期信号、垂直同期信
号、転送信号等)等のクロック信号を生成し、CCD1
01に出力する。
【0045】信号処理回路213は、CCD101から
出力される画像信号(アナログ信号)に所定のアナログ
信号処理を施すものである。信号処理回路213は、C
DS(相関二重サンプリング)回路と、AGC(オート
ゲインコントロール)回路とを有し、CDS回路により
画像信号のノイズの低減を行い、AGC回路のゲインを
調整することにより画像信号のレベル調整を行う。
【0046】A/D変換器205は、画像信号の各画素
信号を10ビットのデジタル信号に変換するものであ
る。A/D変換器205は、タイミング制御回路202
からのA/D変換用クロックに基づいて各画素信号(ア
ナログ信号)を10ビットのデジタル信号に変換する。
【0047】黒レベル補正回路206は、A/D変換さ
れた画素信号(以下、画素データという)の黒レベルを
基準レベルに補正するものである。また、WB(ホワイ
トバランス)回路207は、γ補正後にホワイトバラン
スも合わせて自動調整されるように、R,G,Bの各色
成分の画素データのレベル変換を行うものである。WB
回路207は、全体制御部100すなわちCPU100
内にあるレベル変換テーブルを用いて、R,G,Bの各
色成分の画素データのレベルを変換する。なお、レベル
変換テーブルの各色成分の変換係数(特性の傾き)は、
前記全体制御部100により、撮影画像毎に設定され
る。
【0048】γ補正回路208は、画素データのγ特性
を補正するものであり、γ特性の異なる例えば6種類の
γ補正テーブルを有し、撮影シーンや撮影条件に応じて
所定のγ補正テーブルにより、画素データのγ補正を行
う。
【0049】画像メモリ209は、γ補正回路208か
ら出力される画素データを記憶するメモリである。画像
メモリ209は、1フレーム分の記憶容量を有してい
る。すなわち、画像メモリ209は、CCD101がn
行m列の画素を有している場合、n×m個の画素分の画
素データの記憶容量を有し、各画素データが対応する画
素位置に記憶されるようになっている。
【0050】撮影待機状態においては、CCD101に
より1/30(秒)毎に撮像された画像の各画素データ
がA/D変換器205〜γ補正回路208により、所定
の信号処理を施された後、画像メモリ209に記憶され
るとともに、全体制御部100を介して、画像表示用L
CD905に表示される。これにより、撮影者は画像表
示用LCD905に表示された画像により、被写体の光
学像を視認することができる。また、再生モードにおい
ては、メモリカード112から読み出された画像が全体
制御部100を介して、画像処理部300で所定の信号
処理が施された後、LCD表示部905に再生表示され
る。
【0051】なお、絞り制御ドライバ204は、レンズ
301の絞り値を設定された値に制御するものであり、
前記AFアクチュエータ215と同様に制御される。
【0052】全体制御部100は、撮影モードにおい
て、前記レリーズ/プリント開始ボタン7が操作されて
撮影が指示されると、その指示後に画像メモリ209に
取り込まれた画像のサムネイル画像と、圧縮率設定スイ
ッチ(日付設定用スイッチ12ち兼用している)で設定
された圧縮率KによりJPEG方式により圧縮された圧
縮画像とを生成し、撮影画像に関するタグ情報(コマ番
号、露出値、シャッタースピード、圧縮率K、撮影日、
シーン情報および画像の判定結果等の情報)とともに、
両画像をメモリカード112に記録する。
【0053】デジタルカメラによって記録された画像
は、メモリカード112の容量が64MBとしたとき
に、圧縮率Kが1/20で230コマの画像が記憶可能
であり、各コマはタグの部分と、JPEG方式で圧縮さ
れた高解像度の画像データ(1600×1200画素)
と、サムネイル表示用の画像データ(160×120画
素)が記録されている。各コマ単位で、例えばEXIF
形式の画像ファイルとして扱うことが可能である。
【0054】次に、プリンタ部111の構成を図18に
基づき説明する。
【0055】カメラ本体1のハウジング内の内部下方に
は、互いに平行にしてガイド杆2’とリードスクリュウ
3’が設けられている。これらガイド杆2’とリードス
クリュウ3’との間に、キャリッジ4’を介してインク
ジェットヘッドカートリッジよりなる記録ヘッド5’が
移動自在に支承されている。記録ヘッド5’はYMCK
の4色のヘッドを有し、フルカラーの印刷が可能なよう
に構成されている。記録ヘッド5’には、前述したよう
に、インク供給チューブ950を介して、カートリッジ
903からインクが供給されるようになっている。リー
ドスクリュウ3’は、正逆回転自在な駆動モータ6’に
ギヤ7’、8’を介して噛合されていて、駆動モータ
6’によりリードスクリュウ3’を正逆回転させること
により、ガイド杆2’に沿って記録ヘッド5’を矢印
a、b方向へ移動できるようになっている。
【0056】リードスクリュウ3’の奥方には紙押え板
9’とロール状のプラテン10’が設けられている。そ
して、紙押え板9’によりプラテン10’へ印刷用紙1
1’を押え付けて印刷用紙11’の給紙を行う。キャリ
ッジ4’にはレバー4a’が突設されていて、キャリッ
ジ4’のホームポジションに設けられたフォトカプラよ
りなる検出手段12’でこのレバー4a’を検出するこ
とにより、駆動モータ6’の回転方向が制御されるよう
になっている。
【0057】また、13’は支持部材で、記録ヘッド
(図示せず)の前面をキャップするキャップ部材14’
を支持している。15’はこのキャップ部材14’内を
吸引する吸引手段で、キャップ部材14’内の開口1
6’を介して記録ヘッド5’の吸引回復を行うようにな
っている。17’はクリーニングブレード、18’はこ
のクリーニングブレード17’を前後方向に移動可能に
する部材で、本体支持板19’に支持されている。2
0’は吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャ
