JP2001045691A - モータの絶縁構造 - Google Patents

モータの絶縁構造

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JP2001045691A
JP2001045691A JP11219245A JP21924599A JP2001045691A JP 2001045691 A JP2001045691 A JP 2001045691A JP 11219245 A JP11219245 A JP 11219245A JP 21924599 A JP21924599 A JP 21924599A JP 2001045691 A JP2001045691 A JP 2001045691A
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coil
insulating
salient pole
iron core
bobbin
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Yasunori Sakugi
康憲 柵木
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外側筒状鉄心に絶縁手段を設けることなく、内
側筒状鉄心に第1及び第2の絶縁手段を設けるだけで、
簡単にコイルと両鉄心とを電気的に絶縁できるモータの
絶縁構造を提供する。 【解決手段】モータのステータは外側電機子鉄心2と内
側電機子鉄心3とを備えており、内側電機子鉄心3に
は、その周方向に沿って複数個の突極4が突設されてい
る。各突極4のコイル巻装部11には絶縁性粉体が加熱
処理された絶縁膜13が施されており、そのコイル巻装
部11にはコイル14が巻装されている。各突極4の絶
縁材装着部12には切欠溝15が凹設されており、隣り
合う2つの突極4において、互いに対向する切欠溝15
に対して、絶縁材16が装着されている。外側電機子鉄
心2の内側面には絶縁手段は設けられていない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの絶縁構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車のパワーステアリング装置
等に用いられるブラシレスDCモータにおいては、ステ
ータの鉄心を例えば、外側電機子鉄心と内側電機子鉄心
とに分割し、内側電機子鉄心の各突極にコイルを巻装し
た後で両鉄心を組み付けて製造されている。このように
鉄心を2分割することにより、巻線密度を高めることが
でき、その結果、モータを小型化することが可能とな
る。
【0003】図7はステータの鉄心を外側電機子鉄心と
内側電機子鉄心とに分割したモータを示す断面図であ
る。図7において、モータのステータ101は外側電機
子鉄心102と内側電機子鉄心103とを備え、内側電
機子鉄心103には、その周方向に沿って複数個の突極
104が突設されている。各突極104には絶縁性のボ
ビン105が嵌合されており、同ボビン105にはコイ
ル106が巻装されている。
【0004】このモータにおいてステータ101を製造
する際には、まずボビン105にコイル106を巻装
し、そのボビン105を内側電機子鉄心103の各突極
104に装着し、その後、両鉄心102、103を組み
付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のモー
タにおいては、ボビン105にコイル106を巻装した
うえで、そのボビン105を内側電機子鉄心103の各
突極104に装着していたため、コイルを各突極に直接
巻装する場合に比較して、工数が増え、コストアップに
なるという問題があった。
【0006】又、ボビン105は、突極104に嵌合さ
れる基部105aと、基部105aに対して突極104
の先端側(外側電機子鉄心102側)及び基端側に張り
出し部105b、105cを有しているので、ボビン1
05を突極104に装着した後にコイル106を巻装し
