JP2001049425A - スパッタリングターゲット用希土類元素−遷移金属系焼結体およびその製造方法 - Google Patents

スパッタリングターゲット用希土類元素−遷移金属系焼結体およびその製造方法

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JP2001049425A
JP2001049425A JP22253299A JP22253299A JP2001049425A JP 2001049425 A JP2001049425 A JP 2001049425A JP 22253299 A JP22253299 A JP 22253299A JP 22253299 A JP22253299 A JP 22253299A JP 2001049425 A JP2001049425 A JP 2001049425A
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based sintered
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Toshito Kishi
俊人 岸
Hiroyuki Ito
弘幸 伊藤
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 (1)膜厚および膜組成のばらつきを少なく
する、(2)成膜速度が溶解鋳造材並みである、(3)
熱衝撃に強くて使用中にクラックが発生しにくいスパッ
タリングターゲット用希土類元素−遷移金属系焼結体、
およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 本発明の焼結体は、希土類元素を10〜
50原子%、必要により添加元素を含み、残部が遷移金
属および不可避不純物からなる組成を有する焼結体中の
空孔に着目すると、存在する空孔の大きさが50μm以
下であり、焼結の進行状態に着目すると、1cm立方密
度のばらつき及び1mm厚み密度のばらつきのうちの少
なくとも1つが、密度の98〜102%の範囲以内にあ
る。また、本発明の焼結体製造方法は、希土類元素と遷
移金属を含み、特定の平均粒径および粒度分布を有する
原料粉末を用い、加圧下、850〜1100℃で焼結す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スパッタリング法
によって光磁気記録媒体を製造するときにターゲットと
して用いる希土類元素−遷移金属系焼結体(以下「焼結
体」という)、およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】スパッタリング法によって光磁気記録媒
体を製造するときに用いるターゲット(光磁気記録媒体
用スパッタリングターゲット)は、次のような希土類元
素−遷移金属系の組成を有し、溶解鋳造材や焼結体があ
る。すなわち、組成は、Nd、Gd、Tb、Dy、Ho
およびErからなる群から選ばれた1種以上の希土類元
素を10〜50原子%含み、必要により、Cr、Ti、
Al、Nb、Cu、Ta、PdおよびPtからなる群か
ら選ばれた1種以上の添加元素を含み、残部がCo、F
eおよびNiからなる群から選ばれた1種以上の遷移金
属、および不可避不純物からなる。本明細書では、この
組成を以下「公知組成」という。
【0003】溶解鋳造材は、真空などの雰囲気中で溶解
・鋳造を行うことにより製造され、焼結体は、原料粉末
を用い、ホットプレス、HIPなどで焼結したり、冷間
でのプレス後に焼結したりすることにより製造される。
【0004】溶解鋳造材は、実質的に空孔がなく、緻密
であり、また成膜速度も問題ない。しかし、(1)原料
歩留まりが悪い、(2)鋳造時の偏析、鋳造後の冷却中
の割れが発生しやすい、(3)熱衝撃に弱くて使用中に
クラックが発生しやすいなど多くの問題点がある。
【0005】一方、焼結材は、(1)原料歩留まりがよ
い、(2)製造時に偏析、割れなどがないので、実際
に、工業的に安定して生産されている。しかし、溶解鋳
造材と違って、表面および内部に空孔が存在することが
避けられないため、膜厚、膜組成がばらついて、膜質が
悪化する場合があった。また、溶解鋳造材に比べて、成
膜速度が低い。高温高圧下で高密度のターゲットとした
