JP2001047864A - スライディングルーフ装置 - Google Patents

スライディングルーフ装置

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JP2001047864A
JP2001047864A JP2000049436A JP2000049436A JP2001047864A JP 2001047864 A JP2001047864 A JP 2001047864A JP 2000049436 A JP2000049436 A JP 2000049436A JP 2000049436 A JP2000049436 A JP 2000049436A JP 2001047864 A JP2001047864 A JP 2001047864A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減してより簡素なスライディン
グルーフ装置を提供すること。 【解決手段】 ガイドレール5に形成され従動リフトリ
ンク42の回動動作を規制制御するように従動リフトリ
ンク42を摺動案内する案内部52、53、56aを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のルーフパネ
ルに形成された開口部を開閉するスライディングルーフ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスライディングルーフ装
置としては、特開平9−183312号公報に示される
ものが知られている。これは、車両のルーフパネルに形
成された開口部を開閉する可動パネルと、開口部の側縁
に沿って配置されたガイドールと、ガイドレールに回動
自在且つ摺動自在に案内され可動パネルの車両後端側を
上下動させる駆動リフトリンクと、ガイドレールに回動
自在且つ摺動自在に案内され可動パネルの車両前端側を
上下動させるフロントリフトリンクとを有するものであ
る。
【0003】この従来装置においては、フロントリフト
リンクをガイドレールに摺動自在に支持されたフロント
シューに回動自在に支持し、更に、このフロントシュー
に加えて、フロントシューとは独立した動きが可能なフ
ロント部材を設けており、フロントシューとフロント部
材との相対移動及び相対移動規制でフロントリフトリン
クの回動動作を規制制御している。これにより、開口部
を閉状態から開状態とさせる際、リヤリフトリンクを回
動動作させて可動パネルの後端側を下降させ、続いて、
可動パネルを所定量開方向に可動させ、この後、フロン
トリフトリンクを回動動作させて可動パネルの前端側を
下降させるという、可動パネルの動きを得ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
装置であると、フロントリフトリンクの回動動作の規制
制御を、フロント部材とフロントシューとの相対移動及
び相対移動規制で行っているため、フロント部材とフロ
ントシューとを係脱させる機構が必要となり、部品点数
が増えて構造が複雑となる。このため、コスト的にも配
置スペース的にも不利なものとなり、装置自体の大型化
を招くことになる。
【0005】故に、本発明は、部品点数を削減してより
簡素なスライディングルーフ装置を提供することを、そ
の技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、ガイドレ
ールに形成され従動リフトリンクの回動動作を規制制御
するように前記従動リフトリンクを摺動案内する案内部
を有した、ことである。
【0007】この技術的手段によれば、従動リフトリン
クの回動動作をガイドレールの案内部によって規制制御
し得る。これにより、開口部を閉状態から開状態とさせ
る際、駆動リフトリンクを回動動作させて可動パネルの
一端側を下降させ、続いて、可動パネルを所定量開方向
に可動させ、この後、従動リフトリンクを回動動作させ
て可動パネルの他端側を下降させるという、可動パネル
の動きが得られる。よって、従来装置の如き、フロント
部材を必要とせず、部品点数が削減され、より簡素なス
ライディングルーフ装置とし得る。
【0008】より好ましくは、前記ガイドレールに摺動
自在に案内される従動シューを有し、前記従動リフトリ
ンクは、一端で前記案内部に摺動案内され且つ他端で前
記可動パネルの他端側に回動自在に連結されると共に前
記従動リフトリンクの長手方向における略中央部位で前
記従動シューに回動自在に支持される、と良い。
【0009】より好ましくは、前記案内部は、前記ガイ
ドレールの長手方向の前端側に所定範囲に渡り形成され
た第1の案内溝と、前記ガイドレールの長手方向の後端
側に所定範囲に渡り形成され前記第1の案内溝に対して
上下方向にずれた第2の案内溝と、前記ガイドレールに
形成され前記第1の案内溝と前記第2の案内溝とを連続
的に連結する移行案内溝とを有して構成される、と良