ようとすると、突極104先端側の張り出し部105b
が障害となる。このため、予めボビン105にコイル1
06を巻装することになるが、コイル106の張力によ
ってボビン105が変形して各突極104への装着作業
が行い難いという問題があった。特に、自動車のパワー
ステアリング装置等に用いられるモータのように、低電
圧(例えば、DC12V)で使用されるモータにおいて
は、巻線抵抗(コイル抵抗)を抑えるために太い銅線
(コイル)を用いる必要があり、この場合、前記装着作
業がさらに行い難くなってしまう。
【0007】そこで、ボビン105を用いる代わりに、
外側電機子鉄心102の内側面や内側電機子鉄心103
の各突極104の表面に、予め絶縁性粉体を加熱処理し
て形成された絶縁膜を施しておき、絶縁膜が施された各
突極104にコイル106を直接巻装することが考えら
れる。ところが、外側電機子鉄心102の内側面におい
て内側電機子鉄心103の各突極104の先端面が接合
される面107に絶縁膜が施されると、モータの磁気特
性が低下する虞があるため、かかる面107においては
絶縁膜が形成されないようにする必要があり、作業性が
悪くなって実現性に乏しい。
【0008】本発明の目的は、外側筒状鉄心に絶縁手段
を設けることなく、内側筒状鉄心に第1及び第2の絶縁
手段を設けるだけで、簡単にコイルと両鉄心とを電気的
に絶縁できるモータの絶縁構造を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、外側筒状鉄心に対して内側筒状
鉄心を配置し、前記内側筒状鉄心にはその周方向に沿っ
て前記外側筒状鉄心に対して接する接合面を有した複数
個の突極を設け、前記突極に対してコイルを巻装し、前
記コイルを囲む空間に面する前記両鉄心の表面側に絶縁
手段を設けたモータの絶縁構造において、前記絶縁手段
は、内側筒状鉄心の各突極間に形成されたスロットに面
する表面側に設けられた第1の絶縁手段と、前記コイル
が巻装された部位よりも外側筒状鉄心寄りの突極の先端
に形成され、突極中心へ向かう凹部に係止した絶縁性の
蓋体からなる第2の絶縁手段とから構成したことを要旨
としている。
【0010】従って、請求項1の発明では、内側筒状鉄
心の突極においてコイルが巻装される部位とコイルと
は、前記コイルが巻装される部位(内側筒状鉄心の突極
の表面)に設けられた第1の絶縁手段によって電気的に
絶縁される。一方、外側筒状鉄心の表面において内側筒
状鉄心のスロットに対向する部位とコイルとは、内側筒
状鉄心の各突極の先端に形成された凹部に係止した第2
の絶縁手段によって電気的に絶縁される。即ち、外側筒
状鉄心に絶縁手段を設けなくても、コイルと両鉄心とは
電気的に絶縁される。
【0011】又、第2の絶縁手段は、隣り合う2つの突
極の互いに対向する凹部に対して係止されているので、
内側筒状鉄心の遠心方向にも求心方向にも外れにくく、
容易に脱落することはない。
【0012】請求項2の発明は、請求項1に記載の発明
において、前記第1の絶縁手段は、前記スロットに面す
る表面に付着した絶縁性粉体が加熱処理して形成されて
いることを要旨としている。
【0013】従って、請求項2の発明では、前記請求項
1の発明の作用に加えて、内側筒状鉄心の突極において
コイルが巻装される部位(内側筒状鉄心の突極の表面)
に、絶縁性粉体を付着させて加熱処理することにより、
コイルが巻装された部位とコイルとは電気的に絶縁され
る。
【0014】請求項3の発明は、請求項1に記載の発明
において、前記第1の絶縁手段は、前記突極に嵌合した
絶縁性のボビンであり、前記コイルは同ボビンに巻装さ
れて、突極に配置されていることを要旨としている。
【0015】従って、請求項3の発明では、前記請求項
1の発明の作用に加えて、内側筒状鉄心の突極に絶縁性
のボビンを嵌合し、そのボビンにコイルを巻装すること
により、内側筒状鉄心の突極とコイルとは電気的に絶縁
される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1は自動車のパワース
テアリング装置に用いられるブラシレスDCモータにお
