JP2001047371A - ワンタッチ式ナット締付治具 - Google Patents
ワンタッチ式ナット締付治具Info
- Publication number
- JP2001047371A JP2001047371A JP11254696A JP25469699A JP2001047371A JP 2001047371 A JP2001047371 A JP 2001047371A JP 11254696 A JP11254696 A JP 11254696A JP 25469699 A JP25469699 A JP 25469699A JP 2001047371 A JP2001047371 A JP 2001047371A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nut
- inner cylinder
- dodecagon
- receiving socket
- bolt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】地下に埋設されておる構造物は、ナットなどの
締付は、構造物の内側が狭隘の場合は、ボックスレンチ
などが使用できないため構造物の周辺を掘削し対処して
おるため、ワンタッチ式ナット締付治具を提供する。 【解決手段】 現在設置されておる構造物は、ナットの
締付及び補修などは構造物の内側が狭隘の場合、構造物
の周辺を掘削しておることからパイプレンチの外周にH
型可動リンク10を取り付けたことにより簡単にダブル
ナット5,6などを締付られるワンタッチ式ナット締付
治具9。
締付は、構造物の内側が狭隘の場合は、ボックスレンチ
などが使用できないため構造物の周辺を掘削し対処して
おるため、ワンタッチ式ナット締付治具を提供する。 【解決手段】 現在設置されておる構造物は、ナットの
締付及び補修などは構造物の内側が狭隘の場合、構造物
の周辺を掘削しておることからパイプレンチの外周にH
型可動リンク10を取り付けたことにより簡単にダブル
ナット5,6などを締付られるワンタッチ式ナット締付
治具9。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木、建築など全
ての場所に利用できるワンタッチ式ナット締付治具に関
するものである。
ての場所に利用できるワンタッチ式ナット締付治具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のレンチは、一方側が十二角ナット
受ソケットにナットを挿入し、ボルトにナットを締め付
ける方法、一方側は、JIS規格レンチを接続する方法
となっておる、また下向きナットを締め付けの場合は、
狭隘部分にナットを落下させるてしまい簡単、確実にナ
ットを締め付けらける有用な治具が出現していない。
受ソケットにナットを挿入し、ボルトにナットを締め付
ける方法、一方側は、JIS規格レンチを接続する方法
となっておる、また下向きナットを締め付けの場合は、
狭隘部分にナットを落下させるてしまい簡単、確実にナ
ットを締め付けらける有用な治具が出現していない。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は、従来使用さ
れているボックスレンチを外筒と内筒とで構成された内
筒を六角ボルトによって上下可動させ、この六角ボルト
を内筒の内側にダブルナットで締め付け固定させるた
め、H型可動リングを装着したワンタッチ式ナット締付
治具、およびH型可動リング部分の本体の内側十二角ナ
ット受ソケット部分を磁気性の材質にしたことにより十
二角ナット受ソケット部分から六角ナットが落下しない
ような対策を講じたワンタッチ式ナット締付治具を提供
するものである。
れているボックスレンチを外筒と内筒とで構成された内
筒を六角ボルトによって上下可動させ、この六角ボルト
を内筒の内側にダブルナットで締め付け固定させるた
め、H型可動リングを装着したワンタッチ式ナット締付
治具、およびH型可動リング部分の本体の内側十二角ナ
ット受ソケット部分を磁気性の材質にしたことにより十
二角ナット受ソケット部分から六角ナットが落下しない
ような対策を講じたワンタッチ式ナット締付治具を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
地下に埋設された外筒と内筒から構成され製品と道路面
との間に段差が生じた場合、内筒内側に敷設したネジ孔
に六角ボルトを挿入し、六角ボルトの回転により内筒を
上下可動させ段差調整後は、六角ボルトの頭部を通過し
て内筒内に六角ボルトをダブルナット固定するため、H
型可動リング操作しダブルナットを締め付けられる特徴
を有するものである。
