JPS61142949A - 交流発電機の回転子 - Google Patents

交流発電機の回転子

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Publication number
JPS61142949A
JPS61142949A JP60279374A JP27937485A JPS61142949A JP S61142949 A JPS61142949 A JP S61142949A JP 60279374 A JP60279374 A JP 60279374A JP 27937485 A JP27937485 A JP 27937485A JP S61142949 A JPS61142949 A JP S61142949A
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JP
Japan
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core member
rotor
coil
along
iron core
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Pending
Application number
JP60279374A
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English (en)
Inventor
ローウエル シー.ゴールド
マーク エツチ.ハンシユー
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Motors Liquidation Co
Original Assignee
Motors Liquidation Co
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K13/00Structural associations of current collectors with motors or generators, e.g. brush mounting plates or connections to windings; Disposition of current collectors in motors or generators; Arrangements for improving commutation
    • H02K13/02Connections between slip-rings and windings
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/32Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
    • H02K3/325Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation for windings on salient poles, such as claw-shaped poles
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/52Fastening salient pole windings or connections thereto
    • H02K3/527Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to rotors only
    • H02K3/528Fastening salient pole windings or connections thereto applicable to rotors only of the claw-pole type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は交流発電機の回転子に関する。
交互に配列される磁極歯と、磁性材料から形成される鉄
心部材とを具備する2つのセグメントを有し、それら全
てがシャフトにより支持されるような種類の交流発電機
の回転子は当業者には良く知られておシ、その−例は米
国特許第3.271.604号に記載される回転子であ
る。
この特許に示される種類の回転子においては、回転子の