けるステータの断面図である。図1において、ステータ
1は、外側筒状鉄心としての筒状の外側電機子鉄心2
と、外側電機子鉄心2内に配置された内側筒状鉄心とし
ての筒状の内側電機子鉄心3とを備えている。内側電機
子鉄心3には、その周方向に沿って複数個の突極4が外
側電機子鉄心2側に向かって突設されているとともに、
各突極4間にはスロット5が形成されている。突極4の
接合面としての先端面6が外側電機子鉄心2の内側面に
接合されることにより、両電機子鉄心2、3が一体とさ
れている。
【0017】前記各突極4は断面長方形状をなし、基端
部に位置するコイル巻装部11と、先端部に位置する絶
縁材装着部12とからなる。内側電機子鉄心3のスロッ
ト5に面する表面、即ち、コイル巻装部11の表面は、
絶縁性粉体が加熱処理された第1の絶縁手段としての絶
縁膜13にて被覆されている。そして、絶縁膜13にて
被覆されたコイル巻装部11にはコイル14が巻装され
ている。一方、突極4においてコイル巻装部11よりも
外側電機子鉄心2寄りに位置する絶縁材装着部12の表
面には、一対の断面横コ字状をなす凹部としての切欠溝
15が凹設されている。
【0018】本実施形態では、コイル巻装部11の表面
と絶縁材装着部12の表面とは同一平面上に位置してい
る。又、各切欠溝15は、コイル巻装部11表面よりも
突極4の中心線α側へ向かって凹設されている。そし
て、隣り合う2つの突極4において、互いに対向する切
欠溝15に対して、絶縁性の蓋体及び第2の絶縁手段と
しての絶縁材(本実施形態では、アラミド紙)16が装
着(係止)されている。本実施形態では、絶縁膜13と
絶縁材16とにより絶縁手段が構成されている。尚、内
側電機子鉄心3内には図示しないロータが配置される。
【0019】次に、このステータ1の製造方法、特にス
テータ1におけるコイル14に対する絶縁方法を図3
(a)〜(c)等を用いて説明する。まず、粉体エポキ
シを電気的な力(例えば、公知の静電流動浸漬法や静電
スプレー法等)によって内側電機子鉄心3の表面に付着
させた後、各突極4の先端面6に付着した粉体エポキシ
を除去する。そして、粉体エポキシに加熱処理(例え
ば、公知の高周波加熱、赤外線加熱、通電加熱等)を施
して、粉体エポキシを溶融させた後、冷却して硬化させ
ると、図3(a)に示すように、各突極4のスロット5
内面に絶縁膜13が形成される。
【0020】次に、図3(b)に示すように、各突極4
のコイル巻装部11にコイル14を直接巻回した後、図
3(c)に示すように、隣り合う2つの突極4におい
て、互いに対向する切欠溝15に絶縁材16を装着す
る。そして、内側電機子鉄心3を外側電機子鉄心2内に
配置して、各突極4の先端面6を外側電機子鉄心2の内
側面に接合し、両電機子鉄心2、3を一体にする。
【0021】従って、本実施形態によれば、以下のよう
な効果を得ることができる。 (1)本実施形態では、内側電機子鉄心3の各突極4の
コイル巻装部11とコイル14とは、コイル巻装部11
表面に設けた絶縁膜13によって電気的に絶縁される。
一方、外側電機子鉄心2の内側面において内側電機子鉄
心3の各スロット5に対向する部位7とコイル14と
は、内側電機子鉄心3の各突極4の先端部に形成された
切欠溝15に装着された絶縁材16によって電気的に絶
縁される。従って、外側電機子鉄心2に絶縁手段を設け
ることなく、内側電機子鉄心3に絶縁膜13や絶縁材1
6を設けるだけで、簡単にコイル14と両鉄心2、3と
を電気的に絶縁できる。
【0022】(2)絶縁材16は、隣り合う2つの突極
4の互いに対向する切欠溝15に対して装着(係止)さ
れているので、内側電機子鉄心3の遠心方向にも求心方
向にも外れにくく、容易に脱落することはない。従っ
て、内側電機子鉄心3、コイル14、絶縁材16をサブ
アッセンブリ化して外側電機子鉄心2に接合する際、絶
縁材16が脱落することなく、この作業を実行できる。
【0023】(3)本実施形態では、絶縁膜13を施し
たコイル巻装部11(突極4)にコイル14を直接巻回
したため、予め所定形状に巻回されたコイル14を突極
4に装着する場合の不具合を解消できる。即ち、予め所