地下に埋設された外筒と内筒から構成され製品と道路面
との間に段差が生じた場合、内筒内側に敷設したネジ孔
に六角ボルトを挿入し、六角ボルトの回転により内筒を
上下可動させ段差調整後は、六角ボルトの頭部を通過し
て内筒内に六角ボルトをダブルナット固定するため、H
型可動リング操作しダブルナットを締め付けられる特徴
を有するものである。
【0005】請求項2記載の発明は、狭隘の場所におい
て固定された六角ボルトにダブルナットを締め付ける場
合でもH型可動リング操作、および下向き締め付けダブ
ルナットの場合でも十二角ナット受ソケット部分に磁気
性材質を使用したことにより十二角ナット受ソケット部
分からナットが落下しない特徴を有するものである。以
下、図面に基づき本発明の内容を説明する。
て固定された六角ボルトにダブルナットを締め付ける場
合でもH型可動リング操作、および下向き締め付けダブ
ルナットの場合でも十二角ナット受ソケット部分に磁気
性材質を使用したことにより十二角ナット受ソケット部
分からナットが落下しない特徴を有するものである。以
下、図面に基づき本発明の内容を説明する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1の図3、図9、
図10、図11について説明する、図9は、地中に埋設
されてる外筒1と内筒2からなる構造物が道路面との間
に段差が生じた場合、内筒2の内径が広い場合は、通常
の工具を使用して数本の段差調整用六角ボルト7を回転
し、内筒2を上下可動させて段差調整を行うことはでき
るが、内筒2の内径が狭隘の場合は、段差調整用六角ボ
ルト7を固定するナット5とナット6のダブルナットを
締め付けることは不可能であることからワンタッチ式ナ
ット締付治具9を使用することにより内筒2の内径が狭
隘の場所でも内筒の内側に敷設したネジ孔4を介して段
差調整用ボルト7を挿入し外筒内側3に六角ボルト7を
当接させ、六角ボルト7の頭部をワンタッチ式ナット締
付治具9の一方側の十二角ナット受ソケット8に挿入
し、一方側は十二角ナット受ソケット11にストッパー
リング付連結ボルト12を挿入し、その一方側にソケッ
トレンチ用ソケット13を挿入し、その一方側にトルク
レンチ14を取り付け回転することにより内筒は上下可
動する。
図10、図11について説明する、図9は、地中に埋設
されてる外筒1と内筒2からなる構造物が道路面との間
に段差が生じた場合、内筒2の内径が広い場合は、通常
の工具を使用して数本の段差調整用六角ボルト7を回転
し、内筒2を上下可動させて段差調整を行うことはでき
るが、内筒2の内径が狭隘の場合は、段差調整用六角ボ
ルト7を固定するナット5とナット6のダブルナットを
締め付けることは不可能であることからワンタッチ式ナ
ット締付治具9を使用することにより内筒2の内径が狭
隘の場所でも内筒の内側に敷設したネジ孔4を介して段
差調整用ボルト7を挿入し外筒内側3に六角ボルト7を
当接させ、六角ボルト7の頭部をワンタッチ式ナット締
付治具9の一方側の十二角ナット受ソケット8に挿入
し、一方側は十二角ナット受ソケット11にストッパー
リング付連結ボルト12を挿入し、その一方側にソケッ
トレンチ用ソケット13を挿入し、その一方側にトルク
レンチ14を取り付け回転することにより内筒は上下可
動する。
【0007】図9において、段差調整用六角ボルト7を
回転することにより道路面との段差調整した後、図10
は、ワンタッチ式ナット締付治具9を反対にして十二角
ナット受ソケット11を上部より段差調整用六角ボルト
7の頭部を通過させ、H型可動リング10の(図3)ス
トッパー止めネジを15の位置にしトルクレンチ14を
回転することによりナット5は内筒に当接し締結され
る。
回転することにより道路面との段差調整した後、図10
は、ワンタッチ式ナット締付治具9を反対にして十二角
ナット受ソケット11を上部より段差調整用六角ボルト
7の頭部を通過させ、H型可動リング10の(図3)ス
トッパー止めネジを15の位置にしトルクレンチ14を
回転することによりナット5は内筒に当接し締結され
る。
【0008】図9において、段差調整用六角ボルト7に
より道路面と内筒の段差を調整した後、図12は、H型
可動リング10(図は3)をストッパー止めネジ16に
移動し、トルクレンチ14を回転することにより六角ナ
ット6が回転し、ナット5に結合し、ダブルナットの締
め付けができる。(ストッパー止めネジ17・18はナ
ット5とナット6を緩める時のストッパー止めネジの位
置)
より道路面と内筒の段差を調整した後、図12は、H型
可動リング10(図は3)をストッパー止めネジ16に
移動し、トルクレンチ14を回転することにより六角ナ
ット6が回転し、ナット5に結合し、ダブルナットの締