界磁コイルは絶縁材料から形成されるスプールに巻付け
られる。スプールは金属製回転子鉄心部材の周囲に配設
される管状部分と、環状の端フランジとを有する。回転
子の界磁コイルはスプールの管状部分の外面で端フラン
ジの間に巻付けられる。このような構成の場合、界磁コ
イルの内側巻線は回転子鉄心部材を包囲するスプールの
管状部分の半径方向厚さだけ回転子鉄心部材の外周面か
ら離間される。
上述の回転子に対して、本発明の目的は、界磁コイルの
内側巻線のかなりの部分が金属製回転子鉄心部材の外面
部分と直接接触するような回転子を提供することである
。この構成によれば、熱はスプールの絶縁材料層を介さ
ずに金属製回転子鉄心部材に直接伝達されるので、界磁
コイルで発生される熱に関する放熱特性は改善される。
本発明の別の目的は、界磁コイル支持スプールが界磁コ
イルを保持する端フランジを有し、界磁コイルの内側巻
線の各部分と金属製回転子鉄心部材との接触を可能にす
るように構成される回転子を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、界磁コイル支持スプール及
び回転子鉄心部材が、界磁コイルの内側巻線がスプール
の管状部分の厚さだけ回転子鉄心部材から離間される従
来の回転子と比較して、回転子鉄心部材の有効横断面面
積を拡大するように配置される回転子を提供することで
ある。
この目的を達成するために、交流発電機の回転子は特許
請求の範囲第1項の特徴環に記載される特徴を有する。
本発明の好ましい実施例においては、前述の目的は、軸
方向に延出し、周囲に沿って互いに離間して配置される
リブにより接合される環状の端フランジを有する絶縁材
料から成る界磁コイル支持スプールを設けることにより
達成される。スプールのリブは回転子鉄心部材の外周面
に形成される軸方向に延在し、周囲に沿って互いに離間
して形成される溝又は溝穴に嵌合する。界磁コイルはス
プールのフランジの間の領域に巻付けられる絶縁銅線か
ら構成され、界磁コイルの内側巻線はスプールのリブの
外面及び回転子鉄心部材のリブの間に位置する外面領域
と直接係合する。回転子鉄心部材の外周面は、界磁コイ
ルの内側巻線と回転子鉄心部材との間で電気絶縁体とし
て作用する絶縁性塗料により被覆される。
以下、添付の図面を参照して本発明の詳細な説明する。
本発明の回転子は交流発電機の回転子を形成し、使用中
、回転子は三相固定子巻線を支持する交流発電機の固定
子鉄心の内側で回転する。この種の発電機は当業者には
良く知られておシ、その−例は米国特許第3,538,
362号に記載される交流発電機である。
次に1図面、特に第1図に関して説明する。
本発明の回転子は2つの螺旋ひし形刻みつき部分10A
及びIOBと、直線状刻みつき部分10Cとを有するス
チールシャフト10を含む。回転子は一対の磁極又はセ
グメント12及び14を有する。セグメント12・、1
4は鋼などの磁性材料から形成され、各セグメントは複
数個の周囲に互いに離間して配置される磁極歯(たとえ
ば6本の磁極歯)12A及び14Aをそれぞれ有する。
磁極歯12Aは、スチールシャフト10を受入れる中心
開口を有する環状部分12Bから延出する。磁極歯14
Aは、同様にスチールシャフト10を受入れる中心開口
を有する環状部分14Bから延出する。各セグメント1
2.14の磁極歯12A、14AViギヤツプ(その1
つが図中符号16により示されている)により分離され
る。2つのセグメント12.14の磁極歯12A、 1
4hld交互に配列される。すなわち、一方のセグメン
トの磁極歯は他方のセグメントの磁極歯の間のギャップ
16に配置さ・れる。磁極歯12A、14Aの形状と、
それらがどのような形で交互に配列されるかは当業者に
は良く知られておシ、前述の米国特許第3 、271 
、604号に記載されている。セグメント12及び14
は、スチールシャフト10の螺旋ひし形刻み付き部分1
0A及びIOBを把持するセグメントのかしめ部18.
20によりそれぞれスチールシャフト10に固定される
回転子は鋼などの磁性材料から形成される円筒形の鉄心
部材22を有する。円筒形鉄心部材22の端面はセグメ
ント12及び14の環状部分12B及び14Bの内面と
係合する。
円筒形鉄心部材22・はスチールシャフト10を受入れ
る中心開口を有し、スチールシャフト10の螺旋ひし形
刻みつき部分10Bの一部を把持するかしめ部24によ
