JP2001048758A - 髪に光沢を与えるための、金属タイプの粒子を用いる髪用美容方法 - Google Patents

髪に光沢を与えるための、金属タイプの粒子を用いる髪用美容方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 髪に、自然の光沢よりも著しく優れた光沢を
与え、よって、ヘアスタイルに、まばゆい、真珠のよう
な、金属的でさえある外観を与える髪用美容方法、髪用
光沢付与剤および髪用化粧品組成物の提供。 【解決手段】 化粧品として許容される媒体中に懸濁さ
せた、金、銀、インジウム、銅、ケイ素及びイットリウ
ム等からなる金属元素、半金属、金属合金、もしくは金
属元素または半金属の炭化物または窒化物の粒子を含む
透明な髪用化粧品組成物。この組成物を髪に適用するこ
とによる髪に光沢を与えるための髪用美容方法。金属タ
イプの粒子からなる髪用光沢付与剤。粒子は上記組成物
中に0.001〜10重量%の相対濃度で存在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、髪に光沢を与える
髪用の美容方法に関し、これは、化粧品として許容され
る媒体中に懸濁させた金属タイプの粒子を含有する透明
な組成物の、髪への適用を含む。本発明はまた、髪に光
沢効果を与えることを企図した髪用製剤の製造におけ
る、髪用化粧品への金属タイプの粒子の使用にも関す
る。
【0002】本発明の目的のためには、“髪用化粧品組
成物”なる表現は、髪の固定及び/または保持のための
組成物、ヘアケア組成物、ヘアコンディショニング組成
物、例えば、髪を柔らかにすることを企図した組成物、
もしくは髪用のメイクアップ組成物を意味する。
【0003】本発明による髪用化粧品組成物は、洗い流
す、もしくは洗い流さない応用において、好ましくは洗
い流さない適用において使用可能である。
【0004】
【従来の技術】髪に光沢を与える髪用の美容製品は既知
である。これらの製品は、溶解させた、もしくはエマル
ジョン中の、もしくは化粧品溶媒中の分散物とした、分
子またはポリマーの使用に基づく。
【0005】しかしながら、これらの既知の組成物は、
依然として髪に所望の光沢を与えてはいない。さらにま
た、光沢効果が時折得られはしても、この効果は、シャ
ンプー後に持続せず、強度に欠ける。
【0006】光沢効果を得るために、潤滑性疎水性界面
活性剤、例えば有機オイルまたはワックスまたはシリコ
ーンを多く含む組成物を使用することは、既知の操作で
ある。しかしながら、この場合はまた、これらの潤滑性
物質を用いて得られる光沢効果には、強度が欠けてお
り、また、一般的に髪に人工的な外観を与える。さらに
また、これらの物質は、髪に適用された後、脂っぽい、
べとつく感触を呈するという欠点を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明において提起す
る問題は、上記の欠点を示さず、強く且つ自然な光沢を
与える、髪用化粧品組成物を見出すことである。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】出
願人は、驚くべきことに、また予期せぬことに、適切な
化粧用支持体中に金属粒子を用い、透明な髪用化粧品組
成物を得ることにより、自然の柔らかさ等の美容特性を
損なうことなく、髪に強い光沢を付与可能であることを
見出した。
【0009】本発明の主題は、髪に光沢を与えるため
の、化粧品として許容される媒体中に懸濁させた、金属
元素、半金属、金属合金、もしくは金属元素または半金
属の炭化物または窒化物の粒子を含む透明な髪用化粧品
組成物を、髪に適用することを含む髪用美容方法であ
る。
【0010】特に、本発明の方法は、髪の固定及び/ま
たは保持のための方法、ヘアコンディショニング方法、
または髪用のメイクアップ方法である。
【0011】本発明の別の主題は、髪に光沢を与えるこ
とを企図した、髪用製剤の製造のための、金属元素、半
金属、金属合金、もしくは金属元素または半金属の炭化
物または窒化物の粒子の使用である。
【0012】本発明によれば、組成物が“透明”である
か否かを決定するために、下記の試験が使用される。
【0013】特徴付けようとする組成物は、髪用化粧品
組成物を、希釈もしくは、適切な場合には濃縮すること
によって、該組成物全重量に対して、金属元素、半金
属、金属合金、もしくは金属元素または半金属の炭化物
または窒化物の粒子が、0.05重量%の濃度に達する
ようにする。この、特徴付けようとする組成物を、10
秒間攪拌し、即座にShimadzu社によって市販のUV-2100
紫外分光計(スペクトル範囲240-800nm)のセルに移
す。
【0014】特徴付けようとする組成物を収容したセル
は、光線の光路中に置かれる。照明は、平行光線照明装
置による。組成物の光伝送を、可視スペクトルの範囲
