JP2001046205A - 寝 袋 - Google Patents

寝 袋

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JP2001046205A
JP2001046205A JP11226932A JP22693299A JP2001046205A JP 2001046205 A JP2001046205 A JP 2001046205A JP 11226932 A JP11226932 A JP 11226932A JP 22693299 A JP22693299 A JP 22693299A JP 2001046205 A JP2001046205 A JP 2001046205A
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sleeping bag
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Isamu Tatsuno
勇 辰野
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Mont Bell Co Ltd
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MONBERU KK
Mont Bell Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 寝袋室内の保温効率を維持すると共に、使用
者が身体に窮屈感を感じることなく快適に使用できる。 【解決手段】 内張布6、外張布7及び内外張布6,7
間に充填された保温材8を有し、使用者の体を保温する
寝袋本体5において、使用者の体格に適合する所定の規
定幅よりも広い幅の内張布6及び外張布7を有し、かつ
弾性手段9を適宜位置に配することにより、前記規定幅
を呈するように収縮されると共に、前記広い幅まで拡張
可能にする。また、端部を内部に押し込め、紐状部材で
締めることにより、寝袋本体の長さを調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、室内あるいは、登
山、ハイキング、キャンプなど屋外で使用する寝袋に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、使用者の体を収納する長尺な
室内を形成すると共に、この室内への出入口を有する袋
状の保温部材(寝袋本体)により構成された寝袋が使用
されている。この保温部材は、例えば、防水効果のある
内張布(内側のライナ)及び外張布(外側のライナ)
と、これらの両布で囲われた空間内に充填された綿など
の保温材から形成されている。また、この保温材は、変
形や偏りが起こらないように、例えば、縫合糸で前記両
布にキルティングされている。
【0003】このような従来の寝袋は、使用者が前記室
内に入った際に、使用者の身体と保温部材との間に隙間
が形成されるが、この隙間は小さいほど保温部材による
保温効率がよい。このため、寝袋の室内断面積をなるべ
く小さく(狭く)して前記隙間を小さくすることが考え
られるが、寝袋の室内断面積を小さくすると、使用者が
窮屈感を覚え、快適な寝心地が得られなくなるという問
題が生じる。したがって、保温効率と寝心地の両方を考
慮して寝袋の室内断面積、すなわち幅を決定しており、
前記隙間を積極的に小さくするような手段は施されてい
なかった。
【0004】そこで、実公平6−36793号公報に開
示された寝袋のように、保温部材の室内断面積を狭める
方向へ圧縮する弾性手段を、前記保温部材の全長にわた
り所定間隔で配設した構造の寝袋が開発された。この寝
袋は、前記弾性手段によって、寝袋全体にわたりその室
内が弾性的に縮小付勢されるため、使用者の身体にわた
り前記保温部材と使用者との間に形成される隙間を小さ
くすることができ、保温効率を上げることができる。こ
の寝袋は、前記弾性手段が使用者の身体の移動を許容す
るため、ある程度快適な寝心地が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実公平
6−36793号公報に開示された寝袋は、寝袋室内の
保温効率を向上させることはできるが、従来の寝袋の保
温部材に弾性手段を配置した構成であるため、使用者の
窮屈感をこれまで以上に解消する工夫はなされていな
