JP2001047607A - 印刷機のインキ装置及び印刷機において印刷インキエマルジョンの湿し水部分を調量する方法 - Google Patents

印刷機のインキ装置及び印刷機において印刷インキエマルジョンの湿し水部分を調量する方法

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JP2001047607A
JP2001047607A JP2000221320A JP2000221320A JP2001047607A JP 2001047607 A JP2001047607 A JP 2001047607A JP 2000221320 A JP2000221320 A JP 2000221320A JP 2000221320 A JP2000221320 A JP 2000221320A JP 2001047607 A JP2001047607 A JP 2001047607A
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Stephen Franklin
フランクリン スティーヴン
Wolfgang Schoenberger
シェーンベルガー ヴォルフガング
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F31/00Inking arrangements or devices
    • B41F31/007Removing water from ink trains

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  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 インキ供給装置と、湿し水供給装置と、イン
キもしくは湿し水を印刷しようとするウェブに搬送しか
つウェブによって受取られなかった、湿し水で乳化され
たインキをインキ供給装置へ戻す搬送区間とを有するイ
ンキ装置において、インキつぼに戻されるエマルジョン
の湿し水を少なくとも部分的に除くこと。 【解決手段】 印刷機の湿し水を保持する露出した表面
区分を超音波振動させる超音波発生器が設けられ、該表
面の上にある湿し水が少なくとも部分的に霧化されかつ
除去されるようになっていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインキ供給装置、湿
し水供給装置、インキと湿し水とを前記インキ供給装置
もしくは湿し水供給装置から被印刷ウェブに搬送しかつ
湿し水と乳化された、被印刷ウェブから受取られなかっ
たインキをインキ供給装置へ戻し搬送する手段と超音波
発生器とを有する印刷機、特にオフセット印刷機のイン
キ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記形式のインキ装置を有する印刷機は
US−A5121689号明細書によって公知である。
この場合には、超音波発生器はチャンバ型ドクタのイン
キナイフを超音波振動するように励振しかつこのような
形式でチャンバ型ドクタの開口の前で回転する調量ロー
ラの上に、超音波によって調整された厚さを有する薄い
インキ幕を与えるために役立つ。
【0003】配属された超音波発生器を有する調量ロー
ラの別の例はDE4213636A1号によって公知で
ある。このローラには調量ローラの異なる範囲に2つの
異なる印刷インキを塗付する2つの装置が設けられてい
る。前記範囲は調量ローラの軸方向で間隔をおいて配置
され、超音波発生器は超音波ビームを調量ローラの周囲
をリング状に延びる境界範囲に焦準し、異なるインキの
付けられた2つの領域からインキがこの境界領域に進出
し、インキが混合されることを阻止する。
【0004】印刷機、特にオフセット印刷機の開発及び
運転にとっては湿し水を正確に調量することが重要な問
題である。通常の印刷機は版胴に取り付けられた版板に
インキと湿し水とを供給するためにいわゆるインキ装置
と湿し装置とを使用している。この場合には印刷過程の
間に使用されなかった湿し水はインキ装置のインキ搬送
区間に達し、印刷インキエマルジョンを薄める。特に短
絡型インキ装置においては、湿し水はローラの間の分割
個所の数が少なくかつローラ表面が小さいことに基づき
エマルジョンから十分に再び取出されることはできな
い。特にインキの受取りが少ないが、それに相応して版
板の上の湿し水の量が多い軽い版を印刷する場合には、
運転中にインキエマルジョンにおける湿し水の割合が増
大し、印刷技術的な問題及び事情によってはオフセット
プロセスの崩壊につながる。この問題を回避するため
に、DE3541458A1号明細書によれば、インキ
装置のローラに空気流を向け、そこで余剰の湿し水を蒸
発させて除去するファンを用いることが提案されてい
る。
