JP2001037025A - ケ−ブルヘッド及びこのケ−ブルヘッドを組込んだスイッチギヤ - Google Patents

ケ−ブルヘッド及びこのケ−ブルヘッドを組込んだスイッチギヤ

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JP2001037025A
JP2001037025A JP11211989A JP21198999A JP2001037025A JP 2001037025 A JP2001037025 A JP 2001037025A JP 11211989 A JP11211989 A JP 11211989A JP 21198999 A JP21198999 A JP 21198999A JP 2001037025 A JP2001037025 A JP 2001037025A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトなスイッチギヤを実現できるケ−
ブルヘッドを得る。 【解決手段】 絶縁物にて柱状に絶縁体25aを構成
し、この柱状絶縁体25aの下部にケ−ブル端部挿入穴
25bを形成し、ケ−ブル14と接続する第1の接続部
25f(摺動接触子)を一端部に形成してこの穴25b
内に配置し他端部に形成した第2の接続部25jを前記
柱状絶縁体25aの上部に突出して配置した芯導体25
dを設け、前記第2の接続部25jの側部空間絶縁壁2
5eで仕切ったものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遮断器、負荷開
閉器、コンタクタ等の開閉器あるいは断路器を内臓する
電力用スイッチギヤの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のスイッチギヤの構成を
示す側断面図である。図において、1はスイッチギヤの
箱体、2は前面扉、3は後面扉、4は母線、5は母線4
を支持する碍子、6はCT、7は母線4とCT6間を接
続する接続導体、8は接続状態の遮断器で、引出し時に
は左側の点線部分まで移動する。8aは遮断器8の端
子、9は碍子10により支持された固定端子、11はC
T6と固定端子9を接続する接続導体、12は断路器、
13は固定端子9と断路器12を接続する接続導体、1
4は負荷に接続されるケ−ブル、15はケーブル14と
の接続部となるケーブルヘッド、15aはケーブルヘッ
ド15頂部に設けられた半球状の電界緩和金具、16は
断路器12とケ−ブルヘッド15間を接続する接続導体
である。またこのスイッチギヤは、母線4を収納する母
線室17、遮断器8を収納する遮断器室18、断路器1
2を収納する断路器室19、ケ−ブル14を収納するケ
ーブル室、前面扉の後に位置する制御器具室21に区画
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のスイッチギヤは
上記のような構成であるため、ケ−ブルヘッド頂部の電
界緩和金具15aの径が大きいため相間絶縁距離を大き
くとる必要があり、スイッチギヤの幅を大きくする必要
があった。また、断路器が専用の機器として独立してい
るため、断路器の周囲あるいは断路器との接続導体の周
囲に所定の絶縁距離を確保する必要があり、スイッチギ
ヤがの寸法が大きくなるという問題点があった。
【0004】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、コンパクトなスイッチギヤを実
現できるケ−ブルヘッドを得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるケ−ブ
ルヘッドにおいては、柱状の絶縁体と、この絶縁体の一
方に形成したケ−ブル端部挿入穴と、第1の接続部を一
端部に形成してこの穴内に配置し他端部に形成し第2の
接続部を柱状絶縁体の他方に突出して配置した芯導体
と、第2の接続部の側部空間を仕切る絶縁壁を備えたも
のである。
【0006】また、第2の接続部の側部空間を仕切る絶
縁壁を、柱状絶縁体の端部から軸方向に延在する略円筒
状の絶縁壁としたものである。
【0007】さらに、第2の接続部に、断路器の可動接
触子を装着したものである。
【0008】また、この発明に係わるスイッチギヤにお
いては、スイッチギヤの床面から所定の高さに立上げた
ケ−ブルと、絶縁物にて柱状に構成し下方にケ−ブル端
部を挿入する穴とこの穴内に前記ケ−ブル端部と接続す
る第1の接続部を又他端を前記柱状絶縁体の上方に突出
して第2の接続部をそれぞれ形成した芯導体と第2の接
続部の側部空間を仕切る絶縁壁とを有するケ−ブルヘッ
ドと、第2の接続部に設けた回動支点にて回動可能に支
持される可動接触子を有する開閉器とを備えたものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.
