JP2001053044A - 基板洗浄方法と基板洗浄装置 - Google Patents

基板洗浄方法と基板洗浄装置

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JP2001053044A
JP2001053044A JP11223050A JP22305099A JP2001053044A JP 2001053044 A JP2001053044 A JP 2001053044A JP 11223050 A JP11223050 A JP 11223050A JP 22305099 A JP22305099 A JP 22305099A JP 2001053044 A JP2001053044 A JP 2001053044A
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傑 田原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体基板等の基板を洗浄する方法(又は装
置)において、洗浄効率の向上を図り、更には基板のエ
ッチングを防ぐ。 【解決手段】 洗浄槽18には、洗浄液20を矢印20
Aの方向に定常的に流しておく。薬液処理(a)を終え
た基板14を真空チャック12で吸着保持したまま洗浄
槽18内に入れ、基板14を洗浄液20に浸した状態で
基板14を矢印14Aの方向に回転させることによりリ
ンス洗浄を行なう。この結果、基板表面の薬液は、速や
かに希釈され、除去される。洗浄液中の薬液濃度が基板
表面の配線等のエッチングを生じさせない低濃度になる
ように洗浄液を流すことで配線等のエッチングを防止可
能である。本方法は、リンス処理に限らず、薬液処理に
も応用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体基板等の
基板を洗浄する方法及び装置に関し、特に平面的に保持
した基板を洗浄液に浸した状態で回転させて洗浄を行な
うことにより洗浄効率の向上を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】従来、集積回路を形成した半導体基板等
の基板を洗浄する装置としては、バッチ式洗浄装置、枚
葉式スピン洗浄装置等が知られている。
【0003】バッチ式洗浄装置においては、キャリアに
積載した複数の基板を薬液槽中の薬液に浸漬した後、薬
液槽からリンス槽にキャリアを移し、キャリアに積載し
た複数の基板をリンス槽中のリンス液に浸漬する。この
後、リンス槽からキャリアを取出して乾燥等の処理を行
なう。
【0004】枚葉式スピン洗浄装置においては、図7に
示すように(a)薬液処理、(b)リンス処理及び
(c)乾燥処理を順次に行なう。すなわち、回転軸1に
装着された真空チャック2で基板3を吸着・保持した状
態で基板3の上面に薬液ノズル4aから薬液を吐出させ
ながら回転軸1の矢印1A方向への回転により基板3を
回転させて薬液処理を行なう。次に、基板3の上面にリ
ンス液ノズル4bからリンス液を吐出させながら図7
(a)の場合と同様にして基板3を回転させてリンス処
理(リンス洗浄)を行なう。この後、基板3の上面にN
ノズル4cからNガスを吹付けながら図7(a)の
場合と同様にして基板3を回転させて乾燥処理を行な
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したバッチ式洗浄
装置によると、複数の基板を積載したキャリアを薬液槽
からリンス槽に移送するのに時間がかかり、移送中に薬
液(基板に付着した薬液)と基板との反応が進行する。
このため、薬液槽での処理時間が短くなると、移送中の
薬液と基板との反応を無視できなくなり、薬液処理時間
を精密に制御するのが困難となる。また、薬液の使用量
が多いため、少数の基板の洗浄処理を行なう場合は、コ
スト高となる。
【0006】このような問題点を克服するために考案さ
れたのが、上記した枚葉式スピン洗浄装置である。しか
し、上記した枚葉式スピン洗浄装置によると、ノズル4
bからリンス液を供給しているので、リンス液の流量が
不足し、基板表面の薬液を速やかに希釈するのが困難で
ある。このため、基板表面の配線等がエッチングされる
ことがある。
【0007】すなわち、基板に形成した配線と薬液処理
に用いる薬液との組合せによっては、配線が濃厚薬液に
は溶解しないが、低濃度薬液には溶解する場合がある。
例えば、Al又はAl合金等のAl系配線については、
Alは濃硝酸には溶解しないが、希硝酸には溶解する。