【0005】これはインキ装置もしくは印刷機の内部に
おいて著しい空気の動きをもたらし、空気を吹付けたロ
ーラとは別のローラの表面における湿し水の量に影響が
及ぶことになる。この影響はこの別の表面における付加
的な蒸発であったり、空気の吹付けられたローラにて蒸
発させられた湿し水の別の個所における凝縮であったり
する。この影響の程度は印刷機が設置されている室の変
化する空調条件に関連する。したがって作業員にとって
はファンの出力を目的に合わせて、先行する試みなしで
最適な印刷結果に望まれるエマルジョンの乾き度が達成
されるように調整することは困難である。
【0006】問題を解決するための別の手段は、付加的
なライダローラもしくは第2の着肉ローラ系を使用し、
分割個所の数を増大させかつ湿し水の蒸発に役立つ表面
を拡大することである。しかしながらこれにより蒸発を
目的に合わせて調整することはできない。この手段の別
の欠点は版板の周方向の長さよりもわずかな周方向を有
する小さいローラを使用することで、印刷運転の間に、
版胴の大きさに合わせられたインキ着けローラの上に形
成された題材が破壊され、不都合な汚れを生ぜしめるこ
とである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題はインキ
エマルジョンの湿し水の割合を簡単な形式で目的に合わ
せてかつ迅速に調整できる装置と方法を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、一に
は、冒頭に述べた形式のインキ装置において、インキ装
置の湿し水を保持する区分を超音波振動に励振するよう
に超音波発生器が装備されていることにより解決され
た。前記区分は露出し、したがって超音波振動で霧化さ
れて湿し水が導出される。
【0009】有利な第1実施例では前記表面区分はイン
キの搬送区間の一部であり、表面区分は湿し水を湿し水
とインキとから成るエマルジョンの形で保持している。
この場合には湿し水に較べて高いインキの粘性は湿し水
が有利な形式で霧化され、この形式でエマルジョンの効
果的な乾燥が達成される。
【0010】励振された表面区分は有利には印刷機の印
刷幅全体に亘って延在し、均質な乾燥が達成されるよう
になっている。このためには有利には超音波出力も前記
区分の幅に亘って均質に分配されている。
【0011】第1のヴァリエーションに基づき、前記表
面区分はストライプ状であり、超音波発生器は、空隙を
越えて前記表面区分の上に焦準されるようになってい
る。第2のヴァリエーションに基づき、前記表面区分は
インキローラの部分であり、超音波発生器はインキロー
ラの内部に配置されている。このヴァリエーションは超
音波が前記表面区分の上に第1の固体における固体伝播
音として伝達でき、したがって空隙を介する超音波励振
の場合よりもわずかな発生出力で十分であるという利点
を有している。この場合、前記表面区分はインキローラ
の全周面を包含していると有利であり、超音波発生器は
ローラと一緒に回転するように配置されていると有利で
ある。
【0012】第2の有利な構成に基づき、印刷機は印刷
機の運転中にインキが自由に流れる1つの板を有し、励
振された前記表面区分が前記板の少なくとも1部を包含
している。このような板は最小の機械的な負荷だけに耐
えればよいので、きわめて薄くかつ軽く構成されている
ことができ、したがってわずかな発生出力で強い超音波
振動を惹き起すことができる。
【0013】この構成のさらなる実施例においては、供
給装置はインキつぼと、インキがインキつぼからインキ
の搬送区間に調量されるチャンバ型ドクタと、インキつ
ぼからインキを前記チャンバ型ドクタへ搬送するポンプ
とを有している。この場合、前記板は過剰に搬送された
インキが前記チャンバ型ドクタからインキつぼへ帰流す
ることができるように配置されている。
【0014】第3の構成に基づき、前記板は供給導管と
排出導管とを介してインキ供給装置と結合され、インキ
を前記板とインキ供給装置との間で交換するポンプが設
けられている。この構成では前記板とこれにおいて行わ
れる霧化は搬送区間とは無関係であるので、このヴァリ
エーションは既存の印刷機の後装備にとって特に有利で
ある。このためには前記板、前記ポンプ及び超音波発生
器を後装備可能な構成ユニットとして構成し、これを例
えば従来の印刷機のインキつぼに接続するだけで十分で
ある。
【0015】別の構成によれば露出する前記表面区分は
インキつぼにおけるインキ液面であり、超音波発生器は
インキつぼのケーシングに配置されている。この場合に
は本発明を従来の印刷機に転用するためには超音波発生
器をインキつぼに後装備するだけでよい。霧化された湿
し水が印刷機の別の個所で再び沈着することを確実に回
避するためには、有利には空気と該空気に含まれた湿し
水を励振された表面区分の周囲から吸出すための吸込み