リッジ4’と係合するカム21’の移動に伴って移動
し、駆動モータ6’からの駆動力がクラッチ等の公知の
切換手段で切り換えられることにより、その移動が制御
される。
【0058】これらキャップ部材14’によるキャッピ
ング、クリーニングブレード17’によるクリーニン
グ、レバー20による吸引回復は、キャリッジ4’がホ
ームポジション側領域に位置しているときに、リードス
クリュウ3’の作用によって所望の動作が行えるように
構成されているが、周知のタイミングで所望の動作を制
御してもよい。
【0059】ここでは、インクジェットプリンタとして
は圧電素子を用いた公知の方式を用いるが、これに限ら
れるものではなく、電気熱変換素子を設けたいわゆるバ
ブルジェット方式のインクジェットプリンタでもかまわ
ない。
【0060】次に、図7〜図24を用いて、カメラの動
作を説明する。
【0061】このカメラ本体1の動作は、CPU100
および該CPU100に接続されるROM(不図示)内
のプログラムにより制御される。
【0062】図7〜図10は、動作のメインフローチャ
ートである。
【0063】図7に示すように、電源部109に電源電
池が装着されると、CPU100に電源が供給され、動
作を開始し、まず、バッテリーチェックを行う(#9
9)。
【0064】バッテリーチェックは、図20のフローに
従って実行する。
【0065】すなわち、まず、バッテリーチェック回路
110により電源部109の電源電池の電圧V1を測定
し、CPU100は、その電圧V1を3つの基準電圧
S、VP、VCとの大小を比較し(#620、#63
0、#640)、その結果に応じて、表示器17に、図
21〜の表示500を行う(#622、#632、
#642、#650)。ここでは、VS> VP> VC
ある。
【0066】V1 ≧ VS (#620でNO)のとき、
プリンタとカメラは共に使用可能であり、図21に示
すように、プリンタ表示504およびカメラ表示506
を点灯し(#622)、リターンする。
【0067】VS > V1 ≧ VP (#620でYES、
#630でNO)のとき、プリンタとカメラは共に使用
可能ではあるが、電源電池の残量が少ないので、図21
に示すように、プリンタ表示504およびカメラ表示
506を点滅し(#632)、リターンする。
【0068】VP > V1 ≧ VC (#620でYES、
#630でYES、#640でNO)のとき、プリンタ
は使用できないが、カメラは使用可能であり、図21
に示すように、プリンタ表示504に×マークを重ねて
表示するとともにカメラ表示506を点滅し(#64
2)、プリンタ部111の動作を禁止する(#64
4)。そして、プリントモードであるかを判別し(#6
46)、プリントモードでなければ(#646でN
O)、リターンし、プリントモードであれば(#644
でYES)、図7のスタートに戻り、再度電源が装着さ
れるのを待つ。
【0069】VC > V1 (#620でYES、#63
0でYES、#640でYES)のとき、プリンタとカ
メラは共に使用できなので、図21に示すように、プ
リンタ表示504とカメラ表示506とにそれぞれ×マ
ークを重ねて表示し(#642)、カメラ全体の動作を
禁止して(#652)、図7のスタートに戻り、再度電
源が装着されるのを待つ。
【0070】なお、バッテリーチェックは、図7の#9
9のほか、適宜、上記と同様のフローで実行される。
【0071】図7に戻り、バッテリーチェック(#9
9)の次に、メインスイッチSMがオンされているかど
うかを判別する(#100)。メインスイッチSMは、
モード切換スイッチ8が「OFF」モード位置(すなわ
ち、スイッチSOFFがオン)のときにはオフ、それ以
外、すなわち、「記録」、「再生」、「プリント」のい
ずれかのモード位置(すなわち、スイッチSOFFがオ
フ)のときにはオンになる仮想スイッチである。
【0072】メインスイッチSMがオフであれば(#1
00でNO)、後述の割り込み(INT)を禁止し(#
101)、フラグをリセットするとともに(#10
2)、表示器17に表示が行われているときはこの表示
を消灯し(#103)、撮影禁止処理を行い(#10
4)、再び#100に戻り、メインスイッチSMがオン
されるのを待つ。
【0073】撮影禁止処理は、図23のフローチャート
に従って実行する。
【0074】すなわち、まず、フラッシュ6を図2のポ
ップアップ位置(使用位置)から、図3〜図5の非使用
位置まで下げ(#700)、レンズ鏡筒30を沈胴し
(#702)、レンズバリア909を閉じ(#70
4)、手ぶれ補正スイッチ910がオンであるか否かを
判別する。オンであれば(#706でYES)、手ぶれ
補正部402および手ぶれ検出部400をオフにし(#
708、#710)、リターンする。オフであれば(#
706でNO)、#708および#710をスキップし
て、リターンする。
【0075】図7に戻り、メインスイッチSMがオンで
あれば(#100でYES)、前述のバッテリーチェッ
クを行い(#100a)、撮影準備処理を行う(#10
0b)。
【0076】撮影準備処理は、図24のフローチャート
に従って実行される。
【0077】すなわち、まず、レンズバリア909を開
き(#800)、レンズ鏡筒30を初期位置まで繰り出
し(#802)、フラッシュ6をポップアップし(#8
04)、手ぶれ補正スイッチ910がオンであるか調べ
る(#806)。手ぶれ補正スイッチ910がオンであ
れば(#806でYES)、手ぶれ補正部402および
手ぶれ検出部400をオンにし(#808、#81
0)、リターンする。手ぶれ補正スイッチ910がオフ
であれば(#806でNO)、#808および#810
をスキップして、リターンする。
【0078】図7に戻り、撮影準備処理(#100b)
の完了後、割り込みを可能な状態にし(#104)、L
CDスイッチ908のオン/オフを調べる(#104
a)。