【0010】図1は、この発明の実施の形態1であるス
イッチギヤの側断面図を示すもので、1はスイッチギヤ
の箱体、2は前面扉、4は図1に於いて紙面奥行き方向
に延在する母線、5は母線4を支持する碍子であり、支
持部材(図示せず)により支持されている。8は引出形
の遮断器であって図1は接続状態を示している。この遮
断器8は主回路の点検時には左側の点線位置まで引出す
ことも可能である。8aは遮断器8の端子であり、母線
側固定端子22及び断路器側固定端子23と接離可能に
接続している。24は母線4と固定端子22の間を接続
する接続導体、14はケーブル、25はケーブル14と
の接続部であるケーブルヘッドである。26はケーブル
ヘッド25上に回動支点を配置し固定端子23あるいは
接地端子27と接離する断路器である。また、28は断
路器26の操作機構で、前面扉3側からみて箱体の一側
方に配置され、操作リンク機構(図示せず)を介して断
路器と接続されている。このスイッチギヤは、母線4を
収納する母線室17、遮断器を収納する遮断器室18、
ケーブル14を収納するケーブル室、制御器具(図示せ
ず)を収納する制御器具室21と、遮断器室18からの
放熱・放圧を行う放熱ダクト29とに区画されている。
【0011】この形態のスイッチギヤの保守・点検は、
母線室17は上部の点検カバー30を外して箱体1の上
部から行う。また遮断器室18は前面扉3を開き、遮断
器8を点線で示す引出位置に引出して、またはスイッチ
ギヤ外へ取出して行う。また、ケーブル室20は前面扉
3側から点検カバー31を取り外して行う。
【0012】図2は、図1の左方(矢視A)からみた部
分後面図、図3は図2のB方向に見た部分断面平面図、
図4は図2のC方向に見た部分側断面図である。図にお
いて、32は遮断器室18とケーブル室20との間を区
画する下部絶縁隔壁、33は遮断器室18と母線室17
との間を区画する上部絶縁隔壁で、絶縁隔壁32、33
は図2のSで示す箇所で突合わせた状態で設置されてい
る。
【0013】下部絶縁壁32は、遮断器室18とケーブ
ル室間を仕切る隔壁32gと、隔壁32gから遮断器室
18側に向けて3相各相の位置に対応して円筒状に突出
し内部に遮断器室18とケーブル室20間の貫通孔を有
する環状絶縁壁32aと、前記環状絶縁壁32a間ある
いは前記環状絶縁壁32aと対地間に配置される平板状
の絶縁壁32bと、3相各相を囲む形で前記隔壁32g
からケーブル室20側に向けて突出した角筒状絶縁壁を
形成する上部絶縁壁32cと下部絶縁壁32dと各相間
および対地間を仕切る縦絶縁壁32eと、前記角筒状絶
縁壁のほぼ中央を横方向に延在する絶縁支持部、とから
構成されている。上部絶縁隔壁33は、図2に示した当
接部Sを対象線として下部絶縁壁32と対象に形成され
ている。絶縁壁32gから下部絶縁壁32dの先端まで
の長さは、上絶縁壁32cよりも若干短く形成されてお
り、これは断路器26の可動接触子あるいは母線4から
の接続導体24の接続を容易にしている。
【0014】次に、断路器26の構成について説明す
る。図2において、ケ−ブルヘッド25の頂部に取付け
られた導電性の支持部26aは支点26bを備えてお
り、この支点26bは両側から装着された可動接触子2
6cを回動可能に支持している。支点26bは一側にば
ねを備えており可動接触子26cが支持部26aに常に
所定の接触圧力で接触するよう付勢している。26dは
接圧部で、支点26bとほぼ同じ構成をしており(支持
部26aの代わりにスペーサ26eを挟んでいる)、可
動接触子26cの先端近傍に設けられて可動接触子26
cが断路器固定端子23あるいは接地端子27と所定の
接触圧力で接触するよう付勢する。なお、図4では接圧
部26dの表示を省略している。
【0015】次に、断路器26の動作の詳細およびケー
ブルヘッド25の構成を図5、図6にて説明する。23
cは断路器26の固定端子で、下部絶縁隔壁32の絶縁
支持部32f上に各相1個づつ固定されている。この固
定端子23cの上部接触部は、遮断器8の端子8aが接
続され、中央垂直部には断路器26の可動接触子26c
が接続する。つまり、この小さな固定端子23cを介し
て遮断器8と断路器26が接離する。断路器26の可動
接触子26cは、駆動機構(図示せず)により駆動され
て、接続位置G(主回路接続)、断路位置H(主回路開