装置が設けれている。
【0016】さらに本発明の課題は印刷機において印刷
インキエマルジョンの湿し水の割合を調量する方法にお
いて、エマルジョンの表面を超音波振動に晒して、エマ
ルジョンに含まれた湿し水の割合を少なくとも部分的に
霧化することで解決された。
【0017】
【実施例】図1には本発明によるインキ装置を備えた印
刷機の印刷機構が概略的に横断面図で示されている。イ
ンキ供給装置1はインキつぼ2とチャンバ型ドクタ4と
を有し、該チャンバ型ドクタ4にはポンプ3によりイン
キがインキつぼから供給される。チャンバ型ドクタ4か
らはインキは従来の形式でアニロックスローラ5の上に
調量され、そこからインキ着けローラ6と版胴7とゴム
胴8とを介して印刷しようとする材料、例えば紙のウェ
ブ9に伝達される。このようにして胴もしくはローラ5
から8まではインキ搬送区間の第1の搬送区間部分を形
成し、該第1の搬送区間部分にてインキがインキ供給装
置1からウェブ9に搬送される。ウェブ9により受取ら
れなかったインキは反対の方向で胴もしくはローラから
戻し搬送される。この戻し路にてインキは湿し水で乳化
される。湿し水は版胴7の上にインキを受取らない表面
領域を濡らすために水つぼ11から湿し装置10によっ
て版胴7に伝達される。湿し装置10のローラは版胴7
とゴム胴8と共に湿し水の搬送区間を形成する。チャン
バ型ドクタ4に例えば刺設配置された閉鎖ドクタ12は
戻し搬送されたエマルジョンをアニロックスローラ5の
突起から掻き取る。したがってエマルジョンはチャンバ
型ドクタとの外壁に沿って流れ、滴14で示したよう
に、傾斜した薄板13の上に滴下する。
【0018】チャンバ型ドクタ4は下側に一連の開口1
5を有し、該開口15を通って、ポンプ3によりチャン
バ型ドクタ4内に汲み込まれた、アニロックスローラ5
により受取られなかったインキが同様に薄板13の上へ
滴下する。さらにそれ以外のインキが作業ドクタ16か
らチャンバ型ドクタ4の外壁を介して下方へ流れ、同様
に薄板13の上へ滴下する。このインキもある程度湿し
水と乳化される。
【0019】薄板13の下面には超音波発生器17が取
付けられている。この超音波発生器17は有利には胴も
しくはローラ5から8の全幅もしくは薄板13の全幅に
亘って延びている。超音波発生器17は薄板13を大き
な振幅で振動させ、この振動で薄板13の上を流れるイ
ンキエマルジョンの湿し水成分がある程度「振落」さ
れ、細かい小滴18の形状で薄板13から遊離させられ
る。小滴18は図面には示されていない吸引装置により
吸引され、印刷機から除去される。インキの乾燥させら
れた流れは薄板13からインキつぼ2へ帰流する。薄板
13は胴もしくはローラ5から8までと共に、インキ搬
送区間の第2の部分搬送区間を形成し、インキがウェブ
9からインキ供給装置1へ戻し搬送させられ、あらため
てインキ供給装置1からポンプ3によってチャンバ型ド
クタ4内へ汲み込まれ、胴もしくはローラ5から8と薄
板13とを介するインキ搬送区間をあらためて通過させ
られる。
【0020】図2には本発明の第2の構成による印刷機
のローラが示されている。このローラ20は上記胴もし
くはローラ5から8の任意の1つであるか又はこれと接
触配置させられたライダローラであってよい。
【0021】本発明にとって重要であることは該ローラ
がその表面にインキと湿し水とのエマルジョンを保持し
ていることだけである。超音波発生器21はローラ20
の軸方向の全長に亘って延在し、このローラ20から空
隙22で分離させられている。超音波発生器21に与え
られた、ローラ20に向き合ったコンカーブな形によっ
て、超音波発生器21から放射された超音波はローラ2
0のストライプ状の表面区分23に焦準される。前記表
面区分23のローラ20の周方向の寸法は、図面におい
ては、ローラ20の端面における角度αで明確にされて
いる。湿し水の小滴18から成る湿し水霧は、超音波の
影響下で、表面区分23から遠心分離させられ、図示さ
れていない吸引装置で除去される。
【0022】図3には軸方向の断面で、本発明の第3実
施例である本発明の印刷機のためのローラ30が示され
ている。ローラ30は中空の円筒形の外套31,例えば
金属から成る外套31を印刷機のインキ搬送区間の搬送
区間部分として有し、その表面にインキ−湿し水エマル
ジョンから成る層を保持している。
【0023】外套31の内部には、超音波発生器33が
取付けられている。該超音波発生器33は、インキ層3
2の全長に亘って分配されて、該インキ層32を軸方向
及び周方向に均等に分配された出力で超音波振動させる
多数の個別の変換部材から構成されている。個々の変換
部材34は並列に接続され、その電気的な供給導線36
は、前記外套31の開放した端面を閉鎖する、印刷機の
フレームに回転可能に懸架された2つのフランジ35を
通って延びている。例えば2つの同心的なスリップリン