場合、成膜速度は溶解鋳造材並みにすることが可能であ
るが、その反面、熱衝撃に弱くなって使用中にクラック
が発生しやすくなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
焼結材の問題点を解消し、(1)膜厚および膜組成のば
らつきを少なくする、(2)成膜速度が溶解鋳造材並み
である、(3)熱衝撃に強くて使用中にクラックが発生
しにくい焼結体、およびその製造方法を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく鋭意研究した結果、(1)(a)焼結体中の
空孔に着目した場合、該空孔を小さく分散させる、特
に、小さく、均一に、かつ少なく分散させる、(b)焼
結体の焼結の進行状態に着目した場合、該焼結を均一に
進ませる、特に、均一に、かつ十分に進ませることによ
って、上記目的を達成できること、および(2)空孔と
焼結進行状態とを上記(1)のようにすることは、平均
粒径、粒度分布、粒子形状などが特定された原料粉末を
用い、ホットプレス、HIPなどの加圧下の焼結法を用
いることによって可能であることを見出し、本発明に到
達した。
【0008】本発明の第1の焼結体製造方法(第1発
明)は、希土類元素および遷移金属を含む原料粉末を用
い、加圧下で焼結するスパッタリングターゲット用希土
類元素−遷移金属系焼結体の製造方法において、該原料
粉末は、平均粒径および粒度分布が次の(1)〜(3)
のいずれかであり、焼結温度は850〜1100℃、好
ましくは850〜1000℃であることを特徴とする。
【0009】(1)(a)平均粒径:10〜350μm
(好ましくは50〜200μm)。
【0010】(b)粒度分布:平均粒径±15μmの範
囲以内の割合が全体の80重量%以上、平均粒径±25
μmの範囲以内の割合が全体の95重量%以上である。
【0011】(2)(a)平均粒径:20〜150μm
(好ましくは100μm以下、より好ましくは75μm
以下)。
【0012】(b)粒度分布:平均粒径±10μmの範
囲以内の割合が全体の80重量%以上、10μm以下の
割合が全体の10重量%以下である。
【0013】(3)(a)平均粒径:150〜250μ
m(好ましくは200μm以下)。
【0014】(b)粒度分布:平均粒径±25μmの範
囲以内の割合が全体の80重量%以上、50μm以下の
割合が全体の5重量%以下である。
【0015】第1発明において、原料粉末は、(1)成
分・組成を均一に有する合金粉末である、(2)滑らか
な粒子形状を有するのが好ましい。また、焼結温度まで
の昇温速度は毎時250℃以上とするのが好ましい。
【0016】第2発明の焼結体は、焼結体中の空孔に着
目したものであり、第1発明の焼結体製造方法によって
製造することができる。すなわち、存在する空孔の大き
さが50μm以下である。ここで、「空孔の大きさが5
0μm以下」とは、任意の50個以上の空孔の95%以
上についていう。
【0017】第2発明において、存在する空孔は、
(1)10μm以上の大きさをもつ個数が1mm角当た
り100個以下であること、および(2)滑らかな曲
線、好ましくは円または短径/長径比0.5以上の楕円
に近似できる曲線で形状が形成されていることが好まし
い。ここで、「10μm以上の大きさをもつ個数が1m
m角当たり100個以下」とは、任意の1mm角10箇
所以上中95%以上の箇所についていう。また、「滑ら
かな曲線で形状が形成されている」とは、任意の50箇
以上の空孔の95%以上についていう。
【0018】第2発明は、(1)90%以上の密度を有
すること、および(2)30W/mK以上の熱伝導率を
有することが好ましい。ここで、「密度」とは、溶解鋳
造材の密度に対する百分率を意味する。
【0019】第3発明の焼結体は、焼結の進行状態に着
目したものであり、第1発明の焼結体製造方法によって
製造することができる。すなわち、1cm立方密度のば
らつき及び1mm厚み密度のばらつきのうちの少なくと
も1つが、密度の98〜102%の範囲以内にある。こ
こで、「1cm立方密度」とは焼結体中に仮想した1c
m立方の小部分の密度を、「1mm厚み密度」とは焼結
体中に仮想した1mm厚みの小部分の密度を意味する。
また、「1cm立方密度のばらつき」はばらつく1cm