い。
【0010】
【発明の実施の形態】図1ないし図10を参照して本発
明に係る第1の実施の形態について説明する。
【0011】図1及び図2に示されるように、スライデ
ィングルーフ装置1は、車両のルーフパネル2に形成さ
れた開口部21を開閉する可動パネル3、可動パネル3
を可動する一対のリンク機構4及び可動パネル3の可動
を案内する一対のガイドレール5から構成されている。
【0012】一対のガイドレール5は、それぞれ、開口
部21の車両幅方向(図2示左右方向)における両側縁
に配置され、ルーフパネル2に固定されている。このガ
イドレール5は、車両前後方向(図1示左右方向)に開
口部21の側縁に沿って延在する長尺状のもので、所定
の間隔を持って対向する左右一対の縦壁5a、5bを備
えた断面略U字形状を呈している。縦壁5aには、縦壁
5bに向かって開口し且つ車両前後方向となるレール長
手方向(図1示左右方向)に延在する断面コ字状のシュ
ー溝51が形成されている。縦壁5bには、縦壁5aに
向かって開口し且つレール長手方向に延在する断面コ字
状の上方及び下方案内溝52、53が形成されている。
上方及び下方案内溝52、53は、横壁5cを挟んで互
いに上下に隣接して配置されている。横壁5cは、図5
に示されるように、レール長手方向の所定部位で上方案
内溝52と下方案内溝53とを接続するように切り欠か
れており、この切り欠き部位5dには、案内ピース54
がビス等でガイドレール5に固定されて配設されてい
る。案内ピース54には、レール長手方向に延在し且つ
断面U字状の移行案内溝54aが形成されている。この
移行案内溝54aの車両前後方向の前端54bは、下方
案内溝53に連通されており、車両前後方向の後端54
cは、上方案内溝52に連通されている。
【0013】一対のリンク機構4は、それぞれ、リヤリ
フトリンク41、フロントリフトリンク42及び可動ブ
ラケットリンク43とから構成されている。
【0014】ガイドレール5のシュー溝51及び下方案
内溝53の案内ピース54より車両前後方向の後端側に
は、リヤシュー44がレール長手方向に摺動自在に支持
されている。ガイドレールのシュー溝51のリヤシュー
44より車両前後方向の前端側には、フロントシュー4
5がレール長手方向に摺動自在に支持されている。
【0015】可動ブラケットリンク43は、可動パネル
3の車両幅方向における側縁に逆L字状のブラケット3
1を介して固定されている。この可動ブラケットリンク
43の車両前後方向の後端には、カムピース46が固定
されている。このカムピース46には、車両幅方向にお
いて所定の間隔をもって互いに略平行に対向し合い且つ
長手方向に延びるカム溝46a、46bが形成されてい
る。又、可動ブラケットリンク43の車両前後方向の前
端には、長穴43aが形成されている。
【0016】リヤリフトリンク41は、その一端でリヤ
シュー44にピン41aにより回動自在に支持されてい
る。このリヤリフトリンク41の他端は、可動ブラケッ
トリンク43の車両前後方向の後端のカムピース46の
カム溝46a、46b間に位置し、ピン41b、41c
によりカム溝46a、46b内に摺動自在に案内されて
いる。
【0017】フロントリフトリンク42は、図3に示さ
れるように、その長手方向の略中央部位でピン42aに
よりフロントシュー45に回動自在に支持されている。
このフロントリフトリンク42の一端は、図2に示され
るように、ガイドレール5の下方案内溝53の案内ピー
ス54より車両前後方向の前端側に位置する部位にピン
42bによりレール長手方向に摺動自在に案内されてい
る。又、フロントリフトリンク42の他端は、図4に示
されるように、可動ブラケットリンク43の車両前後方
向の前端の長穴43aにピン42cにより摺動自在に支
持されている。更に、フロントリフトリンク42には、
ピン42aに隣接してピン42dが設けられており、フ
ロントシュー45には、ピン42aを中心とした円弧状
の長穴45aが形成されている。ピン42dは、長穴4
5a内に挿通され、これにより、フロントリフトリンク
42の回動動作をガイドするようになっている。
【0018】リヤシュー44は、ガイドレール3及びパ
イプ6に案内されたケーブル7を介して周知の駆動機構
(図示せず)に連結されている。又、ガイドレール3と
フロントシュー45との間には、周知のチェック機構
(図示せず)が配設されており、後述する可動パネル2
のチルトダウン動作に連動してフロントシュー45の摺
動動作を規制・許容するようになっている。
【0019】次に作動について説明する。
【0020】図1は、ルーフパネル2の開口部21を可
動パネル3で閉塞した閉状態を示す。リヤリフトリンク
41のピン41b、41cは、カムピース46のカム溝
46a、46bの長手方向中央部位に位置している。
又、フロントリフトリンク42のピン42bは、ガイド
レール5の下方案内溝53に案内されている。更に、フ
ロントシュー45は、チェック機構によりその摺動動作
