JP2001049843A - 床支持脚 - Google Patents

床支持脚

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JP2001049843A
JP2001049843A JP11226935A JP22693599A JP2001049843A JP 2001049843 A JP2001049843 A JP 2001049843A JP 11226935 A JP11226935 A JP 11226935A JP 22693599 A JP22693599 A JP 22693599A JP 2001049843 A JP2001049843 A JP 2001049843A
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JP
Japan
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cushion rubber
floor
metal fitting
leg
attached
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JP11226935A
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English (en)
Inventor
Tomohisa Nagayama
友久 長山
Kumiko Obara
久実子 小原
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量衝撃音及び重量衝撃音の両方の遮断性能
を向上させる。 【解決手段】 コンクリートスラブなどの床基盤1上に
載置固着されるクッションゴム2と、このクッションゴ
ム2の中心孔3に取付けられる受金具4と、この受金具
4に下端が取付けられ上端が床板10を支持する脚部7
とを備えた床支持脚において、受金具4の水平方向に延
びるフランジ部5をクッションゴム2に形成された複数
の突起6で支持し、受金具4のクッションゴム2への取
付けは受金具4が上方に抜け出ないように取付けてある
ように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンクリートス
ラブなどの床基盤上に載置固着されるクッションゴム
と、このクッションゴムの中心孔に取付けられる受金具
と、この受金具に下端が取付けられ上端が床を支持する
脚部とを備えた床支持脚に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の床支持脚は、図13に示すように
コンクリートスラブなどの床基盤1上に載置固着される
クッションゴム100と、このクッションゴム100に
取付けられる受金具101と、この受金具101に下端
が取付けられ上端が床下地パネル103を支持する脚部
102とを備えている。床下地パネル103の上には捨
張材104を設け、この捨張材104の上に仕上材10
5を設けてある。また、床下地パネル103の少なくと
も四隅に脚部102の上端側が取付くナット部材106
が取付けてある。脚部102は上端側と下端側にそれぞ
れ反対方向にねじが切られ、この脚部102を一方向に
回転させることにより床基盤1と床との間隔を大きく或
いは小さくし、他方向に回転させるときにこの間隔を小
さく或いは大きくするようになっている。床面から重量
衝撃力が加えられるとき、この衝撃音の遮音性能を改善
させるには、クッションゴム100を接着剤107によ
り床基盤1に接着することも行なわれていた。クッショ
ンゴム100を床基盤1に接着することにより、床面に
衝撃力を受けた場合の床板自体の振動が抑制され、階下
に伝わる衝撃音が低減されることとなる。また、軽量衝
撃音にたいしては、クッションゴム100の下面に、図
14及び図15に示すような突起100A,100Bを
設け、クッションゴム100の初期ばねを低下させる方
法もあった。
【0003】重量衝撃音及び軽量衝撃音の両方に対して
遮音性能を改善させようとすると、下面に突起100B
を設けた図15に示すクッションゴム100を床基盤1
に接着すると、図16に示すように、突起100B以外
の部分に接着剤107が充填されることなどにより、突
起100Bを設けた効果が低減し、接着しない場合に比
べ、重量衝撃音が改善されるものの、軽量衝撃音の遮音
性能が低下する場合があった。
【0004】そこで、軽量衝撃音も重量衝撃音もともに
改善を図ろうと、図17に示すように、クッションゴム
100の上面に突起100Cを形成し、クッションゴム
100の底面は床基盤1に接着することが考えられた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図17に示す従来例で