立方密度の最小値と最大値を「(最小値)〜(最大
値)」の範囲で示し、「1mm厚み密度のばらつき」は
ばらつく1mm厚み密度の最小値と最大値を「(最小
値)〜(最大値)」の範囲で示す。さらに、「1cm立
方密度のばらつきが密度の98〜102%の範囲以内に
ある」および「1mm厚み密度のばらつきが密度の98
〜102%の範囲以内にある」とは、任意の10箇以上
のばらつき中95%以上のばらつきについていう。
【0020】第3発明は、(1)90%以上の密度を有
すること、および(2)30W/mK以上の熱伝導率を
有することが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】[I]焼結体 第2発明の焼結体は、該焼結体中の空孔に着目し、第3
発明の焼結体は、該焼結体の焼結進行状態に着目したも
のである。しかるに、空孔と焼結進行状態とは密接に関
連している。従って、第3発明は第2発明を換言したも
のである。
【0022】第2発明および第3発明において、存在す
る空孔は、小さく分散している。好ましくは小さく、均
一に、かつ少なく分散している。また、焼結が均一に、
好ましくは均一に、かつ十分に進んだ状態になってい
る。従って、第2発明および第3発明は、密度が例えば
90%以上、熱伝導率が例えば30W/mK以上のよう
に向上し、ひいては耐熱衝撃性が向上している。
【0023】そのため、次の(1)〜(3)の効果を有
する。
【0024】(1)スパッタ中に空孔がターゲット表面
に出現しても、スパッタ粒子の放出角度の変化を小さく
抑えることが可能となり、その結果、膜厚および膜組成
のばらつきを小さくすることができる(空孔の分散状態
の向上による)。
【0025】(2)スパッタリング時のクラック発生を
防止することができる(耐熱衝撃性の向上による)。
【0026】(3)スパッタリング時に十分に高いパワ
ーをかけることができるので、成膜速度を溶解鋳造材並
みに高くできる(密度、熱伝導率の向上による)。
【0027】[II]焼結体の製造方法 第1発明の焼結体製造方法を実施するには、次の
(1)、(2)で述べる事項や、公知の製造方法を採用
すればよい。
【0028】(1)原料粉末 (a)組成 希土類元素粉末、遷移金属粉末、希土類元素−遷移金属
系合金粉末などの粉末を用いることができるが、成分・
組成を均一に有する合金粉末(例えば固溶合金粉末)を
用いることが好ましい。
【0029】(b)平均粒径および粒度分布 前述した平均粒径および粒度分布を有する原料粉末を適
宜用いることができる。
【0030】(c)粒子形状 鋭角の突起がなく、滑らかな粒子形状が好ましく、球形
がより好ましい。
【0031】(2)焼結 焼結雰囲気、昇温速度および焼結温度は前述した通りで
ある。なお、焼結温度は、ターゲット組成に合わせて8
50〜1100℃とするが、1100℃を超えると、焼
結中に異常粒成長がおこり、耐熱衝撃性が低下する。
【0032】
【実施例】[実施例1] (1)組成が、Tbを22原子%、Coを10原子%お
よびCrを3原子%含み、残部がFeおよび不可避不純
物、(2)平均粒径が100μm、(3)粒度分布が、
100±15μm(85〜115μm)の範囲以内の割
合:87重量%、100±25μm(75〜125μ
m)の範囲以内の割合:96重量%である合金粉末をガ
スアトマイズ法で作成した。この粉末の形状は球形であ
り、鋭角の突起は存在しない。
【0033】直径130mmのグラファイト型に上記粉
末を焼結体厚さが10mmとなるように給粉し、真空ホ
ットプレスを用いて、圧力:200kg/cm、保
持温度:1100℃で焼結体を4枚作成した。作成した
焼結体を直径127mm、厚さ10mmに加工した。
【0034】加工した焼結体の1枚は、空孔の大きさ、
個数、形状の測定・観察に用いた。なお、空孔の大きさ
は、任意の100個の大きさを測定してそれらの最大値
を求めた。空孔の個数は、任意の20箇所の1mm角内
の空孔を観察し、大きさ10μm以上の空孔の個数を数
えた。空孔の形状は、空孔の大きさを測定した上記10
0個の空孔について顕微鏡観察した。
【0035】加工した焼結体の他の1枚を、密度、1c
m立方密度のばらつき、および1mm厚み密度のばらつ
きの測定に用いた。なお、1cm立方密度のばらつき