定形状に巻回されたコイル14を突極4に装着する場合
には、コイル14の張力によってコイル形状が変形する
ことがあり、このような場合には、突極4への装着作業
が行い難くなるが、本実施形態のステータ1において
は、この問題を解消できる。
【0024】なお、前記実施形態は以下のように変更し
てもよい。 (1)前記実施形態では、内側電機子鉄心3の各突極4
の先端部に形成された切欠溝15の形状を断面横コ字状
としたが、図4(a)に示すような断面V形状としても
よい。或いは、図4(b)に示すような断面半円形状と
してもよい。
【0025】(2)前記実施形態では、内側電機子鉄心
3の各突極4のコイル巻装部11に絶縁膜13を施した
が、絶縁膜13の代わりに図5に示すような絶縁性のボ
ビン21(第1の絶縁手段を構成する)を各突極4のコ
イル巻装部11に嵌合して、そのボビン21にコイル1
4を巻装した構成としてもよい。この場合、まず各突極
4に対してボビン21を嵌合し、その後、その嵌合され
たボビン21にコイル14を巻装する。ここで用いるボ
ビン21は、突極4に嵌合される角筒状の基部21a
と、基部21aに対して突極4の基端側にのみ設けられ
た張り出し部21bとからなる。
【0026】このようにした場合には、予めボビン21
にコイル14を巻装し、そのボビン21を各突極4に装
着する場合の不具合を解消できる。即ち、予めボビン2
1にコイル14を巻装した場合には、コイル14の張力
によってボビン21が変形することがあり、このような
場合には、突極4への装着作業が行い難くなるが、
(2)のステータ1においては、ボビン21が突極4の
先端側に張り出し部を有さないので、ボビン21を突極
4に装着した後にコイル14を巻装することが可能とな
り、この問題を解消できる。
【0027】(3)前記実施形態では、絶縁膜13が施
された各突極4のコイル巻装部11に、コイル14を直
接巻回したが、予め所定形状に巻回されたコイル14
を、絶縁膜13が施されたコイル巻装部11に装着して
もよい。このようにした場合には、前記実施形態におけ
る(2)の効果を得ることはできないが、突極4にコイ
ル14を巻装する作業を省略できるとともに、ボビンを
使用しないため、ボビンの変形等の不具合を解消でき
る。
【0028】(4)前記実施形態では、絶縁性の蓋体及
び第2の絶縁手段としての絶縁材16にアラミド紙を用
いたが、絶縁性を有し、板状に成形しうるものであれば
よいので、アラミド紙の代わりに他の絶縁紙や絶縁性の
合成樹脂シートを用いてもよい。
【0029】(5)前記実施形態では、コイル巻装部1
1の表面と絶縁材装着部12の表面とが同一平面上に位
置し、且つ、切欠溝15がコイル巻装部11表面よりも
突極4の中心線α側へ向かって凹設された突極4とした
が、次のようにしてもよい。
【0030】例えば、図6(a)に示すように、絶縁材
装着部12がコイル巻装部11の表面よりも反中心線α
側に向かって突設され、その絶縁材装着部12に切欠溝
15がコイル巻装部11表面よりも突極4の中心線α側
へ向かって凹設された突極4としてもよい。又、図6
(b)に示すように、絶縁材装着部12がコイル巻装部
11の表面よりも反中心線α側に向かって突設され、そ
の絶縁材装着部12に切欠溝15がコイル巻装部11の
表面の位置まで突極4の中心線α側へ向かって凹設され
た突極4としてもよい。さらに、図6(c)に示すよう
に、絶縁材装着部12がコイル巻装部11の表面よりも
反中心線α側に向かって突設され、その絶縁材装着部1
2に切欠溝15がコイル巻装部11の表面よりも反中心
線α側の位置まで突極4の中心線α側へ向かって凹設さ
れた突極4としてもよい。
【0031】次に、前記実施形態及び別例から把握でき
る請求項に記載した発明以外の技術的思想について、そ
れらの効果と共に以下に記載する。 (イ)前記コイルは、予め所定形状に巻回されたものを
突極に装着したものである請求項1又は請求項2に記載
のモータの絶縁構造。
【0032】従って、この(イ)に記載の発明によれ
ば、予め所定形状に巻回されたコイルを突極に装着する
