JP2001049730A - グレーチング - Google Patents

グレーチング

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JP2001049730A
JP2001049730A JP11221843A JP22184399A JP2001049730A JP 2001049730 A JP2001049730 A JP 2001049730A JP 11221843 A JP11221843 A JP 11221843A JP 22184399 A JP22184399 A JP 22184399A JP 2001049730 A JP2001049730 A JP 2001049730A
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grating
bolt
locking
tool
fitting
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JP11221843A
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English (en)
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Haruo Nishimura
治男 西村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グレーチングの側溝からの抜脱を確実に防ぐ
ことのできる構造の提供を目的とする。 【構成】 側溝21に設けられるグレーチング1であっ
て、このグレーチング1の底側には、グレーチングの長
手方向から幅方向に亘り水平面内で回動可能に係止金具
14が設けられ、この係止金具14を幅方向へ回動させ
て、側溝に係止させることができるように構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、側溝に設けられるグ
レーチングに関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、側溝に設けられるグ
レーチングは、側溝に被せられるとか落とし込まれる等
で設置されているため、グレーチングは容易に側溝から
取り外すことができるものとなっており、そのため、グ
レーチングを自動車の車輪などで踏みつけた場合に、側
溝からグレーチングが外れてしまうことがあるという問
題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、自動車が踏みつけた場
合にも側溝から外れることのないグレーチングを提供せ
んことを目的とし、その第1の要旨は、側溝に設けられ
るグレーチングであって、該グレーチングの底側には、
該グレーチングの長手方向から幅方向に亘り略水平面内
で回動可能に係止金具が設けられ、該係止金具を幅方向
へ回動させて前記側溝に係止可能に構成したことであ
る。また、第2の要旨は、前記係止金具は、グレーチン
グに上下動かつ回動可能に垂設されたボルトの下端側に
固設され、前記ボルトは常にはスプリングを介し上方側
へ付勢されているとともに、該ボルトに上方側より工具
を掛け、工具を介し前記掛止金具を回動させることがで
きるように構成したことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。グレーチングの一例を、図1の平面図で、また図
2の側面図で、また図3の底面図で示し、また、図4,
図5,図6においては要部を拡大して示し、また図7で
は、グレーチングを側溝に固定させた状態の断面図を示
し説明すると、グレーチング1は、水平状をなす上面片
2の左右から垂直に折り曲げて側面片3a,3bが垂設
されて、下面側が解放された略コの字状断面に形成され
ており、この側面片3a,3bの長手方向に間隔をおい
て内側へ水平状に折り曲げられた折曲片4a,4bが形
成されており、この折曲片4a,4b間に溶接等で固定
して連結片5が水平状に固設されており、この連結片5
は、1個のグレーチング1に対し長手方向に2個所程度
形成されたものとなっている。
【0005】また、グレーチング1の強度を確保するた
めに長手方向に沿って所定間隔で立ち上げ状の補強立片
6が、上面片2の下面と側面片3a,3bの内側壁面に
固定された状態で設けられている。また、上面片2には
複数の水を通すための排水貫通孔8,8が形成されてお
り、また、この上面片2の前記連結片5と整合する位置
には、貫通状に工具孔9,9が形成されたものとなって
いる。また、グレーチング1の長手方向先端側には前記
補強立片6と平行状に先端立片7,7が固設されてい
る。
【0006】前記工具孔9の下方には、図5に示すよう
に、前記連結片5から立ち上げられてボルト10が設け
られ、ボルト10の上端の頭部10aが前記工具孔9に
臨まれており、頭部10aの下面にはワッシャ11が設
けられて、ワッシャ11の下部のボルト10の外周には
コイルスプリング12が配設されている。なお、ボルト
10は、前記連結片5に形成した通し孔5aに上下動可
能で、かつ回動可能に挿通されており、ボルト10の下
端側には2個のロックナット13,13が設けられて、
このロックナット13,13で締め付け状に固定されて
ボルト10の下端側に係止金具14が固設されている。
この係止金具14は、ボルト10にロックナット13,
13で固定された水平状の基片14aの両端側から、傾
斜状に傾斜片14b,14bが折り曲げ形成され、各傾
斜片14b,14bの先端側には、水平に外側へ突出す
る係止片14c,14cが一体形成されたものとなって
いる。なお、前記ボルト10はスプリング12の付勢力
により常には上方側へ付勢されており、この状態では上
部のロックナット13が連結片5に当接した状態とな
る。
【0007】このような状態で図4及び図6に示すよう
に、グレーチング1の上方側より工具15を前記工具孔
9内に差し込んで、工具15でボルト10を下方側へ押
さえ付けて、工具15によりボルト10を適宜回動させ
ることができるものである。即ち、工具15はT字状に
形成されて、下端が前記ボルト10の頭部10aに嵌合
されるレンチ部15aが垂直に設けられ、レンチ部15