め付けができる。(ストッパー止めネジ17・18はナ
ット5とナット6を緩める時のストッパー止めネジの位
置)
【0009】本発明の請求項2の図3、図13、図14
について説明する、図13は、狭隘の場所で母材18に
固定され六角ボルト19に、結合枠20を結合をさせる
ためナット21とナット22を下向きに取り付ける場
合、十二角ナット受ソケットからナットが離脱し、落下
させることから十二角ナット受ソケット24の内側に磁
気性の材質を使用したこと、またH型可動リング23
(図は3)を取り付けナット21を締め付ける時は、図
3のストッパー止めネジを25の位置にする。
について説明する、図13は、狭隘の場所で母材18に
固定され六角ボルト19に、結合枠20を結合をさせる
ためナット21とナット22を下向きに取り付ける場
合、十二角ナット受ソケットからナットが離脱し、落下
させることから十二角ナット受ソケット24の内側に磁
気性の材質を使用したこと、またH型可動リング23
(図は3)を取り付けナット21を締め付ける時は、図
3のストッパー止めネジを25の位置にする。
【0010】図14は、H型可動リング23を回転、図
3のストッパー止めネジを26の位置にすることにより
ナット21の部分はフリーになりナット22だけが回転
しナット21に締結し、ダブルナットを締め付けができ
る。(ストッパー止めネジ28・29はナット26・ナ
ット27を緩める時のストッパー止めネジの位置)
3のストッパー止めネジを26の位置にすることにより
ナット21の部分はフリーになりナット22だけが回転
しナット21に締結し、ダブルナットを締め付けができ
る。(ストッパー止めネジ28・29はナット26・ナ
ット27を緩める時のストッパー止めネジの位置)
【0010】
【発明の効果】本発明の請求項1は、狭隘の場所でもワ
ンタッチ式ナット締付治具を使用することにより、上下
可動用六角ボルトの頭部を通過しダブルナットを締め付
けることができる。
ンタッチ式ナット締付治具を使用することにより、上下
可動用六角ボルトの頭部を通過しダブルナットを締め付
けることができる。
【0010】本発明の請求項2は、狭隘の場所でもワン
タッチ式ナット締付治具を使用することにより、十二角
ナット受ソケットから離脱、および落下させることなく
ダブルナットを締め付けることができる。
タッチ式ナット締付治具を使用することにより、十二角
ナット受ソケットから離脱、および落下させることなく
ダブルナットを締め付けることができる。
【図1】本発明の請求項1のワンタッチ式ナット締付治
具の平面組立図および側面図である。
具の平面組立図および側面図である。
【図2】本発明のワンタッチ式ナット締付治具の断面図
および側面図である。
および側面図である。
【図3】本発明のH型可動リングの平面図および側面図
である。
である。
【図4】本発明のストッパーリング付連結ボルトおよび
側面図である。
側面図である。
【図5】本発明のH型可動リングストッパー止めネジ平
面図である。
面図である。
【図6】本発明のA−A線拡大断面図である。
【図7】本発明に使用するJIS規格品の連結ソケット
レンチ用ソケット図である。
レンチ用ソケット図である。
【図8】本発明に使用するJIS規格品のトルクレンチ
概略図である。
概略図である。
【図9】本発明の道路面と段差が生じた場合外筒に当接
された数本のボルトの頭部を回転し段差調整を行う断面
組立図である。
された数本のボルトの頭部を回転し段差調整を行う断面
組立図である。
【図10】本発明の道路面と内筒の段差調整が完了後の
内筒に下ナットを固定するため、H型可動リングを使用
した下ナットの締付組立断面図である。
内筒に下ナットを固定するため、H型可動リングを使用
した下ナットの締付組立断面図である。
【図11】本発明の道路面と内筒の段差調整が完了後の
内筒に下ナットを固定するため、H型可動リングを使用
した上ナットの締付組立断面図である。
内筒に下ナットを固定するため、H型可動リングを使用
した上ナットの締付組立断面図である。
【図3】本発明のH型可動リング操作図である。(15
は下ナットを締め付け時の止めネジ位置・16は上ナッ
トを締め付け時の止めネジ位置・17は上ナットを緩め
る時の止めネジ位置・18は下ナットを緩める時の止め
ネジの位置を示す位置図である)
は下ナットを締め付け時の止めネジ位置・16は上ナッ
トを締め付け時の止めネジ位置・17は上ナットを緩め
る時の止めネジ位置・18は下ナットを緩める時の止め
ネジの位置を示す位置図である)
【図12】本発明の請求項2のワンタッチ式ナット締付
治具の平面組立図および側面図である。
治具の平面組立図および側面図である。
【図13】本発明のワンタッチ式ナット締付治具の断面
組立図および側面図である。