【0079】LCDスイッチ908がオフ(#104a
でNO)であれば、画像表示用LCD905がオンとな
っているかを調べる(#104b)。画像表示用LCD
905がオフであれば(#104bでNO)そのまま#
105に進み、画像表示用LCD905がオンであれば
(#104bでYES)、CCD101への電源供給を
停止し(#104c)、かつ画像表示用LCD905を
オフにした後(#104d)、#105に進む。
【0080】LCDスイッチ908がオン(#104a
でYES)であれば、CCD101へ電源を供給し(#
104e)、画像表示用LCD905をオンにした後
(#104f)、#105に進む。
【0081】#105では、レリーズ/プリント開始ボ
タン7が1段押されてオフからオンに変化したかどう
か、すなわちスイッチS1がオンであるかを判別する。
スイッチS1がオンでなければ(#105でNO)、#
100に戻って、上記#100〜#105のルーチンを
繰り返す。一方、スイッチS1がオンであれば(#10
5でYES)、図8に進み、前述のバッテリーチェック
を行った後(#105a)、CCD101の電源がオン
でなければオンにする(#105b、#105c)。
【0082】CCD101への電源供給開始時には、詳
しくは、電源部109は、図1に示すCPU100から
の信号を受けてCCD101に高電圧VHを電源電圧と
して供給する。この電力供給の開始と同時に、CCD1
01の初期化のための指示信号がタイミングジェネレー
タ201に出力され、CCD101の残留電荷の掃出し
が行われる。
【0083】次に、測距を行い(#105e)、被写体
が至近距離にあるか否かを判断する(#105f)。
【0084】至近距離であれば(#105fでYE
S)、合焦表示ランプ907を点滅し(#105h)、
スイッチS2のオン入力を禁止し(#105i)、スイ
ッチS1がオフになるのを待ち(#105j)、スイッ
チS1がオフになれば(#105jでNO)、合焦表示
ランプ907を消灯し(#105k)、#100に戻
る。
【0085】至近距離でなければ(#105fでN
O)、撮影レンズ3を合焦位置まで駆動し(#105
g)、測光部105によって測光を行い、露出時間T
v、絞り値Avを演算する(#108)。そして、測光
結果から被写体が低輝度であるかどうかを判別する(#
109)。
【0086】低輝度であると判別された場合は(#10
9でYES)、図9に示すように、フラッシュ撮影を行
うべく、まずフラッシュ6の発光タイミングを測光値に
基づいて演算する(#111)。次に、フラッシュ部1
08内の電荷蓄積用コンデンサに発光に必要な電荷が既
に充電されているかどうかを判別し(#112)、充電
が完了していなければ(#112でNO)、未充完フラ
グを“1”にして充電を開始し(#113,#11
4)、合焦表示ランプ907を点滅し(114a)、#
112に戻り、充電完了を待つ。
【0087】充電が完了すると(#112でYES)、
合焦表示ランプ907が点滅していれば消灯し(#11
2a,#112b)、#115に進む。#115では、
充電の完了を確認して充電を停止し、#116で未充完
フラグが“1”かどうかを判別する。
【0088】未充完フラグが“1”であれば(#116
でYES)、#117でこの未充完フラグを“0”にし
てスイッチS1がオフになるまで待機する(#11
8)。そして、スイッチS1がオフになると(#118
でYES)、#100に戻り、いわゆるレリーズロック
を行う。
【0089】一方、#116で未充完フラグが“0”で
あれば(#116でNO)、#119に移行して、露出
制御2のサブルーチンを実行した後、図8の#120に
進む。
【0090】露出制御2のサブルーチンは、図16およ
び図17に示したフローに従う。
【0091】すなわち、まず、割り込みを禁止し(#4
01)、合焦表示ランプ907を点灯し(#401
a)、スイッチS2がオンであるか否かを判別する(#
401a)。
【0092】スイッチS2がオフである場合(#401
bでNO)、スイッチS1がオンであれば(#401d
でYES)、待機し、スイッチS1がオフであれば(#
401dでNO)、図7の#100に進む。
【0093】スイッチS2がオンである場合(#401
bでYES)、LCD905の表示がオンの場合には、
画像表示用LCD905に表示するための画像をロック
し、同じ画像を表示し続ける(#401x)。次に、手
ぶれ量を検出し(#401c)、前記測光演算より求め
た露出時間Tv、絞り値Avを露出制御部106に出力
する(#402)。露出制御部106はこれらのデータ
に基づいてカメラ1の絞りを駆動するとともに、露出時
間Tvに応じてシャッターコントロール信号をタイミン
グジェネレータ201に出力してCCD101の露出を
行う。CPU100は露出制御部106から露出が開始
されたことを示す信号が入力されると(#403)、前
記#111で求めたフラッシュ発光のタイミングに基づ
いてCPU100内のタイマをスタートさせる(#40
4)。このフラッシュ6の発光は、CCD101の露出
開始から所定時間経過後のタイミングで行われるように
なっている。
【0094】次に、図17に示すように、CPU100
は露出制御部106から露出完了信号が入力されたかど
うかを判別する(#405)。この判別を行うのは、上
記露出時間Tvは予測値であって、例えばフラッシュ発
光用タイマのカウント動作中に、被写体輝度が急に高く
なったりすると、フラッシュ発光タイミングに達する前
でも露出制御部106が露出完了信号を出力する場合が
あるからである。
【0095】すなわち、フラッシュ発光タイミング前に
露出制御部106が露出完了信号を出力したときには
(#405でYES)、#408aに進み、フラッシュ
6を発光させることなく露出動作を終了する。
【0096】露出が完了する前にフラッシュ発光タイミ
ングに達すると(#405でNO、#406でYE
S)、フラッシュ6を発光させるとともに露出制御部1