りスチールチャツト10に固定される。
円筒形鉄心部材22は8本の長手方向に延在する溝又は
溝穴26を有する。それらの溝穴は円筒形鉄心部材22
の外周面に配置され、円筒形鉄心部材22の全長にわた
り延在している。長手方向に延在する溝穴26の間には
、円筒形鉄心部材22の外周面の弓形に延在する外面2
8が位置している。端面を除いて、長手方向に延在する
溝穴26の表面を含めだ円筒形鉄心部材22の外周面全
体は電気絶縁材料の薄い塗料膜(図示せず)で被覆され
る。
円筒形鉄心部材22を被覆するために使用して良い絶縁
性塗料の1つは、円筒形鉄心部材に吹付けることができ
る二成分エポキシ液体塗料である。塗料、すなわち被覆
膜はエポキシ樹脂と硬化剤とを混合することにより調整
すれば良い。たとえば、共に Li1lyIndust
rial Cootings Inc、  (インディ
アナ州インディアナポリス)の商品である109−C−
38タイプ樹脂及び109−L−60青色硬化剤を使用
することができる。円筒形鉄心部材22に塗布された後
、塗料又は被覆膜は回転子鉄心の外周面に薄い固体絶縁
被覆膜を形成するために硬化される。塗料、すなわち絶
縁性被覆膜の厚さは約0.04から0.07瓢であるの
が好ましい。
回転子はアルミニウムなどの非磁性材料から形成される
環状リング30を有し、このリングは磁極歯12A及び
14Aの内面と緊密に係合する。
本発明の回転子は、成形電気絶縁性材料(繊維充填ナイ
ロン)から形成される界磁コイル支持スプール32を有
する。界磁コイル支持スプール32は環状の端フランジ
34及び36と、環状の端フランジ34及び36を結合
又は接合する8本の軸方向に延出するりブ又は突起部3
8とを有する。軸方向に延出するリブ38は、第3図に
示されるように、円筒形鉄心部材22に形成される長手
方向に延在する溝穴26の内部に配置される。
界磁コイル支持スプール32は、絶縁された銅線を多数
回巻いたものから構成される界磁コイル40を支持する
。界磁コイル40の銅線の内側巻線は軸方向に延出する
リブ38と、円筒形鉄心部材22の弓形に延在する外面
28とに直接巻付けられる。第3図かられかるように、
環状の端フランジ36は溝穴36Aを有する。環状の端
フランジ36はさらに一対のL字形突出部42及び44
を支持し、一対の半径方向に延出する支柱46及び48
を有する。L字形突出部42及び44は、それぞれ部分
42A、42B及び44A、44Bから構成される。界
磁コイル40が界磁コイル支持スプール32及び円筒形
鉄心部材22に巻付けられるとき、まず最初に、界磁コ
イル支持スプールは軸方向に延出するリブを円筒形鉄心
部材22の長手方向に延在する溝穴26にすベシ入れる
ことにより円筒形鉄心部材22に取付けられる。界磁コ
イル40の巻付けを開始するために、導線の端部40A
は半径方向に延出する支柱46に巻付けられ、次に溝穴
50に通され、L字形突出部42の背後に回され、次に
溝穴36Aを通して環状の端フランジ34及び36の間
の領域に達する。これにより、導線は界磁コイルの第1
の内側巻線を形成すべき所定位置に至る。次に、界磁コ
イル40は環状の端フランジ34及び36の間の空間に
巻付けられるが、界磁コイルの内側巻線は軸方向に延出
するリブ38及び円筒形鉄心部材22の弓形に延在する
外面2Bと直接係合する。界磁コイル40の巻終わり導
線40B¥′i半径方向に延出する支柱48に巻付けら
れる。界磁コイル40の終端部は環状の端フランジ34
及び36の内面と係合し、これらの環状の端フランジは
それらの間の巻付は空間に界磁コイル40を保持する。
界磁コイル支持スプール32は軸方向に延出する4本の
支柱を有し、そのうち3本の図中符号52により示され
、1本は図中符号54により示される。これらの支柱5
2.54は界磁コイル支持スプール32の一体の部分で
あシ、界磁コイル支持スプール32の環状の端フランジ
36から軸方向に延出する。支柱52の大きさ及び形状
は同じであるが、支柱54の大きさと形状はわずかに異
なる。これらの支柱52.54はセグメント14の磁極
歯14Aの間のギャップ16を軸方向に貫通し、発電機
の冷却ファン56に超音波溶接される。
発電機冷却ファン56は、たとえばナイロン成形材料か
ら形成されれば良い一体のプラスチック成形部分である
。発電機冷却ファン56は一対の軸方向に離間して配置
される環状部分58及び60と、環状部分61とを有し