組立図および側面図である。
【図14】本発明のH型可動リングを使用した母材と結
合する下ナットの締付組立断面図である。
合する下ナットの締付組立断面図である。
【図15】本発明のH型可動リングを使用した母材と結
合する上ナットの締付組立断面図である。
合する上ナットの締付組立断面図である。
【図3】本発明のH型可動リング説明図である。(26
は下ナットを締め付け時の止めネジ位置・27は上ナッ
トを締め付け時の止めネジ位置・28は上ナットを緩め
る時の止めネジ位置・29は下ナットを緩める時の止め
ネジの位置を示す位置図である)
は下ナットを締め付け時の止めネジ位置・27は上ナッ
トを締め付け時の止めネジ位置・28は上ナットを緩め
る時の止めネジ位置・29は下ナットを緩める時の止め
ネジの位置を示す位置図である)
1 外筒 2 内筒 3 外筒内側六角ボルト当接部 4 ネジ孔 5 下ナット 6 上ナット 7 段差調整用六角ボルト 8 十二角ナット受けソケット 9 ワンタッチ式ナット締付治具 10 H型可動リング 11 十二角ナット受けソケット 12 ストッパーリング付連結ボルト 13 ソケットレンチ用ソケット 14 トルクレンチ 15 下ナット固定転操作用ストッパー止めネジ位置 16 上ナット固定転操作用ストッパー止めネジ位置 17 上ナット緩め操作用ストッパー止めネジ位置 18 下ナット緩め操作用ストッパー止めネジ位置 19 固定用母材 20 固定六角ボルト 21 結合枠 22 下ナット 23 上ナット 24 十二角ナット受けソケット 25 ワンタッチ式ナット締付治具 26 下ナット固定転操作用ストッパー止めネジ位置 27 上ナット固定転操作用ストッパー止めネジ位置 28 上ナット緩め転操作用ストッパー止めネジ位置 29 下ナット緩め転操作用ストッパー止めネジ位置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月2日(1999.11.
2)
2)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ワンタッチ式ナット締付治具
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木、建築など全
ての狭隘な場所でダブルナットを締め付けることができ
るワンタッチ式ナット締付治具に関するものである。
ての狭隘な場所でダブルナットを締め付けることができ
るワンタッチ式ナット締付治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のボックスレンチは、一方側が十二
角ナット受ソケットにナットを挿入し、ボルトにナット
を締め付ける方法、一方側は、JIS規格レンチを接続
し、レンチを回転してダブルナットを締め付けする方法
となっておる、狭隘な場所で六角ボルトの頭部を通過し
てボルトにダブルナットで締め付けする方法、また狭隘
な場所で上向きに固定されたボルトにダブルナットを締
め付ける場合、十二角ナット受ソケットを下向きにする
ため、狭隘部分にナットを落下させてしまい、現在簡
単、確実にダブルナットを締め付ける有用な治具が出現
していない。
角ナット受ソケットにナットを挿入し、ボルトにナット
を締め付ける方法、一方側は、JIS規格レンチを接続
し、レンチを回転してダブルナットを締め付けする方法
となっておる、狭隘な場所で六角ボルトの頭部を通過し
てボルトにダブルナットで締め付けする方法、また狭隘
な場所で上向きに固定されたボルトにダブルナットを締
め付ける場合、十二角ナット受ソケットを下向きにする
ため、狭隘部分にナットを落下させてしまい、現在簡
単、確実にダブルナットを締め付ける有用な治具が出現
していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、地下に埋設
された外筒と内筒などで構成された構造物で狭隘の内筒
の中で十二角ナット受ソケット内側を六角ボルトの頭部
を通過させ、六角ボルトにダブルナットを挿入し内筒に
締め付け固定させるため、十二角ナット受ソケット外周
にH型可動リングを装着したことにより、H型可動リン
グを上下移動させて、十二角ナット受ソケット本体を回
転し、六角ボルトをダブルナットで内筒内側で固定させ
ることができるワンタッチ式ナット締付治具、また狭隘
な場所で上向きに固定されたボルトに十二角ナット受ソ
ケットを下向きにしてナットを取り付ける場合、十二角
ナット受ソケット部分からナットが狭隘のところに落下
するため、十二角ナット受ソケット部分の内側に磁気性
の材質および磁気性の塗料を塗布し、落下防止対策を講
じたワンタッチ式ナット締付治具を提供するものであ
る。
された外筒と内筒などで構成された構造物で狭隘の内筒