は、任意に切り取った10mm立方の焼結体15個の密
度を測定して求め、また1mm厚み密度のばらつきは、
任意の厚み位置で切り取った1mm×10mm×30m
mの焼結体15個の密度を測定して求めた。
【0036】別の1枚を耐熱衝撃性の測定に用いた。な
お、耐熱衝撃性は、室温から200℃まで60秒で昇温
した後にクラックの発生の有無を観察した。
【0037】残りの1枚を熱伝導率の測定に用いた後、
バッキングプレートに接合し、DCスパッタを行った。
この際、スパッタパワーを45W/cmまで急激に
上げた。また、成膜速度を測定し、溶解鋳造材の成膜速
度と比較した。さらに、初期と末期の膜においてディス
ク面内の膜厚のばらつき、膜組成(Tbの原子%)のば
らつきを測定した。
【0038】その結果、(1)空孔の大きさは最大値が
15μm、(2)空孔の個数は最小値が14個、最大値
が26個、(3)空孔の形状はすべてがほぼ円形、
(4)密度は97.3%、(5)1cm立方密度のばら
つきは、95.9〜98.1%(密度の98.6〜10
0.8%)、(6)1mm厚み密度のばらつきは、9
6.2〜98.2%(密度の98.9〜100.9
%)、(7)熱伝導率は34W/mK、(8)成膜速度
は溶解鋳造材の成膜速度の98〜101%であった。ま
た、(9)200℃への昇温の際もパワーの急激アップ
の際も、クラックは発生せず、(10)膜厚は初期・末
期いずれも、(平均膜厚)×(93〜107%)の範囲
でばらつき(膜厚のばらつきは±7%)、(11)膜組
成は初期・末期いずれも、(平均組成)±3原子%の範
囲でばらついていた(膜組成のばらつきは±3原子
%)。実施例1の焼結体は極めて大きなパワーでのスパ
ッタが可能である。
【0039】[実施例2] (1)組成が、Tbを22原子%、Coを10原子%お
よびCrを3原子%含み、残部がFeおよび不可避不純
物、(2)平均粒径が50μm、(3)粒度分布が、5
0±15μm(35〜65μm)の範囲以内の割合:8
1重量%、50±25μm(25〜75μm)の範囲以
内の割合:95重量%である合金粉末をガスアトマイズ
法で作成した。
【0040】直径130mmのグラファイト型に上記粉
末を焼結体厚さが10mmとなるように給粉し、真空ホ
ットプレスを用いて、圧力:200kg/cm、保
持温度:1100℃、保持温度(1100℃)までの昇
温時間:4時間で焼結体を4枚作成した。作成した焼結
体を直径127mm、厚さ10mmに加工した。
【0041】加工した焼結体は、実施例1と同様にし
て、種々の測定に用いた。
【0042】その結果、(1)空孔の大きさは最大値が
6μm、(2)空孔の個数は、いずれの1mm角内でも
0個、(3)密度は99.3%、(4)1cm立方密度
のばらつきは、98.9〜99.6%(密度の99.6
〜100.3%)、(5)1mm厚み密度のばらつき
は、98.1〜99.8%(密度の98.8〜100.
5%)、(6)熱伝導率は34W/mK、(7)成膜速
度は溶解鋳造材の成膜速度の99〜101%であった。
また、(8)200℃への昇温の際もパワーの急激アッ
プの際も、クラックは発生せず、(9)膜厚は初期・末
期いずれも、(平均膜厚)×(92〜108%)の範囲
でばらつき(膜厚のばらつきは±8%)、(10)膜組
成は初期・末期いずれも、(平均組成)±2原子%の範
囲でばらついていた(膜組成のばらつきは±2原子
%)。
【0043】[実施例3] (1)組成が、Tbを22原子%およびCoを13原子
%含み、残部がFeおよび不可避不純物、(2)平均粒
径が200μm、(3)粒度分布が、200±15μm
(185〜215μm)の範囲以内の割合:80重量
%、200±25μm(175〜225μm)の範囲以
内の割合:99重量%である合金粉末をガスアトマイズ
法で作成した。
【0044】直径130mmのグラファイト型に上記粉
末を焼結体厚さが10mmとなるように給粉し、真空ホ
ットプレスを用いて、圧力:200kg/cm、保
持温度:1050℃、保持温度(1050℃)までの昇
温時間:4時間で焼結体を作成した。作成した焼結体を
直径127mm、厚さ10mmに加工した。
【0045】加工した焼結体は、実施例1と同様にし
て、種々の測定に用いた。
【0046】その結果、(1)密度は92.3%、
(2)1cm立方密度のばらつきは、90.9〜94.