、これらの部分は全てファンブレード62′により接合
又は結合される。発電機冷却ファン56は、半径方向に
延出するスポーク63により環状部分61に結合される
ハブ部64を有する。ハブ部64はスチールシャフト1
0にプレスばめされ、軸方向に延出する突出部66と、
一対の相対向する溝穴67とを有する。発電機冷却ファ
ン56は一対の円筒形部分68を有し、それぞれの円筒
形部分68は、界磁コイル40の導線端部40A及び巻
終わシ端部40Bをそれぞれ受入れる穴又は開口68A
を有する。発電機冷却ファン56は、界磁コイル40の
導線端部40A及び巻終わり端部40Bをそれぞれ受入
れる複数対の一体の導線保持耳部59及び70をさらに
有する。これらの一体の導線保持耳部69.70はわず
かな弾性を有するので、導線を耳部の間の間隙に押入れ
ることかできる。導線の直径は一体の導線保持耳部69
.70の間の間隙の幅よシわずかに大きいので、導線が
間隙に押入れられると、一体の導線保持耳部はわずかに
広がって離れ、その後に導線をLつかシと把持して所定
場所に保持する。
発電機冷却ファン56は、環状部分61から延在し、環
状部分61の面61Aに形成される凹部72Aによりそ
れぞれ境界を限定される3つの楕円形の穴7゛2を有す
る。楕円形の穴72は界磁コイル支持スプール32の支
柱52の端部をそれぞれ受入れる。発電機冷却ファン5
6は凹部74Aにより境界を限定される別の穴7.4を
有する。穴74と凹部74Aの°形状は楕円形の穴72
とはわずかに異なる。穴γ4は支柱54の端部を受入れ
る。
発電機冷却ファン56は、組立てられるとき、スチール
シャフト10にプレスばめされ、支柱52の端部が楕円
形の穴72にすべり入り且つ支柱54の端部が穴74に
すべり入るように界磁コイル支持スプール32の端部に
向かって移動される。支柱52の形状が支柱52とは異
なるため1発電機冷却ファン56は支柱に対して組立て
られるときに唯一つの正しい回転方向しかもつことがで
きない。支柱52は、楕円形の穴γ2の1つにすペク入
る部分52BJ″シ大きな横断面の部分52Aを有する
。横断面の面積の差は、支柱52の部分52Bが発電機
冷却ファン56の楕円形の穴T2にすべり入るときに環
状部分61の面51Bと係合する段部又は面52Cを規
定する。次に、支柱52の端部は、部分52Bの端部が
頭を出して面61Aと係合するように超音派溶接作業に
より゛加熱アップセットされる。この加熱アップセット
部又は頭出し部は図中符号52Dにより示される。部分
52Bの端部が加熱アップセットされると、その部分の
材料は凹部72Aに流れ込む。最終的な加熱アップセッ
ト状態において、発電機冷却ファン56の環状部分61
は支柱520頭出し部52Dと段部又は面52C’との
間にクランプされる。超音波加熱アップセット作業の前
には、支柱52の部分52Bの端部は環状部分61の面
51Aかられずかに突出する。
支柱54の端部は、支柱52の環状部分61への加熱ア
ンプセットと同じ方法により発電機冷却ファン56の環
状部分61に固着される。
本発明の回転子はスリップリングアセンブリ80を有す
る。スリップリングアセンブリ80は孔あき絶縁体82
を含み、この孔あき絶縁体は孔あき絶縁体をスチールシ
ャフト10の直線状刻みつき部分10Cに押付けること
によりスチールシャフト10に固着される。
直線状刻みは孔あき絶縁体82に食込んで、それにより
絶縁体をスチールシャフト10に固着する。孔あき絶縁
体82は一対の環状胴スリップリング84及び86を支
持し、各スリップリングは一体の軸方向に延出する導線
88を有する。環状胴スリップリング84.86及びそ
れと一体の軸方向に延出する導線88は孔あき絶縁体8
2に成形される。環状胴スリップリング84の一体の軸
方向に延出する導線88は界磁コイル40の導線端部4
0A及び一体の軸方向に延出する導線88の端部を金属
製クリップ90にはめ込み、次にクリンプし、続いて金
属製クリップを導線に溶接することにより界磁コイルの
導線端部に接続される。導線端部40Aの末端部は金属
製クリップ90に挿入される前に裸線にされる。環状鋼
スリップリング86は同様の方法により界磁コイル40
の巻終わシ導線40Bに接続される。この接続は図示さ
れていない。
本発明の回転子を組立てる場合、セグメント12はスチ
ールシャフト10に嵌合され、かしめ部18によりスチ
ールシャフトにかしめられる。第3図に示され、円筒形