(400-700nm)に渡って測定する。セル内の光線の光路
長は、1cmである。光線のサイズは、幅3mmで高さ5mm
である。
【0015】円筒形ビームの軸方向に透過される光度を
測定することによって、まず直線透過(direct transmi
ssion)が測定される。次いで、積分領域を利用して、
空間の全ての方向に透過される光度を測定することによ
って、全透過が測定される。
【0016】特徴付けようとする組成物は、約25℃の
温度に保たれる。該組成物は、正透過が全透過の0.9
倍よりも大であれば、本発明の目的に沿って透明であ
る。
【0017】本発明の目的のためには、“粒子サイズ”
なる表現は、粒子の全く正反対の二点の間を計ることで
得られる、最大サイズを意味する。サイズは、走査型透
過電子顕微鏡SEMによって、その比表面積を測定するこ
とによって決定される。
【0018】本発明による粒子は、球またはフレークの
形状、あるいは完全にランダムな形状をとりうる。粒子
サイズは、有利には200nm未満であり、好ましくは1
nmから100nmである。
【0019】本発明による粒子を構成する金属は、有利
には、金、銀、インジウム、銅、ケイ素及びイットリウ
ムからなる群より選択され、銀が特に好ましい。
【0020】非包括的な意味合いで、金属の炭化物及び
窒化物の中で挙げることのできるのは、炭化ケイ素(S
iC)及び窒化ケイ素(Si34)である。
【0021】選択する金属によって、該組成物の動作特
性を、その酸化を制限するためにこれらを空気のない状
態に置くことによって、向上させることが出来る。
【0022】粒子が、組成物全重量に対して、0.00
01から10%の重量濃度で存在する組成物が、好まし
く調製される。
【0023】多様な性質の金属粒子もまた、本発明の組
成物に導入可能であり、例えば様々な金属元素の粒子ま
たは金属元素と半金属との粒子などである。
【0024】本発明の好ましい方法によれば、金属は、
粒子を形成する混合物の融点が、200℃未満となるよ
うに混合される。
【0025】本発明による組成物は、C1からC4アルコ
ール、例えばエタノールまたはイソプロパノール、C5
からC10アルカン、アセトン、メチルエチルケトン、酢
酸メチル、酢酸ブチル、酢酸エチル、ジメトキシエタン
及びジエトキシエタン、及びこれらの混合物からなる群
から選択される有機溶媒を含有することが好ましい。
【0026】これらはまた、固着剤、チオール等の還元
剤、アミノプロピルトリエトキシシラン等のシラン、脂
肪物質、増粘剤、柔軟剤、起泡防止剤、保湿剤、制汗
剤、塩基性化剤、染料、顔料、香料、保存料、界面活性
剤、固定または非固定ポリマー、揮発性または不揮発性
シリコーン、特にアニオン性シリコーン、ポリオール、
タンパク質及びビタミンから選択される通常の化粧品添
加剤を含有可能である。
【0027】本発明による組成物は、多様な形態で、特
にエアロゾル装置の形態で実装可能である。
【0028】本発明の方法の好ましい実施態様の一つに
よれば、還元剤または固着剤は、粒子を含有する透明組
成物を適用する前に髪に適用される。さらに、粒子を含
む透明組成物を適用する前または後、または適用中に、
髪を金属粒子の融点よりも高い温度に加熱することも可
能である。
【0029】本発明の方法を使用すれば、染色していな
い栗色の髪において、頭髪全体に均一な光沢、非常に軽
い銀灰色の色合い、または青みを帯びた紫色の光沢を得
ることが可能となる。
【0030】本発明の目的のためには、感覚試験を利用
して質的に、またはHamamatsu社により市販の、品番R92
8Sの光電子倍増管検出器を備えたフォトゴニオリフレク
トメーターを用いて量的に、光沢が測定される。
【0031】量的な測定のためには、清潔で乾燥した、
長さ27センチメートルの髪からなる、幅20mm、重量
2.7グラムの平坦な毛束を用いる。この毛束をフォト
ゴニオリフレクトメーター支持板にのせ、例えば10mm
の入射ビームなどの光学繊維光源を用いて光を照射す
る。光源は、10W、12Vのハロゲンランプからなる。
光沢を、約14cmに渡って数カ所で測定する。支持板
は、直径15mmの孔を5つ備えており、光沢測定のため
には、入射ビームがこれらの孔の一つを透過する。鏡面
反射を、受容アームを用いて測定する。
【0032】光は、髪の表面の垂直面に対して0から±
90°の入射角“アルファ”を変化させることによって
毛束上に放射される。この毛束によって反射された強度
を集積する。最大の反射強度は、“鏡面強度(specular
intensity)”と呼称され、“R”として求められ、表
記される。これは、一般に、−20から−30°のアル
ファ角に対して得られる。
【0033】この測定は、室温で行われる。強度“D”
の値もまた、同様の毛束について拡散反射によって、す
なわちアルファ角+15°にて測定される。
【0034】毛束には、下記の関係を用いた、光沢