い。
【0006】また、前記従来の寝袋は、ある程度身長が
高い人でも使用可能なように、その全長が比較的長く構
成されており、その長さを使用者の身長に応じて調節す
ることができなかった。したがって、身長の低い使用者
がこの寝袋を使用すると、足元部分に隙間が生じ保温効
率が低下する虞がある。
【0007】また、使用中でない寝袋を持ち歩くための
考慮や、保管するための考慮がなされていないという問
題もある。
【0008】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題とするものであり、寝袋室内の保温効率
がよいことは勿論のこと、使用者が身体に窮屈感を感じ
ることなく快適に使用できる寝袋を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、内張布、外張布及び当該内外張布間に充
填された保温材を有すると共に、使用者の体を収納する
長尺な室内を形成し、この室内を外気に対して保温する
寝袋本体と、前記寝袋本体に設けられた前記室内への出
入口と、を備え、前記寝袋本体は、使用者の体格に適合
する所定の規定幅よりも広い幅の内張布及び外張布を有
し、かつ弾性手段を適宜位置に配することにより、不使
用時に前記規定幅を呈するように収縮されると共に、前
記規定幅と前記広い幅の間を拡縮可能に構成された寝袋
を提供するものである。
【0010】この構成を備えた寝袋は、使用者の体格に
適合する所定の規定幅よりも広い幅の寝袋本体を備えて
いるため、使用者の身体を従来の寝袋に比べて自由に動
かすことができ、窮屈感がなく快適に安眠することがで
きる。さらにまた、例えば、あぐらをかく等、寝袋に入
った際の動作を楽に行うこともできる。また、弾性手段
によって、寝袋本体の幅は、前記規定幅を呈するように
収縮されるため、実質的に使用者を囲む寝袋本体が襞状
になって、嵩高となり、寝袋本体に厚みがでて保温効率
が向上する。
【0011】前記寝袋本体の使用者の足が収納される側
の端部近傍には、前記寝袋本体を略幅方向に絞って収縮
させることが可能な紐状部材を設けることができる。
【0012】また、前記寝袋本体は、前記紐状部材より
使用者の足が収納される側にある部分を、前記紐状部材
より使用者の頭が収容される側に形成された室内に押し
込めて、前記紐状部材を絞ることで、前記寝袋本体の長
さを調節可能にすることができる。
【0013】この構成を備えた寝袋は、身長が低い人が
使用しても、足元部分の隙間が、前記寝袋本体の紐状部
材より使用者の足が収納される側にある部分で埋められ
るため、この隙間を小さくすることができる。したがっ
て、足元部分の保温効率が向上する。さらに、足元部分
の中綿が多くなった場合と同様の保温効果が得られる。
【0014】そしてまた、前記寝袋本体は、前記紐状部
材より使用者の頭が収容される側にある部分を、前記紐
状部材より使用者の足が収納される側に形成された室内
に押し込めて、前記紐状部材を絞ることで、前記紐状部
材より使用者の足が収納される側に形成された室内に収
容可能にすることができる。
【0015】この構成を備えた寝袋は、使用しない際に
は、前記寝袋本体の紐状部材より使用者の足が収納され
る側にある部分が形成する袋内(バッグ内)に収納する
ことができるため、小さな状態にして保管したり、携帯
することができる。
【0016】また、前記出入口は、使用者の顔が露出可
能な開口部を有し、前記寝袋本体の前記開口部近傍に、
当該開口部の面積を拡縮可能な紐状部材を設け、前記寝
袋本体の前記紐状部材が形成された部分の室内側に、ク
ッション部材を設けえうこともできる。
【0017】この構造を備えた寝袋は、紐状部材によっ
て開口部の大きさを調節でき、使用者の顔と寝袋本体と
の間に形成される隙間を小さくすることができるため、
保温効率を向上することができる。さらに、クッション
部材によって紐状部材が顔や首などに当たることを防止
することができ、快適な使用感を得ることができる。ま
た、クッション部材により、保温効率をさらに向上する
こともできる。
【0018】前記開口部近傍に形成された紐状部材は、
前記開口部の使用者の額側を拡縮可能な第1の紐状部材
と、使用者の顎側を拡縮可能な第2の紐状部材と、から
構成することもできる。
【0019】この構成により、前記開口部は、使用者の
額側と顎側の二ヶ所で調節することができる。
