JP2001045619A - スイッチギヤ - Google Patents

スイッチギヤ

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JP2001045619A
JP2001045619A JP11211991A JP21199199A JP2001045619A JP 2001045619 A JP2001045619 A JP 2001045619A JP 11211991 A JP11211991 A JP 11211991A JP 21199199 A JP21199199 A JP 21199199A JP 2001045619 A JP2001045619 A JP 2001045619A
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JP
Japan
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cable
bus
room
switchgear
circuit breaker
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JP11211991A
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English (en)
Inventor
Masahiro Arioka
正博 有岡
Toshiyuki Shiozaki
敏之 塩崎
Kazuaki Koyama
和昭 小山
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体の構成を簡素化してスイッチギヤをコン
パクトに構成するとともに、前面・上面保守を可能とし
て設置面積を小さくしたスイッチギヤを得る。 【解決手段】 母線室17を負荷ケーブル室20の上に
背面を揃えて配置し、これら両室の境界部に両室に前面
より食込ませるように遮断器室18を設け、連通孔33
aの母線室側出口に母線側断路部22を設け、また連通
孔32hのケーブル室側出口にケーブル側断路部23を
設け、このケーブル側断路部23の略下方にケ−ブル1
4に接続したケ−ブルヘッド25を配置し、このケ−ブ
ルヘッド25の頂部にケーブル側断路部23に接離させ
て主回路の閉路・断路を行う断路器の可動接触子26c
を回動可能に支持して構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遮断器を内臓す
る電力用のスイッチギヤの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来のスイッチギヤの構成を
示す側断面図である。図において、1はスイッチギヤの
箱体、2は前面扉、3は後面扉、4は母線、5は母線4
を支持する碍子、6はCT、7は母線4とCT6間を接
続する接続導体、8は接続状態の遮断器で、引出し時に
は左側の点線部分まで移動する。8aは遮断器8の端
子、9は碍子10により支持された固定端子、11はC
T6と固定端子9を接続する接続導体、12は断路器、
13は固定端子9と断路器12を接続する接続導体、1
4は負荷に接続されるケ−ブル、15はケーブル14と
の接続部となるケーブルヘッド、15aはケーブルヘッ
ド15頂部に設けられた半球状の電界緩和金具、16は
断路器12とケ−ブルヘッド15間を接続する接続導体
である。またこのスイッチギヤは、母線4を収納する母
線室17、遮断器8を収納する遮断器室18、断路器1
2を収納する断路器室19、ケ−ブル14を収納するケ
ーブル室、前面扉の後に位置する制御器具室21に区画
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスイッチギヤは
上記のような構成であるため、主回路を構成する機器あ
るいは接続導体が多く、これらの周囲に所定の絶縁空間
を確保する必要があることからスイッチギヤの箱体が大
きくなるとともに、これらの点検・保守のための点検口
をスイッチギヤの前後に設ける必要がありこれに対応し
て前後の保守スペ−スを設ける必要があり、スイッチギ
ヤの接地スペ−スが大きなものになるという問題点があ
った。
【0004】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、全体の構成を簡素化してスイッ
チギヤをコンパクトに構成するとともに、前面・上面保
守を可能として設置面積を小さくしたスイッチギヤを得