路)、接地位置I(ケーブル接地)の3位置の間を動作
する。接地位置Iでは、支え1aに支持された接地電極
27と可動接触子26cとが接続することで、ケーブル
14を接地状態にする。この断路器26は、図3に示す
ように3相分が並置される。このように、小片である固
定端子23にて遮断器の端子8aとの接続を行うととも
に、この固定端子23を断路器26の可動接触子26c
と直接接触する固定端子とし、またケーブルヘッド25
の頂部に断路器26の支点26bを配置したため、接続
導体が不要となり、非常に簡単な主回路構成とすること
が出来、図1に示すように全体をコンパクトに構成し、
また主回路を短く出来るため発熱を小さく押さえること
が出来る。また、母線側においても、小片である固定端
子22にて遮断器の端子8aとの接続を行うとともに、
この固定端子22に母線4との接続導体を24接続する
ようにしたため、全体をコンパクトに構成できる。
【0016】ケーブルヘッド25は箱体1に支持された
支え1b上に取付けられており、絶縁物で形成される棒
状の物体で、その外周部に対地沿面絶縁距離を確保する
ための複数のひだを有し、その中心部には下方に開口し
てケーブル14を挿入する穴25bを有する円筒状の絶
縁支え25aと、中心部に前記支持部26aと電気的に
接続し下方は前記穴25bの奥部につながる穴25cを
形成し内部に摺動接触子25fを配置した芯導体25d
と、前記支持部26aの外周を円筒状に覆う環状絶縁壁
25fから形成されている。なお、上記芯導体25dに
形成したケ−ブル導体14aの挿入用穴25c内に配置
した摺動接触子25f及び前記穴25c内面のうちこの
摺動接触子25fの接触部分を第1の接続部と称し、芯
導体25dの他端側すなわち支持部26aとの接合面2
5jを第2の接合部と称する。
【0017】ケーブル14を接続する場合は、ケーブル
ヘッド25の下部からケーブル14の先端部を挿入して
接続するが、ケーブル14は導体14aの周囲を絶縁物
14bで覆っており、その先端部は絶縁物をテーパ状に
形成したテーパ部14cの先端に鉛筆の芯のように導体
が14が突出して形成される。このケーブル14の導体
14aの先端部を芯導体25dの下部に形成された穴2
5b内へ挿入し、穴25c内に装着した摺動接触子25
fと接触させる。ケーブル14をケーブルヘッド25内
に挿入した場合、ケーブル14のテーパ部14cがケー
ブルヘッド25の穴25bのテーパ部と当接し所定の接
続位置に保持されるが、ケーブル14の外周部に突出し
た突出部14dを環状の押えリング35にて押え、ボル
ト36で締付けることで強固に保持される。ケ−ブルヘ
ッド25は、図1に示すようにケ−ブル14を所定高さ
(図1ではK=約80cm以上)とすることで、不必要
な曲げがなくなるため、組立ての作業性がよくまたケ−
ブル14を真っ直ぐに立ち上げた状態のままにできるた
め主回路の全体の長さを短くすることができる。図6
は、図5のD方向から見た部分平面図で、主要な部分の
みを表示している。25gは、断路器26の可動接触子
26gが動作する場合に環状絶縁壁25eと当接する可
能性のある部分を切欠いた切欠きである。このように、
ケーブルヘッド25の頂部の断路器26取付け部の周囲
に環状絶縁壁25eを設けたため、断路器26の支点部
26b部分の突出部を覆うため相間・対地間の絶縁距離
を小さくする事が出来、スイッチギヤの幅・奥行き寸法
を小さくすることが出来る。
【0018】図7は、図4のバリヤの配置を示す部分断
面側面図で、バリヤ34は斜線で示している。このよう
にバリヤ34を配置することで、断路器26の可動接触
子26cが接続・断路・接地の各位置間を移動しても、
側方である相間・対地間の空間絶縁距離を確保すること
が出来るため、スイッチギヤの幅寸法を小さくすること
が出来る。37は母線室17とケーブル室20の間を区
画する接地金属製の隔壁である。なお、バリヤ34配置
の平面図を図3に示す。
【0019】図8は、図1のE方向から見た部分平面図
である。 38はCTであり、2分割形CT38a及び
38bを組み合せて、ケ−ブル14の外周をリング状に
囲うように配置している。また、図1に示すように、ケ
−ブル14の立ち上がり部に配置している。このよう
に、ケ−ブル14を下方から立ち上げる場合、スイッチ
ギヤの床面からK=約80cm以上の立ち上げ高さが必