1%(密度の98.5〜102.0%)、(3)1mm
厚み密度のばらつきは、90.5〜94.1%(密度の
98.0〜102.0%)、(4)熱伝導率は31W/
mK、(5)成膜速度は溶解鋳造材の成膜速度の93〜
98%であった。また、(6)200℃への昇温の際も
パワーの急激アップの際も、クラックは発生せず、
(7)膜厚は初期・末期いずれも、(平均膜厚)×(9
0〜110%)の範囲でばらつき(膜厚のばらつきは±
10%)、(8)膜組成は初期・末期いずれも、(平均
組成)±3原子%の範囲でばらついていた(膜組成のば
らつきは±3原子%)。
【0047】[実施例4] (1)組成が、Tbを22原子%、Coを10原子%お
よびCrを3原子%含み、残部がFeおよび不可避不純
物、(2)平均粒径が50μm、(3)粒度分布が、5
0±10μm(40〜60μm)の範囲以内の割合:8
7重量%、10μm以下の割合:2.2重量%である合
金粉末をガスアトマイズ法で作成した。
【0048】直径130mmのグラファイト型に上記粉
末を焼結体厚さが10mmとなるように給粉し、真空ホ
ットプレスを用いて、圧力:500kg/cm、保
持温度:980℃、保持温度(980℃)までの昇温時
間:4時間で焼結体を作成した。作成した焼結体を直径
127mm、厚さ10mmに加工した。
【0049】加工した焼結体は、実施例1と同様にし
て、種々の測定に用いた。
【0050】その結果、(1)空孔の大きさは最大値が
13μm、(2)空孔の個数は最小値が12個、最大値
が19個、(3)密度は97%、(4)熱伝導率は32
W/mK、(5)成膜速度は溶解鋳造材の成膜速度の9
8〜101%であった。また、(6)200℃への昇温
の際もパワーの急激アップの際も、クラックは発生せ
ず、(7)膜厚は初期・末期いずれも、(平均膜厚)×
(88〜109%)の範囲でばらつき(膜厚のばらつき
は±12%)、(8)膜組成は初期・末期いずれも、
(平均組成)±2原子%の範囲でばらついていた(膜組
成のばらつきは±2原子%)。
【0051】[実施例5] (1)組成が、Tbを22原子%およびCoを13原子
%含み、残部がFeおよび不可避不純物、(2)平均粒
径が25μm、(3)粒度分布が、25±10μm(1
5〜35μm)の範囲以内の割合:80重量%、10μ
m以下の割合:8.8重量%である合金粉末をガスアト
マイズ法で作成した。
【0052】直径130mmのグラファイト型に上記粉
末を焼結体厚さが10mmとなるように給粉し、真空ホ
ットプレスを用いて、圧力:700kg/cm、保
持温度:900℃、保持温度(900℃)までの昇温時
間:2.5時間で焼結体を作成した。作成した焼結体を
直径127mm、厚さ10mmに加工した。
【0053】加工した焼結体は、実施例1と同様にし
て、種々の測定に用いた。
【0054】その結果、(1)密度は92%、(2)1
cm立方密度のばらつきは、89.9〜93.8%(密
度の97.7〜101.9%)、(3)1mm厚み密度
のばらつきは、90.1〜93.1%(密度の97.9
〜101.2%)、(4)熱伝導率は30W/mK、
(5)成膜速度は溶解鋳造材の成膜速度の98〜101
%であった。また、(6)200℃への昇温の際もパワ
ーの急激アップの際も、クラックは発生せず、(7)膜
厚は初期・末期いずれも、(平均膜厚)×(90〜11
0%)の範囲でばらつき(膜厚のばらつきは±10
%)、(8)膜組成は初期・末期いずれも、(平均組
成)±3原子%の範囲でばらついていた(膜組成のばら
つきは±3原子%)。
【0055】[実施例6] (1)組成が、Tbを24原子%、Coを10原子%お
よびCrを3原子%含み、残部がFeおよび不可避不純
物、(2)平均粒径が100μm、(3)粒度分布が、
100±10μm(90〜110μm)の範囲以内の割
合:91重量%、10μm以下の割合:0.4重量%で
ある合金粉末をガスアトマイズ法で作成した。
【0056】直径130mmのグラファイト型に上記粉
末を焼結体厚さが10mmとなるように給粉し、真空ホ
ットプレスを用いて、圧力:300kg/cm、保
持温度:1000℃、保持温度(1000℃)までの昇
温時間:4時間で焼結体を作成した。作成した焼結体を
直径127mm、厚さ10mmに加工した。
【0057】加工した焼結体は、実施例1と同様にし
て、種々の測定に用いた。
【0058】その結果、(1)空孔の大きさは最大値が
17μm、(2)空孔の個数は最小値が9個、最大値が
28個、(3)密度は94%、(4)熱伝導率は32W
/mK、(5)成膜速度は溶解鋳造材の成膜速度の97
〜100%であった。また、(6)200℃への昇温の
際もパワーの急激アップの際も、クラックは発生せず、
(7)膜厚は初期・末期いずれも、(平均膜厚)×(9