また、薬液として、フッ化アンモニウムとジメチルホル
ムアミドと水との混合液を用いるとき、薬液が水で希釈
され、ジメチルホルムアミドの濃度が低下すると、Al
が溶解する。
【0008】図8は、Alエッチング速度の薬液希釈倍
率依存性を示すものである。薬液を洗浄液で洗い流す初
期段階では、図8に示すようにAlエッチング速度が上
昇することがあり、基板表面のAl系配線等がエッチン
グされることがある。
【0009】この発明の目的は、洗浄効率を向上させる
ことができ、更には基板のエッチングを防止することが
できる新規な基板洗浄方法及び基板洗浄装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1の基
板洗浄方法は、平面的に保持した基板を洗浄液に浸した
状態で回転させて洗浄を行なうことを特徴とするもので
ある。この基板洗浄方法によれば、基板表面に洗浄液を
十分に供給することができるので、洗浄効率が向上す
る。
【0011】第1の基板洗浄方法においては、洗浄液を
基板に沿って流しながら洗浄を行なったり、基板の回転
方向と洗浄液の流れの方向とを互いに逆にして洗浄を行
なったりしてもよい。このようにすると、洗浄効率が一
層向上する。
【0012】この発明に係る第2の基板洗浄方法は、基
板に薬液処理を施した後リンス処理を施す基板洗浄方法
であって、前記リンス処理では、前記基板を平面的に保
持し且つ洗浄液に浸した状態で洗浄を行なうことを特徴
とするものである。この基板洗浄方法によれば、薬液処
理により基板表面に付着した薬液をリンス処理により速
やかに希釈し、除去することができる。
【0013】第2の基板洗浄方法において、リンス処理
では、洗浄液中の薬液濃度が基板にエッチングを生じさ
せない低濃度になるように洗浄液を更新してもよい。こ
のようにすると、基板表面の配線等のエッチングを防止
することができる。
【0014】この発明に係る基板洗浄装置は、洗浄液を
収容する収容手段と、基板を平面的に保持した状態で回
転させる保持手段と、前記基板が前記収容手段に収容さ
れた洗浄液に接触しない状態から該洗浄液に浸された状
態になるように前記保持手段を移動させると共に、前記
基板が前記収容手段に収容された洗浄液に浸された状態
から該洗浄液に接触しない状態になるように前記保持手
段を移動させる移動手段とを備え、前記基板が前記収容
手段に収容された洗浄液に浸された状態において前記保
持手段で前記基板を回転させて洗浄を行なうことを特徴
とするものである。
【0015】この発明の基板洗浄装置によれば、基板洗
浄の開始時には、移動手段が保持手段を移動させて基板
が収容手段内の洗浄液に浸された状態にする。この状態
において保持手段が基板を回転させて基板洗浄を行な
う。このとき、基板表面に洗浄液が十分に供給されるの
で、洗浄効率が向上する。基板洗浄の終了時には、移動
手段が保持手段を移動させて基板が収容手段内の洗浄液
に接触しない状態にする。従って、基板洗浄の開始から
終了までの処理を自動的に遂行することができる。
【0016】この発明の基板洗浄装置においては、基板
が収容手段内の洗浄液に浸された状態において前記基板
に沿って洗浄液を流通させる流通手段を設けてもよい。
このようにすると、洗浄効率が一層向上する。
【0017】この発明の基板洗浄装置においては、基板
が収容手段内の洗浄液に浸された状態になる前に該洗浄
液に接触しない状態において基板の上面に薬液を供給し
ながら保持手段で基板を回転させて薬液処理を行なった
後、基板が収容手段内の洗浄液に浸された状態において
保持手段で基板を回転させてリンス洗浄を行なってもよ
い。このようにすると、薬液処理の際に基板表面に付着
した薬液がリンス洗浄により迅速に希釈され、除去され
るので、基板にエッチングが生ずるのを防ぐことができ
る。また、薬液処理の開始からリンス洗浄の終了までの
処理を自動的に遂行することができる。
【0018】上記のようにリンス洗浄を行なうようにし
た場合、リンス洗浄の後基板が収容手段内の洗浄液に接
触しない状態において基板の上面に洗浄液を供給しなが
ら保持手段で基板を回転させて追加のリンス洗浄を行な
ってもよい。このようにすると、基板表面を一層清浄化
することができる。また、薬液処理の開始から追加のリ
ンス洗浄の終了までの処理を自動的に遂行することがで
きる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1(a)、(b)及び(c)
は、この発明の第1の実施形態に係る基板洗浄装置にお