の中で十二角ナット受ソケット内側を六角ボルトの頭部
を通過させ、六角ボルトにダブルナットを挿入し内筒に
締め付け固定させるため、十二角ナット受ソケット外周
にH型可動リングを装着したことにより、H型可動リン
グを上下移動させて、十二角ナット受ソケット本体を回
転し、六角ボルトをダブルナットで内筒内側で固定させ
ることができるワンタッチ式ナット締付治具、また狭隘
な場所で上向きに固定されたボルトに十二角ナット受ソ
ケットを下向きにしてナットを取り付ける場合、十二角
ナット受ソケット部分からナットが狭隘のところに落下
するため、十二角ナット受ソケット部分の内側に磁気性
の材質および磁気性の塗料を塗布し、落下防止対策を講
じたワンタッチ式ナット締付治具を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
地下に埋設された外筒と内筒から構成され、道路面との
間に段差が生じた場合、内筒の内側に取り付けた数本の
六角ボルトの頭部を回転し内筒を上下可動させて段差調
整を行った後、この六角ボルトの頭部を通過してダブル
ナットで六角ボルトを内筒内側に固定するため、十二角
ナット受ソケット外周にH型可動リングを取り付けたこ
とにより、十二角ナット受ソケット本体を回転し、下ナ
ットを締め付けた後、H型可動リングを下方に移動する
ことにより上ナットを締め付けることができる、この時
下ナットにはH型可動リングが接し、下ナットに負荷を
与えないで上ナットを下ナットに結合させ、六角ボルト
を内筒内側にダブルナットで固定することができること
を特徴とするものである。
地下に埋設された外筒と内筒から構成され、道路面との
間に段差が生じた場合、内筒の内側に取り付けた数本の
六角ボルトの頭部を回転し内筒を上下可動させて段差調
整を行った後、この六角ボルトの頭部を通過してダブル
ナットで六角ボルトを内筒内側に固定するため、十二角
ナット受ソケット外周にH型可動リングを取り付けたこ
とにより、十二角ナット受ソケット本体を回転し、下ナ
ットを締め付けた後、H型可動リングを下方に移動する
ことにより上ナットを締め付けることができる、この時
下ナットにはH型可動リングが接し、下ナットに負荷を
与えないで上ナットを下ナットに結合させ、六角ボルト
を内筒内側にダブルナットで固定することができること
を特徴とするものである。
【0005】請求項2記載の発明は、狭隘の場所におい
て躯体に固定された上向きのボルトに構造物を固定する
とき、十二角ナット受ソケットを下向きにするため十二
角ナット受ソケットからナットを落下させてしまうこと
から、十二角ナット受ソケットの内側に磁気性の材質お
よび磁気性塗料を塗布することにより、十二角ナット受
ソケットからナットを落下させないで狭隘の構造物内側
のボルトにダブルナットを締め付け固定することができ
ることを特徴とするものである。
て躯体に固定された上向きのボルトに構造物を固定する
とき、十二角ナット受ソケットを下向きにするため十二
角ナット受ソケットからナットを落下させてしまうこと
から、十二角ナット受ソケットの内側に磁気性の材質お
よび磁気性塗料を塗布することにより、十二角ナット受
ソケットからナットを落下させないで狭隘の構造物内側
のボルトにダブルナットを締め付け固定することができ
ることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、この発明の、ワンタッチ式
ナット締付治具の一実施態様を、図面を参照しながら説
明する。
ナット締付治具の一実施態様を、図面を参照しながら説
明する。
【0007】請求項1関連の図1から図7について説明
する。
する。
【0008】図1は、地中に埋設され固定された外筒1
と道路との段差が生じたとき段差調整をするため外筒1
に嵌め込まれた内筒2の断面図に、本発明の六角ボルト
4の頭部5を十二角ナット受ソケット部9の内側を通過
させ、下部ナット6を締め付ける時のワンタッチ式ナッ
ト締付治具を取り付けた立面図である。
と道路との段差が生じたとき段差調整をするため外筒1
に嵌め込まれた内筒2の断面図に、本発明の六角ボルト
4の頭部5を十二角ナット受ソケット部9の内側を通過
させ、下部ナット6を締め付ける時のワンタッチ式ナッ
ト締付治具を取り付けた立面図である。
【0009】図2は、図1のA−A線端面図で、十二角
ナット受ソケット部9の内側を六角ボルト4の頭部5を
通過させ、下部ナット6を締付め付けるときのH型可動
リング10の操作位置を示し、十二角ナット受ソケット
本体8を回転することにより下ナット6を締付め付るこ
とができる。
ナット受ソケット部9の内側を六角ボルト4の頭部5を
通過させ、下部ナット6を締付め付けるときのH型可動
リング10の操作位置を示し、十二角ナット受ソケット