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】三相母線を収納しかつ点
検窓を上部に有する母線室を開閉可能な隔壁を前部に有
する負荷ケーブル室の上に背面を揃えて配置し、これら
両室の境界部に両室に前面より食込ませるように遮断器
室を設け、前記遮断器室と前記母線室間の遮断器の端子
が貫通する連通孔の母線室側出口に前記三相母線に接続
導体で接続される母線側断路部を設け、また前記遮断器
室と前記ケーブル室間の遮断器の端子が貫通する連通孔
のケーブル室側出口にケーブル側断路部を設け、このケ
ーブル側断路部の略下方に下方から立ち上げたケ−ブル
に接続したケ−ブルヘッドを配置し、このケ−ブルヘッ
ドの頂部に一端を前記ケーブル側断路部に接離させて主
回路の閉路・断路を行う断路器の可動接触子を回動可能
に支持して構成したものである。
【0006】また、三相母線を収納しかつ点検窓を上部
に有する母線室を開閉可能な隔壁を前部に有する負荷ケ
ーブル室の上に背面を揃えて配置し、これら両室の境界
部に両室に前面より食込ませるように遮断器室を設け、
前記遮断器室と前記母線室間の遮断器の端子が貫通する
連通孔の母線室側出口に前記三相母線に接続導体で接続
される母線側断路部を設け、また前記遮断器室と前記ケ
ーブル室間の遮断器の端子が貫通する連通孔のケーブル
室側出口にケーブル側断路部を設け、このケーブル側断
路部の略下方に下方から立ち上げたケ−ブルに接続した
ケ−ブルヘッドを配置し、このケ−ブルヘッドの頂部に
一端を前記ケーブル側断路部に接離させて主回路の閉路
・断路を行う断路器の可動接触子を回動可能に支持し、
下方から立ち上げた前記各ケ−ブルに貫通形のCTを装
着したものである。
【0007】さらに、ケ−ブルはケ−ブルヘッドの下方
から装着し、かつ前記ケ−ブルを下方からケ−ブルヘッ
ドに向かって締付ける締結部材にて締結したものであ
る。
【0008】また、貫通形CTを、2つの半円形状に2
分割可能に構成したものである。
【0009】さらに、スイッチギヤの幅よりもわずかに
短い長さを有しスイッチギヤの幅方向に装着した三相母
線と、前記三相母線の各母線を1点で支持する差込支持
形碍子と、前記三相母線の各母線に一端を接続し他端を
母線側断路部に接続する接続母線とを備えたものであ
る。
【0010】また、母線側断路部と接続母線との接続部
は、遮断器室と母線室間の連通孔を通して前面側から装
着する締結手段にて締結したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1であるスイッチギヤの側断面図を示すも
ので、1はスイッチギヤの箱体、2は前面扉、4は図1
に於いて紙面奥行き方向に延在する母線、5は母線4を
支持する碍子であり、支持部材(図示せず)により支持
されている。8は引出形の遮断器であって図1は接続状
態を示している。この遮断器8は主回路の点検時には左
側の点線位置まで引出すことも可能である。8aは遮断
器8の端子であり、母線側固定端子22及び断路器側固
定端子23と接離可能に接続している。固定端子22、
23は遮断器8の端子8aと接離して主回路を断続する
ため断路部とも称する。24は母線4と固定端子22の
間を接続する接続導体、14はケーブル、25はケーブ
ル14との接続部であるケーブルヘッドである。26は
ケーブルヘッド25上に回動支点を配置し固定端子23
あるいは接地端子27と接離する断路器である。また、
28は断路器26の操作機構で、前面扉3側からみて箱
体の一側方に配置され、操作リンク機構(図示せず)を
介して断路器と接続されている。このスイッチギヤは、
母線4を収納する母線室17、遮断器を収納する遮断器
室18、ケーブル14を収納するケーブル室、制御器具
(図示せず)を収納する制御器具室21と、遮断器室1
8からの放熱・放圧を行う放熱ダクト29とに区画され
ている。
【0012】この形態のスイッチギヤの保守・点検は、
母線室17は上部の点検カバー30を外して箱体1の上
部から点検窓1aを通して行う。また遮断器室18は前
面扉3を開き、遮断器8を点線で示す引出位置に引出し
て、またはスイッチギヤ外へ取出して行う。また、ケー
ブル室20は前面扉3側から点検カバー31すなわち開
閉可能な隔壁を取り外して行う。
【0013】図2は、図1の左方(矢視A)からみた部
分後面図、図3は図2のB方向に見た部分断面平面図、
図4は図2のC方向に見た部分側断面図である。図にお
いて、32は遮断器室18とケーブル室20との間を区
画する下部絶縁隔壁、33は遮断器室18と母線室17
との間を区画する上部絶縁隔壁で、絶縁隔壁32、33