グを有する回転導通部37は供給導線36を定置の高周
波源と接続するために役立つ。
【0024】先の実施例の場合のように、ここでは、イ
ンキエマルジョンで濡らされた表面を励振させることで
湿し水が霧化分離させられかつ吸引される。霧化分離さ
れた湿し水の量は実地において遅れなしに、供給された
超音波出力に基づき調整可能である。
【0025】図示されていないヴァリエーションに基づ
き、前記変換部材はローラの内部に定置に、特に変換部
材の表面の上を回転可能な外套と接触させられて取付け
られていることもできる。このような配置はそれぞれ外
套の全周に超音波を放射する代りに外套の1つのセクタ
だけに超音波を放射し、ローラの露出していない区分、
例えば他のローラと接触している区分を放射から外すこ
とができる。この場合には放射された超音波出力を周方
向に均等に分配することは必要ではない。なぜならば外
套と超音波発生器との相対運動によって外套のどの周面
領域にも同じ出力が働くことが保証されるからである。
【0026】図4には本発明による第4実施例による印
刷機のインキ装置におけるインキつぼが示されている。
アニロックスローラから掻き取られたインキエマルジョ
ンは自体公知で、したがって図面には示されていない形
式でインキつぼ40に戻される。したがってインキつぼ
40は比較的に長い運転時間の経過後には純粋なインキ
を保有するのではなく、インキと湿し水とのエマルジョ
ンを保有することになる。インキつぼ40の底には超音
波発生器の単数又は複数の変換部材41が配置されてい
る。この変換部材は上方へ超音波振動を、インキつぼ内
に貯えられたインキを通して放射し、インキの上面42
を振動させる。この構成では、超音波発生器がインキつ
ぼの全幅に亘って均等に分配されているか否かは問題に
ならない。なぜならばインキつぼ40内のインキの湿し
水の割合に場合によって見られる非均等性はインキがチ
ャンバ型ドクタにポンプで汲み込まれかつそれに続く搬
送区間を介して、印刷しようとするウェブに向って搬送
されると補償されるからである。
【0027】図5にはインキつぼ50に2つの導管5
1,52が接続され、該導管51,52を介してポンプ
53を用いてインキが取出されかつ傾斜した板54の上
を流される実施例が示されている。板54の背面側には
図1の実施例の場合のように超音波発生器55が配置さ
れており、この超音波発生器55は板54の上を流れる
エマルジョンから湿し水を霧化分離する。エマルジョン
が板54を横切ったあとで、エマルジョンは導管52を
介してインキつぼ50へ戻される。破線で示したインキ
つぼ56が示すようにこの構成は既在の印刷機にあとか
ら装備するのに適している。このためにはあとからイン
キつぼ56に導管51,52のための接続部を設けるこ
としか必要ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷機における本発明によるインキ装置の構造
を概略的に示した図。
【図2】第2実施例による、配属された超音波発生器を
有するインキローラを示した図。
【図3】組込まれた超音波発生器を有すインキローラを
示した図。
【図4】超音波発生器を備えたインキつぼを示した図。
【図5】超音波振動に励振できる、後装備可能な構成ユ
ニットとしての板を示した図。
【符号の説明】
1 インキ供給装置、 2 インキつぼ、 3 ポン
プ、 4 チャンバ型ドクタ、 5 アニロックスロー
ラ、 6 インキ着けローラ、 7 版胴、 8ゴム
胴、 9 ウェブ、 10 湿し装置、 11 水つ
ぼ、 12 閉鎖ドクタ、 13 薄板、 14 滴、
15 開口、 16 作業ドクタ、 17超音波発生
器、 18 小滴、 20 ローラ、 21 超音波発
生器、 22空隙、 23 表面区分、 30 ロー
ラ、 31 外套、 32 層、 33 超音波発生
器、 34 変換部材、 35 フランジ、 36 供
給導線、37 回転導通部、 40 インキつぼ、 4
1 変換部材、 50 インキつぼ、 51,52 導
管、 53 ポンプ、 54 板、 55 超音波発生
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many (72)発明者 スティーヴン フランクリン アメリカ合衆国 ニューハンプシャー ダ ーラム テクノロジー ドライヴ 1 ハ イデルベルク ウェブ システムズ内 (72)発明者 ヴォルフガング シェーンベルガー ドイツ連邦共和国 シュリースハイム ド ッセンハイマー ヴェーク 46

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インキ供給装置(1)と、湿し水供給装
    置(11)と、前記インキ供給装置(1)もしくは前記
    湿し水供給装置(11)から被印刷ウェブ(9)にイン
    キ及び湿し水を搬送しかつ湿し水と乳化させられた、被