【0020】また、前記第1の紐状部材と第2の紐状部
材は、互いに異なった形状で構成することもできる。
【0021】このようにすることで、例えば、暗闇であ
っても、第1の紐状部材と第2の紐状部材との区別を簡
単に行うことができ、操作性を向上することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態に係る
寝袋について図面を参照して説明する。
【0023】図1は、本実施の形態に係る寝袋の使用状
態を示す平面図、図2は、図1に示す寝袋を使用した際
に使用者が動いた状態を示す平面図、図3は、図1に示
す寝袋を使用した際に使用者があぐらをかいた状態を示
す斜視図、図4は、図1に示すIV−IV線に沿った断面
図、図5は、本実施の形態に係る寝袋の長さを調節した
状態を示す断面図、図6は、本実施の形態に係る寝袋を
使用しない際の状態を示す斜視図、図7は、本実施の形
態に係る寝袋の開口部付近を拡大した平面図である。
【0024】図1ないし図7に示すように、本実施の形
態に係る寝袋1は、使用者2の身体を収納する長尺な室
内3を形成し、この室内3を外気に対して保温する寝袋
本体5と、室内3への出入口4と、を備えて構成されて
いる。
【0025】寝袋本体5は、特に図4及び図5に示すよ
うに、内張布6と、外張布7と、これら両布6及び7で
囲われた空隙内に充填された綿などの保温材8と、から
構成されている。この寝袋本体5は、後に詳述するゴム
等の弾性部材が設けられていない従来の構成の寝袋の幅
よりも大きな幅、すなわち、使用者2の体格に適合する
所定の規定幅よりも広い幅を備えている。
【0026】なお、本実施の形態では、寝袋本体5の幅
を、前記従来の寝袋の幅より、15%〜30%程度大き
く形成したものを使用した。
【0027】寝袋本体5には、寝袋本体5を前記規定幅
を呈するように収縮すると共に、前記広い幅まで拡張可
能にする弾性部材9が、寝袋本体5の長さ方向にわたっ
て所定の間隔で設けられている。
【0028】この弾性部材9は、例えば、リング形状の
ゴムからなり、内張布6及び外張布7にミシン糸等の縫
合糸によって設けられている。なお、弾性部材9は、前
記拡張機能を発揮する構成であればよく、例えば、内張
布6と外張布7とを、上糸と下糸とで縫合するときの該
上糸と下糸のいずれかをゴム糸で形成したものでもよい
し、前記上糸と下糸との間にゴム糸を介在させたもの等
でもよい。また、弾性部材9は、単純なリング形状では
なく、ジグザグのリング形状でもよい。
【0029】また、寝袋本体5の使用者2の足が収納さ
れる側の端部近傍には、紐(ドローコード)11が、そ
の周囲にわたって設けられている。この紐11を絞るこ
とによって、寝袋本体5のこの部分を絞ることができ
る。また、この紐11には、紐11の絞り状態を維持・
固定するストッパ21が設けられている。この構成を備
えた寝袋1は、特に図5に示すように、紐11より使用
者2の足が収納される側にある足側部分12を、紐11
より使用者2の頭が収容される側に形成された室内3に
押し込めた後、紐11を絞り、ストッパ21によってこ
の状態を維持・固定することで、寝袋本体5全体の長さ
(寝袋1の長さ)を短くすることができる。
【0030】また、この寝袋1は、使用しない際には、
紐11より使用者2の頭が収容される側にある頭側部分
13を、紐11部材より使用者2の足が収納される側に
形成された室内3(足側部分12の室内)に押し込めた
後、紐11を絞り、ストッパ21によってこの状態を維
持・固定することで、図6に示すように、小さな状態
(スタッフバッグ状態)にして保管、あるいは携帯する
ことができる。
【0031】室内3への出入口4は、使用者2の顔が露
出可能な開口部14を有している。この出入口4は、使
用者2が室内3に入ったり出たりし易いように、例え
ば、ある程度大きく形成しておき、使用者2が室内3に
入った際には、ファスナーなどによって開口部14以外
を閉鎖するようにしてもよい。
【0032】寝袋本体5の開口部14の近傍には、開口
部14の面積を拡大及び縮小可能な第1の紐15と、第
2の紐16が設けられている。この第1の紐15には、
第1の紐15の絞り状態を維持・固定するストッパ22
が、第2の紐16には、第2の紐16の絞り状態を維持
・固定するストッパ23が、それぞれ設けられている。
【0033】第1の紐15は、特に図7に示すように、