は図2のSで示す箇所で突合わせた状態で設置されてい
る。
【0014】下部絶縁壁32は、遮断器室18とケーブ
ル室間を仕切る隔壁32gと、隔壁32gから遮断器室
18側に向けて3相各相の位置に対応して円筒状に突出
し内部に遮断器室18とケーブル室20間の連通孔を有
する環状絶縁壁32aと、前記環状絶縁壁32a間ある
いは前記環状絶縁壁32aと対地間に配置される平板状
の絶縁壁32bと、3相各相を囲む形で前記隔壁32g
からケーブル室20側に向けて突出した角筒状絶縁壁を
形成する上部絶縁壁32cと下部絶縁壁32dと各相間
および対地間を仕切る縦絶縁壁32eと、前記角筒状絶
縁壁のほぼ中央を横方向に延在する絶縁支持部、とから
構成されている。上部絶縁隔壁33は、図2に示した当
接部Sを対象線として下部絶縁壁32と対象に形成され
ている。絶縁壁32gから下部絶縁壁32dの先端まで
の長さは、上絶縁壁32cよりも若干短く形成されてお
り、これは断路器26の可動接触子あるいは母線4から
の接続導体24の接続を容易にしている。
【0015】次に、断路器26の構成について説明す
る。図2において、ケ−ブルヘッド25の頂部に取付け
られた導電性の支持部26aは支点26bを備えてお
り、この支点26bは両側から装着された可動接触子2
6cを回動可能に支持している。支点26bは一側にば
ねを備えており可動接触子26cが支持部26aに常に
所定の接触圧力で接触するよう付勢している。26dは
接圧部で、支点26bとほぼ同じ構成をしており(支持
部26aの代わりにスペーサ26eを挟んでいる)、可
動接触子26cの先端近傍に設けられて可動接触子26
cが断路器固定端子23あるいは接地端子27と所定の
接触圧力で接触するよう付勢する。なお、図4では接圧
部26dの表示を省略している。
【0016】次に、断路器26の動作の詳細およびケー
ブルヘッド25の構成を図5、図6にて説明する。23
cは断路器26の固定端子で、下部絶縁隔壁32の絶縁
支持部32f上に各相1個づつ固定されている。この固
定端子23cの上部接触部は、遮断器8の端子8aが接
続され、中央垂直部には断路器26の可動接触子26c
が接続する。つまり、この小さな固定端子23cを介し
て遮断器8と断路器26が接離する。断路器26の可動
接触子26cは、駆動機構(図示せず)により駆動され
て、接続位置G(主回路接続)、断路位置H(主回路開
路)、接地位置I(ケーブル接地)の3位置の間を動作
する。接地位置Iでは、支え1aに支持された接地電極
27と可動接触子26cとが接続することで、ケーブル
14を接地状態にする。この断路器26は、図3に示す
ように3相分が併置される。このように、小片である固
定端子23にて遮断器の端子8aとの接続を行うととも
に、この固定端子23を断路器26の可動接触子26c
と直接接触する固定端子とし、またケーブルヘッド25
の頂部に断路器26の支点26bを配置したため、接続
導体が不要となり、非常に簡単な主回路構成とすること
が出来、図1に示すように全体をコンパクトに構成し、
また主回路を短く出来るため発熱を小さく押さえること
が出来る。また、母線側においても、小片である固定端
子22にて遮断器の端子8aとの接続を行うとともに、
この固定端子22に母線4との接続導体を24接続する
ようにしたため、全体をコンパクトに構成できる。
【0017】ケーブルヘッド25は箱体1に支持された
支え1b上に取付けられており、外周部に対地沿面絶縁
距離を確保するためのひだを有し中心部には下方に開口
してケーブル14を挿入する穴25bを有する円筒状の
絶縁支え25aと、中心部に前記支持部26aと電気的
に接続し下方は前記穴25bの奥につながる穴25cを
有する芯導体25dと、前記支持部26aの外周を円筒
状に覆う環状絶縁壁25fから形成されている。
【0018】ケーブル14を接続する場合は、ケーブル
ヘッド25の下部からケーブル14の先端部を挿入して
接続するが、ケーブル14は導体14aの周囲を絶縁物
14bで覆っており、その先端部は絶縁物をテーパ状に
形成したテーパ部14cの先端に鉛筆の芯のように導体
が14が突出して形成される。このケーブル14の導体
14aの先端部を芯導体25dの下部に形成された穴2
5b内へ挿入し、穴25c内に装着した摺動接触子25
fと接触させる。ケーブル14をケーブルヘッド25内
に挿入した場合、ケーブル14のテーパ部14cがケー
ブルヘッド25の穴25bのテーパ部と当接し所定の接
続位置に保持されるが、ケーブル14の外周部に突出し
た突出部14dを環状の押えリング35にて押え、ボル