06にシャッター閉信号を出力して(#407,#40
8)、#408aに進み、露出動作を終了する。
【0097】#408aでは、合焦表示ランプ907を
消灯する。次に、画面表示用LCD905の画像表示の
ロックを解除し、CCD101からの撮影画像をモニタ
表示する(#408b)。そして、露出中の手ぶれ量が
所定値を越えているか否かを判別し(#408c)、越
えていなければ(#408cでNO)、CCD101か
ら取り込まれた画像信号のみをカメラ本体1の画像メモ
リ209に書き込む制御を行い(#409)、越えてい
れば(#408cでYES)、CCD101からの画像
信号に手ぶれ情報を付加して画像メモリ209に書き込
む(#408d、#409)。ここでは手ぶれ最大時の
み情報付加しているが、手ぶれ量は常に記録させてもよ
い。以上の処理が終了すると、#410で割り込みを可
能にしてリターンする。
【0098】一方、図8の#109において、測光の結
果低輝度でないと判断した場合は(#109でNO)、
フラッシュ発光を伴わない露出制御1のサブルーチンを
実行する(#110)。
【0099】露出制御1のサブルーチンは、図15に示
したフローに従う。
【0100】すなわち、まず、#301で割り込みを禁
止して、合焦表示ランプ907を点灯した後(#301
a)、スイッチS2のオンを判別する(#301b)。
【0101】スイッチS2がオフである場合(#301
bでNO)、スイッチS1がオンであれば(#301d
でYES)待機し、スイッチS1がオフであれば(#3
01dでNO)、図7の#100に進む。
【0102】スイッチS2がオンである場合(#301
bでYES)、LCD905の表示がオンの場合には、
画像表示用LCD905に表示するための画像をロック
し、同じ画像を表示し続ける(#301x)。次に、手
ぶれ量を検出し(#301c)、前記測光演算より求め
た露出時間Tv、絞り値Avを露出制御部106に出力
する(#302)。露出制御部106はこれらのデータ
に基づいてカメラ本体1の絞りを駆動するとともに、露
出時間Tvに応じてシャッターコントロール信号をタイ
ミングジェネレータ201に出力してCCD101の露
出を行う。CPU100は露出制御部106から露出が
開始されたことを示す信号が入力される(#303)。
露出制御部106から露出完了信号が出力されたかどう
かを判別する(#305)。露出時間Tvに達したとき
は露出制御部106は露出完了信号を出力して(#30
5でYES)、露出動作を終了する。
【0103】この露出動作が終了すると、露出制御2の
ルーチンにおける#408a〜#410の処理と同様、
合焦表示ランプ907を消灯し(#305a)、画像表
示用LCD905の画像表示のロックを解除し(#30
5b)、CCD101に取り込まれた画像信号をカメラ
1の画像メモリ209に書き込むとともに、露出動作中
の手ぶれ量を所定値と比較し(#305c)、所定値を
越えている場合には(#305cでYES)、上記画像
信号とともに手ぶれ情報を付加して内部メモリに書き込
む(#305d、#308)。以上の処理が終了する
と、#309で割り込みを可能にしてリターンする。
【0104】図8の#110又は図9の#119におけ
る露出制御のサブルーチンが終了すると、図8の#12
0に移行してコマ番号を1だけ更新し、これを表示器1
7に表示する。次に、全コマの撮影が完了して画像メモ
リ209内の全コマ分の撮影が完了すると(#121で
YES)、#122で表示あるいは音声による警告が行
われ、撮影者の注意を喚起する。記録が可能な場合は警
告は行われない。
【0105】そして、図10の#123に移行して、ス
イッチS1がオフにされるまで待機し、スイッチS1がオ
フになると(#123でYES)、CPU100は信号
を出力してCCD101の電源をオフにするとともに1
コマ分の撮影を終了する(#124)。
【0106】以上の処理の後に、次の撮影のためにフラ
ッシュ6の充電が完了しているかどうかが判別される
(#125)。充電が完了していない場合は(#125
でNO)、未充完フラグを“1”にするとともに充電を
完了すべく充電を開始し(#126、#127)、#1
25に戻る。一方、充電が完了した場合は(#125で
YES)、未充完フラグを“0”にするとともに充電を
停止する。(#128、#129)。そして、再び図7
の#100に戻り、上記の#100〜#129の動作を
繰り返す。
【0107】次に、割り込みを可能にした#104以降
において、この割り込みが発生した場合に実行される処
理について、図11〜図14のフローチャートにより説
明する。この割り込みは、モード切換スイッチ8が、プ
リントを指示する「プリント」モード位置、又は再生を
指示する「再生」モード位置となる、すなわち、スイッ
チSPRT 又は SREP がオンである場合と、14,15
が操作された場合とに発生する。
【0108】この割り込みが発生すると、#201で未
充完フラグが“1”かどうかを判別し、“1”であれ
ば、電荷蓄積用コンデンサへの充電中に割り込みが発生
したとして、#202で一旦充電を停止し、“0”であ
れば、#202をスキップして、#203でスイッチS
PRTがオンであるかどうかを判別する。スイッチSPRT
オンであると(#203でYES)、プリント動作に移
行したと判断して、前述のバッテリーチェックを行い
(#203a)、前述の撮影禁止処理を行い(#203
b)、#204に進む。一方スイッチSPRTがオフであ
ると(#203でNO)、図13の#223に進む。
【0109】#204では、表示器17に、プリントモ
ードであることを示す表示を行い、次いでアクセスボタ
ン14がオフからオン、すなわち押されたかどうかを判
別する(#205)。アクセスボタン14がオンされる
と(#205でYES)、#206に移行し、アクセス
ボタン14がオフかオンのまま、あるいはオンからオフ
にされると(#205でNO)、#210に移行する。