本体8を回転することにより下ナット6を締付め付るこ
とができる。
【0010】図3は、地中に埋設され固定された外筒1
と道路との段差が生じたとき段差調整をするため外筒1
に嵌め込まれた内筒2の断面図に、本発明の六角ボルト
4の頭部5を十二角ナット受ソケット部9の内側を通過
させ、上ナット6を締め付けるときのワンタッチ式ナッ
ト締付治具を取り付けた立面図である。
と道路との段差が生じたとき段差調整をするため外筒1
に嵌め込まれた内筒2の断面図に、本発明の六角ボルト
4の頭部5を十二角ナット受ソケット部9の内側を通過
させ、上ナット6を締め付けるときのワンタッチ式ナッ
ト締付治具を取り付けた立面図である。
【0011】図4は、図3のC−C線端面図である。
【0012】図5は、図3のD−D線端面図である。
【0013】図6は、図3のB−B線端面図で、十二角
ナット受ソケット部9の内側を六角ボルト4の頭部5を
通過させ、上ナット7を締付め付けるときのH型可動リ
ング10の操作位置を示し、この時、下ナット6の部分
に十二角ナット受ソケット9が接触してないため、十二
角ナット受ソケット本体8を回転することにより上ナッ
ト7が下降し、下部ナット6に結合し六角ボルトをダブ
ルナットで内筒の内側に締付め付けることができる。
ナット受ソケット部9の内側を六角ボルト4の頭部5を
通過させ、上ナット7を締付め付けるときのH型可動リ
ング10の操作位置を示し、この時、下ナット6の部分
に十二角ナット受ソケット9が接触してないため、十二
角ナット受ソケット本体8を回転することにより上ナッ
ト7が下降し、下部ナット6に結合し六角ボルトをダブ
ルナットで内筒の内側に締付め付けることができる。
【0014】図7は、内筒内側の六角ボルトにダブルナ
ットを締め付けた設置完了断面図である。
ットを締め付けた設置完了断面図である。
【0015】請求項2関連の図8から図13について説
明する。
明する。
【0016】図8は、地中に埋設された躯体15にボル
ト16が固定され、これに狭隘の構造物14の内側より
下ナット6および上ナット7で構造物14を結合する場
合、十二角ナット受ソケット本体8を下向きにして下ナ
ット6および上ナット7を締め付けるとき十二角ナット
受ソケット9からナットを落下させてしまうため、十二
角ナット受ソケット9の内側17に磁気性材質および磁
気性塗料を塗布することにより下ナット6および上ナッ
ト7を落下させることなく、簡単に締め付けることがで
きる、ワンタッチ式ナット締付治具を取り付けた立面図
である。
ト16が固定され、これに狭隘の構造物14の内側より
下ナット6および上ナット7で構造物14を結合する場
合、十二角ナット受ソケット本体8を下向きにして下ナ
ット6および上ナット7を締め付けるとき十二角ナット
受ソケット9からナットを落下させてしまうため、十二
角ナット受ソケット9の内側17に磁気性材質および磁
気性塗料を塗布することにより下ナット6および上ナッ
ト7を落下させることなく、簡単に締め付けることがで
きる、ワンタッチ式ナット締付治具を取り付けた立面図
である。
【0017】図9は、図8のE−E線端面図で、下ナッ
ト6を締付め付けるときのH型可動リング10の操作位
置を示し、十二角ナット受ソケット本体8を回転するこ
とにより下ナット6を固定されたボルト16に締付め付
ることができる。
ト6を締付め付けるときのH型可動リング10の操作位
置を示し、十二角ナット受ソケット本体8を回転するこ
とにより下ナット6を固定されたボルト16に締付め付
ることができる。
【0018】図10は、地中の躯体15にボルト16が
固定され、これに狭隘の構造物14の内側より上ナット
6を締め付ける時のワンタッチ式ナット締付治具を取り
付けた立面図である。
固定され、これに狭隘の構造物14の内側より上ナット
6を締め付ける時のワンタッチ式ナット締付治具を取り
付けた立面図である。
【0019】図11は、図10のG−G端面図である。
【0020】図12は、図10のF−F端面図で、地中
に埋設された躯体15にボルト16が固定され、これに
狭隘の構造物14の内側より上ナット7を締付め付ける
ときのH型可動リング10の操作位置を示し、この時、
下ナット6の部分に十二角ナット受ソケット9が接触し
てないため、十二角ナット受ソケット本体8を回転する
ことにより上ナット7が下降し、下ナット6に結合し構
造物14を躯体15に固定することができる。
に埋設された躯体15にボルト16が固定され、これに
狭隘の構造物14の内側より上ナット7を締付め付ける
ときのH型可動リング10の操作位置を示し、この時、
下ナット6の部分に十二角ナット受ソケット9が接触し
てないため、十二角ナット受ソケット本体8を回転する