が規制されている。
【0021】この状態で、駆動機構を作動させてリヤシ
ュー44をレール長手方向の後方へ摺動動作させると、
リヤリフトリンク41がリヤシュー44と共に後方へ移
動する。この時、フロントシュー45がチェック機構に
よりその摺動動作が規制されて可動ブラケットリンク4
5aは後方へ移動できないことから、結果、リヤリフト
リンク41の後方への移動でリヤリフトリンク41のピ
ン41b及びピン41cがカムピース46のカム溝46
a、46b内を後方に摺動案内されることになる。これ
により、カム溝46a、46bのカム作用でリヤリフト
リンク41がピン41aを中心に図1示反時計方向に回
動する。この結果、可動ブラケットリンク43がピン4
2cを中心として図1示時計方向に回動し、図6に示さ
れるように、可動パネル3の車両前後方向の後端側がチ
ルトダウンして可動パネル3が傾斜姿勢となる。可動パ
ネル3がチルトダウンすると、チェック機構が作動して
フロントシュー45の摺動動作が許容される。
【0022】図6に示されるチルトダウン状態におい
て、リヤシュー44をさらに後方へ摺動動作させると、
チェック機構の作動によりフロントシュー45の摺動動
作が許容されているので、リヤリフトリンク41、可動
ブラケットリンク43及びフロントリフトリンク42が
後方へ移動する。これにより、可動パネル3が図6に示
される傾斜姿勢を保ったまま後方へ可動し、開口部21
を開状態としていく。この時、フロントリフトリンク4
2の一端のピン42bは、ガイドレール5の下方案内溝
53内を後方へ摺動案内されるので、フロントリフトリ
ンク42の回動動作が規制され、これにより、可動パネ
ル3の傾斜姿勢が維持される。
【0023】可動パネル3の後方への可動が進むと、フ
ロントリフトリンク42の一端のピン42bが下方案内
溝53内から案内ピース56の移行案内溝56aを経て
上方案内溝52内に摺動案内される。これにより、移行
案内溝56aの形状によって、図7及び図8に示される
ように、フロントリフトリンク42がピン42aを中心
として図7及び図8示反時計方向に回動する。これによ
り、可動パネル3の車両前後方向の前端側がチルトダウ
ンして可動パネル3が水平姿勢となる。
【0024】可動パネル3の後方への可動がさらに進む
と、図9に示されるように、開口部21が完全に開状態
となる。この時、フロントリフトリンク42の一端のピ
ン42bは、ガイドレール5の上方案内溝52内を後方
へ摺動案内されるので、フロントリフトリンク42の回
動動作が規制され、これにより、可動パネル3は、水平
姿勢を保ったまま可動する。
【0025】図9に示される状態において、駆動機構を
作動させてリヤシュー44をレール長手方向の前方へ摺
動動作させると、リヤリフトリンク41、フロントリフ
トリンク42及び可動ブラケットリンク43が前述と同
様なタイミングで前述とは逆に移動及び回動し、開口部
21が図9に示される完全な開状態から図1に示される
閉状態となる。
【0026】図1に示される状態において、駆動機構を
作動させてリヤシュー44をレール長手方向に前方へ摺
動動作させると、リヤリフトリンク41がリヤシュー4
4と共に前方へ移動する。この時、フロントシュー45
がチェック機構によりその摺動動作が規制されて可動ブ
ラケットリンク45aは前方へ移動できないことから、
結果、リヤリフトリンク41の後方への移動でリヤリフ
トリンク41のピン41b及びピン41cがカムピース
46のカム溝46a、46b内を前方に摺動案内される
ことになる。これにより、カム溝46a、46bのカム
作用でリヤリフトリンク41がピン41aを中心に図1
示時計方向に回動する。この結果、可動ブラケットリン
ク43がピン42cを中心として図1示反時計方向に回
動し、図10に示されるように、可動パネル3の車両前
後方向の後端側がチルトアップして可動パネル3が傾斜
姿勢となる。結果、開口部21のチルトアップ開状態が
得られる。尚、可動ブラケットリンク43が前述の如き
反時計方向に回動する際、フロントシュー45に形成さ
れたカム長穴45b及び可動ブラケットリンク43に形
成され且つこのカム長穴45bに挿通されるピン43b
とのカム作用により、可動ブラケットリンク43は、長
穴43aの分だけ車両前後方向に移動し、可動パネル3
のルーフパネル1に対するこじれを解消する。
【0027】このように、開口部21を閉状態から開状
態とする際、可動パネル3は、後端側がチルトダウンし
た傾斜姿勢のままで、開口部21を開状態とすべく後方
に若干可動した後、前端側がチルトダウンして水平姿勢
となり、この水平姿勢で後方に可動して開口部21を完
全に開状態とするので、スライディングルーフ装置1の
薄型化を図ることができる。
【0028】図11ないし図18を参照して本発明に係
る第2の実施の形態について説明する。この第2の実施
の形態は、上記した第1の実施の形態に改良を加えたも