ける薬液処理、リンス処理及び乾燥処理をそれぞれ示す
ものである。
【0020】図1の基板洗浄装置にあっては、回転軸1
0に装着された真空チャック12で基板14を吸着・保
持した状態で回転軸10を矢印10Aの方向に回転駆動
することにより基板14を矢印14Aの方向に回転させ
るようになっている。集積回路が形成された半導体基板
を基板14として保持する場合、基板の表面側にはAl
系配線等が形成されているので、基板の裏面側を真空チ
ャック12で吸着する。
【0021】回転軸10は、上下方向に駆動されること
により基板14を所定の範囲14S内で上下動させるよ
うになっている。洗浄槽18は、基板14が所定の下方
位置に配置されたときに基板14が洗浄槽14内の洗浄
液20に浸された状態になるように設置されている。洗
浄液20は、図1(b)及び図2に示すように矢印20
Aの方向に流されるが、矢印20Aとは反対方向に流し
てもよい。洗浄槽18の上部には、基板14を出し入れ
するための開口部(図示せず)が設けられている。基板
14は、洗浄槽18の外側において所定の上方位置に配
置されたときに洗浄液20に接触しない状態となる。
【0022】図1(a)の薬液処理では、基板14を所
定の上方位置に配置して洗浄液20に接触させない状態
で基板14の上面に薬液ノズル16から薬液を吐出させ
ながら基板14を矢印14Aの方向に回転させて薬液洗
浄を行なう。このとき、基板14の周囲に飛散する薬液
は、図示しない回収機構により回収される。
【0023】図1(b)のリンス処理では、基板14を
所定の上方位置から洗浄槽18の開口部を介して洗浄槽
18内に入れ、基板14を所定の下方位置に配置して洗
浄液20に浸した状態で基板14を矢印14Aの方向に
回転させてリンス洗浄を行なう。洗浄槽18には、図示
しない循環路を介して洗浄液20を定常的に流し続ける
ので、基板14上では洗浄液が絶えず更新される。洗浄
液20の流量は、洗浄液20中の薬液濃度が基板表面の
配線等のエッチングを生じさせない低濃度になるように
制御される。
【0024】このようなリンス処理によれば、基板14
への洗浄液20の供給が十分となるため、基板14を迅
速に清浄化することができる。また、図1(a)の薬液
処理により基板14の表面に付着した薬液は、洗浄液2
0により速やかに希釈されるので、図8に示したような
エッチング速度の上昇が抑制され、基板表面の配線等の
エッチングを防止することができる。
【0025】なお、洗浄液20の循環路の途中には、洗
浄液20を浄化する浄化手段を設けたり、洗浄液20中
の薬液濃度をモニターするモニター手段を設けたりする
ことができる。モニター手段を設けた場合には、薬液濃
度が基板14にエッチングを生じさせる濃度になる前に
洗浄液20を交換するようにすればよい。
【0026】図1(c)の乾燥処理では、基板14を所
定の下方位置から洗浄槽18の開口部を介して洗浄槽1
8の外に出し、基板14を所定の上方位置に配置して洗
浄液20に接触させない状態で基板14の上面にN
ズル22からNガスを吹付けながら基板14を矢印1
4Aの方向に回転させて基板乾燥を行なう。
【0027】図3は、上記した実施形態において洗浄槽
18の代りに使用可能な洗浄槽24を示すものである。
【0028】洗浄槽24は、基板10を取囲むように環
状路24aを形成する第1の流路形成部材24Aと、こ
の部材24Aの側部に接続され、環状路24aにつなが
る線状路24bを形成する第2の流路形成部材24B
と、この部材24B内に線状路24bを供給側線状路2
6a及び排出側線状路26bに二分するように設けられ
た仕切部材26とにより構成される。
【0029】洗浄液20は、供給側線状路26aから環
状路24aを介して排出側線状路26bに至るように矢
印20Aに沿って流される。基板14は、環状路24a
内において洗浄液20に浸された状態で洗浄液20の流
れる方向(矢印20Aの方向)とは反対の方向(矢印1
4Aの方向)に回転させる。このようにすると、基板1
4を矢印14Aとは反対方向に回転させた場合に比べて
洗浄効率が向上する。
【0030】図4は、この発明の第2の実施形態に係る
基板洗浄装置を示すものである。この基板洗浄装置で
は、ローダ30、薬液処理室32、洗浄室34、乾燥室
36及びアンローダ38が直列状に配置されている。洗
浄液は、前述した洗浄槽18と同様にして洗浄室34に
のみ流される。
【0031】基板は、ローダ30から室32,34,3
6を介してアンローダ38へ矢印Aに沿って移送され
る。すなわち、ローダ30で真空チャックに吸着・保持