要であり、図11に示す従来例でもわかるようにこの部
分は有効性の低い空間となる。これに対し、図1で示す
ようにケ−ブル14の立ち上げ部に貫通形のCT38を
配置することでこの空間を有効利用できるとともに、他
の場所にCTの設置空間をとる必要がなくなる。さら
に、図11に示すような接続導体7、11が不要となる
ため、これらの導体の周囲に必要な絶縁空間が不要とな
りスイッチギヤ全体を小さく構成することが出来る。ま
た図11に示すような接続導体7、11が不要になるた
め、主開路の長さを短くでき、発熱ロスを小さくするこ
とができる。なお、39はCTの支えであり、2分割形
のCT38a、38bをこの支え39上に載置してリン
グ状に組立てた後支え39上に固定する。このようにC
T38a、38bを2分割形にすることにより、狭い空
間内で組立てが可能になるとともに、CT38の故障時
には分解作業を容易に実施できるという効果がある。
【0020】図9は、図1のF方向から見た部分後面図
で、母線室17の後方から見た図であり、図において左
方が上方、右方が下方である。図において、1cは箱体
1に支持された支え、5は支え1cに支持された碍子で
ある。箱体1の幅方向に互いに平行して配置される3相
分3本の母線4は、2相分の2本の母線4を幅方向面を
上に向け、残りの1本の母線4は厚み方向の面を上に向
けて配置している。接続導体24は一側をの接続部24
bをを固定端子22に接続し固定される。また各母線4
は1個の碍子5と接続導体24の接続部24aにより支
持される。各母線4の長さはスイッチギヤの幅よりもや
や短くしており、隣接するスイッチギヤの母線4との接
続は各母線間を跨いで配置する接続片(図示せず)にて
行う。この母線4の接続・点検作業は、図1の上方から
みた平面図(図10)に示す点検カバ−30を外してス
イッチギヤの上面から行う。なお点検カバ−30は、通
常ボルト等のファスナ−で固定されている。以上のよう
に、母線4を1個の碍子5と1本の接続導体24で支え
ることにより2点止めが可能となるため、母線の支持に
必要な部品数を削減することが出来る。また3本の母線
4を、スイッチギヤ内の上方空間内において、2本は幅
方向の面を上にして前側に、他の1本は厚さ方向の面を
上にして最奥部に配置したため、3本の母線4の幅方向
の面を上にして配置する場合に比べてスイッチギヤの奥
行き寸法を小さく出来るとともに、スイッチギヤの上部
からの組立て作業あるいは点検作業を容易に実施できる
という効果がある。
【0021】以上のように構成することで、母線室17
はスイッチギヤの上部から、また遮断器室18およびケ
−ブル室20はスイッチギヤの前面から点検・保守作業
を行うことが可能となる。このため、スイッチギヤ後部
のスペ−スが不要となるため、スイッチギヤ据付けに必
要なスペ−スを小さくすることが出来る。
【0022】また、本発明を示す図1と従来のものを示
す図11とを比較してわかるように、従来のものは主回
路が略U字状をしているのに対して本発明のものは略I
字状であり、主回路の長さが半分以下となっている。ま
た主回路を構成する部品も大幅に削減できた。この結
果、発熱の大きな接続部の数を大幅に削減でき、また通
電経路長さも半分程度に短縮化できたため、通電に伴う
抵抗損(発熱)を大幅に削減することが出来た。
【0023】実施の形態2.なお、実施の形態1では、
ケ−ブルヘッドは真直ぐな棒状のものを示したが、例え
ばケ−ブル14の挿入方向と第二の接続部の導出方向が
略90°曲がったL字状のようなものであってもよい。
【0024】実施の形態3.また、実施の形態1では、
断路器26は接地端子27とも接離する3位置開閉器の
例を示したが、接地位置(接地端子27と接続)がなく
「接続」と「断路」のみの2位置断路器であってもよ
い。
【0025】実施の形態4.さらに、実施の形態1で
は、ケ−ブルヘッド25の頂部に絶縁支え部25aと一
体に環状絶縁壁25eを形成したものを示したが、この
環状絶縁壁25eは絶縁支え部25aとは分離可能とし
てケ−ブルヘッド25の頂部外周にはめ込むものであっ
てもよい。また、この環状絶縁壁25eは平面断面が略
円形としたものを示したが、平面断面が四角形等の多角
形のものであってもよい。
【0026】実施の形態5.また、実施の形態1では、
第2の接続部は平面状の接合面25jとした例を示した
が、芯導体25dと支持部26bを一体として例えば支