のであって、第1の実施の形態と同一部品については、
同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
【0029】図11ないし図14に示されるように、可
動ブラケットリンク43に固定されたカムピース46に
は、係合ピン46cがフロントリフトリンクの一端のピ
ン42bと同方向に突設されている。ガイドレール5の
レール長手方向の所定部位には、上方案内溝52を上方
に向かって開放する切欠き52aが可動パネル3による
開口部21の閉状態又はチルトアップ開状態において係
合ピン46cと対向するように形成されている。係合ピ
ン46cは、可動パネル3の車両前後方向の後端側がチ
ルトダウンして可動パネル3が傾斜姿勢となる際に切欠
き52aより上方案内溝52内に進入する。
【0030】フロントリフトリンク42の他端のピン4
2cには、弾性ローラ42eが支持されている。フロン
トシュー45の車両前後方向の前端には、ストッパ壁4
5cが弾性ローラ42eの下方に突出するよう形成され
ている。弾性ローラ42eは、可動パネル3の車両前後
方向の前端側がチルトダウンして可動パネル3が水平姿
勢となると、ストッパ壁45cと当接する。
【0031】次に作動について説明する。
【0032】図11に示される可動パネル3が開口部2
1を閉状態としている状態(第1の実施の形態の図1に
相当)から可動パネル3の車両前後方向の後端側をチル
トダウンさせて可動パネル3を傾斜姿勢とした図15に
示される状態(第1の実施の形態の図6に相当)とする
際において、前述した第1の実施の形態と同様に、リヤ
リフトリンク41がピン41aを中心に図11示反時計
方向に回動して可動ブラケットリンク43がピン42c
を中心として図11示時計方向に回動すると、可動パネ
ル3の車両前後方向の後端側がチルトダウンして可動パ
ネル3が傾斜姿勢となる。この時、カムピース46の係
合ピン46cがガイドレール5の切欠き52aから上方
案内溝52内に進入し、図16に示されるように、上方
案内溝52によって上下方向の動きが規制される。これ
により、可動パネル3の上下方向のガタ付きが抑えられ
る。可動パネル3の車両前後方向の後端側をチルトダウ
ンさせて可動パネル3を傾斜姿勢とした図15に示され
る状態から可動パネル3の車両前後方向の前端側をチル
トダウンさせて可動パネル3を水平姿勢とした図17に
示される状態(第1の実施の形態の図8に相当)とする
際、前述した第1の実施の形態と同様に、フロントリフ
トリンク42がピン42aを中心として図15示反時計
方向に回動して可動パネル3の車両前後方向の前端側が
チルトダウンして可動パネル3が水平姿勢となる。この
時、係合ピン4cがガイドレール5の上方案内溝52に
案内されて上下方向の動きが規制されているので、可動
ブラケットリンク43がカムピース46の係合ピン46
cを中心として図15示反時計方向に回動する。これに
より、安定した可動パネル3の前端側のチルトダウン動
作が得られる。又、フロントリフトリンク42の図15
示反時計方向に回動により弾性ローラ42eがフロント
シュー45のストッパ壁45cと当接してそれ以上の回
動が規制される。これにより、可動パネル3の後方への
可動の際にガイドレール5の上方案内溝52内に摺動案
内されるフロントリフトリンク42の一端のピン42b
がその摺動案内の途中でガイドレール5の切欠き52a
から抜け出る等の不具合が防止される。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、ガイドレールに案内部
を設け、この案内部により従動リフトリンクの回動動作
を規制制御するようにしたので、開口部を閉状態から開
状態とさせる際、駆動リフトリンクを回動動作させて可
動パネルの一端側を下降させ、続いて、可動パネルを所
定量開方向に可動させ、この後、従動リフトリンクを回
動動作させて可動パネルの他端側を下降させるという、
可動パネルの動きを簡素な構造で達成することができ、
従来に比べて、部品点数が削減され、コスト的にもスペ
ース的にも有利なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスライディングルーフ装置の第1
の実施の形態の正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】本発明に係るスライディングルーフ装置の第1
の実施の形態の案内部を示す斜視図である。
【図6】本発明に係るスライディングルーフ装置の第1
の実施の形態の作動を示す図1に相当する正面図であ
る。
【図7】本発明に係るスライディングルーフ装置の第1
の実施の形態の作動を示す図1に相当する正面図であ
る。
【図8】本発明に係るスライディングルーフ装置の第1
の実施の形態の作動を示す図1に相当する正面図であ
る。
【図9】本発明に係るスライディングルーフ装置の第1
の実施の形態の作動を示す図1に相当する正面図であ
る。