された基板は、図1(a)に関して前述したと同様にし
て薬液処理室32において薬液洗浄を受けた後、図1
(b)に関して前述したと同様にして洗浄室34におい
てリンス洗浄を受け、この後、図1(c)に関して前述
したと同様にして乾燥室36において乾燥処理を施され
る。乾燥された基板は、アンローダ38において真空チ
ャックから取外される。
【0032】洗浄室34では、図1(b)で述べたよう
に洗浄液を循環させて定常的に流し続ける代りに、基板
毎に洗浄液を更新する(新たな洗浄液を供給する)よう
にしてもよい。すなわち、洗浄室34には、第1の基板
が到来する前に洗浄液を満たしておき、この洗浄液に第
1の基板を浸した状態で第1の基板を回転させてリンス
洗浄を行なう。第1の基板のリンス洗浄が終ると、洗浄
室34の洗浄液を新たな洗浄液と交換する。第2の基板
が到来すると、洗浄室34内の新たな洗浄液を用いて第
1の基板の場合と同様に第2の基板のリンス洗浄を行な
う。
【0033】このように、基板毎に洗浄液を更新する
と、基板に付着した薬液が速やかに希釈されるので、洗
浄液中の薬液濃度を基板表面の配線等にエッチングを生
じさせない低濃度とすることができる。例えば、ジメチ
ルホルムアミドとフッ化アンモニウムと水との混合液で
は、10倍以上とするのが好ましい。従って、基板表面
の配線等のエッチングを防止することができる。
【0034】図5は、この発明の第3の実施形態に係る
基板洗浄装置を示すものである。この基板洗浄装置は、
図1の基板洗浄装置において、洗浄槽18の上方に洗浄
液ノズル28を設けたものに相当し、図1と同様の部分
には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0035】図5の基板洗浄装置の特徴は、図1(a)
で述べたと同様の薬液処理を行なった後、リンス処理を
1次洗浄及び2次洗浄の2ステップで行なう点にある。
すなわち、図5(a)の1次洗浄処理では、図1(b)
に関して前述したと同様にして洗浄槽18内で基板14
を洗浄液20に浸した状態で基板14を矢印14Aの方
向に回転させてリンス洗浄を行なう。この結果、基板表
面の薬液を速やかに希釈し、除去することができる。
【0036】次に、図5(b)の2次洗浄処理では、基
板14を洗浄槽18の外に出し、基板14を所定の上方
位置に配置して洗浄液20に接触させない状態で基板1
4の上面に洗浄液ノズル28から洗浄液を吐出させなが
ら基板14を矢印14Aの方向に回転させて基板14の
リンス洗浄を行なう。この結果、基板表面は、一層清浄
化される。この後、図1(c)で述べたと同様にして乾
燥処理を行なう。
【0037】図6は、この発明の第4の実施形態に係る
基板洗浄装置を示すものである。この基板洗浄装置は、
図4の基板洗浄装置において、洗浄室34の代りに1次
洗浄室34A及び2次洗浄室34Bを設けると共に、ロ
ーダ30とアンローダ38、薬液処理室32と乾燥室3
6、1次洗浄室34Aと2次洗浄室34Bをそれぞれ並
べて配置したものに相当し、図4と同様の部分には同様
の符号を付して詳細な説明を省略する。洗浄液は、前述
した洗浄室34と同様にして1次洗浄室34Aにのみ流
されるか又は満たされる。
【0038】基板は、ローダ30から室32,34A,
34B,36を介してアンローダ38へ矢印a,b,c
に沿って移送される。薬液処理室32で薬液洗浄された
基板は、図5(a)に関して前述したと同様にして1次
洗浄室34Aにおいてリンス洗浄を受けた後、図5
(b)に関して前述したと同様にして2次洗浄室34B
においてリンス洗浄を受ける。
【0039】この発明は、上記した実施形態に限定され
るものではなく、種々の改変形態で実施可能なものであ
る。例えば、次のような変更が可能である。
【0040】(1)この発明は、リンス処理に限らず、
薬液処理にも適用することができる。
【0041】(2)薬液処理室、洗浄室、乾燥室等の基
板処理室については、図4,6に示した2例に限らず、
基板処理室の数を増減したり、基板処理室の配置を変更
したりしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明の基板洗浄方法
によれば、平面的に保持した基板を洗浄液に浸した状態
で回転させて洗浄を行なうようにしたので、基板表面に
洗浄液を十分に供給することができ、洗浄効率が向上す
る効果が得られる。また、薬液処理に続くリンス処理に
おいて基板を洗浄液に浸した状態で回転させて洗浄を行
なうようにしたので、基板に付着した薬液を速やかに希