持部26bの側面を第2の接続部としてもよい。
【0027】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0028】この発明に係わるケ−ブルヘッドにおいて
は、柱状の絶縁体と、この絶縁体の一方に形成したケ−
ブル端部挿入穴と、第1の接続部を一端部に形成してこ
の穴内に配置し他端部に形成し第2の接続部を柱状絶縁
体の他方に突出して配置した芯導体と、第2の接続部の
側部空間を仕切る絶縁壁を備えたので、相間・対地間の
絶縁距離を短縮することができ、装置をコンパクトにす
ることが出来る。
【0029】また、第2の接続部の側部空間を仕切る絶
縁壁を、柱状絶縁体の端部から軸方向に延在する略円筒
状の絶縁壁としたので、相間・対地間の絶縁距離を短縮
することができ、装置をコンパクトにすることが出来
る。
【0030】また、スイッチギヤの床面から所定の高さ
に立上げたケ−ブルと、絶縁物にて柱状に構成し下方に
ケ−ブル端部を挿入する穴とこの穴内に前記ケ−ブル端
部と接続する第1の接続部を又他端を前記柱状絶縁体の
上方に突出して第2の接続部をそれぞれ形成した芯導体
と第2の接続部の側部空間を仕切る絶縁壁とを有するケ
−ブルヘッドと、第2の接続部に設けた回動支点にて回
動可能に支持される可動接触子を有する開閉器とを備え
たので、相間・対地間の絶縁距離を短縮するとともに、
構成部品を削減することができるので、装置をコンパク
トにすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すスイッチギヤ
の断面図である。
【図2】 図1のA方向から見た部分後面図である。
【図3】 図2のB方向から見た部分断面平面図であ
る。
【図4】 図2のC方向から見た部分後断面図である。
【図5】 図4のケーブルヘッド及び断路器の詳細を示
す部分断面側面図である。
【図6】 図5のD方向から見た部分平面図である。
【図7】 図4のバリヤの配置を示す部分断面側面図で
ある。
【図8】 図1のE方向から見た部分平面図である。
【図9】 図1のF方向から見た部分後面図である。
【図10】 図1の上方から見た平面図である。
【図11】 従来のスイッチギヤを示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
8 遮断器、14 ケーブル、14a 導体、14b
絶縁、23 固定端子(断路器側)、25 ケーブルヘ
ッド、25a 絶縁支え、25b 穴、25c 穴、2
5d 芯導体、25e 環状絶縁壁、25f 摺動接触
子、25g 切欠き、26 断路器、26a 支持部、
26b 支点、26c 可動接触子、27 接地端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁物にて柱状に構成した絶縁体と、こ
    の柱状絶縁体の一方に形成したケ−ブル端部挿入穴と、
    前記ケ−ブルと接続する第1の接続部を一端部に形成し
    てこの穴内に配置し他端部に形成した第2の接続部を前
    記柱状絶縁体の他方に突出して配置した芯導体と、前記
    第2の接続部の側部空間を仕切る絶縁壁とを備えたケ−
    ブルヘッド。
  2. 【請求項2】 第2の接続部の側部空間を仕切る絶縁壁
    は、柱状に構成した絶縁体の端部から軸方向に延在する
    略円筒状の絶縁壁であることを特徴とする請求項1記載
    のケ−ブルヘッド。
  3. 【請求項3】 第2の接続部に断路器の可動接触子を装
    着したことを特徴とする請求項1記載のケ−ブルヘッ
    ド。
  4. 【請求項4】 スイッチギヤの床面から所定の高さに立
    上げたケ−ブルと、絶縁物にて柱状に構成し下方に前記
    ケ−ブル端部を挿入する穴とこの穴内に前記ケ−ブル端
    部と接続する第1の接続部を又他端を前記柱状絶縁体の
    上方に突出して第2の接続部をそれぞれ形成した芯導体
    と前記第2の接続部の側部空間を仕切る絶縁壁とを有す
    るケ−ブルヘッドと、前記第2の接続部に設けた回動支
    点にて回動可能に支持される可動接触子を有する開閉器
    とを備えたことを特徴とするスイッチギヤ。
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