鉄心部材22と、界磁コイル支持スプール32と、界磁
コイル40とから構成されるコイル巻線アセンブリは、
次に、円筒形鉄心部材22の一端がセグメント12の環
状部分12Bの内面と係合するようにスチールシャフト
10に組立てられる。第3図の界磁コイルアセンブリを
スチールシャフト10に組立てるとき、環状の端フラン
ジ34の外面に形成される、軸方向に延出する突出部(
図示せず)はセグメント12の環状部分12Bの内面に
形成される凹部(図示せず)の中に配置される。これに
より、円筒形鉄心部材22及び界磁コイル支持スプール
32の適正な回転方向が得られる。次に、円筒形鉄心部
材22をスチールシャフト10の螺旋ひし形刻みつき部
分10Bに固着するために、円筒形鉄心部材はかしめ部
24でかしめられる。次に、セグメント14がスチール
シャフト10に組立てられ、かしめ部20により螺旋ひ
し形刻みつき部分10Bにかしめられる。セグメント1
4は、セグメント14が円筒形鉄心部材22に対して移
動されるときに界磁コイル支持スプール32のL字形突
出部42及び44の部分42A及び44Aを受入れる一
対の相対向して半径方向に延在する溝穴14Cを有する
。これにより、セグメント14に関して適正な回転方向
が得られる。
上述のように各部品が組立てられた後に発電機冷却ファ
ン56はスチールシャフト10にプレスばめされ、発電
機冷却ファン56がセグメント14と係合するように移
動されるにつれて、支柱52及び52は発電機冷却ファ
ンに形成されるそわぞれの楕円形の穴72及び穴74に
通され、次に、支柱は前述のような方法で加熱アップセ
ットされる。以上のかうにして発電機冷却ファン56が
組立てられた後、界磁コイル40の導線端部40A及び
巻終わり導線40Bは発電機冷却ファンの穴68Aに通
される。次に、導線端部40A及び巻終わシ導線40B
は、導線端部及び巻終わシ導線の絶縁裸線端部を金属製
クリップ90に挿入することができる所定の位置に来る
ように一体の導線保持耳部69及び70にそれぞれ押込
まれる。
上述のようにして回転子が組立てられた後スリップリン
グアセンブリ80はスチールシャフト10にすべりばめ
され、孔あき絶縁体82の端面が発電機冷却ファン56
のハブ部64の端部と係合するように移動される。スリ
ップリングアセンブリ80の孔あき絶縁体82は、発電
機冷却ファン56の軸方向に延出する突出部66を受入
れる半径方向に延在する溝穴92を有する。これにより
、スリップリングアセンブリ80の適正な回転方向が得
られる。スリップリングアセンブリ80がスチールシャ
フト10に組立てられた後、環状鋼スリップリング84
の一体の軸方向に延出する導線88の端部と、界磁コイ
ル40の導線端部40Aは金属製クリップ90に挿入さ
れ、クリップはクリンプされ、その後、一体の軸方向に
延出する導線88及び導線端部40Aに溶接される。環
状鋼スリップリング86と、界磁コイル40の巻終わり
端部40Bも同様の方法により接続される。
上述のようにして回転子が組立て、られた後に、回転子
は轟業者には良く知られているように含浸させるために
ワニスに浸される。ワニスは、ウィッキングによって、
半径方向に延出するスポーク63の内面とセグメント1
4の環状部分14Bの外面との間、並びに環状部分14
Bの外面と重なシ合う環状部分61の内面部の間の領域
の中にある程度流れ込む。
このワニスは、乾燥すると、発電機冷却ファン56をセ
グメント14に接合する。
発電機冷却ファン56は、発電機冷却ファンのセグメン
ト14のフェス接合と;スリップリングアセンブリ80
の半径方向に延在する溝穴92に嵌合する発電機冷却フ
ァンの軸方向に延出する突出部66と;発電機冷却ファ
ンのスチールシャフト10へのプレスばめと;ある程度
までは、界磁コイル支持スプール32と発電機冷却ファ
ンとを結合する支柱52及び54とによりスチールシャ
フト10に回転不能なように固着される。
界磁コイル40を巻付けるために使用される銅線の薄い
絶縁被覆膜は、銅線と円筒形鉄心部材22との間に電気
的破壊を発生するおそれなく銅線を絶縁材料の被覆膜を
もたない円筒形鉄心部材22に直接巻付けることができ
るように十分な降伏電圧を有する。しかしながら、界磁
コイル40の銅線の巻付は中又は取扱い中に銅線の絶縁
材料に裂は目又は孔が形成される可能性があわ、このよ
うな事態が起こった場合、円筒形鉄心部材22の絶縁性
塗料被覆膜は界磁コイル40の銅線と円筒形鉄心部材2
