JP2001048359A - 給紙装置用ダストカバー - Google Patents

給紙装置用ダストカバー

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JP2001048359A
JP2001048359A JP11231167A JP23116799A JP2001048359A JP 2001048359 A JP2001048359 A JP 2001048359A JP 11231167 A JP11231167 A JP 11231167A JP 23116799 A JP23116799 A JP 23116799A JP 2001048359 A JP2001048359 A JP 2001048359A
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JP
Japan
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dust cover
top plate
paper
plate
feeder
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JP11231167A
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English (en)
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Shunichi Itoi
俊一 糸井
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異物の侵入防止に有効であると共に着脱が容
易で簡便な、且つ低価格で製作できる、カットシートフ
ィーダ用ダストカバーを提供する。 【解決手段】 所定の形状に切り取られた1枚の樹脂板
を折り曲げて蓋状に構成し、蓋の天板11に垂直な4面
の内1面だけが開口面となっており、該開口面を給紙口
33に突き合わせる位置にして、カットシートフィーダ
31を覆うように配置されるダストカバー10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、ファッ
クス、コピー機等に用いられる給紙装置、特にカットシ
ートフィーダ型の給紙装置において、埃その他の異物の
侵入を防止するダストカバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の給紙装置には、A4、B4
などの用紙(及び他の転写シートを含む)の寸法毎に専
用のカセットに入れて装置本体に装着するカセットフィ
ーダと、用紙の寸法に合わせて調節可能なガイドに沿っ
て受け台に直接用紙を乗せるカットシートフィーダとが
ある。前者は用紙の寸法の切り換え頻度が高いことを前
提としている装置に、後者は、切り換え頻度が低く、且
つ印刷の頻度も比較的低いことを想定している装置に用
いられる。
【0003】給紙装置においては、埃その他の異物がプ
リンタ等の本体へ侵入することを防ぐ何らかの対策が必
要である。カセットフイーダは、多くの場合装置本体の
中に装着され、用紙が室内の雰囲気に露出されることは
ない。最近装置本体の小型化によりカセットフィーダの
一部が外に突出する装置もあるが、その場合には、ほと
んどの装置で、カセットに付属するダストカバーが突出
部の用紙を覆う構成となっている。従ってどちらの場合
にも、埃、異物等の侵入に対しては、ほぼ充分な対策が
取られているといえる。
【0004】一方カットシートフィーダは、従来よりダ
ストカバー無しで使用されている。本来、印刷あるいは
コピーのたびに必要枚数を用紙台に置くというのが基本
的設計思想であり、用紙が長時間装置外に露出している
ことはないという前提から、ダストカバーの必要性はあ
まり認識されていなかった。また、任意の用紙寸法に対
応するという設計上の要請からその形状も様々で、カセ
ットフィーダのように規格化できないということも、ダ
ストカバーが積極的に検討されない一つの理由になって
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年特
にプリンタで、フルカラー、高精細の印刷のニーズが高
まり、それに対応できる機種が開発されて、埃、異物に
対してより厳しい管理が要求されるようになってきた。
埃、異物に起因するトラブルは、印刷された紙のよご
れ、搬送ローラの滑りによる位置ズレ、搬送不良、とい
った形で現れるが、高精細印刷では、今までは無視され
てきた細かな異物でも画像の品質に大きく影響する。こ
のような状況から、カットシートフィーダにもダストカ
バーを設けることが好ましいとの考えが強くなり、様々
の形状が有りうるカットシートフィーダに簡便に取り付
けられるダストカバーが要求されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、前記の