ト36で締付けることで強固に保持される。この環状の
押えリング35にて押え、ボルト36を締結部材と称す
る。図6は、図5のD方向から見た部分平面図で、主要
な部分のみを表示している。25gは、断路器26の可
動接触子26gが動作する場合に環状絶縁壁25eと当
接する可能性のある部分を切欠いた切欠きである。この
ように、ケーブルヘッド25の頂部の断路器26取付け
部の周囲に環状絶縁壁25eを設けたため、断路器26
の支点部26b部分の突出部を覆うため相間・対地間の
絶縁距離を小さくする事が出来、スイッチギヤの幅・奥
行き寸法を小さくすることが出来る。
【0019】図7は、図4のバリヤの配置を示す部分断
面側面図で、バリヤ34は斜線で示している。このよう
にバリヤ34を配置することで、断路器26の可動接触
子26cが接続・断路・接地の各位置間を移動しても、
側方である相間・対地間の空間絶縁距離を確保すること
が出来るため、スイッチギヤの幅寸法を小さくすること
が出来る。37は母線室17とケーブル室20の間を区
画する接地金属製の隔壁である。なお、バリヤ34配置
の平面図を図3に示す。
【0020】図8は、図1のE方向から見た部分平面図
である。 38はCTであり、半円形状の2分割形CT
38a及び38bを組み合せて、ケ−ブル14の外周を
リング状に囲うように配置している。また、図1に示す
ように、ケ−ブル14の立ち上がり部に配置している。
このように、ケ−ブル14を下方からたち上げる場合、
スイッチギヤの床面からK=約80cm以上の立ち上げ
高さが必要であり、図12に示す従来例でもわかるよう
にこの部分は有効性の低い空間となる。これに対し、図
1で示すようにケ−ブル14の立ち上げ部に貫通形のC
T38をハイチすることでこの空間を有効利用できるとと
もに、他の場所にCTの設置空間をとる必要がなくな
る。さらに、図12に示すような接続導体7、11が不
要となるため、これらの導体の周囲に必要な絶縁空間が
不要となりスイッチギヤ全体を小さく構成することが出
来る。また図12に示すような接続導体7、11が不要
になるため、主開路の長さを短くでき、発熱ロスを小さ
くすることができる。なお、39はCTの支えであり、
2分割形のCT38a、38bをこの支え39上に載置
してリング状に組立てた後支え39上に固定する。この
ようにCT38a、38bを2分割形にすることによ
り、狭い空間内で組立てが可能になるとともに、CT3
8の故障時には分解作業を容易に実施できるという効果
がある。
【0021】図9は、図1のF方向から見た部分後面図
で、母線室17の後方から見た図であり、図において左
方が上方、右方が下方である。図において、1cは箱体
1に支持された支え、5は支え1cに支持された差込支
持形の碍子である。箱体1の幅方向に互いに平行して配
置される3相分3本の母線4は、前面側の2相分の2本
の母線4を幅方向面を上に向け、残りの1本の母線4は
厚み方向の面を上に向けて配置している。接続導体24
は一側をの接続部24bを固定端子22(断路部)に接
続し、連通孔33aを通して前面側からボルト39にて
締結される。また各母線4は1個の碍子5と接続導体2
4の接続部24aにより支持される。碍子5は、図11
に示すように、ひだ付の絶縁柱の上部に母線4を差し込
み保持する孔5aを形成している。母線4はこの孔5aに
挿入され、軸方向には移動可能に、母線4の軸方向に直
交方向の力に対しては強固に保持する。各母線4の長さ
はスイッチギヤの幅よりもやや短くしており、隣接する
スイッチギヤの母線4との接続は各母線間を跨いで配置
する接続片(図示せず)にて行う。この母線4の接続・
点検作業は、図1の上方からみた平面図(図10)に示
す点検カバ−30を外してスイッチギヤの上面から点検
窓1aを通して行う。なお点検カバ−30は、通常ボル
ト等のファスナ−で固定されている。以上のように、母
線4を1個の碍子5で差込支持するとともの1本の接続
導体24で強固に締結する構成とすることにより、簡単
な構成で2点止めが可能となるため、母線の支持に必要
な部品数を削減することが出来る。また3本の母線4
を、スイッチギヤ内の上方空間内において、2本は幅方
向の面を上にして前側に、他の1本は厚さ方向の面を上
にして最奥部に配置したため、3本の母線4の幅方向の
面を上にして配置する場合に比べてスイッチギヤの奥行
き寸法を小さく出来るとともに、スイッチギヤの上部か
らの組立て作業あるいは点検作業を容易に実施できると
いう効果がある。また、固定端子22(断路部)に接続
し連通孔33aを通して前面側からボルト39にて締結