2との短絡を阻止すると考えられる。界磁コイル40の
銅線の絶縁被覆膜が常に均一であり且つ取扱われるとき
又は円筒形鉄心部材22に巻付けられるときにも常に損
なわれないままであることが確実であれば、円筒形鉄心
部材の絶縁材料の被覆膜は不要であシ、そのような場合
、絶縁された銅線を円筒形鉄心部材の露出された金属に
直接巻付けることができるであろう。
発電機冷却ファン56は電気絶縁性材料から形成される
ので、ファンとして作用すると共に、環状鋼スリップリ
ング84.86に接続される界磁コイル40の端部をセ
グメント14から絶縁する絶縁体としても作用する。
界磁コイル40が円筒形鉄心部材22の弓形に延在する
外面28と、界磁コイル支持スプール32の軸方向に延
出するリブ38の外面とに堅固に巻付けられたとき、軸
方向に延出するリブの内面は長手方向に延在する溝穴2
6の内面と堅固に係合される。長手方向に延在する溝穴
26及び軸方向に延出するり138の半径方向寸法は、
界磁コイル40が巻付けられた後、軸方向に延出するリ
ブ38の外面が円筒形鉄心部材22の弓形に延在する外
面28と同じ高さになるか又はそれよシわずかに突出す
るように設定される。これにより、前述のような界磁コ
イル40の銅線が巻付けられるときの絶縁材料の破損又
は穿孔のおそれは少なくなる。軸方向に延出するリブ3
8の内面と長手方向に走る溝穴26の内面との摩擦係合
と、軸方向に延出するリブ38が長手方向に延在する溝
穴26に挿入されることによって、円筒形鉄心部材22
と界磁コイル支持スプール32との相対的回転運動は阻
止される。
軸方向に延出するり138の外面と円筒形鉄心部材22
の弓形に延在する外面との相対寸法は、円筒形鉄心部材
22の外面の面積の約75憾が界磁コイル40の内側巻
線と接触するように設定される。界磁コイル40の内側
巻線と接触する円筒形鉄心部材22の表面積は、@状の
端フランジ34及び36を結合する軸方向に延出するり
138を形成するに十分な材料を提供できるように、で
きる限り大きく形成される、軸方向に延出するリブ38
は、環状の端フランジ34及び36と、それらに巻付け
られる界磁コイル4Gとを適正に支持するように十分な
強度を有していなければならない。
円筒形鉄心部材22の絶縁材料の被覆膜は前述の二成分
エポキシ塗料以外の形態をとることができる。たとえば
、絶縁材料の被覆膜はいわゆる流動層方法により円筒形
鉄心部材22に塗布されても良く、その場合、加熱され
た金属心部分は懸濁した被覆材料粒子の不透明な溶液中
に入れる。粒子は円筒形鉄心部材22に接触したときに
溶融して、鉄心部材上に絶縁材料の被覆膜を形成する。
この方法は米国特許第2,9(17,776号及び米国
特許第3.076 、iio 号に記載されている。一
般に、円筒形鉄心部材22を被覆する絶縁材料は円筒形
鉄心部材22に対して十分な熱伝達経路を提供するよう
にできる限り薄くなければならず、また、その一方で、
界磁コイル40の内側巻線と円筒形鉄心部材22とを十
分に絶縁することができなければならない。
以下に、本発明に従って製造される回転子の利点のいく
つかを要約して述べる。
(1)界磁コイルの内側巻線の相当の部分が金属製の回
転子鉄心部材と直接接触するので、界磁コイルで発生さ
れる熱に関して回転子鉄心部材への熱伝達が改善される
(2)  回転子鉄心部材の溝に吠合する界磁コイル支
持スプールのリブを採用することにより、界磁コイルの
内側巻線の各部は回転子鉄心部材と直接接触するように
なり、リブはスプールの端フランジの支持手段としても
作用する。
゛(3)  スプールの管状部分が円筒形鉄心を完全に
包囲するようなスプール及び鉄心構成と比較して、本発
明のスプール及び鉄心構成では界磁コイルの内側巻線に
ついて与えられる巻線円周に対する磁性材料の横断面の
面積が広い。この面積の増加は溝の間に配置される回転
子鉄心部材の弓形に延在する端面に対応する。言いかえ
れば、通常は鉄心部材を包囲する従来の界磁コイルスプ
ール部分のスプール厚さが占めるべき空間は、コスト面
での有利さを考慮した上、さらに界磁コイルの巻数を多
くするため及び/又は鉄心部材の鉄心直径の鉄の量を多
くするために付加的空間を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って製造された回転子の第2図の
線1−1に沿った断面図。 第2図は、第1図に示される回転子の、矢印2−2の方