“B”が得られる。 B=(R−5)/(D−5) 光沢を、本発明の方法を実行する前(B)及び後(B
)に、同様の毛束について測定し、光沢の増大は、1
00×(B)/(B)の比によって算出される。
【0035】本発明の特に有利な実施態様によれば、こ
の方法を行うことにより、30%よりも大、好ましくは
40%よりも大なる、光沢の増大が与えられる。
【0036】本発明による方法は、髪の固定及び/また
は保持のための組成物、ヘアケア用組成物、ヘアコンデ
ィショニング組成物、例えば髪を柔らかくすることを企
図した組成物、または髪用のメイクアップ組成物を用い
て実行可能である。
【0037】ここに、本発明による方法を用いれば、自
然の光沢よりも著しく優れた光沢を髪に与え、よって、
ヘアスタイルに、時にはまばゆい、時には真珠のよう
な、時には金属的でさえある外観を与えることが可能と
なる。
【0038】本発明は、本発明による方法の好ましい実
施態様を構成する、下記の非限定的実施例の補助を得
て、より明確に理解されるであろう。実施例中、パーセ
ンテージは、重量ベースで表記され、a.m.は、活性物質
を意味する。
【0039】
【実施例】実施例中に使用される銀粒子は、Nanophase
Technologies社によって、α-テルピネオール中の、Nan
ocrystalline Silver Dispersionの名で市販されてい
る。
【0040】比較例 本発明による二組成物と、従来技術による一組成物を調
製した。
【0041】 (組成物1(本発明)): ・15nm 銀微粒子(テルピネオール中、70%) 0.1%(a.m.) ・アセトン 49.95% ・ヘプタン 49.95% この組成物は、色がダークブラウンであり、透明であっ
た。これを、欧州人の自然な栗色の髪に、毛束2.5g
当たり1gの割合で適用した。髪を外気中で乾燥させた
ところ、未処理の髪に比べて、優れた光沢が認められ
た。さらに、髪は柔らかで、快適な感触を呈した。
【0042】 (組成物2(本発明)): ・15nm 銀微粒子(テルピネオール中、70%) 0.1%(a.m.) ・ジメチルエーテル 全体を100gとする 量 この組成物を、“lacquer”タイプのエアロゾルスプレ
ー装置を備えた耐圧実装において、加圧下に維持した。
これは、色がダークブラウンであり、透明であった。こ
れを、欧州人の自然な栗色の髪に、毛束2.5g当たり
1gの割合で、毛束の方向にスプレーすることによって
適用した。スプレーは、2秒間に渡り、毛束から20cm
離して行った。
【0043】髪は迅速に乾燥し、未処理の髪に比べて、
優れた光沢が認められた。さらに、髪は柔らかで、快適
な感触を呈した。光沢の増大を、前述の操作プロトコル
を実行することにより、量的に測定した。
【0044】この組成物2の8gを、栗色の髪の毛束
2.7gに適用した場合、自然な毛束に比べて、47±
15%の光沢の増大が測定された。この場合は、毛束上
に付着した銀の理論密度は、髪1g当たり3mgであっ
た。
【0045】 (組成物3(従来技術)) ・フェニルシリコーン(Dow Corning 556 fluid cosmetic) 0.1% ・アルコール 全体を100gとする量 組成物1(本発明)及び組成物3(従来技術)を、欧州
人の自然な栗色の髪に、毛束2.5g当たり1gの割合で
適用した。毛束を外気中で放乾した。従来技術と、本発
明とによる組成物を比較するために、感覚試験を用い
た。8人の審査員が、毛束の美容特性を等級付けした。 ・感触の特性(0から5;0=非常に劣る、5=非常に
優れている) ・柔らかさ(0から5;0=非常に粗い、5=非常に優
れている) ・触れた後の指の清潔さ(0から5;0=非常に劣る、
5=非常に清潔) ・光沢の特性(0から5;0=くすんだ外観、5=完全
に自然な外観) 結果を以下の表にまとめた。
【0046】
【表1】
【0047】従来技術による組成物3を用いて処理した
毛束について、髪が互いにくっつくことが観察された。
これは、櫛を入れることによって分割可能であった。し
かしながら、髪が互いにくっつく作用は、非常に迅速に
再現し、髪に汚れたような外観を与えた。対照的に、本
発明による組成物1を用いて処理した髪は、互いにくっ
つく傾向は全く示さなかった。組成物1を用いて処理し
た髪はまた、柔らかく、感触、まとまり、及び光沢につ
いて、優れた特性を有していた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランク・ジロー フランス・92110・クリシー・リュ・キュ ルトン・9

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧品として許容される媒体中に懸濁
    させた、金属元素、半金属、金属合金、もしくは金属元
    素または半金属の炭化物または窒化物の粒子を含む透明
    な髪用化粧品組成物を、髪に適用することを含む髪に光