開口部14の使用者2の額側に沿って配設され、第1の
紐15を絞り、ストッパ22によってこの状態を維持・
固定することによって寝袋本体5を縮め、使用者2の額
付近に寝袋本体5を密着させることができるようになっ
ている。
【0034】第2の紐16は、特に図7に示すように、
開口部14の使用者2の顎側に沿って配設され、第2の
紐16を絞り、ストッパ23によってこの状態を維持・
固定することによって寝袋本体5を縮め、使用者2の顎
や首付近に寝袋本体5を密着させることができるように
なっている。
【0035】なお、本実施の形態では、第1の紐15を
比較的平らな形状の紐(断面形状が略四角形)から構成
し、第2の紐16を略円筒形(断面形状が略円形)の紐
から構成した。このように、第1の紐15と第2の紐と
して、互いに異なった形状を備えた紐を利用すること
で、例えば、暗闇であっても、何れの紐であるか判断す
ることができ、紐の操作性を向上することができる。
【0036】さらに、寝袋本体5の第1の紐15及び第
2の紐16が形成された部分の室内3側には、クッショ
ン材17が設けられている。このクッション材17の存
在により、第1の紐15及び第2の紐16が、使用者2
の顔や首などに当たることを防止することができ、快適
な使用感を得ることができる。また、クッション材17
により、保温効率をさらに向上することもできる。
【0037】次に、本実施の形態に係る寝袋1の使用状
態について説明する。
【0038】使用者2の身長が低い場合は、図5に示す
ように、寝袋本体5の足側部分12を頭側部分13の室
内3に押し込んだ後、紐11を絞り寝袋本体5全体の長
さ(寝袋1の長さ)を短くする。このようにすること
で、使用者2の足元部分に形成される隙間が、寝袋本体
5の足側部分12によって埋められるため、この隙間を
小さくできる。したがって、使用者2の足元部分の保温
効率が向上する。さらに、足元部分の中綿が多くなった
場合と同様の保温効果も得ることができる。
【0039】次に、使用者2は、出入口4から室内3に
入り、開口部14を残して出入口4を閉める。この時、
寝袋本体5には弾性部材9が、その長さ方向にわたって
所定の間隔で設けられているため、寝袋本体5は本体の
幅より狭い幅となって使用者2の身体全体を包む。この
時、実質的に使用者2を囲む寝袋本体5が、襞状になっ
て嵩高になり(厚くなり)、熱の放散が減少し、保温効
率が向上する。
【0040】次に、第1の紐15及び第2の紐16を絞
って、開口部14の大きさを調節し、寝袋本体5を使用
者2の顔や首に密着させる。この時、クッション材17
の存在によって、寝袋本体5と使用者2の顔や首との密
着性がさらによくなり、保温効率も一層向上する。ま
た、クッション材17によって、第1の紐15及び第2
の紐16が顔や首などに当たることを防止することがで
き、快適な使用感を得ることができる。
【0041】なお、弾性部材9の弾性は、使用者2の身
体の移動を許容するため、快適な寝心地を提供すること
ができる。また、寝袋本体5は、弾性部材9が設けられ
る前の幅が前述したように、大きく構成されているた
め、弾性部材9を伸ばせば、室内3の容積を大きくする
ことができる。したがって、図2に示すように、使用者
2は、寝袋1の室内3で、膝、腕、腰、足先等を比較的
自由に動かすことができ、窮屈感なく、快適に安眠する
ことができる。さらにまた、図3に示すように、例え
ば、寝袋1に入った状態であぐらをかく等、所望の動作
を楽に行うことができる。
【0042】一方、寝袋1を使用しない際には、頭側部
分13を、紐11部材より使用者2の足が収納される側
に形成された室内3(足側部分12の室内)に押し込め
た後、紐11を絞ることで、寝袋1全体を、図6に示す
ように、小さな状態(スタッフバッグ状態)にすること
ができる。このため、寝袋1をコンパクトな状体で保管
あるいは携帯することができる。
【0043】なお、本実施の形態では、寝袋本体5の幅
を、前記従来の寝袋の幅より、15%〜30%程度大き
く形成したものを使用したが、これに限らず、寝袋本体
5は、弾性部材9によって圧縮される前の幅が、使用者
2の体格に適合する所定の規定幅よりも広い幅であれば
よい。
【0044】また、本実施の形態では、弾性部材9を内
張布6にミシン糸等の縫合糸10によって設けた場合に
ついて説明したが、これに限らず、弾性部材9は、外張
布7に設けてもよい。