釈し、除去することができ、基板に配線等のエッチング
が生ずるのを防止可能となる効果が得られる。
【0043】その上、この発明の基板洗浄装置によれ
ば、上記した基板洗浄方法の原理により洗浄効率が向上
すると共に、基板洗浄の自動化を達成可能となる効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態に係る基板洗浄装
置における薬液処理、リンス処理及び乾燥処理を示す斜
視図である。
【図2】 図1(b)のリンス処理における洗浄液の流
れと基板の回転との関係を示す上面図である。
【図3】 洗浄槽の他の例を示す上面図である。
【図4】 この発明の第2の実施形態に係る基板洗浄装
置を示すブロック図である。
【図5】 この発明の第3の実施形態に係る基板洗浄装
置における1次及び2次の洗浄処理を示す斜視図であ
る。
【図6】 この発明の第4の実施形態に係る基板洗浄装
置を示すブロック図である。
【図7】 従来の基板洗浄装置における薬液処理、リン
ス処理及び乾燥処理を示す斜視図である。
【図8】 Alエッチング速度の薬液希釈倍率依存性を
示すグラフである。
【符号の説明】
10:回転軸、12:真空チャック、14:基板、1
6:薬液ノズル、18,24:洗浄槽、20:洗浄液、
22:Nノズル、24A,24B:第1,第2の流路
形成部材、26:仕切部材、28:洗浄液ノズル、3
0:ローダ、32:薬液処理室、34,34A,34
B:洗浄室、36:乾燥室、38:アンローダ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面的に保持した基板を洗浄液に浸した
    状態で回転させて洗浄を行なうことを特徴とする基板洗
    浄方法。
  2. 【請求項2】 前記洗浄液を前記基板に沿って流しなが
    ら洗浄を行なうことを特徴とする請求項1記載の基板洗
    浄方法。
  3. 【請求項3】 前記基板の回転方向と前記洗浄液の流れ
    の方向とを互いに逆にして洗浄を行なうことを特徴とす
    る請求項2記載の基板洗浄方法。
  4. 【請求項4】 基板に薬液処理を施した後リンス処理を
    施す基板洗浄方法であって、 前記リンス処理では、前記基板を平面的に保持し且つ洗
    浄液に浸した状態で回転させて洗浄を行なうことを特徴
    とする基板洗浄方法。
  5. 【請求項5】 前記リンス処理では、前記洗浄液中の薬
    液濃度が前記基板にエッチングを生じさせない低濃度に
    なるように洗浄液を更新することを特徴とする請求項4
    記載の基板洗浄方法。
  6. 【請求項6】洗浄液を収容する収容手段と、 基板を平面的に保持した状態で回転させる保持手段と、 前記基板が前記収容手段に収容された洗浄液に接触しな
    い状態から該洗浄液に浸された状態になるように前記保
    持手段を移動させると共に、前記基板が前記収容手段に
    収容された洗浄液に浸された状態から該洗浄液に接触し
    ない状態になるように前記保持手段を移動させる移動手
    段とを備え、 前記基板が前記収容手段に収容された洗浄液に浸された
    状態において前記保持手段で前記基板を回転させて洗浄
    を行なうことを特徴とする基板洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記基板が前記収容手段に収容された洗
    浄液に浸された状態において前記基板に沿って前記洗浄
    液を流通させる流通手段を更に備えた請求項6記載の基
    板洗浄装置。
  8. 【請求項8】 前記基板が前記収容手段に収容された洗
    浄液に浸された状態になる前に該洗浄液に接触しない状
    態において前記基板の上面に薬液を供給しながら前記保
    持手段で前記基板を回転させて薬液処理を行なった後、
    前記基板が前記収容手段に収容された洗浄液に浸された
    状態において前記保持手段で前記基板を回転させてリン
    ス洗浄を行なうことを特徴とする請求項6又は7記載の
    基板洗浄装置。
  9. 【請求項9】 前記リンス洗浄の後前記基板が前記収容
    手段に収容された洗浄液に接触しない状態において前記
    基板の上面に洗浄液を供給しながら前記保持手段で前記
    基板を回転させて追加のリンス洗浄を行なうことを特徴
    とする請求項8記載の基板洗浄装置。
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