    沢を与えるための髪用美容方法。
  2. 【請求項2】 粒子が、200nm未満のサイズである
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 粒子が、1nmから100nmのサイズで
    あることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 金属が、金、銀、インジウム、銅、ケ
    イ素及びイットリウムからなる群より選択されることを
    特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 粒子が、当該組成物中に、0.000
    1から10重量%の相対濃度で存在することを特徴とす
    る請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 金属が、銀であることを特徴とする請
    求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 組成物が、少なくとも二種類の粒子の
    混合物を含み、該混合物の融点が200℃未満であるこ
    とを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の
    組成物。
  8. 【請求項8】 化粧用支持体が、C1からC4アルコー
    ル、C5からC10アルカン、アセトン、メチルエチルケ
    トン、酢酸メチル、酢酸ブチル、酢酸エチル、ジメトキ
    シエタン及びジエトキシエタン、及びこれらの混合物か
    らなる群より選択される少なくとも一の有機媒体から成
    ることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記
    載の方法。
  9. 【請求項9】 組成物が、固着剤、チオール等の還元
    剤、アミノプロピルトリエトキシシラン等のシラン、脂
    肪物質、増粘剤、柔軟剤、起泡防止剤、保湿剤、制汗
    剤、塩基性化剤、染料、顔料、香料、保存料、界面活性
    剤、固定または非固定ポリマー、揮発性または不揮発性
    シリコーン、特にアニオン性シリコーン、ポリオール、
    タンパク質及びビタミンから選択される化粧品添加剤を
    含有することを特徴とする請求項1から8のいずれか一
    項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 組成物が、エアロゾル装置に実装さ
    れることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 還元剤または固着剤が、粒子を含む
    透明組成物が適用されるより前に髪に適用されることを
    特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の方
    法。
  12. 【請求項12】 粒子を含む透明組成物を適用する前
    または後、または適用中に、髪が加熱されることを特徴
    とする請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 髪が、金属粒子の融点よりも高い温
    度に加熱されることを特徴とする請求項12に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 髪に光沢を与えることを企図した、
    髪用製剤の製造のための、金属元素、半金属、金属合
    金、もしくは金属元素または半金属の炭化物または窒化
    物の粒子の使用。
  15. 【請求項15】 金属元素、半金属、金属合金、もし
    くは金属元素または半金属の炭化物または窒化物の粒子
    からなる髪用光沢付与剤。
  16. 【請求項16】 金属元素、半金属、金属合金、もし
    くは金属元素または半金属の炭化物または窒化物の粒子
    を含む、髪に光沢を与えることを企図した透明な髪用化
    粧品組成物。
  17. 【請求項17】 髪の固定及び/または保持のための
    方法であることを特徴とする請求項1から13のいずれ
    か一項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 ヘアケア方法であることを特徴とす
    る請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  19. 【請求項19】 髪用のメイクアップ方法であること
    を特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の
    方法。
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