ことにより上ナット7が下降し、下ナット6に結合し構
造物14を躯体15に固定することができる。
【0021】図13は、構造物内側のボルトにダブルナ
ットを締め付けた設置完了断面図である。
ットを締め付けた設置完了断面図である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、狭隘な内筒内側に六角ボルトをダブルナッ
トで固定する場合でも、ワンタッチ式ナット締付治具
は、内筒内側の六角ボルトの頭部を通過させることがで
き、H型可動リングを上下可動操作によりダブルナット
の締め付けが容易に行え、そして、請求項2記載の発明
によれば、狭隘な構造物内側に下向きにダブルナットを
締め付ける場合でも、十二角ナット受ソケット内側に磁
気性の材質および磁気性塗料を塗布することにより十二
角ナット受ソケットからナットを落下させることなくダ
ブルナットを締め付けることができる有用な効果がもた
らされる。
明によれば、狭隘な内筒内側に六角ボルトをダブルナッ
トで固定する場合でも、ワンタッチ式ナット締付治具
は、内筒内側の六角ボルトの頭部を通過させることがで
き、H型可動リングを上下可動操作によりダブルナット
の締め付けが容易に行え、そして、請求項2記載の発明
によれば、狭隘な構造物内側に下向きにダブルナットを
締め付ける場合でも、十二角ナット受ソケット内側に磁
気性の材質および磁気性塗料を塗布することにより十二
角ナット受ソケットからナットを落下させることなくダ
ブルナットを締め付けることができる有用な効果がもた
らされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地下に埋設されてた外筒、内筒の断面図および
下ナット締め付け時のワンタッチ式ナット締付治具の立
面図である。
下ナット締め付け時のワンタッチ式ナット締付治具の立
面図である。
【図2】図1のA−A線端面図である。
【図3】地下に埋設されてた外筒、内筒の断面図および
上ナット締め付け時のワンタッチ式ナット締付治具の立
面図である。
上ナット締め付け時のワンタッチ式ナット締付治具の立
面図である。
【図4】図3のC−C線端面図である。
【図5】図3のD−D線端面図である。
【図6】図3のB−B線端面図である。
【図7】図7は、外筒、内筒内側の六角ボルトにダブル
ナットを締め付けた設置完了断面図である。
ナットを締め付けた設置完了断面図である。
【図8】地下に埋設された構造物の断面図および下ナッ
ト締め付け時のワンタッチ式ナット締付治具の立面図で
ある。
ト締め付け時のワンタッチ式ナット締付治具の立面図で
ある。
【図9】図8のE−E線端面図である。
【図10】地下に埋設された構造物の断面図および上ナ
ット締め付け時のワンタッチ式ナット締付治具の立面図
である。
ット締め付け時のワンタッチ式ナット締付治具の立面図
である。
【図11】図10のG−G線端面図である。
【図12】図10のF−F線端面図である。
【図13】図12は、構造物内側のボルトにダブルナッ
トを締め付けた設置完了断面図である。
トを締め付けた設置完了断面図である。
【符号の説明】 1: 外筒 2: 内筒 3: 内筒内側の六角ボルト用ネジ孔 4: 六角ボルト 5: 六角ボルト頭部 6: 下ナット 7: 上ナット 8: 十二角ナット受ソケット本体 9: 十二角ナット受ソケット 10: H型可動リング 11: H型可動リング操作止めボルト 12: 上部十二角ナット受けソケット 13: 内筒上部ふた 14: 構造物 15: 躯体 16: 固定ボルト 17:十二角ナット受ソケット内側に磁気性材質および
磁気性塗料の塗布位置 18: 構造物上ふた
磁気性塗料の塗布位置 18: 構造物上ふた
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【図5】
【図11】
【図1】
【図2】
【図7】
【図3】
【図6】
【図8】
【図9】
【図10】
【図12】
【図13】
Claims (2)
- 【請求項1】 外筒および内筒が地中に埋設され外筒が
地中に固定され内筒だけを上下可動させるため、内筒の
内側に上下可動用ネジ孔を敷設し、内筒の内径が大きい
場合は、ボックスレンチおよびスパナーなどでボルトを
回転させ内筒を上下可動せしめることはできるが、狭隘
な場所では、内筒内で作業ができないため、上下可動作
業後、回転させたボルトを内筒にダブルナットで固定さ
せることは不可能であることから、回転させた六角ボル
トの頭部を十二角ナット受ソケットを通過し下ナット、
上ナットのダブルナットを締め付けられるようH型可動
リングを取り付けたことにより、簡単な操作でダブルナ
ットを締め付けができることを特徴とするワンタッチ式
ナット締付治具。 - 【請求項2】 狭隘の所で母材に固定され六角ボルトに
