JPS624592Y2 - - Google Patents

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JPS624592Y2
JPS624592Y2 JP6943983U JP6943983U JPS624592Y2 JP S624592 Y2 JPS624592 Y2 JP S624592Y2 JP 6943983 U JP6943983 U JP 6943983U JP 6943983 U JP6943983 U JP 6943983U JP S624592 Y2 JPS624592 Y2 JP S624592Y2
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JP
Japan
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fitting
hook
lid
head
rod
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JP6943983U
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JPS59173749U (ja
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Publication of JPS624592Y2 publication Critical patent/JPS624592Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマンホール蓋の浮き上がり防止装置の
改良に関するものである。
従来、マンホール蓋の浮き上がり防止装置とし
ては各種のものが知られているが、何づれもマン
ホールの蓋と枠以外の浮き上がり防止手段を構成
する部材の部品点数が多く、例えば実公昭47−
14929号に示されるように、蓋の表面に設けた凹
部の孔より蓋を貫通して回転可能に垂下する杆の
上端に把手を関着し、把手を凹部に横置収容した
位置において枠に形成したフランジ下面と係合す
る爪を杆の下端に突設したものがあるが、この場
合、蓋と枠以外に杆、爪、把手及びこれらを連結
するピン、ナツト等の多くの部材を要し、製作に
工数を、又組付けに手数を要するという欠点があ
り、又これら部材の一体的に形成したのでは蓋へ
の取付けが不能となるものであつた。
そこで本考案は、マンホールの蓋と枠以外の浮
き上がり防止のための部材が単一部材の鉤金具で
済み、製作に工数を、又組付けに手数を要さない
マンホール蓋の浮き上がり防止装置を提供しよう
とするものである。
即ち、本考案は、杆部の下端にフツクを連設す
ると共に前記杆部の上端に回り止め用頭部を連設
して鉤金具を一体形成し、枠上面の蓋嵌合孔に蓋
を嵌合し、前記鉤金具の特定位置で該鉤金具の頭
部に略合致する嵌込凹部を前記蓋の上面の周方向
略等間隔に複数個設け、前記嵌込凹部の底に貫設
した孔に前記鉤金具の杆部を挿通して該鉤金具の
頭部を前記嵌込凹部に嵌め込み、鉤金具の前記フ
ツクを枠の前記蓋嵌合孔の下端に連設した内鍔部
の下方に所要の間隙を存して臨ませ、該間隙を前
記蓋の蓋嵌合孔との嵌合深さよりも小さく且つ蓋
の前記嵌込凹部の深さよりも大きくしたことを特
徴とするマンホール蓋の浮き上がり防止装置を要
旨とするものである。
次に本考案の図示の実施例について説明する
と、1は枠体、2は蓋であつて、枠体1の上面に
設けたテーパー状蓋嵌合孔3には蓋2のテーパー
状外周部4が嵌合されている。蓋2の上面に左右
には縦長十字状嵌込凹部5が対設され、嵌込凹部
5の底中央には孔6が貫通されている。7は一体
形成した鉤金具であつて、杆部8の上端に前記嵌
込凹部5に略合致する縦長十字状頭部9を連設す
ると共に杆部8の下端に水平状に屈曲したフツク
10を連設している。そして本例は、鉤金具7の
杆部8を蓋の孔6に挿通して頭部9を嵌込凹部5
に嵌め込み、フツク10の枠の蓋嵌合孔3下端に
連設した内鍔部11下方に所要の間隙Dを付与し
て臨ませ、間隙Dを蓋2の蓋嵌合孔3との嵌合深
さHよりも小さく且つ嵌込凹部5の深さSよりも
大きい値となしている。又本例では、嵌込凹部5
及び鉤金具の頭部9の左右の突出部の幅W1,W2
を大小に形成して頭部9が水平面に於いて特定位
置に来た時のみ嵌込凹部5に嵌り込むようにして
ある。
このようにした本装置にあつては、道路への施
工状態に於いて、大雨時等で増水した下水道の水
がマンホールから噴出する力で蓋2が浮き上がり
を生じたり、車輛の通過時の反力で蓋2が飛び上
がろうとすると、間隙Dが嵌合深さHよりも小さ
いため、蓋2の下部が蓋嵌合孔3に嵌つた状態で