【0110】#206では、アクセスボタン14が押さ
れたと判断してコマ番号を1だけアップして表示器17
に表示するとともに、アドレスコントローラ(不図
示)、このコマ番号に対応した画像を再生するために該
コマ番号に対応したアドレスデータを出力する(#20
7)。#208で上記処理のための時間待ちをした後、
現在のコマ番号に対応した画像情報を画像表示用LCD
905にモニタ表示する(#209)。そして、表示画
像に対応する手ぶれ情報に基づいて、手ぶれの有無を判
別し(#209a)、手ぶれがない場合には(#209
aでNO)、そのまま#205に戻る。一方、手ぶれが
あれば(#209aでYES)、図22(A)のよう
に、手ぶれ表示602をオンにし、モニタ画像表示60
0中に、モニタ画像を表示したコマには手ぶれがあるこ
とを表示して(#209’)、#205に戻る。これに
よって、アクセスボタン14がオンされる毎にコマ番号
を1ずつ増加して、該コマ番号に対応する画像を画像表
示用LCD905にモニタ表示する処理を繰り返す。
【0111】一方、#210では、アクセスボタン14
がオンであるかどうかを判別し、オンであれば(#21
0でYES)、#205に戻り、オフであれば(#21
0でNO)、図12の#211に移行する。
【0112】次に、図12において、アクセスボタン1
4に代えてアクセスボタン15がオンされると(#21
1でYES)、#212に移行し、一方、アクセスボタ
ン15がオフかオンのまま、あるいはオンからオフにさ
れると(#211でNO)、#216に移行する。
【0113】#212では、アクセスボタン15が押さ
れたと判断してコマ番号を1だけダウンして表示器17
に表示するとともに、アドレスコントローラはこのコマ
番号に対応した画像を再生するために該コマ番号に対応
したアドレスデータを出力する(#213)。#214
で処理のための時間待ちをした後、現在のコマ番号に対
応した画像情報を画像表示用LCD905にモニタ表示
する(#215)。そして、表示した画像に対応する手
ぶれ情報に基づいて、そのコマの画像に手ぶれが含まれ
るか否を判断し(#215a)、手ぶれがない場合には
そのまま#211に戻り、手ぶれがあれば、#209’
と同様に、手ぶれ表示602をオンにし、モニタ画像表
示60のコマには手ぶれがあることを表示して(#21
5b)、#211に戻る。これにより、アクセスボタン
15がオンされる毎にコマ番号を1ずつ減少して、該コ
マ番号に対応する画像を画像表示用LCD905にモニ
タ表示する処理を繰り返す。
【0114】一方、#216では、アクセスボタン15
がオンであるかどうかを判別し、オンであれば(#21
6でYES)、#211に戻り、オフであれば(#21
6でNO)、#250に移行する。
【0115】#250では、消去スイッチSEがオンさ
れたかどうかを判別する。この消去スイッチSEがオン
されると(#250でYES)、画像表示用LCD90
5にモニタ表示されている画像を消去して(#25
1)、図11の#203に移行する。一方、消去スイッ
チSEがオンされていないときは(#250でNO)、
#217に移行して、スイッチS2がオンされたかどう
かを判別する。
【0116】スイッチS2がオンされなければ(#21
7でNO)、プリントを行わないと判断して、図11の
#203に戻り、上記の処理を繰り返す。一方、スイッ
チS 2がオンされると(#217でYES)、手ぶれ情
報の有無を判別し(#217a)、手ぶれがなければ
(#217aでNO)、#218に進み、手ぶれがあれ
ば(#217aでYES)、手ぶれ表示602を点滅表
示し、プリントしようとするコマには手ぶれがあること
を警告し(#207’)、所定時間内に再度スイッチS
2がオンになれば#218に進み、所定時間内に再度オ
ンにならなければ#203に進む(#217c,#21
7d)。
【0117】#218では、プリント動作に移行すべ
く、CPU100はプリント命令信号を出力する。画像
処理部300は、上記信号を受けて、プリント動作のた
めの信号処理を開始する。CPU100はプリント中で
あることを表示器17に表示するとともに(#21
9)、プリント動作の制御を行う(#220)。
【0118】プリント動作の制御は、図19のシーケン
スに従って実行される。
【0119】すなわち、CPU100は、まず印刷用紙
を1枚プリント位置へ給紙する(#510)。次に、記
録ヘッド5’のホームポジション位置で、プリント動作
をより確実にするために予備吐出を行い(#520)、
記録ヘッド5’の目づまりを解消したり、水分の蒸発し
たインクの色素等が付着し、性能の低下しているノズル
の回復等を行う。
【0120】次にCPU100は、プリント動作を開始
する(#530)。すなわち、合焦表示ランプ907を
点灯し(#531)、画像情報をプリンタ出力用に画像
処理した上、プリンタ部111からプリトンアウトする
(#532。プリント中には(#533でNO)、エラ
ーが発生していないかを監視する(#534)。エラー
を検知した場合(#534でYES)、プリントアウト
を中断し、表示ランプ907を点滅し(#535)、エ
ラーが解除されたときには(#534でYES)、#5
32に進み、プリント動作を続行する一方、エラーが解
除されないときには(#536でNO)、スイッチS
PPTがオフになるのを待つ(#537)。スイッチSPRT
がオフになれば、プリントを中止し(#538)、合焦
表示ランプ907を消灯して、図7の#100に戻る。
【0121】所定のプリント動作が終了すると(#53
3でYES)、プリンタ部111でプリントされた印刷
用紙11’は、カメラ本体1の排出口901から印刷用
紙11’が落ちない位置まで給送され(#540)、合
焦表示ランプ907が消灯する(#942)。次に、C
PU100はプリント終了の信号を送出し、キャリッジ
4’をホームポジションに戻した後に、クリーニング動
作を行う(#550)。