は、軽量衝撃音に対しては突起100Cが遮音性能を受
け持ち、重量衝撃音に対してはクッションゴム100全
体が床基盤1に固着されていることにより遮音性能を発
揮するが、受金具101はクッションゴム100の中心
孔110に嵌め込まれているだけであり、重量衝撃力を
受けたときに、床板のリバウンドを低減するのに十分で
はなく、受金具101が上方に抜け出ようとしてしま
う。従って、重量衝撃音に対して十分な遮音性能を発揮
することができなかった。
【0006】そこで、この発明は、軽量衝撃音に対して
も重量衝撃音に対しても十分な遮音性能を発揮すること
のできる床支持脚を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、受金具の水平方向に延びるフランジ部
をクッションゴムに形成された複数の突起で支持し、受
金具のクッションゴムへの取付けは受金具が上方に抜け
出ないように取付けてあるように構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の好適な実施例
を図面を参照にして説明する。
【0009】図1に示す実施例では、クッションゴム2
の中心孔3に受金具4が嵌め込まれ、この受金具4のフ
ランジ部5はクッションゴム2の上面に形成した突起6
上に載置される。また、クッションゴム2の上面外周を
立上らせて上端を内側へ折り曲げ、この折曲部2Aでフ
ランジ部5の外周縁を挟む。このクッションゴム2の折
曲部2Aにより床に衝撃力が加わったときのリバウンド
により受金具4が上方に抜け出るのを防止する。この受
金具4の内周面には雌ねじ4Aが形成してある。この雌
ねじ4Aに図7に示すような脚部7がねじ込まれる。
【0010】図2に示す実施例では、受金具4のフラン
ジ部5から下部の下端が外側に折り曲げられてこの折曲
部4Bがクッションゴム2の中心孔3の下面と係合する
ようになっている。
【0011】図3に示すさらに別の実施例では、フラン
ジ部5の外周から下方に延びてその下端に内側に延びる
爪部8Aを有する係合部8を設け、この係合部8の爪部
8Aがクッションゴム2に係合するようになっている。
【0012】クッションゴム2に形成された突起6は、
図1乃至図3に示すいずれの実施例でも半球状のもので
あり、フランジ部5の下面に点接触するようにしたが、
図4に示すように中心孔3から放射線状に延びる突起6
であってもよい。
【0013】図5は図2に示す突起6を示す。また、図
6は、中心孔3と同心円状にリング状の突起6を設けた
例を示すものである。
【0014】図7に示す実施例では、床板10に設けた
ナット部材9に脚部7の上端側の雄ねじをねじ込み、脚
部7の下端側の雄ねじを受金具4の雌ねじにねじ込んだ
状態を示し、この脚部7は上下に貫通する中空部7Aを
有し受金具4はこの脚部7の中空部7Aに連通する貫通
孔4Bを有している。そして、クッションゴム2の中心
孔3も上下に貫通し、床板10の上側からナット部材9
の孔、脚部7の中空部7A、受金具4の貫通孔4B、中
心孔3の下部の孔に接着剤を注入し、床基盤1とクッシ
ョンゴム2との固着を図れるようになっている。この床
板10が床下地パネルの場合、床基盤1上に複数敷き並
べ、各脚部7を回転させて床板10のレベル調節を図
り、このようなレベル調節後に床板10の上から接着剤
をクッションゴム2内へ流し込んでクッションゴム2の
床基盤1への固着を図る。脚部7の上端側の中空部7A
の形状は、円形ではなく角形としておくことにより、こ
の角形に合った角棒を挿入し回転することで脚部7を回
転させて床板10のレベル調節を図ることができる。床
板10のレベル調節とクッションゴム2の固着が終了し
た後に、従来と同様に捨張材、仕上材を貼りつけて床を
完成させる。
【0015】図8は図7に示すこの発明の実施例を符号
Aで示し、図13に示すものを従来例として符号Xで示
したグラフであり、重量衝撃音遮断性能を本発明実施例
Aと従来品Xとを各周波数における床衝撃音レベルで比
較したものである。このグラフからも明らかなように、
重量衝撃音遮断性能が従来品よりも本発明実施例が勝っ
ていた。
【0016】図9は、図8と同様のグラフであるが、こ
ちらは軽量衝撃音遮断性能を比較したグラフであり、本
発明実施例が従来品よりも遮音性能に優れていることが
判明した。
【0017】図10ないし図12は、この発明の床支持
脚が適用される好適な床構造を示す。図10は床下地パ
ネルとなる床板10を隙間をあけて配置し、この上に図
11のように仕上材を貼付した床構造である。図12
は、受板108に脚部7を設け、この受板108で下地
材の床板10を支持し、さらにこの上に仕上材となる床