2〜108%)の範囲でばらつき(膜厚のばらつきは±
8%)、(8)膜組成は初期・末期いずれも、(平均組
成)±2原子%の範囲でばらついていた(膜組成のばら
つきは±2原子%)。
【0059】[実施例7] (1)組成が、Tbを22原子%、Coを10原子%お
よびCrを3原子%含み、残部がFeおよび不可避不純
物、(2)平均粒径が200μm、(3)粒度分布が、
200±25μm(175〜225μm)の範囲以内の
割合:87重量%、50μm以下の割合:2.2重量%
である合金粉末をガスアトマイズ法で作成した。
【0060】直径130mmのグラファイト型に上記粉
末を焼結体厚さが10mmとなるように給粉し、真空ホ
ットプレスを用いて、圧力:200kg/cm、保
持温度:1100℃、保持温度(1100℃)までの昇
温時間:4時間で焼結体を作成した。作成した焼結体を
直径127mm、厚さ10mmに加工した。
【0061】加工した焼結体は、実施例1と同様にし
て、種々の測定に用いた。
【0062】その結果、(1)密度は94%、(2)1
cm立方密度のばらつきは、92.3〜95.6%(密
度の98.2〜101.7%)、(3)1mm厚み密度
のばらつきは、93.1〜94.9%(密度の99.0
〜101.0%)、(4)熱伝導率は33.8W/m
K、(5)成膜速度は溶解鋳造材の成膜速度の98〜1
01%であった。また、(6)200℃への昇温の際も
パワーの急激アップの際も、クラックは発生せず、
(7)膜厚は初期・末期いずれも、(平均膜厚)×(9
2〜107%)の範囲でばらつき(膜厚のばらつきは±
8%)、(8)膜組成は初期・末期いずれも、(平均組
成)±2原子%の範囲でばらついていた(膜組成のばら
つきは±2原子%)。
【0063】[実施例8] (1)組成が、Tbを22原子%およびCoを13原子
%含み、残部がFeおよび不可避不純物、(2)平均粒
径が200μm、(3)粒度分布が、200±25μm
(175〜225μm)の範囲以内の割合:82重量
%、50μm以下の割合:3.6重量%である合金粉末
をガスアトマイズ法で作成した。
【0064】直径130mmのグラファイト型に上記粉
末を焼結体厚さが10mmとなるように給粉し、真空ホ
ットプレスを用いて、圧力:200kg/cm、保
持温度:1100℃、保持温度(1100℃)までの昇
温時間:4時間で焼結体を作成した。作成した焼結体を
直径127mm、厚さ10mmに加工した。
【0065】加工した焼結体は、実施例1と同様にし
て、種々の測定に用いた。
【0066】その結果、(1)空孔の大きさは最大値が
17μm、(2)空孔の個数は最小値が18個、最大値
が31個、(3)密度は94%、(4)熱伝導率は3
1.6W/mK、(5)成膜速度は溶解鋳造材の成膜速
度の97〜99%であった。また、(6)200℃への
昇温の際もパワーの急激アップの際も、クラックは発生
せず、(7)膜厚は初期・末期いずれも、(平均膜厚)
×(87〜105%)の範囲でばらつき(膜厚のばらつ
きは±13%)、(8)膜組成は初期・末期いずれも、
(平均組成)±3原子%の範囲でばらついていた(膜組
成のばらつきは±3原子%)。
【0067】[実施例9] (1)組成が、Tbを22原子%、Coを10原子%お
よびCrを3原子%含み、残部がFeおよび不可避不純
物、(2)平均粒径が250μm、(3)粒度分布が、
250±25μm(225〜275μm)の範囲以内の
割合:81重量%、50μm以下の割合:1.8重量%
である合金粉末をガスアトマイズ法で作成した。
【0068】上記粉末の焼結以後は、実施例7と同様に
試験した。
【0069】その結果、(1)密度は91%、(2)1
cm立方密度のばらつきは、88.9〜93.0%(密
度の97.7〜102.1%)、(3)1mm厚み密度
のばらつきは、90.1〜91.3%(密度の99.0
〜100.3%)、(4)熱伝導率は36.8W/m
K、(5)成膜速度は溶解鋳造材の成膜速度の99〜1
04%であった。また、(6)200℃への昇温の際も
パワーの急激アップの際も、クラックは発生せず、
(7)膜厚は初期・末期いずれも、(平均膜厚)×(8
9〜111%)の範囲でばらつき(膜厚のばらつきは±
11%)、(8)膜組成は初期・末期いずれも、(平均
組成)±3原子%の範囲でばらついていた(膜組成のば
らつきは±3原子%)。
【0070】[比較例1] (1)組成が、Tbを22原子%、Coを10原子%お
よびCrを3原子%含み、残部がFeおよび不可避不純
物、(2)平均粒径が50μm、(3)粒度分布が、5
0±15μm(35〜65μm)の範囲以内の割合:5
5重量%、50±25μm(25〜75μm)の割合:
65重量%である合金粉末をガスアトマイズ法で作成し
た。
【0071】直径130mmのグラファイト型に上記粉