【図10】本発明に係るスライディングルーフ装置の第
1の実施の形態の作動を示す図1に相当する正面図であ
る。
【図11】本発明に係るスライディングルーフ装置の第
2の実施の形態の正面図である。
【図12】本発明に係るスライディングルーフ装置の第
2の実施の形態の平面図である。
【図13】図11のD−D線断面図である。
【図14】図11のE−E線断面図である。
【図15】本発明に係るスライディングルーフ装置の第
2の実施の形態の作動を示す図11に相当する正面図で
ある。
【図16】図15のF−F線断面図である。
【図17】本発明に係るスライディングルーフ装置の第
2の実施の形態の作動を示す図11に相当する正面図で
ある。
【図18】図17のG−G線断面図である。
【符号の説明】
2 ルーフパネル 3 可動パネル 5 ガイドレール 21 開口部 41 リヤリフトリンク(駆動リフトリンク) 42 フロントリフトリンク(従動リフトリンク) 45 フロントシュー(従動シュー) 52 上方案内溝(案内部、第2の案内溝) 53 下方案内溝(案内部、第1の案内溝) 42e 弾性ローラ(ストッパ部材) 46c 係合ピン 56a 移行案内溝(案内部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルーフパネルに形成された開口部
    を開閉する可動パネルと、前記開口部の側縁に沿って配
    置されたガイドールと、該ガイドレールに回動自在且つ
    摺動自在に案内され前記可動パネルの一端側を上下動さ
    せる駆動リフトリンクと、前記ガイドレールに回動自在
    且つ摺動自在に案内され前記可動パネルの他端側を上下
    動させる従動リフトリンクとを有するスライディングル
    ーフ装置において、前記ガイドレールに形成され前記従
    動リフトリンクの回動動作を規制制御するように前記従
    動リフトリンクを摺動案内する案内部を有するスライデ
    ィングルーフ装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイドレールに摺動自在に案内され
    る従動シューを有し、前記従動リフトリンクは、一端で
    前記案内部に摺動案内され且つ他端で前記可動パネルの
    他端側に回動自在に連結されると共に前記従動リフトリ
    ンクの長手方向における略中央部位で前記従動シューに
    回動自在に支持される、請求項1記載のスライディング
    ルーフ装置。
  3. 【請求項3】 前記案内部は、前記ガイドレールの長手
    方向の前端側に所定範囲に渡り形成された第1の案内溝
    と、前記ガイドレールの長手方向の後端側に所定範囲に
    渡り形成され前記第1の案内溝に対して上下方向にずれ
    た第2の案内溝と、前記ガイドレールに形成され前記第
    1の案内溝と前記第2の案内溝とを連続的に連結する移
    行案内溝とを有して構成される、請求項1記載のスライ
    ディングルーフ装置。
  4. 【請求項4】 前記ルーフパネルの一端側は、前記駆動
    リフトリンクの回動により下降し、前記ルーフパネルの
    他端側は、前記ルーフパネルの一端側が下降し且つ前記
    ルーフパネルが開方向に所定量可動した後に前記従動リ
    フトリンクの回動により下降する、請求項1記載のスラ
    イディングルーフ装置。
  5. 【請求項5】 前記ルーフパネルの一端側に設けられ前
    記ルーフパネルの一端側の下降時に前記案内部に案内さ
    れ且つ前記ルーフパネルの他端側の下降時における中心
    を形成する係合部材を有する、請求項4記載のスライデ
    ィングルーフ装置。
  6. 【請求項6】 前記従動リフトリンクの一端に設けられ
    前記ルーフパネルの一端側の下降時に前記フロントシュ
    ーと当接して前記従動リフトリンクの回動を制限するス
    トッパ部材を有する、請求項4記載のスライディングル
    ーフ装置。
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JP2003276516A (ja) * 2002-03-25 2003-10-02 Nifco Inc ガイド機構、該ガイド機構を用いた蓋体の開閉機構、及び該開閉機構を用いた車載用内装品
JP2013184648A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Aisin Seiki Co Ltd 車両用サンルーフ装置
JP2015535506A (ja) * 2012-11-29 2015-12-14 ベーオーエス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト 自動車用のルーフシステム

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