ダブルナットを下向きに取り付ける場合、H型可動リン
グを併用し、十二角ナット受ソケットの内側部分に磁気
性の材質を使用したことにより、十二角ナット受ソケッ
トの部分から締め付けナットが離脱し、落下させること
なく簡単な操作で固定された六角ボルトにダブルナット
を締め付けられることを特徴とするワンタッチ式ナット
締付治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11254696A JP2001047371A (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | ワンタッチ式ナット締付治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11254696A JP2001047371A (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | ワンタッチ式ナット締付治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001047371A true JP2001047371A (ja) | 2001-02-20 |
Family
ID=17268597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11254696A Pending JP2001047371A (ja) | 1999-08-06 | 1999-08-06 | ワンタッチ式ナット締付治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001047371A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104908005A (zh) * | 2015-06-23 | 2015-09-16 | 上海梅山科技发展有限公司 | 一种双头螺栓安装及拆卸工具 |
-
1999
- 1999-08-06 JP JP11254696A patent/JP2001047371A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104908005A (zh) * | 2015-06-23 | 2015-09-16 | 上海梅山科技发展有限公司 | 一种双头螺栓安装及拆卸工具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5749690A (en) | Screw nut fastener assembly | |
AU631099B2 (en) | Securing nut apparatus | |
JP2554969Y2 (ja) | カム座金 | |
JP2001047371A (ja) | ワンタッチ式ナット締付治具 | |
US11168730B2 (en) | Apparatus for tightening threaded fasteners | |
JP3395780B1 (ja) | 悪戯防止締結部品、及び締結構造 | |
JPH11325040A (ja) | ボルト締結装置 | |
JP2526793Y2 (ja) | 締結具の締結位置表示構造 | |
JP2004132518A (ja) | 固定具 | |
JP2002243093A (ja) | 機器据付けレベル調整用治具 | |
JP3144051U (ja) | 緩み止め特殊ナット | |
JPH07279109A (ja) | 伸縮継手の取付け構造 | |
US11946501B2 (en) | Systems and methods for assembling a hammer tool | |
JP6641675B1 (ja) | 建設現場用敷き鉄板のジョイント | |
JP2000104719A (ja) | ボルトまたはナットの抜き取り防止カバー | |
JP7224580B2 (ja) | 緩まない締結構造 | |
JP2000055029A (ja) | 締着具 | |
JPH0545665Y2 (ja) | ||
JPH09269003A (ja) | 木造家屋における土台緊締用ナット | |
JP2000035027A (ja) | ボルト及びナット並びに締付治具 | |
JPH10204904A (ja) | 組立マンホール用の締結ボルト | |
JPH0683850U (ja) | 型枠締結装置 | |
JPS6237642Y2 (ja) | ||
JP3028067U (ja) | スーパーモンキーラチェット | |
JPH0417634Y2 (ja) |