    印刷ウェブ(9)によって受取られなかったインキを前
    記インキ供給装置(11)へ戻し搬送する搬送区間(5
    〜8,13;10,7,8)と、超音波発生器(17,
    33,41,55)とを有する印刷機、特にオフセット
    印刷機のインキ装置において、該インキ装置の湿し水を
    保持する、露出する表面区分(13,23,31,4
    2,54)を超音波振動に励振させるために前記超音波
    発生器(17,33,41,55)が装備されているこ
    とを特徴とする、印刷機のインキ装置。
  2. 【請求項2】 前記表面区分(13,23,31)がイ
    ンキの搬送区間の部分である、請求項1記載のインキ装
    置。
  3. 【請求項3】 励振させられた前記表面区分(13,2
    3,31)が印刷機の総印刷幅に亘って延びている、請
    求項1又は2記載のインキ装置。
  4. 【請求項4】 励振させられた前記表面区分(23)が
    ストライプ状であり、超音波発生器(21)が空隙(2
    2)を越えて超音波を前記表面区分に焦準している、請
    求項1、2又は3記載のインキ装置。
  5. 【請求項5】 前記表面区分(31)がインキ装置ロー
    ラ(30)の1部分であって、超音波発生器(33)が
    インキ装置ローラ(30)の内部に配置されている、請
    求項1、2又は3記載のインキ装置。
  6. 【請求項6】 前記表面区分がインキ装置ローラ(3
    0)の総周面を包含しており、超音波発生器(33)が
    前記ローラ(30)と一緒に回転するように位置されて
    いる、請求項5記載のインキ装置。
  7. 【請求項7】 超音波発生器(33)が前記ローラ(3
    0)の外套と固体接触させられて配置されている、請求
    項5又は6記載のインキ装置。
  8. 【請求項8】 板(13,54)を有し、該板(13,
    54)を介して機械の運転時にインキが自由に流れ、励
    振させられた前記表面区分が前記板(13,54)の少
    なくとも1部を包含している、請求項1、2又は3記載
    のインキ装置。
  9. 【請求項9】 前記板(13)がインキ搬送区間(5か
    ら8,13)の一部である、請求項8記載のインキ装
    置。
  10. 【請求項10】 インキ供給装置(1)がインキつぼ
    (2)と、インキが搬送区間の上に調量されるチャンバ
    型ドクタ(4)と、インキをインキつぼ(2)からチャ
    ンバ型ドクタ(4)内へ搬送するポンプ(3)とを有
    し、余分に搬送されたインキがチャンバ型ドクタ(4)
    から前記板(13)を介してインキつぼ(2)へ帰流で
    きるように前記板(13)が配置されている、請求項9
    記載のインキ装置。
  11. 【請求項11】 前記板(54)が供給導管と排出導管
    (51,52)とを介してインキ供給装置と結合され、
    インキを交換するためのポンプ(3)が前記板(54)
    とインキ供給装置との間に設けられている、請求項8記
    載のインキ装置。
  12. 【請求項12】 前記板(54)、ポンプ(53)及び
    超音波発生器(55)が後装備可能な構成ユニットとし
    て構成されている、請求項11記載のインキ装置。
  13. 【請求項13】 励振可能な前記表面区分がインキつぼ
    (40)におけるインキの液面(42)であって、超音
    波発生器(41)がインキつぼ(40)のケーシングに
    配置されている、請求項1、2又は3記載のインキ装
    置。
  14. 【請求項14】 励振された前記表面区分の周囲から空
    気を吸い出すための吸引装置が設けられている、請求項
    1から13までのいずれか1項記載のインキ装置。
  15. 【請求項15】 湿し水部分を少なくとも部分的に霧化
    するために、エマルジョンの表面を超音波振動に晒すこ
    とを特徴とする、印刷機において印刷インキエマルジョ
    ンの湿し水部分を調量する方法。
JP2000221320A 1999-07-23 2000-07-21 印刷機のインキ装置及び印刷機において印刷インキエマルジョンの湿し水部分を調量する方法 Pending JP2001047607A (ja)

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WO2019235129A1 (ja) * 2018-06-07 2019-12-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 ローラ装置および印刷機

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