末を焼結体厚さが10mmとなるように給粉し、冷間プ
レスを用いて圧力:200kg/cmで圧粉した。
得られた圧粉体を、保持温度:1100℃、保持温度
(1100℃)までの昇温時間:4時間で焼結して焼結
体を4枚作成した。作成した焼結体を直径127mm、
厚さ10mmに加工した。
【0072】加工した焼結体は、実施例1と同様にし
て、種々の測定に用いた。
【0073】その結果、(1)空孔の大きさは最大値が
35μm、(2)空孔の個数は最小値が18個、最大値
が83個、(3)密度は89%、(4)1cm立方密度
のばらつきは、79〜97%(密度の88.8〜10
9.0%)、(5)1mm厚み密度のばらつきは、83
〜95%(密度の93.3〜106.7%)、(6)熱
伝導率は24.7W/mK、(7)成膜速度は溶解鋳造
材の成膜速度の88〜89%であった。また、(8)ス
パッタ時、30W/cmでクラックが発生し、
(9)膜厚は初期・末期いずれも、(平均膜厚)×(6
8〜129%)の範囲でばらつき(膜厚のばらつきは±
32%)、(10)膜組成は初期・末期いずれも、(平
均組成)±3原子%の範囲でばらついていた(膜組成の
ばらつきは±3原子%)。比較例1の焼結体は大きなパ
ワーでのスパッタが不可能である。
【0074】
【発明の効果】本発明によって、(1)良好な膜質の膜
を形成する、(2)成膜速度を溶解鋳造材並みにするこ
とが可能である、(3)熱衝撃に強くて使用中にクラッ
クが発生しにくい焼結体、およびその製造方法を提供す
ることができる。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希土類元素および遷移金属を含む原料粉
    末を用い、加圧下で焼結するスパッタリングターゲット
    用希土類元素−遷移金属系焼結体の製造方法において、
    (1)該原料粉末は、(a)平均粒径が10〜350μ
    mであり、(b)粒度分布が(イ)平均粒径±15μm
    の範囲以内の割合が全体の80重量%以上、(ロ)平均
    粒径±25μmの範囲以内の割合が全体の95重量%以
    上であり、(2)焼結温度は850〜1100℃である
    ことを特徴とする該方法。
  2. 【請求項2】 原料粉末の平均粒径が50〜200μm
    である請求項1に記載のスパッタリングターゲット用希
    土類元素−遷移金属系焼結体の製造方法。
  3. 【請求項3】 希土類元素および遷移金属を含む原料粉
    末を用い、加圧下で焼結するスパッタリングターゲット
    用希土類元素−遷移金属系焼結体の製造方法において、
    (1)該原料粉末は、(a)平均粒径が20〜150μ
    mであり、(b)粒度分布が(イ)平均粒径±10μm
    の範囲以内の割合が全体の80重量%以上、(ロ)10
    μm以下の割合が全体の10重量%以下であり、(2)
    焼結温度は850〜1100℃であることを特徴とする
    該方法。
  4. 【請求項4】 原料粉末の平均粒径が100μm以下で
    ある請求項3に記載のスパッタリングターゲット用希土
    類元素−遷移金属系焼結体の製造方法。
  5. 【請求項5】 原料粉末の平均粒径が75μm以下であ
    る請求項3に記載のスパッタリングターゲット用希土類
    元素−遷移金属系焼結体の製造方法。
  6. 【請求項6】 希土類元素および遷移金属を含む原料粉
    末を用い、加圧下で焼結するスパッタリングターゲット
    用希土類元素−遷移金属系焼結体の製造方法において、
    (1)該原料粉末は、(a)平均粒径が150〜250
    μmであり、(b)粒度分布が(イ)平均粒径±25μ
    mの範囲以内の割合が全体の80重量%以上、(ロ)5
    0μm以下の割合が全体の5重量%以下であり、(2)
    焼結温度は850〜1100℃であることを特徴とする
    該方法。
  7. 【請求項7】 原料粉末の平均粒径が200μm以下で
    ある請求項6に記載のスパッタリングターゲット用希土
    類元素−遷移金属系焼結体の製造方法。
  8. 【請求項8】 原料粉末は、Nd、Gd、Tb、Dy、
    HoおよびErからなる群から選ばれた1種以上の希土
    類元素を10〜50原子%含み、残部がCo、Feおよ
    びNiからなる群から選ばれた1種以上の遷移金属、お
    よび不可避不純物である組成を有する請求項1〜7のい
    ずれかに記載のスパッタリングターゲット用希土類元素
    −遷移金属系焼結体の製造方法。
  9. 【請求項9】 原料粉末は、Nd、Gd、Tb、Dy、
    HoおよびErからなる群から選ばれた1種以上の希土
    類元素を10〜50原子%、並びにCr、Ti、Al、