課題を解決し、カットシートフィーダ用の、異物の侵入
防止に有効であると共に着脱が容易で簡便な、且つ低価
格で製作できる、ダストカバーを提供することにある。
【0007】上記目的達成のため、本発明のダストカバ
ーは、天板の周囲の3方向に前記天板から同一方向に折
り曲げられた側板を設け、前記周囲の他の方向は開口面
とした蓋状の構成とし、前記開口面が給紙装置の給紙口
に突き合わされて、前記側板が前記給紙装置の上に配置
されたことを特徴としている。
【0008】また本発明は、前記開口面は、該面の側板
を前記天板との境界で天板の外側の方向に折り曲げるこ
とによって形成されていることを特徴とする給紙装置用
ダストカバーである。
【0009】以上の構成とすることにより、カットシー
トフィーダに乗せるだけで、該フィーダに置かれた用紙
の露出している全部の面を覆うことができ、埃その他の
異物の侵入を防止することができる。
【0010】また本発明は、1枚の樹脂板の折り曲げに
よって組立てられる構造とすることも可能である。製作
は樹脂板を切り取って切り込み等を入れる工程だけとな
り、非常に安価に製作できる。
【0011】また本発明は、前記樹脂板にあらかじめ浅
い切り込み等を施した折り曲げ線を設けることによっ
て、組立てはさらに容易になる。
【0012】また、前記樹脂板には透明な樹脂を用いる
ことが好ましく、カバーを取りつけた状態でも給紙状態
を確認することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は、本発明の実施形態であるダ
ストカバー10をプリンタ30のカットシートフィーダ
31に取り付けた状態を示す斜視図であり、図2は側面
図である。前記フィーダ31はある傾斜角を有してお
り、用紙をスライドさせて給紙口33に供給するもので
ある。
【0014】ダストカバー10は概略浅い蓋状の形をし
ており、天板を上に、且つ側面の開口されている面を、
給紙口33に対向する位置とした姿勢で、用紙を覆うよ
うに前記フィーダ31を支持しているフィーダ受け台3
2に乗せる。その後下方にある給紙口33に向かってス
ライドさせ、プリンタ30の本体ケースに側板15が突
き合わされた位置で停止し、この状態で使用される。上
から被せてスライドさせるだけの操作であり、着脱は非
常に容易に行える。
【0015】図3はダストカバー10の全体を図1と同
じ姿勢で示したものである。天板11と左右の側板12
a、12b、及び前後の側板15、14からなり、天板
11に対向する面は開放面となっている蓋状の形状であ
る。前面の側板15は、他の側板とは反対に蓋の外側に
折り曲げられている。
【0016】図4はダストカバー10の展開図であり、
1枚の樹脂板から図のように切り取られる。図で破線で
示した線は折り曲げ線であり、各折り曲げ線にはその山
側(折り曲げの外側)に切り込みが入れてあり、折り曲
げ、組立てを容易にしている。また側板14の左右両端
には、側板12a、12bの図における下部に設けられ
た鉤状の部分40a、40bが、折り曲げられた後側板
14に対して係止されるためのスリット状の開口部20
a、20bが設けられている。なお、折り曲げ線は、切
り込みを入れるかわりにミシン目としてもよい。
【0017】図5は、図3中に表示のコーナー部4a、
4bについて、側板12a、12bが前記の鉤状部分4
0a、40bと開口部20a、20bによって係止され
た状態の拡大図である。先ず側板14を蓋の内側となる
方向に折り、次に側板12a、12bを側板14と同じ
方向に折り、さらに鉤状の部分40a、40bを側板1
2a、12bに対して直角に折って先端を開口部20
a、20bに差し込む。40a、40bのくびれた箇所
が開口部20a、20bのエッジに掛かり係止されるよ
うになっている。
【0018】また図6は、図3中に表示の開口面側コー
ナー部5a、5bの拡大図である。図4の展開図に示す
ように、側板12a、12bの開口面側の辺に、その辺
に直角に短い切りこみを入れておき、コーナー部41
a、41bを図のように内側に折りこんでいる。本実施
形態では側板15がプリンタ30のケースに突き合わさ
れてダストカバー10の位置決めストッパとなっている
が、プリンタ等の機種によっては側板15がケースにぶ
つからないものもあり、その場合は、折り曲げられた4
1a、41bがケースに突き合わされて、位置決めスト
ッパとなる。また側板15がないタイプのダストカバー
の場合にも、折り曲げられた41a、41bがストッパ
の機能を果たす。
【0019】本実施形態では、樹脂板として厚さ0.5
mmのポリプロピレンの透明な板を用いたが、他にポリ
エステル、ポリカーボネート、ポリエチレン、塩化ビニ
ル、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ある
いはこれらの複合材、等の材料が好適に用いられる。ダ
ストカバー本来の機能に影響するものではないが、給紙
状態が見える透明なものが好ましい。また厚みは、適当