する構造としたため、スイッチギヤの前面・上面からの
作業のみで母線室17内の組立て・分解を容易に行うこ
とが出来る。
【0022】以上のように構成することで、母線室17
はスイッチギヤの上部から、また遮断器室18およびケ
−ブル室20はスイッチギヤの前面から点検・保守作業
を行うことが可能となる。このため、スイッチギヤ後部
のスペ−スが不要となるため、スイッチギヤ据付けに必
要なスペ−スを小さくすることが出来る。
【0023】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、いかに示すような効果を奏する。
【0024】三相母線を収納しかつ点検窓を上部に有す
る母線室を開閉可能な隔壁を前部に有する負荷ケーブル
室の上に背面を揃えて配置し、これら両室の境界部に両
室に前面より食込ませるように遮断器室を設け、前記遮
断器室と前記母線室間の遮断器の端子が貫通する連通孔
の母線室側出口に前記三相母線に接続導体で接続される
母線側断路部を設け、また前記遮断器室と前記ケーブル
室間の遮断器の端子が貫通する連通孔のケーブル室側出
口にケーブル側断路部を設け、このケーブル側断路部の
略下方に下方から立ち上げたケ−ブルに接続したケ−ブ
ルヘッドを配置し、このケ−ブルヘッドの頂部に一端を
前記ケーブル側断路部に接離させて主回路の閉路・断路
を行う断路器の可動接触子を回動可能に支持して構成し
たので、スイッチギヤ全体の構成を簡素化してコンパク
トに構成できるとともに、前面・上面保守が可能となり
設置面積の小さなスイッチギヤを得ることが出来る。
【0025】また、三相母線を収納しかつ点検窓を上部
に有する母線室を開閉可能な隔壁を前部に有する負荷ケ
ーブル室の上に背面を揃えて配置し、これら両室の境界
部に両室に前面より食込ませるように遮断器室を設け、
前記遮断器室と前記母線室間の遮断器の端子が貫通する
連通孔の母線室側出口に前記三相母線に接続導体で接続
される母線側断路部を設け、また前記遮断器室と前記ケ
ーブル室間の遮断器の端子が貫通する連通孔のケーブル
室側出口にケーブル側断路部を設け、このケーブル側断
路部の略下方に下方から立ち上げたケ−ブルに接続した
ケ−ブルヘッドを配置し、このケ−ブルヘッドの頂部に
一端を前記ケーブル側断路部に接離させて主回路の閉路
・断路を行う断路器の可動接触子を回動可能に支持し、
下方から立ち上げた前記各ケ−ブルに貫通形のCTを装
着したので、スイッチギヤ全体の構成を簡素化してコン
パクトに構成できるとともに、ケ−ブル室内の主回路構
成が簡素化され保守が容易となり、前面・上面保守が可
能となり設置面積の小さなスイッチギヤを得ることが出
来る。
【0026】ケ−ブルはケ−ブルヘッドの下方から装着
し、かつ前記ケ−ブルを下方からケ−ブルヘッドに向か
って締付ける締結部材にて締結したので、主回路構成が
簡素化されケ−ブル室内での作業が容易となり、スイッ
チギヤ全体の構成を簡素化してコンパクトに構成できる
とともに、前面・上面保守が可能となり設置面積の小さ
なスイッチギヤを得ることが出来る。
【0027】貫通形CTを、2つの半円形状に2分割可
能に構成したので、ケ−ブル室内での作業が容易とな
り、前面・上面保守が可能となり設置面積の小さなスイ
ッチギヤを得ることが出来る。ものである。
【0028】スイッチギヤの幅よりもわずかに短い長さ
を有しスイッチギヤの幅方向に装着した三相母線と、前
記三相母線の各母線を1点で支持する差込支持形碍子
と、前記三相母線の各母線に一端を接続し他端を母線側
断路部に接続する接続母線とを備えたので、スイッチギ
ヤ全体の構成を簡素化してコンパクトに構成できるとと
もに、前面・上面から母線室の保守が可能となり設置面
積の小さなスイッチギヤを得ることが出来る。
【0029】母線側断路部と接続母線との接続部は、遮
断器室と母線室間の連通孔を通して前面側から装着する
締結手段にて締結したので、前面からの保守が可能とな
り設置面積の小さなスイッチギヤを得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すスイッチギヤ
の断面図である。
【図2】 図1のA方向から見た部分後面図である。
【図3】 図2のB方向から見た部分断面平面図であ
る。
【図4】 図2のC方向から見た部分後断面図である。
【図5】 図4のケーブルヘッド及び断路器の詳細を示
す部分断面側面図である。
【図6】 図5のD方向から見た部分平面図である。
【図7】 図4のバリヤの配置を示す部分断面側面図で
ある。
【図8】 図1のE方向から見た部分平面図である。