    Nb、Cu、Ta、PdおよびPtからなる群から選ば
    れた1種以上の添加元素を含み、残部がCo、Feおよ
    びNiからなる群から選ばれた1種以上の遷移金属、お
    よび不可避不純物である組成を有する請求項1〜7のい
    ずれかに記載のスパッタリングターゲット用希土類元素
    −遷移金属系焼結体の製造方法。
  10. 【請求項10】 原料粉末は、成分・組成を均一に有す
    る合金粉末である請求項1〜9のいずれかに記載のスパ
    ッタリングターゲット用希土類元素−遷移金属系焼結体
    の製造方法。
  11. 【請求項11】 原料粉末は、滑らかな粒子形状を有す
    る請求項1〜10のいずれかに記載のスパッタリングタ
    ーゲット用希土類元素−遷移金属系焼結体の製造方法。
  12. 【請求項12】 焼結温度まで毎時250℃以上で昇温
    する請求項1、3または6に記載のスパッタリングター
    ゲット用希土類元素−遷移金属系焼結体の製造方法。
  13. 【請求項13】 焼結温度は1000℃以下である請求
    項1、3、6または12に記載のスパッタリングターゲ
    ット用希土類元素−遷移金属系焼結体の製造方法。
  14. 【請求項14】 存在する空孔の大きさが50μm以下
    であるスパッタリングターゲット用希土類元素−遷移金
    属系焼結体。
  15. 【請求項15】 空孔は、10μm以上の大きさをもつ
    個数が1mm角当たり100個以下である請求項14に
    記載のスパッタリングターゲット用希土類元素−遷移金
    属系焼結体。
  16. 【請求項16】 空孔は、滑らかな曲線で形状が形成さ
    れている請求項14または15に記載のスパッタリング
    ターゲット用希土類元素−遷移金属系焼結体。
  17. 【請求項17】 滑らかな曲線は、円または短径/長径
    比0.5以上の楕円に近似できる請求項16に記載のス
    パッタリングターゲット用希土類元素−遷移金属系焼結
    体。
  18. 【請求項18】 1cm立方密度のばらつき及び1mm
    厚み密度のばらつきのうちの少なくとも1つが、密度の
    98〜102%の範囲以内にあるスパッタリングターゲ
    ット用希土類元素−遷移金属系焼結体。
  19. 【請求項19】 Nd、Gd、Tb、Dy、Hoおよび
    Erからなる群から選ばれた1種以上の希土類元素を1
    0〜50原子%含み、残部がCo、FeおよびNiから
    なる群から選ばれた1種以上の遷移金属、および不可避
    不純物である組成を有する請求項14〜18のいずれか
    に記載のスパッタリングターゲット用希土類元素−遷移
    金属系焼結体。
  20. 【請求項20】 Nd、Gd、Tb、Dy、Hoおよび
    Erからなる群から選ばれた1種以上の希土類元素を1
    0〜50原子%、並びにCr、Ti、Al、Nb、C
    u、Ta、PdおよびPtからなる群から選ばれた1種
    以上の添加元素を含み、残部がCo、FeおよびNiか
    らなる群から選ばれた1種以上の遷移金属、および不可
    避不純物である組成を有する請求項14〜18のいずれ
    かに記載のスパッタリングターゲット用希土類元素−遷
    移金属系焼結体。
  21. 【請求項21】 30W/mK以上の熱伝導率を有する
    請求項14〜20のいずれかに記載のスパッタリングタ
    ーゲット用希土類元素−遷移金属系焼結体。
  22. 【請求項22】 90%以上の密度を有する請求項14
    〜21のいずれかに記載のスパッタリングターゲット用
    希土類元素−遷移金属系焼結体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014156639A (ja) * 2013-02-18 2014-08-28 Sanyo Special Steel Co Ltd 垂直磁気記録媒体における軟磁性膜層用CoFe系合金およびスパッタリングターゲット材
JP2017082330A (ja) * 2016-10-27 2017-05-18 山陽特殊製鋼株式会社 垂直磁気記録媒体における軟磁性膜層用CoFe系合金およびスパッタリングターゲット材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017082330A (ja) * 2016-10-27 2017-05-18 山陽特殊製鋼株式会社 垂直磁気記録媒体における軟磁性膜層用CoFe系合金およびスパッタリングターゲット材

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