向に見た部分断面端面図、及び第3図は、スプールのリ
ブが回転子鉄心部材の溝に嵌合する状態を示すと共に、
界磁コイルの内側巻線がスプールのリブに巻付けられ、
リブの間に配置される回転子鉄心部材の外周の各部分と
係合する状態を示す本発明の回転子の回転子鉄心部材及
び界磁コイルアセンブリの端面図である。 10・・・スチールシャフト、 12.14・・・セグメント、 12A、14A・・・磁極歯、 22・・・円筒形鉄心部材、 26・・溝穴、 28・・・弓形に延在する外面、 32・・・界磁コイル支持スプール、 34.36・・・環状の端フランジ、 38・・・リブ、 40・・・界磁コイル 出 願 人:ゼネラル モーターズ コーポレーション

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁性材料から形成される鉄心部材(22)と; 電気絶縁性材料から形成され、鉄心部材 の周囲に配設されるコイル支持スプール (32)と; コイル支持スプール及び鉄心部材により 支持されるコイル(40)とを含み、コイ ルは鉄心部材の長手方向軸に関して配設さ れる複数巻のワイヤから構成される巻線を 含む交流発電機の回転子において、 鉄心部材(22)は複数本の軸方向に延 在し、周囲に沿って互いに離間して配置さ れる溝(26)を有し;コイル支持スプー ル(32)は周囲に沿って互いに離間して 配置される溝の中に挿入される複数の軸方 向に延出し且つ周囲に沿って互いに離間し て配置されるリブ(38)を有し;コイル (40)の巻線はその内側巻線が周囲に沿 って互いに離間して配置されるリブの外面 並びに周囲に沿って互いに離間して配置さ れるリブの間に配設される鉄心部材の外面 (28)と係合するように配設されること を特徴とする回転子。 2、特許請求の範囲第1項記載の回転子において、 回転子は、交互に配列される磁極歯 (12A、14A)を有する一対の回転子 セグメント(12、14)を支持するシャ フト(10)を含み;鉄心部材(22)は シャフトにより支持され且つセグメントの 間に配設されることを特徴とする回転子。 3、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の回転子にお
    いて、 コイル支持スプール(32)は一対の半 径方向に延出する端フランジ(34、36)を有し、周
    囲に沿って互いに離間して配置 されるリブ(38)は端フランジに接合さ れ且つ端フランジの間に延出し;端フラン ジはコイル(40)の両端部と係合するこ とによりコイルを端フランジの間に保持す ることを特徴とする回転子。 4、特許請求の範囲第1項から第3項のいずれか1項に
    記載の回転子において、 少なくとも、周囲に沿って延出するリブ (38)の間に配設される鉄心部材(22)の外面(2
    8)は鉄心部材に接着される電 気絶縁性材料の被覆膜により規定されるこ とを特徴とする回転子。 5、特許請求の範囲第2項から第4項のいずれか1項に
    記載の回転子において、 鉄心部材(22)はセグメント(12、 14)とそれぞれ係合する端面を有するこ とを特徴とする回転子。 6、磁性材料から形成される鉄心部材(22)と; 電気絶縁性材料から形成され、鉄心部材 の周囲に配設されるコイル支持スプール (32)と; コイル支持スプール及び鉄心部材により 支持されるコイル(40)とを含み、コイ ルは鉄心部材の長手方向軸に関して配設さ れる複数巻のワイヤから構成される巻線を 含む電気装置の磁束発生装置において、 鉄心部材(22)は複数本の軸方向に走 り且つ周囲に沿って互いに離間して配置さ れる溝(26)を有し;コイル支持スプー ル(32)は周囲に沿って互いに離間して 配置される溝に挿入される複数の軸方向に 延出し且つ周囲に沿って互いに離間して配 置されるリブ(38)を有し;コイル(40)の巻線は
    その内側巻線が周囲に沿って互い に離間して配置されるリブの外面並びに周 囲に沿って互いに配置されるリブの間に配 設される鉄心部材の外面(28)と係合す るように配設されることを特徴とする装置。
JP60279374A 1984-12-14 1985-12-13 交流発電機の回転子 Pending JPS61142949A (ja)

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