【0122】上記予備吐出やクリーニング動作とは、イ
ンクジェット記録方式のプリンタにおいて、記録をより
一層有効にするために行うものであって、記録ヘッド
5’を吸引ポンプ、クリーニングブレード等のクリーニ
ング手段によってクリーニングするものである。
【0123】図12の#221で、プリントが完了する
のを待機し、プリント完了信号が出力されると(#22
1でYES)、表示器17にプリント完了を示す(#2
22)。以上の動作により、1コマ分のプリントが終了
し、図11の#203に戻る。
【0124】一方、図11の#203で、スイッチS
PRTのオンが検知されていなければ(#203でN
O)、プリント動作は行わないと判断して、図13の#
223に移行する。#223では、再生スイッチSREP
がオンされたどうかを判別する。再生スイッチSREP
オフであれば(#223でNO)、画像表示用LCD9
05による再生表示は行わないと判断して、図14の#
235に移行する。一方、再生用スイッチSREPがオン
であると(#223でYES)、前述のバッテリーチェ
ックを行い(#223a)、前述の撮影禁止処理を実行
し(#223b)、表示器17に、画像再生用LCD9
05による再生を行うことを示す再生モードの表示を行
う(#224)。
【0125】この再生モードにおいて、次にアクセスボ
タン14又は15がオンされたかどうかの判別が行われ
る(#225、#230)。
【0126】アクセスボタン14がオフかオンのまま、
あるいはオンからオフにされると(#225でNO)、
#229に移行する。一方、アクセスボタン14がオン
されると(#225でYES)、コマ番号を1だけアッ
プして表示するとともに、アドレスコントローラはこの
コマ番号に対応した画像を再生するために該コマ番号に
対応したアドレスデータを出力する(#226、#22
7)。次いで、前述したように現在のコマ番号に対応し
た画像情報をモニタ表示する(#228)。そして、#
225に戻り、アクセスボタン14がオンされる毎にコ
マ番号を1ずつ増加して、該コマ番号に対応する画像
を、画像表示用LCD905にモニタ表示する処理を繰
り返す。
【0127】一方、#229では、アクセスボタン15
がオンであるかどうかを判別し、オンであれば(#22
9でYES)、#225に戻り、オフであれば(#22
9でNO)、#230に移行する。
【0128】次に、アクセスボタン14に代えてアクセ
スボタン15がオンされると(#230でYES)、#
231に移行し、一方、アクセスボタン15がオフかオ
ンのまま、あるいはオンからオフにされると(#230
でNO)、#234に移行する。
【0129】#231では、アクセスボタン15が押さ
れたと判断してコマ番号を1だけダウンして表示すると
ともに、アドレスコントローラはこのコマ番号に対応し
た画像を再生するために該コマ番号に対応したアドレス
データを出力する(#231、#232)。次いで、前
述したように現在のコマ番号に対応した画像情報をモニ
タ表示する(#233)。そして、#230に戻り、ア
クセスボタン15がオンされる毎にコマ番号を1ずつ減
少して、該コマ番号に対応する画像をモニタ表示する処
理を繰り返す。
【0130】一方、#234では、アクセスボタン15
がオンであるかどうかを判別し、オンであれば(#23
4でYES)、#230に戻り、オフであれば(#23
4でNO)、#252に移行する。
【0131】#252では、消去スイッチSEがオンさ
れたかどうかを判別する。この消去スイッチSEがオン
されると(#252でYES)、モニタ表示されている
画像を消去して(#253)、#203に戻り、消去ス
イッチSEがオンされないときは(#252でNO)、
そのまま#203に戻る。
【0132】図14の#235以降は撮影時、すなわち
プリントおよび再生時でない場合のアクセスボタン14
および15の判別ルーチンである。アクセスボタン15
がオンになると(#235でYES)、撮影レンズ3を
テレ側に切り換え(#236)、アクセスボタン14が
オンになると(#237でYES)、撮影レンズ3をワ
イド側に切り換える(#238)。アクセスボタン14
と15が共にオフのときは、撮影レンズ3の切り換えは
行われない。そして、この割り込みルーチンの最後で、
未充完フラグが“1”かどうかの判別を行う(#23
9)。未充完フラグが“1”であれば(#239でYE
S)、充電途中に割り込みが発生したため、未充電の状
態で中断されていた充電動作を再開させた(#240)
後、リターンし、未充完フラグが“0”であれば、その
ままリターンする。
【0133】ところで、CCD101、インクカートリ
ッジ903等は、上記実施例に限らず、適宜位置に隣接
して配置することが可能である。
【0134】たとえば、図25〜図27に示した第2の
変形例のように、CCD101、インクカートリッジ9
03等を、底部に配置してもよい。
【0135】詳しくは、図25に示すように、CCD1
01は、カメラ本体1’の底部に上向きかつ水平に配置
されている。プリンタユニット部2xは、カメラ本体
1’の底部に着脱可能な構成となっている。インクカー
トリッジ903は、その上部がプリンタユニット部2x
から上向きに突出し、プリンタユニット部2xがカメラ
本体1’に装着されたときに、カメラ本体1’の底部に
挿入され、CCD101の実装基板101aの裏面に配
置され、CCD101からの熱が基板101aを介して
伝達されるようになっている。なお、プリンタユニット
部2xをカメラ本体1’から取り外したときに、CCD
101の実装基板101aが露出しないように、カメラ
本体1’の底面には、不図示の開閉カバーが設けられて
いる。
【0136】図26に示すように、撮影光学系は、カメ
ラ本体1’の底部に配置されたCCD101に被写体像
を結像させるため、撮影レンズ3以外に、光軸を折り曲
げる反射部材330と、コンデンサレンズ340とを備
える。
【0137】プリンタユニット部2xは、図25に示し