板10を貼付した床構造を示す。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、受金具の水平方向に延びるフランジ部をクッション
ゴムに形成された複数の突起で支持し、受金具のクッシ
ョンゴムへの取付けは受金具が上方に抜け出ないように
取付けてあるので、軽量衝撃音に対しては突起が遮音性
能を発揮し、重量衝撃音に対してはクッションゴムを床
基盤に固着することで対応し、重量衝撃力に対するリバ
ウンドに対しては受金具の上方への抜出防止手段により
対応しているので、軽量衝撃音並びに重量衝撃音の両方
に遮音性能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を示す半断面図。
【図2】他の実施例を示す一部破断の断面図。
【図3】さらに他の実施例を示す正面図。
【図4】クッションゴムに形成した突起の他の例を示す
斜視図。
【図5】図2に示すクッションゴムの突起を示す斜視
図。
【図6】さらに別の突起の例を示す斜視図。
【図7】クッションゴムと床基盤との固着手段の一例を
示す断面図。
【図8】重量衝撃音に対する遮断性能について従来品と
本発明実施例とを比較したグラフ。
【図9】軽量衝撃音の遮断性能を比較したグラフ。
【図10】置床工法の床構造に適用する例の平面図。
【図11】図10の工法により仕上材を貼付した後の断
面図。
【図12】受板を用いる工法に適用する例の一部破断の
斜視図。
【図13】従来例を示す断面図。
【図14】軽量衝撃音の遮断性能を図った従来例の正面
図。
【図15】図14と同様の正面図。
【図16】重量衝撃音遮断性能を図った従来例を示す正
面図。
【図17】軽量衝撃音と重量衝撃音の両方の遮断性能を
図った従来例を示す半断面図。
【符号の説明】
1 床基盤 2 クッションゴム 3 中心孔 4 受金具 5 フランジ部 6 突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートスラブなどの床基盤上に載
    置固着されるクッションゴムと、このクッションゴムの
    中心孔に取付けられる受金具と、この受金具に下端が取
    付けられ上端が床を支持する脚部とを備えた床支持脚に
    おいて、 受金具の水平方向に延びるフランジ部をクッションゴム
    に形成された複数の突起で支持し、 受金具のクッションゴムへの取付けは受金具が上方に抜
    け出ないように取付けてあることを特徴とする床支持
    脚。
  2. 【請求項2】 クッションゴムの上面に複数の突起を形
    成し、この上面外周を立上らせて上端を内側へ折り曲
    げ、この折曲部で突起上の受金具のフランジ部を挟むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の床支持脚。
  3. 【請求項3】 受金具のフランジ部から下部の下端が外
    側に折り曲げられてクッションゴムの中心孔下面と係合
    することを特徴とする請求項1に記載の床支持脚。
  4. 【請求項4】 受金具のフランジ部外周から下方に延び
    てその下端に内側に延びる爪部を有する係合部を設け、
    この係合部の爪部がクッションゴムに係合することを特
    徴とする請求項1に記載の床支持脚。
  5. 【請求項5】 前記クッションゴムの突起が点状、放射
    線状、同心円状のいずれかに配列されていることを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の床支持
    脚。
  6. 【請求項6】 前記クッションゴムの中心孔は上下に貫
    通し、受金具に取付けられる脚部は上下に貫通する中空
    部を有し、受金具はこの脚部の中空部に連通する貫通孔
    を有し、床上から脚部の中空部と受金具の貫通孔とを利
    用してクッションゴムと床基盤との固着を図ったことを
    特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の床
    支持脚。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008002120A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Hitachi Metals Techno Ltd パネル固定機構
WO2011089586A1 (en) * 2010-01-21 2011-07-28 Kingspan Holdings (Irl) Limited An access floor system

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