鉤金具のフツク10が枠の内鍔部11に係合し、
それ以上の蓋2の浮き上がりが防止され、その
後、蓋2が鉤金具7と共に自重により前記説明初
期の設定状態に復元する。
次に蓋2を枠1から離脱さす場合には、第3図
の仮想線12で示すように、頭部9を指先に把み
鉤金具7を少し持上げて頭部9を嵌込凹部5から
抜き出した状態としてから、鉤金具7を水平面に
於いて略180度回転し、頭部9を把んで鉤金具7
を持上げる。これによりフツク10が蓋2下面に
係合して鉤金具7と共に蓋2が枠から離脱する。
次に蓋2に対し鉤金具7の装着に際しては、第
4図の仮想線13で示すように、前記設定状態に
対し水平面に於いて略90度鉤金具7を回転させた
状態としてフツク10及び杆部8を孔6に挿通し
てから、前記設定状態とすることにより蓋2に対
する鉤金具7の装着が行われる。
なお、鉤金具の頭部及びこれに略合致する蓋の
嵌込凹部の形状は第5図に示すように平面形状に
於いて円弧状14等でも良く、要は平面に於いて
鉤金具の特定回転位置でのみ相互に嵌り込む形状
であれば良い。
上記のように本考案は、枠の内鍔部下方に所要
の間隙を存して鉤金具のフツクにより蓋の所定量
以上の浮き上がりを防止できるだけでなく、鉤金
具の頭部を蓋の嵌込凹部から抜出した状態で回転
して鉤金具を蓋の持上げ時の取付用に供すること
ができ、また枠と蓋以外には杆部の上下端に頭部
及びフツクを連設して一体形成された鉤金具のみ
であるから部品点数が少なくて済み、製作及び組
付けに手数を要さず故障も生じ難い効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
平面図、第2図は第1図のE部の拡大図、第3図
は第2図のA−A線矢視断面図、第4図は第3図
のB−B線矢視断面図であり、第5図は別例の一
部分の平面図である。 1……枠体、2……蓋、3……蓋嵌合孔、4…
…外周部、5……嵌込凹部、6……孔、7……鉤
金具、8……杆部、9……頭部、10……フツ
ク、11……内鍔部、12,13……仮想線、1
4……円弧状、D……間隙、H……嵌合深さ、S
……深さ、W1,W2……幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 杆部の下端にフツクを連設すると共に前記杆部
    の上端に回り止め用頭部を連設して鉤金具を一体
    形成し、枠上面の蓋嵌合孔に蓋を嵌合し、前記鉤
    金具の特定位置で該鉤金具の頭部に略合致する嵌
    込凹部を前記蓋の上面の周方向略等間隔に複数個
    設け、前記嵌込凹部の底に貫設した孔に前記鉤金
    具の杆部を挿通して該鉤金具の頭部を前記嵌込凹
    部に嵌め込み、鉤金具の前記フツクを枠の前記蓋
    嵌合孔の下端に連設した内鍔部の下方に所要の間
    隙を存して臨ませ、該間隙を前記蓋の蓋嵌合孔と
    の嵌合深さよりも小さく且つ蓋の前記嵌込凹部の
    深さよりも大きくしたことを特徴とするマンホー
    ル蓋の浮き上がり防止装置。
JP6943983U 1983-05-09 1983-05-09 マンホ−ル蓋の浮き上がり防止装置 Granted JPS59173749U (ja)

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JP6943983U JPS59173749U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 マンホ−ル蓋の浮き上がり防止装置

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JP6943983U JPS59173749U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 マンホ−ル蓋の浮き上がり防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS59173749U JPS59173749U (ja) 1984-11-20
JPS624592Y2 true JPS624592Y2 (ja) 1987-02-02

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ID=30199594

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JP6943983U Granted JPS59173749U (ja) 1983-05-09 1983-05-09 マンホ−ル蓋の浮き上がり防止装置

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