な剛性を保つ範囲であればできるだけ薄い方が、軽量化
という視点から好ましいことになるが、この最適値はダ
ストカバーの大きさによっても異なってくる。上記の樹
脂を用いた、A4乃至B4サイズのダストカバーであれ
ば、厚みは0.5乃至1.0mmの範囲が好適である。
【0020】本発明のダストカバーは、材料となる樹脂
板の製作は、所定の形に切断して切り込み等をいれる工
程だけであり、非常に安価に製作できる。また、樹脂板
を折り曲げるだけで、使用者が簡単に組立てることがで
きる形状となっているため、最終使用者までの運送、そ
の間の保管は樹脂板を重ねた状態で行えば良い。したが
って、完成品を取り扱う場合と比較して、保管のための
スペース、梱包、運送の費用等が大幅に節約できる。
【0021】本実施形態のダストカバー10を熱転写型
プリンタのカットシートフィーダに適用して運転したと
ころ、埃、その他の異物の侵入による印刷の不具合はほ
とんど発生しなくなった。また、給紙口33は騒音の漏
れ箇所ともなっており、その部分を覆うことから、本来
のダストカバーとしての機能の他に、騒音防止の点でも
効果が認められた。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の給紙装置
用ダストカバーは、プリンタ、ファックス、コピー機等
のカットシートフィーダを用いる機器に簡単に装着で
き、用紙の露出面全てを覆うので、埃その他の異物の侵
入防止に顕著な効果がある。また1枚の樹脂板を所定の
形状に切断するだけで製作でき、非常に安価である。さ
らに使用者が容易に組立てることができるので、運送、
保管は樹脂板を重ねて行えば良く、そのための費用、ス
ペースが節約できる。また、本来のダストカバーとして
の機能に加えて、騒音防止にも効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のダストカバーをプリンタへ取り付けた
状態の斜視図である。
【図2】本発明のダストカバーをプリンタへ取り付けた
状態の側面図である。
【図3】本発明のダストカバーの全体図である。
【図4】本発明のダストカバーの展開図である。
【図5】本発明のダストカバーの後端側コーナー部拡大
図である。
【図6】本発明のダストカバーの開口面側コーナー部拡
大図である。
【符号の説明】
10 本発明のダストカバー 11 天板 12a、12b 側板 15 前(開口面)側板 14 後側板 30 プリンタ 31 カットシートフィーダ 32 フィーダ受け台 33 給紙口

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の周囲の3方向に前記天板から同一
    方向に折り曲げられた側板を設け、前記周囲の他の方向
    は開口面とした蓋状の構成とし、前記開口面が給紙装置
    の給紙口に突き合わされて、前記側板が前記給紙装置の
    上に配置されたことを特徴とする給紙装置用ダストカバ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記開口面は、該面の側板を前記天板と
    の境界で天板の外側の方向に折り曲げることによって形
    成されていることを特徴とする請求項1記載の給紙装置
    用ダストカバー。
  3. 【請求項3】 1枚の樹脂板を折り曲げることによって
    組立てられたことを特徴とする請求項1または2記載の
    給紙装置用ダストカバー。
  4. 【請求項4】 前記樹脂板にはあらかじめ浅い切り込み
    等を施した折り曲げ線が設けられたことを特徴とする請
    求項3記載の給紙装置用ダストカバー。
  5. 【請求項5】 前記樹脂板は透明な樹脂からなることを
    特徴とする請求項3または4記載の給紙装置用ダストカ
    バー。
JP11231167A 1999-08-18 1999-08-18 給紙装置用ダストカバー Withdrawn JP2001048359A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1317169C (zh) * 2003-12-26 2007-05-23 兄弟工业株式会社 馈送装置、灰尘去除器和数据处理设备
CN106240180A (zh) * 2016-07-30 2016-12-21 安徽天斯努信息技术股份有限公司 单向加纸式打印机保护壳
US10233040B2 (en) 2017-03-28 2019-03-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet conveying device including dust proof cover, and image recording apparatus provided with same

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Effective date: 20061107