aの上端には水平状にハンドル部15bが一体形成され
たものである。
【0008】図6に示すように、レンチ部15aの下端
をボルトの頭部10aに嵌め込んで、ハンドル部15b
を回すと、ボルト10が回動し、これに伴い係止金具1
4がグレーチング1の長手方向から幅方向に亘り水平面
内で回動されるものである。なお、この場合、工具15
でボルト10を下方側へ押圧すると、容易に回動させる
ことができるものとなる。
【0009】なお、図7の断面図で示すように、側溝2
1を形成するコンクリート部20は予め図7のような断
面形状に施工されており、側溝21の底側には水平状に
内側へ突出する段部21aが形成され、段部21aの内
端から垂直に下方へ向かって垂下部21bが形成され、
垂下部21bの下端で外側へ水平状をなす底係止面21
cが形成され、この底係止面21cから外側へ向かって
湾曲状に湾曲部21dが形成されたものとなっている。
【0010】このような形状に予め形成された側溝21
内に上方側よりグレーチング1を嵌め込み状に設置し、
この状態でグレーチング1の上方より、前記工具孔9内
に工具15を差し込んで、ボルト10を工具15により
回動させて、係止金具14を、図5のようなグレーチン
グ1に対する長手方向の位置から図7に示すような幅方
向の位置へ回動させることができ、この時にボルト10
は下方側へ工具15で押し込まれているため、容易に工
具15でボルト10を回して係止金具14を幅方向へ回
動させることができ、その状態で工具15を抜き取る
と、スプリング12の付勢力によりボルト10は上方側
へ移動し、これにより係止金具14の係止片14c,1
4cが図7に示すように底係止面21cに当接して、底
係止面21cに押し付けられた状態となり、この状態で
はグレーチング1は側溝21から上方側へ抜けることは
ない。
【0011】即ち、グレーチング1を上方側へ抜こうと
しても係止金具14が係止状態となっているため、スプ
リング12の分だけは上方へ持ち上げられても、グレー
チング1が側溝21の上面の高さまで上がることはな
く、グレーチングは抜脱が防がれた状態に維持される。
しかも、スプリング12によりグレーチング1のある程
度の上下動は許容されているため、車等がグレーチング
1上に乗った時にも良好にグレーチング1は側溝21内
で僅かに移動等できるものである。また、ボルト10の
頭部10aはグレーチング1の上面よりも上方へ突出す
ることはないため、グレーチング1は設置状態では、そ
の上面は面一状に維持される。
【0012】なお、排水貫通孔8の形状等の異なるグレ
ーチング1、及び棒材等で形成された形状のグレーチン
グにおいても、同様な構造を採用して、側溝からの抜脱
を防ぐことができるものである。なお、このグレーチン
グはステンレス製のものに限らず、鉄製、その他の材質
のものであっても、同様な構造を採用することができ
る。
【0013】
【発明の効果】本発明は、側溝に設けられるグレーチン
グであって、該グレーチングの底側には、該グレーチン
グの長手方向から幅方向に亘り略水平面内で回動可能に
係止金具が設けられ、該係止金具を幅方向へ回動させて
前記側溝に係止可能に構成したことにより、係止金具を
幅方向へ回動させて側溝に係止させて、グレーチングの
側溝からの抜脱を良好に防ぐことができるものとなる。
【0014】また、前記係止金具は、グレーチングに上
下動かつ回動可能に垂設されたボルトの下端側に固設さ
れ、前記ボルトは常にはスプリングを介し上方側へ付勢
されているとともに、該ボルトに上方側より工具を掛
け、工具を介し前記係止金具を回動させることができる
ように構成したことにより、上方側から工具によりボル
トを回して、ボルトを介し工具で良好に係止金具を幅方
向へ回動させて、側溝に係止させることができ、グレー
チングを側溝に施工する際に良好に工具で係止金具を幅
方向に回動させて、グレーチングの抜け止めを行うこと
ができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】グレーチングの一例の平面構成図である。
【図2】図1の側面構成図である。
【図3】図1の底面構成図である。
【図4】グレーチングに形成されている工具孔内に上方
より工具を差し込む状態の要部分解構成図である。
【図5】係止金具の取付構造を示すグレーチングの要部
拡大破断斜視図である。
【図6】工具による係止金具の回動操作を示す作用図で
ある。
【図7】側溝にグレーチングを嵌め込み固定した状態の
断面拡大構成図である。
【符号の説明】
1 グレーチング 2 上面片 3a,3b 側面片 4a,4b 折曲片 5 連結片 6 補強立片 8 排水貫通孔 9 工具孔 10 ボルト 10a 頭部 11 ワッシャ 12 スプリング 13 ロックナット 14 係止金具 14a 基片 14b 傾斜片 14c 係止片 15 工具 15a レンチ部 15b ハンドル部 20 コンクリート部 21 側溝 21a 段部 21b 垂下部 21c 底係止面 21d 湾曲部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側溝に設けられるグレーチングであっ
    て、該グレーチングの底側には、該グレーチングの長手
    方向から幅方向に亘り略水平面内で回動可能に係止金具
    が設けられ、該係止金具を幅方向へ回動させて前記側溝
    に係止可能に構成したことを特徴とするグレーチング。
  2. 【請求項2】 前記係止金具は、グレーチングに上下動
    かつ回動可能に垂設されたボルトの下端側に固設され、
    前記ボルトは常にはスプリングを介し上方側へ付勢され
    ているとともに、該ボルトに上方側より工具を掛け、工
    具を介し前記掛止金具を回動させることができるように
    構成したことを特徴とする請求項1に記載のグレーチン
    グ。
JP11221843A 1999-08-04 1999-08-04 グレーチング Pending JP2001049730A (ja)

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Cited By (6)

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