【0045】そしてまた、本実施の形態では、暗闇であ
っても、第1の紐15と第2の紐16との識別を簡単に
行うため、第1の紐15の断面を略四角形にし、第2の
紐16の断面を略円形にしたが、これに限らず、この目
的を達成するためには、第1の紐及び第2の紐は、互い
に異なった形状を備えていればよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る寝袋
は、寝袋本体が、使用者の体格に適合する所定の規定幅
よりも広い幅の内張布及び外張布を有し、かつ弾性手段
を適宜位置に配することにより、前記規定幅を呈するよ
うに収縮されると共に、前記広い幅まで拡張可能に構成
されている。このため、保温効果を維持すると共に、使
用者の身体を前記従来の寝袋に比べて自由に動かすこと
ができ、窮屈感がなく快適に安眠することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の本実施の形態に係る寝袋の使用状態を
示す平面図である。
【図2】図1に示す寝袋を使用した際に使用者が動いた
状態を示す平面図である。
【図3】図1に示す寝袋を使用した際に使用者があぐら
をかいた状態を示す斜視図である。
【図4】図1に示すIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】本実施の形態に係る寝袋の長さを調節した状態
を示す断面図である。
【図6】本実施の形態に係る寝袋を使用しない際の状態
を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る寝袋の開口部付近を
拡大した平面図である。
【符号の説明】
1 寝袋 2 使用者 3 室内 4 出入口 5 寝袋本体 6 内張布 7 外張布 8 保温材 11 紐 14 開口部 15 第1の紐 16 第2の紐 17 クッション材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内張布、外張布及び当該内外張布間に充
    填された保温材を有すると共に、使用者の体を収納する
    長尺な室内を形成し、この室内を外気に対して保温する
    寝袋本体と、 前記寝袋本体に設けられた前記室内への出入口と、 を備え、 前記寝袋本体は、使用者の体格に適合する所定の規定幅
    よりも広い幅の内張布及び外張布を有し、かつ弾性手段
    を適宜位置に配することにより、不使用時に前記規定幅
    を呈するように収縮されると共に、前記規定幅と前記広
    い幅の間を拡縮可能に構成された寝袋。
  2. 【請求項2】 前記寝袋本体の使用者の足が収納される
    側の端部近傍に、前記寝袋本体を略幅方向に絞って収縮
    させることが可能な紐状部材を設けた請求項1記載の寝
    袋。
  3. 【請求項3】 前記寝袋本体は、前記紐状部材より使用
    者の足が収納される側にある部分を、前記紐状部材より
    使用者の頭が収容される側に形成された室内に押し込め
    て、前記紐状部材を絞ることで、前記寝袋本体の長さを
    調節可能である請求項2記載の寝袋。
  4. 【請求項4】 前記寝袋本体は、前記紐状部材より使用
    者の頭が収容される側にある部分を、前記紐状部材より
    使用者の足が収納される側に形成された室内に押し込め
    て、前記紐状部材を絞ることで、前記紐状部材より使用
    者の足が収納される側に形成された室内に収容可能であ
    る請求項2記載の寝袋。
  5. 【請求項5】 前記出入口は、使用者の顔が露出可能な
    開口部を有し、前記寝袋本体の前記開口部近傍に、当該
    開口部の面積を拡縮可能な紐状部材を設け、前記寝袋本
    体の前記紐状部材が形成された部分の室内側に、クッシ
    ョン部材を設けた請求項1ないし請求項4のいずれか一
    項に記載の寝袋。
  6. 【請求項6】 前記開口部近傍に形成された紐状部材
    は、前記開口部の使用者の額側を拡縮可能な第1の紐状
    部材と、使用者の顎側を拡縮可能な第2の紐状部材と、
    からなる請求項5記載の寝袋。
  7. 【請求項7】 前記第1の紐状部材と第2の紐状部材
    は、互いに異なった形状を備えた請求項6記載の寝袋。
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