たように、その一側に装填された紙ロール970を紙送
りローラ960で搬送し、その他側に配置されたプリン
タヘッド5’でプリントする。プリンタヘッド5’に
は、インク供給チューブ950によりインクカートリッ
ジ903からインクが供給される。プリントされた用紙
は、不図示のカッターで切断され、図27に示すように
プリンタユニット部2xの側面に設けた排出口901’
から、排出されるようになっている。
【0138】プリンタユニット部2xには、図27に示
すように、開閉可能な開閉蓋902’が設けられ、プリ
ンタユニット部2xをカメラ本体1’に装着したまま、
インクカートリッジ903と紙ロール970を交換でき
るようになっている。
【0139】次に、第2実施形態のプリンタ一体型デジ
タルカメラについて、図28〜図34を参照しながら説
明する。第2実施形態のプリンタ一体型デジタルカメラ
は、第1実施形態と略同様に構成されるので、以下では
相違点を中心に説明する。
【0140】第2実施形態のプリンタ一体型デジタルカ
メラは、図28〜図31に示したように、カメラ本体1
aの上面部の開口部901に隣接して、スライド部90
2aが設けられている。このスライド部902aは、図
29に示したようにスライド可能であり、それによる開
口部を利用して、インクカートリッジ903を交換でき
るようになっている。カートリッジ903は、フタ部9
04aを上方向にはずすと、カートリッジ903は指を
使ってカメラ本体1aに対して側方方向へ取り出せるよ
うになっている。
【0141】インクカートリッジ903は、図32およ
び図33の透視図に示すように、第1実施形態とは異な
り、CCD101から離れた位置に配置されている。
【0142】カメラ本体1aの中央に配置されたCCD
101と、側部に配置されたインクカートリッジ903
との間には、放熱板920が配置されている。この放熱
板920は、熱伝達率の高い材料で形成される。たとえ
ば、アルミニウム板や、ノートパソコン等で使用されて
いるヒートシンク材で形成される。放熱板920は、図
34に示すように、略コ字状に折り曲げられた第1片9
20a、第2片920b、および第3片920cと、第
3片920cを延長した端部から第2片920bと同じ
側に直角に折り曲げられた第4片920dとを有する。
図32および図33に示すように、放熱板920の第1
片920aにはCCD101が取り付けられ、第4片9
20aにはインクカートリッジ903が載置され、その
底面が接するようになっている。CCD101からの熱
の大部分は、熱伝達性の優れた放熱板920に吸収さ
れ、インクカートリッジ903に効率的に伝達される。
【0143】このプリンタ一体型デジタルカメラでは、
CCD101で発生した熱を、放熱板920を介してイ
ンクカートリッジ903に伝達し、インクカートリッジ
903内のインクの温度低下を防ぎ、インクの温度をプ
リント動作の保証範囲内に保つことができる。したがっ
て、低温環境下でも良好なプリント品質を保持すること
ができる。
【0144】以上説明した各実施形態のプリンタ一体型
デジタルカメラには、たとえば図37〜図42に示した
組成のインクを適宜組み合わせて使用する。
【0145】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
るものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
たとえば、CCDの代わりに、画像表示用LCDのバッ
クライトや電池などの発熱を利用してもよく、また、そ
の熱をインクカートリッジの代わりに、インク供給チュ
ーブなどのインク供給路に伝達するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るプリンタ一体型デ
ジタルカメラのブロック構成図である。
【図2】 図1のカメラを前方から見た斜視図である。
【図3】 図2と同様の斜視図である。
【図4】 図2のカメラを後方から見た斜視図である。
【図5】 図1のカメラの透視図である。
【図6】 図1の詳細ブロック構成図である。
【図7】 図1のカメラの動作のフローチャートであ
る。
【図8】 続きのフローチャートである。
【図9】 続きのフローチャートである。
【図10】 続きのフローチャートである。
【図11】 割り込み処理のフローチャートである。
【図12】 続きのフローチャートである。
【図13】 続きのフローチャートである。
【図14】 続きのフローチャートである。
【図15】 露出制御1のフローチャートである。
【図16】 露出制御2のフローチャートである。
【図17】 続きのフローチャートである。
【図18】 プリンタ部の斜視図である。
【図19】 プリンタ部の制御のフローチャートであ
る。
【図20】 バッテリーチェックのフローチャートであ
る。
【図21】 バッテリーチェック結果の表示例である。
【図22】 ぶれがある場合の表示例である。
【図23】 撮影禁止処理のフローチャートである。
【図24】 撮影準備処理のフローチャートである。
【図25】 変形例のカメラの透視図である。
【図26】 図6のカメラの要部構成図である。
【図27】 図6のカメラを後方から見た斜視図であ
る。
【図28】 本発明の第2実施形態に係るプリンタ一体
型デジタルカメラを前方から見た斜視図である。
【図29】 図28のカメラのスライド部を開いた状態
を示す斜視図である。
【図30】 図28のカメラからプリント用紙が排出さ
れた状態を示す斜視図である。
【図31】 図28のカメラを後方から見た斜視図であ
る。
【図32】 図28のカメラの正面透視図である。
【図33】 図28のカメラの側面透視図である。
【図34】 図28の放熱板の斜視図である。
【図35】 インクの温度と粘度の関係を示すグラフで
ある。
【図36】 インクの粘度と周波数応答性との関係を示
すグラフである。
【図37】 ノーマルCインクの組成表である。