【図9】 図1のF方向から見た部分後面図である。
【図10】 図1の上方から見た平面図である。
【図11】 図1の碍子の正面図(a)及び側面図
(b)である。
【図12】 従来のスイッチギヤを示す側断面図であ
る。
【符号の説明】 1 箱体、1d 点検窓、4 母線、8 遮断器、8a
端子、14 ケーブル、14a 導体、14b 絶
縁、14c テーパ部、14d 突出部、17 母線
室、18 遮断器室、19 断路器室、20 ケーブル
室、21 制御器具室、22 母線側断路部、23 ケ
−ブル側断路部、24 接続導体、24a 母線側接続
部、24b 固定端子側接続部、25 ケーブルヘッ
ド、25a 絶縁支え、25b 穴、25c 穴、25
d 芯導体、25e 環状絶縁壁、25f 摺動接触
子、25g 切欠き、26 断路器、26a 支持部、
26b 支点、26c 可動接触子、30 点検カバー
(母線側)、31 点検カバー(ケーブル側)、32h
連通孔、33a 連通孔、35 押えリング、36
ボルト、38 CT、38a CT、38b CT、3
9 ボルト、J CT分割点、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 和昭 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G012 DD02 DD03 GG04 5G017 AA21 BB01 BB02 BB12 JJ01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後に並べて配置した三相母線を収納し
    かつ点検窓を上部に有する母線室を開閉可能な隔壁を前
    部に有する負荷ケーブル室の上に背面を揃えて配置し、
    これら両室の境界部に両室に前面より食込ませるように
    遮断器室を設け、前記遮断器室と前記母線室間の連通孔
    の母線室側出口に前記三相母線に接続導体で接続される
    母線側断路部を設け、また前記遮断器室と前記ケーブル
    室間の連通孔のケーブル室側出口にケーブル側断路部を
    設け、このケーブル側断路部の略下方に下方から立ち上
    げたケ−ブルに接続したケ−ブルヘッドを配置し、この
    ケ−ブルヘッドの頂部に一端を前記ケーブル側断路部に
    接離させて主回路の閉路・断路を行う断路器の可動接触
    子を回動可能に支持して構成したことを特徴とするスイ
    ッチギヤ。
  2. 【請求項2】 前後に並べて配置した三相母線を収納し
    かつ点検窓を上部に有する母線室を開閉可能な隔壁を前
    部に有する負荷ケーブル室の上に背面を揃えて配置し、
    これら両室の境界部に両室に前面より食込ませるように
    遮断器室を設け、前記遮断器室と前記母線室間の連通孔
    の母線室側出口に前記三相母線に接続導体で接続される
    母線側断路部を設け、また前記遮断器室と前記ケーブル
    室間の連通孔のケーブル室側出口にケーブル側断路部を
    設け、このケーブル側断路部の略下方に下方から立ち上
    げたケ−ブルに接続したケ−ブルヘッドを配置し、この
    ケ−ブルヘッドの頂部に一端を前記ケーブル側断路部に
    接離させて主回路の閉路・断路を行う断路器の可動接触
    子を回動可能に支持し、下方から立ち上げた前記各ケ−
    ブルに貫通形のCTを装着したことを特徴とするスイッ
    チギヤ。
  3. 【請求項3】 ケ−ブルは、ケ−ブルヘッドの下方から
    装着し、かつ前記ケ−ブルを下方からケ−ブルヘッドに
    向かって締結する締結部材を装着したことを特徴とする
    請求項1記載のスイッチギヤ。
  4. 【請求項4】 貫通形CTは、2つの半円形状に2分割
    可能に構成したことを特徴とする請求項2記載のスイッ
    チギヤ。
  5. 【請求項5】 スイッチギヤの幅よりもわずかに短い長
    さを有しスイッチギヤの幅方向に装着した三相母線と、
    前記三相母線の各母線を1点で支持する差込支持形碍子
    と、前記三相母線の各母線に一端を接続し他端を母線側
    断路部に接続する接続母線とを備えたことを特徴とする
    請求項1記載のスイッチギヤ。
  6. 【請求項6】 母線側断路部と接続母線との接続部は、
    遮断器室と母線室間の連通孔を通して前面側から装着す
    る締結手段にて締結することを特徴とする請求項5記載
    のスイッチギヤ。
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