ことにより、突極にコイルを巻装する作業を省略でき
る。 (ロ)前記コイルは、突極に対して直接巻回して形成し
たものである請求項1又は請求項2に記載のモータの絶
縁構造。
【0033】従って、この(ロ)に記載の発明によれ
ば、突極に対してコイルを直接巻回することにより、予
め所定形状に巻回されたコイルを突極に装着する場合の
不具合を解消できる。即ち、予め所定形状に巻回された
コイルを突極に装着する場合には、コイルの張力によっ
てコイル形状が変形することがあり、このような場合に
は、突極への装着作業が行い難くなるが、(ロ)の発明
においては、この問題を解消できる。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、外側筒
状鉄心に絶縁手段を設けることなく、内側筒状鉄心に第
1及び第2の絶縁手段を設けるだけで、簡単にコイルと
両鉄心とを電気的に絶縁できる。又、第2の絶縁手段は
容易には脱落しないため、内側筒状鉄心、コイル、第2
の絶縁手段をサブアッセンブリ化して外側筒状鉄心に接
合する際、第2の絶縁手段が脱落することなく、この作
業を実行できる。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、内側筒状
鉄心の突極においてコイルが巻装される部位に、絶縁性
粉体を付着させて加熱処理することにより、請求項1に
記載の発明の効果を実現できる。
【0036】請求項3に記載の発明によれば、内側筒状
鉄心の突極に絶縁性のボビンを嵌合し、そのボビンにコ
イルを巻装することにより、請求項1に記載の発明の効
果を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のモータのステータの断面図。
【図2】 ステータの要部断面図。
【図3】 (a)〜(c)は、ステータの製造方法を説
明するための要部断面図。
【図4】 (a)、(b)は、内側電機子鉄心の別例を
示す要部断面図。
【図5】 ステータの別例を示す要部断面図。
【図6】 (a)〜(c)は、ステータの別例を示す要
部断面図。
【図7】 従来のモータのステータの断面図。
【符号の説明】
1…ステータ、2…外側筒状鉄心としての外側電機子鉄
心、3…内側筒状鉄心としての内側電機子鉄心、4…突
極、5…スロット、6…接合面としての先端面、11…
コイル巻装部、13…絶縁膜(第1の絶縁手段を構成す
る。)、14…コイル、15…凹部としての切欠溝、1
6…絶縁材(絶縁性の蓋体及び第2の絶縁手段を構成す
る。又、絶縁膜13とともに絶縁手段を構成する。)、
21…ボビン(第1の絶縁手段を構成する。)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側筒状鉄心に対して内側筒状鉄心を配
    置し、前記内側筒状鉄心にはその周方向に沿って前記外
    側筒状鉄心に対して接する接合面を有した複数個の突極
    を設け、前記突極に対してコイルを巻装し、前記コイル
    を囲む空間に面する前記両鉄心の表面側に絶縁手段を設
    けたモータの絶縁構造において、 前記絶縁手段は、 内側筒状鉄心の各突極間に形成されたスロットに面する
    表面側に設けられた第1の絶縁手段と、 前記コイルが巻装された部位よりも外側筒状鉄心寄りの
    突極の先端に形成され、突極中心へ向かう凹部に係止し
    た絶縁性の蓋体からなる第2の絶縁手段とから構成した
    モータの絶縁構造。
  2. 【請求項2】 前記第1の絶縁手段は、前記スロットに
    面する表面に付着した絶縁性粉体が加熱処理して形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のモータの絶
    縁構造。
  3. 【請求項3】 前記第1の絶縁手段は、前記突極に嵌合
    した絶縁性のボビンであり、前記コイルは同ボビンに巻
    装されて、突極に配置されていることを特徴とする請求
    項1に記載のモータの絶縁構造。
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