【図38】 ノーマルKインクの組成表である。
【図39】 フォトYインクの組成表である。
【図40】 フォトMインクの組成表である。
【図41】 フォトCインクの組成表である。
【図42】 フォトKインクの組成表である。
【符号の説明】
1,1’,1a カメラ本体 2,2x プリンタユニット部 3 撮影レンズ 4 ファインダ窓 5 AFユニット部 6 フラッシュ 7 レリーズ/プリント開始ボタン 8 モード切換スイッチ 9 プロテクトスイッチ 11 フラッシュ発光モード切換スイッチ 12 日付設定用スイッチ 13 撮影モード切換スイッチ 14,15 ズームボタン、アクセスボタン 17 表示器 18 メモリーカード挿入口 19 PC用出力端子 30 レンズ鏡筒 2’ ガイド杆 3’ リードスクリュウ 4’ キャリッジ 4a’ レバー 5’ 記録ヘッド(印字部) 6’ 駆動モータ 7’、8’ ギヤ 9’ 紙押え板 10’ プラテン 11’ 印刷用紙 12’ 検出手段 13’ 支持部材 14’ キャップ部材 15’ 吸引手段 16’ 開口 17’ クリーニングブレード 18’ 移動可能にする部材 19’ 本体支持板 20’ レバー 21’ カム 100 CPU 101 CCD(発熱部) 102 信号処理部 103 レンズ駆動部 104 測距部 105 測光部 106 露出制御部 107 表示部 108 フラッシュ部 109 電源部 110 バッテリーチェック回路 111 プリンタ部 112 メモリカード 201 タイミングジェネレータ 202 タイミング制御回路 204 絞り制御ドライバ 205 A/D変換器 206 黒レベル補正回路 207 ホワイトバランス回路 208 γ補正回路 209 画像メモリ 213 信号処理回路 215 AFアクチュエータ 300 画像処理部 301 レンズ 302 リレーレンズ 400 手ぶれ検出部 402 手ぶれ補正部 500 表示 504 プリンタ表示 506 カメラ表示 600 画像表示 602 手ぶれ表示 901 排出口 902,902’ 開閉蓋 902a スライド部 903 インクカートリッジ(インク供給部) 904,904a フタ部 905 画像表示用LCD 906 ファインダ窓 907 合焦表示ランプ 908 LCDスイッチ 909 レンズバリア 910 手ぶれ補正スイッチ 920 放熱板(熱伝達部材) 920a 第1片 920b 第2片 920c 第3片 920d 第4片 950 インク供給チューブ(インク供給部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 徹 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 福田 晃 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 湊 祥一 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2H104 AA19 CC06 5C022 AA13 AB01 AB21 AB55 AC03 AC11 AC16 AC31 AC42 AC78 5C052 AA17 CC11 DD02 EE02 EE03 EE08 FA02 FA03 FA06 FB01 FC01 FC08 FD01 FE08 FE09 5C053 FA08 FA27 GA11 GB36 HA30 KA24 LA02 LA03 LA11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱部材を有するデジタルカメラ部と、
    インク供給部と印字部とを有するプリンタ部とからなる
    プリンタ一体型デジタルカメラにおいて、上記インク供
    給部は、上記発熱部材の近傍に配置されたことを特徴と
    する、プリンタ一体型デジタルカメラ。
  2. 【請求項2】 上記インク供給部は、インクカートリッ
    ジとインク供給路とからなることを特徴とする、請求項
    1記載のプリンタ一体型デジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 上記インクカートリッジは、デジタルカ
    メラ部の撮像素子の背面に配置されたことを特徴とす
    る、請求項2記載のプリンタ一体型デジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 発熱部材を有するデジタルカメラ部と、
    インク供給部と印字部とを有するプリンタ部とからなる
    プリンタ一体型デジタルカメラにおいて、上記発熱部材
    からの発熱を上記インク供給部に伝達するように構成し
    たことを特徴とする、プリンタ一体型デジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 デジタルカメラ部の撮像素子を上記イン
    ク供給部の近傍に配置したことを特徴とする、請求項4
    記載のプリンタ一体型デジタルカメラ。
  6. 【請求項6】 上記インク供給部は、インクカートリッ
    ジとインク供給路とからなることを特徴とする、請求項
    5記載のプリンタ一体型デジタルカメラ。
  7. 【請求項7】 上記インクカートリッジは、上記撮像素
    子の背面に配置されたことを特徴とする、請求項6記載
    のプリンタ一体型デジタルカメラ。
  8. 【請求項8】 デジタルカメラ部の撮像素子と上記イン
    ク供給部との間に、熱伝達部材を備えたことを特徴とす
    る、請求項4記載のプリンタ一体型デジタルカメラ。
  9. 【請求項9】 上記発熱部材は、撮像素子、表示用バッ
    クライト、又は電源電池であることを特徴とする、請求
    項1又は4記載のプリンタ一体型デジタルカメラ。
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